JPH06286919A - 張力制御装置 - Google Patents

張力制御装置

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JPH06286919A
JPH06286919A JP5075890A JP7589093A JPH06286919A JP H06286919 A JPH06286919 A JP H06286919A JP 5075890 A JP5075890 A JP 5075890A JP 7589093 A JP7589093 A JP 7589093A JP H06286919 A JPH06286919 A JP H06286919A
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JP
Japan
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tension
sensor
roll
torque
measuring
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Withdrawn
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JP5075890A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Tawara
義則 田原
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Meisan Co Ltd
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Meisan Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】非接触で保守が容易で低廉なトルクセンサを用
い、張力を正確に制御する。 【構成】スリッティングマシン6のアンリール装置7に
は、ロール22の回転軸10に回転計測センサ12とブ
レーキ手段13とトルクセンサ14を取り付ける。シー
トSの従動ローラを計尺センサ23とする。各センサの
測定データからCPU25で張力を演算し、設定基準張
力と一致するようブレーキ手段13を動かす。巻取り装
置8でも同様に、各測定データからCPU25で演算し
た張力が設定基準張力と一致するようモータ34の駆動
力を制御する。トルクセンサ14,36は回転軸の溝加
工部の周囲に非接触の励磁コイルと検出コイルを積層
し、透磁率の変化を電圧で出力して増幅器19で電流変
換して計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール状に巻かれるシ
ートや線等の走行体が、少なくとも引出し側又は巻取り
側において所定の張力に制御されるようにした張力制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製紙用カッターやスリッティング
マシン等においては、アンリールスタンドから巻き出さ
れたシートの張力や、巻取り装置で巻取られるシートの
張力を検出し、シートの張力が所定の大きさに制御され
るようシートの走行を制動するブレーキ手段やモータ駆
動機構等を調整することが行なわれている。このような
張力制御装置による張力検出方法の一例として、ロール
状のシートを支持する回転軸に加わるトルクを検出して
シートの張力を測定する方法が知られている。図8は、
アンリールスタンドにおけるこのようなトルクセンサの
一従来例を示すものである。このトルクセンサでは、ロ
ール状のシートと一体に回転する軸1の外周に歪ゲージ
2A,2Bを貼付し、これらの歪ゲージ2A,2Bを軸
1の歪みと共に変形させ、この変形によって歪ゲージ2
A,2Bの電気抵抗を変化させて、軸1に加わるトルク
を電気信号として検出するようにしたものである。
【0003】そして、歪ゲージ2A,2Bの電気抵抗の
変化は、軸1と一体に回転するスリップリング3,3…
と、これらのスリップリング3,3…にそれぞれ摺動接
触するブラシ4,4…とを介して図示しない抵抗測定回
路で検出されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、歪ゲー
ジ2A,2Bからの信号をスリップリング3とブラシ4
とを介して取り出すと、スリップリング3及びブラシ4
の摺動接触部分の摩耗、酸化(腐食)などの原因によっ
て検出信号にノイズが混入し、測定誤差の原因になると
いう問題があり、更にスリップリング3及びブラシ4の
摺動接触状態を正常な状態に維持しておくためのメンテ
ナンスに手間がかかるという問題もある。そこで、スリ
ップリング3及びブラシ4に代えて回転トランスを採用
して、歪ゲージ2A,2Bと抵抗測定回路とを接続する
ことが考えられるが、この方法には、回転トランスが高
価であるという問題がある。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みて、回転
軸に、非接触で正確且つ低廉なトルクセンサを備えて、
正確に張力を制御できるようにした張力制御装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による張力制御装
置は、ロール状に巻取った状態から引き出されて走行す
る走行体の張力を制御する張力制御装置において、ロー
ル状走行体と一体に回転する回転軸の回転トルクを制御
するブレーキ手段と、この回転軸の制動トルクを測定す
るトルクセンサと、ロール状走行体の回転量を測定する
回転計測センサと、走行体の走行長を測定する計尺セン
サと、回転計測センサと計尺センサとトルクセンサの各
測定データに基づいて引き出される走行体の張力を演算
すると共にこの演算張力が予め設定された基準張力に一
致するようにブレーキ手段の制動力を制御する演算制御
手段とが備えられたことを特徴とするものである。
【0007】又、本発明による張力制御装置は、巻取り
手段によって走行体をロール状に巻取る際の、走行体の
張力を制御する張力制御装置において、巻取られたロー
ル状走行体と一体に回転するロール状走行体の回転軸を
駆動させる駆動手段と、この回転軸の駆動トルクを測定
するトルクセンサと、ロール状走行体の回転量を測定す
る回転計測センサと、走行体の走行長を測定する計尺セ
ンサと、回転計測センサと計尺センサとトルクセンサの
各測定データに基づいて巻取られる走行体の張力を演算
すると共にこの演算張力が予め設定された基準張力に一
致するように駆動手段の駆動力を制御する演算制御手段
とが備えられたことを特徴とする。
【0008】本発明による張力制御装置は、ロール状に
巻取った状態から引き出されて走行する走行体の張力
と、該走行体をロール状に巻取る際の走行体の張力とを
制御する張力制御装置において、ロール状走行体の引出
し領域と、引き出された走行体の巻取り領域にそれぞれ
上述の張力制御装置が備えられたことを特徴とする。
【0009】
【作用】ロール状走行体は回転軸と一体に回転して引き
出され、回転計測センサで回転量が測定され、計尺セン
サで走行体の走行長が測定されると共に、トルクセンサ
で回転軸のトルクが計測され、これら測定データから演
算制御手段で走行体の張力が演算されて、その演算張力
が設定された基準張力と一致するようブレーキ手段が作
動されて制動される。
【0010】走行体は駆動手段によって回転軸と一体に
回転して巻取られ、その際に回転計測センサで回転量が
測定され、計尺センサで走行体の走行長が測定されると
共に、トルクセンサで回転軸のトルクが計測され、これ
ら測定データから演算制御手段で走行体の張力が演算さ
れて、その演算張力が設定された基準張力と一致するよ
う駆動手段の駆動力が制御される。
【0011】引出し側のロール状走行体は、巻取り側の
駆動手段によって引き出され、張力制御手段によってブ
レーキ手段を作動して、ロール状走行体の回転軸の回転
力が制御されてその張力が調整されることになり、又、
走行体は巻取られる際に、その張力が調整されるよう駆
動手段の駆動力が調整される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図7によ
り説明する。図1はスリッティングマシンの概略構成
図、図2はアンリール装置の要部構成図、図3は図2の
装置に用いられるトルクセンサの要部構成図、図4は図
2の装置の制御系の要部ブロック図、図5は巻取り装置
の要部構成図、図6は図5の装置の制御系を示す要部ブ
ロック図、図7はアンリール装置及び巻取り装置の張力
制御装置のフローチャートである。図1に示すスリッテ
ィングマシン6において、ロール状に巻かれたシートS
が引き出されるアンリール装置7と、引き出されたシー
トSがモータによって巻取られる巻取り装置8とが備え
られており、両装置間を走行するシート6はその間に介
在するローラ群によって張力を保持した状態でガイドさ
れる。
【0013】図2に示すアンリール装置7において、ロ
ール状のシートS(以下、これをロールという)と一体
に回転する回転軸10は、ロール22の両側で軸受11
に支持されている。一方の軸受11を貫通する回転軸1
0の延長上には、その端部側から、回転軸10の回転速
度を計測する回転計測センサ12と、ブレーキ手段13
と、トルクセンサ14と、が順次装着されている。回転
軸10の回転速度を計測する回転速度センサ12は、例
えば軸と一体回転するロータリーパルスジェネレータ
ー、或いは光学センサ、近接スイッチ等によって構成さ
れる。又、ブレーキ手段13は、例えばブレーキパッド
等によって回転軸10を直接制動するようにしてもよい
し、或いは回転軸10にこれと一体回転するブレーキデ
ィスクを装着すると共に、このブレーキディスクにブレ
ーキパッドを圧接作動させることで制動するようにして
もよい。この場合、ブレーキパッド等の操作は後述する
ブレーキ駆動装置によって行なわれる。
【0014】又、非接触型トルクセンサ14は、例えば
図3に示すような要部断面構造を有している。即ち、回
転軸10の周面に、互いに反対側に傾斜する溝がそれぞ
れ略等間隔に形成された第一溝加工部10aと第二溝加
工部10bが、離間して設けられている。第一及び第二
溝加工部10a,10bの各外周面には、若干の隙間を
開けて円筒形状の励磁コイル17,17が配置され、更
にその外周には円筒形状の検出コイル18,18が配置
されている。そして、各検出コイル18,18は増幅器
19に接続され、増幅器19から電流計等の指示計20
に接続されているこのトルクセンサ14は、図示しない
軸受けを介して回転軸10に嵌合されることで、各励磁
コイル17,17は回転軸10に非接触に保持される。
そして、回転軸10にトルクが負荷されると、第一及び
第二溝加工部10a,10bにそれぞれ引っ張り応力と
圧縮応力が働き、これによって励磁コイル17,17へ
の通電時に第一及び第二溝加工部10a,10bの透磁
率がそれぞれ増加、減少し、各検出コイル18,18の
出力電圧が増加、減少する。これを増幅器19で演算
し、電流に変換して指示計20に表示されることにな
る。
【0015】又、図1に示すアンリール装置7におい
て、ロール22から引き出されるシートSは、シートS
に接触して従動回転するロール状の計尺センサ23によ
って、その走行量を計測されるようになっている。この
計尺センサ23は、例えばシートSの走行量1mmに対
して1パルスを出力する回転トランスジューサーであ
る。
【0016】そして、図4の制御系に示すように、回転
計測センサ12及び計尺センサ23の測定データは、ト
ルクセンサ14のトルク検出データと共に、入力インタ
ーフェース24を介してCPU25に入力されており、
このCPU25で各測定データから時々刻々変化するロ
ール径及び加減速に対応したシートSの張力Tが演算さ
れる。更に、このCPU25は、出力インターフェース
26を介して駆動回路27に接続され、この駆動回路2
7の出力は例えば電空変換器28を介して空気信号に変
換されて、ブレーキ手段13を作動するブレーキ駆動装
置(例えばエアシリンダ)29に供給されている。
【0017】又、図5に示す巻取り装置8は、巻取られ
たロール31と一体回転する回転軸32が、ロール31
の両側で軸受け33に支持されており、回転軸32の一
方の延長上にはシートSを巻取るための回転軸駆動用の
モータ34が装着されている。モータ34の出力軸34
aは、ギヤ列等の減速機構35を介して回転軸32に連
結されている。又、減速機構35とロール31の間の回
転軸32には、上述のトルクセンサ14と同一構造のト
ルクセンサ36と、上述の回転計測センサ12と同様な
回転計測センサ37が連結されている。又、図1の巻取
りロール31へシートSをガイドする従動ロール39
は、上述のシート計尺センサ23と同様のシート計尺セ
ンサを構成する。
【0018】そして、図6に示す制御系において、図4
の制御系と同様に、トルクセンサ36,回転計測センサ
37及びシート計尺センサ39での各測定データは入力
インターフェース40を介してCPU25に入力されて
おり、このCPU25で各測定データから時々刻々変化
するロール径及び加減速に対応したシートSの張力Tが
演算される。更に、このCPU25は、出力インターフ
ェース41を介して駆動回路42に接続され、モータ3
4の駆動力を制御することで、制動するようになってい
る。
【0019】本実施例は上述のように構成されており、
図7に示すフローチャートに従って、その張力制御動作
を説明する。先ず巻取り装置8のモータ34を駆動する
ことでアンリール装置7のロール22からシートSが引
き出される(ステップ101)。これにより、回転する
ロール22及び回転軸10のトルクQをトルクセンサ1
4で測定する(ステップ102)。ロール22の回転数
1及びシートSの繰り出し量L1を、回転計測センサ1
2及びシート計尺センサ23で測定する(ステップ10
3)。測定データN1及びL1から、CPU25でロール
22の半径rを算出する(ステップ104)。前回の測
定時の回転数N0と現在の回転数N1より、慣性モーメン
トにより生じる張力を算出する(ステップ105)。次
に、上述の各測定データより総合張力T1を算出する
(ステップ106)。
【0020】そして、張力T1が予め設定した張力値T0
に一致するか否かの判断を行い、一致していない場合に
はステップ108へ進み、一致している場合にはステッ
プ109に進む(ステップ107)。ステップ108で
は、図4の駆動回路27を操作して、張力T1を設定張
力値T0に一致させるべくブレーキ手段13の制動力を
調節する。そして、次のステップ109では、所定時間
taを経過したか否かを判断して、時間taを経過した
ことを条件としてステップ102に戻り、ステップ10
2〜109を繰り返して、連続的に張力制御を行なう。
【0021】尚、上述の制御における張力Tの算出は、
下記の式により行なわれる。即ち、回転軸10に生じる
トルクQは、 Q=T・r±GD2(N1−N2)/375ta (1) 但し、Q:軸に加わるトルク(kgm) r:ロール22の半径(m) T:シートの張力(kg) ta:加速又は減速の時間(sec) (N1−N2):回転数の変化(RPM) GD2:ロール22の慣性モーメント(kg・m) で与えられるから、式(1)より、次式(2)が得られ
る。 T=Q/r−(±GD2(N1−N2))/375ta (2)
【0022】そして、ロール22を円筒とすると、 GD2=2πr3Wρ (3) 但し、W:ロール22の幅(m) ρ:ロール22の比重 であるから、(2)式に(3)式を代入すると、 T=Q/r−(±2πr3Wρ(N1−N2))/375ta (4) が得られる。尚、上式における(+)の符号は加速時に
適用され、(−)の符号は減速時に適用される。
【0023】又、(4)式におけるロールの半径r及び
回転数の変化(N1−N2)は次のようにして求められ
る。即ち、シート計尺センサ23の測定値L(一定時間
内のシート走行量)と回転計測センサ37の測定値Nと
の間には、L=2πrNの関係が成立しているから、両
センサ23,37の測定値L及びNを演算することによ
りロールの半径rが求められる。一方、回転数の変化
は、単位時間、例えば1秒毎の回転計測センサ37のパ
ルス数を計測すれば、(N1−N2)は容易に計算可能で
ある。但し、ロールの回転数が低速の場合、或いはロー
ル径が小さく加減速トルクの影響を無視し得る場合は、
勿論この加減速トルクの補正は不要である。従って、Q
=T・rのみの制御となる。
【0024】上述の張力制御動作はアンリール装置7の
ものであるが、巻取り装置8においても同様の手順を用
いて、ロール31へ巻取る際のシートSの張力を演算す
ることができ、この値が予め設定された基準張力と一致
するように図6に示す駆動回路42を制御し、モータ3
4の駆動力を調整することになる。
【0025】以上のように、本実施例ではアンリール装
置7においても、巻取り装置8においても、正確に回転
軸のトルクを測定してシートSの張力を精密に制御する
ことができる。よって、スリッティングマシン6として
シートSを分割して各ロール31に精密に巻取ることが
でき、しかも、各装置7,8に用いられたトルクセンサ
14,36は回転軸10,32に対して非接触であるか
ら摩耗や酸化が生じにくく、メンテナンスも容易であ
る。しかも小型、軽量で、低廉であり、装置全体を比較
的低廉にすることができる。又、本発明による張力制御
装置は、アンリール装置7又は巻取り装置8単独に用い
てもよく、その場合にも同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0026】尚、この張力制御装置に採用できる走行体
は、紙等のシートSに限定されることなく、線状のもの
でもよい。
【0027】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る張力制御装
置は、走行体の引出し領域、巻取り領域、又はその両方
に張力制御装置が備えられているから、正確に回転軸の
トルクを測定して走行体の張力を精密に制御することが
できる。走行体の引出しが精密にでき、しかも、トルク
センサは回転軸に対して非接触であるから摩耗や酸化が
生じにくく、メンテナンスも容易である。しかも小型、
軽量で、低廉であり、装置全体を比較的低廉にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スリッティングマシンの概略構成図である。
【図2】アンリール装置の要部構成図である。
【図3】図2の装置に用いられるトルクセンサの要部構
成図である。
【図4】図2の装置の制御系の要部ブロック図である。
【図5】巻取り装置の要部構成図である。
【図6】図5の装置の制御系を示す要部ブロック図であ
る。
【図7】アンリール装置の張力制御装置のフローチャー
トである。
【図8】従来のトルクセンサの斜視図である。
【符号の説明】
6 スリッティングマシン 7 アンリール装置 8 巻取り装置 10,32 回転軸 12,36 回転計測センサ 13 ブレーキ手段 14,36 トルクセンサ 23,39 シート計尺センサ 25 CPU 34 モータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール状に巻取った状態から引き出されて
    走行する走行体の張力を制御する張力制御装置におい
    て、 前記ロール状走行体と一体に回転するロール状走行体の
    回転軸の回転トルクを制御するブレーキ手段と、該回転
    軸の回転トルクを測定するトルクセンサと、前記ロール
    状走行体の回転量を測定する回転計測センサと、前記走
    行体の走行長を測定する計尺センサと、前記回転計測セ
    ンサと計尺センサとトルクセンサの各測定データに基づ
    いて引き出される走行体の張力を演算すると共に該演算
    張力が予め設定された基準張力に一致するように前記ブ
    レーキ手段の制動力を制御する演算制御手段とが備えら
    れたことを特徴とする張力制御装置。
  2. 【請求項2】巻取り手段によって走行体をロール状に巻
    取る際の、走行体の張力を制御する張力制御装置におい
    て、 巻取られた前記ロール状走行体と一体に回転するロール
    状走行体の回転軸を回転駆動させる駆動手段と、該回転
    軸の駆動トルクを測定するトルクセンサと、前記ロール
    状走行体の回転量を測定する回転計測センサと、前記走
    行体の走行長を測定する計尺センサと、前記回転計測セ
    ンサと計尺センサとトルクセンサの各測定データに基づ
    いて巻取られる走行体の張力を演算すると共に該演算張
    力が予め設定された基準張力に一致するように前記駆動
    手段の駆動力を制御する演算制御手段とが備えられたこ
    とを特徴とする張力制御装置。
  3. 【請求項3】ロール状に巻取った状態から引き出されて
    走行する走行体の張力と、該引き出された走行体をロー
    ル状に巻取る際の走行体の張力とを制御する張力制御装
    置において、 前記走行体の引出し領域に請求項1に記載の張力制御装
    置が備えられると共に、前記走行体の巻取り領域に請求
    項2に記載の張力制御装置が備えられたことを特徴とす
    る請求項1及び2に記載の張力制御装置。
JP5075890A 1993-04-01 1993-04-01 張力制御装置 Withdrawn JPH06286919A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103274258A (zh) * 2013-05-31 2013-09-04 江苏国能电力设备有限公司 一种收线架
JP2016008142A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 キヤノン株式会社 搬送装置、記録装置、制御方法及びシート送り出し方法
KR102120656B1 (ko) * 2020-03-10 2020-06-09 장휴정 캐스팅 테이프 포장 장치

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