JPH06284232A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH06284232A
JPH06284232A JP5068954A JP6895493A JPH06284232A JP H06284232 A JPH06284232 A JP H06284232A JP 5068954 A JP5068954 A JP 5068954A JP 6895493 A JP6895493 A JP 6895493A JP H06284232 A JPH06284232 A JP H06284232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
facsimile
reception
terminal
recipient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5068954A
Other languages
English (en)
Inventor
Koshu Suzuki
弘修 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP5068954A priority Critical patent/JPH06284232A/ja
Publication of JPH06284232A publication Critical patent/JPH06284232A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリメッセージの「確実な配信証
明」をメッセージの発信者に提供することにより、所望
の受取人にメッセージが確実に配信されたことを発信者
に通知できるファクシミリ装置を提供することを目的と
している。 【構成】 受取人指定情報送信手段20は、通信制御部
13によりファクシミリメッセージを送信する際に、そ
の発信人と受取人、およびメッセージNo.をG3ファ
クシミリ伝送制御手順に組み込んで受信側の端末に送信
する。受取完了応答受信手段22は、前記受取人指定情
報と共に送信されたファクシミリメッセージを正規受取
人が受け取った場合に、前記伝送制御手順に組み込まれ
て受信側の端末から応答されるメッセージ受取完了応答
を受信する。この受取完了応答受信手段22により受取
完了応答を受信すると、例えばプロッタ16により受取
完了のレポートを印字出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願各発明はG3ファクシミリ伝
送制御手順に従ってファクシミリメッセージを送受信す
るファクシミリ装置に関し、特に数人で1台のファクシ
ミリ装置を使用する環境下にあって特定の個人宛てにメ
ッセージを送信するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画情報(ファクシミリメッセー
ジ)を送受信するファクシミリ装置が多用されている
が、このファクシミリ装置は、メッセージを送受信する
ための各種手順が予め決められている。この中で、公衆
回線などのアナログ回線を用いて送受信する際には、C
CITT(国際電信電話諮問委員会)勧告T.4を基に
標準化された周知のG3ファクシミリ伝送制御手順が用
いられる。このようなG3伝送制御手順に従ってファク
シミリメッセージを送受信する際、通常、ファクシミリ
メッセージの中に、「宛先:○○○」、「発信:○○
○」等の文字を埋め込むことが可能である。このような
機能を利用して宛先個人名を埋め込めば、例えば数人で
1台のファクシミリ装置を共有しているような環境下で
あっても、誰宛てのメッセージであるのかを判読するこ
とができるため、受信機の側に居る操作者により宛先の
相手に配達されることを期待できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、送信したファ
クシミリメッセージが本当に宛先として明示した個人に
届けられたのか、発信者は実感として確信できず、これ
を確認するためには電話連絡等に依らなければならなか
った。
【0004】そこで、請求項1記載の発明は、ファクシ
ミリメッセージの「確実な配信証明」をメッセージの発
信者に提供することにより、所望の受取人にメッセージ
が確実に配信されたことを発信者に通知できるファクシ
ミリ装置を提供することを目的としている。また、請求
項2記載の発明は、メッセージが正規受取人に配信され
た時点で受信側から発呼して配信証明を発行することに
より、配信時、即座に配信証明をメッセージの発信者に
通知できるファクシミリ装置を提供することを目的とし
ている。
【0005】また、請求項3記載の発明は、メッセージ
が正規受取人に配信された後に同一発信端末から新たな
発呼があった場合に配信証明を発行することにより、配
信証明を発行するための経費を受信端末側で負担するこ
とのないファクシミリ装置を提供することを目的として
いる。また、請求項4記載の発明は、専用線を介して接
続された発信端末には受信端末自ら発呼し、また公衆回
線を介して接続された発信端末には相手からの発呼を待
って配信証明を発行することにより、発呼側の経費負担
のない専用線では迅速に配信証明を発行すると共に、発
呼側に経費負担が発生する公衆回線では受信端末側に経
費負担を発生させないで配信証明を発行できるファクシ
ミリ装置を提供することを目的としている。
【0006】また、請求項5記載の発明は、受信側端末
で備える表示装置にメッセージが表示されたことを以て
配信完了を判定することにより、受信端末側のユーザに
配信完了動作を意識させることなく配信証明発行を自動
化できるファクシミリ装置を提供することを目的として
いる。また、請求項6記載の発明は、受信側端末で備え
るプリンタ装置によってメッセージをプリントアウトし
た際に、プリントアウトを指示した本人により配信完了
を自己申告することにより、受信端末側の受取人による
確実な配信証明を発行できるファクシミリ装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】また、請求項7記載の発明は、受信側端末
で備えるプリンタ装置によってメッセージをプリントア
ウトする際に予め登録されているパスワードを用いるこ
とにより、受信端末側の受取人に特に意識させることな
く配信証明発行を自動化できるファクシミリ装置を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的を達成するために、G3ファクシミリ伝送制御
手順に従ってファクシミリメッセージを送受信する通信
制御部を備えたファクシミリ装置において、前記通信制
御部によりファクシミリメッセージを送信する際にその
発信人と受取人、およびメッセージ番号を前記G3ファ
クシミリ伝送制御手順に組み込んで受信側の端末に送信
する受取人指定情報送信手段と、このファクシミリメッ
セージを正規受取人が受け取った場合に前記伝送制御手
順に組み込まれて受信側の端末から応答されるメッセー
ジ受取完了応答を受信する受取完了応答受信手段と、こ
の受取完了応答に基づいて受取が完了したメッセージの
受取人と番号をその発信人に通知する通知手段と、を備
えたことを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の発明は、上記目的を
達成するために、請求項1記載のファクシミリ装置にお
いて、受信側の端末として、メッセージが正規受取人に
受け取られた時点で、その発信人の用いた発信端末に受
信端末側から発呼して前記受取完了応答を送出する受取
完了応答手段を備えたことを特徴とする。また、請求項
3記載の発明は、上記目的を達成するために、請求項1
記載のファクシミリ装置において、受信側の端末とし
て、メッセージが正規受取人に受け取られた後に、その
発信人の用いた発信端末から新たな発呼があった場合に
前記受取完了応答を送出する受取完了応答手段を備えた
ことを特徴とする。
【0010】また、請求項4記載の発明は、上記目的を
達成するために、請求項1記載のファクシミリ装置にお
いて、受信側の端末として、専用線を介して接続された
発信端末からメッセージを受信した場合は受取完了後に
受信端末から同一発信端末に発呼して受取完了応答を送
出し、公衆回線を介して接続された発信端末からメッセ
ージを受信した場合は受取完了後に同一発信端末から新
たな発呼があった際に受取完了応答を送出する受取完了
応答手段を備えたことを特徴とする。
【0011】また、請求項5記載の発明は、上記目的を
達成するために、請求項1記載のファクシミリ装置にお
いて、受信側の端末として備える表示装置によってファ
クシミリメッセージを表示した場合に正規受取人がメッ
セージを受け取ったと見做して受取完了を判定する受取
完了判定手段を備えたことを特徴とする。また、請求項
6記載の発明は、上記目的を達成するために、請求項1
記載のファクシミリ装置において、受信側の端末として
備えるプリンタ装置によってファクシミリメッセージを
プリントアウトする際に正規受取人自身によって受取完
了を入力する受取完了入力手段を設け、この受取完了入
力により受取完了を判定する受取完了判定手段を備えた
ことを特徴とする。
【0012】また、請求項7記載の発明は、上記目的を
達成するために、請求項1記載のファクシミリ装置にお
いて、受信側の端末として備えるプリンタ装置によって
ファクシミリメッセージをプリントアウトする際に、予
め登録された受取人のパスワードを必要とする場合に、
このパスワードによって正規受取人の正否を判断した上
で受取完了を判定する受取完了判定手段を備えたことを
特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成を有する請求項1記載の発明において
は、通信制御部によりファクシミリメッセージを送信す
る際に、受取人指定情報送信手段によってその発信人と
受取人、およびメッセージ番号をG3ファクシミリ伝送
制御手順に組み込んで受信側の端末に送信し、このファ
クシミリメッセージを正規受取人が受け取った場合に、
前記伝送制御手順に組み込まれて受信側の端末から応答
されるメッセージ受取完了応答を受取完了応答受信手段
によって受信し、通知手段がこの受取完了応答に基づい
て、受取が完了したメッセージの受取人と番号をその発
信人に通知する。従って、ファクシミリメッセージの配
信証明をメッセージの発信人に提供でき、メッセージの
受取人が確実にそのメッセージを判読したかどうか発信
人が知ることができる。
【0014】また、上記構成を有する請求項2記載の発
明においては、受信側の端末でメッセージが正規受取人
に受け取られた時点で、受取完了応答手段がその発信人
の用いた発信端末に受信端末側から発呼して受取完了応
答を送出する。従って、配信時、即座に配信証明をメッ
セージの発信者に通知できる。また、上記構成を有する
請求項3記載の発明においては、受信側の端末でメッセ
ージが正規受取人に受け取られた後に、その発信人の用
いた発信端末から新たな発呼があった場合に、受取完了
応答手段が受取完了応答を送出する。従って、配信証明
を発行するための経費を受信端末側で負担することがな
く、あくまで発信側の責任において配信証明サービスを
受けることができる。
【0015】また、上記構成を有する請求項4記載の発
明においては、専用線を介して接続された発信端末から
メッセージを受信した場合は受取完了後に受信端末から
同一発信端末に発呼して受取完了応答を送出し、公衆回
線を介して接続された発信端末からメッセージを受信し
た場合は受取完了後に同一発信端末から新たな発呼があ
った際に受取完了応答を送出するように受取完了応答手
段によって応答動作を切り換える。従って、発呼側の経
費負担のない専用線では迅速に配信証明を発行すると共
に、発呼側に経費負担が発生する公衆回線では受信端末
側に経費負担を発生させないで配信証明を発行できる。
【0016】また、上記構成を有する請求項5記載の発
明においては、受信側の端末として備える表示装置によ
ってファクシミリメッセージを表示した場合に、受取完
了判定手段によって正規受取人がメッセージを受け取っ
たと見做して受取完了を判定する。従って、受信端末側
のユーザに配信完了動作を意識させることなく配信証明
発行を自動化できる。
【0017】また、上記構成を有する請求項6記載の発
明においては、受信側の端末として備えるプリンタ装置
によってファクシミリメッセージをプリントアウトする
際に、受取完了入力手段によって正規受取人自身により
受取完了を入力するよう構成し、この受取完了入力を判
断材料にして受取完了判定手段は受取完了を判定する。
従って、受信端末側の受取人による確実な配信証明を発
行できる。
【0018】また、上記構成を有する請求項7記載の発
明においては、受信側の端末として備えるプリンタ装置
によってファクシミリメッセージをプリントアウトする
際に、予め登録された受取人のパスワードを必要とする
よう構成し、このパスワードによって正規受取人の正否
を判断した上で受取完了判定手段は受取完了を判定す
る。従って、受信端末側の受取人に特に意識させること
なく配信証明発行を自動化できる。
【0019】
【実施例】以下、本願各発明を実施例に基づいて説明す
る。図1は請求項1記載の発明の一実施例に係るファク
シミリ装置を示すブロック図である。まず、構成を説明
する。図において、NCU(網制御部)11は、例えば
ダイヤル番号の送出、検出などを行って、ファクシミリ
通信で使用する回線(電話回線等)Lを捕捉する。モデ
ム12は、ファクシミリ通信データを変復調する変復調
器であり、送信信号を変調する一方で受信信号を復調す
る。通信制御部13は、所定の伝送制御手順に従ってフ
ァクシミリ伝送を実行するもので、本実施例においては
G3ファクシミリ伝送制御手順に従ってファクシミリメ
ッセージを送受信する。
【0020】ROM(Read Only Memory)14は、前記
通信制御部13のG3ファクシミリ伝送制御手順や、本
ファクシミリ装置を動作させるためのプログラムを格納
している。RAM(Random Access Memory)15は、本
ファクシミリ装置の動作に必要なワークエリアとしてデ
ータを記憶し、また各種パラメータの設定値を記憶す
る。プロッタ16は、所定の解像度で画像を記録紙に記
録して出力する記録部である。スキャナ17は、例えば
送信原稿やコピー原稿を所定の解像度で読み取る読取部
である。操作表示部18は、本ファクシミリ装置をオペ
レータが任意に操作するための各種操作キーや、本ファ
クシミリ装置からオペレータに対するメッセージ等を表
示する各種表示器等を備える。CPU(Central Proces
sing Unit)19は、前記ROM14に格納されている
プログラムに従って本ファクシミリ装置全体をシステム
制御する。
【0021】ここで、請求項1記載の発明に係るファク
シミリ装置の特徴的構成要素を説明する。まず、受取人
指定情報送信手段20は、前記通信制御部13によりフ
ァクシミリメッセージを送信する際に、その発信人と受
取人、およびメッセージ番号(No.)を前記G3ファ
クシミリ伝送制御手順に組み込んで受信側の端末に送信
する。なお、これらの受取人指定情報は、ファクシミリ
メッセージ中に組み込むことも可能である。受取完了応
答受信手段22は、前記受取人指定情報と共に送信され
たファクシミリメッセージを正規受取人が受け取った場
合に、前記伝送制御手順に組み込まれて受信側の端末か
ら応答されるメッセージ受取完了応答を受信する。この
受取完了応答受信手段22により受取完了応答が受信さ
れると、この受取完了応答はCPU19に通知される。
CPU19は、この受取完了応答に含まれる発信人と受
取人、およびメッセージNo.を判読し、受取が完了し
たメッセージの受取人と番号をその発信人に通知する。
このための通知手段としては、前記操作表示部18やプ
ロッタ16を用い、例えば操作表示部18ならば受取完
了した旨のメッセージを表示し、またプロッタ16なら
ばレポートを印字出力する。なお、図1において、受取
人指定情報送信手段20および受取完了応答受信手段2
1はブロックとしてハードウエアのように示されている
が、これらの手段はROM14内にプログラムとして備
えることもできる。
【0022】次に、作用を説明する。図2は請求項1記
載の発明を実現するG3伝送制御手順を示す通信プロト
コル図である。図2において、A局を発信端末、B局を
受信端末とするとき、A局からの発呼に対してB局から
被呼端末識別信号CEDが返される。続いて、B局から
は非標準機能識別信号NSFとデジタル識別信号DIS
が送出されるが、このときの非標準機能識別信号NSF
に配信証明サービスすなわち前記受取完了応答サービス
が可能であると云うことを表示するビットを設け、図1
のファクシミリ装置としてのA局に宣言する。
【0023】これに対して、A局からは非標準機能設定
信号NSSが送出されるが、前記非標準機能識別信号N
SFに配信証明サービスの宣言があるときは、受取人指
定情報送信手段20によって、このNSS内にファクシ
ミリメッセージの発信人と受取人、およびNo.を表示
するフィールドを付加する。もちろん、これらの情報は
必ずしもNSSフィールドでなくても、メッセージの中
に構造化して挿入することも可能である。このような非
標準機能設定信号NSSを送出後、A局は、トレーニン
グチェックTCFを送出し、B局からの受信準備確認信
号CFRを受けてファクシミリメッセージを送信する。
この結果、B局は発信人、受取人、メッセージNo.を
持ったメッセージを受け取る。
【0024】メッセージを受け取ったB局で例えばプロ
ッタ16によりメッセージを印字出力する場合、従来の
ファクシミリ装置であればそのままプリントアウトして
終りであったが、本実施例では、指定された受取人にメ
ッセージが判読されたと判定し、受取完了応答をA局に
通知する。A局では、これを図1の受取完了応答受信手
段21によって受信し、プロッタ16や操作表示部18
を通知手段として、受取が完了したメッセージの受取人
とNo.をその発信人に通知する。
【0025】このように、本実施例においては、G3伝
送制御手順にファクシミリメッセージの発信人と受取
人、およびNo.を組み込んで送信し、受取人にメッセ
ージが配信された場合に受信端末から応答される配信証
明を受信して、送信メッセージの受取完了を発信人に通
知するので、ファクシミリメッセージの配信証明をメッ
セージの発信人に提供でき、メッセージの受取人がその
メッセージを判読したかどうかを確実に発信人が知るこ
とができる。
【0026】以下、請求項2〜7いずれかに記載の発明
を実施例に基づいて説明する。図3は請求項2〜7いず
れかに記載された発明の一実施例に係るファクシミリ装
置を示すブロック図である。なお、本実施例において上
述例と同一の構成については、同一符号を付してその具
体的な説明を省略する。まず、構成を説明する。図3に
おいて、受取完了応答手段31は、受信端末でメッセー
ジが正規受取人に受け取られた場合に、そのメッセージ
の発信人が用いた発信端末に受取完了を応答するもの
で、この受取完了応答には前記ファクシミリメッセージ
の発信人と受取人、およびメッセージNo.が含まれ
る。受取完了判定手段32は、受信端末でメッセージが
正規受取人に受け取られたことを判定するもので、プロ
ッタ出力動作、あるいは表示動作と云ったファクシミリ
メッセージの出力動作に関連付けて判定する。この受取
完了判定手段23は受取完了を判定すると、CPU19
に対して割り込みINTを与え、受取の完了したメッセ
ージNo.をCPU19に知らせる。CPU19は、こ
の割り込みINTによって通知されるメッセージNo.
に基づいて受取完了応答を送出すべく前記受取完了応答
手段31を起動する。
【0027】すなわち、受取人指定情報送信手段20お
よび受取完了応答受信手段21は、送信機としての本フ
ァクシミリ装置に必要なブロックであり、一方、受取完
了応答手段31および受取完了判定手段32は、受信機
としての本ファクシミリ装置に必要なブロックである。
なお、図3においても、受取完了応答手段31および受
取完了判定手段32はブロックとしてハードウエアのよ
うに示されているが、これらの手段はROM14内にプ
ログラムとして備えることもできる。
【0028】ここで、請求項2記載の発明に係るファク
シミリ装置の特徴的構成要素を説明する。図3におい
て、ファクシミリメッセージを受信後、メッセージが正
規受取人に受け取られたことを受取完了判定手段32に
よって判定すると、この時点で受取完了応答手段31
は、その発信人の用いた発信端末に発呼して受取完了応
答を送出する。すなわち、受取完了応答を受信端末側か
らの発呼により発信端末に通知する。
【0029】次に、作用を説明する。図4は請求項2記
載の発明を実現するG3伝送制御手順を示す通信プロト
コル図である。受信端末であるB局において、受取完了
判定手段32によって受取完了が判定されると、割り込
みINTによってCPU19にその旨が通知される。C
PU19は即座に受取完了応答手段31を起動して、通
信制御部13によるA局への発呼を行う。発呼を受けた
A局は、図4に示すように、通常通り被呼端末識別信号
CED、非標準機能識別信号NSF、デジタル識別信号
DISを返答する。これに対して、B局は、受取が完了
したメッセージの発信人、受取人、メッセージNo.、
配信完了の表示ビットを内包した非標準機能設定信号N
SSを送出し、受取完了をA局に通知した後、切断命令
信号DCNにより通信を終了する。非標準機能設定信号
NSSを受けたA局は、前記請求項1の実施例で説明し
たように、メッセージの発信人に配信完了を通知する。
【0030】このように、本実施例においては、メッセ
ージが正規受取人に配信された時点で、メッセージを受
信したB局から発呼して配信証明を発行するので、配信
時、即座に配信証明をメッセージの発信者に通知でき
る。以下、請求項3記載の発明を実施例に基づいて説明
する。まず、構成を説明する。図3において、ファクシ
ミリメッセージを受信後、メッセージが正規受取人に受
け取られたことを受取完了判定手段32によって判定す
ると、受取完了応答手段31は、その発信人の用いた発
信端末からの新たな発呼を待機し、発呼があった場合に
受取完了応答を送出する。すなわち、受取完了応答を同
じ送信端末からの発呼があるまで猶予する。
【0031】次に、作用を説明する。図5は請求項3記
載の発明を実現するG3伝送制御手順を示す通信プロト
コル図である。受信端末であるB局において、受取完了
判定手段32によって受取完了が判定されると、割り込
みINTによってCPU19にその旨が通知される。C
PU19は受取完了応答手段31を起動して、同一送信
端末であるA局からの発呼を待機する。ここで、図5に
示すように、A局から新たな発呼があると、B局は、被
呼端末識別信号CED、非標準機能識別信号NSF、デ
ジタル識別信号DISを返答するが、このとき、非標準
機能識別信号NSFにポーリング要求の表示ビットをセ
ットする。
【0032】これに対して、A局は、通常通りの非標準
機能設定信号NSSを送出後、トレーニングチェックT
CFを行い、B局からの受信準備確認信号CFRを受け
て、メッセージを送信する。ただし、B局の非標準機能
識別信号NSFにポーリング要求ビットのみならず、図
2に示したような配信証明サービスが可能であることを
表示するビットをセットすることも可能であり、この場
合は、A局からの受取人指定情報をセットした非標準機
能設定信号NSSによって別件として新たに受取人を指
定することができる。
【0033】メッセージ送出後、A局からはメッセージ
終了信号EOMが送出される。これに対して、B局から
はメッセージ確認信号MCFが送出される。そして、本
実施例では前記ポーリング要求の非標準機能識別信号N
SFに基づいて再度、非標準機能識別信号NSFを送出
し、A局からの非標準機能命令信号NSCを受ける。こ
こで、本実施例の配信証明サービスとしての非標準機能
設定信号NSSを送出し、受取が完了したメッセージの
発信人と受取人、およびメッセージNo.をA局に伝え
る。その後、切断命令信号DCNにより通信を終了す
る。非標準機能設定信号NSSを受けたA局は、前記請
求項1の実施例で説明したように、メッセージの発信人
に配信完了を通知する。
【0034】このように、本実施例においては、メッセ
ージが正規受取人に配信された後に同一発信端末から新
たな発呼があった場合に配信証明を発行するので、配信
証明を発行するための経費を受信端末側で負担すること
がなく、あくまで発信側の責任において配信証明サービ
スを受けることができる。以下、請求項4記載の発明を
実施例に基づいて説明する。
【0035】まず、構成を説明する。図3において、フ
ァクシミリメッセージを受信後、メッセージが正規受取
人に受け取られたことを受取完了判定手段32によって
判定すると、受取完了応答手段31は、受取完了したメ
ッセージが専用線を介して接続された発信端末から受信
したものである場合、受取完了後、即座に同一発信端末
に発呼して受取完了応答を送出する。一方、メッセージ
が公衆回線を介して接続された発信端末から受信したも
のである場合、受取完了後に同一発信端末から新たな発
呼があった際に受取完了応答を送出する。すなわち、本
実施例は、発信端末が専用線に接続されている場合は前
記請求項2の実施例として示した図4の伝送手順を実行
し、また発信端末が公衆回線に接続されている場合は前
記請求項3の実施例として示した図5の伝送手順を実行
する。
【0036】次に、作用を説明する。本実施例は、発信
端末との接続回線が専用線であるか、公衆回線であるか
によって、配信証明サービスの伝送手順を切り換えるも
ので、経費を受信端末に負担させることなく、配信証明
サービスの実行を迅速化することを目的とする。図4に
示す伝送手順は専用線であれば有効に働くが、課金対象
となる公衆回線(PSTN)では、図5のように反転ポ
ーリングを促して配信証明を伝達することが有効であ
る。
【0037】このように、本実施例においては、専用線
を介して接続された発信端末には受信端末自ら発呼し、
また公衆回線を介して接続された発信端末には相手から
の発呼を待って配信証明を発行するので、発呼側の経費
負担のない専用線では迅速に配信証明を発行すると共
に、発呼側に経費負担が発生する公衆回線では受信端末
側に経費負担を発生させないで配信証明を発行できる。
【0038】以下、請求項5記載の発明を実施例に基づ
いて説明する。まず、構成を説明する。図3において、
ファクシミリメッセージを受信後、メッセージが正規受
取人に受け取られたことを受取完了判定手段32によっ
て判定するが、本実施例の受取完了判定手段32は、受
信側の端末として備える表示装置、例えば操作表示部1
8のLCD(Liquid Cristal Device:液晶表示部)な
どによってファクシミリメッセージを表示した場合に、
正規受取人がメッセージを受け取ったと見做して受取完
了を判定する。このために、図3に示すファクシミリ装
置は、受信したファクシミリメッセージをRAM15に
一旦蓄積した後、操作表示部18に画像表示したり、プ
ロッタ16によりプリントアウトするメモリ蓄積型ファ
クシミリとする。
【0039】次に、作用を説明する。通常のファクシミ
リ装置であれば、発信局から発信人、受取人、メッセー
ジNo.を持ったメッセージを受け取っても、そのまま
プリントアウトしてしまうだけであるが、本実施例のメ
モリ蓄積型ファクシミリ装置では、受取人がディスプレ
イ表示によるメッセージ出力を指定することができる。
【0040】図6は請求項5記載の発明を実現する受取
完了判定の処理手順を示すフローチャートである。受取
人指定情報を持ったメッセージを受信すると、受取完了
判定手段32は、操作表示部18の例えば表示ファンク
ションキーの動向を監視し、表示ファンクションキーが
操作されて、メッセージ表示ファンクションが呼び出さ
れたかを判断する(ステップS1)。すなわち、受取人
指定情報を持ったメッセージの表示が行われたかどうか
を判定する。この判定でYESならば、受取完了判定手
段32は、CPU19に割り込みINTを与え、表示さ
れたメッセージのNo.を通知する(ステップS2)。
【0041】通知を受けたCPU19は、前記請求項2
〜4の実施例で説明したように、受取完了応答手段31
を起動し、メッセージの発信端末に配信完了を通知す
る。配信完了の通知を受けた発信端末は、請求項1の実
施例で説明したように、メッセージの発信人に配信完了
を通知する。このように、本実施例においては、受信側
端末で備える表示装置にメッセージが表示されたことを
以て配信完了を判定するので、受信端末側のユーザに配
信完了動作を意識させることなく配信証明発行を自動化
できる。
【0042】以下、請求項6記載の発明を実施例に基づ
いて説明する。まず、構成を説明する。図3において、
ファクシミリメッセージを受信後、メッセージが正規受
取人に受け取られたことを受取完了判定手段32によっ
て判定するが、本実施例の受取完了判定手段32は、操
作表示部18に設けられた受取完了入力手段(例えばメ
ッセージ判読完了ボタンとする)を用いて正規受取人自
身によって受取完了を入力されたとき、受取完了と判定
する。この受取完了入力は、例えば受信側の端末として
備えるプロッタ(プリンタ装置)16によってファクシ
ミリメッセージをプリントアウトする際に行われる。こ
のために、図3に示すファクシミリ装置は、受信したフ
ァクシミリメッセージをRAM15に一旦蓄積した後、
操作表示部18に画像表示したり、プロッタ16により
プリントアウトするメモリ蓄積型ファクシミリとする。
【0043】次に、作用を説明する。通常のファクシミ
リ装置であれば、発信局から発信人、受取人、メッセー
ジNo.を持ったメッセージを受け取っても、そのまま
プリントアウトしてしまうだけであるが、本実施例のメ
モリ蓄積型ファクシミリ装置では、受取人によってプリ
ントアウトするメッセージを指定することができる。
【0044】図7は請求項6記載の発明を実現する受取
完了判定の処理手順を示すフローチャートである。受取
人指定情報を持ったメッセージを受信すると、受取完了
判定手段32は、プロッタ16によるメッセージのプリ
ントアウトが行われ、操作表示部18の例えばメッセー
ジ判読完了ボタンが押されたかを判断する(ステップT
1)。すなわち、受取人指定情報を持ったメッセージの
受取が受取人本人により確認されたかどうかを判定す
る。この判定でYESならば、受取完了判定手段32
は、CPU19に割り込みINTを与え、プリントアウ
トされたメッセージのNo.を通知する(ステップT
2)。
【0045】通知を受けたCPU19は、前記請求項2
〜4の実施例で説明したように、受取完了応答手段31
を起動し、メッセージの発信端末に配信完了を通知す
る。配信完了の通知を受けた発信端末は、請求項1の実
施例で説明したように、メッセージの発信人に配信完了
を通知する。このように、本実施例においては、受信側
端末で備えるプロッタ16によってメッセージをプリン
トアウトした際に、プリントアウトを指示した本人によ
る申告によって配信完了を判定するので、受信端末側の
受取人による確実な配信証明を発行できる。
【0046】以下、請求項7記載の発明を実施例に基づ
いて説明する。まず、構成を説明する。図3において、
ファクシミリメッセージを受信後、メッセージが正規受
取人に受け取られたことを受取完了判定手段32によっ
て判定するが、本実施例の受取完了判定手段32は、プ
ロッタ16よってファクシミリメッセージをプリントア
ウトする際に、操作表示部18に備えられたパスワード
入力手段から入力される予め登録された受取人のパスワ
ードを監視し、このパスワードによって正規受取人の正
否を判断した上で受取完了を判定する。このために、図
3に示すファクシミリ装置は、受信したファクシミリメ
ッセージをRAM15に一旦蓄積した後、操作表示部1
8に画像表示したり、プロッタ16によりプリントアウ
トするメモリ蓄積型ファクシミリとする。
【0047】次に、作用を説明する。通常のファクシミ
リ装置であれば、発信局から発信人、受取人、メッセー
ジNo.を持ったメッセージを受け取っても、そのまま
プリントアウトしてしまうだけであるが、本実施例のメ
モリ蓄積型ファクシミリ装置では、受取人によってプリ
ントアウトするメッセージを指定することができる。
【0048】図8は請求項7記載の発明を実現する受取
完了判定の処理手順を示すフローチャートである。受取
人指定情報を持ったメッセージを受信すると、受取完了
判定手段32は、操作表示部18からパスワードが入力
され、プロッタ16によるメッセージのプリントアウト
が行われたかを判断する(ステップP1)。すなわち、
受取人指定情報を持ったメッセージの受取人本人を示す
パスワードが入力されてプリントアウトが行われたかど
うかを判定する。この判定でYESならば、受取完了判
定手段32は、CPU19に割り込みINTを与え、プ
リントアウトされたメッセージのNo.を通知する(ス
テップP2)。
【0049】通知を受けたCPU19は、前記請求項2
〜4の実施例で説明したように、受取完了応答手段31
を起動し、メッセージの発信端末に配信完了を通知す
る。配信完了の通知を受けた発信端末は、請求項1の実
施例で説明したように、メッセージの発信人に配信完了
を通知する。このように、本実施例においては、プロッ
タ16によってメッセージをプリントアウトする際に、
予め登録されているパスワードの入力に基づいて受取完
了を判定するので、受信端末側の受取人に特に意識させ
ることなく配信証明発行を自動化できる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係るファクシミリ装置によれば、通信制御部により
ファクシミリメッセージを送信する際に、受取人指定情
報送信手段によってその発信人と受取人、およびメッセ
ージ番号をG3ファクシミリ伝送制御手順に組み込んで
受信側の端末に送信し、このファクシミリメッセージを
正規受取人が受け取った場合に、前記伝送制御手順に組
み込まれて受信側の端末から応答されるメッセージ受取
完了応答を受取完了応答受信手段によって受信し、通知
手段がこの受取完了応答に基づいて、受取が完了したメ
ッセージの受取人と番号をその発信人に通知するので、
ファクシミリメッセージの配信証明をメッセージの発信
人に提供でき、メッセージの受取人が確実にそのメッセ
ージを判読したかどうか発信人が知ることができる。
【0051】また、請求項2記載の発明に係るファクシ
ミリ装置によれば、受信側の端末でメッセージが正規受
取人に受け取られた時点で、受取完了応答手段がその発
信人の用いた発信端末に受信端末側から発呼して受取完
了応答を送出するので、配信時、即座に配信証明をメッ
セージの発信者に通知できる。また、請求項3記載の発
明に係るファクシミリ装置によれば、受信側の端末でメ
ッセージが正規受取人に受け取られた後に、その発信人
の用いた発信端末から新たな発呼があった場合に、受取
完了応答手段が受取完了応答を送出するので、配信証明
を発行するための経費を受信端末側で負担することがな
く、あくまで発信側の責任において配信証明サービスを
受けることができる。
【0052】また、請求項4記載の発明に係るファクシ
ミリ装置によれば、専用線を介して接続された発信端末
からメッセージを受信した場合は受取完了後に受信端末
から同一発信端末に発呼して受取完了応答を送出し、公
衆回線を介して接続された発信端末からメッセージを受
信した場合は受取完了後に同一発信端末から新たな発呼
があった際に受取完了応答を送出するように受取完了応
答手段によって応答動作を切り換えるので、発呼側の経
費負担のない専用線では迅速に配信証明を発行すると共
に、発呼側に経費負担が発生する公衆回線では受信端末
側に経費負担を発生させないで配信証明を発行できる。
【0053】また、請求項5記載の発明に係るファクシ
ミリ装置によれば、受信側の端末として備える表示装置
によってファクシミリメッセージを表示した場合に、受
取完了判定手段によって正規受取人がメッセージを受け
取ったと見做して受取完了を判定するので、受信端末側
のユーザに配信完了動作を意識させることなく配信証明
発行を自動化できる。
【0054】また、請求項6記載の発明に係るファクシ
ミリ装置によれば、受信側の端末として備えるプリンタ
装置によってファクシミリメッセージをプリントアウト
する際に、受取完了入力手段によって正規受取人自身に
より受取完了を入力するよう構成し、この受取完了入力
を判断材料にして受取完了判定手段は受取完了を判定す
るので、受信端末側の受取人による確実な配信証明を発
行できる。
【0055】また、請求項7記載の発明に係るファクシ
ミリ装置によれば、受信側の端末として備えるプリンタ
装置によってファクシミリメッセージをプリントアウト
する際に、予め登録された受取人のパスワードを必要と
するよう構成し、このパスワードによって正規受取人の
正否を判断した上で受取完了判定手段は受取完了を判定
するので、受信端末側の受取人に特に意識させることな
く配信証明発行を自動化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例に係るファクシ
ミリ装置を示すブロック図である。
【図2】請求項1記載の発明を実現するG3伝送制御手
順を示す通信プロトコル図である。
【図3】請求項2〜7いずれかに記載された発明の一実
施例に係るファクシミリ装置を示すブロック図である。
【図4】請求項2記載の発明を実現するG3伝送制御手
順を示す通信プロトコル図である。
【図5】請求項3記載の発明を実現するG3伝送制御手
順を示す通信プロトコル図である。
【図6】請求項5記載の発明を実現する受取完了判定の
処理手順を示すフローチャートである。
【図7】請求項6記載の発明を実現する受取完了判定の
処理手順を示すフローチャートである。
【図8】請求項7記載の発明を実現する受取完了判定の
処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
13 通信制御部 16 プロッタ(通知手段) 18 操作表示部(表示装置、受取完了入力手段) 19 CPU 20 受取人指定情報送信手段 21 受取完了応答受信手段 31 受取完了応答手段 32 受取完了判定手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】G3ファクシミリ伝送制御手順に従ってフ
    ァクシミリメッセージを送受信する通信制御部を備えた
    ファクシミリ装置において、 前記通信制御部によりファクシミリメッセージを送信す
    る際にその発信人と受取人、およびメッセージ番号を前
    記G3ファクシミリ伝送制御手順に組み込んで受信側の
    端末に送信する受取人指定情報送信手段と、 このファクシミリメッセージを正規受取人が受け取った
    場合に前記伝送制御手順に組み込まれて受信側の端末か
    ら応答されるメッセージ受取完了応答を受信する受取完
    了応答受信手段と、 この受取完了応答に基づいて受取が完了したメッセージ
    の受取人と番号をその発信人に通知する通知手段と、を
    備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 受信側の端末として、メッセージが正規受取人に受け取
    られた時点で、その発信人の用いた発信端末に受信端末
    側から発呼して前記受取完了応答を送出する受取完了応
    答手段を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 受信側の端末として、メッセージが正規受取人に受け取
    られた後に、その発信人の用いた発信端末から新たな発
    呼があった場合に前記受取完了応答を送出する受取完了
    応答手段を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 受信側の端末として、専用線を介して接続された発信端
    末からメッセージを受信した場合は受取完了後に受信端
    末から同一発信端末に発呼して受取完了応答を送出し、 公衆回線を介して接続された発信端末からメッセージを
    受信した場合は受取完了後に同一発信端末から新たな発
    呼があった際に受取完了応答を送出する受取完了応答手
    段を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 受信側の端末として備える表示装置によってファクシミ
    リメッセージを表示した場合に正規受取人がメッセージ
    を受け取ったと見做して受取完了を判定する受取完了判
    定手段を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 受信側の端末として備えるプリンタ装置によってファク
    シミリメッセージをプリントアウトする際に正規受取人
    自身によって受取完了を入力する受取完了入力手段を設
    け、 この受取完了入力により受取完了を判定する受取完了判
    定手段を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 受信側の端末として備えるプリンタ装置によってファク
    シミリメッセージをプリントアウトする際に、予め登録
    された受取人のパスワードを必要とする場合に、このパ
    スワードによって正規受取人の正否を判断した上で受取
    完了を判定する受取完了判定手段を備えたことを特徴と
    するファクシミリ装置。
JP5068954A 1993-03-29 1993-03-29 ファクシミリ装置 Pending JPH06284232A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5068954A JPH06284232A (ja) 1993-03-29 1993-03-29 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5068954A JPH06284232A (ja) 1993-03-29 1993-03-29 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06284232A true JPH06284232A (ja) 1994-10-07

Family

ID=13388579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5068954A Pending JPH06284232A (ja) 1993-03-29 1993-03-29 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06284232A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU726558B2 (en) * 1998-02-27 2000-11-09 Daikin Industries, Ltd. Indoor unit for air conditioner and its mounting mechanism

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU726558B2 (en) * 1998-02-27 2000-11-09 Daikin Industries, Ltd. Indoor unit for air conditioner and its mounting mechanism

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001077993A (ja) 通信端末装置、ファクシミリ装置及びそれらの制御方法
JPH06284232A (ja) ファクシミリ装置
US6639689B1 (en) Facsimile apparatus
KR20010010296A (ko) 팩시밀리에서 수신측 에러를 송신측에 통보하는 방법
JP2822939B2 (ja) 不達返信通知機能付きファクシミリ装置
KR100222688B1 (ko) 팩시밀리에서 메모리 수신된 팩스 메시지 선택 폴링 송신 및 수신방법
US6230208B1 (en) System for handling of return receipt confirmations of processing when transferring data between the PSTN and a private network
JPH1070643A (ja) ファクシミリ装置
JP2798726B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3149172B2 (ja) ファクシミリ装置
KR100240201B1 (ko) 종합정보통신망에서 발신자 전화 번호를 이용한 수신확인메시지 전송 방법
JPH0715611A (ja) ファクシミリ装置の秘密文書送信方法
JP3573840B2 (ja) 通信端末装置
KR100264324B1 (ko) 팩스 데이터의 전송상태를 확인하는 장치 및 방법
KR19980066107A (ko) 팩시밀리에서 수신 거부방법
EP1655939A1 (en) Emergency facsimile messaging apparatus and method
JP3805559B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH0630215A (ja) ファクシミリ通信システム
JP4723877B2 (ja) ファクシミリ装置
KR100296597B1 (ko) 팩시밀리에서 데이터 전송시각을 보정하여 출력하는 장치
KR100247071B1 (ko) 팩시밀리장치에서 수신결과를 송신국으로 통보하는 방법
JP2007104056A (ja) ファクシミリ装置
KR19980075441A (ko) 팩시밀리 메시지 수신 통보방법
JPS61203787A (ja) フアクシミリ通信方式
KR19980065956A (ko) 팩시밀리에서 수신정보 기록방법