JPH06282737A - 自動販売機の販売制御装置 - Google Patents
自動販売機の販売制御装置Info
- Publication number
- JPH06282737A JPH06282737A JP9240893A JP9240893A JPH06282737A JP H06282737 A JPH06282737 A JP H06282737A JP 9240893 A JP9240893 A JP 9240893A JP 9240893 A JP9240893 A JP 9240893A JP H06282737 A JPH06282737 A JP H06282737A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sales
- product
- selection
- operated
- selection button
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 購入者が商品選択の正否を確認しながら、最
小限の操作で所望の商品を購入することができる自動販
売機の販売制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 選択ボタン3が操作された後の所定時間を計
時するタイマ手段13cと、選択ボタン3による選択を
変更および/または取り消すために操作される変更用操
作子3および/または取消し用操作子5と、タイマ手段
13cの計時中に変更用操作子3および/または取消し
用操作子5が操作されたときに、選択ボタン3による選
択を変更および/または取り消す制御手段13aと、タ
イマ手段13cの計時中に変更用操作子3および/また
は取消し用操作子5が操作されず且つタイマ手段13c
の計時が終了したときに、販売機構14による販売動作
を開始するように制御する販売開始制御手段13aとを
備えている。
小限の操作で所望の商品を購入することができる自動販
売機の販売制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 選択ボタン3が操作された後の所定時間を計
時するタイマ手段13cと、選択ボタン3による選択を
変更および/または取り消すために操作される変更用操
作子3および/または取消し用操作子5と、タイマ手段
13cの計時中に変更用操作子3および/または取消し
用操作子5が操作されたときに、選択ボタン3による選
択を変更および/または取り消す制御手段13aと、タ
イマ手段13cの計時中に変更用操作子3および/また
は取消し用操作子5が操作されず且つタイマ手段13c
の計時が終了したときに、販売機構14による販売動作
を開始するように制御する販売開始制御手段13aとを
備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多種類の商品を販売す
る自動販売機の販売制御装置に関するものである。
る自動販売機の販売制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動販売機では、一般に、商品の
購入者が所定金額の硬貨を投入して選択ボタンを押した
時に、販売機構が直ちに販売動作を開始するように構成
されており、それにより、選択された商品をできるだけ
速く商品販売口に供給し、購入者に提供するようにして
いる。
購入者が所定金額の硬貨を投入して選択ボタンを押した
時に、販売機構が直ちに販売動作を開始するように構成
されており、それにより、選択された商品をできるだけ
速く商品販売口に供給し、購入者に提供するようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の自動販売機では、選択ボタンの操作後、販売動作が
直ちに開始され、キャンセルがきかないため、購入者が
選択ボタンを誤って操作した場合や、選択ボタン操作後
に別の商品へ変更したいと考えたような場合に、希望と
異なる商品が提供されてしまうという問題がある。この
場合、特に、自動販売機が店頭に設置されていないよう
なときや、その商品がカップ飲料のような交換に適さな
い商品であるときには、購入者は、その希望しない商品
を購入せざるを得なくなる。
来の自動販売機では、選択ボタンの操作後、販売動作が
直ちに開始され、キャンセルがきかないため、購入者が
選択ボタンを誤って操作した場合や、選択ボタン操作後
に別の商品へ変更したいと考えたような場合に、希望と
異なる商品が提供されてしまうという問題がある。この
場合、特に、自動販売機が店頭に設置されていないよう
なときや、その商品がカップ飲料のような交換に適さな
い商品であるときには、購入者は、その希望しない商品
を購入せざるを得なくなる。
【0004】このような事態は、例えば、自動販売機の
パネル面に選択ボタンの他に確認ボタンを設け、購入者
が選択ボタンに引き続いて確認ボタンを押したときだ
け、商品の販売動作を行うようにすれば、回避できる。
しかし、この場合には、選択ボタンの押し間違いや商品
の変更が比較的数少ないケースであるにもかかわらず、
購入者に常に2つのスイッチを押すという面倒な操作を
強いることになる。
パネル面に選択ボタンの他に確認ボタンを設け、購入者
が選択ボタンに引き続いて確認ボタンを押したときだ
け、商品の販売動作を行うようにすれば、回避できる。
しかし、この場合には、選択ボタンの押し間違いや商品
の変更が比較的数少ないケースであるにもかかわらず、
購入者に常に2つのスイッチを押すという面倒な操作を
強いることになる。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、購入者が商品選択の正否を確
認しながら、最小限の操作で所望の商品を購入すること
ができる自動販売機の販売制御装置を提供することを目
的としている。
めになされたものであり、購入者が商品選択の正否を確
認しながら、最小限の操作で所望の商品を購入すること
ができる自動販売機の販売制御装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、選択ボタンの操作によって選択された商
品を、販売機構による販売動作によって商品販売口に供
給して販売する自動販売機の販売制御装置において、選
択ボタンが操作された後の所定時間を計時するタイマ手
段と、選択ボタンによる選択を変更および/または取り
消すために操作される変更用操作子および/または取消
し用操作子と、タイマ手段の計時中に変更用操作子およ
び/または取消し用操作子が操作されたときに、選択ボ
タンによる選択を変更および/または取り消す制御手段
と、タイマ手段の計時中に変更用操作子および/または
取消し用操作子が操作されず且つタイマ手段の計時が終
了したときに、販売機構による販売動作を開始するよう
に制御する販売開始制御手段とを備えたことを特徴とし
ている。
め、本発明は、選択ボタンの操作によって選択された商
品を、販売機構による販売動作によって商品販売口に供
給して販売する自動販売機の販売制御装置において、選
択ボタンが操作された後の所定時間を計時するタイマ手
段と、選択ボタンによる選択を変更および/または取り
消すために操作される変更用操作子および/または取消
し用操作子と、タイマ手段の計時中に変更用操作子およ
び/または取消し用操作子が操作されたときに、選択ボ
タンによる選択を変更および/または取り消す制御手段
と、タイマ手段の計時中に変更用操作子および/または
取消し用操作子が操作されず且つタイマ手段の計時が終
了したときに、販売機構による販売動作を開始するよう
に制御する販売開始制御手段とを備えたことを特徴とし
ている。
【0007】
【作用】この販売制御装置によれば、選択ボタンが操作
された後の所定時間を計時するタイマ手段の計時中に変
更用操作子および/または取消し用操作子が操作された
ときは、選択ボタンによる選択が制御手段によって変更
および/または取り消される一方、タイマ手段の計時中
に変更用操作子および/または取消し用操作子が操作さ
れた場合は、タイマ手段の計時が終了したときに、販売
開始制御手段によって販売機構による販売動作が開始さ
れる。したがって、商品の購入者は、選択ボタンの操作
後のタイマ手段の計時中に、選択ボタンを正しく押した
かどうか、あるいは選択した商品でよいかどうかを確認
でき、選択ボタンの操作間違いに気付いた場合や、選択
ボタンの操作後に商品の取消しを望む場合には、変更用
操作子または取消し用操作子を操作することによって、
商品の選択を変更または取り消すことができる。また、
選択ボタンが正しく操作され、商品の変更や取消しの必
要がない場合には、タイマ手段の計時終了を待つだけ
で、販売機構が販売動作を開始することによって、選択
した商品が商品販売口に供給される。
された後の所定時間を計時するタイマ手段の計時中に変
更用操作子および/または取消し用操作子が操作された
ときは、選択ボタンによる選択が制御手段によって変更
および/または取り消される一方、タイマ手段の計時中
に変更用操作子および/または取消し用操作子が操作さ
れた場合は、タイマ手段の計時が終了したときに、販売
開始制御手段によって販売機構による販売動作が開始さ
れる。したがって、商品の購入者は、選択ボタンの操作
後のタイマ手段の計時中に、選択ボタンを正しく押した
かどうか、あるいは選択した商品でよいかどうかを確認
でき、選択ボタンの操作間違いに気付いた場合や、選択
ボタンの操作後に商品の取消しを望む場合には、変更用
操作子または取消し用操作子を操作することによって、
商品の選択を変更または取り消すことができる。また、
選択ボタンが正しく操作され、商品の変更や取消しの必
要がない場合には、タイマ手段の計時終了を待つだけ
で、販売機構が販売動作を開始することによって、選択
した商品が商品販売口に供給される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を、添付図面
を参照しながら詳細に説明する。図2は、本発明を適用
したカップ式飲料自動販売機の正面図である。この自動
販売機1は、インスタントコーヒー、ココア、レギュラ
ーコーヒー、コーラ、ジュースやウーロン茶などの多種
類の飲料を、カップで販売するものである。
を参照しながら詳細に説明する。図2は、本発明を適用
したカップ式飲料自動販売機の正面図である。この自動
販売機1は、インスタントコーヒー、ココア、レギュラ
ーコーヒー、コーラ、ジュースやウーロン茶などの多種
類の飲料を、カップで販売するものである。
【0009】同図に示すように、この自動販売機1のメ
インドア2の表面には、中央部に、商品を選択するため
の多数の選択ボタン3が設けられ、各選択ボタン3の上
側には表示ランプ4が設けられている。この表示ランプ
4は、当該商品が販売可能状態、販売待機状態または売
切状態にあることを表示するものである。
インドア2の表面には、中央部に、商品を選択するため
の多数の選択ボタン3が設けられ、各選択ボタン3の上
側には表示ランプ4が設けられている。この表示ランプ
4は、当該商品が販売可能状態、販売待機状態または売
切状態にあることを表示するものである。
【0010】選択ボタン3の横には、取消し用操作子と
しての返却レバー5、コイン投入口6および金銭表示器
7がそれぞれ設けられ、下側には、砂糖・クリーム増減
量ボタン8が設けられている。メインドア2の表面の下
部にはカップ取出口9が設けられ、その横にはコイン返
却口10が設けられている。また、メインドア2の裏面
には、図3に示すコインメカニズム12および制御部1
3が設けられている。
しての返却レバー5、コイン投入口6および金銭表示器
7がそれぞれ設けられ、下側には、砂糖・クリーム増減
量ボタン8が設けられている。メインドア2の表面の下
部にはカップ取出口9が設けられ、その横にはコイン返
却口10が設けられている。また、メインドア2の裏面
には、図3に示すコインメカニズム12および制御部1
3が設けられている。
【0011】図3は、本発明に係る販売制御装置11の
構成を示すものである。この販売制御装置11は、前述
した構成要素のうちの選択ボタン3、表示ランプ4およ
び返却レバー5と、コイン投入口6に投入された硬貨の
種類の識別および計数を行うコインメカニズム12と、
販売動作を制御する制御部13と、制御部13による制
御に基づいて、カップ取出口9にカップをセットすると
ともに、選択された飲料をカップ内に供給する販売機構
14とによって構成されている。
構成を示すものである。この販売制御装置11は、前述
した構成要素のうちの選択ボタン3、表示ランプ4およ
び返却レバー5と、コイン投入口6に投入された硬貨の
種類の識別および計数を行うコインメカニズム12と、
販売動作を制御する制御部13と、制御部13による制
御に基づいて、カップ取出口9にカップをセットすると
ともに、選択された飲料をカップ内に供給する販売機構
14とによって構成されている。
【0012】制御部13は、制御手段および販売開始制
御手段としてのCPU13aと、選択ボタン3による選
択結果やCPU13aで実行される演算プログラムなど
を記憶する記憶部13bと、選択ボタン3の押釦後の経
過時間を計時するタイマ手段としてのタイマ13cなど
を有して構成されている。制御部13は、選択ボタン
3、返却レバー5およびコインメカニズム12などから
の入力信号に応じて、商品の販売可判定を行い、その判
定結果に応じて、表示ランプ4に、選択された商品の種
類などの必要な表示を行わせるための駆動信号を出力す
るとともに、販売機構14に駆動信号を出力して、これ
を作動させる。
御手段としてのCPU13aと、選択ボタン3による選
択結果やCPU13aで実行される演算プログラムなど
を記憶する記憶部13bと、選択ボタン3の押釦後の経
過時間を計時するタイマ手段としてのタイマ13cなど
を有して構成されている。制御部13は、選択ボタン
3、返却レバー5およびコインメカニズム12などから
の入力信号に応じて、商品の販売可判定を行い、その判
定結果に応じて、表示ランプ4に、選択された商品の種
類などの必要な表示を行わせるための駆動信号を出力す
るとともに、販売機構14に駆動信号を出力して、これ
を作動させる。
【0013】図1は、制御部13のCPU13aで実行
される販売制御プログラムのフローチャートである。以
下、同図を参照しながら、本発明に係る商品の販売動作
を説明する。
される販売制御プログラムのフローチャートである。以
下、同図を参照しながら、本発明に係る商品の販売動作
を説明する。
【0014】まず、商品(飲料)の購入者が、所定金額
の硬貨をコイン投入口6に投入すると(ステップ10
1)、コインメカニズム12によって硬貨の種類の識別
および計数が行われる。CPU13aは、コインメカニ
ズム12からの入力信号と、あらかじめ設定された各商
品の販売価格とから、販売可判定を行い、販売可能な商
品に該当するすべての表示ランプ4を点灯させ(ステッ
プ102)、販売可能な商品を購入者に表示する。
の硬貨をコイン投入口6に投入すると(ステップ10
1)、コインメカニズム12によって硬貨の種類の識別
および計数が行われる。CPU13aは、コインメカニ
ズム12からの入力信号と、あらかじめ設定された各商
品の販売価格とから、販売可判定を行い、販売可能な商
品に該当するすべての表示ランプ4を点灯させ(ステッ
プ102)、販売可能な商品を購入者に表示する。
【0015】次いで、選択ボタン3が押されたか否かを
判別する(ステップ103)。選択ボタン3が押された
場合には、その選択結果を記憶部13bに記憶させ(ス
テップ104)、タイマ13cを始動させるとともに
(ステップ105)、選択された商品の表示ランプ4の
みを点滅させ、他の表示ランプ4を消灯させる(ステッ
プ106)。この表示ランプ4の点滅は、選択した商品
が販売待機中であることを、購入者に表示するものであ
る。
判別する(ステップ103)。選択ボタン3が押された
場合には、その選択結果を記憶部13bに記憶させ(ス
テップ104)、タイマ13cを始動させるとともに
(ステップ105)、選択された商品の表示ランプ4の
みを点滅させ、他の表示ランプ4を消灯させる(ステッ
プ106)。この表示ランプ4の点滅は、選択した商品
が販売待機中であることを、購入者に表示するものであ
る。
【0016】次に、タイマ13cが計時を終了したか否
か、すなわち選択ボタン3が押されてから所定時間が経
過したか否を判別する(ステップ107)。この所定時
間は、選択ボタン3が押されてから販売機構13が販売
動作を開始するまでの販売待機時間を意味し、購入者が
商品の選択を変更または取り消すのに十分であり且つ変
更および取消しを行わない場合には選択ボタン3の押釦
から販売までの間に購入者を待たせすぎないような比較
的短い時間、例えば、3〜5秒に設定される。
か、すなわち選択ボタン3が押されてから所定時間が経
過したか否を判別する(ステップ107)。この所定時
間は、選択ボタン3が押されてから販売機構13が販売
動作を開始するまでの販売待機時間を意味し、購入者が
商品の選択を変更または取り消すのに十分であり且つ変
更および取消しを行わない場合には選択ボタン3の押釦
から販売までの間に購入者を待たせすぎないような比較
的短い時間、例えば、3〜5秒に設定される。
【0017】前記ステップ107の答が否定(No)、すな
わち未だ販売待機中であるときは、選択ボタン3が新た
に押されたか否かを判別する(ステップ108)。選択
ボタン3が押されていないときは、さらに、返却レバー
5が操作されたか否かを判別し(ステップ109)、操
作されていないときは、前記ステップ107に戻り、ス
テップ107〜109の実行を繰り返す。
わち未だ販売待機中であるときは、選択ボタン3が新た
に押されたか否かを判別する(ステップ108)。選択
ボタン3が押されていないときは、さらに、返却レバー
5が操作されたか否かを判別し(ステップ109)、操
作されていないときは、前記ステップ107に戻り、ス
テップ107〜109の実行を繰り返す。
【0018】一方、前記ステップ108の答が肯定 (Ye
s)、すなわち販売待機中に選択ボタン3が新たに押され
たときは、記憶部13bに記憶されていた変更前の選択
結果を変更後の選択結果に更新し(ステップ110)、
タイマ13cを停止するとともに(ステップ111)、
点滅していた変更前の商品の表示ランプ4を消灯させ、
新たに選択された商品の表示ランプ4を点灯させる(ス
テップ112)。次いで、記憶部13bに記憶されてい
る選択結果に応じて、販売機構13に駆動信号を出力し
て作動させ、カップ取出口9に新たに選択された商品を
供給して(ステップ113)、本プログラムを終了す
る。このような販売動作により、購入者は、選択ボタン
3の押釦後の販売待機中に、別の選択ボタン3を押すこ
とによって、商品の選択を変更し、その変更した商品を
購入することができる。また、選択ボタン3の押直し後
に、販売機構13が直ちに作動するので、購入者は、速
やかに商品を購入することができる。
s)、すなわち販売待機中に選択ボタン3が新たに押され
たときは、記憶部13bに記憶されていた変更前の選択
結果を変更後の選択結果に更新し(ステップ110)、
タイマ13cを停止するとともに(ステップ111)、
点滅していた変更前の商品の表示ランプ4を消灯させ、
新たに選択された商品の表示ランプ4を点灯させる(ス
テップ112)。次いで、記憶部13bに記憶されてい
る選択結果に応じて、販売機構13に駆動信号を出力し
て作動させ、カップ取出口9に新たに選択された商品を
供給して(ステップ113)、本プログラムを終了す
る。このような販売動作により、購入者は、選択ボタン
3の押釦後の販売待機中に、別の選択ボタン3を押すこ
とによって、商品の選択を変更し、その変更した商品を
購入することができる。また、選択ボタン3の押直し後
に、販売機構13が直ちに作動するので、購入者は、速
やかに商品を購入することができる。
【0019】なお、ステップ112における表示ランプ
4の「点灯」は、前記ステップ106における表示ラン
プ4の「点滅」が、選択された商品が販売待機中である
ことを表示するのに対し、商品の販売待機状態が解除さ
れて、商品がすぐに供給されることを、購入者に予告す
るものである。このような表示ランプ4の表示の相違か
ら、購入者は、自動販売機1が販売待機状態または販売
待機解除状態のいずれの状態にあるかを容易に識別する
ことができる。なお、このような表示の区別は、表示ラ
ンプ4の表示色を、例えば緑色から赤色に変えることに
よって、あるいは表示ランプ4とは別個の専用ランプを
設けることによっても、行うことができる。
4の「点灯」は、前記ステップ106における表示ラン
プ4の「点滅」が、選択された商品が販売待機中である
ことを表示するのに対し、商品の販売待機状態が解除さ
れて、商品がすぐに供給されることを、購入者に予告す
るものである。このような表示ランプ4の表示の相違か
ら、購入者は、自動販売機1が販売待機状態または販売
待機解除状態のいずれの状態にあるかを容易に識別する
ことができる。なお、このような表示の区別は、表示ラ
ンプ4の表示色を、例えば緑色から赤色に変えることに
よって、あるいは表示ランプ4とは別個の専用ランプを
設けることによっても、行うことができる。
【0020】前記ステップ109の答が肯定 (Yes)、す
なわち販売待機中に返却レバー5が操作されたときは、
記憶部13bに記憶されていた選択結果を消去し(ステ
ップ114)、コインメカニズム12に駆動信号を出力
して、コイン返却口10に硬貨を返却するようにして
(ステップ115)、本プログラムを終了する。このよ
うな動作により、購入者は、販売待機中に、返却レバー
5を操作することによって、商品の選択を取り消すこと
ができ、購入操作をやり直すことによって所望の商品を
購入することができる。
なわち販売待機中に返却レバー5が操作されたときは、
記憶部13bに記憶されていた選択結果を消去し(ステ
ップ114)、コインメカニズム12に駆動信号を出力
して、コイン返却口10に硬貨を返却するようにして
(ステップ115)、本プログラムを終了する。このよ
うな動作により、購入者は、販売待機中に、返却レバー
5を操作することによって、商品の選択を取り消すこと
ができ、購入操作をやり直すことによって所望の商品を
購入することができる。
【0021】また、ステップ107の答が肯定 (Yes)、
すなわち販売待機中に選択ボタン3および返却レバー5
が操作されなかったときは、前記ステップ112および
ステップ113に進み、選択された商品を供給して、本
プログラムを終了する。このような販売動作により、購
入者は、商品選択の変更や取消しをしない通常の場合に
は、選択ボタン3の押釦後、例えば3〜5秒の短い販売
待機時間の経過を待つだけで、所望の商品を購入するこ
とができる。
すなわち販売待機中に選択ボタン3および返却レバー5
が操作されなかったときは、前記ステップ112および
ステップ113に進み、選択された商品を供給して、本
プログラムを終了する。このような販売動作により、購
入者は、商品選択の変更や取消しをしない通常の場合に
は、選択ボタン3の押釦後、例えば3〜5秒の短い販売
待機時間の経過を待つだけで、所望の商品を購入するこ
とができる。
【0022】以上のように、本実施例によれば、購入者
による選択ボタン3の押釦後に販売待機時間を設定し、
この販売待機中に、選択ボタン3が押し直されたときに
は、その変更後の商品を即座に提供し、返却レバー5が
操作されたときは、硬貨を返却するようにしている。し
たがって、購入者は、選択ボタン3を押し間違えても、
選択ボタン3の押直しによって商品の選択を変更する
か、あるいは返却レバー5の操作によって商品の選択を
取り消して、購入操作をし直すことにより、所望の商品
を購入することができる。また、選択ボタン3が正しく
押された場合には、ボタンを2度押しする必要はなく、
販売待機時間の経過を待つだけで、所望の商品を購入す
ることができる。
による選択ボタン3の押釦後に販売待機時間を設定し、
この販売待機中に、選択ボタン3が押し直されたときに
は、その変更後の商品を即座に提供し、返却レバー5が
操作されたときは、硬貨を返却するようにしている。し
たがって、購入者は、選択ボタン3を押し間違えても、
選択ボタン3の押直しによって商品の選択を変更する
か、あるいは返却レバー5の操作によって商品の選択を
取り消して、購入操作をし直すことにより、所望の商品
を購入することができる。また、選択ボタン3が正しく
押された場合には、ボタンを2度押しする必要はなく、
販売待機時間の経過を待つだけで、所望の商品を購入す
ることができる。
【0023】図4は、本発明の第2実施例に係る販売制
御プログラムのフローチャートである。このフローチャ
ートは、図1のそれと比較し、図1のステップ108、
110および111を省略した点が異なるものである。
すなわち、この実施例では、販売待機中に、返却レバー
5の操作の有無のみが判別され(ステップ109)、返
却レバー5が操作されたときは、図1と同様の返金動作
が行われ(ステップ114、115)、返却レバー5が
操作されなかったときは、図1と同様の販売動作が行わ
れる(ステップ112、113)。
御プログラムのフローチャートである。このフローチャ
ートは、図1のそれと比較し、図1のステップ108、
110および111を省略した点が異なるものである。
すなわち、この実施例では、販売待機中に、返却レバー
5の操作の有無のみが判別され(ステップ109)、返
却レバー5が操作されたときは、図1と同様の返金動作
が行われ(ステップ114、115)、返却レバー5が
操作されなかったときは、図1と同様の販売動作が行わ
れる(ステップ112、113)。
【0024】したがって、本実施例によれば、購入者
は、選択ボタン3を押し間違えたときは、図1の場合と
異なり、選択ボタン3の押直しによって商品の選択を直
接、変更することはできないが、図1の場合と同様に、
販売待機中に返却レバー5を操作して商品の選択を取り
消し、購入操作をやり直すことによって所望の商品を購
入することができる。また、選択ボタン3が正しく押さ
れた場合には、ボタンを2度押しする必要がなく、販売
待機時間を待つだけで、所望の商品を購入することがで
きることも、図1の場合と同様である。
は、選択ボタン3を押し間違えたときは、図1の場合と
異なり、選択ボタン3の押直しによって商品の選択を直
接、変更することはできないが、図1の場合と同様に、
販売待機中に返却レバー5を操作して商品の選択を取り
消し、購入操作をやり直すことによって所望の商品を購
入することができる。また、選択ボタン3が正しく押さ
れた場合には、ボタンを2度押しする必要がなく、販売
待機時間を待つだけで、所望の商品を購入することがで
きることも、図1の場合と同様である。
【0025】なお、本発明は、説明した実施例に限られ
ることなく、種々の態様で実施することができる。例え
ば、前述した2つの実施例では、販売待機中に、商品の
選択の変更および取消しの双方または取消しのみを行え
るようにしているが、商品の選択の変更のみを行えるよ
うにしてもよい。また、実施例では、本発明をカップ式
飲料自動販売機に適用しているが、本発明は、他の形式
の飲料自動販売機はもとより、他の物品を販売するため
の自動販売機にも広く適用することができる。その他、
細部の制御において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
任意に変更できることはもちろんである。
ることなく、種々の態様で実施することができる。例え
ば、前述した2つの実施例では、販売待機中に、商品の
選択の変更および取消しの双方または取消しのみを行え
るようにしているが、商品の選択の変更のみを行えるよ
うにしてもよい。また、実施例では、本発明をカップ式
飲料自動販売機に適用しているが、本発明は、他の形式
の飲料自動販売機はもとより、他の物品を販売するため
の自動販売機にも広く適用することができる。その他、
細部の制御において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
任意に変更できることはもちろんである。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明は、購入者が商品
選択の正否を確認しながら、最小限の操作で所望の商品
を購入することができるなどの効果を有するものであ
る。
選択の正否を確認しながら、最小限の操作で所望の商品
を購入することができるなどの効果を有するものであ
る。
【図1】自動販売機の販売制御装置の販売制御動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図2】本発明を適用したカップ式飲料自動販売機の正
面図である。
面図である。
【図3】販売制御装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る、図1と同様のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1 自動販売機 3 選択ボタン 5 返却レバー 9 カップ取出口 11 販売制御装置 13 制御部 13a CPU 13c タイマ 14 販売機構
Claims (1)
- 【請求項1】 選択ボタンの操作によって選択された商
品を、販売機構による販売動作によって商品販売口に供
給して販売する自動販売機の販売制御装置において、 前記選択ボタンが操作された後の所定時間を計時するタ
イマ手段と、 前記選択ボタンによる選択を変更および/または取り消
すために操作される変更用操作子および/または取消し
用操作子と、 前記タイマ手段の計時中に前記変更用操作子および/ま
たは取消し用操作子が操作されたときに、前記選択ボタ
ンによる選択を変更および/または取り消す制御手段
と、 前記タイマ手段の計時中に前記変更用操作子および/ま
たは取消し用操作子が操作されず且つ前記タイマ手段の
計時が終了したときに、前記販売機構による販売動作を
開始するように制御する販売開始制御手段とを備えたこ
とを特徴とする自動販売機の販売制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9240893A JPH06282737A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 自動販売機の販売制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9240893A JPH06282737A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 自動販売機の販売制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06282737A true JPH06282737A (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=14053596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9240893A Withdrawn JPH06282737A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 自動販売機の販売制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06282737A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013171535A (ja) * | 2012-02-22 | 2013-09-02 | Fuji Electric Co Ltd | 自動販売機の制御装置 |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP9240893A patent/JPH06282737A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013171535A (ja) * | 2012-02-22 | 2013-09-02 | Fuji Electric Co Ltd | 自動販売機の制御装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2948583B2 (ja) | 自動販売機の駆動方法 | |
JPH06282737A (ja) | 自動販売機の販売制御装置 | |
JP3019633B2 (ja) | 自動販売機の表示装置 | |
KR20010017615A (ko) | 보너스 게임 겸용 자동 판매기 및 그 제어 방법 | |
JPH0644310B2 (ja) | 自動販売機の制御装置 | |
JP2551211B2 (ja) | カップ式飲料自動販売機の制御装置 | |
KR200383255Y1 (ko) | 자동판매기 | |
JP3255842B2 (ja) | 自動販売機における運転準備方法 | |
JPH10105805A (ja) | 自動販売機の節電装置および方法 | |
KR940000795B1 (ko) | 자동판매기의 품절후 잔여상품 도출 방법 및 장치 | |
JPH09198554A (ja) | 自動販売機 | |
JP2695057B2 (ja) | カップ式自動販売機 | |
JPH0714062A (ja) | カップ飲料自動販売機の制御装置 | |
KR940005831B1 (ko) | 자동판매기의 원료 품절 감지방법 | |
JPH0378099A (ja) | 飲料自動販売機の制御装置 | |
JPH08335290A (ja) | 自動販売機の販売制御装置 | |
JPS59160291A (ja) | 自動販売機 | |
JP2521068Y2 (ja) | 自動販売機 | |
JPH1196453A (ja) | 自動販売機 | |
JPH01255091A (ja) | 飲料自動販売機 | |
JPH09319951A (ja) | 自動販売機 | |
JPH0512552A (ja) | 自動販売機のカロリー量表示装置 | |
JPH0546847A (ja) | 確認機能付き自動販売機 | |
JPH10162221A (ja) | 自動販売機の冷温表示装置 | |
JP2002109622A (ja) | 自動販売機の押ボタン装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000530 |