JPH06280714A - 燃料噴射ポンプ - Google Patents

燃料噴射ポンプ

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Publication number
JPH06280714A
JPH06280714A JP9092493A JP9092493A JPH06280714A JP H06280714 A JPH06280714 A JP H06280714A JP 9092493 A JP9092493 A JP 9092493A JP 9092493 A JP9092493 A JP 9092493A JP H06280714 A JPH06280714 A JP H06280714A
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JP
Japan
Prior art keywords
plunger
fuel
cleaning oil
peripheral groove
oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP9092493A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Taniguchi
博之 谷口
Yuji Kobashi
雄二 小橋
Makoto Sawai
誠 澤井
Mitsuyoshi Shirakawa
光義 白川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プランジャ摺動面に洗浄油を供給するように
したものにおいて、洗浄油が燃料によって早期に汚損す
るのを防止すると共に、各プランジャ筒に流れる洗浄油
のアンバランスを解消する。 【構成】 燃料室(10)に通じる第1の周溝(9)と洗
浄油を供給する第2の周溝(20)との間のプランジャ摺
動面に連通して、二次リーク油通路(30)を設ける。ま
た、洗浄油の排出側に絞り(27)を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関用の燃料噴
射ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】舶用機関などでは、C重油と呼ばれる高
粘度の低質油を燃料とするものがある。かかる低質油を
使用する機関の燃料噴射ポンプにおいては、プランジャ
バレルとプランジャとの摺動面に漏出した燃料が、プラ
ンジャスプリング側に流出して、そのプランジャスプリ
ングに付着したり、上方に跳ね上げられて燃料コントロ
ールラックやピニオンに付着粘結し、動作不良を生ずる
問題がある。そこで、このような問題を解消する手段と
して、プランジャ摺動面の下部部分に形成した周溝へ外
部から粘性の低い洗浄油を供給循環させて、上方から漏
れ落ちる燃料を洗い流すようにしたものがある(特公平
4-47173 号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
て、上方から漏れ出てきた燃料は、その下方を流れる洗
浄油と共に洗浄油タンク側へ洗い流されるが、大量の燃
料が洗浄油中に混入してタンクが短期間に満杯状態にな
るのみならず、洗浄油が早期に劣化するため、短時間で
交換しなければならないという不都合があった。
【0004】特に、この洗浄油回路は排出側が洗浄油タ
ンクに連通するのみであり、大気に開放された状態にあ
るため圧力が低く、むしろ燃料を積極的に吸い出すこと
になって、洗浄油の劣化をより促進していた。
【0005】また、複数のプランジャ筒を列設したもの
においては、前記各プランジャへ供給した洗浄油を一本
の戻り通路に集合してタンク側へ戻しているが、各プラ
ンジャ筒毎の洗浄油圧力にアンバランスを生じやすく、
部分的に洗浄油流量の不足したプランジャ筒が出来ると
ともに、特に1つでも注油の不具合のあるプランジャ筒
があると、ますますアンバランスを生じて、プランジャ
スプリングや燃料コントロールラックの動作不良を生じ
る問題があった。
【0006】この発明は、このような従来の欠点を解消
して、プランジャ摺動面に洗浄油を供給するようにした
ものにおいて、洗浄油が燃料によって早期に汚損するの
を防止すると共に、各プランジャ筒に流れる洗浄油のア
ンバランスを解消することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、上記のような洗浄油回路を設けたも
のにおいて、前記第1の周溝から漏れ出る燃料を排出す
る二次リーク油通路を設けたことを特徴とする。
【0008】また、この出願の別の発明は、同様に洗浄
油回路を設けたものにおいて、前記第2の周溝よりも下
流の洗浄油回路に絞りを設けたことを特徴とする。
【0009】更に、この場合、プランジャ筒からの洗浄
油タンクへの戻り通路を、各プランジャ筒に供給される
洗浄油を合流させるようにしたものでは、その合流通路
に絞りを設けることが考えられる。
【0010】
【作用】上記この発明では、上方から漏れ出てきた燃料
は、二次リーク油通路から排出されるので、洗浄油タン
ク側へ戻される洗浄油に大量の燃料が混入するのを防ぐ
ことが出来る。
【0011】また、洗浄油の戻し回路に絞りを設けて、
洗浄油を供給される第2周溝の洗浄油圧力を高くするこ
とにより、上方からの燃料の漏れを低減し、洗浄油の汚
損をより有効に防止することが出来る。
【0012】
【実施例】図1において(1)はポンプハウジングであ
り、このポンプハウジング(1)は、プランジャ(3)
を摺動自在に内装した筒状のプランジャバレル(2)が
挿入されている。プランジャバレル(2)上端外周部に
対応するポンプハウジング(1)の内周には、燃料供給
通路(4)を通って供給される燃料を受け入れるための
燃料室(5)が形成され、更にこの燃料室(5)と前記
プランジャ(3)の摺動穴(6)とを連通させるように
して、燃料逃油口(7)が形成されている。この燃料逃
油口(7)よりも下方のプランジャ摺動面の一箇所に第
1の周溝(8)が形成されるとともに、この第1の周溝
(8)と前記燃料室(5)とが、斜め方向の燃料戻し路
(9)を介して通じている。(14)は、前記プランジャ
バレル(2)の下方において、プランジャ(3)の下端
に取付けられるとともにポンプハウジング(1)内周面
を摺動するタペット、(15)はこのタペット(14)を常
に下方へ押し下げて図示しない燃料噴射カムに当接させ
るようにしたプランジャバネを示している。
【0013】上記において、プランジャ(3)が燃料噴
射カムによって上方に押し上げられると、そのプランジ
ャ(3)の外周部が燃料逃油口(7)を塞ぐので、プラ
ンジャ(3)上部の加圧室(10)内の燃料が加圧され
て、プランジャバレル(2)上方のバルブホルダー(1
6)に保持されたデリベリバルブ(17)を押し開いて吐
出される。そして、この吐出は、プランジャ(3)上端
外周に形成した燃料逃し溝(12)のリード(11)が燃料
逃油口(7)へ連通するまで行われる。(18)は、その
下端をプランジャ(3)の下端部分に連結したコントロ
ールスリーブであり、その外周のピニオンが燃料コント
ロールラック(19)へ咬合して、この燃料コントロール
ラック(19)の水平方向の移動により、スリーブ(18)
を介してプランジャ(3)が円周方向に回動し、この回
動により、前記リード(11)と燃料逃油口(7)との連
通位置を異ならしめることによって、燃料の噴射量を調
節するものである。
【0014】上記のような燃料噴射ポンプの構成におい
て、前記第1の周溝(9)と、プランジャバレル(2)
下端開口部との間におけるプランジャ(3)との摺動面
には、第2の周溝(20)が円周方向に形成されている。
この周溝(20)には、それぞれ、ポンプハウジング
(1)の外側に連通する洗浄油供給口(21)と同じく洗
浄油排出口(22)とが通じており、洗浄油供給口(21)
には、洗浄油タンク(23)の洗浄油をポンプ(24)によ
って供給する洗浄油供給通路(25)が連通し、他方、洗
浄油排出口(22)は、洗浄油戻し通路(26)を介して、
前記洗浄油タンク(23)に連通している。この戻し油路
(26)中に、絞り(27)が設けられている。すなわち、
この第2の周溝(20)部分には、前記洗浄油タンク(2
3)内の洗浄油が常時供給されるとともに、プランジャ
摺動穴(6)内周面を洗浄した洗浄油が、排出口(22)
から戻し通路(26)を介してタンク(23)側に循環する
ようになっている。
【0015】更に、このような構成において、この実施
例では、前記第1の周溝(9)と第2の周溝(20)との
間におけるプランジャ(3)の外周面に臨む摺動面に、
第3の周溝(28)が円周方向に形成されるとともに、こ
の第3の周溝(28)は、プランジャバレル(2)及びポ
ンプハウジング(1)を貫通して形成された排出口(2
9)から、排出通路(30)を通って外部へ排出されるよ
うになっている。
【0016】上記において、第1の周溝(9)部分より
漏れ出た燃料は、プランジャ(3)との摺動面を通って
下方へ漏れ落ちるが、その途中に、二次リーク油通路
(35)を通して大気側に開放された第3の周溝(21)が
あるため、この第3の周溝(21)よりその二次リーク油
通路(30)側に排出されるので、それ以上の下方への漏
れを防止することができる。また、第2の周溝(20)に
供給された洗浄油が、プランジャ(3)との摺動面に流
出するとともに、この流出した洗浄油により上方から落
ちてくる燃料を押し上げる効果を有し、洗浄油戻し通路
(26)側への燃料の混入を大幅に低減することができる
のである。しかも、特に洗浄油戻し通路(26)側に絞り
(27)が設けられていることから、この第2の周溝(2
0)部分の洗浄油圧力を比較的高圧にし、これによっ
て、上方からの燃料油の漏れをより効果的に防止するよ
うな密封効果を持たせることができる。
【0017】図2は、前記図1のような第3の周溝(2
8)及び二次リーク油通路(30)を設けることなく、洗
浄油回路の戻し通路(26)側に絞り(27)のみを設けた
場合の実施例であって、このように絞り(27)のみを設
けた場合であっても、その絞り(27)による密封効果に
よって従来のものよりも燃料の洗浄油への混入を大幅に
低減することができる。
【0018】更に、図3は、上記のような絞り(27)を
設けるものにおいて、各プランジャ筒(30)(30)…の
排出口(22)(22)…をそれぞれ一つの戻し通路(26)
へ合流させて、洗浄油タンク(23)側へ戻すようにする
とともに、この合流した戻し通路(26)に絞り(27)を
設けたものである。このようにすると、絞り(27)は一
個で良いのみならず、比較的径の大きい配管である合流
戻し通路(26)に絞りを設けるので、その絞り(27)を
各排出口(22)に設ける場合に比較して相対的に径の大
きなものとすることができて、低質油等によってその絞
り(27)部分が閉塞されるのを防止することができる。
【0019】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、洗浄油
を供給される第2の周溝よりも上部側に二次リーク油通
路を連通させているから、上方の第1の周溝より漏れ落
ちてくる燃料油は、この二次リーク油通路から外部に排
出されることとなり、その下方の洗浄油回路側に大量の
燃料が混入されるのを防止することができ、低質の燃料
を用いた場合であっても、洗浄油が早期に劣化すること
がないという効果が得られる。
【0020】また、この出願の請求項2の発明では、上
記洗浄油回路における戻し油側の油路の途中に絞りを設
けていることから、この洗浄油回路側の圧力を相対的に
高くすることできて、その圧力による密封効果によっ
て、上方からの洗浄油の下方への漏れを低減して、同様
に、洗浄油中に大量の低質燃料が混入されるのを防止す
ることができる。
【0021】更に、この出願の請求項3の発明では、上
記のような絞りを設けるものにおいて、複数のプランジ
ャ筒からの洗浄油を合流させるような戻し油路とし、こ
の戻し油路に絞りを設けるので、絞りは一個のみで良い
とともに、その絞りによる通路の径を相対的に大きくす
ることができるから、燃料油による閉塞を防止できると
ともに、各プランジャ筒の洗浄油注油圧力のアンバラン
スを解消して均等に保つことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す燃料噴射ポンプの縦断
面図である。
【図2】同じくこの発明の別の実施例を示す燃料噴射ポ
ンプの縦断面図である。
【図3】各プランジャ筒の洗浄油を合流させてタンク側
に戻すようにした洗浄油回路図である。
【符号の説明】
(2) プランジャバレル (3) プランジャ (5) 燃料室 (6) プランジャ摺動穴 (8) 第1の周溝 (9) 燃料戻し路 (20) 第2の周溝 (26) 洗浄油戻し通路 (27) 絞り (28) 第3の周溝 (30) 二次リーク油通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白川 光義 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマーディ ーゼル株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バレル外周の燃料室と同じく内周のプラ
    ンジャ摺動穴とを連通する逃油口を備え、プランジャを
    その頂部が前記燃料逃油口を開閉するように往復移動さ
    せることによって、プランジャ頂部に形成される加圧室
    内に吸入された燃料を圧送し得るごとくすると共に、上
    記バレルの下端に開口する前記プランジャ摺動穴の下端
    開口と、前記燃料室に対して戻し油路を介して連通する
    第1周溝との間に、前記プランジャの外周面に臨む第2
    の周溝を形成し、その第2の周溝を通って洗浄油タンク
    側へ循環する洗浄油回路を設けたものにおいて、前記第
    1の周溝と第2の周溝との間のプランジャ摺動面に連通
    して、前記第1の周溝から漏れ出る燃料を排出する二次
    リーク油通路を設けたことを特徴とする燃料噴射ポン
    プ。
  2. 【請求項2】 バレル外周の燃料室と同じく内周のプラ
    ンジャ摺動穴とを連通する逃油口を備え、プランジャを
    その頂部が前記燃料逃油口を開閉するように往復移動さ
    せることによって、プランジャ頂部に形成される加圧室
    内に吸入された燃料を圧送し得るごとくすると共に、上
    記バレルの下端に開口する前記プランジャ摺動穴の下端
    開口と、前記燃料室に対して戻し油路を介して連通する
    第1周溝との間に、前記プランジャの外周面に臨む第2
    の周溝を形成し、その第2の周溝を通って洗浄油タンク
    側へ循環する洗浄油回路を設けたものにおいて、前記第
    2の周溝よりも下流の洗浄油回路に絞りを設けたことを
    特徴とする燃料噴射ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記プランジャ筒からの洗浄油タンクへ
    の戻り通路を、各プランジャ筒に供給される洗浄油を合
    流させるようにしたものにおいて、その合流通路に絞り
    を設けたことを特徴とする請求項3の燃料噴射ポンプ。
JP9092493A 1993-03-24 1993-03-24 燃料噴射ポンプ Pending JPH06280714A (ja)

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JP9092493A JPH06280714A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 燃料噴射ポンプ

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JP9092493A JPH06280714A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 燃料噴射ポンプ

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JPH06280714A true JPH06280714A (ja) 1994-10-04

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ID=14011987

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JP9092493A Pending JPH06280714A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 燃料噴射ポンプ

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JP (1) JPH06280714A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010101187A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Daihatsu Diesel Mfg Co Ltd 燃料噴射ポンプの注油機構
JP2010249006A (ja) * 2009-04-15 2010-11-04 Nico Precision Co Inc ディーゼルエンジン用燃料噴射ポンプ

Cited By (2)

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JP2010101187A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Daihatsu Diesel Mfg Co Ltd 燃料噴射ポンプの注油機構
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