JPH06285772A - ホッチキス - Google Patents
ホッチキスInfo
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- JPH06285772A JPH06285772A JP7605393A JP7605393A JPH06285772A JP H06285772 A JPH06285772 A JP H06285772A JP 7605393 A JP7605393 A JP 7605393A JP 7605393 A JP7605393 A JP 7605393A JP H06285772 A JPH06285772 A JP H06285772A
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- JP
- Japan
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- needle
- stapler
- staple
- slider
- total
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- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 1台で多種類のホッチキス針を選択して使用
できるホッチキスを提供する。 【構成】 ホッチキス本体2上の中央にはグリップ3を
介して針突き出しスライダ4を上下方向に往復移動自在
に設けてある。ホッチキス本体2の針突き出しスライダ
4に対向する位置には針曲げ台5を埋設してある。ホッ
チキス本体2上の後部に取付けられたカバー7の両外側
面の前部には針突き出しスライダ4側まで延びる総針ボ
ード収納ケース8をネジ9により取付けてある。総針ボ
ード収納ケース8内には、総針ボード30を左右方向に
往復スライド自在に設けてある。この総針ボード30の
前側には、幅が同じで脚の長の異なるホッチキス針
H4,H5等をそれぞれセットした各針セット台34をそ
れぞれ上下方向に揺動自在に枢支してある。
できるホッチキスを提供する。 【構成】 ホッチキス本体2上の中央にはグリップ3を
介して針突き出しスライダ4を上下方向に往復移動自在
に設けてある。ホッチキス本体2の針突き出しスライダ
4に対向する位置には針曲げ台5を埋設してある。ホッ
チキス本体2上の後部に取付けられたカバー7の両外側
面の前部には針突き出しスライダ4側まで延びる総針ボ
ード収納ケース8をネジ9により取付けてある。総針ボ
ード収納ケース8内には、総針ボード30を左右方向に
往復スライド自在に設けてある。この総針ボード30の
前側には、幅が同じで脚の長の異なるホッチキス針
H4,H5等をそれぞれセットした各針セット台34をそ
れぞれ上下方向に揺動自在に枢支してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、紙などを綴じ合わせ
る器具であるホッチキスに関する。
る器具であるホッチキスに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、紙などを綴じ合わせる器具であ
るホッチキスが知られている。従来、ホッチキスには1
種類の針、または多種類の針を使い分けるものがある。
るホッチキスが知られている。従来、ホッチキスには1
種類の針、または多種類の針を使い分けるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
多種類の針を使い分けるホッチキスでは、使用する時に
どの針が入っているか、その都度全部取り出して確認し
なければならない欠点があった。この確認を怠ると、最
適な針でない場合、紙などを綴じる作業のやり直しにな
り、作業効果が悪く使い勝手が悪かった。
多種類の針を使い分けるホッチキスでは、使用する時に
どの針が入っているか、その都度全部取り出して確認し
なければならない欠点があった。この確認を怠ると、最
適な針でない場合、紙などを綴じる作業のやり直しにな
り、作業効果が悪く使い勝手が悪かった。
【0004】そこで、この発明は、1台で多種類の針を
選択して使用することができるホッチキスを提供するも
のである。
選択して使用することができるホッチキスを提供するも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】針セット台にセットされ
た針を針突き出しスライダで1本ずつ針曲げ台側に押し
出して紙などを綴じ合わせるようにしたホッチキスにお
いて、異なる種類の針をそれぞれセットする針セット台
を複数台設け、この各針セット台を上記針突き出しスラ
イダと針曲げ台間に選択的に移動自在に設けてある。
た針を針突き出しスライダで1本ずつ針曲げ台側に押し
出して紙などを綴じ合わせるようにしたホッチキスにお
いて、異なる種類の針をそれぞれセットする針セット台
を複数台設け、この各針セット台を上記針突き出しスラ
イダと針曲げ台間に選択的に移動自在に設けてある。
【0006】
【作用】異なる種類の針をそれぞれセットした各針セッ
ト台を針突き出しスライダと針曲げ台間に選択的に移動
させて位置決めする。これにより、1台のホッチキスで
多種類の針を選択的に使用することができ、使い勝手が
良い。
ト台を針突き出しスライダと針曲げ台間に選択的に移動
させて位置決めする。これにより、1台のホッチキスで
多種類の針を選択的に使用することができ、使い勝手が
良い。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述
する。
する。
【0008】図1において、1はホッチキスであり、幅
が同じ5種類の長短脚のホッチキス針H1〜H5を1台で
使い分けることができるものである。ホッチキス1のベ
ースとしてのホッチキス本体2上の中央にはグリップ3
を介して針突き出しスライダ4を上下方向に往復移動自
在に設けてある。また、ホッチキス本体2の針突き出し
スライダ4に対向する位置には針曲げ台としてのアンビ
ル5を埋設してあると共に、ホッチキス本体2上の中央
両側にはアンビル5を挾むように一対の紙端ガイド案内
溝2a,2aを形成してある。この一対の紙端ガイド案
内溝2a,2aには各紙端ガイド6を前後方向に往復ス
ライド自在に設けてある。また、ホッチキス本体2上の
後部には筐型のカバー7を取付けてあると共に、このカ
バー7の両外側面の前部には針突き出しスライダ4側ま
で延びる両側面が及び上下面の一部がそれぞれ開口した
総針ボード収納ケース8をネジ9により取付けてある。
が同じ5種類の長短脚のホッチキス針H1〜H5を1台で
使い分けることができるものである。ホッチキス1のベ
ースとしてのホッチキス本体2上の中央にはグリップ3
を介して針突き出しスライダ4を上下方向に往復移動自
在に設けてある。また、ホッチキス本体2の針突き出し
スライダ4に対向する位置には針曲げ台としてのアンビ
ル5を埋設してあると共に、ホッチキス本体2上の中央
両側にはアンビル5を挾むように一対の紙端ガイド案内
溝2a,2aを形成してある。この一対の紙端ガイド案
内溝2a,2aには各紙端ガイド6を前後方向に往復ス
ライド自在に設けてある。また、ホッチキス本体2上の
後部には筐型のカバー7を取付けてあると共に、このカ
バー7の両外側面の前部には針突き出しスライダ4側ま
で延びる両側面が及び上下面の一部がそれぞれ開口した
総針ボード収納ケース8をネジ9により取付けてある。
【0009】図2,3に示すように、ホッチキス本体2
上のカバー7内には断面冂字形のテーブル板10を所定
手段により固定してある。このテーブル板10の上面1
0aの両側には断面略冂字形の覆い板11の両側フラン
ジ部11a,11aをネジ12により締結固定してあ
る。これらテーブル板10の上面10a上の覆い板11
内には、各ホッチキス針H1〜H5を針突き出しスライダ
4の下方側まで押し出す針押圧部材20を前後方向にス
ライド自在に設けてある。
上のカバー7内には断面冂字形のテーブル板10を所定
手段により固定してある。このテーブル板10の上面1
0aの両側には断面略冂字形の覆い板11の両側フラン
ジ部11a,11aをネジ12により締結固定してあ
る。これらテーブル板10の上面10a上の覆い板11
内には、各ホッチキス針H1〜H5を針突き出しスライダ
4の下方側まで押し出す針押圧部材20を前後方向にス
ライド自在に設けてある。
【0010】図3に示すように、テーブル板10の上面
10aの後部には丸孔10bを形成してある。この丸孔
10bにはストッパ13のテーパ部13aを上下方向に
出没自在に設けてある。ストッパ13は上部のテーパ部
13aと円筒状の基部13bとを一体形成してなり、こ
の基部13bにホッチキス本体2上に取付けられたスタ
ッド14の円柱部14aを遊嵌してある。図6に示すよ
うに、ストッパ13とスタッド14の円柱部14aとの
間には圧縮コイルバネ15を介在してある。この圧縮コ
イルバネ15の付勢力によりストッパ13のテーパ部1
3aはテーブル板10の丸孔10bから該テーブル板1
0の上面10aより外側に常に突出するようになってい
る。また、テーブル板10の上面10aの前側には起立
片部10cを折り曲げ形成してある。
10aの後部には丸孔10bを形成してある。この丸孔
10bにはストッパ13のテーパ部13aを上下方向に
出没自在に設けてある。ストッパ13は上部のテーパ部
13aと円筒状の基部13bとを一体形成してなり、こ
の基部13bにホッチキス本体2上に取付けられたスタ
ッド14の円柱部14aを遊嵌してある。図6に示すよ
うに、ストッパ13とスタッド14の円柱部14aとの
間には圧縮コイルバネ15を介在してある。この圧縮コ
イルバネ15の付勢力によりストッパ13のテーパ部1
3aはテーブル板10の丸孔10bから該テーブル板1
0の上面10aより外側に常に突出するようになってい
る。また、テーブル板10の上面10aの前側には起立
片部10cを折り曲げ形成してある。
【0011】図3に示すように、針押圧部材20は、上
片部20aと、両側片部20b,20bと、後片部20
cと、ホッチキス針H1〜H5の脚部を押圧する一対の前
片部20d,20dとで略筐形に形成してある。この針
押圧部材20の上片部20aの後側には矩形孔20eを
形成してある。この矩形孔20eの回りには四角筒状の
締結部材21をネジ22により締結固定してある。この
締結部材21内には指針23の上部にある押圧部23a
を上下方向に出没自在に設けてある。この指針23は四
角柱状の押圧部23aとこの押圧部23aより一回り小
さくて正面逆凹状の脚部23bとを一体形成することに
より構成してある。
片部20aと、両側片部20b,20bと、後片部20
cと、ホッチキス針H1〜H5の脚部を押圧する一対の前
片部20d,20dとで略筐形に形成してある。この針
押圧部材20の上片部20aの後側には矩形孔20eを
形成してある。この矩形孔20eの回りには四角筒状の
締結部材21をネジ22により締結固定してある。この
締結部材21内には指針23の上部にある押圧部23a
を上下方向に出没自在に設けてある。この指針23は四
角柱状の押圧部23aとこの押圧部23aより一回り小
さくて正面逆凹状の脚部23bとを一体形成することに
より構成してある。
【0012】図6に示すように、指針23の脚部23b
の下部側は上記締結部材21の底部21aの矩形孔21
bからストッパ13側に突出している。また、指針23
の押圧部23aの下端側と締結部材21の底部21a間
には圧縮コイルバネ24を介在してある。この圧縮コイ
ルバネ24の付勢力により指針23の押圧部23aは締
結部材21内より常に外側に突出するようになってい
る。さらに、針押圧部材20の後片部20c側には折り
曲げ突出片部20fを一体突出形成してある。この針押
圧部材20の折り曲げ突出片部20fと前記テーブル板
10の起立片部10cとの間には引張りコイルバネ16
を掛け渡してある。この引張りコイルバネ16の引張り
力により針押圧部材20はテーブル板10の上面10a
上の前側である総針ボード収納ケース8の前面側に常に
スライド付勢されるようになっている。
の下部側は上記締結部材21の底部21aの矩形孔21
bからストッパ13側に突出している。また、指針23
の押圧部23aの下端側と締結部材21の底部21a間
には圧縮コイルバネ24を介在してある。この圧縮コイ
ルバネ24の付勢力により指針23の押圧部23aは締
結部材21内より常に外側に突出するようになってい
る。さらに、針押圧部材20の後片部20c側には折り
曲げ突出片部20fを一体突出形成してある。この針押
圧部材20の折り曲げ突出片部20fと前記テーブル板
10の起立片部10cとの間には引張りコイルバネ16
を掛け渡してある。この引張りコイルバネ16の引張り
力により針押圧部材20はテーブル板10の上面10a
上の前側である総針ボード収納ケース8の前面側に常に
スライド付勢されるようになっている。
【0013】図2,4に示すように、総針ボード収納ケ
ース8内には総針ボード30を左右方向に往復スライド
自在に設けてある。この総針ボード30の前端側から後
部側にかけて等間隔に5つの矩形の切欠部30aをそれ
ぞれ形成してある。この総針ボード30の後部の両側及
び各切欠部30aの間には6つの支持部材31を各ネジ
32により等間隔毎にそれぞれ締結固定してある。この
各支持部材31の中央の間には5つの軸33をそれぞれ
掛け渡してある。この各軸33には5つのブロック状の
針セット台34の基端下部をそれぞれ枢支してある。こ
の5つの各針セット台34の上面34aから両側面34
b,34bに幅が同じで脚の長の異なるホッチキス針H
1〜H5がそれぞれセットされるようにしてある。また、
各針セット台34の両側面34b,34bの下側には直
方体状の一対の鍔部34c,34cを一体突出形成して
ある。この各鍔部34cは各軸33の両側に遊嵌されて
両端が各支持部材31と各鍔部34cの底面側に掛止さ
れた各一対の捩りコイルバネ35,35の付勢力により
総針ボード30の底面30bにそれぞれ当たるようにな
っている。これにより、各針セット台34の上面34a
は総針ボード30に対して水平状態を維持するようにな
っている。また、各一対の捩りコイルバネ35,35の
付勢力に抗して各針セット台34の上面34aの前側を
下方に押圧すると、図8に示すように、上記各針セット
台34は軸33を中心にしてそれぞれ下方に揺動するよ
うになっている。
ース8内には総針ボード30を左右方向に往復スライド
自在に設けてある。この総針ボード30の前端側から後
部側にかけて等間隔に5つの矩形の切欠部30aをそれ
ぞれ形成してある。この総針ボード30の後部の両側及
び各切欠部30aの間には6つの支持部材31を各ネジ
32により等間隔毎にそれぞれ締結固定してある。この
各支持部材31の中央の間には5つの軸33をそれぞれ
掛け渡してある。この各軸33には5つのブロック状の
針セット台34の基端下部をそれぞれ枢支してある。こ
の5つの各針セット台34の上面34aから両側面34
b,34bに幅が同じで脚の長の異なるホッチキス針H
1〜H5がそれぞれセットされるようにしてある。また、
各針セット台34の両側面34b,34bの下側には直
方体状の一対の鍔部34c,34cを一体突出形成して
ある。この各鍔部34cは各軸33の両側に遊嵌されて
両端が各支持部材31と各鍔部34cの底面側に掛止さ
れた各一対の捩りコイルバネ35,35の付勢力により
総針ボード30の底面30bにそれぞれ当たるようにな
っている。これにより、各針セット台34の上面34a
は総針ボード30に対して水平状態を維持するようにな
っている。また、各一対の捩りコイルバネ35,35の
付勢力に抗して各針セット台34の上面34aの前側を
下方に押圧すると、図8に示すように、上記各針セット
台34は軸33を中心にしてそれぞれ下方に揺動するよ
うになっている。
【0014】尚、総針ボード収納ケース8内の針突き出
しスライダ4に対する総針ボード30の各針セット台3
4の位置は、図示しないロック機構によりそれぞれ位置
決めされるようになっている。即ち、上記ロック機構に
より使用者が総針ボード30を総針ボード収納ケース8
内に少し強く押したり引いたりすることにより、各針セ
ット台34の位置を針突き出しスライダ4の下方の所定
位置に選択的に容易にそれぞれ位置決めできるようにな
っている。また、総針ボード収納ケース8の前面側には
透明窓8aになっており、この透明窓8aから各針セッ
ト台34の上面34a側にセットされた各ホッチキス針
H1〜H5がそれぞれ見えるようになっている。各ホッチ
キス針H1〜H5の最先端の1本は各針セット台34の前
面34dより外側に突出した状態で使用に供されるよう
になっている。
しスライダ4に対する総針ボード30の各針セット台3
4の位置は、図示しないロック機構によりそれぞれ位置
決めされるようになっている。即ち、上記ロック機構に
より使用者が総針ボード30を総針ボード収納ケース8
内に少し強く押したり引いたりすることにより、各針セ
ット台34の位置を針突き出しスライダ4の下方の所定
位置に選択的に容易にそれぞれ位置決めできるようにな
っている。また、総針ボード収納ケース8の前面側には
透明窓8aになっており、この透明窓8aから各針セッ
ト台34の上面34a側にセットされた各ホッチキス針
H1〜H5がそれぞれ見えるようになっている。各ホッチ
キス針H1〜H5の最先端の1本は各針セット台34の前
面34dより外側に突出した状態で使用に供されるよう
になっている。
【0015】さらに、カバー7及び覆い板11には矩形
孔7b,11bを形成してある。覆い板11の矩形孔1
1bには図2に示すように締結部材21が露出するよう
になっていると共に、カバー7の矩形孔7bには図1に
示すように指針23の押圧部23aが露出するようにな
っている。カバー7の矩形孔7bの回りにはホッチキス
針の量を指針23により表示される指標となる目盛り7
aを施してある。さらにまた、図9,10中符号4aは
針突き出しスライダ4の押圧板を示す。
孔7b,11bを形成してある。覆い板11の矩形孔1
1bには図2に示すように締結部材21が露出するよう
になっていると共に、カバー7の矩形孔7bには図1に
示すように指針23の押圧部23aが露出するようにな
っている。カバー7の矩形孔7bの回りにはホッチキス
針の量を指針23により表示される指標となる目盛り7
aを施してある。さらにまた、図9,10中符号4aは
針突き出しスライダ4の押圧板を示す。
【0016】以上実施例のホッチキス1によれば、図
2,4に示すように5つの針セット台34に5種類の幅
が同じで脚の長さの異なるホッチキス針H1〜H5をそれ
ぞれセッティングした総針ボード30を、図1に示すよ
うに総針ボード収納ケース8に挿入する。この際、総針
ボード収納ケース8内において上記総針ボード30を左
右方向に往復スライドさせ、使用する目的のホッチキス
針(H1〜H5のいずれか1種類)をセッティングした針
セット台34を針突き出しスライダ4と針曲げ台5間に
選択して図示しないロック機構により位置決めする。こ
の状態では、図6(a)に示すように、針押圧部材20
はテーブル10上に突出したストッパ13のテーパ部1
3aの背面によりロックされているため、針押圧部材2
0はテーブル10上を前方にスライドすることができな
い。従って、ストッパ13により針押圧部材20がロッ
クされている状態では、針押圧部材20の一対の前片部
20d,20dが上記使用しようとする針セット台34
にセッティングされた1種類のホッチキス針を押せない
ようになっている。
2,4に示すように5つの針セット台34に5種類の幅
が同じで脚の長さの異なるホッチキス針H1〜H5をそれ
ぞれセッティングした総針ボード30を、図1に示すよ
うに総針ボード収納ケース8に挿入する。この際、総針
ボード収納ケース8内において上記総針ボード30を左
右方向に往復スライドさせ、使用する目的のホッチキス
針(H1〜H5のいずれか1種類)をセッティングした針
セット台34を針突き出しスライダ4と針曲げ台5間に
選択して図示しないロック機構により位置決めする。こ
の状態では、図6(a)に示すように、針押圧部材20
はテーブル10上に突出したストッパ13のテーパ部1
3aの背面によりロックされているため、針押圧部材2
0はテーブル10上を前方にスライドすることができな
い。従って、ストッパ13により針押圧部材20がロッ
クされている状態では、針押圧部材20の一対の前片部
20d,20dが上記使用しようとする針セット台34
にセッティングされた1種類のホッチキス針を押せない
ようになっている。
【0017】次に、図6(b)に示すように、指針23
の押圧部23aを圧縮コイルバネ24の付勢力に抗して
下方に押すと、指針23の脚部23bがテーパ部13a
を介してストッパ13を圧縮コイルバネ15の付勢力に
抗して下方に移動させる。このストッパ13のテーパ部
13aの先端がテーブル10の上面10aの所まで下降
すると、上記ストッパ13による針押圧部材20のロッ
ク状態が解除され、図6(c)に示すように針押圧部材
20がテーブル10上を前方にスライドする。針押圧部
材20がテーブル10上を前方にスライドすると、該針
押圧部材20の一対の前片部20d,20dにより上記
使用しようとする針セット台34にセッティングされた
1種類のホッチキス針の最先端の1本を該針セット台3
4の前面34dより前方に突出するように押圧する。こ
のとき、図1に示すように、指針23は上記使用しよう
とする針セット台34にセッティングされた1種類のホ
ッチキス針の残量を示す目盛り7aの指標となる。尚、
針押圧部材20がテーブル10上を前方にスライドする
と、ストッパ13のテーパ部13aは圧縮コイルバネ1
5の付勢力によりテーブル10の上面10aより上方に
突出する。
の押圧部23aを圧縮コイルバネ24の付勢力に抗して
下方に押すと、指針23の脚部23bがテーパ部13a
を介してストッパ13を圧縮コイルバネ15の付勢力に
抗して下方に移動させる。このストッパ13のテーパ部
13aの先端がテーブル10の上面10aの所まで下降
すると、上記ストッパ13による針押圧部材20のロッ
ク状態が解除され、図6(c)に示すように針押圧部材
20がテーブル10上を前方にスライドする。針押圧部
材20がテーブル10上を前方にスライドすると、該針
押圧部材20の一対の前片部20d,20dにより上記
使用しようとする針セット台34にセッティングされた
1種類のホッチキス針の最先端の1本を該針セット台3
4の前面34dより前方に突出するように押圧する。こ
のとき、図1に示すように、指針23は上記使用しよう
とする針セット台34にセッティングされた1種類のホ
ッチキス針の残量を示す目盛り7aの指標となる。尚、
針押圧部材20がテーブル10上を前方にスライドする
と、ストッパ13のテーパ部13aは圧縮コイルバネ1
5の付勢力によりテーブル10の上面10aより上方に
突出する。
【0018】そして、グリップ3を下方に押圧操作する
と、針突き出しスライダ4が下降する。グリップ3を図
8(a)に示す総針ボード30に対して上記使用しよう
とする針セット台34を水平状態に保持している一対の
捩りコイルバネ35,35の付勢力より更に強い力で下
方に押圧操作すると、針突き出しスライダ4を介して上
記針セット台34の前面34d側が軸33を中心にして
図8(b),(c)に示すように下方に揺動(回動)す
る。そして、針突き出しスライダ4の押圧板4aが上記
針セット台34の前面34dより前方に1本だけ突出し
ている最先端のホッチキス針を紙Pを介してアンビル5
側に押圧して、図9或は図10に示すように、複数枚の
紙Pを綴じる。尚、グリップ3を元の状態に戻すと(グ
リップ3から手を離すと図示しないバネにより元の状態
に戻る)、上記針セット台34は図8(a)に示すよう
に元の状態に戻る。
と、針突き出しスライダ4が下降する。グリップ3を図
8(a)に示す総針ボード30に対して上記使用しよう
とする針セット台34を水平状態に保持している一対の
捩りコイルバネ35,35の付勢力より更に強い力で下
方に押圧操作すると、針突き出しスライダ4を介して上
記針セット台34の前面34d側が軸33を中心にして
図8(b),(c)に示すように下方に揺動(回動)す
る。そして、針突き出しスライダ4の押圧板4aが上記
針セット台34の前面34dより前方に1本だけ突出し
ている最先端のホッチキス針を紙Pを介してアンビル5
側に押圧して、図9或は図10に示すように、複数枚の
紙Pを綴じる。尚、グリップ3を元の状態に戻すと(グ
リップ3から手を離すと図示しないバネにより元の状態
に戻る)、上記針セット台34は図8(a)に示すよう
に元の状態に戻る。
【0019】また、上記ホッチキス針を交換する場合に
は、図7(a)に示すように、指針23の押圧部23a
を引張りコイルバネ16の引張り力に抗して後方に押
す。すると、締結部材21を介して針押圧部材20がテ
ーブル10上を後方にスライドする。この針押圧部材2
0のスライド途中で図7(b)に示すように該針押圧部
材20の後片部20cがストッパ13のテーパ部13a
を下方に押し、更にスライドした所で図7(c)に示す
ようにストッパ13のテーパ部13aの背面で針押圧部
材20がロックされる。この状態で、総針ボード収納ケ
ース8内において総針ボード30を左右方向に往復スラ
イドさせ、使用する目的の1種類のホッチキス針をセッ
ティングした針セット台34を前記の場合と同様に針突
き出しスライダ4と針曲げ台5間に選択することにより
ホッチキス針を交換する。この総針ボード収納ケース8
の前面には透明窓8aを形成してあるので、ホッチキス
針の種類を一目で認識することができ、使用する度に使
うホッチキス針の選択を容易に行うことができる。これ
により、ホッチキス針の交換の作業ミスを確実に減らす
ことができ、使い勝手を向上させることができる。
は、図7(a)に示すように、指針23の押圧部23a
を引張りコイルバネ16の引張り力に抗して後方に押
す。すると、締結部材21を介して針押圧部材20がテ
ーブル10上を後方にスライドする。この針押圧部材2
0のスライド途中で図7(b)に示すように該針押圧部
材20の後片部20cがストッパ13のテーパ部13a
を下方に押し、更にスライドした所で図7(c)に示す
ようにストッパ13のテーパ部13aの背面で針押圧部
材20がロックされる。この状態で、総針ボード収納ケ
ース8内において総針ボード30を左右方向に往復スラ
イドさせ、使用する目的の1種類のホッチキス針をセッ
ティングした針セット台34を前記の場合と同様に針突
き出しスライダ4と針曲げ台5間に選択することにより
ホッチキス針を交換する。この総針ボード収納ケース8
の前面には透明窓8aを形成してあるので、ホッチキス
針の種類を一目で認識することができ、使用する度に使
うホッチキス針の選択を容易に行うことができる。これ
により、ホッチキス針の交換の作業ミスを確実に減らす
ことができ、使い勝手を向上させることができる。
【0020】このように、多種のホッチキス針を1つの
総針ボード30を介して1つの総針ボード収納ケース8
に収納し、そのまま総針ボード30を左右方向にスライ
ドすることにより、1台のホッチキス1で多種類のホッ
チキス針を選択して使用することができ、ホッチキス針
の交換及び入れ換えをスムーズに行うことができる。ま
た、指針23により1種類のホッチキス針の残量を容易
に確認することができるので、ホッチキス針の残量の管
理等を容易に行うことができると共に、ホッチキス1を
用いた作業効率を向上させることができる。
総針ボード30を介して1つの総針ボード収納ケース8
に収納し、そのまま総針ボード30を左右方向にスライ
ドすることにより、1台のホッチキス1で多種類のホッ
チキス針を選択して使用することができ、ホッチキス針
の交換及び入れ換えをスムーズに行うことができる。ま
た、指針23により1種類のホッチキス針の残量を容易
に確認することができるので、ホッチキス針の残量の管
理等を容易に行うことができると共に、ホッチキス1を
用いた作業効率を向上させることができる。
【0021】尚、前記実施例によれば、幅が同じで脚の
長さの異なるホッチキス針を利用したが、幅が異なるホ
ッチキス針を用いるタイプに前記実施例を応用すること
ができることは勿論である。
長さの異なるホッチキス針を利用したが、幅が異なるホ
ッチキス針を用いるタイプに前記実施例を応用すること
ができることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、針セ
ット台にセットされた針を針突き出しスライダで1本ず
つ針曲げ台側に押し出して紙などを綴じ合わせるように
したホッチキスにおいて、異なる種類の針をそれぞれセ
ットする針セット台を複数台設け、この各針セット台を
上記針突き出しスライダと針曲げ台間に選択的に移動自
在に設けたことにより、1台のホッチキスで多種類の針
を選択して使用することができ、ホッチキス針の交換を
容易に行うことができる。これにより、ホッチキスの使
い勝手が良くなり、ホッチキスを用いた紙などの綴じ作
業の効率を向上させることができる。
ット台にセットされた針を針突き出しスライダで1本ず
つ針曲げ台側に押し出して紙などを綴じ合わせるように
したホッチキスにおいて、異なる種類の針をそれぞれセ
ットする針セット台を複数台設け、この各針セット台を
上記針突き出しスライダと針曲げ台間に選択的に移動自
在に設けたことにより、1台のホッチキスで多種類の針
を選択して使用することができ、ホッチキス針の交換を
容易に行うことができる。これにより、ホッチキスの使
い勝手が良くなり、ホッチキスを用いた紙などの綴じ作
業の効率を向上させることができる。
【図1】この発明の一実施例を示すホッチキスの斜視
図。
図。
【図2】上記ホッチキスの針押圧部材と総針ボードの関
係を示す斜視図。
係を示す斜視図。
【図3】上記ホッチキスの針押圧部材側の分解斜視図。
【図4】上記ホッチキスの総針ボードの斜視図。
【図5】上記総針ボードの一部分を裏側から見た拡大斜
視図。
視図。
【図6】(a),(b),(c)は上記針押圧部材の往
スライド状態を示す説明図。
スライド状態を示す説明図。
【図7】(a),(b),(c)は上記針押圧部材の復
スライド状態を示す説明図。
スライド状態を示す説明図。
【図8】(a),(b),(c)は上記総針ボードの針
セット台の揺動状態を示す説明図。
セット台の揺動状態を示す説明図。
【図9】短い針を使用した場合の紙綴じ状態を示す説明
図。
図。
【図10】長い針を使用した場合の紙綴じ状態を示す説
明図。
明図。
1…ホッチキス 4…針突き出しスライダ 5…アンビル(針曲げ台) 16…引張りコイルバネ 20…針押圧部材 30…総針ボード 34…針セット台 H1〜H5…ホッチキス針 P…紙
Claims (3)
- 【請求項1】 針セット台にセットされた針を針突き出
しスライダで1本ずつ針曲げ台側に押し出して紙などを
綴じ合わせるようにしたホッチキスにおいて、異なる種
類の針をそれぞれセットする針セット台を複数台設け、
この各針セット台を上記針突き出しスライダと針曲げ台
間に選択的に移動自在に設けたことを特徴とするホッチ
キス。 - 【請求項2】 上記各針セット台を総針ボードに対して
上下方向に揺動自在にそれぞれ支持し、この総針ボード
を左右方向に往復スライド自在に設けことを特徴とする
請求項1記載のホッチキス。 - 【請求項3】 上記各針セット台にセットされた針を引
張りコイルバネで付勢される針押圧部材で上記針突き出
しスライダ側に送り出し自在に設けたことを特徴とする
請求項1記載のホッチキス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7605393A JPH06285772A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | ホッチキス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7605393A JPH06285772A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | ホッチキス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06285772A true JPH06285772A (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=13594043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7605393A Pending JPH06285772A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | ホッチキス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06285772A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6482424B1 (en) * | 1996-08-09 | 2002-11-19 | The Cupron Corporation | Methods and fabrics for combating nosocomial infections |
US7364756B2 (en) | 2003-08-28 | 2008-04-29 | The Cuprin Corporation | Anti-virus hydrophilic polymeric material |
JP2008264992A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | National Taiwan Univ Of Science & Technology | 切り替えモードのある多機能ステープラー及び各モードの切り替え方法 |
US7810689B2 (en) | 2005-05-25 | 2010-10-12 | Sebek Limited | Stapler |
-
1993
- 1993-04-02 JP JP7605393A patent/JPH06285772A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6482424B1 (en) * | 1996-08-09 | 2002-11-19 | The Cupron Corporation | Methods and fabrics for combating nosocomial infections |
US7364756B2 (en) | 2003-08-28 | 2008-04-29 | The Cuprin Corporation | Anti-virus hydrophilic polymeric material |
US7810689B2 (en) | 2005-05-25 | 2010-10-12 | Sebek Limited | Stapler |
JP2008264992A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | National Taiwan Univ Of Science & Technology | 切り替えモードのある多機能ステープラー及び各モードの切り替え方法 |
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