JPH0628239Y2 - 浄化槽 - Google Patents

浄化槽

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JPH0628239Y2
JPH0628239Y2 JP1987091445U JP9144587U JPH0628239Y2 JP H0628239 Y2 JPH0628239 Y2 JP H0628239Y2 JP 1987091445 U JP1987091445 U JP 1987091445U JP 9144587 U JP9144587 U JP 9144587U JP H0628239 Y2 JPH0628239 Y2 JP H0628239Y2
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JP
Japan
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contact aeration
chamber
aeration chamber
return
stage
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JP1987091445U
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JPS63201698U (ja
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秀樹 箕浦
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)
  • Activated Sludge Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【技術分野】
本考案は、厨芥や汚水などを浄化処理する接触曝気式の
浄化槽に関する。
【背景技術】
接触曝気式の二次処理部を有する汚水処理装置では、浄
化効率を向上させるため、第4図に示すように、2室以
上の接触曝気室1a、1bを設けたものがある。 しかし、このような2室以上の接触曝気室1a、1bを
有する浄化槽では、接触曝気室1a、1b中のSS分や
剥離汚泥を自然返還方式により前段の沈澱分離室4(あ
るいは、嫌気性ろ床室)へ返送しようとする場合、沈澱
分離室4に隣接する前段の接触曝気室1aから沈澱分離
室4への返送は返送管14を通して可能であるが、後段
の接触曝気室1bから沈澱分離室4への返送は困難であ
った。 これは、自然返還方式によれば、後段の接触曝気室1b
からの返送は、前段の接触曝気室1aを通して沈澱分離
室4へ返送するのであるが、従来にあっては、前後段の
接触曝気室1a、1bの仕切り板2の液面の高さに設け
た汚水を移動させるための移流口12から剥離汚泥等を
返送しようとしても、前段の接触曝気室1aの回流の方
向が第4図に示すように移流口12に向かう方向となる
場合には、この回流の影響を受けて移流口12からSS
成分や汚泥を前段の接触曝気室1aへ返送するのが困難
であり、又、移流口12に向かう上記回流の影響を避け
るため、前段接触曝気室1aから沈澱分離室4へSS分
や剥離汚泥を返送する前記第4図の返送管14の如きも
のを、前記移流口12に接続させることも考えられる
が、返送管14は下方に開口しているので、前段の接触
曝気室1a内での回流が下方開口に向かう方向、即ち、
返送管14の下方から上方に向かう方向(第4図に示す
回流とは逆の方向)である場合には、下端開口近傍で回
流の影響を受けて返送管14内は静止状態を確保でき
ず、SS成分や汚泥の返送が困難になってしまうもので
ある。 そのため、第4図に示すように後段の接触曝気室1bの
後方の沈澱室5と沈澱分離室4との間にエアリフト配管
6を設け、エアリフトポンプなどにより汚水を強制的に
沈澱分離室4返送させている。従って、大規模槽ではと
もかく、家庭で使用されるような小規模槽では装置が大
掛かりとなり、設備コストが高価につくという問題があ
った。
【考案の目的】
本考案は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、その目的とするところは、2室以上の接触曝気室を
有する浄化槽において、後段の接触曝気室から前段の接
触曝気室へ、更に前方の沈澱分離室などへ汚水を返送で
きる簡単な構造を提供することにある。
【考案の開示】
本考案は、2室以上の接触曝気室1a、1b、…を備え
た浄化槽において、接触曝気室間1a、1b、…を仕切
る仕切り板2の中程に貫通口を穿設し、後段の接触曝気
室1b側に返流通路3を形成して返流通路3の下端開口
を仕切り板2の貫通口に接続させて出口19を形成する
と共に上端開口を後段の接触曝気室1bの液面部に開口
させて入り口18を形成させて成るものであり、この構
成により上記目的が達成できるものである。 即ち、後段の接触曝気室1b側に返流通路3を形成して
返流通路3の下端開口を仕切り板2の貫通口に接続させ
て出口19を形成すると共に上端開口を後段の接触曝気
室1bの液面部に開口させて入り口18を形成させてい
るので、返流通路3の内部は、前段の接触曝気室1aの
回流がいずれの方向になろうとも、その影響を受けない
で静止状態を維持できるものであり、従って、後段の接
触曝気室内1bの返流通路3の入り口18の付近では、
回流にSS分や剥離汚泥が乗って入り口18の方向へ導
かれ、静止状態に保たれている返流通路3内へと返送さ
れ、返流通路3を下方へ沈降し、出口19で前段の接触
曝気室1aの回流に乗って前段の接触曝気室1a内を回
流して移流口12から沈澱分離室4へと返送されるので
ある。 以下、本考案の実施例を添付の図面に基づいて説明す
る。 第1図に示すように、浄化槽は、沈澱分離室4と、前段
となる第一の接触曝気室1aと、後段となる第二の接触
曝気室1bと、沈澱室と、消毒室7とから構成されてい
る。この沈澱分離室4へは縦管8から汚水が導入され、
ここで固形分が分離され沈澱する。両接触曝気室1a、
1b内には、好気性菌の寄生した接触材9が設置されて
おり、ここでは汚泥が好気性処理されており、散気管1
0から噴き出るエアにより汚水が攪拌されると共に矢印
のような汚水の回流が生じている。 ここで、沈澱分離室4と第一の接触曝気室1aを仕切る
隔壁11には、液面の高さに汚水を第一の接触曝気室1
aへ移動させるための移流口12が開口されており、こ
の移流口12の一部に上端の入り口13を接続するよう
にして隔壁11の沈澱分離室4側の面に返送管14を設
け、返送管14の出口15を沈澱分離室4の下部で開口
させている。従って、第一の接触曝気室1aの液面に浮
遊しているSS分や剥離汚泥は返送管14を通って沈澱
分離室4の下部へと返送されるのである。 又、前段に位置している第一の接触曝気室1aと後段に
位置している第二の接触曝気室1bとの間は仕切り板2
により仕切られており、この仕切り板2の液面の高さに
も汚水を第一の接触曝気室1aから第二の接触曝気室1
bへ移動させるための移流口16が開口している。この
仕切り板2の第二の接触曝気室1b側に筒状に膨らんで
仕切り板2から側方及び上方に突出した管部17が形成
されており、管部17内が返流通路3となっている。仕
切り板2の中程には貫通口が穿設されており、返流通路
3の下端開口が仕切り板2の貫通口に接続されて第一の
接触曝気室1a側の下部に開口する出口19が形成され
ており、返流通路3の上端開口は第二の接触曝気室1b
側で液面の高さにおいて開口しており、入り口18とな
っている。この返流通路3の下端に設けられた出口19
はホッパー状に先が細くなっており、この形状のために
出口19から出た汚泥が第一の接触曝気室1a内へスム
ーズに沈降できるようになっている。又、返流通路3の
内部は、第一の接触曝気室1aの回流が、第2図あるい
は第3図に示すようにいずれの方向になろうとも、その
影響を受けないで静止状態を維持できるものである。管
部17の下方には仕切り板2に沿って散気管10が設置
されている。しかして、第二の接触曝気室1b内の返流
通路3の入り口18の付近では、散気管10のために上
向きの回流が生じており、第二の接触曝気室1bのSS
分や剥離汚泥は第2図に示すように回流に乗って返流通
路3の入り口18の方向へ導かれる。そして、返流通路
3の内部は、第一の接触曝気室1aの回流の影響を受け
ない静止状態に保たれているため、SS分などは入り口
18より返流通路3内へ返送される。そして、返流通路
3は垂直となっていて沈澱機能を有しているので、SS
分などは下方へ沈降し、ホッパー状の出口19で第一の
接触曝気室1aの回流に乗って第一の接触曝気室1a内
の回流に乗って第一の接触曝気室1a内を回流するので
ある。又、第二の接触曝気室1bにおいて、返流通路3
の管部17の下方に散気管10が設置されているので、
散気管10による汚水の回流が阻害されることがない。 第2図にあっては、第二の接触曝気室1bの入り口18
付近で上昇回流が生じ、第一の接触曝気室1aの出口1
9近傍では下降回流が生じているが、第3図に示すよう
に、第一の接触曝気室1aの回流は第2図とは逆の方向
であるなど、各接触曝気室1a、1bの回流の向きはど
のような向きであってもよい。 上記実施例では、2室の接触曝気室1a、1bを設けた
ものを示したが、3室以上の接触曝気室1a、1b、…
が設けられている場合には、更に、前段側に位置する第
二の接触曝気室と後段側に位置する第三の接触曝気室と
の間などの各仕切り板2にも上記の返流通路を設けるも
のである。
【考案の効果】
本考案にあっては、接触曝気室間を仕切る仕切り板の中
程に貫通口を穿設し、後段の接触曝気室側に返流通路を
形成して返流通路の下端開口を仕切り板の貫通口に接続
させて出口を形成すると共に上端開口を後段の接触曝気
室の液面部に開口させて入り口を形成させているので、
返流通路の内部は、前段の接触曝気室の回流がいずれの
方向になろうとも、その影響を受けないで静止状態を維
持できるものであり、従って、後段の接触曝気室内の返
流通路の入り口の付近では、回流にSS分や剥離汚泥が
乗って入り口の方向へ導かれ、静止状態に保たれている
返流通路内へと返送され、返流通路を下方へ沈降し、出
口で前段の接触曝気室の回流に乗って前段の接触曝気室
内を回流して移流口から沈澱分離室へと返送されるので
ある。 このように2室以上の接触曝気室を有する浄化槽にあっ
ても、自然返還方式により、後段の接触曝気室の液面に
浮遊しているSS分や剥離汚泥を返流通路3を通じて前
段の接触曝気室内へ返送することができ、従って、本考
案にあっては、多室型接触曝気方式の浄化槽において、
確実な自然返送方式を採用でき、浄化性能の向上と設備
コストの低廉化を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は同上
の作用を示す説明図、第3図は、前段の接触曝気室内の
回流の方向を第2図とは逆にした場合を示す説明図、第
4図は従来例を示す断面図である。 1a、1b……接触曝気室、2……仕切り板、3……返
流通路、19……出口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2室以上の接触曝気室を備えた浄化槽にお
    いて、接触曝気空間を仕切る仕切り板の中程に貫通口を
    穿設し、後段の接触曝気室側に返流通路を形成して返流
    通路の下端開口を仕切り板の貫通口に接続させて出口を
    形成すると共に上端開口を後段の接触曝気室の液面部に
    開口させて入り口を形成させて成る浄化槽。
JP1987091445U 1987-06-15 1987-06-15 浄化槽 Expired - Lifetime JPH0628239Y2 (ja)

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JP1987091445U JPH0628239Y2 (ja) 1987-06-15 1987-06-15 浄化槽

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JP1987091445U JPH0628239Y2 (ja) 1987-06-15 1987-06-15 浄化槽

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JPS63201698U JPS63201698U (ja) 1988-12-26
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JPS6140398U (ja) * 1984-08-15 1986-03-14 トキコ株式会社 給油装置

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