JPH062832Y2 - ダンプトラックの積荷秤量装置 - Google Patents

ダンプトラックの積荷秤量装置

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JPH062832Y2
JPH062832Y2 JP1989001198U JP119889U JPH062832Y2 JP H062832 Y2 JPH062832 Y2 JP H062832Y2 JP 1989001198 U JP1989001198 U JP 1989001198U JP 119889 U JP119889 U JP 119889U JP H062832 Y2 JPH062832 Y2 JP H062832Y2
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JP
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load
weighing
subframe
bezel
dump truck
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JP1989001198U
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JPH0292340U (ja
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紀雄 会田
寿一郎 橋本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ダンプトラックの積荷重量を秤量して表示す
る車両搭載型の積荷秤量装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、ダンプトラックにおける積荷重量の秤量は、第12
図に示すように車体フレーム上に配設されダンプシリン
ダにより後部ピン(c)を中心として傾動されるベツセル
(b)を有するダンプトラック(a)を、地上に配設した秤量
器(d)上に停止し、空荷状態で車両の重量を計測すると
ともに積荷状態で計測して、両計測値の差によって積荷
重量を秤量している。
(考案が解決しようとする課題) 従来の前記積荷重量の秤量は、地上に設置した秤量設備
によってダンプトラック自体を秤量するため、秤量設備
が大型装置になるとともに、運搬中に秤量設備の設置場
所に寄り道する必要があり、積荷運搬の効率低下の一因
になるなどの問題点がある。
本考案は、前記のような課題に対処するために開発され
たものであって、その目的とする処は、車両搭載型の積
荷秤量機構にして、積荷の秤量性能、信頼性を向上する
とともに、積荷運搬の効率を高めたダンプトラックの積
荷秤量装置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、車体フレーム上に配設されダンプシリンダに
より後部ピンを中心として傾動されるサブフレームと、
該サブフレーム上に配置されてサイドフレームにより上
下方向のみスライドされるベツセルと、前記車体フレー
ムに配設され前記ベツセルを持ち上げて秤量する複数の
昇降用シリンダ付き荷重センサと、該各荷重センサに連
設され各計測信号を積荷重量にして表示する秤量計を具
備した構成に特徴を有し、運転席でサブフレームととも
にベツセルがダンプ操作されるとともに、運転席で各荷
重センサを上昇してベツセルを浮上状態とし、各荷重セ
ンサおよび秤量計によって積荷重量が表示される。
(作用) 運転席からダンプシリンダを作動すると、サブフレーム
とともにベツセルが後部ピンを中心にし傾動されて積荷
が放出されるダンプ機能が得られるとともに、サブフレ
ームとともにべツセルを水平にして、各荷重センサを上
昇してベツセルを持ち上げて浮上状態にすると、各荷重
センサによりベツセル、積荷の重量の各計測信号が出力
され、秤量計は各計測信号に基づき積荷重量にして表示
し、所望時に停車して容易に積荷重量がなされるととも
に、優れた秤量精度、信頼性が得られる。
(実施例) 第1図ないし第11図に本考案の一実施例を示し、図中
(1)はダンプトラック、(2)はダンプトラック(1)の車体
フレーム(1a)上に配設されたサブフレーム、(3)はダン
プシリンダ、(5)はサブフレーム(2)上に配置されたベツ
セル、(6)は車体フレーム(1a)に配設された複数の昇降
用シリンダ(7)付き荷重センサであって、車体フレーム
(1a)上に配設されダンプシリンダ(3)により後部ピン(4)
を中心として傾動されるサブフレーム(2)と、サブフレ
ーム(2)上に配置されてサブフレーム(11)により上下方
向のみスライドされるベツセル(5)と、車体フレーム(1
a)に配置されベツセル(5)を持ち上げて秤量する複数の
昇降用シリンダ(7)付き荷重センサ(6)と、各荷重センサ
(6)に連設され各計測信号(6a)を積荷重量にして表示す
る秤量計(10b)を具備したダンプトラックの積荷秤量装
置になっている。
前記サブフレーム(2)は、第1図ないし第5図に示すよ
うにダンプトラック(1)の車体フレーム(1a)上にブラケ
ツト、後部ピン(4)によって装着され、車体フレーム(1
a)とサブフレーム(2)間に枢着されたダンプシリンダ(3)
(2本)の伸縮により、該サブフレーム(2)は後部ピン
(4)を中心にして前側が上下動され傾動操作されるとと
もに、サブフレーム(2)の左右、前後部に立設されたガ
イド柱からなる複数のサブフレーム(11)が設けられ、サ
ブフレーム(2)上に設置されたベツセル(5)は、各サイド
フレーム(11)により上下方向のみスライド可能になって
いる。
前記ベツセル(5)は、第1図、第7図ないし第9図に示
すように前記各サイドフレーム(11)に対応した左右、前
後部に各1対の縦ガイド(12a)(12a)からなる縦溝(12)が
設けられ、各縦溝(12)に各サイドフレーム(11)が相対ス
ライド可能に嵌装されて、第1図に示すようにサブフレ
ーム(2)が水平配置の場合は、各サイドフレーム(11)お
よび各縦溝(12)によりベツセル(5)が上下方向にスライ
ド自在となり、ダンプシリンダ(3)によりサブフレーム
(2)の前側が上動されて傾斜すると、各サブフレーム(2)
に各縦ガイド(12a)(12a)が係止されてベツセル(5)の相
対摺動が防止され、サブフレーム(2)とともにベツセル
(5)が傾斜、即ちダンプ操作されて積荷が放出される。
前記荷重センサ(6)は、第1、4、5、6図に示すよう
に車体フレーム(1a)の左右、前後部に配設され、ベツセ
ル(5)下部の前後、左右部に配設された各受座(13)の下
側に対設されているとともに、昇降用シリンダ(7)の上
部に配設されて昇降される。前記昇降用シリンダ(7)
は、第6図に示すように、車体フレーム(1a)上にボルト
(15)で固着されたピストン(16)と、ピストン(16)に嵌装
され上下動するジヤツキシリンダ(17)と、ピストン(16)
に連設されピストン上部室(16a)に連通した作動油の給
排油管(18)等からなり、ジヤツキシリンダ(17)の上部に
荷重センサ(6)をボルト(19)により装着して、給排油管
(18)からの作動油の給排によりジヤツキシリンダ(17)と
ともに荷重センサ(6)を昇降し、各荷重センサ(6)の上昇
により各受座(13)を介して水平配置のベツセル(5)を持
ち上げて浮上状態にして、各荷重センサ(6)によりベツ
セル(5)の重量あるいはまた積荷の重量とともに計測し
て各計測信号(16a)が出力される。各荷重センサ(6)は下
降により不作動となる。
前記ダンプシリンダ(3)および昇降用シリンダ(7)の駆動
油圧回路は、第10図に示すようにタンク(21)、油圧ポ
ンプ(22)、油圧ポンプ(22)とダンプシリンダ(3)(3)間に
連設された油圧管路(23)、該油圧管路(23)に介装された
電磁弁(24)、油圧ポンプ(22)と各昇降用シリンダ(7)の
給排油管(18)間に連設された油圧管路(25)、該油圧管路
(25)に介装された電磁弁(26)等からなり、電磁弁(24)(2
6)はダンプトラック(1)の運転席で操作され、電磁弁(2
4)と(26)の切り換え制御により、油圧ポンプ(22)から吐
出される油圧がダンプシリンダ(3)(3)に給排されて伸縮
作動されるとともに、同圧油が各昇降用シリンダ(7)に
給排されて伸縮作動され、ダンプシリンダ(3)(3)の伸縮
によりサブフレーム(2)とともにベツセル(5)が後部ピン
(4)を中心にして傾動、即ちダンプ操作され、各昇降用
シリンダ(7)の伸縮により各荷重センサ(6)が昇降操作さ
れて作動、不作動位置となる。
さらに、第11図に示すように各荷重センサ(6)には加
算器(10a)を介して秤量計(10b)が連設され、各荷重セン
サ(6)から出力される各計測信号(6a)が加算器(10a)で加
算されたのち、秤量計(10b)で積荷重量にして表示す
る。具体的には積荷時の秤量値と積荷放出後の空荷時の
秤量値の差により積荷重量値が得られ、ダンプトラック
の運転席に表示される。
本考案は、前記のような構成からなり作用について詳述
すると、ダンプトラック(1)の運転席で電磁弁(24)を切
り換え操作しダンプシリンダ(3)(3)を伸縮作動して、サ
ブフレーム(2)とともにベツセル(5)が後部ピン(4)を中
心として傾動、即ちダンプ操作されて積荷を放出し、サ
ブフレーム(2)とともにベツセル(5)を第1図に示す水平
位置にして積荷し運搬する。
秤量は第1図に示す水平配置の際に行われ、運転席で電
磁弁(26)を切り換え操作し各昇降用シリンダ(7)を伸長
作動すると、各荷重センサ(6)が同調して上昇し各受座
(13)を介してベツセル(5)を持ち上げて浮上状態とし、
各荷重センサ(6)から各計測信号(6a)が出力され、各計
測信号(6a)は加算器(10a)で加算されたのち秤量計(10b)
により積荷重量にして表示される。
前記積荷重量は、積荷時におけるベツセル(5)と積荷の
加算された重量計測値と、空荷時におけるベツセル(5)
のみの重量計測値との差値によって得られ、複数の荷重
センサ(6)によるベツセル(5)の持ち上げ浮上とベツセル
各部の計測値の加算によって得られるため、秤量精度が
著しく高められるとともに、所望時に停車して、運転席
で操作して容易に検出できる。
(考案の効果) このように本考案によるときは車体フレームにダンプシ
リンダを介して傾動自在に配設されるサブフレームに上
下方向のみにスライドされるベツセルを載置して該ベツ
セルを持ち上げて秤量する複数の昇降用シリンダ付き荷
重センサに連接される各秤量計で積荷を秤量したもので
あるから運転席により秤量を随時に容易に行なって高精
度で秤量できると共に、その秤量が積荷を傾けることな
く車両の走行前に可能なため過載を防止でき、而もベツ
セルは、サイドフレームより上方に分離できるため、ベ
ツセルの複数台を用意しこれを積荷後車両に載置できる
ため1台の車両で複数のベツセルを順次運搬できるの
で、積荷のための待時間を短縮して搬送効率を高める等
の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体側面図、第2図は
ベツセル配置前の側面図、第3図は第2図の後面図、第
4図はサブフレーム傾動時の側視図、第5図は第2図の
要部平面図、第6図は昇降用シリンダの縦断面図、第7
図はベツセルの側面図、第8図は第7図の後面図、第9
図は第7図の平面図、第10図はダンプシリンダと昇降用
シリンダの油圧回路図、第11図は秤量機構図、第12図は
従来例の側面図である。 1a:車体フレーム、2:サブフレーム 3 :ダンプシリンダ、4:後部ピン 5 :ベツセル、6:荷重センサ 7 :昇降用シリンダ、10b:秤量計

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体フレーム上に配設されダンプシリンダ
    により後部ピンを中心として傾動されるサブフレーム
    と、該サブフレーム上に配置されてサイドフレームによ
    り上下方向のみスライドされるベツセルと、前記車体フ
    レームに配設され前記ベツセルを持ち上げて秤量する複
    数の昇降用シリンダ付き荷重センサと、該各荷重センサ
    に連設され各計測信号を積荷重量にして表示する秤量計
    を具備したことを特徴とするダンプトラックの積荷秤量
    装置。
JP1989001198U 1989-01-11 1989-01-11 ダンプトラックの積荷秤量装置 Expired - Lifetime JPH062832Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0292340U JPH0292340U (ja) 1990-07-23
JPH062832Y2 true JPH062832Y2 (ja) 1994-01-26

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ID=31200880

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5572428A (en) * 1978-11-20 1980-05-31 Kubota Ltd Dump car
JPH0513950Y2 (ja) * 1985-04-08 1993-04-14

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JPH0292340U (ja) 1990-07-23

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