JPH06284917A - ロック装置 - Google Patents

ロック装置

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JPH06284917A
JPH06284917A JP9840293A JP9840293A JPH06284917A JP H06284917 A JPH06284917 A JP H06284917A JP 9840293 A JP9840293 A JP 9840293A JP 9840293 A JP9840293 A JP 9840293A JP H06284917 A JPH06284917 A JP H06284917A
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JP
Japan
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lock
main body
locking
insertion member
hole
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Application number
JP9840293A
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English (en)
Inventor
Yuzo Maekawa
祐三 前川
Katsuzo Hirayama
勝三 平山
Akihiro Tanaka
章浩 田中
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ポケット等のロック機構の解除操作を複雑にし
て盗難を防止する。 【構成】本体及び挿入部材からなり、本体に摺動可能に
支持されるロックプレートより挿入部材のロックを行う
ロック装置において、ロックプレート145をバネ14
7により一方向に付勢し、ロックプレートに設けた孔1
49に挿入部材105を挿入した後、ロックプレートを
バネ147に逆らってロック操作部材により図面の左方
に押してロックプレートを移動させてロックをかけ、ロ
ックプレートに設けた複数の歯形153と係止レバー1
55の噛み合によりロックプレートのバネによる移動を
阻止してロック状態を維持し、ロックを解除するときは
プッシュボタン133と係止レバーの連動作用により、
歯形153を一歯ずつ解除し、複数回のボタン操作によ
りはじめてロックが解除されるロック装置である。解除
操作が複雑となり盗難防止の効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は収納手段の開閉機構のロ
ックを行うロック機構に関し、更に詳しくは二体型のロ
ック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来容器、カバン、バッグ、衣類のポケ
ット等の収納手段の開閉機構において、閉じた状態を維
持するためのロック機構は広く用いられている。これら
のロック機構の多くは開閉手段の一方(例えばカバンの
本体)に取り付けた第1のロック部材と、他方(例えば
カバンの蓋)に取り付けた第2のロック部材とからな
り、第1のロック部材と第2のロック部材は互いに係合
し、係合状態を維持することすなわちロックをかけるこ
とおよび係合状態を解除することすなわちロックを解除
することがができるものである。ロックの解除は合い鍵
を用いることなく、ノック手段によりまたは取手の回転
等により簡単に解除できるものが普及している。
【0003】その最も簡単なものの一例を図12に示
す。第1のロック部材1は蓋5に回転自在に取り付けた
係止板3および該係止板をその回転中心Oの回りに反時
計方向に付勢するバネ7よりなり、第2のロック部材は
容器本体11に固定された、または一体として形成され
た突起板9である。蓋5を閉じるときには、突起板9の
上面9bが係止板3の鈎部の下面3cを押しのけて突起
板9は係止板3の鈎部3bと噛み合いロックがかかった
状態となり蓋5を開くことができない状態となる。この
状態で係止板のアーム部3dをバネ7に逆らって押すこ
とによりロックが解除され蓋5を開くことができる。
【0004】また衣類のポケット6の開閉については図
13に示すようにホックによるロック機構が知られてい
る。該ホックは一対の内側部材2と外側部材4とよりな
り両者を重ねて押圧すればロックがなされ、両者を分離
する方向にポケットカバー8にある程度の引っ張り力を
加えればロックは解除される。以上述べたような原理の
ロック機構を衣類のポケットに用いることにより、内容
物の脱落を防ぐことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらのロック機構は
いずれもロックの解除が容易にできる。このことはロッ
ク機構を使用する手間を省く点では有利であるが、防犯
の面から見てつぎのような問題を生ずる。すなわち、す
り等悪意を持った第三者が所有者本人またはその他の者
に気付かれることなく、密かにロックを解除しポケッ
ト、カバン等の内容物を盗み出す行為を容易にする。ま
たかかる行為を防止するため合い鍵を用いることは合い
鍵の管理或いは操作の点で実用上困難である。本発明は
ポケット等の収納手段において合い鍵を用いることなく
内容物を盗難から効果的に防止できるロック機構を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は本体および挿入部材よりなり、挿入部材が本
体に挿入されてロックされるロック装置において、前記
本体はロックをかけるためのロック操作部材およびロッ
クを解除するためのロック解除操作部材を備え、該ロッ
クを解除するための操作部材を複数回操作することによ
り、はじめてロックが解除されることを特徴とする。
【0007】本発明は更に、本体および挿入部材よりな
り、挿入部材が本体に挿入されて、本体容器に対し移動
または回転可能に支持されるロック部材により前記挿入
部材が係止されるロック装置において、ロック部材は歯
形等の複数の突起手段を備え、本体はその他に前記ロッ
ク部材を一方向に付勢する付勢バネ、該ロック部材に設
けられた歯形等の突起手段に係合し付勢方向の移動を制
止する第1および第2の係止部材を備え、前記挿入部材
を本体に挿入した後ロック操作部材によりロック部材を
付勢方向と逆方向に移動または回転してロックをかけ、
ロックを解除するときは、第1および第2の係止部材を
外部からの操作に基づき動作させ交互に制止動作および
制止解除動作を行わせロック部材を段階的に付勢方向に
移動または回転せしめロックを解除することを特徴とす
る。
【0008】本発明はまた、本体および挿入部材よりな
り、挿入部材が本体に挿入されて、本体容器に対し移動
または回転可能に支持されるロック部材により前記挿入
部材が係止されるロック装置において、前記ロック部材
はインデックスのための複数の第1の突起手段および送
りのための複数の第2の突起手段を有し、本体は前記第
1の突起手段に係合しロック部材のインデックスをする
押さえ部材、前記第2の突起手段に係合しロック解除方
向の動きを阻止する制止手段、第2の突起手段をロック
を解除する方向に送る送り手段をを備え、前記挿入部材
を本体に挿入した後ロック操作部材を操作してロック部
材を特定の一方向に移動または回転してロックをかけ、
ロックを解除するときは、前記制止手段の制止を解除し
ながら前記送り手段を動作させ第2の突起手段をロック
をかけた方向と逆の方向に移動させ、前記押さえ部材に
よるインデックス作用と相まって、ロック部材をインデ
ックスの1ピッチ相当分ずつロックをかけた方向と逆の
方向に移動または回転せしめロックを解除することを特
徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、挿入部材を本体に挿入した後
ロック操作部材によりロック部材を付勢バネの付勢方向
と逆方向に移動または回転してロックをかけ、ロックを
解除するときは、第1および第2の係止部材を外部から
の操作に基づき動作させ交互に制止動作および制止解除
動作を行わせロック部材を段階的に付勢方向に移動また
は回転せしめロックを解除するため、ロックをかけるに
は1回の操作でよいが、ロックを解除するにはロック解
除操作部材を複数回操作しなければならない。
【0010】また本発明によれば挿入部材を本体に挿入
した後ロック操作部材を操作してロック部材を特定の一
方向に移動または回転してロックをかけ、ロックを解除
するときは、前記制止手段の制止を解除しながら前記送
り手段を動作させ第2の突起手段をロックをかけた方向
と逆の方向に移動させ、前記押さえ部材によるインデッ
クス作用と相まって、ロック部材をインデックスの1ピ
ッチ相当分ずつロックをかけた方向と逆の方向に移動ま
たは回転せしめロックを解除するので、ロックを解除す
るにはロック部材に設けられた送り用の歯形、ピン等の
数の回数だけロック解除操作部材を操作することが必要
となる。
【0011】このような作用により、本発明のロック機
構をその使用者が一旦ロック状態とした後、第三者が誰
にも気付かれずにそのロックを解除することは極めて困
難となる。この結果本発明によればポケット、バッグ等
の収納手段において内容物を盗難から効果的に防止でき
る。
【0012】
【実施例】
(実施例1)以下に本発明の第1の実施例を図1および
図2を参照して説明する。図1は本発明によるロック装
置が衣服のポケットに取付けられた状態を示す斜視図で
ある。挿入部材101は基板103、該基板に植えこま
れたゲート状部材105よりなり、基板103には取付
用の孔107が設けられ、不図示のリベットその他の固
定手段により、不図示のポケット本体の外側にゲート状
部材105が外側になるようにして取付られる。本体1
21はその保持器123に支持される蓋125に設けら
れた取付部127にポケットカバー151の端部を係合
させることにより、図1および図2に示す如くポッケト
カバー151の端部に取付けられる。ここで図1に示さ
れる本体121の状態の裏側の状態が図2において示さ
れる。ポケットカバー151を不図示のポケット本体に
かぶせ、挿入部材101と本体121が重なった状態で
挿入部材のゲート状部材105を本体121の保持器1
23に設けられた挿入孔129に挿入し保持器123の
外側に露出したロック操作部材131を矢印の方向に摺
動すると後述する動作原理によりロックがかかり挿入部
材101と本体121の分離が不可能となった状態が持
続する。つぎに、保持器123の外側に露出したプッシ
ュボタン部材133を必要な回数だけ複数回押すことに
より後述する動作原理によりロックが解除され挿入部材
101と本体121の分離が可能となる。
【0013】次に、本体121の構造、動作につき図2
および図3を参照して更に説明する。図3は本体121
において蓋125を外した状態を示す平面図である。保
持器123は底部141の上に側壁143を有し該側壁
に案内されてロックプレート145を摺動自在に保持す
る。第1のバネ147はロックプレート145を図3に
おいて右方向に付勢する。ロックプレート145にはコ
字型孔149、ロック操作部材をなす突起部131およ
びロック解除規制手段のための切り欠き部151を備
え、該切り欠き部151の側面には複数の鋸歯状歯形1
53が設けられている。係止レバー155は保持器に回
転自在に支持され、第2のバネ157により付勢され、
鋸歯状歯形153と噛み合い、ロックプレート145が
第1のバネに付勢され右方向に移動するのを制止する。
プッシュボタン133は側壁143に設けられたスリッ
ト部161に案内されて保持器123の内部に向かい押
し込む込むことができるよう保持されるとともに、係止
レバー155により押し込みに対する復元力を与えられ
る。プッシュボタン133は外部に露出した操作部13
3b、係止レバー155と当接する肩部133cおよび
押し込まれた状態で鋸歯状歯形153と噛み合う噛み合
い部133dを有している。
【0014】ロック動作について説明する。図3(a)
のようにロックプレートが第1のバネの付勢方向に側壁
143に当接するまで移動した状態においては保持器の
底部に設けられた挿入孔129の位置はロックプレート
のコ字型孔149の縦線部と重なるので、挿入部材のゲ
ート状部材105を長孔129に挿入するとロックプレ
ートのコ字型孔149の縦線部を貫いて挿入され、ゲー
ト状部材105の横棒はロックプレートの上面よりもさ
らに上に位置する。この状態からロック操作部材131
を手動で3図の左方向に押すとロックプレート145は
第1のバネに逆らって移動する。このとき鋸歯状歯形1
53は係止レバーを押し退けて移動する。またゲート状
部材の両側の棒がコ字型孔の横線部分に挿入された状態
でコ字孔が移動する。そして図3(b)に示すようにコ
字型孔の横線部分の端部にゲート状部材の両側の棒が当
接するまでロックプレートが移動して停止する。この状
態でゲート状部材のゲートの内側にはコ字孔によりロッ
クプレートに形成された舌状部分146が挿入されてか
んぬきの役割をなしゲート状部材105をロックする。
この状態で、鋸歯状歯形153は係止レバー155と噛
み合い、ロックプレートの右方向への移動を阻止するの
でロック操作部材から手を離してもロック状態は持続す
る。
【0015】次にロックを解除する動作につき説明す
る。図3(b)に示すようなロックプレートが最大限左
に移動した状態からロックを解除する場合を考える。プ
ッシュボタン133を押し込むと噛み合い部133dが
鋸歯状歯形153に接近し、肩部133cは係止レバー
を時計方向に回転する。噛み合い部133dが鋸歯状歯
形153の歯と歯の間で噛み合い可能な範囲に突入した
後に係止レバーが鋸歯状歯形153から離脱する。する
とロックプレートは鋸歯状歯形の一歯より短い距離だけ
右に移動しプッシュボタンの噛み合い部133dが鋸歯
状歯形と噛み合う。次にプッシュボタンの押し込みを解
除すると係止レバー155に押されてもとの位置に戻ろ
うとする。この過程ではプッシュボタンの後退に伴い第
2のバネ157に付勢された係止レバー155は反時計
方向に回転しその先端部が鋸歯状歯形153の歯と歯の
間で噛み合い可能な範囲に突入した後にプッシュボタン
の噛み合い部133dが鋸歯状歯形153から離脱す
る。するとロックプレートは鋸歯状歯形の一歯より短い
距離だけ右に移動し係止レバーの先端部が鋸歯状歯形と
噛み合う。
【0016】以下同様にしてプッシュボタンを押し込ん
でから解除する度にロックプレートは鋸歯状歯形の一歯
分のだけ右に移動し所定の回数だけノックが繰り返され
た後にはじめて図3(a)に示されるようなロックが解
除される位置に到達する。
【0017】本実施例の変形として、図4に示すように
本体121の側部に挿入孔129を設け、挿入部材10
1をその面と平行な方向に挿入することもできる。この
場合挿入部材を取付手段104によりポケットカバー1
51にとりつけ、ポケットの外側に取り付けた本体12
1に上方から挿入するようにすると便利である。この方
式においては図5のようにロックプレートにヒ字型のス
リットを設ける必要がある。
【0018】以上述べたように、本実施例のロック機構
はロックをかけるのは1回の操作で容易にできるが、ロ
ックを解除するには何回もの操作が必要である。従って
第三者がロック装置の使用者に氣付かれることなくロッ
クを解除することは極めて困難となる。その結果、本実
施例のロック機構をポケットに使用することによりポケ
ットの内容物を効果的に盗難より保護することができ
る。
【0019】(実施例2)本発明の第2の実施例につき
図6、図7および図8を参照して説明する。まず本実施
例の構造につき説明する。本実施も挿入部材101およ
び本体121よりなる。挿入部材101は基板103に
くびれ部を有する円筒形の突起部材201が取付られて
いる。本体121において、保持器123には蓋125
が取付けられる。蓋には円形の挿入孔129及び取付部
127が設けられ、挿入孔129に前記突起部材201
が挿入され、後述するロック操作部材131の操作によ
りロックされる。
【0020】本体の構造につき説明すれば、保持器12
3は底部141の上に側壁143を有し該側壁に案内さ
れてロックプレート145を摺動自在に保持する。第1
のバネ147は保持器とロックプレートの間に介在し後
述するロック操作部材131に当接してロックプレート
145を図8において右方向に付勢する。ロックプレー
ト145には端部に円形のふくらみ部分を有する長孔2
03、複数の鋸歯状歯形153が設けられ、図6に示す
保持器123の底部に設けられた逃げ孔205から突出
し外部から操作できるロック操作部材131が取り付け
られている。第1の係止レバー207は保持器に回転自
在に支持され、第1の係止バネ209により時計方向に
回転するように付勢され、その一方の端部には外部から
操作可能な第1のレバー操作部207bを有し、他方の
端部には突起した噛み合い部207cを有し、鋸歯状歯
形153と噛み合い、ロックプレート145が第1のバ
ネ147に付勢され右方向に移動するのを制止する。第
2の係止レバー211は保持器に回転自在に第1係止の
レバーと同軸に且つ独立に回転できるように、一部が重
なり合うようにして支持され、第2の係止バネ213に
より反時計方向に回転するように付勢され、その一方の
端部には外部から操作可能な第2のレバー操作部211
bを有し、他方の端部には突起した噛み合い部211c
を有し、鋸歯状歯形153と噛み合い、ロックプレート
145が第1のバネに付勢され右方向に移動するのを制
止する。
【0021】ロック動作について説明する。ロックプレ
ート145が第1のバネの付勢方向(図8では右方向)
に側壁143に当接するまで移動した状態においては蓋
125に設けられた円形の挿入孔129の位置にロック
プレートの長孔203のふくらみ部が重なるので、挿入
部材の突起部材201を挿入孔129に挿入するとロッ
クプレートの長孔203のふくらみ部を貫いて挿入さ
れ、挿入部材の頭部はロックプレートの上面よりもさら
に上に位置する。この状態からロック操作部材131を
手動で図8の左方向(図6では右方向)に押すとロック
プレートは第1のバネ147に逆らって移動する。この
とき鋸歯状歯形153は第1および第2の係止レバー2
07、211を押し退けて移動する。また挿入部材10
1のくびれ部が前記長孔203の直線部に挿入された状
態で相対的に移動する。そして図8に示すように長孔の
直線部分の端部に突起部材201のくびれ部が当接する
までロックプレートが移動して停止する。この状態で突
起部材201の頭部の一部はロック部材の一部と重なる
位置にあり、挿入部材を引き抜くことは不可能となり、
ロックがかけられる。この状態で、鋸歯状歯形153は
第2の係止レバー211と噛み合い、ロックプレートの
右方向への移動を阻止するのでロック操作部材131か
ら手を離してもロック状態は持続する。
【0022】次にロックを解除する動作につき説明す
る。図8に示すようなロックプレートが最大限左に移動
した状態からロックを解除する場合を考える。この状態
では、第2の係止レバーの噛み合い部211cが鋸歯状
歯形153の直立面に当接し、一方第1の係止レバーの
噛み合い部207cは鋸歯状歯形の斜面の途中に当接し
ている。今第2のレバー操作部211bを押すと第2の
係止レバー211はバネに逆らって時計方向に回転し、
その噛み合い部は鋸歯状歯形から離脱する。するとロッ
クプレートは右方向に一歯分より少ない距離だけ移動し
たところで第1の係止レバーの噛み合い部207cが鋸
歯状歯形の直立部に当接し停止する。次に今度は第1の
レバー操作部207bを押すと第1の係止レバーはバネ
209に逆らって反時計方向に回転し、その噛み合い部
207cは鋸歯状歯形から離脱する。するとロックプレ
ートは右方向に一歯分より少ない距離だけ移動したとこ
ろで第2の係止レバーの噛み合い部が鋸歯状歯形の直立
部に当接し停止する。以上の1サイクルにより、ロック
プレートは一歯分移動する。以下同様にして第2および
第1のレバー操作部を交互に押して離すことによりロッ
クプレートは上記の距離ずつ右方に移動し、挿入部材が
着脱可能な当初の位置に復元しロックが解除される。
【0023】以上述べたように、本実施例のロック機構
はロックをかけるのは1回の操作で容易にできるが、ロ
ックを解除するには何回もの操作をしかも2個の操作部
材を交互に押すことが必要である。従って第三者がロッ
ク装置の使用者に氣付かれることなくロックを解除する
ことは極めて困難となる。その結果、本実施例のロック
機構をポケット、カバン等携帯収納手段に使用すること
によりポケット等の内容物を効果的に盗難より保護する
ことができる。
【0024】(実施例3)本発明の第3の実施例につき
図9、図10および図11を参照して説明する。ここで
図9は挿入部材101が挿入されていない状態を示し、
図10は挿入部材が本体121に挿入されロックされた
状態を示し、図11は本体において蓋を外した状態を示
す。本実施例はいわゆるレジスタリング形式の回転式の
ロックリング301を備えたロック機構本体121と該
本体の側部より挿入されるバックル形式の挿入部材10
1より構成される。本体の構造につき説明すれば、保持
器123はその基板に形成された段付円筒形の支持部3
03およびスペースを提供する案内溝305溝によりロ
ックリング301を回転可能に支持する。また前記案内
溝305の外壁の一部は保持器の端面に向かって開口
し、開口部からロックリング301の一部が外部に飛び
出し、ロック操作のための回転の操作部となる。ロック
リングの内側部はインデックス用の内歯歯車307であ
り前記支持部303により回転自在に支持され、保持器
に取付られた躍制レバー209と係合して位置決めされ
る。内歯歯車の外側にはリング体311が取付られる。
リング体の一部には等間隔に駆動用の送りピン313が
植えられている。
【0025】保持器123には長手方向の一方の端部に
開口する凹部315が設けられ、該凹部にロックレバー
317が回転自在に取付けられ、ロックバネ319によ
り反時計方向に付勢され、その一方の端部の爪317b
は送りピン313に当接することができ、他方の端部の
腕317cは後述するプッシュボタンに当接することが
できる。前記開口部の幅は凹部の幅より狭くなってお
り、凹部から開口部にかけて段付き形状のプッシュボタ
ン133が挿入され、その一部は開口部から外部に飛び
出ている。プッシュボタンの幅広の頭部は保持ピン32
1により送り爪323を回転自在に保持する。送り爪3
23は復帰バネ324により、ストッパー331に向け
時計方向に付勢される。リング体の上面の一部には挿入
部材101に設けられた円弧状の係止溝325に挿入さ
れる円弧状に立ち上がる係止段部327が設けられい
る。蓋125の下面には長手方向の端面に開口し挿入孔
129を構成する挿入溝329およびロックリングの不
図示の逃げ部が形成され、蓋125は保持器123の上
面にねじ締め等により取付けられる。
【0026】本実施例のロック動作につき説明する。ロ
ックリングを後述する方法により最大限時計方向に回転
した状態においては挿入溝329に対向するリング31
1体の上面(図11の点線で囲んだ部分)には係止段部
327は存在せず、該挿入溝329に挿入部材101を
その係止溝325を下にして挿入する。次に、保持器1
23の外側に出ているロックリングの外周部を操作し
て、ロックリングを最大限反時計方向に回転する。この
間、送りピン313はロックレバー317を押し退けて
進むが送り爪323は送りピンと接触しない位置に引っ
込んでいる。回転が終了した状態では、係止段部327
がロックリングの回転動作により挿入部材の係止溝32
5に入り込みロックがかけられる。この状態で、ロック
リングを操作してロックを解除する時計方向に回転しよ
うとしても、ロックレバー317はプッシュボタン13
3により阻止され、送りピンの間に入り込み逆方向の回
転を許さない。
【0027】次にロックを解除する動作につき説明す
る。プッシュボタン133を押すとロックレバーの腕部
317cに当接してロックレバー317を時計方向に回
転しその爪317bを送りピンと接触しない位置に退避
させる。一方、送り爪323も復元バネに付勢され、側
面部がストッパ331に当接した状態で前進し、その先
端が送りピンと送りピンの間に突入した後、送り爪32
3の斜面部がストッパに当接するため、送り爪323は
前進とともに保持ピン321の回りに反時計方向の回転
を行い送りピン313を引っかけてロックリング301
が時計方向に回転するように送る。このとき、内歯歯車
307の歯の突起部は躍制レバー309の突起部を押し
退けて進み、その後は躍制レバーの働きにより、ロック
リングは一歯進んだ次の安定位置にインデックスされ
る。このとき送り爪323は前の送りピン313から離
れている。この状態でプッシュボタン133を解放する
と、プッシュボタンはロックレバー317に押されても
との位置に復帰する。これに伴いロックレバーおよび送
り爪は当初の位置に復帰する。以下同様の操作を所定回
繰り返すことにより、ロックリングを一歯分ずつ時計方
向に回転し、ロックが解除された状態に復帰することが
できる。
【0028】以上述べたように、本実施例のロック機構
はロックをかけるのは1回の操作で容易にできるが、ロ
ックを解除するには何回もの操作が必要である。従って
第三者がロック装置の使用者に氣付かれることなくロッ
クを解除することは極めて困難となる。その結果、本実
施例のロック機構をポケットに使用することによりポケ
ットの内容物を効果的に盗難より保護することができ
る。更に本実施例においてはバックル式の挿入部材を本
体の側面から主面に平行に挿入する方式であるため、位
置出しが安定し、挿入およびロック掛けが円滑にでき、
ロック解除後の取り外しもスムースに行うことができ
る。
【0029】(その他の実施例)本発明は以上述べてき
た実施例の他に次のような改良も可能である。
【0030】(1)本体および本体に着脱する挿入部材
よりなり本体に挿入部材をロックし、解除することがで
き、ロック解除のためには複数回の操作が必要なロック
解除操作部材を備えたロック機構において、本体にロッ
クをかけるためのプッシュボタンを設けるロック機構。
これは片手でロックをかけることができることを目的と
する。たとえば第1の実施例または第2の実施例におい
てはロックプレートの移動方向に突出するプッシュボタ
ンを設ける。第3の実施例の場合は例えばラックとピニ
オンのような変換機構を用いることにより、プッシュボ
タンによるロックかけが可能となる。
【0031】(2)本体および本体に着脱する挿入部材
よりなり本体に挿入部材をロックし、解除することがで
き、ロック解除のためには複数回の操作が必要なロック
解除操作部材を備えたロック機構において、本体に挿入
部材を挿入することにより自動的にロックがかかるロッ
ク機構。これはいわゆるワンタッチロックを目的とした
ものである。例えば挿入部材の挿入動作により、直接ま
たは間接に本体のロックレバーまたはロックリングが移
動する構造、具体的には実施例1または2に述べたロッ
クプレートの一部を挿入部材の一部に置き換え保持器の
側部から係止レバーを押しのけながら挿入する構造とす
ることも可能である。
【0032】(3)本体および本体に着脱する挿入部材
よりなり本体に挿入部材をロックし、解除することがで
き、ロック解除のためには複数回の操作が必要なロック
解除操作部材を備えたロック機構において、ロック状態
が解除されたとき、挿入部材を排出方向に動かす手段を
備えたロック機構。ロック解除状態を確認することを目
的とする。たとえばロック状態においてはは挿入部材の
排出手段が係止手段により制止されているがロック解除
状態ではロック解除操作部材の働きにより係止手段の制
止が解除され、排出可能となる構造、具体具体例として
は排出バネを用いた構造がある。
【0033】(4)本体および本体に着脱する挿入部材
よりなり本体に挿入部材をロックし、解除することがで
き、ロック解除のためには複数回の操作が必要なロック
解除操作部材を備えたロック機構において、ロック状態
が解除されたことを報知する手段を備えたロック機構。
ここで、報知する手段とは例えば音または光による信号
発生である。本例はハンガーに吊るした衣類のポケット
の収納物を盗難から防ぐこと等を目的とする。本例はた
とえばロック手段の動作に伴って開閉する電気的または
電子的スイッチ手段を用いることにより実現できる。音
による信号発生については、このほかに例えばロック状
態においては、機械的発音手段の動作を制止しておき、
ロック解除手段の操作によりその制止を解除する方式も
ある。
【0034】(5)本体および本体に着脱する挿入部材
よりなり本体に挿入部材をロックし、解除することがで
き、ロック解除のためには複数回の操作が必要なロック
解除操作部材を備えたロック機構において、本体におけ
る挿入部材を挿入する挿入孔の周辺に挿入の位置合わせ
を容易にするための案内手段を設けたロック機構。挿入
を容易にすることが目的である。ここで案内手段とは、
単なる面取りから磁力を挿入部材の位置出しに応用した
もの等も含め、特別な形状の付加部材までを含む。
【0035】(6)本体および本体に着脱する挿入部材
よりなり本体に挿入部材をロックし、解除することがで
き、ロック解除のためには複数回の操作が必要なロック
解除操作部材を備えたロック機構において、ロック解除
操作部材を複数個設け、該複数のロック解除部材を特定
の順序で操作したときにのみロックが解除できるロック
機構。本例は例えば重要書類の入ったカバン、バッグ、
書類ばさみ等のロックに用いることを目的とする。例え
ば、3個の操作部材を用いロックプレートの歯形のピッ
チを適切に変化させることにより、例えば132123
2の順序で操作したときのみロック解除を可能とするこ
とができる。
【0036】(7)本発明においてロックを解除する手
段として、第1および第2の実施例においてはロックプ
レートをバネにより一方向に付勢しておき、ロックプレ
ートの歯形に対する係止レバーの制止を順次解除するこ
とによりロックプレートを動かす機構を用いているが、
かかる機構はインデックスによらないロックリングをロ
ック解除のため回転する機構としても使用できる。この
場合例えば第2の実施例に用いたようなネジリバネを用
いてロックリングを付勢し、ロックリングの外周に設け
た歯形またはピンを係止レバーにより制止するような構
造をとることができる。
【0037】第3の実施例においては、ロックを解除す
る手段としてロックリングを一方向に付勢するバネを用
いることなく、インデックス機構とインデックス用の歯
形の1ピッチ以下を送る送り機構により一歯ずつインデ
ックスを繰り返して送る機構を用いているが、この機構
は第1または第2の実施例に示したようなロックプレー
トの直線方向の移動にも利用することができる。この場
合、たとえばロックプレートの一方の側面にインデック
ス用の歯形を、他方の側面に制止用の歯形を設け、係止
レバーを制止用の歯形に係止した状態で往復させるよう
な構造をとることができる。
【0038】
【発明の効果】本発明のロック機構はロックをかけるの
は1回の操作で容易にできるが、ロックを解除するには
何回もの操作が必要である。従って第三者がロック装置
の使用者に氣付かれることなくロックを解除することは
極めて困難となる。その結果、本発明のロック機構をポ
ケット、バッグ、カバン等の収納手段に使用することに
よりその内容物を効果的に盗難より保護することができ
る。また更に解除操作を複雑にし、警報装置を付加する
ことにより、一時的に身体から離れた位置に置いた間で
も内容物の盗難防止または秘密保持の効果をその分だけ
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例の本体を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施例のロック作用を示す平面
図であり、(a)はロックが解除された状態を、(b)
はロックがかけられた状態を示す。
【図4】本発明の第1の実施例の変形を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施例の変形において用いられ
るロックプレートを示す平面図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示す斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施例における本体を示す斜視
図である。
【図8】本発明の第2の実施例の本体の構造を示す平面
図である。
【図9】本発明の第3の実施例を示す平面図である。
【図10】本発明の第3の実施例を示す部分断面図であ
る。
【図11】本発明の第3の実施例の本体の構造を示す平
面図である。
【図12】従来のロック機構を示す側面図である。
【図13】従来のロック機構を示す断面図である。
【符号の説明】
1 第1のロック部材 2 ホック内側部材 3 係止部材 4 ホック外側部材 5 蓋 6 ポケット 7 バネ 8 ポケットカバー 9 突起板 11 本体 101 挿入部材 103 基板 105 取付手段 121 本体 123 保持器 125 蓋 127 取付部 129 挿入孔 131 ロック操作部材 133 プッシュボタン 141 保持器の底部 143 保持器の側壁 145 ロックプレート 147 第1のバネ 149 コ字型孔 150 ヒ字型スリット 151 ポケットカバー 152 切り欠き部 153 鋸歯状歯形 155 係止部材 157 第2のバネ 161 側壁スリット部 201 突起部材 203 長孔 205 逃げ孔 207 第1の係止レバー 209 第1の係止バネ 211 第2の係止レバー 213 第2の係止バネ 301 ロックリング 303 支持部 305 案内溝 307 内歯歯車 309 躍制レバー 311 リング体 313 送りピン 315 凹部 317 ロックレバー 319 ロックバネ 321 保持ピン 323 送り爪 324 バネ 325 係止溝 327 係止段部 329 挿入溝 331 ストッパー

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体および挿入部材よりなり、挿入部材
    が本体に挿入されてロックされるロック装置において、
    前記本体はロックをかけるためのロック操作部材および
    ロックを解除するためのロック解除操作部材を備え、該
    ロックを解除するための操作部材を複数回操作すること
    により、はじめてロックが解除されることを特徴とする
    ロック装置。
  2. 【請求項2】 本体はロックを解除するためのロック解
    除操作部材を複数個備えていることを特徴とする請求項
    1に記載するロック装置。
  3. 【請求項3】 本体および挿入部材よりなり、挿入部材
    が本体に挿入されて、本体容器に対し移動または回転可
    能に支持されるロック部材により前記挿入部材が係止さ
    れるロック装置において、ロック部材は歯形等の複数の
    突起手段を備え、本体はその他に前記ロック部材を一方
    向に付勢する付勢バネ、該ロック部材に設けられた歯形
    等の突起手段に係合し付勢方向の移動を制止する第1お
    よび第2の係止部材を備え、前記挿入部材を本体に挿入
    した後ロック操作部材によりロック部材を付勢方向と逆
    方向に移動または回転してロックをかけ、ロックを解除
    するときは、第1および第2の係止部材を外部からの操
    作に基づき動作させ交互に制止動作および制止解除動作
    を行わせロック部材を段階的に付勢方向に移動または回
    転せしめロックを解除することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載するロック装置。
  4. 【請求項4】 第1または第2の係止部材のいずれか一
    方または双方が外部から操作可能なロックを解除するた
    めの操作部材として機能することを特徴とする請求項3
    に記載するロック機構。
  5. 【請求項5】 第1または第2の係止部材のいずれか一
    方の動作に連動して他方が動作することを特徴とする請
    求項4に記載するロック機構。
  6. 【請求項6】 本体および挿入部材よりなり、挿入部材
    が本体に挿入されて、本体容器に対し移動または回転可
    能に支持されるロック部材により前記挿入部材が係止さ
    れるロック装置において、前記ロック部材はインデック
    スのための複数の第1の突起手段および送りのための複
    数の第2の突起手段を有し、本体は前記第1の突起手段
    に係合しロック部材のインデックスをする押さえ部材、
    前記第2の突起手段に係合しロック解除方向の動きを阻
    止する制止手段、第2の突起手段をロックを解除する方
    向に送る送り手段を備え、前記挿入部材を本体に挿入し
    た後ロック操作部材を操作してロック部材を特定の一方
    向に移動または回転してロックをかけ、ロックを解除す
    るときは、前記制止手段の制止を解除しながら前記送り
    手段を動作させ第2の突起手段をロックをかけた方向と
    逆の方向に移動させ、前記押さえ部材によるインデック
    ス作用と相まって、ロック部材をインデックスの1ピッ
    チ相当分ずつロックをかけた方向と逆の方向に移動また
    は回転せしめロックを解除することを特徴とする請求項
    1に記載するロック装置。
  7. 【請求項7】 送り手段の動作と連動して制止手段の制
    止の解除が行われることを特徴とする請求項6に記載す
    るロック装置。
  8. 【請求項8】 送り手段は本体容器に摺動可能に保持さ
    れるプッシュボタン、該プッシュボタンに回転自在に支
    持される送り爪、送り爪に当接するストッパ、送り爪を
    復元する復元バネよりなり、プッシュボタンを押しこむ
    ことにより制止手段を押し退けて制止を解除し、更に送
    り爪を第2の突起手段の間に押し込み、ストッパに当接
    させて回転させ第2の突起手段をロックがかけられた方
    向と逆の方向に送ることを特徴とする請求項7に記載す
    るロック装置。
  9. 【請求項9】 本体および挿入部材よりなり、挿入部材
    が本体に挿入されて、本体容器に対し移動または回転可
    能に支持されるロック部材により前記挿入部材が係止さ
    れるロック装置において、前記挿入部材は基部および基
    部からたちあがる釘状、鈎状、ゲート状等の頭部の断面
    積が大きい突起手段部材を備え、本体の底部に挿入部材
    の前記突起手段を挿入する第1の孔を設け、前記ロック
    部材に第1の孔と重なり合う部分と第1の孔の一部との
    み重なる部分からなる第2の孔およびロック操作部材を
    設け、第2の孔が第1の孔をカバーする位置において前
    記の突起手段を挿入した後、ロック操作部材を操作して
    ロック部材を動かし、第2の孔が第1の孔をカバーでき
    ない位置に移動してロックをかけることを特徴とする請
    求項1に記載するロック装置。
  10. 【請求項10】 本体および挿入部材よりなり、挿入部
    材が本体に挿入されて、本体容器に対し移動または回転
    可能に支持されるロック部材により前記挿入部材が係止
    されるロック装置において、挿入部材には凹部または凸
    部が設けられ、ロック部材には前記凹部または凸部と噛
    み合う凸部または凹部を設け、本体容器の側部において
    ロック部材の移動方向とほぼ垂直な方向に開口しロック
    部材の主面に平行な面を有する挿入孔を設け、ロック部
    材が挿入を妨害しない位置において前記挿入孔より挿入
    部材を挿入した後ロック操作部材によりロック部材を回
    転または移動させ、挿入部材に設けた凹部または凸部に
    ロック部材に設けた凸部または凹部を係合させロックを
    かけることを特徴とする請求範囲1に記載するロック装
    置。
  11. 【請求項11】 本体および挿入部材よりなり、挿入部
    材が本体に挿入されて、本体容器に対し移動または回転
    可能に支持されるロック部材により前記挿入部材が係止
    されるロック装置において、ロック部材として一部が本
    体容器から飛び出るレジスタリングを用い、その飛び出
    た部分をロック操作部材として使用することを特徴とす
    る請求項6に記載するロック装置。
JP9840293A 1993-04-02 1993-04-02 ロック装置 Pending JPH06284917A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019504342A (ja) * 2015-12-14 2019-02-14 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. メンブレンアセンブリ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019504342A (ja) * 2015-12-14 2019-02-14 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. メンブレンアセンブリ
US11036128B2 (en) 2015-12-14 2021-06-15 Asml Netherlands B.V. Membrane assembly

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