JPH06280986A - 自動変速機のライン圧制御装置 - Google Patents

自動変速機のライン圧制御装置

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JPH06280986A
JPH06280986A JP5071633A JP7163393A JPH06280986A JP H06280986 A JPH06280986 A JP H06280986A JP 5071633 A JP5071633 A JP 5071633A JP 7163393 A JP7163393 A JP 7163393A JP H06280986 A JPH06280986 A JP H06280986A
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pressure
line
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hydraulic
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主変速機と副変速機とを備えた自動変速機に
対して、ソレノイドバルブの作動状態にかかわらずライ
ン圧ないしは各摩擦要素の締結圧を適正に保持すること
ができる手段を提供する。 【構成】 自動変速機1においては、油圧機構40のラ
イン圧が、コントローラ160によってデューティソレ
ノイドバルブ49を介してデューティ制御される。ここ
で、デューティソレノイドバルブ49に印加する目標デ
ューティ比は、目標デューティ比を油温と第1〜第5オ
ンオフソレノイドバルブ71〜75のオン・オフパター
ンとに対してあらわしたマップに基づいて、油温とオン
・オフパターンに応じて設定される。これによって、油
温あるいはオン・オフパターンにかかわりなく常に適正
なライン圧が得られ、各摩擦要素の締結圧を適正なもの
とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機のライン圧
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の自動変速機には、トル
クコンバータと多段式の変速機構とが直列に配設され、
トルクコンバータはエンジン出力軸のトルクを変速して
タービンシャフトに伝達し、変速機構は上記タービンシ
ャフトのトルクを、選択された変速段に応じてさらに変
速して駆動輪側に伝達するようになっている。そして、
変速機構は、通常、サンギヤ、リングギヤ、ピニオンキ
ャリア等の複数のギヤを備えたプラネタリギヤシステム
からなり、かかる変速機構には所定のギヤへのトルクの
伝達をオン(締結)・オフ(解放)するクラッチ、あるいは
所定のギヤをオン(固定)・オフ(解放)するブレーキ等の
各種油圧式摩擦要素が設けられる。そして、これらの各
摩擦要素に対して作動油(作動油圧)を給排する油圧機構
が設けられ、この油圧機構によって各摩擦要素のオン・
オフパターンが切り替えられて変速が行われるようにな
っている。
【0003】かかる自動変速機の油圧機構には、各摩擦
要素の締結圧を適正値に調整するための調圧バルブ、各
摩擦要素への油圧の給排状態を切り替えるシフトバル
ブ、タイミングバルブ、レギュレータバルブ等の多数の
バルブ類が設けられる。そして、これらのバルブの作動
は、普通、ソレノイドバルブによって制御されるように
なっている。具体的には、ライン圧等の油圧を制御する
調圧バルブは通常デューティソレノイドバルブによって
制御され、油圧の給排状態を切り替えるシフトバルブは
通常オン・オフソレノイドバルブによって制御されるよ
うになっている。そして、これらのソレノイドバルブ
は、該ソレノイドバルブが接続されている油圧通路の油
圧(作動油)の全部又は一部をドレンするか否かによって
対応する各種バルブの作動状態を変えるようになってい
る。
【0004】したがって、かかる油圧機構においては、
各ソレノイドの作動状態に応じて油圧機構から作動油が
ドレンされる。また、各種バルブの摺動部等から作動油
がリークされる。しかしながら、油圧機構においては、
前記したとおりライン圧等の油圧は各種調圧バルブ等に
よって制御されているので、通常時においては、作動油
のドレンあるいはリークによってライン圧等が大きく乱
れることは少ない。
【0005】しかしながら、一般に作動油はその温度が
高いときほど粘性が小さくなるので、油圧機構内の油温
が高いときほど作動油のドレン量あるいはリーク量が多
くなり、したがって油温が非常に高いときにはライン圧
等の油圧が低下する傾向が強い。そこで、油温が高いと
きほどオイルポンプの吐出量を増やし、ドレン量あるい
はリーク量の増加によるライン圧等の低下を抑制するよ
うにした自動変速機の油圧機構が提案されている(例え
ば、特開平4−66337号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に自動
変速機においては、選択しうる変速段の数が多いほど自
動車の燃費性能及び動力性能を高めることができる。し
かしながら、プラネタリギヤシステムからなる普通の変
速機構では、それほど多くの変速段を設定することがで
きないので、多くの変速段を必要とする場合は、主変速
機と副変速機とを直列に連結した変速機構を設け、変速
機構全体として設定しうる変速段の数を多くするといっ
た手法が用いられることが多い。
【0007】しかしながら、このように主変速機と副変
速機とを備えた変速機構においては、摩擦要素の数が多
くなり、したがってこれらの摩擦要素に油圧を給排する
ための各種バルブの数も多くなる。このため、ソレノイ
ドバルブの数が非常に多くなり、これらのソレノイドバ
ルブからの作動油のドレン量が大幅に増加する。このた
め、油圧機構内の油温が高いときには、ソレノイドバル
ブの作動状態によって作動油のドレン量が大きく変わ
り、このためライン圧制御等に乱れが生じ、各摩擦要素
の締結圧を適正に保持することができなくなり、選択さ
れている変速段によって油温特性にばらつきが生じ、シ
フトフィーリングが悪くなるといった問題がある。な
お、かかる問題は、副変速機を備えていない普通の変速
機構においても生じるのはもちろんである。
【0008】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたものであって、自動変速機、とくに主変速
機と副変速機とを備えた自動変速機に対して、ソレノイ
ドバルブの作動状態にかかわらず、常にライン圧ないし
は各摩擦要素の締結圧を適正に保持することができ、シ
フトフィーリングを高めることができる手段を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、第1の発明は、油圧式の摩擦要素で動力の伝達経路
を切り替えて変速を行う変速機構と、摩擦要素に油圧を
供給する油圧機構と、油圧機構の油圧供給特性を切り替
える複数のソレノイドバルブと、油圧機構内の油温を把
握する油温把握手段とが設けられた自動変速機のライン
圧制御装置において、油温把握手段によって把握される
油温が高いときには、各ソレノイドバルブの作動状態に
応じてライン圧を制御するライン圧制御手段が設けられ
ていることを特徴とする自動変速機のライン圧制御装置
を提供する。なお、ここで油温把握手段には、油圧機構
内の油温を直接検出する油温検出手段のほか、冷却水温
度等に基づいて油温機構内の油温を間接的に把握する手
段も含まれる。
【0010】第2の発明は、第1の発明にかかる自動変
速機のライン圧制御装置において、ライン圧制御手段
が、ライン圧をデューティ制御するデューティソレノイ
ドバルブを備えていて、ライン圧制御用の目標デューテ
ィ比を油温と各シフトソレノイドバルブのオン・オフパ
ターンとに対してあらわしたマップに基づいて、各シフ
トソレノイドバルブのオン・オフパターンに応じてライ
ン圧を制御するようになっていることを特徴とする自動
変速機のライン圧制御装置を提供する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を具体的に説明する。
図1に示すように、自動変速機1には、トルクコンバー
タ10と、該トルクコンバータ10と同一軸線上に配置
された主変速機20と、これらと平行に配置された副変
速機30とが設けられている。
【0012】トルクコンバータ10は、実質的に、エン
ジン出力軸2に連結されたコンバータケース11と、該
コンバータケース11と一体形成されたポンプ12と、
該ポンプ12に対向配置されポンプ12によって作動油
を介して駆動されるタービン13と、ポンプ12とター
ビン13との間に配置されかつワンウェイクラッチ14
を介して変速機ケース3に支持されたステータ15と、
タービン13に連結されたタービンシャフト16と、所
定の運転領域ではコンバータケース11を介してタービ
ンシャフト16をエンジン出力軸2に直結させるロック
アップクラッチ17とで構成されている。なお、トルク
コンバータ10と主変速機20との間には、コンバータ
ケース11を介してエンジン出力軸2によって駆動され
るオイルポンプ4が配設されている。
【0013】主変速機20は、実質的に、前側(図1で
は右側)に配置されたフロント遊星歯車機構21と、後
側(図1では左側)に配置されたリヤ遊星歯車機構22と
で構成されている。そして、タービンシャフト16は、
前進クラッチ23を介してフロント遊星歯車機構21の
サンギヤ21aに連結され、かつ直結クラッチ24を介
してリヤ遊星歯車機構22のサンギヤ22aに連結され
ている。さらに、フロント遊星歯車機構21のサンギヤ
21aはリヤ遊星歯車機構22のリングギヤ22bに連結
されている。
【0014】フロント遊星歯車機構21のリングギヤ2
1bと変速機ケース3との間には、第1ワンウェイクラ
ッチ25とローリバースブレーキ26とが並列に配置さ
れている。また、リヤ遊星歯車機構22のサンギヤ22
aと変速機ケース3との間には、第2ワンウェイクラッ
チ27と3−4ブレーキ28とが直列に配置され、かつ
両者27,28と並列にエンジンブレーキ用のコースト
ブレーキ29が配置されている。さらに、フロント遊星
歯車機構21のピニオンキャリア21cとリヤ遊星歯車
機構22のピニオンキャリア22cとが連結されてい
る。そして、両ピニオンキャリア21c,22cには、主
変速機20から副変速機30へ動力を伝達するための中
間ギヤ5が連結されている。
【0015】このような構成において、主変速機20で
は両遊星歯車機構21,22の動力伝達経路が、クラッ
チ23,24及びブレーキ26,28,29並びにワンウ
ェイクラッチ25,27の選択的な作動によって切り替
えられ、エンジン出力軸2の出力が運転状態に応じて変
速された上で、中間ギヤ5を介して副変速機30側へ伝
達される。ここで、クラッチ23,24及びブレーキ2
6,28,29並びにワンウェイクラッチ25,27は、
所定のパターンに従ってそのオン(締結)・オフ(解放)が
切り替えられるように設定されており、これによって主
変速機20側においては前進の低速段、中速段及び高速
段、並びに後退段が得られるようになっている。
【0016】他方、副変速機30は単一の遊星歯車機構
31を備えていて、該遊星歯車機構31のリングギヤ3
1aは、主変速機20の中間ギヤ5と常時噛み合う中間
ギヤ6に連結されている。そして、遊星歯車機構31に
おいてはリングギヤ31aとサンギヤ31bとの間に直結
クラッチ32が配置され、かつサンギヤ31bと変速機
ケース3との間に第3ワンウェイクラッチ33と減速ブ
レーキ34とが並列に配置されている。また、遊星歯車
機構31のピニオンキャリア31cには出力ギヤ7が連
結され、該出力ギヤ7から差動装置(図示せず)とフロン
トアクスルシャフト(図示せず)とを介して駆動輪(図示
せず)に動力が伝達されるようになっている。この副変
速機30では、直結クラッチ32、減速ブレーキ34及
び第3ワンウェイクラッチ33のオン・オフを所定のパ
ターンに従って切り替えることにより遊星歯車機構31
内での動力伝達経路を切り替えて、低速段又は高速段
(直結段)が得られるようになっている。
【0017】このように、主変速機20によって前進3
段、後退1段の変速段が得られ、副変速機30によって
高低2段の変速段が得られるので、自動変速機全体とし
て原理的には前進6段、後退2段の変速段が得られるこ
とになる。しかしながら、本実施例では前進変速段とし
ては上記6段のうちの所定の5段のみを採用し、後退変
速段としては上記2段のうちの所定の1段のみを採用す
るようにしている。表1に、このような前進5段、後退
1段の変速を行わせる際の各変速機20,30における
クラッチ及びブレーキのオン・オフパターンを示す。
【0018】
【表1】
【0019】なお、表1において、(○)はエンジンブレ
ーキ用のレンジのみで締結されることを示している。す
なわち、主変速機20の低速段及び中速段での減速時に
は、基本的には、第1,第2ワンウェイクラッチ25,2
7が空転してエンジンブレーキが得られないことにな
る。そこで、エンジンブレーキ用のレンジにおいては、
低速段では第1ワンウェイクラッチ25に並列なローリ
バースブレーキ26をオンし、また中速段では第2ワン
ウェイクラッチ27に並列なコーストブレーキ29をオ
ンし、エンジンブレーキが作用する低速段及び中速段を
得られるようにしている。
【0020】次に、自動変速機1の各摩擦要素(ブレー
キ、クラッチ)等に対して作動油(作動油圧)の給排を行
うとともに、ライン圧、作動油圧(締結圧)等の制御を行
う油圧機構について説明する。図2に示すように、油圧
機構40には、オイルポンプ4から吐出される作動油の
圧力を調整して所定のライン圧を形成するレギュレータ
バルブ41が設けられ、該レギュレータバルブ41によ
って形成されたライン圧が、メインライン42を介して
マニュアルバルブ43と、各種制御用元圧を形成する第
1〜第3レデューシングバルブ44,45,46とに供給
されるようになっている。
【0021】第1レデューシングバルブ44によって減
圧された制御用元圧は、ライン47を介してモデュレー
タバルブ48に供給される。このモデュレータバルブ4
8の制御ポートにはデューティソレノイドバルブ49に
よって調整された制御圧が供給され、デューティ比に応
じて制御元圧からモデュレータ圧が生成される。そし
て、このモデュレータ圧がライン50を介してレギュレ
ータバルブ41の増圧ポートに供給され、これによりラ
イン圧がデューティ比に応じて増圧されるようになって
いる。
【0022】つまり、ライン圧はデューティソレノイド
バルブ49によってデューティ制御されるわけである。
ここで、デューティソレノイドバルブ49に印加される
デューティ比は、後で説明するようにコントローラ16
0によって運転状態(例えば、スロットル開度、エンジ
ン回転数等)に応じて好ましく設定され、ライン圧は運
転状態に応じて適正に調整される。さらに、デューティ
ソレノイドバルブ49に印加されるデューティ比すなわ
ちライン圧は、ライン圧制御用の目標デューティ比を油
温と第1〜第5シフトソレノイドバルブ61〜65のオ
ン・オフパターンとに対してあらわしたマップ(図6参
照)に基づいて、各シフトソレノイドバルブ61〜65
のオン・オフパターンに応じて制御されるようになって
いる。
【0023】なお、ライン50には、デューティソレノ
イドバルブ49の周期的なオン・オフ動作に起因する油
圧の脈動を抑制するための第1アキュムレータ51が設
けられている。
【0024】マニュアルバルブ43は、D,3,2,1の
各前進レンジと、R(後退)レンジと、N(中立)レンジ
と、P(駐車)レンジとを設定できるようになっており、
前進レンジではメインライン42を前進ライン52に接
続させ、Rレンジではメインライン42を後退ライン5
3に接続させるようになっている。前進ライン52は、
オリフィス54を介して前進クラッチ23に接続されて
おり、D,3,2,1の各前進レンジでは、前進クラッチ
23が常時オンされるようになっている。なお、この前
進ライン52には、前進クラッチ23への油圧供給時に
おけるショックを緩和するために、メインライン42か
ら背圧が供給される第2アキュムレータ55が設けられ
ている。
【0025】後退ライン53は、減速ブレーキ34の第
1油圧室341に接続されている。したがって、Rレン
ジでは第1油圧室341に導入されるライン圧によっ
て、減速ブレーキ34がオンされることになる。なお、
この後退ライン53から、レギュレータバルブ41のも
う一つの増圧ポートに通じるライン57が分岐され、R
レンジではライン圧の調整値が高められるようになって
いる。すなわち、後退段では、主変速機20の減速比が
大きく、しかもエンジンの全開出力が入力される場合も
あるので、減速ブレーキ34は大きなトルク伝達容量が
必要とされる。そこで、高い締結力でオンされるように
なっている。
【0026】メインライン42、前進ライン52及び後
退ライン53から、主変速機用の第1,第2,第3シフト
バルブ61,62,63と、副変速機用の第4,第5シフ
トバルブ64,65とにライン圧が供給されるようにな
っている。これらのシフトバルブ61〜65はいずれも
一端に制御ポートを備えており、第2レデューシングバ
ルブ45に接続された制御用元圧ライン66が第1〜第
3シフトバルブ61〜63の各制御ポートに、また第3
レデューシングバルブ46に接続された制御用元圧ライ
ン67が第4,第5シフトバルブ64,65の各制御ポー
トに接続されている。
【0027】制御用元圧ライン66,67には、夫々第
1〜第5シフトバルブ61〜65に対応する第1〜第5
オンオフソレノイドバルブ71〜75が設けられてい
る。これらのオンオフソレノイドバルブ71〜75は、
オン時には対応するシフトバルブ61〜65の制御ポー
ト内の作動油(制御油圧)をドレンさせるようになってい
る。したがって、各シフトバルブ61〜65のスプール
は、対応するオンオフソレノイドバルブ71〜75がオ
ンされているときには図2中での位置関係において左側
に位置し、オフされているときには右側に位置すること
になる。
【0028】そして、これらのオンオフソレノイドバル
ブ71〜75のオン・オフの組合せ(オン・オフパター
ン)、すなわち各シフトバルブ61〜65のスプールの
位置の組合せに応じて、メインライン42、前進ライン
52又は後退ライン53と、各クラッチ又はブレーキに
通じる各ラインとが選択的に連通させられ、これに伴っ
て各クラッチ及びブレーキがオン・オフされ、表1に示
すような1〜5速と後退速とが得られるようになってい
る。ここで、各クラッチ及びブレーキに供給される作動
油圧(締結圧)は、以下のようにして適正に制御されるよ
うになっている。
【0029】すなわち、主変速機用の直結クラッチ24
とコーストブレーキ29とローリバースブレーキ26と
3−4ブレーキ28とに対して、夫々、ライン圧を減圧
して所定の締結圧に調整する第1〜第4コントロールバ
ルブ(主変速機用調圧バルブ)76〜79が設けられてい
る。これらのうち、第2〜第4コントロールバルブ77
〜79においては、第1リニアソレノイドバルブ80に
よって調整された制御圧がライン81を介して制御ポー
トに供給され、この制御圧に応じた締結圧が形成される
ようになっている。直結クラッチ24用の第1コントロ
ールバルブ76の制御ポートには、ライン82を介して
直結クラッチ24に供給される締結圧自体が制御圧とし
て、ワンウェイオリフィス83と第3アキュムレータ8
4とが設けられたライン85を介して供給されるように
なっている。ここで、直結クラッチ24の締結圧の立ち
上がりは第3アキュムレータ84によって調整されるよ
うになっている。
【0030】第1リニアソレノイドバルブ80は、第1
レデューシングバルブ44からライン47を介して供給
される制御元圧をコントローラ(図示せず)からの制御信
号に応じて調整して、選択されている変速段あるいは運
転状態に応じた制御圧を形成するようになっている。ま
た、第1コントロールバルブ76及び第3コントロール
バルブ78の一端に夫々設けられたポートには、後退ラ
イン53から分岐された調圧動作禁止用ライン86が接
続され、Rレンジでは、これらのポートにライン圧が供
給されてスプールが左側の位置に固定され、これによっ
て第1,第3コントロールバルブ76,78の調圧動作が
禁止されるようになっている。さらに、第4コントロー
ルバルブ79の一端のポートには、コーストブレーキ2
9に供給される締結圧がライン87を介して供給され、
該第4コントロールバルブ79の調圧動作が制御される
ようになっている。
【0031】第1リニアソレノイドバルブ80によって
形成された制御圧は、ライン81を介してコントロール
バルブ88の制御ポートにも供給されるようになってい
る。このコントロールバルブ88は、メインライン42
からライン89を介して供給されるライン圧を、第1リ
ニアソレノイドバルブ80からの制御圧に応じて調整
し、第3アキュムレータ84及び第4アキュムレータ9
0用の背圧を形成し、この背圧をライン91を介して両
アキュムレータ84,90の背圧ポートに供給するよう
になっている。
【0032】副変速機30に対しては、直結クラッチ3
2の第1,第2油圧室321,322に供給される締結圧を
調整する第5コントロールバルブ101(副変速機用調
圧バルブ)と、減速ブレーキ34の第2油圧室342に供
給される締結圧を調整する第6コントロールバルブ10
2(副変速機用調圧バルブ)と、第2リニアソレノイドバ
ルブ103とが設けられている。
【0033】第2リニアソレノイドバルブ103は、第
1リニアソレノイドバルブ80と同様に電磁ソレノイド
バルブで構成され、メインライン42を介してライン圧
が制御元圧として供給され、これをコントローラからの
制御信号に応じて調整した上で、第5シフトバルブ65
を介して第6コントロールバルブ102の制御ポート又
は直結クラッチ32の第1油圧室321に供給するよう
になっている。そして、第6コントロールバルブ102
は、第2リニアソレノイドバルブ103で生成された制
御圧が制御ポートに供給されているときに、メインライ
ン42から第4シフトバルブ64と第5シフトバルブ6
5とを介して供給されるライン圧を上記制御圧に応じて
調整し、これを減速ブレーキ34の第2油圧室342
供給するようになっている。
【0034】第5コントロールバルブ101には、メイ
ンライン42から第4シフトバルブ64を介してライン
圧が供給され、これを調整した上で、ワンウェイオリフ
ィス112及び第5シフトバルブ65を介して、第1油
圧室321又は第2油圧室322に選択的に供給するよう
になっている。そして、第5コントロールバルブ101
の制御ポートには、直結クラッチ32側に供給される締
結圧自体が、ワンウェイオリフィス115及び第5アキ
ュムレータ116が設けられたライン117を介して制
御圧として供給されるようになっている。したがって、
上記締結圧は、第5アキュムレータ116の作動により
一定の棚圧状態を経て立ち上がることになる。なお、第
5アキュムレータ116の背圧ポートには、メインライ
ン42から背圧が供給されるようになっている。
【0035】以上のように構成された油圧機構40にお
いて、第1〜第5オンオフソレノイドバルブ71〜75
のオン・オフの組合せパターンは表2に示す通りであ
り、これにより前進の1〜5速と後退速とが得られるよ
うになっている。なお、表2において、(1)、(2)は夫
々エンジンブレーキ用レンジでの1速、2速を示す。
【0036】
【表2】
【0037】以下、この表2に従って、第1〜第5オン
オフソレノイドバルブ71〜75のオン・オフの組合せ
と変速段との関係を説明する。 (1)エンジンブレーキの作用しない1速 主変速機側では、ライン121内及びライン124内の
ライン圧が、第3シフトバルブ63あるいは第2シフト
バルブ62で遮断され、ライン125内のライン圧が第
1シフトバルブ61で遮断される。したがって、前進ク
ラッチ23のみがオンされ、主変速機20はエンジンブ
レーキが作用しない低速段にセットされる。副変速機側
では、メインライン42内のライン圧が、第4シフトバ
ルブ64及び第5シフトバルブ65を介して第6コント
ロールバルブ102に供給されて調圧された後、第2油
圧室342に供給され、減速ブレーキ34が締結され
る。また、第1油圧室321が第5シフトバルブ65と
第5コントロールバルブ101と第4シフトバルブ64
とを介してリリース(ドレン)され、かつ第2油圧室32
2が第5シフトバルブ65を介してリリース(ドレン)さ
れるので、直結クラッチ32がオフされ、副変速機30
は低速段にセットされる。したがって、自動変速機1
は、エンジンブレーキの作用しない1速にセットされ
る。
【0038】(2)エンジンブレーキが作用する1速 前進ライン52内のライン圧がライン121と第1〜第
3シフトバルブ61〜63とを介して第3コントロール
バルブ78に供給されて調圧された後、ローリバースブ
レーキ29に供給され、ローリバースブレーキ29がオ
ンされる。このため、主変速機20はエンジンブレーキ
が作用する低速段にセットされる。その他の条件は(1)
の場合と同様であるので、結局自動変速機1は、エンジ
ンブレーキが作用する1速にセットされる。
【0039】(3)2速 エンジンブレーキが作用しない2速又はエンジンブレー
キが作用する2速では、夫々上記の(1)又は(2)の1速
の状態に対して副変速機30の変速段が高速段に変化す
るだけである。具体的には、副変速機側において、メイ
ンライン42内のライン圧が、第4シフトバルブ64を
介して第5コントロールバルブ101に供給されて調圧
された後、第5シフトバルブ65を介して直結クラッチ
32の第1油圧室321に供給されることになる。これ
により、副変速機30が高速段にセットされ、自動変速
機1は、エンジンブレーキが作用しない2速又はエンジ
ンブレーキが作用する2速にセットされる。
【0040】(4)3速 主変速機側では、ライン121内のライン圧が、第1シ
フトバルブ61と第3シフトバルブ63とを介して第2
コントロールバルブ77に供給されて調圧された後、コ
ーストブレーキ29に供給され、コーストブレーキ29
がオンされる。さらに、ライン124内のライン圧が、
第2シフトバルブ62を介して第4コントロールバルブ
79に供給されて調圧された後、3−4ブレーキ28に
供給され、3−4ブレーキ28がオンされる。その結
果、主変速機20は、前進クラッチ23と3−4ブレー
キ28とコーストブレーキ29とがオンされ、エンジン
ブレーキが作用する中速段にセットされる。副変速機3
0は、(1)の場合と同様に低速段にセットされ。したが
って、自動変速機1は、エンジンブレーキが作用する3
速にセットされる。
【0041】(5)4速 3速の状態に対して、第4,第5オンオフソレノイドバ
ルブ74,75がオンに変更されるので、2速の場合と
同様に、メインライン42内のライン圧が第4シフトバ
ルブ64を介して第5コントロールバルブ101に供給
されて調圧された後、第5シフトバルブ65を介して第
2油圧室322に供給され、直結クラッチ32がオンさ
れて副変速機30が高速段にセットされる。そして、主
変速機20は3速の場合と同様に中速段にセットされて
いるので、自動変速機1は4速にセットされる。
【0042】(6)5速 主変速機側では、ライン125内のライン圧が、第1シ
フトバルブ61と第3シフトバルブ63とを介して第1
コントロールブルブ76に供給されて調圧された後、ラ
イン82を介して直結クラッチ24に供給され、直結ク
ラッチ24がオンされる。したがって、前進クラッチ2
3と直結クラッチ24とがオンされて、主変速機20は
高速段にセットされる。副変速機側では、4速の場合と
同様に高速段にセットされ、その結果自動変速機1は5
速にセットされる。
【0043】(7)後退速 主変速機側では、ライン125内のライン圧が、5速の
場合と同様に、第1シフトバルブ61と第3シフトバル
ブ63とを介して第1コントロールバルブ76に供給さ
れるが、この場合は第1コントロールバルブ76の一端
のポートに後退ライン53からライン86を介してライ
ン圧が供給されるので、第1コントロールバルブ76の
スプールが左側に固定され、ライン134内のライン圧
がライン82を介してそのまま直結クラッチ24に供給
され、直結クラッチ24がオンされる。また、後退ライ
ン53内のライン圧が、オリフィス135を有するライ
ン136と第3シフトバルブ63とを介して第3コント
ロールバルブ78に供給された後、ローリバースブレー
キ26に供給され、ローリバースブレーキ26がオンさ
れる。したがって、直結クラッチ24及びローリバース
ブレーキ26がオンされ、主変速機20は後退段にセッ
トされる。副変速機側では、第4,第5オンオフソレノ
イドバルブ74,75がいずれもオフであるので、副変
速機30は低速段にセットされる。したがって、自動変
速機1は後退速にセットされる。
【0044】なお、油圧機構40には、以上の構成に加
えて、トルクコンバータ10内のロックアップクラッチ
17を制御するための第1,第2ロックアップシフトバ
ルブ141,142と、ロックアップコントロールバル
ブ143と、ロックアップ制御用オンオフソレノイドバ
ルブ146とロックアップ制御用デューティソレノイド
バルブ151とが設けられている。そして、ロックアッ
プ解放室17aに油圧が供給されたときにはロックアッ
プクラッチ17が解放され、ロックアップ締結室17b
に油圧が供給されたときにはロックアップクラッチ17
が締結されるようになっている。
【0045】以下、自動変速機1の各種制御(変速機制
御)を行うコントローラ160について説明する。図3
に示すように、コントローラ160は、車速センサ16
1によって検出される車速、スロットル開度センサ16
2によって検出されるスロットル開度、シフト位置セン
サ163によって検出されるシフト位置、第1〜第3回
転センサ164〜166によって検出される回転数、油
温センサ167によって検出される油温等を制御情報と
して、ライン圧制御用デューティソレノイドバルブ4
9、第1〜第5オンオフソレノイドバルブ71〜75、
第1,第2リニアソレノイドバルブ80,103、ロック
アップ制御用オンオフソレノイドバルブ146、ロック
アップ制御用デューティソレノイドバルブ151等を介
して、自動変速機1の各種制御を行うようになってい
る。なお、このように油温を直接検出する油温センサ1
67を設ける代わりに、冷却水温等に基づいて間接的に
油温を把握する手段を設けるようにしてもよい。コント
ローラ160は、特許請求の範囲に記載された「ライン
圧制御手段」を含む制御手段である。また、第1〜第5
オンオフソレノイドバルブ71〜75は特許請求の範囲
に記載された「シフトソレノイドバルブ」に相当する。
【0046】しかしながら、コントローラ160による
一般的な変速機制御の制御方法はよく知られた普通の制
御方法で行われ、またかかる一般的な変速機制御は本願
の要旨とするところでもないのでその説明を省略し、以
下では図4に示すフローチャートに従って、適宜図1〜
図3を参照しつつ、本願の要旨にかかる、第1〜第5シ
フトバルブ61〜65をシフトさせるための第1〜第5
オンオフソレノイドバルブ71〜75のオン・オフパタ
ーンに応じたライン圧制御の制御方法についてのみ説明
する。
【0047】かかるライン圧制御が開始されると、まず
ステップ#1で、図3に示されているような各種制御情
報が読み込まれる。続いて、ステップ#2で、油温と第
1〜第5オンオフソレノイドバルブ71〜75のオン・
オフパターン(以下、これを単にオン・オフパターンと
いう)とに応じてライン圧制御が行われる。具体的に
は、図6に示すような、目標デューティ比(すなわち目
標ライン圧)を油温とオン・オフパターンとに対してあ
らわしたマップ(ないしはテーブル)に基づいて、油温と
オン・オフパターンとに応じて目標デューティ比が設定
(補正)され、この目標デューティ比がデューティソレノ
イドバルブ49に印加され、ライン圧が目標ライン圧に
追従するようフィードバック制御される。
【0048】図6に示すマップにおいて、目標デューテ
ィ比は、第1〜第5オンオフソレノイドバルブ71〜7
5からのドレン量が多くなるオン・オフパターンである
ときほど目標ライン圧が高圧となり、かつ油温が高いと
きほど目標ライン圧が高圧となるような特性に設定され
ている。ここにおいて、ドレン量が最も多くなるのはす
べてのオンオフソレノイドバルブ71〜75がオンされ
たときであり、ドレン量が最も少なくなるのはすべての
オンオフソレノイドバルブ71〜75がオフされたとき
である。なお、一部のオンオフソレノイドバルブのみオ
ンされる場合には、オンされるオンオフソレノイドバル
ブの数が多いときほどドレン量が多くなるのはもちろん
である。
【0049】図5に、油温が高いときにかかるオン・オ
フパターンに応じたライン圧制御が行われた場合の、ド
レン量が最小となるオン・オフパターン時(すべてオフ)
のライン圧のデューティ比に対する特性(曲線G1)と、
ドレン量が最大となるオン・オフパターン時(すべてオ
ン)のライン圧のデューティ比に対する特性(曲線G2)と
を示す。図5から明らかなとおり、ドレン量が最小とな
るオン・オフパターン時ととドレン量が最大となるオン
・オフパターン時とでは、ライン圧がほとんど変わらな
い。したがって、かかるライン圧制御によれば、単純に
ギヤ比等に応じてライン圧を設定する従来のものに比べ
て、通常時及び変速過渡時のライン圧を正確かつ適正に
制御することができ、各摩擦要素にかかる締結圧を適正
なものとすることができる。すなわち、油温あるいはオ
ン・オフパターンにかかわりなく、したがってドレン量
あるいはリーク量にかかわりなく常に適正なライン圧と
することができ、各摩擦要素の締結圧を適正なものとす
ることができる。
【0050】
【発明の作用・効果】第1の発明によれば、油温把握手
段によって把握される油温が高いときには、ライン圧制
御手段によって各ソレノイドバルブの作動状態に応じて
ライン圧が制御されるので、油温あるいはオン・オフパ
ターンにかかわりなく、すなわちドレン量あるいはリー
ク量にかかわりなく常に適正なライン圧とすることがで
き、各摩擦要素の締結圧を適正なものとすることができ
る。
【0051】第2の発明によれば、基本的には第1の発
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、ライン圧制
御用の目標デューティ比を油温と各シフトソレノイドバ
ルブのオン・オフパターンとに対してあらわしたマップ
に基づいて、各シフトソレノイドバルブのオン・オフパ
ターンに応じてライン圧が制御されるので、油温あるい
はオン・オフパターンにかかわりなく、すなわちドレン
量あるいはリーク量にかかわりなく常に適正なライン圧
とすることができ、各摩擦要素の締結圧を一層適正なも
のとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる自動変速機の全体構成を示す
模式図である。
【図2】 図1に示す自動変速機の油圧機構の回路図で
ある。
【図3】 コントローラの入出力系統を示す図である。
【図4】 本発明にかかるライン圧制御の制御方法を示
すフローチャートである。
【図5】 ライン圧のデューティ比に対する特性を示す
図である。
【図6】 目標デューティ比(目標ライン圧)を、油温と
オン・オフパターンとに対してあらわしたマップであ
る。
【符号の説明】
1…自動変速機 20…主変速機 23…前進クラッチ 24…直結クラッチ 26…ローリバースブレーキ 28…3−4ブレーキ 29…コーストブレーキ 30…副変速機 32…直結ブレーキ 34…減速ブレーキ 40…油圧機構 49…ライン圧制御用デューティソレノイドバルブ 71〜75…第1〜第5オンオフソレノイドバルブ 160…コントローラ 167…油温センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧式の摩擦要素で動力の伝達経路を切
    り替えて変速を行う変速機構と、摩擦要素に油圧を供給
    する油圧機構と、油圧機構の油圧供給特性を切り替える
    複数のソレノイドバルブと、油圧機構内の油温を把握す
    る油温把握手段とが設けられた自動変速機のライン圧制
    御装置において、 油温把握手段によって把握される油温が高いときには、
    各ソレノイドバルブの作動状態に応じてライン圧を制御
    するライン圧制御手段が設けられていることを特徴とす
    る自動変速機のライン圧制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された自動変速機のライ
    ン圧制御装置において、 ライン圧制御手段が、ライン圧をデューティ制御するデ
    ューティソレノイドバルブを備えていて、ライン圧制御
    用の目標デューティ比を油温と各シフトソレノイドバル
    ブのオン・オフパターンとに対してあらわしたマップに
    基づいて、各シフトソレノイドバルブのオン・オフパタ
    ーンに応じてライン圧を制御するようになっていること
    を特徴とする自動変速機のライン圧制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006125435A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Toyota Motor Corp 自動変速機の油圧制御装置

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