JPH06282333A - ロボット制御装置 - Google Patents

ロボット制御装置

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JPH06282333A
JPH06282333A JP9261293A JP9261293A JPH06282333A JP H06282333 A JPH06282333 A JP H06282333A JP 9261293 A JP9261293 A JP 9261293A JP 9261293 A JP9261293 A JP 9261293A JP H06282333 A JPH06282333 A JP H06282333A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 速度フィードフォワード、加速度フィードフ
ォワードの特性を改善し得るロボット制御装置を提供す
る。 【構成】 ステップ7で、補間周期ΔT毎にロボット1
0の位置データqを発生する。次に、ステップ8におい
て、この位置データqを上記補間周期ΔTをm分割した
サーボ制御部の周期tで3次の補間を行い位置指令値θ
i、速度指令値θ'i及び加速度指令値θ''i を同時に算
出する(ステップ87)。そして、サーボ制御部40に
おいてサーボモータM1に、この算出した位置指令値θ
i、速度指令値θ'i、加速度指令値θ''i をフィードフ
ォワードすることにより制御する(ステップ88)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーボモータにフィー
ドフォワードをかけて制御を行うロボット制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】産業用ロボットにおいては、図8に示す
ように、上位制御部11側の軌跡発生機能12により入
力されたデータを基に補間を行いロボットの位置データ
qを作成し、この位置データqを指令位置補間機能14
によりm等分してサーボ制御部16に出力している。こ
れは、軌跡発生機能12の補間周期ΔTは、複雑な座標
変換を行うためにサーボ制御部16の周期Δtに比べて
大きくする必要があるからである。従来は、軌跡発生機
能12で算出された補間値(位置データq)をサーボ制
御部16の周期にm分割(ΔT=m・Δt)する方法と
して1次補間や2次補間が用いられていた。そして、サ
ーボ制御部16側では、m分割して送られてくる位置デ
ータ列を基に、速度、加速度計算機能17においてこの
値を微分して速度成分を、更に微分を行い加速度を算出
し、サーボ制御機能19において速度フィードフォワー
ド、加速度フィードフォワードをサーボモータにかけて
制御を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
1次補間によっては、速度指令値、及び加速度指令値が
補間周期ΔT毎に固定となりステップ状にしか変化しな
いという問題点があった。即ち、位置に関する1次式を
微分して速度の補間式を求めると、速度は時間t(サー
ボ制御部16の周期)の関数とはならなず、時間tが変
化しても速度指令値は補間周期ΔTの間一定となってい
た。同様に、2次補間を行い位置に関する2次式を2回
微分して加速度の補間式を求めても、加速度は時間tの
関数とはならず、時間tが変化しても加速度指令値は一
定となっていた。ロボットの制御を行う場合には、制御
対象となるアームの剛性は工作機械に比べて非常に低い
ため、滑らかな速度変化で位置指令をサーボに出力する
必要があるが、上記のように補間周期ΔTで速度がステ
ップ状に変化するためにロボットを円滑に制御すること
ができなかった。また、上記の方法では、サーボ制御部
16側で位置データqと現在位置との差分から速度指令
値を、さらに速度の差分から加速度指令値を求めていた
が、この算出に時間がかかるため、位置データと算出さ
れた速度指令値及び加速度指令値との間に時間的な遅れ
が生じ、フィードフォワードをかける際に速度、加速度
に歪みが生じていた。
【0004】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、その目的とするところは、速度フィードフ
ォワード、加速度フィードフォワードの制御特性を改善
し得るロボット制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の発明の構成は、図1に示すように、入力された値を基
に補間を行い位置データqを算出しサーボモータM1を
駆動してロボット10の位置を制御するロボット制御装
置50において、一定補間周期T毎に位置データを出力
する軌跡発生手段1と、前記軌跡発生手段1により出力
された位置データを基に3次以上の補間式により位置指
令値θi、速度指令値θ'i及び加速度指令値θ''i を同
時に算出し、これら指令値を上記補間周期Tの整数m分
の1毎に出力する指令位置補間手段2と、前記指令位置
補間手段2から出力された位置指令値θi、速度指令値
θ'i及び加速度指令値θ''i を基にサーボモータM1に
フィードフォワードをかけて制御を行うサーボ制御手段
3とを有することを特徴とする。
【0006】
【作用】上記の手段によれば、軌跡発生手段1が一定補
間周期T毎にロボット10の位置データqを出力する。
この軌跡発生手段1により発生された位置データqを基
に、指令位置補間手段2が3次の補間式により位置指令
値θi、速度指令値θ'i及び加速度指令値θ''i を同時
に算出し、これら指令値を上記補間周期Tの整数m分の
1毎に出力する。そして、サーボ制御手段3が、前記指
令位置補間手段2から出力された位置指令値θi、速度
指令値θ'i及び加速度指令値θ''i を基にサーボモータ
M1にフィードフォワードをかけてロボット10の制御
を行う。このようにして、同時に算出された位置指令
値、速度指令値及び加速度指令値によりサーボモータに
フィードフォワードをかける制御を行う。
【0007】
【実施例】以下に、本発明のロボット制御装置の一実施
例について図を参照して説明する。先ず、本実施例のロ
ボット制御装置により制御される6軸を有するロボット
10について図2を参照して説明する。ロボット10
は、ベース13に固定された脚柱12に旋回自在に取り
付けられたコラム14と、第1アーム15と、第2アー
ム16と、第3アーム17と、塗布剤をシーリングする
シーラーのノズル19とから構成されている。そして、
第1軸a、第2軸b、第3軸c、第4軸d、第5軸e、
第6軸fにより、6自由度で自在にノズル19を送るよ
うにされている。
【0008】次に、本実施例のロボット制御装置50の
構成を図3を参照して説明する。図2に示したロボット
10の制御用の演算を行うCPU11には、本実施例の
制御を行うための制御情報を記憶したROM20及びR
AM30と、制御指令を入力するオペレーティングボッ
クス27及び操作盤26と、該CPU11の作成した制
御情報等を保持する外部記憶装置29と、サーボ制御部
40とが接続されている。このサーボ制御部40は、ロ
ボット10の第1軸aを駆動するサーボモータM1乃至
第6軸fを駆動するサーボモータM6までが接続され、
サーボモータM1〜M6にCPU11により算出された
位置指令値、速度指令値、加速度指令値をフィードフォ
ワードすると共に、各々のサーボモータM1乃至M6に
取り付けられたパルスエンコーダE1乃至E6からのフ
ィードバック信号が帰還されるようになっている。この
ロボット制御装置50においては、入力された教示点を
基にCPU11が位置指令値、速度指令値、加速度指令
値を演算してサーボ制御部40に出力を送り、該サーボ
制御部40はサーボモータM1乃至M6を制御してロボ
ット10を駆動し、シーリングを行うノズル19を送る
よう構成されている。
【0009】次に、本実施例のロボット制御装置50の
CPU11による処理について図4及び図5のフローチ
ャートを参照して説明する。オペレータにより教示点列
を含むプログラムが入力されると(ステップ1)、CP
U11は、プログラムのデコード処理を開始する(ステ
ップ2)。そして、デコードされた命令が動作終了命令
でない場合(判断ステップ3がNo)には、その命令が
動作命令か非動作命令かを判断する(判断ステップ
4)。ここで、命令が非動作命令の場合は(判断ステッ
プ4がNo)、ステップ5に進み非動作命令に従う処理
を行う。そして、命令が動作命令の場合には(判断ステ
ップ4がYes)、ステップ6の処理へ進み、軌跡制御
タスクを起動しロボット10の位置制御の処理を開始す
る。まず、ステップ7でロボット10の軌跡を発生す
る、即ち、補間周期ΔT毎に位置データq(サーボモー
タの回転角)を第1軸a〜第6軸fについて発生する。
次に、ステップ8で、この補間周期ΔT毎の位置データ
qをサーボ制御部40の周期tにm等分するための3次
補間を行うと共に、補間により算出された目標値をサー
ボ制御部40に出力する。
【0010】ここで、ステップ8における3次補間及び
サーボへの目標値の出力について図5に示すフローチャ
ートを参照して詳細に説明する。なお、この説明におい
ては第1軸aについての処理を例に挙げて説明する。先
ず、ステップ81において、補間周期ΔTが経過する毎
に算出された位置データq0 、q1 、q2 及び係数dの
値を軌跡発生前の現在位置θにする。次に、ステップ8
2において、図4のフローチャートのステップ7で算出
した第1軸aの位置データqを入力し、ステップ83で
位置データq3 の値をこの位置データqに置き換える。
そして、ステップ84において、4つの位置データq0
、q1、q2 、q3 を用い次の数1、数2及び数3から
3次式の係数a、b、cを求める。なおここでmは、位
置データq算出の補間周期ΔTをサーボ制御部の周期t
に分割するための値で、ΔT=t・mの関係にある(以
下mを「サーボ分割数」という)。
【数1】 a = (q3 −3・q2 +3・q1 −q0 )/(6・m3
【数2】 b = (q2 −2・q1 +q0 )/(2・m2
【数3】c = (q2 −q0 )/(2・m)
【0011】次に、ステップ85で変数iを0に初期化
し、続くステップ86で、変数iに1を加える。そし
て、ステップ87において、m分割された位置データq
のi番目の位置指令値θi 、速度指令値θ'i及び加速度
指令値θ''i を次の数4、数5及び数6を基に同時に算
出する。即ち、数4、数5及び数6にt=ΔT/m・i
を代入してそれぞれの値を求める。
【数4】 θi = f(t) = at3 + bt2 + ct +d
【数5】 θ'i = f' (t)= 3at2 + 2bt + c
【数6】θ''i = f''(t)= 6at + 2b
【0012】そしてステップ88において、ステップ8
7にて算出された位置指令値θi 、速度指令値θ'i、及
び、加速度指令値θ''i をサーボの目標値としてサーボ
制御部40に出力する。その後、判断ステップ89にお
いて変数iの値がサーボ分割数mに達したか否か、即ち
周期ΔTに達したかを判断し、変数iがmに達していな
い場合は(判断ステップ89がNo)ステップ86へ戻
り、次のi番目のサーボ周期についての処理を継続す
る。他方、変数iがmに達した場合には(判断ステップ
89がYes)ステップ90へ進む、このステップ90
では、位置データq0 の値をq1 に、位置データq1 の
値をq2 に、位置データq2 の値をq3 に、係数dの値
を位置指令値として算出したθi に置き換えて以降の処
理に備える。このようにステップ90において、位置デ
ータq0 〜q3 の値に置き換えることにより、3次補間
に必要な4点の位置データの更新を行う。
【0013】以上説明したように図4に示すフローチャ
ートのステップ8における処理により、CPU11は、
サーボ制御部40に目標値を出力し、第1軸aのモータ
M1から第6軸fのモータM6までを駆動してロボット
10の位置を制御する。そして、次の判断ステップ9
で、1つの教示点の間隔が終了したか、即ち、次の教示
点に達したかを判断し、まだ次の教示点に達しておらず
更に補間処理を続ける必要がある場合には(判断ステッ
プ9がNo)、ステップ7に戻り次の補間周期ΔTにつ
いての処理を開始する。そして、次の教示点に達して1
つの教示点の間隔が終了すると(判断ステップ9がYe
s)、ステップ2に戻りプログラムのデコード処理を行
い、更に次の教示点への間隔について処理を開始し、位
置、速度、加速度を求める。
【0014】次に、上記処理によりCPU11から転送
された指令値に基づくサーボ制御部40側におけるフィ
ードフォワードについて、サーボ制御部40の内部構成
を示す図6のブロック図、及び、サーボ制御部40のD
SP414によるサーボ制御機能を示す図7のブロック
図を参照して説明する。なおここでは、説明の便宜のた
めに第1軸aのモータM1の制御動作のみについて説明
するが、第2軸b〜第6fについても同様に制御され
る。サーボ制御部40は主として、ディジタルシグナル
プロセッサ(以下「DSP」という)414、共通RA
M417、A/D変換器415a、415b及び現在値
カウンタ416、ROM420、インバータ425、カ
レントトランスフォーマ(以下、「CT」という)43
2a、432b、増幅器418a、418b、波形成形
・方向判別回路434から構成されている。
【0015】DSP414の出力はインバータ425に
入力され、そのインバータ425はDSP414の出力
信号に応じてサーボモータM1を駆動する。サーボモー
タM1には同期モータが用いられ、インバータ425の
PWM電圧制御によりサーボモータM1の負荷電流が制
御され、その結果、サーボモータM1の出力トルクが制
御される。
【0016】サーボモータM1のu相及びv相の負荷電
流はCT432a、432bにより検出され、増幅器4
18a及び418bにより増幅される。その増幅器41
8a、418bの出力は、A/D変換器415a、41
5bに入力され、所定の周期でサンプリングされてディ
ジタル値に変換される。このサンプリングされた値は、
瞬時負荷電流のフィードバック値として、DSP414
に入力される。
【0017】また、サーボモータM1にはパルスエンコ
ーダE1が接続され、パルスエンコーダE1の出力は、
波形成形・方向判別回路434を介して現在値カウンタ
416に接続される。波形成形・方向判別回路434を
介して現在値カウンタ416に入力されるパルスエンコ
ーダE1からの出力信号は現在値カウンタ416の値を
加減させる。現在値カウンタ416の値は、位置フィー
ドバック値、即ち、現在時刻(i)におけるサーボモー
タM1の軸の現在位置θai(回転角)を表している。
CPU11から現在時刻(i)において指令された目標
位置指令値θiとパルスエンコーダE1からの位置のフ
ィードバック値(現在位置)θaiとが、DSP414
により比較され(図7の結合点110)、位置偏差Δθ
iが出力される。そして、DSP414により、その位
置偏差Δθiに位置フィードバックループゲインKp1
12が掛けられて、一次目標速度Vpiが算出される。
【0018】一方、CPU11から転送された速度指令
値θ'iは、DSP414によりフィードフォワードゲイ
ンKf116が掛けられ、現在時刻におけるフィードフ
ォワード値Vfiが演算される。この値は、位置偏差に
基づいて算出された一次目標速度Vpiに加算される
(結合点114)。これにより速度成分によりフィード
フォワード制御が成され、最終的な目標速度Viが速度
フィードバックに対する速度の指令値となる。
【0019】他方、CPU11から転送された加速度指
令値θ''i は、DSP414によりフィードフォワード
ゲインKa120が掛けられ、加速度フィードフォワー
ド値Vgiが演算される。この値は電流指令値に加算さ
れる(結合点118)。
【0020】速度フィードバックループにおいては、D
SP414に入力された現在位置は時間に関して微分さ
れ、速度フィードバックループのフィードバック値、即
ち、現在速度Vaiが算出される。DSP414によ
り、上述の最終的に決定される目標速度Viとその現在
速度Vaiとが比較され速度偏差ΔViが算出される
(結合点122)。そして、その速度偏差ΔViに速度
ゲインKup(1+1/TS)をかけたのち、加速度フ
ィードフォワード値が加算され、この速度偏差及び速度
偏差の時間積分(累算)を用いた比例・積分演算によ
り、電流フィードバックループにおける制御の目標電流
のq軸成分(有効電流)が算出される。また、目標電流
のd軸成分(無効電流)は0とされる。
【0021】DSP414により、この目標電流のq軸
成分及びd軸成分は、CT432a、432bにて検出
され増幅器418a、418b及びA/D変換器415
a、415bを介した電流フィードバックループのフィ
ードバック値、即ち、現在の時刻のq軸成分及びd軸成
分と比較され(結合点124)、それぞれの成分の電流
偏差が演算される。そして、この電流偏差及び電流偏差
の時間積分(累積)を用いた比例、積分演算により、そ
の時の指令電流のq軸成分及びd軸成分が演算される。
【0022】指令電流のq軸成分及びd軸成分は、各相
の指令電流にdq変換される。その各相の指令電流は高周
波の三角波と比較され、インバータ425の各相のトラ
ンジスタのオンオフを制御する電圧制御PWM信号が生
成される。その電圧制御PWM信号はインバータ425
に出力され、そのインバータ425の各相のトランジス
タがそれぞれ通電される。このインバータ425のスイ
ッチングにより負荷電流は目標電流に制御されることに
なる。即ち、この負荷電流によりモータM1はCPU1
1から指令された値に基づき駆動される。同様に他のモ
ータM2〜M6も駆動されてロボット10の位置制御が
なされる。
【0023】以上説明した実施例においては、位置デー
タを4点求めて3次補間により速度及び加速度指令値を
算出したが、本発明は、例えば5点の位置データを求
め、4次補間により、速度、加速度、及び加加速度を求
めることもでき、この求めた加加速度を基にモータを制
御することによりロボットを更に滑らかに制御すること
が可能である。また、上述した実施例においてはCPU
11により算出された指令値をサーボ制御部40におい
てディジタル式にフィードフォワードを掛けたが、本発
明はこれに限定されず、例えば、CPU11により算出
された指令値をD/A変換して、アナログ式にサーボモ
ータにフィードフォワードすることも可能である。
【0024】本実施例では、CPU11側で速度指令値
及び加速度指令値を算出するため、サーボ制御部40側
での速度及び加速度の算出が不要になり、サーボ制御部
側で他の処理を行うことも可能になる。また、CPU1
1が、位置指令と同時に速度指令値及び加速度指令値を
算出するので、これらの間にズレ及び歪みが生じず、速
度フィードフォワード及び加速度フィードフォワードの
特性を改善することができる。更に、補間に3次式を用
いるので、数6に示すように加速度指令値θ''i が時間
tの関数となり、補間により算出される加速度成分が時
間tによる連続した変化となるため、良好な加速度フィ
ードフォワードを得ることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ており、位置指令値と同時に速度指令値及び加速度指令
値を算出してサーボモータにフィードフォワードをかけ
るので、速度フィードフォワード及び加速度フィードフ
ォワードの特性を改善することができる。また、補間に
3次式を用いるので、補間された加速度成分が連続した
変化となり、良好な加速度フィードフォワードを行うこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を明示するための全体構成図。
【図2】本発明の一実施例に係るロボット制御装置によ
り制御されるロボットの機械的構成を示す構成図であ
る。
【図3】本発明の一実施例に係るロボット制御装置の構
成を示すブロック図である。
【図4】本実施例に係るロボット制御装置の処理を示す
フローチャートである。
【図5】本実施例のロボット制御装置の3次補間処理を
示すフローチャートである。
【図6】サーボ制御部の構成を示すブロック図である。
【図7】サーボ制御部の機能的構成を示したブロック図
である。
【図8】従来のロボット制御装置の構成図である。
【符号の説明】
10 ロボット 11 CPU 19 ノズル 30 RAM 40 サーボ制御部 50 ロボット制御装置 414 ディジタルシグナルプロセッサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された値を基に補間を行い位置デ
    ータを算出しサーボモータを駆動してロボットの位置を
    制御するロボット制御装置において、 一定補間周期T毎に位置データを出力する軌跡発生手段
    と、 前記軌跡発生手段により出力された位置データを基に3
    次以上の補間式により位置指令値、速度指令値及び加速
    度指令値を同時に算出し、これら指令値を上記補間周期
    Tの整数分の1毎に出力する指令位置補間手段と、 前記指令位置補間手段から出力された位置指令値、速度
    指令値及び加速度指令値を基にサーボモータにフィード
    フォワードをかけて制御を行うサーボ制御手段とを有す
    ることを特徴とするロボット制御装置。
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