JPH0628573A - カップ式自動販売機 - Google Patents

カップ式自動販売機

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JPH0628573A
JPH0628573A JP18273292A JP18273292A JPH0628573A JP H0628573 A JPH0628573 A JP H0628573A JP 18273292 A JP18273292 A JP 18273292A JP 18273292 A JP18273292 A JP 18273292A JP H0628573 A JPH0628573 A JP H0628573A
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JP
Japan
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storage cylinder
cup
vending machine
delivery mechanism
lid
Prior art date
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JP18273292A
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JP3049950B2 (ja
Inventor
Manabu Tachibana
学 橘
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】上面が開口する容器に入れて販売する、機体内
で販売の都度調理製造した温飲料,冷飲料等の各種飲料
を販売後多少時間が経っても冷えたり温まったりせず美
味しく飲めるようにする。 【構成】容器10上面開口を覆う、張出部66を持ち下
面が開口する偏平截頭円錐形状の蓋63を、この蓋63
を複数上下に積み重ねた集合体64の最下位の蓋63か
ら順に一個ずつ分離し落下送出する送出機構61で受け
台26上に販売の都度一個ずつ供給する蓋供給装置62
を備え、上下両面が開口し孔部75を形成した筒状の、
閉塞機構78を備え袋65入の集合体64を格納可能な
複数の格納筒76を連結し送出機構61に沿う経路74
を通り搬送する搬送装置77と、この搬送装置77で搬
送される集合体64を往時は格納筒76ごと送出機構6
1へ向け押し出し補給しかつ復時は空の格納筒76を元
位置に引き戻す、経路74を横切り往復移動する移動体
83とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、外周面を形成する機
体内で調理製造し販売する各種飲料を入れるカップなど
の上面が開口する容器の上面開口を覆う蓋を販売の都度
一個ずつ所定の位置に向けて供給するカップ式自動販売
機の蓋供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】外周面を形成する機体内で調理製造した
各種飲料をカップなどの容器に入れて販売する従来のカ
ップ式自動販売機では、上面が開口し薄い紙,合成樹脂
などから形成された、少なくとも飲料が入る部分が逆截
頭円錐形カップ状の容器が一般的に使用される。また、
内部に収納されたこの容器を販売の都度一個ずつ所定の
位置である、機体内に配設され容器を載せる受け台上に
供給する容器供給装置が機体内に備えられている。この
ような容器供給装置は、開口を上にして複数の容器を上
下に柱状に積み重ねた、容器の集合体として容器がその
内部に収納されており、集合体の最下位の容器から順に
販売の都度一個ずつ分離して受け台上へ向けて送り出す
送出機構を概して備えている。この送出機構で販売の都
度送出されて受け台上に供給される容器は、逆截頭円錐
形カップ状の飲料が入る部分だけで構成されており、容
器の上縁を補強する、側面から側方にフランジ状に張り
出した張出部が容器の上縁に沿って概ね形成されてい
る。この種の、上面開口の開口面が底面より大きい容器
は、その中の飲料を飲むのに飲み易いが、温めたり冷や
したりしたその中の飲料を保温する保温力が乏しい。そ
のため、購入した飲料をその場で直ぐ飲む場合はよい
が、購入した場所から少し離れた所まで運んだり、少し
時間を置いたりした後ち購入した飲料を飲む必要がある
場合は、折角温めたり冷やしたりした飲料が飲むときに
冷えたり温まったりして美味しくなくなる。これを防ぐ
には、カップ式自動販売機に、容器の上面開口を覆う蓋
を販売の都度一個ずつこの容器を載せる受け台上に供給
する、丁度容器供給装置に類する蓋供給装置が備えられ
ていれば良いが、このような蓋供給装置を備えたカップ
式自動販売機はまだない。この種のカップ式自動販売の
従来例の一つを図3および図4に示す。図3は従来のカ
ップ式自動販売機の内部構成を示す、ケースの前面開口
を覆う扉を開いた状態の正面図、図4は図3の容器供給
装置の構成を示し、(A)が要部右側縦断面拡大図、
(B)が(A)の要部平面拡大図、(C)が(A)の送
出機構の正面縦断面拡大図、(D)が(A)の容器の構
造を示す正面縦断面拡大図、(E)が(D)の容器を開
口を上にして上下に柱状に複数積み重ねた、容器の集合
体の構成を示す正面縮小図で、(A)は図の左側が、ま
た(B)は図の下側が前面側である。
【0003】図3および図4において、1は前面が開口
するケースであり、このケース1の前面開口はこのケー
ス1に回動自在に支持され前後両面に開口する取出口2
が下部に形成された扉3で覆われている。この扉3とケ
ース1とでカップ式自動販売機の外周面を形成する機体
4が構成されており、ケース1内には、外周面を形成す
る周壁5および底板6で構成された箱状の収納箱7の底
面から下方に突出して、左右一対の送出機構8を備えた
容器供給装置9が前面側中央上寄りに配設されている。
この容器供給装置9の収納箱7内には、機体4内で調理
製造した各種飲料を入れる、薄い紙,合成樹脂などから
形成された逆截頭円錐形カップ状の、上面が開口する容
器10が、その種類毎にその開口を上にして上下に複数
柱状に積み重ねた、容器10の集合体11として収納さ
れている。容器10には、この容器10の上縁に沿って
カーリング加工で形成したカールを側面から側方にフラ
ンジ状に張り出させて張出部12が形成されており、そ
れぞれ種類ごとに集合体11として収納箱7内に収納さ
れた容器10は、販売の都度、集合体11の最下位の容
器10から順に一個ずつそれぞれの送出機構8により分
離されて落下送出される。この送出機構8は、漏斗状の
上端部が底板6を貫いて収納箱7内に突出し上下両面が
開口する円筒状の筒状体13と、この筒状体13の下面
開口に上面開口が互に向かい合い上下両面が開口する環
状の送出機構本体14とで構成されている。この送出機
構本体14の外周面は、上下2つの部分を互に締結して
構成された、周壁の縦断面形状がコの字形の、上下両面
が開口する環状の環状体15で形成されている。この環
状体15の下面開口に上面開口が向い合いかつ下面開口
が送出機構本体14の下面開口を形成する、上下両面に
開口し上端がフランジ状に側方に張り出した環状の口金
16が環状体15の下面に固着されている。この環状体
15の、縦断面がコの字形の周壁内には、螺旋状の溝1
7が外周面に形成された円柱状の回動体18が、環状体
15の周壁に沿う同一円周上の、この円周を等分割する
位置にそれぞれ配列して、この周壁の上下両端に上下両
端が回動自在に支持された、軸長方向が鉛直な回動軸1
9それぞれに嵌着されている。この回動軸19には、回
動体18の下側にピニオン20が嵌着されており、この
ピニオン20と、環状体15の周壁内底部に回動自在に
嵌め込まれた環状の内歯歯車21とが互に噛み合ってい
る。この内歯歯車21の側面から、環状体15の周壁に
形成されこの周壁の円周に沿う方向が長い長孔22を通
して環状体15の周壁側面から側方に突出する、杓の柄
状の突出部23が突出形成されており、この突出部23
の先端部には、軸長方向が鉛直な上下に貫通する円孔部
24が形成されている。この円孔部24を介し内歯歯車
21を回動駆動する、図示しない駆動装置が内歯歯車2
1に連結されており、この図示しない駆動装置,筒状体
13,環状体15,口金16,回動体18,回動軸1
9,ピニオン20,内歯歯車21で送出機構本体14が
それぞれ構成されている。このそれぞれの送出機構本体
14の下には、このそれぞれの送出機構本体14の下面
開口に上面開口を向い合わせて上下両面が開口する漏斗
状のシュータ25が配設されている。このシュータ25
の下面開口は、このシュータ25の下側のケース1内に
配設され容器10を載せる、前面および上面が開口する
箱形の受け台26の上面開口に向い合っているととも
に、この受け台26の前面開口は取出口2の後面開口に
向い合っている。一方、収納箱7内奥行側の、送出機構
8の背後には、この送出機構8に沿って通る環状の経路
27が形成されており、この経路27を通って、周壁に
水平方向に貫通する貫通孔28が形成され互に連結され
た、軸長方向が上下方向筒状の複数の格納筒29内に格
納された集合体11を搬送する搬送装置30が設けられ
ている。この搬送装置30は、車輪31を介して底板6
上に支持し一定間隔を置き並列してローラ鎖32を介し
互に連結した複数の格納筒29を、図示しない駆動部で
ローラ鎖32を駆動して経路27内を循環しながら搬送
する。この経路27を隔てて送出機構8に向かい合う、
この送出機構8の後方位置には、格納筒29内に格納さ
れ搬送装置30で搬送される集合体11の側面に、貫通
孔28を通して向かい合いかつ当接する鉛直な当接面3
3が形成された、水平方向に往復移動する移動体34
が、軸長方向が水平な駆動軸35で回転駆動されるカム
36を介して駆動されるリンク機構37に連結されてい
る。このリンク機構37は、互に平行な一対のリンク3
8を構成要素とする平行形のリンク機構であり、一対の
リンク38の前後両端は、移動体34の後面および、環
状の経路27の内側に固定され直立する支柱39の前面
に上下に並列してそれぞれ固定された一対の支持体4
0,41に軸長方向が左右に水平な回動軸42を介して
それぞれ回動自在に支持されている。また、下側のリン
ク38の、前後方向の中程に、回動軸42を介して上端
が回動自在に支持された、リンク機構37の構成要素で
あるリンク43の下端が、支持体41の下側の、支柱3
9の前面に固定した支持体44に形成された縦長の長孔
45に通した回動軸42を介して支柱39に回動自在か
つ上下移動自在に支持されている。長孔45に通した回
動軸42は引張りコイルばね46で下方に付勢されてお
り、この引張りコイルばね46で下方に付勢された回動
軸42には、下端部に回転自在に支持されたローラ47
を介し駆動軸35で回転駆動されるカム36に下端が当
接し押し上げられて一定移動距離で上下に移動する上下
移動体48の上端が固定されている。この上下移動体4
8は長孔45に通した回動軸42を介して支柱39に上
下移動自在に支持されており、上下移動体48,駆動軸
35,カム36,リンク機構37,回動軸42,引張り
コイルばね46,ローラ47などで移動体34を水平方
向に往復駆動する駆動装置49が構成されている。この
駆動装置49は、駆動軸35で回転駆動されるカム36
で上下移動体48を上下に移動駆動し、この上下に移動
駆動される上下移動体48で駆動されてリンク43が回
動すると、移動体34が貫通孔28を通り抜け経路27
を横切って前後に往復移動する。一方、搬送装置30が
格納筒29内に格納して一定間隔を置いて並列した集合
体11を図示しない駆動部でローラ鎖32を駆動して経
路27内を循環しながら搬送する。そして、内部の容器
10が販売の都度一個ずつ受け台26上に供給されて送
出機構8内の容器10が減って無くなると、送出機構8
の背後に、この送出機構8に対応するサイズの容器10
の集合体11を格納した格納筒29が、容器売切れ検知
信号に基づき、搬送装置30で搬送されてくる。する
と、駆動軸35で回転駆動されるカム36で上方に押し
上げられる上下移動体48によりリンク機構37を介し
駆動されて前進する移動体34がその当接面33で格納
筒29内の集合体11の側面を押してこの集合体11を
貫通孔28を通し格納筒29内から送出機構8へ向けて
押し出す。押し出された集合体11は格納筒29内から
落下し、その下端部が筒状体13内に嵌まり込んで送出
機構8に装填補給される。集合体11が装填補給された
送出機構8は、販売の都度、突出部23を介して図示し
ない駆動装置で内歯歯車21が一往復回動駆動される
と、この内歯歯車21と噛み合うピニオン20が回動し
て回動体18が回動する。この回動体18の回動に伴
い、筒状体13内に下端部が上方から嵌まり込んで最下
位の容器10の張出部12の下面と、回動体18の周縁
部上面とが当接して送出機構8に支えられる集合体11
の最下位の容器10は、この容器10の張出部12が回
動体18の溝17に嵌まり込んで下降し、集合体11か
ら切り離され、遂には溝17の下端から外れて落下し、
シュータ25に案内されて受け台26上に供給される。
【0004】なお、ケース1内には、容器供給装置9の
後方左上に湯を貯える温水タンク50が配設されてお
り、この温水タンク50の右側面には、それぞれ温水バ
ルブ51を介して、湯を供給する給湯ホース52の一端
が接続されている。この給湯ホース52の他端は飲料を
撹拌調理する撹拌装置53内に通じており、この撹拌装
置53の底部に飲料ホース54の一端が接続されてい
る。この飲料ホース54の他端は受け台26上に供給さ
れた容器10内に先端を向けて受け台26の奥行側壁上
部に固定した飲料ノズル55に接続されている。さら
に、撹拌装置53の上には、粉末状,粒状などの原料を
収納する原料箱56および、この原料箱56から販売時
に所定量落下排出される原料を撹拌装置53内に案内す
る漏斗状の原料シュータ57がこの原料シュータ57を
下にしてそれぞれ配設されている。
【0005】このように構成されたカップ自動販売機の
販売時の動作は、販売指令信号により、容器供給装置9
のいずれかの送出機構8からその下面開口を通して一個
ずつ送出された容器10が、シュータ25に案内されて
受け台26上のほぼ中央位置にその開口を上にして供給
される。一方、温水バルブ51が開き、給湯ホース52
を通って温水タンク50から湯が、また原料シュータ5
7に案内されて原料箱56から原料が撹拌装置53内に
それぞれ所定量供給される。すると、この撹拌装置53
内で湯と原料とが撹拌調理され原料が湯に溶解して飲料
になる。この飲料は撹拌装置53の底部に接続された飲
料ホース54を通って飲料ノズル55の先端から受け台
26上に待機中の容器10内に注がれ、取出口2を通し
お客さんにより取り出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のカップ式自動販売機は、開口を上にして複数上下
に柱状に積み重ねた集合体11として収納箱7内に収納
された、機体4内で販売の都度調理製造された各種飲料
を入れる容器10を、集合体11の最下位の容器10か
ら順に販売の都度一個ずつ受け台26上に供給する容器
供給装置9が機体4内に備えられている。この容器供給
装置9から受け台26上に販売の都度一個ずつ供給され
る容器10は、上面開口を上にして高密度に積み重ねら
れるように、薄い紙,合成樹脂などから一般的に形成さ
れ、その強度を増すために側面から側方にフランジ状に
張り出した張出部12がその上縁に沿って形成された逆
截頭円錐形カップ状の、飲料が入る部分だけで構成され
ている。それで、上面開口の開口面が底面より大きい容
器10は、その中の飲料を飲むのには飲み易いが、その
中に入った暖かい温飲料若しくは冷たい冷飲料を保温す
る保温力が乏しい。そのため、購入した飲料をその場で
直ぐ飲む場合はよいが、購入した場所から少し離れた所
まで運んだり、少し時間を置いたりして購入した飲料を
飲む必要がある場合は、容器10内の折角温めたり冷や
したりした飲料が飲むときに冷えたり温まったりして美
味しくなくなるという問題がある。
【0007】したがって、この発明は、購入した暖かい
温飲料若しくは冷たい冷飲料が購入後少し時間が経って
も冷えたり温まったりせずに美味しく飲めるカップ式自
動販売機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
のため、この発明によれば、外周面を形成する機体内で
販売の都度調理製造した各種飲料をカップなどの上面が
開口する容器に入れて販売するカップ式自動販売機にお
いて、前記容器の上面開口を覆う蓋を販売の都度一個ず
つ所定の位置に向けて供給する蓋供給装置を具備するも
のとする。
【0009】また、上記に加え、蓋が、下端に側面から
側方に張り出したフランジ状の張出部を持ち下面に開口
する偏平な截頭円錐形状の蓋であるものとする。また、
上記に加え、蓋供給装置が、蓋を複数上下に柱状に積み
重ねた集合体として機体内に収納された前記蓋を前記集
合体の最下位の前記蓋から順に販売の都度一個ずつ分離
し落下させて所定の位置に向け送り出す送出機構を備え
た蓋供給装置であるものとする。
【0010】また、上記に加え、蓋供給装置が、一定の
間隔を置いて並列し互に断続自在に連結された、軸長方
向が上下方向筒状の複数の格納筒内に集合体を格納して
送出機構に沿う経路を通り搬送する搬送装置と、この搬
送装置の前記格納筒内に格納された前記集合体を、蓋が
前記送出機構内に無くなった際、この送出機構に前記経
路を隔てて向い合う位置に配設されこの経路を横切って
往復移動し前記送出機構へ向けて押し出し補給する移動
体とを具備するものとする。
【0011】また、上記に加え、格納筒が、上下両面が
開口する格納筒であって、閉時はこの格納筒内に格納さ
れた集合体を前記格納筒内に保持しかつ開時はこの格納
筒内の前記集合体を落下放出し前記格納筒が送出機構へ
向けて押し出されたとき開放される、前記格納筒の下面
開口の少なくとも一部を開閉自在に閉塞する閉塞機構を
備えるものとする。
【0012】また、上記に加え、移動体が、往時は前記
集合体が格納された格納筒を前記送出機構へ向けて押し
出しかつ復時は前記集合体が落下放出されて空になった
前記格納筒をこの格納筒の元位置に引き戻す移動体であ
るものとする。また、上記に加え、格納筒が、この格納
筒を経路を横切り送出機構へ向けて押し出した移動体が
復帰しかつ前記格納筒内の蓋が全て落下放出されて無く
なったときに元位置に復帰するものとする。
【0013】また、上記に加え、格納筒が、薄い紙,合
成樹脂などから形成された袋に包まれた集合体を格納で
きる格納筒であるものとする。また、上記に加え、格納
筒が外側面に開口する孔部が形成された格納筒であるも
のとする。
【0014】
【作用】この発明は、外周面を形成する機体内で販売の
都度調理製造し販売する各種飲料を入れる、カップなど
の上面が開口する容器の上面開口を覆う蓋を販売の都度
一個ずつ所定の位置に向けて供給する蓋供給装置を具備
するものとしたので、蓋を飲料の入った容器に付けて飲
料を販売でき、この容器の上面開口を蓋で覆うことによ
り、購入した、容器内の暖かい温飲料若しくは冷たい冷
飲料が直に冷えたり温まったりすことを防止できる。
【0015】また、上記に加え、蓋が、下端に側面から
側方に張り出したフランジ状の張出部を持ち下面に開口
する偏平な截頭円錐形状の蓋であるものとしたので、開
口を上若しくは下にして複数の蓋を上下に積み重ねて多
数の蓋を効率良く機体内に収納でき、機体内で調理製造
した各種飲料を入れるのに一般的に使用される、逆截頭
円錐形カップ状の、側面から側方にフランジ状に張り出
した張出部が上縁に沿って形成され上面が開口する容器
と類似形状の蓋にすることができるとともに、開口を上
にして複数の容器を上下に柱状に積み重ねた、容器の集
合体として内部に収納された容器を集合体の最下位の容
器から順に販売の都度一個ずつ送出機構で分離して所定
の位置であるこの容器を載せる、機体内に配設された受
け台上に向けて落下送出して供給する従来の容器供給装
置とほぼ同様の機構で、蓋を販売の都度一個ずつ所定の
位置であるに受け台上に向けて供給する蓋供給装置を構
成できる。
【0016】また、上記に加え、蓋供給装置が、蓋を複
数上下に柱状に積み重ねた集合体として機体内に収納さ
れた前記蓋を前記集合体の最下位の前記蓋から順に販売
の都度一個ずつ分離し落下させて所定の位置に向け送り
出す送出機構を備えた蓋供給装置であるものとしたの
で、限られた機体内空間に多数の蓋を効率良く収納で
き、一定期間内の、機体内への蓋の補給回数を削減でき
るとともに、開口を上にして複数の容器を上下に柱状に
積み重ねた、容器の集合体の最下位の容器から順に販売
の都度一個ずつ分離して所定の位置であるこの容器を載
せる、機体内に配設された受け台上に向けて落下送出す
る、従来の容器供給装置に備えられた送出機構とほぼ同
じ機構でも、蓋をこの蓋の集合体の最下位の蓋から順に
販売の都度一個ずつ分離し落下させて所定の位置に向け
送り出す送出機構を構成できる。
【0017】また、上記に加え、蓋供給装置が、一定の
間隔を置いて並列し互に断続自在に連結された、軸長方
向が上下方向筒状の複数の格納筒内に集合体を格納して
送出機構に沿う経路を通り搬送する搬送装置と、この搬
送装置の前記格納筒内に格納された前記集合体を、蓋が
前記送出機構内に無くなった際、この送出機構に前記経
路を隔てて向い合う位置に配設されこの経路を横切って
往復移動し前記送出機構へ向けて押し出し補給する移動
体とを具備するものとしたので、集合体が、この集合体
を構成する複数の蓋の互に嵌り合う嵌合部分が少なかっ
たり無かったりして傾斜したり倒壊したりし易い集合体
であっても、格納筒内面で拘束して集合体を柱状の状態
に維持でき、格納筒内それぞれに集合体を格納して多数
の集合体を機体内に収納することにより、一定期間内
の、機体内への蓋の補給回数を削減できるとともに、送
出機構内に蓋が無くなった際、この蓋を集合体として容
易に自動的に送出機構に補給できる。
【0018】また、上記に加え、格納筒が、上下両面が
開口する格納筒であって、閉時はこの格納筒内に格納さ
れた集合体を前記格納筒内に保持しかつ開時はこの格納
筒内の前記集合体を落下放出し前記格納筒が送出機構へ
向けて押し出されたとき開放される、前記格納筒の下面
開口の少なくとも一部を開閉自在に閉塞する閉塞機構を
備えるものとしたので、格納筒内に格納された状態の集
合体を送出機構へ向けて押し出すことができ、傾斜した
り倒壊したりし易い集合体でも、この集合体を、この集
合体を傾斜させたり倒壊させたりせずに柱状の状態を維
持させながら送出機構へ容易に補給できる。
【0019】また、上記に加え、移動体が、往時は前記
集合体が格納された格納筒を前記送出機構へ向けて押し
出しかつ復時は前記集合体が落下放出されて空になった
前記格納筒をこの格納筒の元位置に引き戻す移動体であ
るものとしたので、格納筒内に格納されて送出機構に沿
う経路を通り搬送装置で搬送される集合体を格納筒内に
格納された状態で送出機構へ補給でき、かつこの送出機
構に集合体が補給されて空になった格納筒を搬送装置へ
戻すことができる。そのため、傾斜したり倒壊したりし
易い集合体でも、この集合体を柱状の状態を維持させて
送出機構へ容易に補給できるとともに、搬送装置で搬送
される格納筒内に格納された集合体がまだ残っている間
は、この集合体を送出機構内に順次自動的に補給でき
る。
【0020】また、上記に加え、格納筒が、この格納筒
を経路を横切り送出機構へ向けて押し出した移動体が復
帰しかつ前記格納筒内の蓋が全て落下放出されて無くな
ったときに元位置に復帰するものとしたので、格納筒内
に格納されて送出機構に沿う経路を通り搬送装置で搬送
される集合体を格納筒内に格納された状態で送出機構へ
補給でき、かつこの送出機構に集合体が補給されて空に
なった格納筒を搬送装置の元位置に復帰させることがで
きる。そのため、傾斜したり倒壊したりし易い集合体で
も、この集合体を柱状の状態を維持させて送出機構へ容
易に補給できるとともに、搬送装置で搬送される格納筒
内に格納された集合体がまだ残っている間は、この集合
体を送出機構内に順次自動的に補給できる。
【0021】また、上記に加え、格納筒が、薄い紙,合
成樹脂などから形成された袋に包まれた集合体を格納で
きる格納筒であるものとしたので、傾斜したり倒壊した
りし易い集合体でも、袋に包まれて柱状を維持する集合
体を袋に入ったまま格納筒内に容易に格納できる。ま
た、上記に加え、格納筒が外側面に開口する孔部が形成
された格納筒であるものとしたので、薄い紙,合成樹脂
などから形成された袋内に密閉された状態で包まれた集
合体を袋に包まれたまま格納筒内に格納しても、袋内に
密閉された空気などの気体を袋ごと孔部を通して格納筒
の外方へ食み出させることができるので、袋に包まれて
柱状を維持する集合体を袋に入ったまま格納筒内に容易
に格納できるとともに、集合体を格納筒内に格納後、袋
だけを格納筒の上面開口,下面開口若しくは孔部を通し
て抜き出すことができる。
【0022】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1および図2に
基づいて説明する。図1はこの発明の一つの実施例のカ
ップ式自動販売機の内部構成を示し、(A)がケースの
前面開口を覆う扉を開いた状態の正面図、(B)が
(A)の蓋供給装置の構成を示す要部右側縦断面拡大
図、(C)が(B)の要部平面拡大図で、(B)は図の
左側が、また(C)は図の下側が前面側であり、図2は
図1の蓋供給装置の構成を示し、(A)が送出機構の正
面縦断面拡大図、(B)が(A)の格納筒の右側縦断面
図、(C)が(A)の蓋の構造を示す、蓋を開口を下に
し上下に積み重ねた状態の正面縦断面拡大図、(D)が
蓋を開口を下にして上下に柱状に複数積み重ねた、
(A)の集合体を袋に包んだ状態の正面図で、(B)は
図の左側が前面側である。図3および図4と共通あるい
は同一部分は同一の符号で示す。
【0023】図1および図2において、1は前面が開口
するケースであり、このケース1の前面開口を、このケ
ース1に回動自在に支持し前後両面に開口する取出口2
を下部に形成した扉3で覆っている。この扉3とケース
1とでカップ式自動販売機の外周面を形成する機体4を
構成しており、ケース1内には、外周面を形成する周壁
5および底板6で構成した箱状の収納箱7の底面から下
方に突出して、左右一対の送出機構8を備えた、前記し
た従来例と同一構成の容器供給装置9を前面側中央上寄
りに配設している。この容器供給装置9の右側に並列し
て、外周面を形成する周壁58および底板59で構成し
た箱状の収納箱60の底面から下方に突出して送出機構
61を備えた、容器供給装置9とほぼ類似の機構で構成
した蓋供給装置62を配設している。この蓋供給装置6
2の収納箱60内には、機体4内で調理製造した各種飲
料を入れる、薄い紙,合成樹脂などから形成された逆截
頭円錐形カップ状の、上面が開口する容器10の上面開
口を覆う、紙,合成樹脂などから形成し下面に開口する
偏平な截頭円錐形状の蓋63を、この蓋63をその開口
を下にして上下に柱状に複数積み重ねた、蓋63の集合
体64として収納している。この集合体64は、この集
合体64を構成する複数の蓋63の互に嵌り合う嵌合部
分が少ないと傾斜したり倒壊したりし易いが、そのよう
な場合は、図2(D)のように薄い紙,合成樹脂などか
ら形成した袋65などで集合体64を包んで、この集合
体64を柱状の状態に維持させる。また蓋63には、こ
の蓋63の下端に側面から側方に張り出したフランジ状
の張出部66を形成しており、集合体64として収納箱
60内に収納した蓋63は、集合体64の最下位の蓋6
3から順に送出機構61で販売の都度一個ずつ分離して
落下送出される。この送出機構61を、漏斗状の上端部
が底板59を貫いて収納箱60内に突出し上下両面が開
口する円筒状の筒状体67と、この筒状体67の下面開
口に上面開口が向かい合い上下両面が開口する環状の送
出機構本体68とで構成している。この送出機構本体6
8の外周面を、上下2つの部分を互に締結して構成し
た、周壁の縦断面形状がコの字形の、上下両面が開口す
る環状の環状体69で形成している。この環状体69の
下面開口に上面開口が向い合いかつ下面開口が送出機構
本体68の下面開口を形成する、上下両面に開口し上端
がフランジ状に側方に張り出した環状の口金70を環状
体69の下面に固着している。この環状体69の、縦断
面がコの字形の周壁内には、螺旋状の溝71を外周面に
形成した円柱状の回動体72を、環状体69の周壁に沿
い同一円周上の、この円周を等分割する位置にそれぞれ
配列して周壁の上下両端に上下両端を回動自在に支持し
た、軸長方向が鉛直な回動軸19それぞれに嵌着してい
る。この回動軸19には、回動体72の下側にピニオン
20を嵌着しており、このピニオン20と、環状体69
の周壁内底部に回動自在に嵌め込んだ環状の内歯歯車2
1とが互に噛み合っている。この内歯歯車21の側面か
ら、環状体69の周壁に形成した、この周壁の円周に沿
う方向が長い長孔22を通して環状体69の周壁側面か
ら側方に突出する、杓の柄状の突出部23を突出形成し
ている。この突出部23の先端部には、軸長方向が鉛直
な上下に貫通する円孔部24を形成している。この円孔
部24を介し内歯歯車21を回動駆動する、図示しない
駆動装置を内歯歯車21に連結しており、図示しない駆
動装置,筒状体67,環状体69,口金70,回動体7
2,回動軸19,ピニオン20,内歯歯車21で送出機
構本体68を構成している。この送出機構本体68の下
には、この送出機構本体68の下面開口に上面開口を向
い合わせて上下両端が開口する管状のシュータ73を配
設している。このシュータ73の下端を、このシュータ
73の下側のケース1内に配設した、容器10を載せ、
前面および上面が開口する箱形の受け台26の右側壁を
貫いてこの受け台26内に突き出させるとともに、この
受け台26の前面開口を取出口2の後面開口に向い合わ
せている。一方、収納箱60内奥行側の、送出機構61
の背後には、この送出機構61に沿って通る環状の経路
74を形成しており、この経路74を通って、外側面に
開口する縦長の孔部75を形成し互に断続自在に連結し
た、上下両面が開口し軸長方向が上下方向筒状の複数の
格納筒76内に格納された集合体64を搬送する搬送装
置77を設けている。格納筒76は上下両面が開口して
おり、この格納筒76の下面開口の少なくとも一部を開
閉自在に閉塞し送出機構61へ向けて押し出されたとき
開放される、閉時はこの格納筒76内に格納された集合
体64を格納筒76内に保持しかつ開時はこの格納筒7
6内の集合体64を落下放出する閉塞機構78を格納筒
76に備えている。この格納筒76に備えた閉塞機構7
8を、格納筒76の下端部を前後から挟む位置に互に向
かい合わせて配設し下端を互に近接する方向に図示しな
いばねで押圧しかつ上端を軸長方向が左右に水平な回動
軸79を介して回動自在に格納筒76外側面に支持し
た、側縦断面がL字形の一対の回動体80で構成してい
る。また搬送装置77は、車輪31を介して底板59上
に支持し一定間隔を置き並列してローラ鎖81を介し互
に断続自在に連結した複数の格納筒76を、図示しない
駆動部でローラ鎖81を駆動して経路74内を循環しな
がら搬送する。この経路74を隔てて送出機構61に向
かい合う、この送出機構61の後方位置には、格納筒7
6内に格納され搬送装置77で搬送される集合体64の
側面に格納筒76を介して向かい合いかつ当接する鉛直
な当接面82を形成した、水平方向に往復移動する移動
体83を、軸長方向が水平な駆動軸35で回転駆動され
るカム84を介して駆動されるリンク機構37に連結し
ている。このリンク機構37は、互に平行な一対のリン
ク38を構成要素とする平行形のリンク機構であり、一
対のリンク38の前後両端を、移動体83の後面およ
び、環状の経路74の内側に固定した直立する支柱39
の前面に上下に並列してそれぞれ固定した一対の支持体
40,41に軸長方向が左右に水平な回動軸42を介し
てそれぞれ回動自在に支持している。また、下側のリン
ク38の、前後方向の中程に、回動軸42を介して上端
を回動自在に支持した、リンク機構37の構成要素であ
るリンク43の下端を、支持体41の下側の、支柱39
の前面に固定した支持体44に形成した縦長の長孔45
に通した回動軸42を介して支柱39に回動自在かつ上
下移動自在に支持している。長孔45に通した回動軸4
2を引張りコイルばね46で下方に付勢しており、この
引張りコイルばね46で下方に付勢した回動軸42に
は、下端部に回転自在に支持したローラ47を介し駆動
軸35で回転駆動されるカム84に下端が当接し押し上
げられて一定移動距離で上下に移動する上下移動体48
の上端を固定している。この上下移動体48を長孔45
に通した回動軸42を介して支柱39に上下移動自在に
支持しており、上下移動体48,駆動軸35,カム8
4,リンク機構37,回動軸42,引張りコイルばね4
6,ローラ47などで移動体83を水平方向に往復駆動
する駆動装置85を構成している。この駆動装置85が
駆動軸35で回転駆動されるカム84で上下移動体48
を上下に移動駆動し、この上下に移動駆動される上下移
動体48で駆動されてリンク43が回動すると、移動体
83が経路74を横切って前後に往復移動する。一方、
搬送装置77が格納筒76内に格納して一定間隔を置い
て並列した集合体64を図示しない駆動部でローラ鎖8
1を駆動して経路74内を循環しながら搬送する。そし
て、内部の蓋63が販売の都度一個ずつ受け台26上に
供給されて送出機構61内の蓋63が減って無くなる
と、送出機構61の背後に、蓋63の集合体64を格納
した格納筒76が、蓋売切れ検知信号に基づき、搬送装
置77で搬送されてくる。すると、駆動軸35で回転駆
動されるカム84で上方に押し上げられる上下移動体4
8によりリンク機構37を介し駆動されて前進する移動
体83が、その当接面82で格納筒76内の集合体64
の側面を格納筒76を介して押し、格納筒76内に入っ
た状態の集合体64を送出機構61へ向けて押し出す。
送出機構61へ向けて押し出された集合体64は、閉塞
機構78を構成する一対の回動体80がその下端を互に
離反する方向に回動軸79を軸とし回動して開放される
格納筒76下面開口を通して落下放出され、その下端部
が筒状体67内に嵌まり込んで送出機構61に装填補給
される。この送出機構61に集合体64が装填補給され
て空にった格納筒76は、カム84が駆動軸35でさら
に回転駆動されて引張りコイルばね46で下方に引き下
げられる上下移動体48により、リンク機構37を介し
駆動されて後退する移動体83に伴われて搬送装置77
の元位置に復帰する。一方、集合体64が装填補給され
た送出機構61は、販売の都度、突出部23を介して図
示しない駆動装置で内歯歯車21が一往復回動駆動され
ると、この内歯歯車21と噛み合うピニオン20が回動
して回動体72が回動する。この回動体72の回動に伴
い、筒状体67内に下端部が上方から嵌まり込んで最下
位の蓋63の張出部66の下面と、回動体72の周縁部
上面とが当接して送出機構61に支えられる集合体64
の最下位の蓋63は、この蓋63の張出部66が回動体
72の溝71に嵌まり込んで下降し、集合体64から切
り離され、遂には溝71の下端から外れて落下し、シュ
ータ73に案内されて受け台26上に供給される。な
お、ケース1内には、容器供給装置9の後方左上に湯を
貯える温水タンク50を配設しており、その他の構成は
前記した従来例と同一である。
【0024】前述の構成において、この発明のカップ式
自動販売機の販売時の動作は、販売指令信号により、容
器供給装置9のいずれかの送出機構8からその下面開口
を通して一個ずつ送出された容器10が、シュータ25
に案内されて受け台26上のほぼ中央位置にその開口を
上にして供給される。また、同時に、蓋供給装置62の
送出機構61からその下面開口を通して一個ずつ送出さ
れた蓋63が、シュータ73に案内されて受け台26上
に供給される。一方、温水バルブ51が開き、給湯ホー
ス52を通って温水タンク50から湯が、また原料シュ
ータ57に案内されて原料箱56から原料が撹拌装置5
3内にそれぞれ所定量供給される。すると、この撹拌装
置53内で湯と原料とが撹拌混合され原料が湯に溶解し
て飲料が調理製造される。この飲料は撹拌装置53の底
部に接続した飲料ホース54を通って飲料ノズル55の
先端から受け台26上に待機中の容器10内に注がれ、
取出口2を通して蓋63と一緒にお客さんにより取り出
される。このように、この発明のカップ式自動販売機で
は、機体4内で調理製造した各種飲料を入れる容器10
を受け台26上に販売の都度一個ずつ供給する容器供給
装置9を備えるとともに、集合体64として収納箱60
内に収納され容器10の上面開口を覆う、容器10と類
似形状の、下端に張出部66を形成し下面に開口する蓋
63を、集合体64の最下位の蓋63から順に送出機構
61で販売の都度一個ずつ分離し落下させて送り出し受
け台26上に供給する蓋供給装置62を機体4内に備え
いる。そのため、飲料の入った容器10に蓋63を付け
て飲料を販売できるので、容器10の上面開口を蓋63
で覆うことができる。これにより、容器10が保温力の
乏しい容器10であっても、購入した、容器10内の暖
かい温飲料若しくは冷たい冷飲料が直に冷えたり温まっ
たりしない。それで、購入した飲料を、その場で直ぐ飲
まずに、この飲料を購入した場所から少し離れた所まで
運んだり少し時間を置いたりした後ち飲んでも、飲料を
美味しく飲める。また、送出機構8および容器供給装置
9とほぼ同様の機構で送出機構61および蓋供給装置6
2を構成できるとともに、限られた機体4内空間に多数
の蓋63を効率良く収納できることにより、一定期間内
の、機体4内への蓋63の補給回数を削減できる。一
方、蓋供給装置62には、上下両面が開口し薄い紙,合
成樹脂などから形成した袋65に包まれた集合体64を
格納でき外側面に開口する孔部75を形成し一定の間隔
を置いて並列しかつ互に断続自在に連結した、集合体6
4を格納する複数の格納筒76を送出機構61に沿う経
路74を通り搬送する搬送装置77を備えている。ま
た、格納筒76には、閉時は内部に格納された集合体6
4を内部に保持しかつ開時はこの内部の集合体64を落
下放出し送出機構61へ向けて押し出されたとき開放さ
れる、格納筒76の下面開口の少なくとも一部を開閉自
在に閉塞する閉塞機構78を備えている。また、格納筒
76内に格納された集合体64を、往時は経路74を横
切って送出機構61へ向け押し出して送出機構61に補
給しかつ復時は集合体64が落下放出されて空になった
格納筒76をこの格納筒76の元位置に引き戻す移動体
83を備えている。そのため、袋65に入った状態の集
合体64を、袋65内に密閉された気体を袋65と一緒
に孔部75を通して格納筒76外に食み出させながら格
納筒76内に格納後、袋65だけを格納筒76の上面開
口,下面開口若しくは孔部75を通して抜き出して格納
筒76内に補給でき、かつ格納筒76内に格納した状態
で送出機構61へ補給できる。これにより、集合体64
が、この集合体64を構成する複数の蓋63の互いに嵌
まり合う嵌合部が少なくて傾斜したり倒壊したりし易く
ても、袋65若しくは格納筒76内面で集合体64を拘
束して柱状の状態を維持させながら格納筒76内若しく
は送出機構61内に集合体64を容易に補給できる。ま
た、格納筒76内に格納された集合体64がまだ残って
いる間は、この集合体64を送出機構61内に順次自動
的に補給でき、格納筒76内それぞれに集合体64を格
納して多数の集合体64を機体4内に収納することによ
り、一定期間内の、機体4内への蓋63の補給回数を削
減できる。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、外周面を形成する機
体内で販売の都度調理製造し販売する各種飲料を入れ
る、カップなどの上面が開口する容器の上面開口を覆う
蓋を販売の都度一個ずつ所定の位置に向けて供給する蓋
供給装置を具備するものとしたので、蓋を飲料の入った
容器に付けて飲料を販売でき、この容器の上面開口を蓋
で覆うことにより、購入した、容器内の暖かい温飲料若
しくは冷たい冷飲料が直に冷えたり温まったりすことを
防止できる。
【0026】また、上記に加え、蓋が、下端に側面から
側方に張り出したフランジ状の張出部を持ち下面に開口
する偏平な截頭円錐形状の蓋であるものとしたので、開
口を上若しくは下にして複数の蓋を上下に積み重ねて機
体内に効率良く多数の蓋を収納でき、機体内で調理製造
した各種飲料を入れるのに一般的に使用される容器と類
似形状の蓋にして、容器を販売の都度一個ずつ所定の位
置に供給する従来の容器供給装置とほぼ同様の機構で、
蓋を販売の都度一個ずつ所定の位置に供給する蓋供給装
置を構成できる。
【0027】また、上記に加え、蓋供給装置が、蓋を複
数上下に柱状に積み重ねた集合体として機体内に収納さ
れた前記蓋を前記集合体の最下位の前記蓋から順に販売
の都度一個ずつ分離し落下させて所定の位置に向け送り
出す送出機構を備えた蓋供給装置であるものとしたの
で、限られた機体内空間に多数の蓋を効率良く収納して
一定期間内の、機体内への蓋の補給回数を削減できると
ともに、従来の容器供給装置に備えられた、開口を上に
して複数の容器を上下に柱状に積み重ねた、容器の集合
体の最下位の容器から順に販売の都度一個ずつ分離し所
定の位置に向けて落下送出する従来の送出機構とほぼ同
じ機構でも、蓋を販売の都度一個ずつ分離し落下させて
所定の位置に向け送り出す送出機構を構成できる。
【0028】また、上記に加え、蓋供給装置が、一定の
間隔を置いて並列し互に断続自在に連結された、軸長方
向が上下方向筒状の複数の格納筒内に集合体を格納して
送出機構に沿う経路を通り搬送する搬送装置と、この搬
送装置の前記格納筒内に格納された前記集合体を、蓋が
前記送出機構内に無くなった際、この送出機構に前記経
路を隔てて向い合う位置に配設されこの経路を横切って
往復移動し前記送出機構へ向けて押し出し補給する移動
体とを具備するものとしたので、集合体が傾斜したり倒
壊したりし易くても、集合体を格納筒内面で拘束して柱
状の状態に維持させて多数の集合体を機体内に収納で
き、一定期間内の、機体内への蓋の補給回数を削減でき
るとともに、送出機構内に蓋が無くなった際、この蓋を
集合体として容易に自動的に送出機構に補給できる。
【0029】また、上記に加え、格納筒が、上下両面が
開口する格納筒であって、閉時はこの格納筒内に格納さ
れた集合体を前記格納筒内に保持しかつ開時はこの格納
筒内の前記集合体を落下放出し前記格納筒が送出機構へ
向けて押し出されたとき開放される、前記格納筒の下面
開口の少なくとも一部を開閉自在に閉塞する閉塞機構を
備えるものとしたので、傾斜したり倒壊したりし易い集
合体でも、この集合体を、この集合体を傾斜したり倒壊
したりさせずに柱状の状態を維持させて送出機構へ容易
に補給できる。
【0030】また、上記に加え、移動体が、往時は前記
集合体が格納された格納筒を前記送出機構へ向けて押し
出しかつ復時は前記集合体が落下放出されて空になった
前記格納筒をこの格納筒の元位置に引き戻す移動体であ
るものとしたので、傾斜したり倒壊したりし易い集合体
でも、この集合体を柱状の状態を維持させながら送出機
構へ容易に補給できるとともに、搬送装置で搬送される
格納筒内に格納された集合体がまだ残っている間は、こ
の集合体を送出機構内に順次自動的に補給できる。
【0031】また、上記に加え、格納筒が、この格納筒
を経路を横切り送出機構へ向けて押し出した移動体が復
帰しかつ前記格納筒内の蓋が全て落下放出されて無くな
ったときに元位置に復帰するものとしたので、傾斜した
り倒壊したりし易い集合体でも、この集合体を柱状の状
態を維持させながら送出機構へ容易に補給できるととも
に、搬送装置で搬送される格納筒内に格納された集合体
がまだ残っている間は、この集合体を送出機構内に順次
自動的に補給できる。
【0032】また、上記に加え、格納筒が、薄い紙,合
成樹脂などから形成された袋に包まれた集合体を格納で
きる格納筒であるものとしたので、傾斜したり倒壊した
りし易い集合体でも、袋に包まれて柱状の状態を維持す
る集合体を袋に入ったまま格納筒内に容易に格納でき
る。また、上記に加え、格納筒が外側面に開口する孔部
が形成された格納筒であるものとしたので、袋に包まれ
て柱状を維持する集合体を袋に入ったままで格納筒内に
容易に格納できるとともに、格納筒内に集合体を格納後
に袋だけを格納筒の上面開口,下面開口若しくは孔部を
通して抜き出すことができる。
【0033】その結果、機体内で調理製造した飲料を入
れる容器の上面開口を覆う、少ない補給回数で機体内に
効率良く多数容易に収納できる蓋を、販売の都度一個ず
つ所定の位置に容易に自動的に供給して飲料の入った容
器に付けて飲料を販売できる、購入した暖かい温飲料若
しくは冷たい冷飲料が購入後少し時間が経っても冷えた
り温まったりせずに美味しく飲めるカップ式自動販売機
を提供できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一つの実施例のカップ式自動販売機
の内部構成を示し、(A)がケースの前面開口を覆う扉
を開いた状態の正面図、(B)が(A)の蓋供給装置の
構成を示す要部右側縦断面拡大図、(C)が(B)の要
部平面拡大図
【図2】図1の蓋供給装置の構成を示し、(A)が送出
機構の正面縦断面拡大図、(B)が(A)の格納筒の右
側縦断面図、(C)が(A)の蓋の構造を示す、蓋を開
口を下にし上下に積み重ねた状態の正面縦断面拡大図、
(D)が蓋を開口を下にして上下に柱状に複数積み重ね
た、(A)の集合体を袋に包んだ状態の正面図
【図3】従来のカップ式自動販売機の内部構成を示す、
ケースの前面開口を覆う扉を開いた状態の正面図
【図4】図3の容器供給装置の構成を示し、(A)が要
部右側縦断面拡大図、(B)が(A)の要部平面拡大
図、(C)が(A)の送出機構の正面縦断面拡大図、
(D)が(A)の容器の構造を示す正面縦断面拡大図、
(E)が(D)の容器を開口を上にして上下に柱状に複
数積み重ねた、容器の集合体の構成を示す正面縮小図
【符号の説明】
1 ケース 2 取出口 3 扉 4 機体 5 周壁 6 底板 7 収納箱 8 送出機構 9 容器供給装置 10 容器 11 集合体 12 張出部 13 筒状体 14 送出機構本体 15 環状体 16 口金 17 溝 18 回動体 19 回動軸 20 ピニオン 21 内歯歯車 22 長孔 23 突出部 24 円孔部 25 シュータ 26 受け台 27 経路 28 貫通孔 29 格納筒 30 搬送装置 31 車輪 32 ローラ鎖 33 当接面 34 移動体 35 駆動軸 36 カム 37 リンク機構 38 リンク 39 支柱 40 支持体 41 支持体 42 回動軸 43 リンク 44 支持体 45 長孔 46 引張りコイルばね 47 ローラ 48 上下移動体 49 駆動装置 50 温水タンク 51 温水バルブ 52 給湯ホース 53 撹拌装置 54 飲料ホース 55 飲料ノズル 56 原料箱 57 原料シュータ 58 周壁 59 底板 60 収納箱 61 送出機構 62 蓋供給装置 63 蓋 64 集合体 65 袋 66 張出部 67 筒状体 68 送出機構本体 69 環状体 70 口金 71 溝 72 回動体 73 シュータ 74 経路 75 孔部 76 格納筒 77 搬送装置 78 閉塞機構 79 回動軸 80 回動体 81 ローラ鎖 82 当接面 83 移動体 84 カム 85 駆動装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面を形成する機体内で販売の都度調理
    製造した各種飲料をカップなどの上面が開口する容器に
    入れて販売するカップ式自動販売機において、前記容器
    の上面開口を覆う蓋を販売の都度一個ずつ所定の位置に
    向けて供給する蓋供給装置を具備したことを特徴とする
    カップ式自動販売機。
  2. 【請求項2】請求項1記載のカップ式自動販売機におい
    て、蓋が、下端に側面から側方に張り出したフランジ状
    の張出部を持ち下面に開口する偏平な截頭円錐形状の蓋
    であるカップ式自動販売機。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載のカップ式自
    動販売機において、蓋供給装置が、蓋を複数上下に柱状
    に積み重ねた集合体として機体内に収納された前記蓋を
    前記集合体の最下位の前記蓋から順に販売の都度一個ず
    つ分離し落下させて所定の位置に向け送り出す送出機構
    を備えた蓋供給装置であるカップ式自動販売機。
  4. 【請求項4】請求項3記載のカップ式自動販売機におい
    て、蓋供給装置が、一定の間隔を置いて並列し互に断続
    自在に連結された、軸長方向が上下方向筒状の複数の格
    納筒内に集合体を格納して送出機構に沿う経路を通り搬
    送する搬送装置と、この搬送装置の前記格納筒内に格納
    された前記集合体を、蓋が前記送出機構内に無くなった
    際、この送出機構に前記経路を隔てて向い合う位置に配
    設されこの経路を横切って往復移動し前記送出機構へ向
    けて押し出し補給する移動体とを具備したカップ式自動
    販売機。
  5. 【請求項5】請求項4記載のカップ式自動販売機におい
    て、格納筒が、上下両面が開口する格納筒であって、閉
    時はこの格納筒内に格納された集合体を前記格納筒内に
    保持しかつ開時はこの格納筒内の前記集合体を落下放出
    し前記格納筒が送出機構へ向けて押し出されたとき開放
    される、前記格納筒の下面開口の少なくとも一部を開閉
    自在に閉塞する閉塞機構を備えたカップ式自動販売機。
  6. 【請求項6】請求項4または請求項5記載のカップ式自
    動販売機において、移動体が、往時は前記集合体が格納
    された格納筒を前記送出機構へ向けて押し出しかつ復時
    は前記集合体が落下放出されて空になった前記格納筒を
    この格納筒の元位置に引き戻す移動体であるカップ式自
    動販売機。
  7. 【請求項7】請求項4または請求項5記載のカップ式自
    動販売機において、格納筒が、この格納筒を経路を横切
    り送出機構へ向けて押し出した移動体が復帰しかつ前記
    格納筒内の蓋が全て落下放出されて無くなったときに元
    位置に復帰するカップ式自動販売機。
  8. 【請求項8】請求項4,5,6または請求項7記載のカ
    ップ式自動販売機において、格納筒が、薄い紙,合成樹
    脂などから形成された袋に包まれた集合体を格納できる
    格納筒であるカップ式自動販売機。
  9. 【請求項9】請求項4,5,6,7または請求項8記載
    のカップ式自動販売機において、格納筒が外側面に開口
    する孔部が形成された格納筒であるカップ式自動販売
    機。
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