JPH06284659A - 車両用交流発電機の電圧調整器 - Google Patents
車両用交流発電機の電圧調整器Info
- Publication number
- JPH06284659A JPH06284659A JP6996093A JP6996093A JPH06284659A JP H06284659 A JPH06284659 A JP H06284659A JP 6996093 A JP6996093 A JP 6996093A JP 6996093 A JP6996093 A JP 6996093A JP H06284659 A JPH06284659 A JP H06284659A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coupling means
- conductive part
- hybrid
- resin case
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- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 導電部結合手段としての撚線が共振をするこ
とがないので折損しない信頼性の高い車両用交流発電機
の電圧調整器を提供する。 【構成】 電圧調整器のハイブリッドIC1と、このハ
イブリッドICを収納する樹脂ケースとの導電部結合手
段として撚線9を使用した。
とがないので折損しない信頼性の高い車両用交流発電機
の電圧調整器を提供する。 【構成】 電圧調整器のハイブリッドIC1と、このハ
イブリッドICを収納する樹脂ケースとの導電部結合手
段として撚線9を使用した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用交流発電機に
使用する電圧調整器に関するものである。
使用する電圧調整器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電圧調整器を図3につい
て説明する。図において、1は電圧調整器のハイブリッ
ドIC、2はハイブリッドIC1に固着された放熱用の
ヒートシンク、3はハイブリッドIC1を収納する樹脂
ケース、4はハイブリッドIC1と樹脂ケース3との導
電部結合手段である線材、5は樹脂ケース3までの長さ
20mm,外径0.3mmの鋼線材からなる線材4に剛
性を持たせるための曲げ部、6は線材4を樹脂ケース3
のプレート7に固着した半田付け部、8は樹脂ケース3
のスキマに充填したゲル状樹脂である。
て説明する。図において、1は電圧調整器のハイブリッ
ドIC、2はハイブリッドIC1に固着された放熱用の
ヒートシンク、3はハイブリッドIC1を収納する樹脂
ケース、4はハイブリッドIC1と樹脂ケース3との導
電部結合手段である線材、5は樹脂ケース3までの長さ
20mm,外径0.3mmの鋼線材からなる線材4に剛
性を持たせるための曲げ部、6は線材4を樹脂ケース3
のプレート7に固着した半田付け部、8は樹脂ケース3
のスキマに充填したゲル状樹脂である。
【0003】図3において、ヒートシンク2は樹脂ケー
ス3の開口部3aに接着剤などの固着手段により固着さ
れている。
ス3の開口部3aに接着剤などの固着手段により固着さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用交流発電
機の電圧調整器は以上のように構成され、かつ樹脂ケー
ス3とヒートシンク2とがそれぞれ交流発電機側に固定
されるので、エンジン振動などに起因する過大な振動が
作用すると、線材4の剛性が高い故に加振周波数(数百
Hz)によっては共振現象を起し、導電部結合手段とし
ての線材4が折損するという問題点があった。
機の電圧調整器は以上のように構成され、かつ樹脂ケー
ス3とヒートシンク2とがそれぞれ交流発電機側に固定
されるので、エンジン振動などに起因する過大な振動が
作用すると、線材4の剛性が高い故に加振周波数(数百
Hz)によっては共振現象を起し、導電部結合手段とし
ての線材4が折損するという問題点があった。
【0005】この発明はかかる問題点を解消するために
なされたもので、導電部結合手段としての撚線の共振を
防止して折損しない信頼性の高い車両用交流発電機の電
圧調整器を得ることを目的とする。
なされたもので、導電部結合手段としての撚線の共振を
防止して折損しない信頼性の高い車両用交流発電機の電
圧調整器を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用交
流発電機の電圧調整器は、ハイブリッドICと樹脂ケー
スとの導電部結合手段として撚線を使用したものであ
る。
流発電機の電圧調整器は、ハイブリッドICと樹脂ケー
スとの導電部結合手段として撚線を使用したものであ
る。
【0007】
【作用】この発明においては、ハイブリッドICと樹脂
ケースとの導電部結合手段としての撚線は共振しないの
で、導電部結合手段の折損がない。
ケースとの導電部結合手段としての撚線は共振しないの
で、導電部結合手段の折損がない。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を図1,図2について説
明する。図1は断面図、図2は図1を左からみたた図で
あり、前記従来のものと同一または相当部分には同一符
号を付して説明を省略する。図において、9は導電部結
合手段としての撚線で、0.08mmの銅,銀などの線
材を0.3mm位に撚ってなるものである。
明する。図1は断面図、図2は図1を左からみたた図で
あり、前記従来のものと同一または相当部分には同一符
号を付して説明を省略する。図において、9は導電部結
合手段としての撚線で、0.08mmの銅,銀などの線
材を0.3mm位に撚ってなるものである。
【0009】このようにハイブリッドICと樹脂ケース
との導電部結合手段として撚線9を使用すると、エンジ
ン振動などに起因する過大な振動が作用しても、撚線9
は共振することがないので、導電部結合手段が折損しな
い。また、このように撚線9を使用すると、曲げがなく
なるので、加工工程を省略できるし、材料を節減でき
る。
との導電部結合手段として撚線9を使用すると、エンジ
ン振動などに起因する過大な振動が作用しても、撚線9
は共振することがないので、導電部結合手段が折損しな
い。また、このように撚線9を使用すると、曲げがなく
なるので、加工工程を省略できるし、材料を節減でき
る。
【0010】なお、ブラシホルダが樹脂ケース3に一体
成形された型式のものにおいても、上記撚線9の効果は
同様に得られることは言うまでもない。
成形された型式のものにおいても、上記撚線9の効果は
同様に得られることは言うまでもない。
【0011】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば導電部
結合手段としての撚線が共振しないので折損しない信頼
性の高いものが得られるという効果がある。
結合手段としての撚線が共振しないので折損しない信頼
性の高いものが得られるという効果がある。
【図1】この発明の一実施例を示す要部断面図である。
【図2】図1を左からみた図である。
【図3】従来のものを示す一部破断側面図である。
1 ハイブリッドIC 2 ヒートシンク 3 樹脂ケース 6 半田付け部 9 撚線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電圧調整器を図3につい
て説明する。図において、1は電圧調整器のハイブリッ
ドIC、2はハイブリッドIC1に固着された放熱用の
ヒートシンク、3はハイブリッドIC1を収納する樹脂
ケース、4はハイブリッドIC1と樹脂ケース3との導
電部結合手段である線材、5は樹脂ケース3までの長さ
20mm,外径0.6mmの鋼線材からなる線材4に剛
性を持たせかつ樹脂ケース3に取り付けた時に発生する
ひずみを吸収させるための曲げ部、6は線材4を樹脂ケ
ース3のプレート7に固着した半田付け部、8は樹脂ケ
ース3のスキマに充填したゲル状樹脂である。
て説明する。図において、1は電圧調整器のハイブリッ
ドIC、2はハイブリッドIC1に固着された放熱用の
ヒートシンク、3はハイブリッドIC1を収納する樹脂
ケース、4はハイブリッドIC1と樹脂ケース3との導
電部結合手段である線材、5は樹脂ケース3までの長さ
20mm,外径0.6mmの鋼線材からなる線材4に剛
性を持たせかつ樹脂ケース3に取り付けた時に発生する
ひずみを吸収させるための曲げ部、6は線材4を樹脂ケ
ース3のプレート7に固着した半田付け部、8は樹脂ケ
ース3のスキマに充填したゲル状樹脂である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用交流発電
機の電圧調整器は以上のように構成され、かつ樹脂ケー
ス3とヒートシンク2とがそれぞれ交流発電機側に固定
されるので、エンジン振動などに起因する過大な振動が
作用すると、線材4の剛性が高い故に外力に対してもろ
く、導電部結合手段としての線材4が折損するという問
題点があった。
機の電圧調整器は以上のように構成され、かつ樹脂ケー
ス3とヒートシンク2とがそれぞれ交流発電機側に固定
されるので、エンジン振動などに起因する過大な振動が
作用すると、線材4の剛性が高い故に外力に対してもろ
く、導電部結合手段としての線材4が折損するという問
題点があった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】この発明はかかる問題点を解消するために
なされたもので、導電部結合手段が折損しない信頼性の
高い車両用交流発電機の電圧調整器を得ることを目的と
する。
なされたもので、導電部結合手段が折損しない信頼性の
高い車両用交流発電機の電圧調整器を得ることを目的と
する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【作用】この発明においては、ハイブリッドICと樹脂
ケースとの導電部結合手段としての撚線はENG,振動
などの外力を吸収するので、導電部結合手段が折損する
ことは無い。又撚線構造であるがゆえに、上記撚線を構
成する線材の一部が破断しても導電部結合手段がすぐさ
ま失われることは無い。
ケースとの導電部結合手段としての撚線はENG,振動
などの外力を吸収するので、導電部結合手段が折損する
ことは無い。又撚線構造であるがゆえに、上記撚線を構
成する線材の一部が破断しても導電部結合手段がすぐさ
ま失われることは無い。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を図1,図2について説
明する。図1は断面図、図2は図1を左からみたた図で
あり、前記従来のものと同一または相当部分には同一符
号を付して説明を省略する。図において、9は導電部結
合手段としての撚線で、0.08mmの銅,銀などの線
材を0.6mm位に撚ってなるものである。
明する。図1は断面図、図2は図1を左からみたた図で
あり、前記従来のものと同一または相当部分には同一符
号を付して説明を省略する。図において、9は導電部結
合手段としての撚線で、0.08mmの銅,銀などの線
材を0.6mm位に撚ってなるものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】このようにハイブリッドICと樹脂ケース
との導電部結合手段として撚線9を使用すると、エンジ
ン振動などに起因する過大な振動が作用しても、撚線9
は外力を吸収するので導電部結合手段が折損することは
無い。又撚線構造であるがゆえに、上記撚線を構成する
線材の一部が破断しても導電部結合手段がすぐさま失わ
れることはなく、信頼性向上,寿命延長が可能である。
また、このように撚線9を使用すると、曲げがなくなる
ので、加工工程を省略できるし、材料を節減できる。
との導電部結合手段として撚線9を使用すると、エンジ
ン振動などに起因する過大な振動が作用しても、撚線9
は外力を吸収するので導電部結合手段が折損することは
無い。又撚線構造であるがゆえに、上記撚線を構成する
線材の一部が破断しても導電部結合手段がすぐさま失わ
れることはなく、信頼性向上,寿命延長が可能である。
また、このように撚線9を使用すると、曲げがなくなる
ので、加工工程を省略できるし、材料を節減できる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば導電部
結合手段としての撚線が外力を吸収しかつ一度に破断し
ない信頼性の高いものが得られるという効果がある。
結合手段としての撚線が外力を吸収しかつ一度に破断し
ない信頼性の高いものが得られるという効果がある。
Claims (1)
- 【請求項1】 電圧調整器のハイブリッドICと、この
ハイブリッドICを収納する樹脂ケースとの導電部結合
手段として撚線を使用したことを特徴とする車両用交流
発電機の電圧調整器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6996093A JPH06284659A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 車両用交流発電機の電圧調整器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6996093A JPH06284659A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 車両用交流発電機の電圧調整器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06284659A true JPH06284659A (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=13417733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6996093A Pending JPH06284659A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 車両用交流発電機の電圧調整器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06284659A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008120300A1 (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Mitsubishi Electric Corporation | 車両用交流発電機 |
-
1993
- 1993-03-29 JP JP6996093A patent/JPH06284659A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008120300A1 (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Mitsubishi Electric Corporation | 車両用交流発電機 |
JPWO2008120300A1 (ja) * | 2007-03-28 | 2010-07-15 | 三菱電機株式会社 | 車両用交流発電機 |
US8022585B2 (en) | 2007-03-28 | 2011-09-20 | Mitsubishi Corporation | In-vehicle AC generator having an enclosed regulator holding unit |
JP4851591B2 (ja) * | 2007-03-28 | 2012-01-11 | 三菱電機株式会社 | 車両用交流発電機 |
TWI384728B (zh) * | 2007-03-28 | 2013-02-01 | Mitsubishi Electric Corp | 車輛用交流發電機 |
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