JPH06284492A - スピーカの振動検出装置 - Google Patents

スピーカの振動検出装置

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JPH06284492A
JPH06284492A JP7162493A JP7162493A JPH06284492A JP H06284492 A JPH06284492 A JP H06284492A JP 7162493 A JP7162493 A JP 7162493A JP 7162493 A JP7162493 A JP 7162493A JP H06284492 A JPH06284492 A JP H06284492A
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speaker
vibration
light
voice coil
detector
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Junichi Hayakawa
純一 早川
Yoshio Sakamoto
良雄 坂本
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Kenwood KK
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R3/002Damping circuit arrangements for transducers, e.g. motional feedback circuits

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スピーカの反発磁気回路を用い振動変位を最
適な位置で、しかも最適な検出手法で検出して精度の高
い振動変位を検出するものである。 【構成】 スピーカの振動変位を検出する検出手段がボ
イスコイル2、若しくは振動板3、若しくはサスペンシ
ョン4の下端部に設置された光反射部材7若しくは発光
部10と、直下位置のホルダー6に取り付けられた検出器
8若しくは受光部11で構成し、又はボイスコイル2の外
周部に貼付したラインパターン光反射部材13と、直角方
向のホルダー6に取り付けられた検出器14とで構成し、
振動変位検出信号をスピーカ駆動回路21に帰還するよう
構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はスピーカの振動検出装
置に係り、特に、音響再生システムのスピーカ出力の高
忠実再生を行うのに好適なスピーカの振動検出装置に関
する。
【0002】
【従来技術】従来より、スピーカの振動系の振動変位や
加速度を検出し、スピーカ駆動回路に前記検出信号を帰
還することによってスピーカの出力特性を改善するスピ
ーカの振動検出装置は図10及び図11に示すものが多く提
供されていた。
【0003】図10において、3はスピーカの振動板、4
はサスペンション、5はフレームである。また、30はス
ピーカの磁気回路を形成するヨーク、31はボイスコイル
ボビンであり、このボイスコイルボビン31の所定の位置
にボイスコイル32が巻き付けられている。33はダストキ
ャップ、34はダストキャップ33の略中心部に設置された
圧電素子である。
【0004】この様に構成したスピーカはボイスコイル
32に供給される信号電流が流れることによって振動する
振動系、即ち、ボイスコイルボビン31と、このボイスコ
イルボビン31に内径部が接着結合した振動板3と、この
振動板3に接着結合したダストキャップ33などが上記信
号電流に比例して振動する。
【0005】この振動系の上記ダストキャップ33に装着
した圧電素子34は、ダストキャップ33の振動変位に比例
して電気信号を発生し、この圧電素子34の出力変化を検
出することによってスピーカの振動系の振動変位を検出
していた。
【0006】この様にして検出されたスピーカの振動変
位に比例した電気信号はスピーカの駆動回路に帰還さ
れ、もともと、スピーカ駆動回路に供給されている入力
信号と比較され、スピーカの振動系で生じるエラー信号
を抽出することができる。
【0007】このエラー信号を上記入力信号と合成する
ことによって、スピーカの振動系で発生するエラー成分
を打ち消すようなスピーカ駆動回路からの出力信号を得
ることができ、このエラー成分を相殺した出力信号でス
ピーカのボイスコイル32を駆動することによって、より
高忠実な再生を行っていた。
【0008】また、図11は他の従来例であり、図におい
て、35はマイクロホン(以下、単にマイクという)であ
り、このマイク35はスピーカのフレーム5に取り付けら
れた取付具36によって、スピーカの中心の上記ダストキ
ャップ33前面の近傍に位置するよう設置されている。
【0009】この様に設置したマイク35はスピーカの振
動板3から受ける音圧レベルによってスピーカの振動系
の振動変位に比例した電気信号を出力することができ、
この電気信号をスピーカ駆動回路に帰還することによっ
て前記同様に、高忠実再生を行っていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のスピーカの振動系の振動変位検出装置は、ボイスコイ
ル32の周辺が磁気回路で囲まれているため、振動検出素
子の設置位置が制限され、最適な検出装置を最適な検出
位置に取り付けることができないという欠点があった。
【0011】本来、スピーカの振動系の振動変位検出
は、ボイスコイル32の振動変位を直接検出し得ることが
望ましく、従来例のようにダストキャップ33に取り付け
た圧電素子34やダストキャップ33の近傍に設置したマイ
ク35などで検出する場合は、検出素子と振動系との間に
空気が介在したり、ダストキャップ33の撓み等によって
スピーカの振動系の振動変位を正確に得ることが困難で
あり、しかも精度を十分に得ることができなかった。
【0012】この発明は、上記した点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、スピーカの振動
系の振動変位を最適な位置で、しかも最適な検出手法で
検出することができ、従来例の欠点を解消した振動検出
精度の高いスピーカの振動検出装置を提供するところに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスピーカ
の振動検出装置は、2個のマグネットが磁性材を介在し
て同極対向するよう配置して反発磁界を形成した磁気回
路を有したスピーカであって、このスピーカの振動系の
振動変位を検出する検出手段を有し、この検出手段によ
って検出された検出信号をスピーカ駆動回路に帰還して
なるスピーカの振動検出装置において、上記検出手段が
スピーカの磁気回路外部に設置された光学センサーと、
この光学センサーの検出光線経路が上記振動系の振動変
位方向の延長線上に位置付けされてなるよう上記光学セ
ンサーを設置したものである。
【0014】また、上記光学センサーの検出光線経路が
上記振動系の振動変位方向と直角方向に位置付けされて
なるよう上記光学センサーを設置しても良い。
【0015】更に、上記光学センサーが発光素子と受光
素子とを有してなる検出器と、この検出器からの照射光
線を受けて反射せしめる光反射部材と、この光反射部材
からの反射光線を受光する上記検出器とからなり、上記
光反射部材がボイスコイル外周部、若しくはボイスコイ
ル下端部、若しくは振動板裏側部、若しくはサスペンシ
ョン裏側部に配置され、上記検出器が前記光反射部材と
相対向位置のスピーカフレーム、若しくは磁気回路を固
定するホルダーに配置されてなるよう構成したものであ
る。
【0016】また、上記光学センサーが発光素子と受光
素子とを有してなる検出器と、この検出器からの照射光
線を受けて反射せしめるラインパターンを有した光反射
部材と、このラインパターン光反射部材からの反射光線
を受光する上記検出器とからなり、上記ラインパターン
光反射部材がボイスコイル外周部に設置され、上記検出
器が前記ラインパターン光反射部材と相対向位置のスピ
ーカフレームに設置されてなるよう構成しても良い。
【0017】更に、上記光学センサーが発光素子を有し
てなる発光部と、受光素子を有してなる受光部とからな
り、上記受光部がボイスコイル外周部、若しくはボイス
コイル下端部、若しくは振動板裏側部、若しくはサスペ
ンション裏側部に設置され、上記受光部が上記発光部と
相対向位置のスピーカフレーム、若しくは磁気回路を固
定するホルダーに設置されてなるよう構成したものであ
る。
【0018】また、上記ボイスコイル外周部、若しくは
ボイスコイル下端部、若しくは振動板裏側部、若しくは
サスペンション裏側部に設置した光学センサーへの供給
電源の配線を上記サスペンションの形状に沿うようにし
て装着した導電部材を用いてなされるよう構成したもの
である。
【0019】
【作用】この発明によれば、スピーカの振動系の振動変
位を検出する検出手段として光学センサーを用い、この
光学センサーが発光素子と受光素子とを有してなる検出
器と、この検出器からの照射光線を受けて反射せしめる
光反射部材と、この光反射部材からの反射光線を上記検
出器で受光し、振動系の振動変位を検出するよう構成し
たものである。
【0020】上記、光反射部材が反発磁界を形成したヨ
ークのボイスコイル下端部、若しくは、振動板の内径部
近傍の裏側部、若しくは、サスペンションの内径部近傍
の裏側部に設置され、一方、発光素子からの照射光線
と、上記光反射部材からの反射光線との検出光線経路が
上記ボイスコイル等の振動系の振動変位方向の延長線上
に上記検出器が位置付けされ、更に、光反射部材と相対
向した位置のスピーカフレーム、若しくは、磁気回路を
固定するホルダーに検出器が設置される。
【0021】この様に、振動変位方向の延長線上に設置
した上記検出器の発光素子からの照射光線は効率良く光
反射部材で反射し、この反射光線は検出器の受光素子で
正確に受光される。上記、光反射部材はボイスコイル等
の振動と同じ振動を行なっているため、上記検出器と光
反射部材との距離の変化によって、光反射部材からの反
射光線の強さが変化し、この反射光線の強弱を検出する
ことにより検出器はボイスコイルの振動変位を検出する
ことができる。
【0022】また、上記ボイスコイル等の振動速度に比
例した信号を、光反射部材の反射光線によるドップラー
効果を利用して検出することも可能である。
【0023】この様にして検出された振動変位の検出信
号又は検出速度信号はスピーカ駆動回路に帰還され、ス
ピーカを駆動する入力信号と減算処理されて、スピーカ
振動系によって生ずる入力信号との差異信号、即ち、エ
ラー信号を算出することができ、このエラー信号の反転
信号を上記スピーカ駆動信号に加えることにより、上記
エラー信号を打ち消したスピーカ駆動信号を得ることが
でき、より高忠実なスピーカ再生を行うことができる。
【0024】また、他の振動検出装置として、ラインパ
ターン光反射部材をボイスコイルの外周部に設置し、こ
のラインパターン光反射部材からの反射光線経路がボイ
スコイルの振動変位方向と直角方向に位置付けされた相
対向位置のフレームに検出器を設置し、ラインパターン
光反射部材の反射光線を受光してボイスコイルの振動変
位を検出することができる。
【0025】ボイスコイルと同じ振動を行うラインパタ
ーン光反射部材に検出器の発光素子からの照射光線を照
射し、振動しているラインパターン光反射部材の反射光
線によってライン本数を検出することによって、ボイス
コイルの振動変位を正確に検出することができる。
【0026】また、他の振動検出装置として、上記光学
センサーが発光素子を有してなる発光部と、受光素子を
有してなる受光部とからなり、上記発光部が反発磁界で
形成したボイスコイル下端部、若しくは振動板裏側部、
若しくはサスペンション裏側部に設置され、上記受光部
が上記発光部と相対向位置のスピーカフレーム、若しく
はホルダーに設置され、上記発光部の発光素子からの照
射光線を上記受光部の受光素子で受光する。但し、上記
振動板裏側部に発光部を設置した場合、この発光部から
の照射光線が通過する通過穴をサスペンションの所定位
置に形成することが必要である。
【0027】ボイスコイル等の振動と同じ振動を行う発
光部と、固定した受光部との距離がボイスコイルの振動
変位によって遠くなったり、又は近くなったりすること
のよって、ドップラー効果を利用して受光する光線の波
長が長くなったり、又は短くなる効果を検出することに
よって振動変位を検出することができる。
【0028】この様に、検出した振動変位信号は、前記
同様にスピーカ駆動回路に供給されて、前記同様に振動
系で生じるエラー信号を打ち消してスピーカ出力を高忠
実な再生出力にすることができる。
【0029】更に、上記ボイスコイル外周部、若しくは
ボイスコイル下端部等に設置した発光部等への供給電源
は、ボイスコイルに直接接着したサスペンションの形状
に沿うようにして装着した導電部材の錦糸線などから供
給することによって、電源配線等が容易になる。
【0030】
【実施例】この発明に係るスピーカの振動検出装置の実
施例を図1乃至図9に基づいて説明する。尚、従来例と
同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。図
1は本発明の第1の実施例を示したものであり、ボイス
コイルの振動変位方向の延長線上のボイスコイル下端部
に振動検出装置を取り付けたスピーカの半断面図であ
る。
【0031】図2は本発明の第2の実施例を示し、振動
板の下端部に振動検出装置を取り付けたスピーカの半断
面図、図3は本発明の第3の実施例を示し、サスペンシ
ョンの下端部に振動検出装置を取り付けたスピーカの半
断面図である。図4は本発明の第4の他の実施例を示し
たものであり、ボイスコイルの下端部に他の振動検出装
置を取り付けたスピーカの半断面図である。
【0032】図5は本発明の第5の他の実施例を示した
ものであり、ボイスコイルの外周部の側面でボイスコイ
ルの振動方向と直角の方向に振動検出装置を取り付けた
スピーカの半断面図、図6は本発明の第6の実施例を示
し、前記同様にボイスコイルの振動方向と直角の方向に
他の振動検出装置を取り付けたスピーカの半断面図であ
る。
【0033】図7は本発明の上記第5実施例のボイスコ
イル外周部にラインパターン光反射部材を取り付けた振
動検出装置を示した拡大斜視図、図8はボイスコイルと
サスペンションに装着した錦糸線の接続配線状態を示し
た斜視図、図9はスピーカ駆動回路を示したブロック図
である。
【0034】図1の第1の実施例において、1は同極を
対向させた2個のマグネットと磁性材からなるセンター
プレートで構成した反発磁気回路のヨーク、2はボイス
コイルであり、このボイスコイル2はボビンレス状に形
成され、ボイスコイル2の外周部には直接振動板3やサ
スペンション4の内径部が接着材などで固着されてい
る。
【0035】6はヨーク1のマグネット等を固定するホ
ルダーであり、このホルダー6は取付ネジでフレーム5
に取り付けられる。7は光反射部材であり、この光反射
部材7は上記ボイスコイル2の下端部に接着材などで固
着されている。8は検出器であり、この検出器8は光線
の発光及び受光機能を有し、上記光反射部材7の直下の
ホルダー6に取り付けられ、上記光反射部材7と検出器
8で振動検出装置を構成している。9は上記検出器8の
発光による照射光線であり、更に、光反射部材7で反射
して検出器8に入力する反射光線をも示す。
【0036】また、図9において、20はスピーカ入力信
号の入力端子、21はスピーカ駆動回路であり、このスピ
ーカ駆動回路21は入力信号が供給される減算器22と差動
増幅器23を有し、この差動増幅器23の出力を増幅する増
幅器24とで構成されている。25はスピーカであり、この
スピーカ25はスピーカユニット26と、このスピーカユニ
ット26に取り付けた振動検出装置27で構成されている。
【0037】この様に構成したスピーカ25の振動検出装
置27は、光学センサー機能によってスピーカの振動系で
あるボイスコイル2の振動変位を検出する。即ち、ボイ
スコイル2の下端部に取り付けた光反射部材7はボイス
コイル2の振動と同一の振動を行い、この振動する光反
射部材7に対して上記検出器8に設けた発光素子(図示
せず)からの照射光線9が入射し、検出器8の受光素子
(図示せず)に向かって反射する。
【0038】この反射光線9は検出器8と、振動する光
反射部材7との距離によって強さが変化し、この反射光
線9の強弱を検出することによってボイスコイル2の振
動変位を電圧信号として検出することができる。
【0039】また、他の検出手法として、ボイスコイル
2の振動速度に比例した信号を得るため、光反射部材7
の振動による反射光線9のドップラー効果(即ち、一般
に周知されているように、ドップラー効果は距離が離れ
る方向の動きに対しては照射及び反射光線9の波長が長
くなり、逆に、距離が近くなる方向の動きに対しては照
射及び反射光線9の波長が短くなる)によって、ボイス
コイル2の振動変位を検出することができる。
【0040】上記、検出器8は前述のように、発光素子
と受光素子とを備えているため、或る程度の大きさが必
要となるが、この検出器8を設置するボイスコイル2の
直下周辺は反発磁界を利用した磁気回路であるため、一
般的なスピーカで見られるような磁気回路が無く検出器
8の設置が極めて容易である。
【0041】即ち、前述した検出器8からの照射光線9
の方向がボイスコイル2の振動変位方向と同一方向の延
長線上になるように取り付けることが容易にでき、しか
も、光反射部材7によって効率良く反射光線9を反射さ
せることができるので精度の良い振動変位検出が可能と
なる。
【0042】この様に、検出器8で検出したボイスコイ
ル2の振動変位又は振動速度は加速度に変換され、この
加速度信号はスピーカ駆動回路21の減算器22に帰還され
る。一方、上記減算器22にはスピーカ25を駆動する入力
信号が入力端子20より供給され、この入力信号と上記加
速度信号とが比較減算処理されて差異成分のエラー信号
が抽出される。
【0043】即ち、上記エラー信号は入力信号とボイス
コイル2の振動とが同じで無い信号成分、即ち、差異成
分であって、このエラー信号は演算増幅回路で構成した
差動増幅器23の反転入力端子(-) に供給される。一方、
この差動増幅器23の非反転入力端子(+) には入力端子20
に供給された入力信号が加えられ、前記エラー信号と入
力信号とが合成され、増幅器24を介してスピーカユニッ
ト26に供給される。
【0044】上記、合成されたスピーカ駆動信号はボイ
スコイル2の振動によって生じるエラー信号を反転して
入力信号に合成されているので、この合成スピーカ駆動
信号はエラー信号を打ち消す信号となり、この合成スピ
ーカ駆動信号をスピーカユニット26に加えることによっ
て、スピーカ25からのスピーカ出力は上記エラー信号が
打ち消されて、より入力信号に高忠実な再生出力を得る
ことができる。
【0045】図2の第2の実施例において、4aはサスペ
ンション4に設けた照射/反射光線9が通る通過穴であ
る。尚、前記第1の実施例と同一部分には同一符号を付
してその説明を省略する。
【0046】この第2の実施例は、光反射部材7をスピ
ーカ振動系の振動板3の裏側の内径部近傍に取り付け、
この光反射部材7の直下のホルダー6又はフレーム5に
検出器8を取り付けて振動検出装置を構成したものであ
る。
【0047】上記、振動板3の内径部端部は直接ボイス
コイル2の外周部に接着結合された直接駆動型の振動板
3であるため、この振動板3の振動変位を検出すること
によってスピーカユニット26の振動を検出することが可
能である。
【0048】この様に、振動板3に固着した光反射部材
7に対して、直下位置に設置した検出器8は振動変位方
向の延長線上に位置し、この検出器8からの照射光線9
はサスペンション4に設けた通過穴4aを介して上記光反
射部材7に入射され、前記同様に光反射部材7で反射し
た反射光線9が検出器8に入力される。
【0049】前記、第1の実施例と同様に検出器8の発
光素子と受光素子によって、スピーカの振動変位を検出
することができ、この検出信号をスピーカ駆動回路21に
帰還して、前記同様にスピーカ25で高忠実な再生を行う
ことができる。
【0050】また、上記検出器8の取り付けは前記同様
に容易に設置することができ、更に、光反射部材7は振
動板3に取り付けるため、前記ボイスコイル2の下端部
より更に取り付けが容易に処理することができる。
【0051】図3に示した第3の実施例は、前記同様の
振動検出装置である光反射部材7と検出器8とを用い、
この光反射部材7をサスペンション4の裏側の内径部近
傍に取り付け、この光反射部材7の直下のホルダー6又
はフレーム5に検出器8を取り付けたものである。
【0052】上記、サスペンション4はボイスコイル2
の外周部に直接接着結合したものであって、ボイスコイ
ル2の振動が直接伝播されるため、ボイスコイル2の振
動と同等の振動変位をサスペンション4の振動より検出
することができる。
【0053】即ち、検出器8からの照射光線9はサスペ
ンション4に取り付けた光反射部材7で反射され、この
反射光線9が検出器8に入射されることによって、サス
ペンション4の振動変位を検出することができ、この検
出信号をスピーカ駆動回路21に帰還して前記同様に、振
動系のエラー信号を打ち消してスピーカ25より高忠実な
再生を行うことができる。しかも、上記光反射部材7と
検出器8の取り付けは、前記同様に容易に取り付けるこ
とができ精度の良い振動変位検出ができる。
【0054】図4に示した第4の実施例は、発光素子と
受光素子とを独立して個々に設けた振動検出装置を用い
たものであって、図において、10は発光素子を有した発
光部であり、この発光部10はボイスコイル2の下端部に
装着される。11は受光素子を有した受光部であり、この
受光部11はホルダー6に取り付けられ上記発光部10から
の照射光線12を受光する。尚、前記第1の実施例と同一
部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0055】また、図8において、2aはボイスコイル2
の外周部に設けた、例えば銅箔等で形成した巻始端子で
あり、この巻始端子2aはボイスコイル2の巻始端部2cが
半田付けされて接続配線されている。2bはボイスコイル
2の外周部に設けた、例えば銅箔等で形成した巻終端子
であり、この巻終端子2bはボイスコイル2の巻終端部2d
が半田付けされて接続配線されている。
【0056】4aはサスペンション4上に形成したコルゲ
ーション、19は平編状に編んだ錦糸線であり、この錦糸
線19は上記コルゲーション4aに沿って、スピーカの中心
線に平行に2本を縫い付け、この2本の錦糸線19の内径
端部19a が各々上記巻始端子2a及び巻終端子2bに半田付
けされて接続配線されている。
【0057】10a,10b は送信部10の発光素子に供給する
電源端子であり、この電源端子10a,10b は、更に、上記
2本の別に構成した錦糸線で電源供給が行なわれ、発光
素子を動作状態にすることができる。
【0058】この様に構成したスピーカの振動検出装置
の発光部10はボイスコイル2の下端部に取り付けられ、
ボイスコイル2の振動に合わせて同一の振動を行う。こ
の振動する発光部10が動作状態になって照射光線12が照
射されると、この照射光線12を上記ボイスコイル2の振
動変位方向の延長線上に位置した受光部10で受光するこ
とができる。
【0059】即ち、振動する発光部10は固定した受光部
11に対して距離間隔が大きくなったり、小さくなったり
して照射光線12を照射するため、受光部10は受光する照
射光線12によるドップラー効果によって振動速度を検出
することができる。
【0060】この様に、ボイスコイル2の振動変位を検
出した振動速度信号は前記スピーカ駆動回路21に帰還さ
れ、前述したように、スピーカ25の再生出力のエラー成
分を打ち消して高忠実再生を行うことができる。しか
も、或る程度の大きさを有した上記発光部10及び受光部
11であっても、反発磁気回路を採用したスピーカユニッ
ト25であるため、取付スペースが確保されていて何ら問
題なく取り付けが可能であり、受光部11の取付位置はボ
イスコイル2の振動変位方向と同方向にすることによ
り、より高精度の振動変位検出が可能である。
【0061】図5は第5の実施例であり、ボイスコイル
2はボイスコイルボビンの所定の下部近傍に巻き付けら
れ、このボイスコイルボビンの上部には振動板3やサス
ペンション4が接着結合されている。
【0062】図5において、13はボイスコイル2の外周
部に貼付したラインパターン光反射部材、14は発光素子
及び受光素子とを有し、上記ラインパターン光反射部材
13と直角方向に位置したフレーム5に取り付けた検出器
である。
【0063】また、図7において、13a はラインパター
ン光反射部材13の面上に形成した複数本のラインパター
ンであり、このラインパターン13a はボイスコイル2の
振動変位方向と直角方向に形成される。14a は検出器14
に設けた電源端子、14b は取付用穴である。
【0064】この様に構成したスピーカの振動検出装置
の検出器14は、フレーム5を通して配線された電源ライ
ン(図示せず)から電源が供給されると、内蔵の発光素
子が動作状態になって照射光線15が照射される。この照
射光線15は上記ラインパターン光反射部材13に照射され
て反射し、この反射光線15が検出器14に入射されて内蔵
の受光素子で受光される。
【0065】上記、ラインパターン光反射部材13はボイ
スコイル2の振動に合わせて同一の振動変位方向に振動
し、この振動するラインパターン光反射部材13に直角方
向から検出器14の照射光線15が照射されると、この照射
光線15によってラインパターン13a を横切りながら反射
する。
【0066】この反射光線15はラインパターン13a の黒
い部分に当たった場合には反射光線15は弱く、ラインパ
ターン13a の無い白い部分に当たった場合には反射光線
15は強くなって反射し、この反射光線15の強弱を検出
し、しかも、何回強弱があったか、即ち、振動によるラ
イン本数を検出することによってボイスコイル2の振動
変位量を測定することができる。
【0067】この検出器14で検出した振動変位量の検出
データはスピーカ駆動回路21に帰還され、前述したよう
に、スピーカ再生出力のエラー信号を打ち消して高忠実
な再生出力を得ることができる。
【0068】上記、検出器14はボイスコイル2の振動変
位方向に対して直角に設置することができるため、検出
器14からの照射光線15はラインパターン光反射部材13に
よって効率良く反射させることができ、ボイスコイル2
の振動変位量の検出精度を良くすることができる。しか
も、上記ラインパターン光反射部材13は極めて薄く軽量
に形成することができるため、ボイスコイル2側には殆
ど重量等の負担をかけること無く、極めて信頼性の高い
振動変位を検出することができる。
【0069】図6は第6の実施例であり、図において、
16はボイスコイル2の外周部に取り付けた発光素子を有
した発光部、17は上記発光部16の振動変位方向と直角方
向に位置し、フレーム5に設置した複数の受光素子を有
した受光部である。18は上記発光部16からの照射光線で
ある。
【0070】この様に構成した振動検出装置の発光部16
は、前記同様にボイスコイル2の振動変位と同一の振動
を行い、この発光部16からの照射光線18も振動に比例し
て振動する。この振動する照射光線18をボイスコイル2
の振動変位方向に平行に設置した受光部17に内蔵した複
数の受光素子で受光することにより、ボイスコイル2の
振動変位量を検出することができる。
【0071】この様にして検出した振動変位量データ
は、前記同様にスピーカ駆動回路21に帰還され、スピー
カ出力を高忠実な再生出力にすることができる。また、
上記発光部16は軽量なものをボイスコイル2に貼り付
け、ボイスコイル2の振動変位方向に直角に受光部17を
配置できるので、前記同様に信頼性の良い振動変位を検
出することができる。
【0072】また、上記発光部16への供給電源は、第4
の実施例と同様にサスペンション4に設けた錦糸線19で
電源供給を行うことが可能である。
【0073】以上、一対の検出器と光反射部材、又は発
光部と受光部とを用いて振動検出装置を構成し、振動系
の振動変位を検出するよう説明したが、複数個の検出装
着を用いることにより、分割振動板などのスピーカの振
動系の各々の振動変位を検出することも可能である。
【0074】
【発明の効果】この発明に係るスピーカの振動検出装置
は第1の実施例から第6の実施例で説明したように、ボ
イスコイル、若しくは振動板、若しくはサスペンション
に直接、光反射部材や発光部等を取り付け、この光反射
部材などを軽量化することができるので、ボイスコイル
の重量負荷を殆ど与えることはない。
【0075】一方、検出器や受光部等を振動系の振動変
位方向の延長線上や平行方向、又は直角方向等のホルダ
ーなどに設置して振動変位を検出するので、精度の高い
信頼性のある振動変位を検出することができるという効
果がある。
【0076】また、反発磁界を利用した磁気回路に振動
検出装置を組み込んで振動系の振動変位を検出するよう
構成したので、振動検出装置の取付スペースが十分取
れ、振動検出装置の取付作業が容易に正確な位置出しが
でき、スピーカの製造工程の能率を向上させるという効
果もある。
【0077】しかも、構造が簡単であって、また、安価
に構成することができるため実施も容易であるなどの優
れた特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るスピーカも振動検出装置の第1
の実施例を示したボイスコイルの下方部に振動検出装置
を取り付けたスピーカの半断面図である。
【図2】第2の実施例を示した振動板の下方部に振動検
出装置を取り付けたスピーカの半断面図である。
【図3】第3の実施例を示したサスペンションの下方部
に振動検出装置を取り付けたスピーカの半断面図であ
る。
【図4】第4の実施例を示したボイスコイルの下方部に
他の振動検出装置を取り付けたスピーカの半断面図であ
る。
【図5】第5の実施例を示したボイスコイルの振動変位
方向と直角方向に他の振動検出装置を取り付けたスピー
カの半断面図である。
【図6】第6の実施例を示したボイスコイルの直角方向
に他の振動検出装置を取り付けたスピーカの半断面図で
ある。
【図7】ボイスコイル外周部にラインパターン光反射部
材を取り付けた振動検出装置を示した拡大斜視図であ
る。
【図8】振動検出装置の発光部やボイスコイル巻始巻終
端子と、サスペンションに装着した錦糸線との接続配線
状態を示した斜視図である。
【図9】スピーカ駆動回路を示したブロック図である。
【図10】従来例の振動検出装置を示したスピーカの断
面図である。
【図11】他の従来例の振動検出装置を示したスピーカ
の断面図である。
【符号の説明】
1 反発磁界のヨーク 2 ボイスコイル 2a ボイスコイルの巻始端子 2b ボイスコイルの巻終端子 2c ボイスコイルの巻始端部 2d ボイスコイルの巻終端部 3 振動板 4 サスペンション 4a サスペンションに設けた光線の通過穴 5 フレーム 6 ホルダー 7 光反射部材 8 検出器 9 照射又は反射光線 10 発光素子を有した発光部 10a,10b 発光部の電源端子 11 受光素子を有した受光部 12 照射光線 13 ラインパターン光反射部材 13a ラインパターン 14 検出器 15 照射又は反射光線 16 発光素子を有した発光部 17 受光素子を有した受光部 18 照射光線 19 サスペンションに装着した錦糸線 19a 錦糸線の内径端部 20 入力信号の入力端子 21 スピーカ駆動回路 22 減算器 23 差動増幅器 24 増幅器 25 スピーカ 26 スピーカユニット 27 振動検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04R 29/00 310 9178−5H

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個のマグネットが磁性材を介在して同
    極対向するよう配置して反発磁界を形成した磁気回路を
    有したスピーカであって、このスピーカの振動系の振動
    変位を検出する検出手段を有し、この検出手段による検
    出信号をスピーカ駆動回路に帰還してなるスピーカの振
    動検出装置において、 上記検出手段がスピーカの磁気回路外部に設置された光
    学センサーと、この光学センサーの検出光線経路が上記
    振動系の振動変位方向の延長線上に位置付けされてなる
    よう上記光学センサーを設置したことを特徴とするスピ
    ーカの振動検出装置。
  2. 【請求項2】 上記光学センサーの検出光線経路が上記
    振動系の振動変位方向と直角方向に位置付けされてなる
    よう上記光学センサーを設置したことを特徴とする請求
    項1記載のスピーカの振動検出装置。
  3. 【請求項3】 上記光学センサーが発光素子と受光素子
    とを有してなる検出器と、この検出器からの照射光線を
    受けて反射せしめる光反射部材と、この光反射部材から
    の反射光線を受光する上記検出器とからなり、上記光反
    射部材がボイスコイル外周部、若しくはボイスコイル下
    端部、若しくは振動板裏側部、若しくはサスペンション
    裏側部に設置され、上記検出器が前記光反射部材と相対
    向位置のスピーカフレーム、若しくは磁気回路を固定す
    るホルダーに設置されてなることを特徴とする請求項1
    又は2記載のスピーカの振動検出装置。
  4. 【請求項4】 上記光学センサーが発光素子と受光素子
    とを有してなる検出器と、この検出器からの照射光線を
    受けて反射せしめるラインパターンを有した光反射部材
    と、このラインパターン光反射部材からの反射光線を受
    光する上記検出器とからなり、上記ラインパターン光反
    射部材がボイスコイル外周部に設置され、上記検出器が
    前記ラインパターン光反射部材と相対向位置のスピーカ
    フレームに設置されてなることを特徴とする請求項2記
    載のスピーカの振動検出装置。
  5. 【請求項5】 上記光学センサーが発光素子を有してな
    る発光部と、受光素子を有してなる受光部とからなり、
    上記発光部がボイスコイル外周部、若しくはボイスコイ
    ル下端部、若しくは振動板裏側部、若しくはサスペンシ
    ョン裏側部に設置され、上記受光部が上記発光部と相対
    向位置のスピーカフレーム、若しくは磁気回路を固定す
    るホルダーに設置されてなることを特徴とする請求項1
    又は2記載のスピーカの振動検出装置。
  6. 【請求項6】 上記ボイスコイル外周部、若しくはボイ
    スコイル下端部、若しくは振動板裏側部、若しくはサス
    ペンション裏側部に設置した光学センサーへの供給電源
    の配線を上記サスペンションの形状に沿うようにして装
    着した導電部材を用いてなされたことを特徴とする請求
    項3又は5記載のスピーカの振動検出装置。
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