JPH06286677A - 歩行機 - Google Patents

歩行機

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Publication number
JPH06286677A
JPH06286677A JP4297068A JP29706892A JPH06286677A JP H06286677 A JPH06286677 A JP H06286677A JP 4297068 A JP4297068 A JP 4297068A JP 29706892 A JP29706892 A JP 29706892A JP H06286677 A JPH06286677 A JP H06286677A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
seat
steering wheel
accelerator
machine body
Prior art date
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Pending
Application number
JP4297068A
Other languages
English (en)
Inventor
Gosaku Inomata
吾作 猪又
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JONAN KAIHATSU KK
Original Assignee
JONAN KAIHATSU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by JONAN KAIHATSU KK filed Critical JONAN KAIHATSU KK
Priority to JP4297068A priority Critical patent/JPH06286677A/ja
Publication of JPH06286677A publication Critical patent/JPH06286677A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rehabilitation Tools (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行する場所や道を選ばずに走行でき、安全
にして実用性に秀れ、真に人間の足代わりとして働き、
高齢者でも身障者でも一般の人でも簡単に扱うことがで
き、行きたいところにどこへでも自由に行くことのでき
る全く新しい乗り物となる歩行機を提供すること。 【構成】 機体1の底部に左右一対の脚体2を前後方向
に配して少なくとも四体以上の脚体2を垂設し、この各
脚体2に折曲し得る関節部3を設け、この脚体2を前後
方向に可動自在に設けると共に接地面に対して踏み上げ
可動自在に設け、各脚部2の可動を制御して機体1を前
進せしめる歩行制御部を設け、この機体1に各脚部2を
可動する動力部4を設け、この機体1に操縦者5が着座
する座席部6を設け、この座席部6に着座した操縦者5
が握持し得る位置に操舵用ハンドル7を設け、この操舵
用ハンドル7の回動により前記前側の脚部2の前方への
可動方向が回動側へ向くように構成し、この座席部6に
着座席部した操縦者5の届く位置にアクセル部8並びに
ブレーキ部9を設けた歩行機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、従来にない新しい乗り
物として普及し得る汎用型歩行機に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】現在、
人間の足代わりとなっている乗り物は自動車,バイク,
電車などがあり、非動力型では、自転車,車椅子などが
ある。
【0003】しかし、いずれの乗り物も、地面や路面に
タイヤや鉄車などの回転体を接地し、この回転体を回転
させて走行するものであるため、多くの人を乗せるよう
に大型に設計できても(例えば大型バスや電車などは)
非常に速く走行できるという利点を有するが、平滑な路
面やレールなどの走行用路面が必要であり、山道や細い
道或いはデコボコな砂利満ちでも自由に道を選ばずに走
行することはできない。
【0004】また現代の高齢者社会において、高齢者で
も足の不自由な身障者でも、簡単に取り扱え、誰でも乗
れる手軽な乗り物はない。
【0005】本発明は、このような現状に鑑み、走行す
る場所や道を選ばずに走行でき、安全にして実用性に秀
れ、真に人間の足代わりとして働き、高齢者でも身障者
でも又は一般の人でも簡単に扱うことができ、行きたい
ところにどこへでも自由に行くことのできる全く新しい
乗り物となる歩行機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0007】機体1の底部に左右一対の脚体2を前後方
向に配して少なくとも四体以上の脚体2を垂設し、この
各脚体2に折曲し得る関節部3を設け、この脚体2を前
後方向に可動自在に設けると共に接地面に対して踏み上
げ可動自在に設け、各脚部2の可動を制御して機体1を
前進せしめる歩行制御部を設け、この機体1に各脚部2
を可動する動力部4を設け、この機体1に操縦者5が着
座する座席部6を設け、この座席部6に着座した操縦者
5が握持し得る位置に操舵用ハンドル7を設け、この操
舵用ハンドル7の回動により前記前側の脚部2の前方へ
の可動方向が回動側へ向くように構成し、この座席部6
に着座席部した操縦者5の届く位置にアクセル部8並び
にブレーキ部9を設けたことを特徴とする歩行機に係る
ものである。
【0008】
【作用】機体1の座席部6に操舵用ハンドル7を握持し
て着座し、動力部4を稼動させて、アクセル部8を作動
させると、歩行制御部に制御されて各脚体2が前後方向
に可動すると共に接地面に対して踏み上げ可動し、適宜
関節部3が折曲し、例えば馬やらくだなどの四足動物に
乗っているかのように各脚体2が歩行可動し、機体1は
前進走行する。
【0009】前進方向を左右に変えたい場合は、その方
向に操舵用ハンドル7を回動すると、これに応じて歩行
制御部を介するなどして前側の脚体2の踏み出し方向が
規制され、右向き若しくは左向き方向に前進できる。
【0010】また、ブレーキ部9を作動させれば、制動
されて停止する。
【0011】
【実施例】本実施例は、四つ脚タイプであって、できる
だけ小型に設計した一人乗り用の歩行機に構成してい
る。(勿論、二人乗り用,四人乗り用にも設計でき
る。)先ず、本実施例の機体1について説明する。
【0012】機体1前側を凹設し、この凹設部に座席シ
ート材10を付設し、この凹設部下方に足乗せ板11を前方
へ突設して座席部6を形成している。この座席部6の左
右には一対に操舵用ハンドル7が突設されており、この
操舵用ハンドル7の握持部にはアクセル部8としてノン
クラッチ方式のアクセルスロット12が設けられ、またブ
レーキ部9として握持式のブレーキ杆13が設けられてい
る。
【0013】従って、アクセルスロット12を回せば歩行
走行し、元に戻せば停止し、急停止したいときはブレー
キ杆13を握れば急停止する。
【0014】また、この座席部6の後部には動力部4と
してエンジン部が設けられ(電動モータ部を設けても良
い。)、また供給タンクが配されている。また、この後
部上面には荷台部14が設けられている。尚、図中符号15
は操舵用ハンドル7に設けたスタータスイッチで、この
スタータスイッチ15を押して動力部4を作動させる。ま
た16は座席部6左右に設けたクッション入りひじ掛け、
17は機体1の左右側部に設けたヘッドライト、18は機体
1側部に設けた収納ボックス、23はマフラーである。
【0015】また、この座席部6上に伸縮収納若しくは
折り畳み収納自在又は着脱自在に雨よけフードや風よけ
などを付設しても良い。本実施例では、座席部6後部に
設けた差し込み孔21に伸縮パイプを差し込み、この伸縮
パイプに耐水性の折り畳み自在シートを張設し、雨よけ
兼日よけフード22を設けている。また、座席部6には、
スピードメータや燃料計など自動車と同様な他種のアク
セサリーを設けても良い。
【0016】次に、脚体2について説明する。
【0017】本実施例では、機体1の底部の前後左右に
計四体の脚体2を垂設し、四つ脚タイプの歩行機に構成
している。
【0018】この脚体2は、前後に可動自在にして接地
面に対して踏み上げ可動自在に構成している。
【0019】また、脚体2の途中に折曲し得る関節部3
を設け、この関節部3並びに脚体2の基端連結部分にゴ
ムカバー19を被嵌している。
【0020】また、脚体2の下端には接地用の足爪部20
を設け、この足爪部20を通常用と雪路に強く滑りにくい
冬期用とを用意し、取り替え自在に構成している。
【0021】本実施例は、このように人間や歩行動物の
足の構造に近い構造とし、これを歩行制御部により制御
している。
【0022】この歩行制御部は、操舵用ハンドル7,ア
クセル部8の作動,ブレーキ部9の作動並びに脚体2や
機体1前部などに設ける障害物センサなどによる情報に
基づき、予め設定したプログラムにより四つ脚の馬やら
くだが歩行走行すると全く同じように各脚体2の前後可
動及び踏み上げ可動並びに各関節部3の折曲度を制御可
動するように設計し、前進・後退・左右動・Uターン、
或いは坂道でも、安定に機体1を水平保持して走行する
ように設計している。
【0023】また、安全性を考慮し、最高走行(歩行)
速度を人間の小走り程度の時速10km程度に制限しても
良い。
【0024】本実施例は、このように小型に設計したた
め、車椅子や小型自転車に乗る感覚で使用でき、単に座
席部6に着席し、スタータスイッチ15を押し、操舵用ハ
ンドル7を握持して、アクセル部8(アクセルスロット
12)を回すだけで良いため、非常に操作が簡単で、高齢
者,身障者,子供などの真の足代わりとして普及し得
え、また一般レジャー用や通勤用としても普及し得もの
である。
【0025】また、舗装道路に限らず路面を選ぶことな
く、車道に限らずデコボコした砂利道や坂道でも歩行走
行でき、また何ら疲れることなく、自由に行きたいとこ
ろに行くことができる秀れた歩行機となる。
【0026】また、前述のような最高速度を制御すれば
歩道や屋内でも安全に使用でき、何の免許もなくても、
車や自転車には乗れない人でも乗ることができ、また、
登山用乗り物としても活用でき、体が弱いため山登りが
できなっかった人でも登頂することも可能となる。
【0027】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、走
行する場所や道を選ばずに走行でき、安全にして実用性
に秀れ、真に人間の足代わりとして働き、高齢者でも身
障者でもまた一般の人でも簡単に扱うことができ、行き
たいところにどこへでも自由に行くことのできる全く新
しい乗り物となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の使用状態の側面図である。
【図2】本実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 機体 2 脚体 3 関節部 4 動力部 5 操縦者 6 座席部 7 操舵用ハンドル 8 アクセル部 9 ブレーキ部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】しかし、いずれの乗り物も、地面や路面に
タイヤや鉄車などの回転体を接地し、この回転体を回転
させて走行するものであるため、多くの人を乗せるよう
に大型に設計できても(例えば大型バスや電車などは)
非常に速く走行できるという利点を有するが、平滑な路
面やレールなどの走行用路面が必要であり、山道や細い
道或いはデコボコな砂利道でも自由に道を選ばずに走行
することはできない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】本実施例は、このように小型に設計したた
め、車椅子や小型自転車に乗る感覚で使用でき、単に座
席部6に着席し、スタータスイッチ15を押し、操舵用
ハンドル7を握持して、アクセル部8(アクセルスロッ
ト12)を回すだけで良いため、非常に操作が簡単で、高
齢者,身障者,子供などの真の足代わりとして普及し得
え、また一般レジャー用や通勤用としても普及し得るも
のである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の底部に左右一対の脚体を前後方向
    に配して少なくとも四体以上の脚体を垂設し、この各脚
    体に折曲し得る関節部を設け、この脚体を前後方向に可
    動自在に設けると共に接地面に対して踏み上げ可動自在
    に設け、各脚部の可動を制御して機体を前進せしめる歩
    行制御部を設け、この機体に各脚部を可動する動力部を
    設け、この機体に操縦者が着座する座席部を設け、この
    座席部に着座した操縦者が握持し得る位置に操舵用ハン
    ドルを設け、この操舵用ハンドルの回動により前記前側
    の脚部の前方への可動方向が回動側へ向くように構成
    し、この座席部に着座席部した操縦者の届く位置にアク
    セル部並びにブレーキ部を設けたことを特徴とする歩行
    機。
JP4297068A 1992-11-06 1992-11-06 歩行機 Pending JPH06286677A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4297068A JPH06286677A (ja) 1992-11-06 1992-11-06 歩行機

Applications Claiming Priority (1)

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JP4297068A JPH06286677A (ja) 1992-11-06 1992-11-06 歩行機

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JPH06286677A true JPH06286677A (ja) 1994-10-11

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ID=17841801

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JP4297068A Pending JPH06286677A (ja) 1992-11-06 1992-11-06 歩行機

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JP (1) JPH06286677A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109771228A (zh) * 2019-03-10 2019-05-21 浙江工业大学 一种带平衡装置的四足助力行走康复机器人
CN110466642A (zh) * 2019-07-18 2019-11-19 佛山科学技术学院 转向机构、方法和带转向功能的爬行机构

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0074286A2 (fr) * 1981-09-04 1983-03-16 International Robotic Engineering Inc. Système de robots à pattes ou à bras
JPH023580A (ja) * 1988-06-13 1990-01-09 Agency Of Ind Science & Technol 脚移動型歩行機械の制御装置

Patent Citations (2)

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