JPH06288741A - 糸条パッケージ検査装置 - Google Patents

糸条パッケージ検査装置

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Publication number
JPH06288741A
JPH06288741A JP7562793A JP7562793A JPH06288741A JP H06288741 A JPH06288741 A JP H06288741A JP 7562793 A JP7562793 A JP 7562793A JP 7562793 A JP7562793 A JP 7562793A JP H06288741 A JPH06288741 A JP H06288741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
yarn package
inspection
thread package
distance
Prior art date
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Pending
Application number
JP7562793A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Shinohara
章 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP7562793A priority Critical patent/JPH06288741A/ja
Publication of JPH06288741A publication Critical patent/JPH06288741A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H63/00Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package
    • B65H63/006Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package quality control of the package
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Abstract

(57)【要約】 【目的】 糸条パッケージの巻姿を正確に定量化でき、
織物加工等の後工程の管理因子と巻姿の関連が把握で
き、更には巻姿の検査工程の省力化ができる糸条パッケ
ージ検査装置。 【構成】 糸条パッケージの巻姿を検査する糸条パッケ
ージ検査装置において、糸条パッケージ表面との直線距
離を非接触で検出する距離検出器と、距離検出器を糸条
パッケージから一定距離を隔ててその中心軸と平行及び
/又は直交するように移動させる検出器移動手段とから
なる輪郭検出手段により糸条パッケージの側断面輪郭を
検出するようにしたことを特徴とする糸条パッケージ検
査装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製糸工程において巻取
機で巻取られた糸条パッケージ(以下「パッケージ」と
略記する)の巻姿を自動的に検査することにより製品の
選別検査する糸条パッケージ装置に関するもので、特に
チーズの形状の糸条パッケージに好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ポリエステル繊維等の合成繊維の
製造においては、高速化や多銘柄化が進み、パッケージ
の巻形状は従来の紡糸と延伸の2つの工程で生産される
パーンの形状に対し、これら工程を直結して1つの工程
とした直接延伸工程で生産されるチーズの形状の比率が
急激に増加してきている。チーズの巻姿は、織機などで
織物加工される場合の工程調子(断糸率)に大きな影響
を与える。この巻姿は巻取機で巻取られる際の巻取り張
力に大きく依存しており、これにより調整可能である
が、この巻取り張力は、染色品質などと関連しており、
巻姿は前述の織物工程調子等を含めて総合的に決定しな
ければならない。
【0003】そのため、チーズの解舒評価を行い、解舒
速度に対する工程断糸率からチーズ上面の両端の突起
(耳高という)や側面の膨らみ(バルジという)をある
程度許容し、全体として品質特性に問題のない巻姿を決
め、人の目視により管理しているのが実態であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の人による目視の
管理では、微妙な巻姿管理を行うためには限界があるば
かりか、定量的な評価には時間がかかるため定常的には
行われておらず、織物加工などでの解舒性との関連を追
及するには多くの人手を必要とするため品質管理の上で
選別工程の重要な課題となっていた。
【0005】本発明は、かかる問題を解決するためにな
されたもので、パッケージの巻姿検査を正確に定量化す
ることで、従来困難であった織物加工での解舒断糸等後
工程の管理因子と巻姿の関連性を定量化して品質改善を
可能とし、更には従来人手に頼っていたパッケージの巻
姿の選別検査を省力化できる糸条パッケージ検査装置の
提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的は以下の本発
明により達成される。すなわち、本発明は、パッケージ
の巻姿を検査するパッケージ検査装置において、パッケ
ージ表面との直線距離を非接触で検出する距離検出器
と、距離検出器をパッケージから一定距離を隔ててその
中心軸と平行及び/又は直交するように移動させる検出
器移動手段とからなる輪郭検出手段によりパッケージの
側断面輪郭を検出するようにしたことを特徴とするパッ
ケージ検査装置である。
【0007】以上の本発明では、距離検出器によりパッ
ケージの側断面輪郭を検出するようにしているので、非
常に精度よく輪郭従って巻姿が定量化され、前述の従来
困難であった織物工程等の後工程での管理因子と巻姿と
の関連性が把持でき、全体としての品質改善を達成する
ことができる。
【0008】上述の本発明において、検査位置にあるパ
ッケージをその中心軸回りに所定角度づつ間欠的に回転
させる回転手段を設け、一定角度毎のパッケージの側断
面輪郭を計測し、距離検出器が同一位置のこれら計測値
を結合していくことで、パッケージ全体の巻姿を定量化
でき、搬送途中での当て傷等の偶発的異常の検査も可能
となり、従来の人手による選別工程の省力化が実現され
る。
【0009】以下、本発明の詳細を実施例に基いて説明
する。
【0010】
【実施例】図1は実施例のパッケージ検査装置の全体構
成の説明図、図2は検査対象のチーズの巻姿の説明図、
図3はその演算処理装置のフローチャートである。
【0011】図1において、1はパッケージ9の側面を
検出する側面用距離検出器、2はパッケージ9の端面を
検出する端面用距離検出器で、本例では共に市販の赤外
線レーザを用いた反射型光電距離検出器((株)キーエ
ンスの型式LB―61・60)を用いた。
【0012】側面用距離検出器1は、検査位置に位置決
めされたパッケージ9の中心軸と一定距離隔ててこれと
平行で同一平面上にあるように送り駆動軸が配置された
側面用検出器移動手段3の送り駆動軸に取着され、パッ
ケージ9の中心軸と平行にその側面全幅に亘って一定速
度で移動するようになっている。同様に、端面用距離検
出器2は、検査位置に位置決めされたパッケージ9の一
端から一定距離隔ててその中心軸と前記同一平面上で直
交するように送り駆動軸が配置された端面用検出器移動
手段3の送り駆動軸に取着され、パッケージ9の中心軸
と直交する方向に少なくともそのボビン表面からパッケ
ージ表面までの糸条部端面を一定速度で移動するように
なっている。以上が本実施例の輪郭検出手段の構成であ
る。
【0013】5はパッケージ9をその中心軸回りに回転
可能に支持して搬送する搬送トレイで、図示省略した製
糸工程でパッケージが搭載され、コンベア装置10によ
り検査位置まで搬送されてくる。搬送トレイ5が検査位
置に達すると、後述する演算処理装置8により停止装置
7が作動して点線で示す待機位置から実線の位置決め位
置へ移動して搬送トレイ5を検査位置に正確に位置決め
すると同時に、コンベア装置10が停止するようになっ
ている。
【0014】搬送トレイ5従ってパッケージ9が検査位
置に位置決めされると、一定角度づつバッケージ9を間
欠的に回転させる回転手段6が搬送トレイ5の支持軸に
係合してパッケージ9が駆動可能となり、検査状態とな
るようになっている。
【0015】演算処理装置8はマイクロコンピューター
からなり、上述の動作を制御すると共に両距離検出器
1、2からの検出信号を処理して検査する図3に示すフ
ローの検査処理手段を備えている。以下、その構成を検
査動作と共に説明する。
【0016】パッケージ9が上述の通り搬送トレイ5に
搭載されてコンベア装置10により検査位置に搬送さ
れ、検査状態になると、検査処理手段は回転手段6によ
りパッケージ9を先ず一定角度回転させて検査の初期位
置を正確に設定する。
【0017】設定が終わると、パッケージ9の初期位置
の側断面輪郭を以下のように検出する。すなわち、側面
用検出器移動手段3により側面用距離検出器1をパッケ
ージ9の一端から他端まで一定速度で移動させて初期位
置の側面輪郭を検出すると同時に、端面用検出器移動手
段4により端面用距離検出器2をパッケージ9の糸条部
の内周から外周まで一定速度で移動させて初期位置の端
面輪郭を検出する。
【0018】移動に伴い両距離検出器1、2から時系列
的に出力される検出信号は、パッケージ9の表面で1m
mピッチになるようなサンプリング速度でA/D変換し
て記憶する。初期位置での輪郭測定が完了すると、回転
手段6によりパッケージ9を一定角度回転し、第2の測
定位置にセットし、初期位置と全く同じように輪郭検出
する。
【0019】この回転の間に、初期位置での検出結果は
予め設定した基準値と比較され、許容範囲内であるか否
かを検査され、範囲外の場合は不良品パッケージと判定
し、これで検査を終了し、直ちに不良品ラインへ搬送さ
れる。範囲内の場合は検査を継続する。すなわち、第2
の測定位置の輪郭検出をする。
【0020】ここで、基準値は以下のように設定され
る。図2は検査対象のチーズ形状のパッケージ9の一例
であり、前述した品質要因から決められ適度の耳高部1
1とバジル部12を有する巻姿になっており、この巻姿
は中心軸等の基準位置からの距離として定量化して基準
値として、予め設定する。なお図の13は、当て傷の例
であり、基準値はかかる当て傷の無い基準巻姿に基いて
設定される。
【0021】以上のようにして順次輪郭検出してパッケ
ージ9の一周の測定を完了すると、記憶した全周の輪郭
検出値を結合して当て傷13等を含め巻姿全体について
の総合的な判別を行う。許容範囲内であれば、良品とし
て製品ラインに搬送される。許容範囲外であれば、不良
品として不良品ラインへ搬送される。
【0022】以上、本発明を実施例に基いて説明した
が、本発明はかかる実施例に限定されないことは、その
趣旨から明らかである。
【0023】例えば、パッケージの形状としてチーズを
示したが、パーン形状等の他の形状にも適用できる。こ
の際、距離検出器は1個でもよい。
【0024】また、パッケージを水平方向に支持して検
査するものを示したが、支持の方向は垂直方向でもある
いは適度に傾斜した方向でもよい。
【0025】更に、チーズ形状のパッケージが短時間で
検査できるものとして同時に2個の距離検出器で検査す
るものを示したが、これらを個々に設けたものを搬送ラ
インに沿って配置した構成としてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上、本発明は、従来困難であった織物
工程の工程調子等の後工程の管理因子とパッケージの巻
姿の関係の把握を可能とし、製品品質の向上に資すると
共に、検査工程の省力化に大きな寄与を為すものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のパッケージ検査装置の全体構成の説明
図である。
【図2】検査対象のチーズの巻姿の説明図である。
【図3】演算処理装置のフローチャートである。
【符号の説明】
1 側面用距離検出器 2 端面用距離検出器 3 側面用検出器移動手段 4 端面用検出器移動手段 5 搬送トレイ 6 回転手段 7 停止装置 8 演算処理装置 9 パッケージ 10 コンベア装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸条パッケージの巻姿を検査する糸条パ
    ッケージ検査装置において、糸条パッケージ表面との直
    線距離を非接触で検出する距離検出器と、距離検出器を
    糸条パッケージから一定距離を隔ててその中心軸と平行
    及び/又は直交するように移動させる検出器移動手段と
    からなる輪郭検出手段により糸条パッケージの側断面輪
    郭を検出するようにしたことを特徴とする糸条パッケー
    ジ検査装置。
  2. 【請求項2】 検査位置にある糸条パッケージをその中
    心軸回りに所定角度づつ間欠的に回転させる回転手段を
    設け、糸条パッケージの巻姿を検出するようした請求項
    1記載の糸条パッケージ検査装置。
  3. 【請求項3】 距離検出器が反射式光電検出器である請
    求項1又は請求項2記載の糸条パッケージ検査装置。
JP7562793A 1993-04-01 1993-04-01 糸条パッケージ検査装置 Pending JPH06288741A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7562793A JPH06288741A (ja) 1993-04-01 1993-04-01 糸条パッケージ検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7562793A JPH06288741A (ja) 1993-04-01 1993-04-01 糸条パッケージ検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06288741A true JPH06288741A (ja) 1994-10-18

Family

ID=13581667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7562793A Pending JPH06288741A (ja) 1993-04-01 1993-04-01 糸条パッケージ検査装置

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JP (1) JPH06288741A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015087295A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 株式会社Ihi 形状検査装置及び形状検査方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015087295A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 株式会社Ihi 形状検査装置及び形状検査方法

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