JPH06284739A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH06284739A
JPH06284739A JP5071384A JP7138493A JPH06284739A JP H06284739 A JPH06284739 A JP H06284739A JP 5071384 A JP5071384 A JP 5071384A JP 7138493 A JP7138493 A JP 7138493A JP H06284739 A JPH06284739 A JP H06284739A
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capacitor
frequency
high frequency
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capacitance
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JP5071384A
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Kentaro Eguchi
健太郎 江口
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチング素子のスイッチング周波数を変
化させても入力力率が低下せず、電源高調波が増加しな
い放電灯点灯装置を得ることを目的とする。 【構成】 整流回路1により整流された交流電圧ACを
充電する充電コンデンサ6と、充電コンデンサ6の直流
電荷を接続されたコンデンサ16により設定された周波
数の高周波に変換し、放電灯負荷12を点灯させる高周
波変換手段と、整流回路1の出力に高周波電圧を重畳さ
せるブリッジコンデンサ15と、高周波変換手段の出力
する高周波の周波数を設定するコンデンサ16の容量を
変化させるコンデンサ容量可変手段30と、高周波の周
波数の変化に応じてブリッジコンデンサ15の容量を変
化させるコンデンサ容量可変手段31とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばインバータ回路を
用いて、放電灯を点灯させる放電灯点灯装置、特に、ス
イッチング周波数を変化させても入力力率が低下せず、
電源高調波が増加しない放電灯点灯装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の放電灯点灯装置の構成を示
すものである。図において、1は交流電源ACを整流す
るダイオードブリッジ等で構成される整流回路で、この
整流回路1の出力端子間には互いに直列接続され交互に
オン・オフするスイッチング素子2、3が接続されてい
る。各スイッチング素子2、3にはそれぞれ等価的に逆
並列にフライホイールダイオード4、5が接続されてい
る。各スイッチング素子2、3は周波数制御回路14の
高周波によりオン・オフが制御される。この周波数制御
回路14には、出力するスイッチング周波数を決定する
コンデンサ16が接続され、一定のスイッチング周波数
を発生するようになっている。
【0003】なお、スイッチング素子2、3とコンデン
サ16を有する周波数制御回路14とで、後述する充電
コンデンサ6の直流電荷を所定の高周波に変換する高周
波変換手段を構成している。
【0004】また、直列接続されたスイッチング素子
2、3の両端には充電コンデンサ6が接続され、整流回
路1の一方の出力端子と直列接続されたスイッチング素
子2、3との間には向きを整流回路の順方向と同じにし
たダイオード7が挿入されている。そのダイオード7の
アノードと整流回路1の他方の出力端子との間には互い
に直列接続されたコンデンサ8及びコンデンサ15が接
続されている。なお、コンデンサ8は、コンデンサ15
に発生する高周波電圧を整流回路1の出力側に重畳させ
るためのものである。また、ダイオード7のカソードと
整流回路1の他方の出力端子との間には、充電コンデン
サ6に対して並列に、互いに直列接続された向きを充電
コンデンサ6の電圧に対して逆方向にしたピーク電圧ク
ランプ用のダイオード9、10が接続されている。
【0005】さらに、整流回路1の出力経路には直列に
インダクタ11が挿入されている。また、スイッチング
素子2、3の接続点及びダイオード4、5の接続点とコ
ンデンサ8、15の接続点及びダイオード9、10の接
続点との間には放電灯負荷12とインダクタ13の直列
回路が接続されており、放電灯負荷12には並列にコン
デンサ24が接続されている。なお、インダクタ13、
コンデンサ15及びコンデンサ24で、周波数制御回路
14で設定されたスイッチング周波数に対応した周波数
で共振するように設定されたLC直列共振回路を構成し
ている。
【0006】従来の放電灯点灯装置は上記のように構成
されており、周波数制御回路14が、例えば50kHz
のスイッチング周波数でスイッチング素子2、3をスイ
ッチングすることで、放電灯負荷12に高周波電圧をか
け放電灯負荷を点灯させる。また、インダクタ13、コ
ンデンサ15及びコンデンサ24からなるLC直列共振
回路は周波数制御回路14で設定されたスイッチング周
波数に対応した周波数で共振するように設定されてお
り、また、高周波変換手段からコンデンサ15にかかる
高周波電圧は、コンデンサ8によりダイオード7のアノ
ードに印加される。したがって、ダイオード7のアノー
ドには交流電源ACが整流された脈流に高周波電圧が重
畳された電圧がかかり、入力電流は正弦波に近い形とな
り、入力力率を高くし、電源高調波を減少させていた。
上記従来例と実質的に同一の技術が特開平2−3048
96号公報に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の放
電灯点灯装置では、スイッチング素子2、3のスイッチ
ング周波数が一定であれば、入力力率を高くし、電源高
調波を少なくすることができるが、放電灯の調光等のた
めにスイッチング素子2、3のスイッチング周波数を変
化させると、スイッチング周波数に対応して設定してい
るインダクタ13とコンデンサ15とからなるLC直列
共振回路の共振周波数との対応がはずれてしまう。そう
すると、電源高調波が増加してしまうことが現実に知ら
れており、変電所等の力率改善用コンデンサ等に過大な
負担がかかってしまう等問題点があった。
【0008】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、スイッチング素子のスイッチ
ング周波数を変化させても入力力率が低下せず、電源高
調波が増加しない放電灯点灯装置を得ることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る放電灯
点灯装置は、交流電圧の出力を全波整流する整流回路の
出力をダイオードを介して充電する充電コンデンサと、
充電コンデンサの直流電荷を所定容量のコンデンサを用
いて所定の高周波に変換する高周波変換手段と、高周波
変換手段から出力された高周波によって点灯させられる
コンデンサとインダクタで構成されたLC直列共振回路
が接続された放電灯負荷と、高周波変換手段から出力さ
れた高周波を整流回路の出力に重畳させるコンデンサと
を備えてなる放電灯点灯装置において、高周波変換手段
のコンデンサの容量を周波数を変化させるために可変さ
せる第1のコンデンサ容量可変手段と、LC直列共振回
路のコンデンサの容量をコンデンサ容量可変手段によっ
て可変させられた容量に基づき設定された周波数に対応
したLC直列共振回路の共振周波数となるように変化さ
せる第2のコンデンサ容量可変手段とを備えたものであ
る。
【0010】第2の発明に係る放電灯点灯装置は、交流
電圧の出力を全波整流する整流回路の出力をダイオード
を介して充電する充電コンデンサと、充電コンデンサの
直流電荷を所定容量のコンデンサを用いて所定の高周波
に変換する高周波変換手段と、高周波変換手段から出力
された高周波によって点灯させられるコンデンサとイン
ダクタで構成されたLC直列共振回路が接続された放電
灯負荷と、高周波変換手段から出力された高周波を整流
回路の出力に重畳させるコンデンサとを備えてなる放電
灯点灯装置において、高周波変換手段のコンデンサの容
量を周波数を変化させるために可変させる第1のコンデ
ンサ容量可変手段と、LC直列共振回路のインダクタの
インダクタンス値をコンデンサ容量可変手段によって可
変させられた容量に基づき設定された周波数に対応した
LC直列共振回路の共振周波数となるように変化させる
インダクタンス値可変手段とを備えたものである。
【0011】第3の発明に係る放電灯点灯装置は、交流
電圧の出力を全波整流する整流回路の出力をダイオード
を介して充電する充電コンデンサと、充電コンデンサの
直流電荷を所定容量のコンデンサを用いて所定の高周波
に変換する高周波変換手段と、高周波変換手段から出力
された高周波によって点灯させられるコンデンサとイン
ダクタで構成されたLC直列共振回路が接続された放電
灯負荷と、高周波変換手段から出力された高周波を整流
回路の出力に重畳させるコンデンサとを備えてなる放電
灯点灯装置において、高周波変換手段のコンデンサの容
量を周波数を変化させるために可変させる第1のコンデ
ンサ容量可変手段と、コンデンサ容量可変手段によって
可変させられた容量に基づき設定された周波数に対応し
たLC直列共振回路の共振周波数となるようにLC直列
共振回路のコンデンサの容量とLC直列共振回路のイン
ダクタのインダクタンス値をそれぞれ独立して可変させ
る第2のコンデンサ容量可変手段及びインダクタンス値
可変手段とを備えたものである。
【0012】
【作用】第1の発明においては、高周波変換手段から出
力される高周波の周波数を、高周波設定手段に接続して
いるコンデンサのコンデンサ容量を可変させることによ
り変化させた場合に、LC直列共振回路の共振周波数と
の対応がはずれてる。そこで、高周波設定手段に接続し
ているコンデンサの可変させられたコンデンサ容量に基
づき設定された周波数に対応したLC直列共振回路の共
振周波数となるように、LC直列共振回路を構成するコ
ンデンサのコンデンサ容量をコンデンサ容量可変手段に
よって、可変調節することにより、高周波変換手段の出
力する周波数にLC直列共振回路の共振周波数が対応
し、元の状態に戻り、電源高調波の増加を防ぐ。
【0013】第2の発明においては、高周波変換手段か
ら出力される高周波の周波数を、高周波設定手段に接続
しているコンデンサのコンデンサ容量を可変させること
により変化させた場合に、LC直列共振回路の共振周波
数との対応がはずれる。そこで、高周波設定手段に接続
しているコンデンサの可変させられたコンデンサ容量に
基づき設定された周波数に対応したLC直列共振回路の
共振周波数となるように、LC直列共振回路を構成する
インダクタのインダクタンス値をインダクタンス値可変
手段によって、可変調節することにより、高周波変換手
段の出力する周波数にLC直列共振回路の共振周波数が
対応し、元の状態に戻り、電源高調波の増加を防ぐ。
【0014】第3の発明においては、高周波変換手段か
ら出力される高周波の周波数を、高周波設定手段に接続
しているコンデンサのコンデンサ容量を可変させること
により変化させた場合に、LC直列共振回路の共振周波
数との対応がはずれる。そこで、高周波設定手段に接続
しているコンデンサの可変させられたコンデンサ容量に
基づき設定された周波数に対応したLC直列共振回路の
共振周波数となるように、LC直列共振回路を構成する
コンデンサのコンデンサ容量とインダクタのインダクタ
ンス値をコンデンサ容量可変手段及びインダクタンス値
可変手段によって、それぞれ独立して可変調節すること
により、高周波変換手段の出力する周波数にLC直列共
振回路の共振周波数が対応し、元の状態に戻り、電源高
調波の増加を防ぐ。
【0015】
【実施例】実施例1.図1は本発明の一実施例に係る放
電灯点灯装置の構成を示す図である。図において、従来
例と同一の構成は同一符号を付して重複した構成の説明
は省略する。17はコンデンサ15に並列に接続された
付加コンデンサで、常閉スイッチ19とは直列接続され
ており、コンデンサ15のコンデンサ容量を可変させる
コンデンサ容量可変手段31を構成している。18はコ
ンデンサ16に並列に接続された付加コンデンサで、常
閉スイッチ20とは直列接続されており、コンデンサ1
6のコンデンサ容量を可変させるコンデンサ容量可変手
段30を構成している。また、スイッチ19及びスイッ
チ20はスイッチ操作信号40によりオン・オフ制御さ
れている。
【0016】この実施例では、コンデンサ容量可変手段
31を構成するスイッチ19及びコンデンサ可変手段3
0を構成するスイッチ20は常時オンの状態にある。こ
のとき、コンデンサ16のコンデンサ容量は付加コンデ
ンサ18との容量を加えたものであり、この容量で、周
波数制御回路14の周波数が、所定の値に設定されてい
る。一方、コンデンサ15のコンデンサ容量も、付加コ
ンデンサとの容量を加えたものであり、LC直列共振回
路が周波数制御回路14に設定された周波数に対応した
共振周波数をとるように、容量が設定されている。
【0017】そこで、スイッチ20を操作してオフする
ことによりコンデンサ16に並列に接続されているコン
デンサ18が切り離され、スイッチング周波数を決定す
るコンデンサ16のコンデンサ容量は実質的に小さくな
り、周波数制御回路14のスイッチング周波数は上が
る。このとき、スイッチング周波数設定されているチョ
ーク用インダクタ13とコンデンサ15からなるLC直
列共振回路の共振周波数はスイッチング周波数に対応し
なくなる。
【0018】そこで、スイッチ19を操作してオフする
ことによりコンデンサ15に並列に接続されているコン
デンサ17が切り離され、コンデンサ15のコンデンサ
容量が実質的に小さくなり、インダクタ13とコンデン
サ15からなるLC直列共振回路の共振周波数は高くな
り、この共振周波数はスイッチ20をオフしたときのス
イッチング周波数に対応することになり、もとの状態を
保つことが可能となる。
【0019】したがって、スイッチ操作信号40によ
り、スイッチ19及びスイッチ20を同時にオン・オフ
制御することにより、もとの状態を保った状態でスイッ
チング周波数を変化することが可能となり、スイッチン
グ周波数を変化させても、入力力率の低下、電源高調波
の増加を防ぐことが可能となる。
【0020】実施例2.図2は本発明の他の実施例に係
る放電灯点灯装置の構成を示す図である。図において、
30は実施例1と同じ付加コンデンサ16と常閉スイッ
チ20とから構成されるコンデンサ容量可変手段であ
り、21はインダクタ13に並列に接続された付加イン
ダクタで、常開スイッチ22とは直列接続されており、
インダクタ13のインダクタンス値を可変させるインダ
クタンス値可変手段32を構成している。他の構成は従
来例と同様である。また、スイッチ22は反転素子23
を介してスイッチ操作信号40によりオン・オフ制御さ
れている。
【0021】この実施例では、コンデンサ容量可変手段
30を構成するスイッチ20は常時オンの状態にあり、
インダクタンス値可変手段32を構成するスイッチ22
は常時オフの状態にある。このとき、コンデンサ16の
コンデンサ容量は付加コンデンサ18との容量を加えた
ものであり、このコンデンサ容量で、周波数制御回路1
4の周波数が、所定の値に設定されている。一方、イン
ダクタ13のインダクタンス値は、LC直列共振回路が
周波数制御回路14に設定された周波数に対応した共振
周波数をとるように容量が設定されている。
【0022】そこで、スイッチ20を操作してオフする
ことによりコンデンサ16に並列に接続されているコン
デンサ18が切り離され、スイッチング周波数を決定す
るコンデンサ16のコンデンサ容量は実質的に小さくな
り、周波数制御回路14のスイッチング周波数は上が
る。このとき、スイッチング周波数に対応して設定され
ているチョーク用インダクタ13とコンデンサ15から
なるLC直列共振回路の共振周波数はスイッチング周波
数に対応しなくなる。
【0023】そこで、スイッチ22を操作してオンする
ことによりインダクタ13に付加インダクタ21が並列
に接続され、インダクタ13のインダクタンス値が実質
的に小さくなり、チョーク用インダクタ13とコンデン
サ15からなるLC直列共振回路の共振周波数は高くな
り、この共振周波数はスイッチ20をオフしたときのス
イッチング周波数に対応することになり、もとの状態を
保つことが可能となる。
【0024】したがって、スイッチ操作信号40及び反
転素子23により、スイッチ20及びスイッチ22を、
スイッチ20がオンのときはスイッチ22をオフにし、
スイッチ20がオフのときはスイッチ22をオンになる
ように、同時にオン・オフ制御することにより、もとの
状態を保った状態でスイッチング周波数を変化すること
が可能となり、スイッチング周波数を変化させても、入
力力率の低下、電源高調波の増加を防ぐことが可能とな
る。
【0025】実施例3.図3は本発明の他の実施例に係
る放電灯点灯装置の構成を示す図である。図において、
30は実施例1と同様な付加コンデンサ16と常閉スイ
ッチ20とから構成されるコンデンサ容量可変手段であ
り、27はコンデンサ15に並列に接続された付加コン
デンサで、常閉スイッチ19とは直列接続されており、
コンデンサ15のコンデンサ容量を可変させるコンデン
サ容量可変手段33を構成している。28はインダクタ
13に並列に接続された付加インダクタで、常開スイッ
チ22とは直列接続されており、インダクタ13のイン
ダクタンス値を可変させるインダクタンス値可変手段3
4を構成している。他の構成は従来例と同様である。
【0026】この実施例では、コンデンサ容量可変手段
33を構成するスイッチ19及びコンデンサ容量可変手
段30を構成するスイッチ20は常時オンの状態にあ
り、インダクタンス値可変手段34を構成するスイッチ
22常時オフの状態にある。このとき、コンデンサ16
のコンデンサ容量は付加コンデンサ18との容量を加え
たものであり、この容量で、周波数制御回路14の周波
数が、所定の値に設定されている。一方、コンデンサ1
5のコンデンサ容量は、付加コンデンサとの容量を加え
たものであり、コンデンサ容量及びインダクタンス値
は、それぞれLC直列共振回路が周波数制御回路14に
設定された周波数に対応した共振周波数をとるように、
容量が設定されている。
【0027】そこで、スイッチ20を操作してオフする
ことによりコンデンサ16に並列に接続されているコン
デンサ18が切り離され、スイッチング周波数を決定す
るコンデンサ16のコンデンサ容量は実質的に小さくな
り、周波数制御回路14のスイッチング周波数は上が
る。このとき、スイッチング周波数に対応して設定され
ているチョーク用インダクタ13とコンデンサ15から
なるLC直列共振回路の共振周波数はスイッチング周波
数に対応しなくなる。
【0028】そこで、スイッチ19を操作してオフする
ことによりコンデンサ15に並列に接続されているコン
デンサ17が切り離され、コンデンサ15のコンデンサ
容量が実質的に小さくなり、また、スイッチ22を操作
してオンすることによりインダクタ13にインダクタ2
1が並列に接続され、インダクタのインダクタンス値が
実質的に小さくなり、チョーク用インダクタ13とコン
デンサ15からなるLC直列共振回路の共振周波数は高
くなり、この共振周波数はスイッチ20をオフしたとき
のスイッチング周波数に対応することになり、もとの状
態を保つことが可能となる。
【0029】したがって、スイッチ操作信号40及び反
転素子23により、スイッチ19、スイッチ20及びス
イッチ22を、スイッチ19及びスイッチ20がオンの
ときはスイッチ22をオフにし、スイッチ19及びスイ
ッチ20がオフのときはスイッチ22をオンになるよう
に、同時にオン・オフ制御することにより、もとの状態
を保った状態でスイッチング周波数を変化することが可
能となり、スイッチング周波数を変化させても、入力力
率の低下、電源高調波の増加を防ぐことが可能となる。
【0030】なお、上述の実施例では周波数制御回路1
4の周波数を設定するコンデンサ16、コンデンサ15
及びインダクタ13の変化は、それぞれ1段階にしか設
定していないが、それぞれ数段階に設定することで、よ
り細かいスイッチング周波数の設定が可能となり、LC
直列共振回路がそのスイッチング周波数に対応した共振
周波数をもつように設定することが可能となる。
【0031】
【発明の効果】第1の発明によれば、高周波変換手段か
ら出力される高周波の周波数を変化させた場合に、LC
直列共振回路の共振周波数との対応がはずれる。そこ
で、高周波設定手段から出力される高周波の変化した周
波数に対応したLC直列共振回路の共振周波数となるよ
うに、LC直列共振回路を構成するコンデンサのコンデ
ンサ容量をコンデンサ容量可変手段によって、可変調節
することにより、高周波変換手段の出力する周波数にL
C直列共振回路の共振周波数が対応し、元の状態に戻
り、電源高調波の増加を防ぐ。したがって、スイッチン
グ周波数を変化させても、入力力率の低下及び電源高調
波の増加が起こらなくなるという効果を有する。
【0032】第2の発明によれば、高周波変換手段から
出力される高周波の周波数を変化させた場合に、LC直
列共振回路の共振周波数との対応がはずれる。そこで、
高周波設定手段から出力される高周波の変化した周波数
に対応したLC直列共振回路の共振周波数となるよう
に、LC直列共振回路を構成するインダクタのインダク
タンス値をインダクタンス値可変手段によって、可変調
節することにより、高周波変換手段の出力する周波数に
LC直列共振回路の共振周波数が対応し、元の状態に戻
り、電源高調波の増加を防ぐ。したがって、スイッチン
グ周波数を変化させても、入力力率の低下及び電源高調
波の増加が起こらなくなるという効果を有する。
【0033】第3の発明によれば、高周波変換手段から
出力される高周波の周波数を変化させた場合に、LC直
列共振回路の共振周波数との対応がはずれる。そこで、
高周波設定手段から出力される高周波の変化した周波数
に対応したLC直列共振回路の共振周波数となるよう
に、LC直列共振回路を構成するコンデンサのコンデン
サ容量とインダクタのインダクタンス値をコンデンサ容
量可変手段及びインダクタンス値可変手段によって、そ
れぞれ独立して可変調節することにより、高周波変換手
段の出力する周波数にLC直列共振回路の共振周波数が
対応し、元の状態に戻り、電源高調波の増加を防ぐ。し
たがって、スイッチング周波数を変化させても、入力力
率の低下及び電源高調波の増加が起こらなくなるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る放電灯点灯装置に構成
図である。
【図2】本発明の実施例2に係る放電灯点灯装置に構成
図である。
【図3】本発明の実施例3に係る放電灯点灯装置に構成
図である。
【図4】従来の放電灯点灯装置の構成図である。
【符号の説明】
1 整流回路 2、3 スイッチング素子 4、5、7、9、10 ダイオード 6 充電コンデンサ 8、15、16、24 コンデンサ 11、13 インダクタ 12 放電灯負荷 14 周波数制御回路 17、18、27 付加コンデンサ 19、20、22 スイッチ 21、28 付加インダクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電圧の出力を全波整流する整流回路
    の出力をダイオードを介して充電する充電コンデンサ
    と、 充電コンデンサの直流電荷を所定容量のコンデンサを用
    いて所定の高周波に変換する高周波変換手段と、 高周波変換手段から出力された高周波によって点灯させ
    られるコンデンサとインダクタで構成されたLC直列共
    振回路が接続された放電灯負荷と、 上記高周波変換手段から出力された高周波を上記整流回
    路の出力に重畳させるコンデンサとを備えてなる放電灯
    点灯装置において、 上記高周波変換手段のコンデンサの容量を周波数を変化
    させるために可変させる第1のコンデンサ容量可変手段
    と、 上記LC直列共振回路のコンデンサの容量をコンデンサ
    容量可変手段によって可変させられた容量に基づき設定
    された周波数に対応したLC直列共振回路の共振周波数
    となるように変化させる第2のコンデンサ容量可変手段
    とを備えたことを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 交流電圧の出力を全波整流する整流回路
    の出力をダイオードを介して充電する充電コンデンサ
    と、 充電コンデンサの直流電荷を所定容量のコンデンサを用
    いて所定の高周波に変換する高周波変換手段と、 高周波変換手段から出力された高周波によって点灯させ
    られるコンデンサとインダクタで構成されたLC直列共
    振回路が接続された放電灯負荷と、 上記高周波変換手段から出力された高周波を上記整流回
    路の出力に重畳させるコンデンサとを備えてなる放電灯
    点灯装置において、 上記高周波変換手段のコンデンサの容量を周波数を変化
    させるために可変させる第1のコンデンサ容量可変手段
    と、 上記LC直列共振回路のインダクタのインダクタンス値
    をコンデンサ容量可変手段によって可変させられた容量
    に基づき設定された周波数に対応したLC直列共振回路
    の共振周波数となるように変化させるインダクタンス値
    可変手段とを備えたことを特徴とする放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 交流電圧の出力を全波整流する整流回路
    の出力をダイオードを介して充電する充電コンデンサ
    と、 充電コンデンサの直流電荷を所定容量のコンデンサを用
    いて所定の高周波に変換する高周波変換手段と、 高周波変換手段から出力された高周波によって点灯させ
    られるコンデンサとインダクタで構成されたLC直列共
    振回路が接続された放電灯負荷と、 上記高周波変換手段から出力された高周波を上記整流回
    路の出力に重畳させるコンデンサとを備えてなる放電灯
    点灯装置において、 上記高周波変換手段のコンデンサの容量を周波数を変化
    させるために可変させる第1のコンデンサ容量可変手段
    と、 上記コンデンサ容量可変手段によって可変させられた容
    量に基づき設定された周波数に対応したLC直列共振回
    路の共振周波数となるように上記LC直列共振回路のコ
    ンデンサの容量と上記LC直列共振回路のインダクタの
    インダクタンス値をそれぞれ独立して可変させる第2の
    コンデンサ容量可変手段及びインダクタンス値可変手段
    とを備えたことを特徴とする放電灯点灯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030075414A (ko) * 2002-03-18 2003-09-26 주식회사 이엘코리아 형광램프용 전자식 안정기 회로

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