JPH06280427A - マグネットを用いた錠 - Google Patents

マグネットを用いた錠

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JPH06280427A
JPH06280427A JP7171193A JP7171193A JPH06280427A JP H06280427 A JPH06280427 A JP H06280427A JP 7171193 A JP7171193 A JP 7171193A JP 7171193 A JP7171193 A JP 7171193A JP H06280427 A JPH06280427 A JP H06280427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
hole
magnet
engaged
key
Prior art date
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Pending
Application number
JP7171193A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Shibayama
利秋 柴山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自然に解錠可能な状態になることなく、簡単
な操作で解錠、施錠し得るマグネットを用いた錠を提供
する。 【構成】 錠本体1下部には下方に開口し、筒状体12
が設けられて内部がキー孔13となされたいる。錠本体
内には、側面に被係合部31を有し、横方向に移動して
先端部が錠止孔11内へ入ることにより錠止部21を錠
止可能に係止する鈎板3が、その下方に可動板4が設け
られてなる。可動板4は上部が開放され、下部が錠止孔
から遠ざかる斜め下向きの長孔状で、上記鈎板3の被係
合部31と係合する係合部42が設けられ、下半部は上
記キー孔13を跨ぎ、両裾部41内面の横長の空間43
内にマグネット5がキー孔13壁面の係合凹部14に入
没可能に内装されている。キー本体6の挿入部62には
マグネット5に対応する位置で互いに反発し合うように
極を配置して埋設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマグネットの反発作用を
利用し、例えば自転車用のワイヤー錠とか、鎖錠、南京
錠などに用いることができる錠に関する。
【0002】
【従来の技術】実公平3−12127号公報には、本体
内で3個のマグネットが移動可能に内蔵された錠箱と、
別に3個の解錠マグネットが固定的に内蔵されたマグネ
ットキーとからなるマグネットを用いた錠前が記載され
ている。このものは、錠箱にマグネットキーを添接する
と錠箱内のマグネットがマグネットキーの解錠マグネッ
トの磁力で解錠可能な位置へ移動し、さらに解錠用マグ
ネットボタンを押すと鈎板が移動して解錠されるもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報記載のもの
は、錠箱内のマグネットはその磁力により復元ばねに保
持されているに過ぎず、線状のばねに対する磁力の保持
力が不安定である。従って、施錠中の錠箱が衝撃や振動
を受けるとマグネットの位置が変わり、自然に解錠位置
へ移動したりする可能性があり、施錠の信頼性に問題が
ある。又、解錠マグネットの位置を正確にしておかなけ
れば解錠できない。更に、解錠に際しては錠箱へ解錠マ
グネットを添接し、且つ、解錠用プッシュボタンを押す
動作が必要である。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解消し、自然
に解錠可能な状態になることなく、簡単な操作で解錠、
施錠し得るマグネットを用いた錠を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明マグネットを用い
た錠は、錠本体1とキー本体6とからなり、錠本体1に
は一端部が錠止部21となされた錠杆2の他端部が固定
され、該錠止部21が挿入される錠止孔11が設けら
れ、外方に開口する筒状のキー孔13が設けられ、該キ
ー孔13壁部には係合凹部14が設けられてなり、錠本
体1内部には、錠止部21を錠止可能に錠止孔11へ向
けて横方向へ移動可能となされた鈎板3と、昇降可能な
可動板4とが内蔵され、可動板4の上記キー孔13を跨
ぐ裾部41内面にマグネット5が上記係合凹部14に入
没可能に内蔵され、上記鈎板3と可動板4とのいずれか
一方の側面に突起からなる被係合部31が設けられ、
又、該被係合部31が設けられていない鈎板3もしくは
可動板4に、被係合部31と係合する斜めの溝もしくは
長孔の係合部42が設けられ、
【0006】キー本体6は把持部61と、錠本体1のキ
ー孔13へ挿入される挿入部62とからなり、挿入部6
2の側面には上記マグネット5に対応する位置で、該マ
グネット5の磁力と反発し合う解錠マグネット7が埋設
されてなることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】錠本体1のキー孔13へキー本体6を挿入する
と、キー孔13壁部の係合凹部14に係合しているマグ
ネット5はキー本体6の解錠マグネット7の磁力と反発
し合って後退し、該係合凹部14との係合が外される、
同時にキー本体6の先端部がマグネット5を内蔵する可
動板4を押し上げて、錠杆2の錠止部21を離脱不能に
錠止している鈎板3を移動させて解錠する。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明のマグネットを用いた錠の実施
例を示す断面図である。錠本体1は横断面が長円形のも
ので、図1において錠本体1の上端部で、一端部が錠止
部21となされた錠杆2の他端部22が固定されてな
り、錠杆2の錠止部21が挿入されて錠止される錠止孔
11が設けられている。該錠杆2は上方で連続するワイ
ヤである。又、錠本体1の下部には、下方に開口し断面
がほゞD字状の筒状体12が設けられて内部がキー孔1
3となされてなる。
【0009】錠本体1内には、側面に突起からなる被係
合部31を有し、横方向に移動して先端部が錠止孔11
内へ入ることにより錠止部21を錠止可能に係止する鈎
板3が設けられ、その下方に可動板4が設けられてな
る。
【0010】可動板4は錠本体1内で昇降可能となさ
れ、その上端部に、上部が開放され、下部が錠止孔から
遠ざかる斜め下向きの長孔状で、上記鈎板3の被係合部
31と係合する係合部42が設けられ、下半部は上記筒
状のキー孔13を跨ぎ、その両裾部41,41内面に複
数個の横長の空間43,43,・・・が形成され、それ
ぞれの該空間内の筒体12側にマグネット5,5,・・
・がキー孔筒体13外壁面の係合凹部14,14,・・
・に入没可能に内装されている。該マグネット5,5,
・・・の後部には復元ばね51,51,・・・が設けら
れて常にマグネット5,5,・・・は上記キー孔13外
壁の係合凹部14,14,・・・内へ押しつけられてな
る。
【0011】尚、本実施例では鈎板3に被係合部31
が、可動板4に係合部42が設けられた場合であり、鈎
板3の被係合部31として突起を、可動板4の係合部4
2として上部が開放され、下部が錠止孔から遠ざかる斜
め下向きの長孔状のものを用いたが、これとは逆に、図
5に示すように鈎板3の側面には下部が錠止孔11から
遠ざかり、且つ、下部が開放された斜め下向きの溝とな
された係合部42′が設けられ、可動板4に突起の被係
合部31′が設けられて、係合部42′に被係合部3
1′が係合されるようにしてもよい。
【0012】図2はキー本体6の側面図、図3は図2の
III−III線における断面図、図4は正面図である。キー
本体6は把持部61と、錠本体1のキー孔13へ挿入可
能な断面ほゞD字状の挿入部62とからなる。筒体12
及び挿入部62の断面がほゞD字状となされているの
は、筒体12外壁に配置されているマグネット5,5,
・・・と、挿入部62に埋設されている解錠マグネット
7,7,・・・との位置合わせが容易にできるように挿
入部62の挿入姿勢を規制するためである。
【0013】挿入部62は図2乃至図4に示すように、
先端部近くに複数個の解錠用マグネット7,7,・・・
が錠本体1のマグネット5,5,・・・に対応する位置
で、該マグネット5,5,・・・の磁力と互いに反発し
合うように極を配置して埋設されている。把持部61は
解錠するときに手で持ち、携帯に便利ならしめるための
クリップ63が設けられている。
【0014】上記マグネットを用いた錠を解錠するに
は、キー本体6の挿入部62を錠本体1下部のキー孔1
3へ挿入すると、キー本体6の解錠用マグネット7,
7,・・・と錠本体1のマグネット5,5,・・・との
磁力が反発し合い、マグネット5,5,・・・は係合凹
部14,14,・・・から抜け出すと同時に、挿入部6
2の先端部が可動板4を突き上げて可動板4を上方へ
(矢印A)移動させる。又、これと同時に可動板4の上
端部の係合部42に鈎板3の被係合部31が係合部42
の奥へ案内されながら図1で右方へ(矢印B)移動し、
これに伴って鈎板3の先端部は錠杆2の錠止部21の錠
止を解除する。次に、錠杆2の錠止部21を錠止孔11
から抜き出せ(矢印C)ば解錠される。
【0015】この後、キー孔13から挿入部62を抜き
出すと、可動板4は復元ばね43,43により下方へ押
し下げられるとともに、マグネット5,5,・・・は再
び係合凹部14,14,・・・内へ復元ばね51,5
1,・・・により押しこまれて係合される。それと同時
に係合部42と被係合部31との係合が外されながら鈎
板3の先端は再び錠止孔11内へ移動される。
【0016】施錠するときは、先ずキー本体6の挿入部
62をキー孔13へ挿入してマグネット5,5,・・・
と係合凹部14,14,・・・との係合を外し、且つ可
動板4を押し上げて鈎板3を移動させ、鈎板3の先端部
を錠止孔11から抜き出した状態とする。そこで錠杆2
の錠止部21を錠止孔11へ挿入し、挿入部62をキー
孔13から抜き出すと、可動板4、鈎板3、マグネット
5,5,・・・は上記と逆方向へ移動して施錠される。
【0017】以上のように、錠本体1のキー孔13へキ
ー本体6の挿入部62を挿入するだけで解錠、施錠が行
われるので、操作は非常に簡単である。
【0018】
【発明の効果】本発明のマグネットを使用した錠は上記
の構成となされており、錠本体のキー孔へキー本体の挿
入部を挿入、抜き出しするというだけの非常に簡単な操
作で確実に解錠、施錠を行うことができる。また、キー
孔のマグネットの位置と、挿入部の解錠マグネットとが
作用し合う位置がずれることがないので自然に解錠可能
な状態になることなく、信頼性の高い錠である。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明マグネットを用いた錠の実施例を示す断
面図。
【図2】本発明マグネットを用いた錠の実施例を示す側
面図。
【図3】図2のIII−III線における断面図。
【図4】本発明マグネットを用いた錠の実施例を示す正
面図。
【図5】本発明の他の実施例を示す部分断面図。
【0001】
【符号の説明】
1 :錠本体 2 :錠杆 3 :鈎板 4 :可動板 5 :マグネット 6 :キー本体 7 :解錠マグネット 11 :錠止孔 12 :筒状体 13 :キー孔 14 :係合凹部 21 :錠止部 22 :他端部 31,31′:被係合部 41 :裾部 42,42′:係合部 61 :把持部 62 挿入部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錠本体1とキー本体6とからなり、 錠本体1には一端部が錠止部21となされた錠杆2の他
    端部が固定され、該錠止部21が挿入される錠止孔11
    が設けられ、外方に開口する筒状のキー孔13が設けら
    れ、該キー孔13壁部には係合凹部14が設けられてな
    り、 錠本体1内部には、錠止部21を錠止可能に錠止孔11
    へ向けて横方向へ移動可能となされた鈎板3と、昇降可
    能な可動板4とが内蔵され、可動板4の上記キー孔13
    を跨ぐ裾部41内面にマグネット5が上記係合凹部14
    に入没可能に内蔵され、上記鈎板3と可動板4とのいず
    れか一方の側面に突起からなる被係合部31が設けら
    れ、又、該被係合部31が設けられていない鈎板3もし
    くは可動板4に、被係合部31と係合する斜めの溝もし
    くは長孔の係合部42が設けられ、 キー本体6は把持部61と、錠本体1のキー孔13へ挿
    入される挿入部62とからなり、挿入部62の側面には
    上記マグネット5に対応する位置で、該マグネット5の
    磁力と反発し合う解錠マグネット7が埋設されてなるこ
    とを特徴とするマグネットを用いた錠。
JP7171193A 1993-03-30 1993-03-30 マグネットを用いた錠 Pending JPH06280427A (ja)

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