JPH06283439A - 基板ホルダ及びプラズマ処理装置 - Google Patents

基板ホルダ及びプラズマ処理装置

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JPH06283439A
JPH06283439A JP7021193A JP7021193A JPH06283439A JP H06283439 A JPH06283439 A JP H06283439A JP 7021193 A JP7021193 A JP 7021193A JP 7021193 A JP7021193 A JP 7021193A JP H06283439 A JPH06283439 A JP H06283439A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラズマ中の気相反応で発生する微粒子が処
理対象基板に付着することを抑制することができるプラ
ズマ処理装置に用いる基板ホルダ及びプラズマ処理装置
を提供する。 【構成】 排気ポンプ52を付設した真空容器1内に導
入される処理用ガスを該排気ポンプの運転による所定真
空度のもとにプラズマ化させ、該プラズマのもとで処理
対象基板S1に目的とする成膜を行うプラズマCVD装
置であって、処理対象基板支持用の基板ホルダとして、
基板支持域の周囲部分に、プラズマ中の気相で発生する
微粒子を集め、捕獲し、排除方向へ導くための電界降下
部を提供する溝83、84、85及び凹部86を形成し
た基板ホルダ8を備え、該ホルダによる微粒子排除方向
が排気ポンプ52による排気方向aに揃うように基板ホ
ルダ8及び排気ポンプ52を配置してあるプラズマCV
D装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄膜トランジスタ、半導
体利用の各種センサのような半導体を利用したデバイス
や太陽電池その他を製造するにあたり、基板上に成膜し
たり、配線パターン等を得るために、形成した膜を所定
パターンに従ってエッチングしたりするプラズマCVD
装置、プラズマエッチング装置のようなプラズマ処理装
置及び該装置で使用される基板ホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマCVD装置は各種タイプのもの
が知られている。その代表例として、図6に示す平行平
板型のプラズマCVD装置について説明すると、この装
置は真空容器1を有し、その中に被成膜基板S1を設置
する基板ホルダを兼ねる電極2及びこの電極に対向する
電極3が設けられている。
【0003】電極2は、基板S1を支持する表面が平坦
状に形成されており、通常、接地電極とされ、また、こ
の上に設置される基板S1を成膜温度に加熱するヒータ
21を付設してある。輻射熱により基板S1を加熱する
ときは、ヒータは分離配置されることもある。電極3
は、電極2との間に導入される成膜用ガスに高周波電力
や直流電力を印加してプラズマ化させるための電力印加
電極で、図示の例ではマッチングボックス31aを介し
て高周波電源32aを接続してある。
【0004】また、図示の例では、電極3は平坦な電極
板で構成され、それに直径0.5mm程度のガス供給孔
31を多数形成してあり、ガスノズル41から供給され
るガスが各孔から電極2に対し垂直な又は略垂直な方向
に、且つ、両電極間に全体的に放出されるようにしてあ
る。このような構成は広面積基板上に成膜するのに適し
ている。
【0005】真空容器1には、さらに、開閉弁51を介
して排気ポンプ52を配管接続してあるとともに、前記
ガスノズル41にはガス供給部4を配管接続してある。
ガス供給部4には、マスフローコントローラ421、4
22・・・・及び開閉弁431、432・・・・を介し
て、所定量の成膜用ガスを供給するガス源441、44
2・・・・が含まれている。
【0006】ノズル41は、その側面及び背面部分が、
このノズルに対し一定間隔をおいて設けたプラズマ回り
込み防止用の接地電極40で囲まれている。この平行平
板型プラズマCVD装置によると、成膜対象基板S1が
真空容器1内の電極2上に設置され、該容器1内が弁5
1の開成と排気ポンプ52の運転にて所定成膜真空度に
維持され、ガス供給部4から成膜用ガスが導入される。
また、高周波電極3に電源32aから高周波電圧が印加
され、それによって導入されたガスがプラズマ化され、
このプラズマの下で基板S1表面に所望の膜が形成され
る。
【0007】また、プラズマエッチング装置も各種タイ
プのものが知られている。その代表例として図7に示す
平行平板型のエッチング装置について説明すると、この
装置も真空容器10を備え、その中には、エッチング対
象膜を形成した基板S2を設置する基板ホルダを兼ねる
電極20及び電極20に対向配置された電極30を備え
ている。
【0008】電極20は基板S2を支持する表面が平坦
状に形成されており、電極30との間に導入されるエッ
チング用ガスに高周波電力や直流電力を印加してプラズ
マ化させるための電力印加電極として使用され、図示の
例ではマッチングボックス201を介して高周波電源2
02に接続されている。電極30は接地電極で、平坦な
電極板で構成され、それに直径0.5mm程度のガス供
給孔301を多数形成してあり、ガスノズル61から供
給されるガスが各孔から電極20に対し垂直な又は略垂
直な方向に、且つ、両電極間に全体的に放出されるよう
になっている。
【0009】真空容器10には、さらに、開閉弁71を
介して排気ポンプ72を配管接続してあるとともに、前
記ガスノズル61にはガス供給部6を配管接続してあ
る。ガス供給部6には、マスフローコントローラ62
1、622・・・・及び開閉弁631、632・・・・
を介して所要量のエッチング用ガスを供給するガス源6
41、642・・・・が含まれている。
【0010】ノズル61の側面及び背面部分は、このノ
ズルに対し一定間隔をおいて配置したプラズマ回り込み
防止用の接地電極60で囲まれている。このエッチング
装置によると、エッチング対象基板S2が容器10内の
高周波電極20上に設置され、該容器10内が弁71の
開成と排気ポンプ72の運転にて所定エッチング真空度
に維持され、ガス供給部6からエッチング用ガスが導入
される。また、電極20に高周波電源202から高周波
電圧が印加され、それによって導入されたガスがプラズ
マ化され、このプラズマの下に基板S2上の膜がエッチ
ングされる。なお、電極20は、必要に応じ、水冷装置
200等で冷却されることもある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プラズ
マCVD装置では、基板ホルダ電極上の基板表面近傍に
おけるプラズマ中の気相反応により形成される微粒子が
基板表面に形成される膜に付着したり、その中に混入し
たりして膜質を悪化させるという問題がある。気相反応
により微粒子が形成され、それが大きく成長する可能性
の高い成膜、例えば、シラン(SiH4 )と水素
(H2 )からアモルファスシリコン(a−Si)膜を、
シランとアンモニア(NH3 )からアモルファスシリコ
ンナイトライド(a−SiN)膜を、シランと一酸化二
窒素(亜酸化窒素)(N2 O)からアモルファスシリコ
ンオキサイド(a−SiO2 )膜を形成するような成膜
では、基板表面に形成される膜に付着したり、その中に
混入したりする微粒子のサイズが形成される膜の膜厚に
対し大きく、その結果、その膜が絶縁膜である場合にお
いて成膜後洗浄処理すると、その微粒子の部分がピンホ
ールとなって絶縁不良が生じたり、その膜が半導体膜で
あると、半導体特性が悪化するといった問題がある。
【0012】また、プラズマエッチング装置において
も、同様にプラズマ中の気相反応により微粒子が形成さ
れ、これが被エッチング面に付着する等の問題がある。
例えば、エッチングにより配線パターンを形成する場合
において、かかる微粒子はパターンニングの精度の悪化
をもたらし、細線形成においては断線を招くことがあ
る。
【0013】そこで本発明は、プラズマ中の気相反応で
発生する微粒子が処理対象基板に付着することを抑制す
ることができるプラズマ処理装置に用いる基板ホルダ及
びプラズマ処理装置を提供することを課題とする。な
お、ここで言う「付着」及び後ほど〔発明の効果〕で述
べる「付着」とは、成膜にあっては、基板表面への直接
的付着、形成される膜への付着、該膜中への混入等を指
し、エッチングにあっては、基板表面への直接的付着、
エッチングされる膜への付着や混入等を指す概念であ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者は、微粒子の基
板への付着を有効に抑制するための手段について研究を
重ねた結果、基板ホルダの基板支持域の周囲部分に凹溝
及び(又は)基板支持域より低い部分を形成しておけ
ば、それら凹所を含むホルダ表面全体に沿って同電位面
が形成され、且つ、それは前記凹所へ落ち込むので、そ
れら凹所が電界降下部となり、通常、負に帯電する微粒
子は電位差の大きいその部分へ引かれて集まり、そこに
捕獲されること、また、それら凹所の全部又は一部につ
いて、微粒子を排除したい方向へ向けプラズマ電位面に
対し電界降下を提供する傾斜を持たせれば、微粒子をそ
の排除方向へ導けることを見出した。
【0015】前記課題を解決する本発明の基板ホルダ
は、この着目に基づくもので、プラズマ処理装置に用い
る処理対象基板支持用の基板ホルダであって、基板支持
域の周囲部分に、プラズマ中の気相で発生する微粒子を
集め、捕獲し、排除方向へ導くための電界降下部を提供
する凹所を形成したことを特徴とする。また、前記課題
を解決する本発明のプラズマ処理装置は、排気装置を付
設した真空容器内に導入される処理用ガスを前記排気装
置の運転による所定真空度のもとにプラズマ化させ、該
プラズマのもとで処理対象基板に目的とする処理を行う
プラズマ処理装置であって、前記基板ホルダを備え、該
ホルダによる微粒子排除方向が前記排気装置による前記
真空容器からの排気方向に揃うように該基板ホルダ及び
前記排気装置を配置してあることを特徴とする。
【0016】前記本発明の基板ホルダ及びプラズマ処理
装置においては、基板ホルダの基板支持域を、そこに支
持される基板の表面とそれに隣合う周囲のホルダ表面部
分とが実質上隙間なく平坦に連続するように基板嵌入凹
部に形成しておくことが、その部分への微粒子溜まりを
抑制するうえで好ましい。
【0017】
【作用】本発明の基板ホルダによると、それに支持され
た基板近傍のプラズマ中の気相反応により発生した微粒
子は、基板へ降り注いでそれに付着しようとするが、基
板の周囲には、基板やそれに隣合うホルダ表面部分より
低位置にある、電界降下部を提供する凹所が形成してあ
るので、微粒子はその部分に集まり、そこに捕獲され、
微粒子排除方向へ導かれる。
【0018】また、本発明のプラズマ処理装置による
と、かかる基板ホルダから排出された微粒子は、真空容
器内の排気方向が前記微粒子排除方向に揃えられている
ので、円滑に容器外へ排気と共に排出される。かくし
て、基板への微粒子の付着が従来より抑制される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の実施例である基板ホルダ8を有す
るプラズマCVD装置の1例を示している。このプラズ
マCVD装置は、図6に示す従来装置において、基板ホ
ルダを兼ねる接地電極2に代えて基板ホルダ8を採用し
たものであり、他の点は図6の装置と同構成であり、全
体の成膜動作も同様である。図6の装置における部品と
同じ部品については同じ参照符号を付してある。
【0020】図2から図5はいずれも基板ホルダ8を示
すもので、図2はその正面図、図3は図2のX−X線に
沿う断面図、図4は図2のX−X線に沿う、途中部分省
略の拡大断面図、図5は図2のY−Y線に沿う、途中部
分省略の拡大断面図である。この基板ホルダ8も接地電
極を兼ねるもので、基板加熱ヒータ80を付設してあ
る。但し、輻射加熱を行う場合は、基板ホルダ8とヒー
タ80は分離配置してもよい。
【0021】ホルダ8表面中央部の基板支持域は成膜対
象基板S1が丁度嵌まり込む基板支持凹部81に形成さ
れている。基板S1がこに嵌入配置されると、基板S1
の表面とその周囲に隣合うホルダ表面部分82とは実質
上隙間無く連続し、且つ、基板表面と隣合う部分82と
は実質上同一の面位置となる。従ってこの両者の境目部
分には微粒子が溜まりにくい。
【0022】基板支持凹部81の周囲に隣合うホルダ表
面部分82の上方部及び左右部には、該表面部分82に
連続し、次第に該表面部分より低位置へと落ち込む溝8
3、84、85が形成してある。溝83、84、85
は、ホルダ正面側から見て門形に基板支持凹部81を囲
った状態となっている。また、基板支持凹部81の下方
部には、凹部81に隣合うホルダ表面部分82に連続
し、それより低位置へと落ち込み下端が下方へ開放され
た凹部86を形成してある。凹部86の左右端部は縦溝
84、85の下端部に連続している。
【0023】上方水平溝83は中央部より両端へ次第に
深くなっており、左右の縦溝84、85は溝83に連続
する上端から下端へ次第に深くなり、下端は、前記下方
凹部86と共に下方へ開放されている。また、ホルダ8
の各周縁角部分87や各溝83、84、85から立ち上
がった部分の角部分88はいずれも、異常放電防止のた
め丸味を持たせてある。
【0024】この基板ホルダ8は容器1内に設置された
状態で、その左右の溝84、85の方向が、排気ポンプ
52による容器1からの排気方向aと同方向に揃えられ
ている。以上説明したプラズマ処理装置によると、成膜
対象基板S1がホルダ8の基板支持凹部81に嵌入設置
され、あとは、図6の装置について説明したと同様の手
順で該基板表面に目的とする成膜がなされる。
【0025】この成膜中、基板S1表面近傍のプラズマ
中の気相反応により発生した、通常負に帯電する微粒子
Pは、基板S1へ降り注いでそれに付着しようとする
が、基板S1の周囲には、基板S1やそれに隣合うホル
ダ表面部分82より低位置にある、電界降下部を提供す
る溝83、84、85及び凹部86を形成してあるの
で、微粒子Pは電界に従い、ポテンシャルの高い方へ
(+側へ高い方へ)移動し、その部分に集まり、そこに
捕獲される。
【0026】また、溝83、84、85及び凹部86は
排気方向aと一致する微粒子排除方向へ向け次第に深く
形成されているので、換言すればそれら溝及び凹部がプ
ラズマ電位面に対し微粒子排除方向へ傾斜しているの
で、それら溝及び凹部に捕獲された微粒子Pは、電界に
従い微粒子排除方向へ導かれ、容器1からの排気と共に
円滑に排出される。かくして、基板S1への微粒子Pの
付着が従来より抑制される。
【0027】なお、ホルダ8の電界降下部を提供する溝
83、84、85及び凹部86のサイズ、傾斜の程度等
については、特に制限はなく、微粒子を捕獲可能な電界
勾配と輸送可能なポテンシャルの傾斜が得られるもので
あれば、前記実施例のものに限定されない。以上説明し
た図1の装置により、a−Si:H膜を形成した例を説
明する。
【0028】 成膜条件 基板 : 5インチシリコンウェハ ガス : SiH4 100sccm H2 400sccm 成膜温度 : 230℃ 成膜ガス圧: 0.4Torr 印加電力 : 200W 電極サイズ: 360mm×360mm□ 電極間隔 : 45mm(電極3表面−基板表面距離) この成膜では、形成されたa−Si:H膜における付着
微粒子数は、0.3μm以上の大きさのもので、5個以
下であった。
【0029】なお、従来電極2を採用した場合は、他を
同条件として約50個であった。以上プラズマCVD装
置について説明したが、かかる電界降下部提供のための
凹所を有する基板ホルダ8と同様の基板ホルダを図7の
プラズマエッチング装置の高周波電極20の代わりに用
いても、同様に微粒子の基板への付着が、従来より抑制
される。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、プ
ラズマ中の気相反応で発生する微粒子が処理対象基板に
付着することを抑制することができるプラズマ処理装置
に用いる基板ホルダ及びプラズマ処理装置を提供するこ
とができる。特に本発明の基板ホルダによると、従来の
基板ホルダと簡単に取り替えて使用でき、安価に、ま
た、成膜条件やエッチング条件を格別変更する必要なく
基板への微粒子付着を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例である基板ホルダを採用した
プラズマCVD装置の1例の概略構成図である。
【図2】図1の装置における基板ホルダの正面図であ
る。
【図3】図2のX−X線に沿う断面図である。
【図4】図2のX−X線に沿う、途中部分省略の拡大断
面図である。
【図5】図2のY−Y線に沿う、途中部分省略の拡大断
面図である。
【図6】従来のプラズマCVD装置の1例の概略構成図
である。
【図7】従来のプラズマエッチング装置の1例の概略構
成図である。
【符号の説明】
1、10 真空容器 2、30 接地電極 20、3 高周波電極 201、31a マッチングボックス 202、32a 高周波電源 21 ヒータ 51、71 開閉弁 52、72 排気ポンプ 4、6 ガス供給部 8 接地電極を兼ねる基板ホルダ 80 ヒータ 81 基板支持凹部 82 凹部81に隣合うホルダ表面部 83 水平溝 84、85 左右の縦溝 86 凹部 S1 成膜対象基板 S2 エッチング対象基板 P 微粒子 a 微粒子排除方向

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマ処理装置に用いる処理対象基板
    支持用の基板ホルダであって、基板支持域の周囲部分
    に、プラズマ中の気相で発生する微粒子を集め、捕獲
    し、排除方向へ導くための電界降下部を提供する凹所を
    形成したことを特徴とする基板ホルダ。
  2. 【請求項2】 前記基板支持域が、そこに支持される基
    板の表面とそれに隣合う周囲のホルダ表面部分とが実質
    上隙間なく平坦に連続するように基板嵌入凹部に形成し
    てある請求項1記載の基板ホルダ。
  3. 【請求項3】 排気装置を付設した真空容器内に導入さ
    れる処理用ガスを前記排気装置の運転による所定真空度
    のもとにプラズマ化させ、該プラズマのもとで処理対象
    基板に目的とする処理を行うプラズマ処理装置であっ
    て、請求項1記載の基板ホルダを備え、該ホルダによる
    微粒子排除方向が前記排気装置による前記真空容器から
    の排気方向に揃うように該基板ホルダ及び前記排気装置
    を配置してあることを特徴とするプラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記基板ホルダにおける基板支持域が、
    そこに支持される基板の表面とそれに隣合う周囲のホル
    ダ表面部分とが実質上隙間なく平坦に連続するように基
    板嵌入凹部に形成してある請求項3記載のプラズマ処理
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6425994B1 (en) * 1998-11-04 2002-07-30 Lg.Philips Lcd Co., Ltd. Process chamber including stage having improved base and substrate mounting member
JP2017022320A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 昭和電工株式会社 ウェハ支持台、ウェハ支持体、化学気相成長装置
WO2021147255A1 (zh) * 2020-01-20 2021-07-29 宁夏隆基乐叶科技有限公司 一种电极片、载片器以及镀膜系统

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