JPH0628862A - 半導体記憶回路装置 - Google Patents

半導体記憶回路装置

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JPH0628862A
JPH0628862A JP4201847A JP20184792A JPH0628862A JP H0628862 A JPH0628862 A JP H0628862A JP 4201847 A JP4201847 A JP 4201847A JP 20184792 A JP20184792 A JP 20184792A JP H0628862 A JPH0628862 A JP H0628862A
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memory cell
bit line
data input
line
circuit
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Koji Arai
浩二 新居
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第2のビット線、もしくは第2のデータ入出
力線1本当たりの負荷容量を小さなものに抑えて、読み
出し時間の短縮化、省電力化、信頼性の向上がはかれる
半導体記憶回路装置を得る。 【構成】 各メモリセル列のメモリセル回路を群分けし
て各メモリセル列毎にその群対応に第2のビット線を用
意し、各群毎にメモリセル回路の一方のアクセスゲート
の接続端子をその第2のビット線で共通に接続し、ま
た、メモリセル列を群分けして第2のデータ入出力線を
メモリセル列の各群対応に用意し、それを第2のビット
線毎に設けられた第2のトランスファゲートを介して対
応する群の第2のビット線と接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、読み出し時間の高速
化を図った、スタティックなランダムアクセスメモリ
(以下RAMという)用の半導体記憶回路装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の半導体記憶回路装置による
メモリセルブロックを示す回路図であり、ここでは4行
4列のメモリセルアレイを構成した場合について示して
いる。図において、1はマトリクス状に配列されたメモ
リセル回路であり、2a〜2dはメモリセル行を指定す
るために各メモリセル行について1本ずつ配線され、各
メモリセル回路1の一対のアクセスゲートの制御入力端
子を共通に接続しているワード線である。3a〜3dは
各メモリセル列について1本ずつ配線され、各メモリセ
ル回路1の一方のアクセスゲートの接続端子を共通に接
続している第1のビット線としての反転ビット線、3e
〜3hは各メモリセル列について1本ずつ配線され、各
メモリセル回路1の他方のアクセスゲートの接続端子を
共通に接続している第2のビット線としてのビット線で
あり、以下これをビット線対と総称することもある。
【0003】4a〜4dは各反転ビット線3a〜3dに
それぞれ接続された、NチャンネルMOSトランジスタ
による第1のトランスファゲートであり、4e〜4hは
各ビット線3e〜3hにそれぞれ接続された、Nチャン
ネルMOSトランジスタによる第2のトランスファゲー
トである。5aはこの第1のトランスファゲート4a〜
4dの接続端子(ドレイン端子)を共通に接続している
第1のデータ入出力線としての反転データ入出力線、5
bは第2のトランスファゲート4e〜4hの接続端子
(ドレイン端子)を共通に接続している第2のデータ入
出力線としてのデータ入出力線であり、以下これをデー
タ入出力線対と総称することもある。6a〜6dはメモ
リセル列を指定するために、同一メモリセル列における
第1のトランスファゲート4a〜4dと第2のトランス
ファゲート4e〜4hの制御入力端子(ゲート端子)に
接続された列選択線であり、7はこれらによって形成さ
れるメモリセルブロックである。
【0004】また、図10は前記メモリセル回路1の回
路構成を示す回路図であり、図において、8a、8bは
互いの入出力端子が接続されてフリップフロップを形成
しているインバータである。9a,9bはインバータ8
a,8bより成る前記フリップフロップ回路の一対の入
出力端子にそのソース端子が接続されて、メモリセル回
路1のアクセスゲートとなる一対のNチャンネルMOS
トランジスタであり、この一対のアクセスゲートの制御
入力端子となるNチャンネルMOSトランジスタ9a,
9bのゲート端子は共通に接続されてメモリセル行を選
択するためのワード線2a〜2dに接続され、また、そ
の接続端子となる各ドレイン端子はNチャンネルMOS
トランジスタ9aのそれが反転ビット線3a〜3dに、
9bのそれがビット線3e〜3hにそれぞれ接続されて
いる。
【0005】次に動作について説明する。このように構
成されたメモリセルブロック7のデータの書き込みは、
データ入出力線対5a,5bに接続された図示しない書
き込みドライバ回路を用いて行う。まず、書き込むデー
タの値に応じてデータ入出力線対5a,5bを「L」レ
ベルまたは「H」レベルにドライブする。この場合、反
転データ入出力線5aとデータ入出力線5bとは互いに
相補な関係となるようにする。即ち、反転データ入出力
線5aを「L」レベルにドライブするときは、データ入
出力線5bを「H」レベルにドライブし、逆に反転デー
タ入出力線5aを「H」にドライブするときは、データ
入出力線5bを「L」にドライブする。
【0006】その後、ワード線2a〜2dのうちの1
本、例えば2aを「H」レベルにしてメモリセル行を選
択することによって、そのメモリセル行の各メモリセル
回路1のアクセスゲートが導通状態となる。そして、列
選択線6a〜6dのうちの1本、例えば6aを「H」レ
ベルにしてメモリセル列を選択することによって、その
メモリセル列のビット線対3a,3eをデータ入出力線
対5a,5bに接続する第1および第2の各トランスフ
ァゲート4a,4bが導通状態となる。従って、所望の
メモリセル回路1とデータ入出力線対5a,5bが電気
的に接続され、メモリセル回路1のデータの値は、メモ
リセル回路1で保持されていたデータの値とは関係な
く、データ入出力線対5a,5bの値に等しくなる。以
上の動作で書き込みが完了する。書き込み完了後、選択
されたワード線2aを「L」レベルにすれば、メモリセ
ル回路1のアクセスゲートが遮断され、書き込んだデー
タの値がメモリセル回路1で保持される。その後、ビッ
ト線対3a,3eの値が変化しても、ビット線対3a,
3eとメモリセル回路1は電気的に非接続状態であるの
で、保持されているデータの値が変わることはない。
【0007】次にデータの読みだしについて説明する。
データの読みだしは、書き込みと同線に、データ入出力
線対5a,5bを用いて行う。ワード線2a〜2dのう
ちの1本を、例えば2aを「H」レベルにしてメモリセ
ル行を選択することによって、そのメモリセル行の各メ
モリセル回路1のアクセスゲートが導通状態となる。そ
の後、列選択線6a〜6dのうちの1本、例えば5aを
「H」レベルにしてメモリセル列を選択すれば、その列
のビット線対3a,3eとデータ入出力線対5a,5b
を接続する各トランスファゲート4a,4eが導通状態
となり、所望のメモリセル回路1がデータ入出力線対5
a,5bに電気的に接続される。これによって、ビット
線対3a,3eの値と、データ入出力線対5a,5bの
値は、選択されたメモリセル回路1で保持されていたデ
ータの値に等しくなる。このデータ入出力線対5a,5
bの値が「H」レベルであるか「L」レベルであるかを
判定することによって、記憶されていたデータの読みだ
しをおこなう。以上の動作で読みだしが完了する。
【0008】図11は、以上説明したメモリセルブロッ
クを用いて構成した従来のスタティックRAMの一例を
示すブロック図である。図において、10aはXアドレ
スをデコードしてメモリセルブロック7のワード線2a
〜2dに供給する選択信号を生成するXデコーダ、10
bは同じYアドレスをデコードして列選択線6a〜6d
に供給する選択信号を生成するYデコーダであり、11
aはXデコーダ10aにXアドレスを入力するアドレス
入力端子、11bはYデコーダ10bにYアドレスを入
力するアドレス入力端子である。12はデータ入出力線
対5a,5bに接続されて、メモリセルブロック7中の
選択されたメモリセル回路1から読み出されたデータを
判定する差動増幅型のセンスアンプであり、13aはそ
のセンスイネーブル信号入力端子、13bは同じくデー
タ出力端子である。また、14a,14bは図示を省略
した書き込みドライバ回路からの書き込みデータをデー
タ入出力線対5a,5bに入力するためのデータ入力端
子である。
【0009】図12は前記Xデコーダ10aおよびYデ
コーダ10bの回路構成を示す回路図である。図におい
て、15A,15Bは入力されたアドレス信号を反転す
る一対のインバータ、15a,15bはインバータ15
A、15Bの出力をさらに反転するインバータであり、
16a〜16dはインバータ15A,15Bと15a,
15bの各出力の論理演算を行うナンドゲート、17a
〜17dは各ナンドゲート16a〜16dの出力を反転
させるインバータである。また、図13は前記センスア
ンプ12の回路構成を示す回路図である。図において、
18a,18bはデータ入出力線対からの信号を受ける
NチャンネルMOSトランジスタであり、19はセンス
イネーブル/ディスエーブル信号が入力されるNチャン
ネルMOSトランジスタである。20a,20bはNチ
ャンネルMOSトランジスタ18a,18bに接続され
て差動増幅型のセンスアンプを形成するPチャンネルM
OSトランジスタであり、このPチャンネルMOSトラ
ンジスタ20bとNチャンネルMOSトランジスタ18
bの接続点より出力信号が取り出される。
【0010】次に、上記スタティックRAMの動作につ
いて簡単に説明する。書き込み動作時は、まず、Xデコ
ーダ10aのアドレス入力端子11aと、Yデコーダ1
0bのアドレス入力端子11bにアドレス信号を与え
て、ワード線、列選択線の各1本を「H」レベルにし、
所望のメモリセル回路とデータ入出力線対を接続する。
その後、書き込むデータの値に応じてデータ入力端子1
4a,14bに「L」レベルまたは「H」レベルの値を
与える。このときデータ入力端子14a,14bは互い
に相補な関係となるようにする。なお、センスアンプ1
2が動作しないようにそのセンスイネーブル信号入力端
子13aにはディスエーブル信号を与えておく。以上の
動作により、書き込み動作を完了する。
【0011】また、読みだし動作時は、書き込み動作時
と同様に、まずXデコーダ10aのアドレス入力端子1
1aと、Yデコーダ10bのアドレス入力端子11bに
アドレス信号を与え、ワード線、列選択線の各1本を
「H」レベルにし、所望のメモリセル回路とデータ入出
力線対を接続する。そして、センスアンプ12のセンス
イネーブル信号入力端子13aには、センスアンプ12
が動作するようにイネーブル信号を与える。その後、デ
ータ入出力線対の電位差を差動型のセンスアンプ12で
検知して、データ出力端子13bの値を読みだした値に
応じて「H」レベルまたは「L」レベルにドライブす
る。以上で読みだし動作を完了する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体記憶回路
装置は以上のように構成されているので、1列当たりの
メモリセル回路1の数が多くなると、反転ビット線3a
〜3dおよびビット線3e〜3hの負荷容量となるアク
セスゲート9a,9bのソース・ドレイン寄生容量が増
大してビット線容量が増大し、それらの時定数が大きく
なって読みだし時間が遅くなり、またビット線容量が大
きくなると反転ビット線3a〜3dおよびビット線3e
〜3hの充放電電流が大きくなり、充放電電流による消
費電力が増大するばかりか、充放電電流が増大すること
から反転ビット線3a〜3d,ビット線3e〜3hのエ
レクトロマイグレーションの危険性が高くなり、信頼性
が低下するなどの問題点があり、さらにデータ入出力線
対5a,5bについても、接続されるメモリセル列数が
多くなると、上記したビット線対における場合と同等の
問題が生じるという課題があった。
【0013】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたものであり、ビット線対、データ入出
力線対の負荷容量の増大を防止して、読みだし時間の高
速化が可能な半導体記憶回路装置を得ることを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る半導体記憶回路装置は、各メモリセル列のメモリセ
ル回路を群分けし、各メモリセル列毎にその群対応に第
2のビット線を用意して、この第2のビット線にて各群
毎にメモリセル回路の一方のアクセスゲートの接続端子
を共通に接続したものである。
【0015】また、請求項2に記載の発明に係る半導体
記憶回路装置は、メモリセルアレイのメモリセル列を群
分けし、第2のデータ入出力線をメモリセル列の各群対
応に用意して、それを第2のビット線毎に設けられた第
2のトランスファゲートを介して、対応する群の第2の
ビット線と接続したものである。
【0016】また、請求項3に記載の発明に係る半導体
記憶回路装置は、各メモリセル列のメモリセル回路を群
分けし、各メモリセル列毎にその群対応に第2のビット
線を用意して、この第2のビット線にて各群毎にメモリ
セル回路の一方のアクセスゲートの接続端子を共通に接
続するとともに、第2のデータ入出力線を前記各群対応
に用意して、それを第2のビット線毎に設けられた第2
のトランスファゲートを介して、対応する群の第2のビ
ット線と接続したものである。
【0017】
【作用】請求項1に記載の発明における半導体記憶回路
装置は、第2のビット線を各メモリセル列毎に複数本設
けることにより、第2のビット線1本当たりの負荷容量
を小さなものに抑え、それによる読み出し時間の遅延、
消費電力の増大、信頼性の低下を防止する。
【0018】また、請求項2に記載の発明における半導
体記憶回路装置は、第2のデータ入出力線を分割するこ
とにより、第2のデータ入出力線1本当たりの負荷容量
を小さなものに抑え、それによる読み出し時間の遅延、
消費電力の増大、信頼性の低下を防止する。
【0019】また、請求項3に記載の発明における半導
体記憶回路装置は、第2のビット線を各メモリセル列毎
に複数本設けるとともに、第2のデータ入出力線も複数
本とすることにより、第2のビット線および第2のデー
タ入出力線の各1本当たりの負荷容量をそれぞれ小さな
ものに抑え、それによる読み出し時間の遅延、消費電力
の増大、信頼性の低下を防止する。
【0020】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。図1は請求項1に記載の発明の一実施例を示す回
路図である。図において、1はメモリセル回路、2a〜
2dはワード線、3a〜3dは第1のビット線としての
反転ビット線、4a〜4dは第1のトランスファゲー
ト、5aは第1のデータ入出力線としての反転データ入
出力線、5bは第2のデータ入出力線としてのデータ入
出力線、7はメモリセルブロックであり、図9に同一符
号を付した従来のそれらと同一、あるいは相当部分であ
るため詳細な説明は省略する。
【0021】また、3j〜3mおよび3n〜3qはメモ
リセルアレイの各メモリセル列のメモリセル回路1をそ
れぞれ2つの群に分け、各メモリセル列毎に群分けされ
たメモリセル回路1の各群対応に1本ずつ用意された第
2のビット線としてのビット線であり、メモリセル回路
1の反転ビット線3a〜3dが接続された側とは逆側の
アクセスゲートの接続端子、即ちNチャンネルMOSト
ランジスタ9bのドレイン端子をそれぞれの群毎に共通
に接続している。なお、以下それらの一方と反転ゲート
線3a〜3dとの対をビット線対と総称することもあ
る。4j〜4mはこの第2のビット線3j〜3mをデー
タ入出力線5bに接続する第2のトランスファゲートで
あり、4n〜4qは第2のビット線3n〜3qをデータ
入出力線5bに接続する第2のトランスファゲートであ
る。6j〜6mは第1のトランスファゲート4a〜4d
と第2のトランスファゲート4j〜4mの制御入力端子
とに接続された列選択線であり、6n〜6qは第1のト
ランスファゲート4a〜4dと第2のトランスファゲー
ト4n〜4qの制御入力端子とに接続された列選択線で
ある。
【0022】次に動作について説明する。このように構
成されたメモリセルブロック7のデータの書き込みは、
従来の場合と同様に、まず、書き込むデータの値に応じ
てデータ入出力線対5a,5bを「L」レベルまたは
「H」レベルにドライブする。その後、ワード線2a〜
2dのうちの1本を「H」レベルにしてメモリセル行を
選択することによって、そのメモリセル行の各メモリセ
ル回路1のアクセスゲートが導通状態となる。そして、
列選択線6j〜6mと6n〜6qのうちの1本を「H」
レベルにしてメモリセル列を選択することによって、そ
のメモリセル列のビット線対とデータ入出力線対を接続
する各トランスゲートが導通状態となる。その際、ワー
ド線2aまたは、2cを選択した場合は、列選択線6j
〜6mのうちの1本を選択し、ワード線2bまたは、2
dを選択した場合は、列選択線6n〜6qのうちの1本
を選択するようにすることによって、所望のメモリセル
回路1とデータ入出力線対5a、5bが電気的に接続さ
れる。メモリセル回路1のデータの値は、メモリセル回
路1で保持されていたデータの値とは関係なくデータ入
出力線対5a、5bの値に等しくなる。以上の動作で書
き込みが完了する。
【0023】この書き込み完了した後、従来の場合と同
様に選択されたワード線2a〜2dを「L」レベルにす
れば、メモリセル回路1のアクセスゲートが遮断され、
書き込んだデータの値がメモリセル回路1で保持され
る。その後、ビット線対の値が変化しても、ビット線対
とメモリセル回路1とは電気的に非接続状態であるの
で、保持されているデータの値が変わることはない。
【0024】次にデータの読みだしについて説明する。
データの読みだしも従来の場合と同様に、ワード線2a
〜2dのうちの1本を「H」レベルにしてメモリセル行
を選択して、その行の各メモリセル回路1のアクセスゲ
ートを導通状態とする。そして、選択されたワード線2
a〜2dに対応して列選択線6j〜6mもしくは6n〜
6qのうちの1本を「H」レベルにしてメモリセル列を
選択することによって、そのメモリセル列のビット線対
とデータ入出力線対を接続するトランスファゲートが導
通状態となり、所望のメモリセル回路1がデータ入出力
線対に電気的に接続される。従って、ビット線対の値と
データ入出力線対の値は、選択されたメモリセル回路1
で保持されていたデータの値に等しくなる。このデータ
入出力線対5a,5bの値が「H」レベルであるか
「L」レベルであるかを判定することによって、記憶さ
れていたデータの読みだしをおこなう。以上の動作で読
みだしが完了する。
【0025】このような構成をとることによって、ビッ
ト線3j〜3mおよび3n〜3qに接続されるメモリセ
ル回路1の個数は、反転ビット線3a〜3dに接続され
るメモリセル回路1の個数の半分となる。従って、ビッ
ト線3j〜3mおよび3n〜3qの負荷容量となるアク
セスゲートのソースドレイン拡散容量は、反転ビット線
3a〜3dの半分となり、ビット線容量を軽減すること
ができる。なお、反転ビット線3a〜3dの負荷容量は
従来の場合と同じである。従って、ビット線3j〜3m
および3n〜3qは、反転ビット線3a〜3dよりも速
く変化する。これは、アクセスタイムの短縮に効果を発
揮する。
【0026】図2は、上記実施例1のメモリセルブロッ
クを用いて構成したスタティックRAMの一例を示した
ブロック図である。図において、10cはアドレス端子
11bからのYアドレスと、アドレス端子11aからの
Xアドレスの最下位ビットとをデコードして、列選択線
6j〜6mおよび6n〜6qへの選択信号を生成するY
でデコーダで、図3に示すように、入力されたアドレス
信号を反転するインバータ15A〜15C、インバータ
15A〜15Cの出力をさらに反転するインバータ15
a〜15c、インバータ15A〜15Cと15a〜15
cの各出力の論理演算を行うナンドゲート16a〜16
h、および各ナンドゲート16a〜16hの出力を反転
させるインバータ17a〜17hにて形成されている。
なお、他は図11に同一符号を付して示した従来のそれ
らの相当部分であるため説明は省略する。
【0027】次に、上記スタティックRAMの動作につ
いて簡単に説明する。書き込み動作時は、まず、Xデコ
ーダ10aのアドレス入力端子11aと、Yデコーダ1
0cのアドレス入力端子11bにアドレス信号を与え
て、ワード線、列選択線を「H」レベルにし、所望のメ
モリセル回路とデータ入出力線対を接続する。その後、
書き込むデータの値に応じてデータ入力端子14a、1
4bに「L」レベルまたは「H」レベルの値を、互いに
相補な関係となるように与える。その時、センスアンプ
12のセンスイネーブル信号入力端子13aにはディス
エーブル信号を与えて、それが動作しないようにする。
また、読みだし動作時は、書き込み動作時と同様に、ま
ず、Xデコーダ10aのアドレス入力端子11aと、Y
デコーダ10bのアドレス入力端子11bにアドレス信
号を与えて、ワード線、列選択線を「H」レベルにし、
所望のメモリセル回路とデータ入出力線対を接続する。
そしてセンスアンプ12のセンスイネーブル信号入力端
子13aにイネーブル信号を与えてそれを動作させ、デ
ータ入出力線対の電位差を検知してデータ出力端子13
bの値を読みだした値に応じて「H」レベルまたは
「L」レベルにドライブする。
【0028】なお、この場合、Xデコーダ10aの下位
アドレスとYデコーダ10cの最下位アドレスを共通に
接続することにより、ワード線2aまたは2cが選択さ
れた場合は、列選択線6j〜6mのいずれかが選択さ
れ、ワード線2bまたは2dが選択された場合は、列選
択線6n〜6qのいずれかが選択されるようにしてい
る。
【0029】実施例2.次に、この発明の実施例2を図
について説明する。図4は請求項2に記載した発明の一
実施例を示す回路図で、図9と同一部分には同一符号を
付してその説明を省略する。図において、5c,5d
は、メモリセルアレイのメモリセル列を第1および第2
の群に群分けし、当該メモリセル列の各群対応に用意さ
れた第2のデータ入出力線としてのデータ入出力線であ
り、データ入出力線5cは第1の群に属する第2のビッ
ト線3eおよび3gに第2のトランスファゲート4eあ
るいは4gを介して、また、第2のデータ入出力線5d
は第2の群に属する第2のビット線3fおよび3hに第
2のトランスファゲート4fあるいは4hを介してそれ
ぞれ接続される。なお、このデータ入出力線5cあるい
は5dと反転データ入出力線5aとの対を、以下データ
入出力線対と総称することもある。
【0030】次に動作について説明する。このように構
成されたメモリセルブロック7のデータの書き込みは、
反転データ入出力線5aおよびデータ入出力線5c,5
dに接続された図示しない書き込みドライバ回路を用い
て行う。まず、書き込むデータの値に応じてデータ入出
力線対5aと5c、または5aと5dを「L」レベルま
たは「H」レベルにドライブする。なお、その場合、デ
ータ入出力線対5aと5c、および5aと5dは、それ
ぞれ互いに相補な関係となるようにする。
【0031】その後、ワード線2a〜2dのうちの1本
を「H」レベルにしてメモリセル行を選択することによ
って、そのメモリセル行の各メモリセル1のアクセスゲ
ートが導通状態となる。そして、列選択線6a〜6dの
うちの1本を「H」レベルにしてメモリセル列を選択す
ることによって、そのメモリセル列のビット線対とデー
タ入出力線対を接続する各トランスファゲートが導通状
態となり、書き込みが行われる。なお、列選択線6aま
たは6cが選択された場合は、データ入出力線5dはビ
ット線3f,3hと非接続状態であるため書き込む値に
ドライブする必要はない。同様に、列選択線6bまたは
6dが選択された場合は、データ入出力線5cを書き込
む値にドライブする必要はない。
【0032】次にデータの読みだしについて説明する。
列選択線6aまたは6cが選択された場合は、データ入
出力線対5aと5cの値が「H」レベルであるか「L」
レベルであるかを判定することによって読みだしをおこ
なう。一方、列選択線6bまたは6dが選択された場合
は、データ入出力線対5aと5dの値が「H」レベルで
あるか「L」レベルであるかを判定することによって読
みだしをおこなう。
【0033】このような構成をとることによって、デー
タ入出力線5cおよび5dに接続されるトランスファゲ
ートの個数は、反転データ入出力線5aに接続されるト
ランスファゲートの個数の半分となる。従って、データ
入出力線5cと5dの負荷容量となるトランスファゲー
トのソースドレイン拡散容量は、反転データ入出力線5
aの半分となり、負荷容量を軽減することができる。な
お、反転データ入出力線5aの負荷容量は従来の場合と
同じである。従って、データ入出力線5cと5dは反転
データ入出力線5aよりも速く変化して、アクセスタイ
ムの短縮に効果を発揮する。
【0034】図5は、上記実施例2のメモリセルブロッ
クを用いて構成したスタティックRAMの一例を示した
ブロック図である。図において、12a,12bは図1
1に符号を付したものと同一に構成されたセンスアンプ
であり、この場合、データ入出力線対5aと5cの電位
差を検知するセンスアンプ12aと、データ入出力線対
5aと5dの電位差を検知するセンスアンプ12bとが
用意されている。また、データ入力端子も反転データ入
出力線5aに接続された14aと、データ入出力線5
c,5dに接続された14c,14dの3つがある。2
1はこれら2つのセンスアンプ12a,12bのいずれ
か一方の出力信号を、アドレス入力端子11bに入力さ
れるYアドレスの最下位ビットに従ってデータ出力端子
13bに切り換えて出力するマルチプレクサであり、図
6に示すように、切り換え信号を反転させる2つのイン
バータ22a,22bと、このインバータ22a,22
bの出力に従って入力の一方を選択する、Nチャンネル
MOSトランジスタおよびPチャンネルMOSトランジ
スタによるトランジスタ対23a,23bによって形成
されている。なお、他は図11に同一符号を付して示し
た従来のそれらの相当部分であるため説明は省略する。
【0035】次に、上記スタティックRAMの動作につ
いて簡単に説明する。書き込み動作時は、まず、Xデコ
ーダ10aのアドレス入力端子11aと、Yデコーダ1
0bのアドレス入力端子11bにアドレス信号を与え
て、ワード線、列選択線を「H」レベルにし、所望のメ
モリセル回路とデータ入出力線対を接続する。その後、
書き込むデータの値に応じてデータ入力端子14aと1
4c、14dに「L」レベルまたは「H」レベルの値を
データ入力端子14aと14cおよび14a,14dは
互いに相補な関係となるように与える。なお、その時、
各センスアンプ12aおよび12bのセンスイネーブル
信号入力端子13aには、ディスエーブル信号を与え
て、それが動作することのないようにする。
【0036】また、読みだし動作時は、書き込み動作時
と同様に、まずXデコーダ10aのアドレス入力端子1
1aと、Yデコーダ10bのアドレス入力端子11bに
アドレス信号を与えて、ワード線、列選択線を「H」レ
ベルにし、所望のメモリセル回路とデータ入力線対を接
続する。また、センスアンプ12a,12bの各センス
イネーブル信号入力端子13aには、センスアンプ12
aおよび12bが動作するようにイネーブル信号を与え
る。ここで、列選択線6aまたは6cが選択された場合
は、データ入出力線対5a,5cに接続されたセンスア
ンプ12aでデータ入出力線対の変化を検知する。一
方、列選択線6bまたは6dが選択された場合は、デー
タ入出力線対5a,5dに接続されたセンスアンプ12
bでデータ入出力線対の変化を検知する。マルチプレク
サ21は、選択された列選択線6a〜6dに対応してど
ちらか一方のセンスアンプ12a,12bの出力とデー
タ出力端子13bを接続し、読みだした値に応じて
「H」レベルまたは「L」レベルにドライブする。
【0037】実施例3.次に、この発明の実施例3を図
について説明する。図7は請求項3に記載した発明の一
実施例を示す回路図であり、各部には図1あるいは図3
おける相当部分と同一符号を付してその説明を省略す
る。なお、この場合には、第2のビット線としてのビッ
ト線3j〜3mは第2のトランスファゲート4j〜4m
を介して第2のデータ入出力線としてのデータ入出力線
5cに、第2のビット線としてのビット線3n〜3qは
第2のトランスファゲート4n〜4qを介して第2のデ
ータ入出力線としてのデータ入出力線5dにそれぞれ接
続される。
【0038】次に動作について説明する。このように構
成されたメモリセルブロック7のデータの書き込みは、
反転データ入出力線5a、およびデータ線5c,5dに
接続された図示しない書き込みドライバ回路を用いて行
う。まず、書き込むデータの値に応じてデータ入出力線
対5aと5c、または5aと5dを「L」レベルまたは
「H」レベルにドライブする。データ入出力線対5aと
5c、および5aと5dは、それぞれ互いに相補な関係
となるようにする。その後、ワード線2a〜2dのうち
の1本を「H」レベルにしてメモリセル行を選択するこ
とによって、そのメモリセル行の各メモリセル1のアク
セスゲートが導通状態となる。そして、列選択線6j〜
6mもしくは6n〜6qのうちの1本を「H」レベルに
してメモリセル列を選択することによって、そのメモリ
セル列のビット線対とデータ入出力線対を接続するトラ
ンスファゲートが導通状態となり、実施例1および2と
同様にして書き込みが行われる。
【0039】次にデータの読みだしについて説明する。
列選択線6j〜6mが選択された場合には、データ入出
力線対5aと5cの値が「H」レベルであるか「L」レ
ベルであるかを判定することによって読みだしをおこな
う。一方、列選択線6n〜6qが選択された場合は、デ
ータ入出力線対5aと5dの値が「H」レベルであるか
「L」レベルであるかを判定することによって読みだし
をおこなう。
【0040】このような構成をとることによって、ビッ
ト線3j〜3mと3n〜3qおよびデータ入出力線5
c,5dの負荷容量を軽減することができ、アクセスタ
イムの短縮に効果を発揮する。
【0041】図8は、上記実施例3のメモリセルブロッ
クを用いて構成したスタティックを用いて構成したスタ
ティックRAMの一例を示したブロック図であり、図5
に示したものとは、Yデコーダ10bをYデコーダ10
cで代替し、その最下位ビットにXアドレスの最下位ビ
ットを入力している点でのみ異なっている。なお、当該
スタティックRAMの動作についても、図5および図2
に示したものと同様であるため、その説明は省略する。
【0042】以上、3つの実施例について詳細に説明し
てきたが、これらはあくまでも1つの例示であって、こ
の発明の精神を逸脱しない範囲において、種々の変更も
しくは改良を行い得ることはいうまでもない。
【0043】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、各メモリセル列のメモリセル回路を群分けし、
第2のビット線を各メモリセル列毎に複数本設けるよう
に構成したので、第2のビット線1本当たりの負荷容量
を小さなものに抑えることができ、読み出し時間の短縮
が可能となり、当該負荷容量の充放電電流が小さくなっ
て省電力化も期待でき、配線部分のエレクトロマイグレ
ーションの危険性も小さくなって信頼性も向上し、さら
に、互いに相補の関係にあるビット線の一方のみを複数
に分割しているため、集積化の際の配線領域の増大は、
その双方を分割した場合に比べて小さく、集積回路の小
形化にも有効である。
【0044】また、請求項2に記載の発明によれば、メ
モリセル列を群分けして第2のデータ入出力線を複数本
設けるように構成したので、第2のデータ入出力線1本
当たりの負荷容量を小さなものに抑えることができ、読
み出し時間の短縮化、省電力化、信頼性の向上がはか
れ、データ入出力線の一方のみの分割であるため、集積
回路の小形化にも有効である。
【0045】また、請求項3に記載の発明によれば、第
2のビット線を各メモリセル列毎に複数本設け、第2の
データ入出力線も複数本設けるように構成したので、読
み出し時間の短縮化、省電力化、信頼性の向上がはか
れ、集積回路の小形化にも有効な半導体記憶回路装置が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す回路図である。
【図2】上記実施例におけるメモリセルブロックで構成
したスタティックRAMの一例を示すブロック図であ
る。
【図3】上記スタティックRAMで用いられるYデコー
ダの回路構成を示す回路図である。
【図4】この発明の実施例2を示す回路図である。
【図5】上記実施例によるメモリセルブロックで構成し
たスタティックRAMの一例を示すブロック図である。
【図6】上記スタティックRAMで用いられるマルチプ
レクサの回路構成を示す回路図である。
【図7】この発明の実施例3を示す回路図である。
【図8】上記実施例によるメモリセルブロックで構成し
たスタティックRAMの一例を示すブロック図である。
【図9】従来の半導体記憶回路装置によるメモリブロッ
クを示す回路図である。
【図10】上記メモリセルブロックで用いられるメモリ
セル回路の回路構成を示す回路図である。
【図11】上記メモリセルブロックで構成したスタティ
ックRAMの一例を示すブロック図である。
【図12】上記スタティックRAMで用いられるXデコ
ーダおよびYデコーダの回路構成を示す回路図である。
【図13】上記スタティックRAMで用いられるセンス
アンプの回路構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 メモリセル回路 2a〜2d ワード線 3a〜3d 反転ビット線(第1のビット線) 3e〜3h ビット線(第2のビット線) 3j〜3m ビット線(第2のビット線) 3n〜3q ビット線(第2のビット線) 4a〜4d 第1のトランスファゲート 4e〜4h 第2のトランスファゲート 4j〜4m 第2のトランスファゲート 4n〜4q 第2のトランスファゲート 5a 反転データ入出力線(第1のデータ入出力線) 5b データ入出力線(第2のデータ入出力線) 5c,5d データ入出力線(第2のデータ入出力線) 6a〜6d 列選択線 6j〜6m 列選択線 6n〜6q 列選択線 9a,9b アクセスゲート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記憶するフリップフロップ、お
    よびこのフリップフロップの入出力端子に接続された一
    対のアクセスゲートより成るメモリセル回路をマトリク
    ス状に配列して形成したメモリセルアレイと、前記メモ
    リセルアレイのメモリセル行毎に、前記メモリセル回路
    のアクセスゲートの制御入力端子を共通に接続したワー
    ド線と、前記メモリセルアレイのメモリセル列毎に、前
    記メモリセル回路の一方のアクセスゲートの接続端子を
    共通に接続する第1のビット線と、前記メモリセル列毎
    に群分けされたメモリセル回路の各群対応に用意され、
    前記各群毎に前記メモリセル回路の他方のアクセスゲー
    トの接続端子を共通に接続する第2のビット線と、前記
    第1のビット線対応の第1のトランスファゲートを介し
    て、前記第1のビット線と接続される第1のデータ入出
    力線と、前記第2のビット線対応の第2のトランスファ
    ゲートを介して、前記第2のビット線と接続される第2
    のデータ入出力線と、前記第1のトランスファゲートの
    制御入力端子と第2のトランスファゲートの制御入力端
    子とに接続された列選択線とを備えた半導体記憶回路装
    置。
  2. 【請求項2】 データを記憶するフリップフロップ、お
    よびこのフリップフロップの入出力端子に接続された一
    対のアクセスゲートから成るメモリセル回路をマトリク
    ス状に配列して形成したメモリセルアレイと、前記メモ
    リセルアレイのメモリセル行毎に、前記メモリセル回路
    のアクセスゲートの制御入力端子を共通に接続するワー
    ド線と、前記メモリセルアレイのメモリセル列毎に、前
    記メモリセル回路の一方のアクセスゲートの接続端子を
    共通に接続する第1のビット線と、前記メモリセル列毎
    に、前記メモリセル回路の他方のアクセスゲートの接続
    端子を共通に接続する第2のビット線と、前記第1のビ
    ット線対応の第1のトランスファゲートを介して、前記
    第1のビット線と接続される第1のデータ入出力線と、
    群分けされた前記メモリセル列の各群対応に用意され、
    前記第2のビット線対応の第2のトランスファゲートを
    介して、対応付けられた各群の第2のビット線と接続さ
    れる第2のデータ入出力線と、前記第1のトランスファ
    ゲートの制御入力端子と第2のトランスファゲートの制
    御入力端子とに接続された列選択線とを備えた半導体記
    憶回路装置。
  3. 【請求項3】 データを記憶するフリップフロップ、お
    よびこのフリップフロップの入出力端子に接続された一
    対のアクセスゲートから成るメモリセル回路をマトリク
    ス状に配列して形成したメモリセルアレイと、前記メモ
    リアレイのメモリセル行毎に、前記メモリセル回路のア
    クセスゲートの制御入力端子を共通に接続するワード線
    と、前記メモリセルアレイのメモリセル列毎に、前記メ
    モリセル回路の一方のアクセスゲートの接続端子を共通
    する第1のビット線と、前記メモリセル列毎に群分けさ
    れたメモリセル回路の各群対応に用意され、前記各群毎
    に前記メモリセル回路の他方のアクセスゲートの接続端
    子を共通に接続する第2のビット線と、前記第1のビッ
    ト線対応の第1のトランスファゲートを介して、前記第
    1のビット線と接続される第1のデータ入出力線と、前
    記各群対応に用意され、前記第2のビット線対応の第2
    のトランスファゲートを介して、対応付けられた各群の
    第2のビット線と接続される第2のデータ入出力線と、
    前記第1のトランスファゲートの制御入力端子と第2の
    トランスファゲートの制御入力端子とに接続された列選
    択線とを備えた半導体記憶回路装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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