JPH0628327U

JPH0628327U - 緩み止め付きナット

Info

Publication number: JPH0628327U
Application number: JP7277392U
Authority: JP
Inventors: 忠千坂
Original assignee: 忠千坂
Priority date: 1992-09-07
Filing date: 1992-09-07
Publication date: 1994-04-15

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】ナットと平座金等の緩み止めを一体的な構成に
成して，ナットを強く締め付けることにより，完全な緩
み止めが出来るようにした，安全性の高い便利な緩み止
め付きナットを提供する。【構成】ナット１のネジ部ｂの下端部内側周縁に段状凹
部を設け，一方板バネ製折り曲げ座金の内側開放端部
を，断面Ｌ字形の並行立上り環状周壁状ボルト挿通孔に
形成し，外側の起立縁辺端部をナットのネジ部ｂの段状
凹部に接合し，内側の起立片の形成する内周壁に，ナッ
トのネジ部ｂと合致しかつそれと協働するネジ部ｃを刻
設する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はナットの下に板バネを接合したもので、ナットを締める作用で、緩みを止めるためのものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、いろいろあるなかで、「バネ座金」と「ナットの上にバネがついた」緩み止めがあった。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題】

「バネ座金」この案は次のような欠点があった。（１）ナットとバネ座金はべつべつのために、めんどうでありバネ座金をなくしやすい。（２）製品に傷がつく。（３）強い振動で緩みやすい。「ナットの上にバネがついた」この案は次のような欠点があった（１）最初から板バネが作用して硬く、手で回すことが、不可能である。（２）振動で緩みやすい。本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

いまこれを、『図３』で説明すればのナットの下に溝を作りの板バネは入れても入れなくてもよく、繰り返し使用するときは（３）のコイルバネを入れた方がよい。本考案は、以上のような構成よりなる緩み止め付きナットである。

【０００５】

【作用】

緩み止め付きナットを、絞めることで『図３』の図から『図４』に示すように、（ａ）のすき間が小さくなることでナットのネジ（ｂ）と板バネ（ｃ）のネジの作用でボルトのネジを締め付けて緩みを止める。の板バネを鉄板に変えることで締め付けるとの板バネが『図４』の形に変形して戻ることなくボルトのネジを締め付けて緩みをずっと止め続けることが出来る。（ａ）のすき間はネジの種類または大きさによって変える。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。これを『図３』で説明すると（ｂ）の下に溝を作りの板バネの上にのナットを接合して、（ｂ）と（ｃ）の場所にネジを作る、の板バネの下を厚くすれば平座金の効果が高まる。

【０００７】

【図面の簡単な説明】

『図１』本考案の平面図である。『図２』本考案の正面図である。『図３』本考案の断面図である。『図４』本考案の締め付けた断面図である。

【符号の説明】ナット板バネコイルバネネジボル
ト（ａ）すき間（ｂ）ナットのネジ（ｃ）板バネのネジ

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】（ｂ）の下に溝を作る、の板バネにネジ
を作り、ナットの下にのバネを接合した、緩み止め付
きナット。