JPH06280418A - 自動車駐車場 - Google Patents
自動車駐車場Info
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- JPH06280418A JPH06280418A JP32861893A JP32861893A JPH06280418A JP H06280418 A JPH06280418 A JP H06280418A JP 32861893 A JP32861893 A JP 32861893A JP 32861893 A JP32861893 A JP 32861893A JP H06280418 A JPH06280418 A JP H06280418A
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- JP
- Japan
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- elevator
- car
- parking lot
- box
- hydraulic
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04H—BUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
- E04H6/00—Buildings for parking cars, rolling-stock, aircraft, vessels or like vehicles, e.g. garages
- E04H6/08—Garages for many vehicles
- E04H6/12—Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles
- E04H6/18—Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions
- E04H6/181—Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions the cars rolling freely from the transfer means
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04H—BUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
- E04H6/00—Buildings for parking cars, rolling-stock, aircraft, vessels or like vehicles, e.g. garages
- E04H6/08—Garages for many vehicles
- E04H6/12—Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles
- E04H6/18—Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions
- E04H6/28—Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions characterised by use of turntables or rotary rings for horizontal transport
- E04H6/282—Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions characterised by use of turntables or rotary rings for horizontal transport turntables, rotary elevators or the like on which the cars are not permanently parked
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 都会での設置のために、効率的、機能的且つ
経済的な新規な放射状で機械化された自動車用駐車場を
提供する。 【構成】 中央部に位置する自動車用の昇降機10
と、信号と制御の装置と、階段8と、人用のエレベータ
9とを備えた筒状の二つ以上の階層7の建物で構成され
ている。昇降機10は、垂直移動して車を所望の駐車の
高さもしく階層に運ぶと共に、車が上記昇降機から出る
ために移動するだけで駐車用の最終位置に位置させられ
るように回転する。 【効果】 各々の収納庫に車を入れるための操作の領
域が大幅に少なくなり、駐車場の面積が減少する。
経済的な新規な放射状で機械化された自動車用駐車場を
提供する。 【構成】 中央部に位置する自動車用の昇降機10
と、信号と制御の装置と、階段8と、人用のエレベータ
9とを備えた筒状の二つ以上の階層7の建物で構成され
ている。昇降機10は、垂直移動して車を所望の駐車の
高さもしく階層に運ぶと共に、車が上記昇降機から出る
ために移動するだけで駐車用の最終位置に位置させられ
るように回転する。 【効果】 各々の収納庫に車を入れるための操作の領
域が大幅に少なくなり、駐車場の面積が減少する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、放射状で機械化され
た自動車用駐車場に貢献する改良に関する。それは走行
や操作の為の面積を必要とせず、一階当たり12台の車
の駐車を可能にする。また都会のいかなるところにも適
用可能で、特に土地が小さく高価な所に適用できる。そ
の結果、建物と土地の総面積に対し、一台の車によって
必要とされる面積を比べた時、高い効率と密度が得られ
る。このような種類の駐車場はメキシコ特許第9275
15号及び第936173号の出願で記述されている。
このメキシコ出願の同名義人の所有である。
た自動車用駐車場に貢献する改良に関する。それは走行
や操作の為の面積を必要とせず、一階当たり12台の車
の駐車を可能にする。また都会のいかなるところにも適
用可能で、特に土地が小さく高価な所に適用できる。そ
の結果、建物と土地の総面積に対し、一台の車によって
必要とされる面積を比べた時、高い効率と密度が得られ
る。このような種類の駐車場はメキシコ特許第9275
15号及び第936173号の出願で記述されている。
このメキシコ出願の同名義人の所有である。
【0003】
【従来の技術】現在ある従来の駐車場には非常に多くの
種類がある。それは機械化されていないものと機械され
たものに分類できる。前者の機械化されていないもの
は、入口から車庫つまり収納庫までを車が移動すること
を可能にするための通行領域の設備を有することに特徴
がある。収納庫は一階あるいはどこかそれよりも上の階
にあり、そこへの接近は傾斜路を通じて行われる。ある
いは、車庫が傾斜路に形成されている。これらの駐車場
は低い効率性、高い投資費用、広い土地と建物の必要
性、低い作業コスト及び低い維持費によって特徴づけら
れる。後者、即ち機械化されたものは、より効率的なこ
とに特徴があるが、昇降機と通行廊下を組み合わせたあ
まり洗練されていないものから、車が昇降用装置そのも
のかあるいは縦方向に置かれた箱内につるされた状態に
置かれる完全に機械化されたシステムまである。この後
者に属するものは、その高い投資経費の故、非常に特別
な用途だけに使用が限られている。
種類がある。それは機械化されていないものと機械され
たものに分類できる。前者の機械化されていないもの
は、入口から車庫つまり収納庫までを車が移動すること
を可能にするための通行領域の設備を有することに特徴
がある。収納庫は一階あるいはどこかそれよりも上の階
にあり、そこへの接近は傾斜路を通じて行われる。ある
いは、車庫が傾斜路に形成されている。これらの駐車場
は低い効率性、高い投資費用、広い土地と建物の必要
性、低い作業コスト及び低い維持費によって特徴づけら
れる。後者、即ち機械化されたものは、より効率的なこ
とに特徴があるが、昇降機と通行廊下を組み合わせたあ
まり洗練されていないものから、車が昇降用装置そのも
のかあるいは縦方向に置かれた箱内につるされた状態に
置かれる完全に機械化されたシステムまである。この後
者に属するものは、その高い投資経費の故、非常に特別
な用途だけに使用が限られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ことから判断して、次のような非常に重要な条件を組み
合わせた駐車場を設計、建設する必要がある。
ことから判断して、次のような非常に重要な条件を組み
合わせた駐車場を設計、建設する必要がある。
【0005】(a)都会の土地の有効利用 (b)最大の容積の駐車を可能にするための垂直建築 (c)小規模の土地しか必要としないこと (d)低投資 (e)低作業経費 (f)建物の全体面積に対する車一台を駐車させるため
の必要面積に関する高い効率性 (g)信頼性 (h)低い維持費 (i)駐車場自体の死荷重に対する積載荷重の比率が低
いこと (j)作業の単純性 (k)モジュール構造 (l)拡張可能な要領 (m)投資経費プラス作業経費の回収 機械化された、放射状の駐車場は先に提示した設計上の
要因を考慮し技術及び経済面で強力な利益をもたらす。
の必要面積に関する高い効率性 (g)信頼性 (h)低い維持費 (i)駐車場自体の死荷重に対する積載荷重の比率が低
いこと (j)作業の単純性 (k)モジュール構造 (l)拡張可能な要領 (m)投資経費プラス作業経費の回収 機械化された、放射状の駐車場は先に提示した設計上の
要因を考慮し技術及び経済面で強力な利益をもたらす。
【0006】そこで、この発明の目的は、放射状で機械
化された都会での設置のために、効率的で新しく、機能
的且つ経済的な自動車用駐車場を提供することにある。
化された都会での設置のために、効率的で新しく、機能
的且つ経済的な自動車用駐車場を提供することにある。
【0007】この発明の別の目的は、都会の土地面積を
より集中的に利用して、2つの階以上の場所で車を駐車
させることである。
より集中的に利用して、2つの階以上の場所で車を駐車
させることである。
【0008】この発明の別の目的は、駐車建物の面積を
最大限効率よく使用するために、自動車の傾斜路、通行
路、昇降路を排除することである。
最大限効率よく使用するために、自動車の傾斜路、通行
路、昇降路を排除することである。
【0009】この発明の更に別の目的は、車をある階か
ら別の段に移動させると同時に、それ自身の軸の回りに
回転することによって昇降に適した角度で自動車を位置
付ける自動車の昇降システムを持つことである。
ら別の段に移動させると同時に、それ自身の軸の回りに
回転することによって昇降に適した角度で自動車を位置
付ける自動車の昇降システムを持つことである。
【0010】この発明のもう一つの目的は、投資額を節
減すべく、建物の死荷重が自動車とその所有者からな積
載荷重に比べて割に低い駐車場を提供することである。
減すべく、建物の死荷重が自動車とその所有者からな積
載荷重に比べて割に低い駐車場を提供することである。
【0011】この発明のもう1つの目的は、自動車の位
置付けに高速で機能し、車の所有者、作業員、車そして
駐車自体の為に高い水準の安全性をもって機能する為
に、機械化されていて、半自動化されたシステムを提供
することである。
置付けに高速で機能し、車の所有者、作業員、車そして
駐車自体の為に高い水準の安全性をもって機能する為
に、機械化されていて、半自動化されたシステムを提供
することである。
【0012】最後に、必要に応じて容量を増やすことが
でき、製造、建築、作業が簡単なモジュール式駐車場を
提供することもこの発明の目的である。
でき、製造、建築、作業が簡単なモジュール式駐車場を
提供することもこの発明の目的である。
【0013】
【課題を解決するための手段】先に述べた目的は、放射
状で機械化された形式の新しい駐車システムをもって達
成されるが、同システムは鉄筋コンクリートの床によっ
て構成される土台を有する。それは駐車場の一階として
役立つ他、建物の骨組みの支えをする足場の役割をす
る。それは、放射状のはりが適当に配置された柱によっ
て支えられている、金属製もしくはコンクリートの骨組
みであり、それは建物の非荷重部分及び自動車とその所
有者の荷重部分を支える。油圧式もしくはケーブル油圧
式回転昇降機は、各々の塔の中心にあり、それは車を持
ち上げる以外に、360度内の12の予め決められた位
置のうちのどれか一つの位置を得るために中心軸の周り
を回るという特色を持つ。そのシステムは合図と制御の
システムで、作業者に空いた場所を教え、昇降機の箱が
縦には望んだ階に横には必要な位置に止まるようにし、
車が昇降機箱の中で昇降の過程にある間、移動と回転を
防ぐための昇降機の安全作業を可能にする。
状で機械化された形式の新しい駐車システムをもって達
成されるが、同システムは鉄筋コンクリートの床によっ
て構成される土台を有する。それは駐車場の一階として
役立つ他、建物の骨組みの支えをする足場の役割をす
る。それは、放射状のはりが適当に配置された柱によっ
て支えられている、金属製もしくはコンクリートの骨組
みであり、それは建物の非荷重部分及び自動車とその所
有者の荷重部分を支える。油圧式もしくはケーブル油圧
式回転昇降機は、各々の塔の中心にあり、それは車を持
ち上げる以外に、360度内の12の予め決められた位
置のうちのどれか一つの位置を得るために中心軸の周り
を回るという特色を持つ。そのシステムは合図と制御の
システムで、作業者に空いた場所を教え、昇降機の箱が
縦には望んだ階に横には必要な位置に止まるようにし、
車が昇降機箱の中で昇降の過程にある間、移動と回転を
防ぐための昇降機の安全作業を可能にする。
【0014】より具体的には、この発明の駐車場は、完
全に整列した状態で一段、一段積み上げられた円い王冠
状の二つ以上の階段を持つ円筒状の建物からなる。拠っ
て、その骨組の要素は上から眺めたときには一致する。
各階の円い王冠の中心には自動車の為のエレベーターが
走っていて、自動車を各階に上げたり、各階から一階に
降ろしたり、中心軸の周りを回りながら自動車を駐車箱
かもしくは出口の相対的な位置に従って要求される昇降
機の上下運動の角度に位置付ける。この昇降機は移動運
動以外に、誘導装置の役割をする骨組みの塔の回転運動
及び自動車用エレベーターそして持ち上げ用の油圧シス
テムを持つという特性がある。昇降機は垂直で縦方向の
軸を通して回る、回転垂直構造からなっている。それは
下位の部分では昇降用油圧装置の為に支えの役割をし、
その骨組み自体の誘導装置の中で縦に走る昇降機の箱の
為にはガイドの役割をする。金属の骨組みは基本的に、
昇降機全体の縦の通路に沿って骨組みの2本の足を支え
る、ピラミッドを逆さまにした形の回転テーブルと油圧
装置からなる。回転テーブルはその上部において別のピ
ラミッドと端を接する。ボールベアリングの軸受からな
る二つの中央軸一つは下部において、一つは上部におい
てピラミッドの頂点に位置する。は骨組み、箱、油圧装
置の回転軸をなす。それはテーブルの下部の部における
操作員の操作を通してで、更に王冠状の歯車のかみ合
い、小歯車そして電気減速器を通して回転運動を生じさ
せる。それにより、各階にある12の大きな箱の一つ一
つに昇降機の箱を、放射状に停止させることが可能なの
である。
全に整列した状態で一段、一段積み上げられた円い王冠
状の二つ以上の階段を持つ円筒状の建物からなる。拠っ
て、その骨組の要素は上から眺めたときには一致する。
各階の円い王冠の中心には自動車の為のエレベーターが
走っていて、自動車を各階に上げたり、各階から一階に
降ろしたり、中心軸の周りを回りながら自動車を駐車箱
かもしくは出口の相対的な位置に従って要求される昇降
機の上下運動の角度に位置付ける。この昇降機は移動運
動以外に、誘導装置の役割をする骨組みの塔の回転運動
及び自動車用エレベーターそして持ち上げ用の油圧シス
テムを持つという特性がある。昇降機は垂直で縦方向の
軸を通して回る、回転垂直構造からなっている。それは
下位の部分では昇降用油圧装置の為に支えの役割をし、
その骨組み自体の誘導装置の中で縦に走る昇降機の箱の
為にはガイドの役割をする。金属の骨組みは基本的に、
昇降機全体の縦の通路に沿って骨組みの2本の足を支え
る、ピラミッドを逆さまにした形の回転テーブルと油圧
装置からなる。回転テーブルはその上部において別のピ
ラミッドと端を接する。ボールベアリングの軸受からな
る二つの中央軸一つは下部において、一つは上部におい
てピラミッドの頂点に位置する。は骨組み、箱、油圧装
置の回転軸をなす。それはテーブルの下部の部における
操作員の操作を通してで、更に王冠状の歯車のかみ合
い、小歯車そして電気減速器を通して回転運動を生じさ
せる。それにより、各階にある12の大きな箱の一つ一
つに昇降機の箱を、放射状に停止させることが可能なの
である。
【0015】昇降機はポンプと液圧ピストンを備えた油
液圧システムによって作動し、ピストンがシリンダーの
外に向かって動くのと同時に昇降機の箱が上昇するよう
になる。またその逆の場合もある。同様に、昇降機は電
気、電子制御を備えており、その昇降作業を可能にし、
時計の針と同じか反対方向に回るのである。また、昇降
機の回転台自体の入口に設置された光電池の光線を車が
遮る場合、昇降機の移動と回転を防ぐことの可能な制御
装置も備えられている。
液圧システムによって作動し、ピストンがシリンダーの
外に向かって動くのと同時に昇降機の箱が上昇するよう
になる。またその逆の場合もある。同様に、昇降機は電
気、電子制御を備えており、その昇降作業を可能にし、
時計の針と同じか反対方向に回るのである。また、昇降
機の回転台自体の入口に設置された光電池の光線を車が
遮る場合、昇降機の移動と回転を防ぐことの可能な制御
装置も備えられている。
【0016】駐車場は指示と制御の完全システムを備え
ており、それを通して半自動の形で車の侵入、空いた場
所の指示、昇降機の接近、上昇、回転そして昇降機の呼
出の為の設備が作動される。指示と制御システムは基本
的に制御の論理プログラマーによりカバーされている。
即ちそれは、制御計器で昇降機、呼出ボタン、障害物セ
ンサー、位置センサー及び近接センサーを指揮する。シ
ステムは全体で、望み通りの動きを設備の特別な形状に
よって発揮するように特別につくられた作動用論理言語
とプログラムを有する。
ており、それを通して半自動の形で車の侵入、空いた場
所の指示、昇降機の接近、上昇、回転そして昇降機の呼
出の為の設備が作動される。指示と制御システムは基本
的に制御の論理プログラマーによりカバーされている。
即ちそれは、制御計器で昇降機、呼出ボタン、障害物セ
ンサー、位置センサー及び近接センサーを指揮する。シ
ステムは全体で、望み通りの動きを設備の特別な形状に
よって発揮するように特別につくられた作動用論理言語
とプログラムを有する。
【0017】最後に、駐車場は階段と人を乗せるエレベ
ーターを備えており、利用者が建物の各階の間を移動で
きる。
ーターを備えており、利用者が建物の各階の間を移動で
きる。
【0018】この発明に特徴的な様相は、添付した図を
利用しながら、新しい駐車場の好ましい仕様を記述する
につれて、より明らかになり、よりよく理解されるだろ
う。
利用しながら、新しい駐車場の好ましい仕様を記述する
につれて、より明らかになり、よりよく理解されるだろ
う。
【0019】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。
明する。
【0020】大量駐車場はその性格上、機械化されてい
ないものと機械化されたものに分類される。前者は一階
又は複数階からなっていて、水平か傾きながら上昇して
いく中央通路を車が通り、その両脇にバッテリーの形を
したパーキングの場所がある。その効率は悪い(35%未
満)。なぜなら自動車が通行して、 比較的大きく一回転
して並列に駐車できるためには広い面積を必要とするか
らである。後者、即ち機械化された駐車場は幾つかの先
進国で発展したが、一般的には昇降システム又は車の自
動配置機を備えている。
ないものと機械化されたものに分類される。前者は一階
又は複数階からなっていて、水平か傾きながら上昇して
いく中央通路を車が通り、その両脇にバッテリーの形を
したパーキングの場所がある。その効率は悪い(35%未
満)。なぜなら自動車が通行して、 比較的大きく一回転
して並列に駐車できるためには広い面積を必要とするか
らである。後者、即ち機械化された駐車場は幾つかの先
進国で発展したが、一般的には昇降システム又は車の自
動配置機を備えている。
【0021】ここに提案するシステムは機械化されたも
のの範疇にはいるが、自動車の輸送と要望される自動化
に関して色々な選択肢を有する。このような種類の駐車
場はいかなる都会の場所であれ、必要に応じて、モジュ
ール形式の2層か複数層の塔を1つ以上設置するのに十
分な土地があれば、設置できる。
のの範疇にはいるが、自動車の輸送と要望される自動化
に関して色々な選択肢を有する。このような種類の駐車
場はいかなる都会の場所であれ、必要に応じて、モジュ
ール形式の2層か複数層の塔を1つ以上設置するのに十
分な土地があれば、設置できる。
【0022】新しい駐車場のシステムをよりはっきりと
説明する為に、以下の説明は章に分けてある。その一つ
一つの章は駐車場の各基本的部分に関するものである。
説明する為に、以下の説明は章に分けてある。その一つ
一つの章は駐車場の各基本的部分に関するものである。
【0023】(駐車場の建物)駐車場の建物は、好まし
くは鉄筋コンクリートか金属でできた垂直構造物からな
り、普通は円筒状で数層からなっている。それは、各場
合の個別的条件によって二つ以上無制限に層を増やすこ
とができる。
くは鉄筋コンクリートか金属でできた垂直構造物からな
り、普通は円筒状で数層からなっている。それは、各場
合の個別的条件によって二つ以上無制限に層を増やすこ
とができる。
【0024】構造建物は土台によって支えられるが、建
物の高さ、総重量、地面の状態等、プロジェクトの個別
的条件に拠る。その土台は鉄筋コンクリートでできた連
続した床1か、あるいは、ばらばらの受け木や同心の円
い輪の形に溶かした土台である。
物の高さ、総重量、地面の状態等、プロジェクトの個別
的条件に拠る。その土台は鉄筋コンクリートでできた連
続した床1か、あるいは、ばらばらの受け木や同心の円
い輪の形に溶かした土台である。
【0025】土台の床の上には、柱2が立設されてお
り、この柱2は二階を支持すると共に第1の梁3を支持
している。その梁は放射状に置かれ、放射状の梁3の一
本一本の最も内側の部分は片持梁となっている。何故な
ら中央の部分に柱を持たないからである。もし柱がある
とすると、自動車の通行を妨げてしまう。図3に示され
た各階の放射状の全ての梁3は、端が円い輪もしくは十
二角形の構造物つまり骨組4で結合されている。そして
それは自動車の昇降機10が走る中央空間を形成してい
る。第2の梁5、第3の梁6は第1の梁に横断する形で
結合して、充分な剛性と駐車場の各層のフロアー7のた
めの支えを提供する。
り、この柱2は二階を支持すると共に第1の梁3を支持
している。その梁は放射状に置かれ、放射状の梁3の一
本一本の最も内側の部分は片持梁となっている。何故な
ら中央の部分に柱を持たないからである。もし柱がある
とすると、自動車の通行を妨げてしまう。図3に示され
た各階の放射状の全ての梁3は、端が円い輪もしくは十
二角形の構造物つまり骨組4で結合されている。そして
それは自動車の昇降機10が走る中央空間を形成してい
る。第2の梁5、第3の梁6は第1の梁に横断する形で
結合して、充分な剛性と駐車場の各層のフロアー7のた
めの支えを提供する。
【0026】各層のフロアーは、支えるべき積載荷重に
適した厚さを有し、U字と逆U字の形を交互に連ねた連
続アコーデオン形状の鉄筋コンクリート、好ましくは鋼
鉄の鉄板7によって形成されている。この様にして、各
層のフロアーの重量を実質的に削減できるので、死荷重
ならびに投資額を減少できる。
適した厚さを有し、U字と逆U字の形を交互に連ねた連
続アコーデオン形状の鉄筋コンクリート、好ましくは鋼
鉄の鉄板7によって形成されている。この様にして、各
層のフロアーの重量を実質的に削減できるので、死荷重
ならびに投資額を減少できる。
【0027】建物には駐車場の利用者の為のエレベータ
ー9と階段8がついている。それらは図1,2,3及び
4に示す様に配置される。
ー9と階段8がついている。それらは図1,2,3及び
4に示す様に配置される。
【0028】(設備)設備は基本的には2つの概念によ
って構成されており、その概念の各々がシステムの種々
の要素を有している。
って構成されており、その概念の各々がシステムの種々
の要素を有している。
【0029】前者は自動車の昇降機10であり、 図
5,13,15,17,19にあるような様々な態様が
ある。後者は図11にある信号及び制御システムであ
る。
5,13,15,17,19にあるような様々な態様が
ある。後者は図11にある信号及び制御システムであ
る。
【0030】(自動車昇降・位置決め用機械設備)その
名前が示すように、自動車の昇降機10は操作対象の階
層の一つ一つに車を上げたり、降ろしたり、進入口と出
口の正確な角度に配置したりする目的を持つ。そうし
て、車が配置される為の移動と回転を行うことができ、
手間を最小限に減らすことができる。自動車の昇降機は
支持、回転および誘導用の構造物つまり骨組11で、そ
れらは、昇降機の各々の態様に関連して図5,13,1
5,17に示されており、2本の金属製の構造柱11か
らなる。それは下部と上部においてのみ結合されてお
り、垂直方向に平行で、昇降箱25の誘導装置の役割を
する。構造物11は、その下部において、逆さににした
ピラミッド12のようになっていて、 そのピラミッドの
下部の頂点は昇降箱と液圧設備を含む塔全体の回転支点
の役割をしている。それは、 一側が土台1に、他側が昇
降機の下部の逆さにした構造ピラミッド12に固定され
た軸型ベアリング15を利用している。 上部において
も、 昇降機の骨組の端部はピラミッドのようになってい
て、 このピラミッドは昇降機の誘導用の二本の構造足1
1を結合する横部材をもっている。そして、 そのピラミ
ッドの中央すなわち頂点には別のベアリング21をもっ
ている。しかし、 この場合、 そのベアリングは軸方向の
荷重用であり、下部において昇降機の塔11に連結され
る。そして上部においては、十字の形をした水平の4本
の梁22に連結されるが、その梁は駐車場の建物の4本
の内部の柱2と連結される(図4)。それにより、昇降
機自体の垂直回転の軸を中央で変わらない位置に保つこ
とができる。金属製の2本の構造柱は、それらの脊柱を
構成する第一の要素11と、とりわけ多くのフロアーを
を設置することが必要とされるような駐車場において、
スマートさを提供しながらも、強固さを増加させる第二
の要素13からなる。縦に配置された第一の骨組要素つ
まり構造要素11は平行な垂直のレール17を設置する
為の支えになる。そのレールは昇降機の箱25を上下方
向に案内する。第二の要素13は、第一の要素に付随的
剛性を提供するほかに、 昇降機用の液圧システムのピス
トン36の上部滑車20のための第二のガイドレール1
4を強化することができる。それにより、 シリンダー3
5から出たり入ったりする時のピストンの垂直行程に偶
発的に乱れが生じることが防止される。
名前が示すように、自動車の昇降機10は操作対象の階
層の一つ一つに車を上げたり、降ろしたり、進入口と出
口の正確な角度に配置したりする目的を持つ。そうし
て、車が配置される為の移動と回転を行うことができ、
手間を最小限に減らすことができる。自動車の昇降機は
支持、回転および誘導用の構造物つまり骨組11で、そ
れらは、昇降機の各々の態様に関連して図5,13,1
5,17に示されており、2本の金属製の構造柱11か
らなる。それは下部と上部においてのみ結合されてお
り、垂直方向に平行で、昇降箱25の誘導装置の役割を
する。構造物11は、その下部において、逆さににした
ピラミッド12のようになっていて、 そのピラミッドの
下部の頂点は昇降箱と液圧設備を含む塔全体の回転支点
の役割をしている。それは、 一側が土台1に、他側が昇
降機の下部の逆さにした構造ピラミッド12に固定され
た軸型ベアリング15を利用している。 上部において
も、 昇降機の骨組の端部はピラミッドのようになってい
て、 このピラミッドは昇降機の誘導用の二本の構造足1
1を結合する横部材をもっている。そして、 そのピラミ
ッドの中央すなわち頂点には別のベアリング21をもっ
ている。しかし、 この場合、 そのベアリングは軸方向の
荷重用であり、下部において昇降機の塔11に連結され
る。そして上部においては、十字の形をした水平の4本
の梁22に連結されるが、その梁は駐車場の建物の4本
の内部の柱2と連結される(図4)。それにより、昇降
機自体の垂直回転の軸を中央で変わらない位置に保つこ
とができる。金属製の2本の構造柱は、それらの脊柱を
構成する第一の要素11と、とりわけ多くのフロアーを
を設置することが必要とされるような駐車場において、
スマートさを提供しながらも、強固さを増加させる第二
の要素13からなる。縦に配置された第一の骨組要素つ
まり構造要素11は平行な垂直のレール17を設置する
為の支えになる。そのレールは昇降機の箱25を上下方
向に案内する。第二の要素13は、第一の要素に付随的
剛性を提供するほかに、 昇降機用の液圧システムのピス
トン36の上部滑車20のための第二のガイドレール1
4を強化することができる。それにより、 シリンダー3
5から出たり入ったりする時のピストンの垂直行程に偶
発的に乱れが生じることが防止される。
【0031】さらに、昇降機の下部構造部分は昇降機の
液圧システム19を収容する目的をもっている。その液
圧システムは、液圧ポンプ、制御バルブ、液圧ピストン
36を有するシリンダー35を備えた油圧タンクからな
っている。また一方で、昇降機の下部構造部分は、二つ
の電気減速機24を収容する目的もある。2つの電気減
速機24は垂直に配置され、ローターの矢の先端部分に
おいて、それぞれ小歯車(ピニオン)型の歯車に連結さ
れている。このピニオン型の2つの歯車は、昇降機自体
のコンクリートの土台1に固定された環状のかさ歯車2
3の周りを回る。二つの減速機24を作動させると、こ
れらの減速機24がかさ歯車23の回りを回転すること
により、昇降機全体がまとめて(金属の骨組、 昇降箱、
液圧システム、その他)垂直軸の周りに回転させられ
る。原動要素は電気モーターから構成されており、この
電気モーターは制御システムの正確な信号を受け取っ
て、制御論理プログラマーの主幹制御によってあらかじ
め選ばれた位置を取るようになっている。電気モーター
は時計方向あるいは反時計方向に回転するが、昇降箱の
元の位置と最終目的地の位置の間で距離が最も短い方向
に回転するように制御される。
液圧システム19を収容する目的をもっている。その液
圧システムは、液圧ポンプ、制御バルブ、液圧ピストン
36を有するシリンダー35を備えた油圧タンクからな
っている。また一方で、昇降機の下部構造部分は、二つ
の電気減速機24を収容する目的もある。2つの電気減
速機24は垂直に配置され、ローターの矢の先端部分に
おいて、それぞれ小歯車(ピニオン)型の歯車に連結さ
れている。このピニオン型の2つの歯車は、昇降機自体
のコンクリートの土台1に固定された環状のかさ歯車2
3の周りを回る。二つの減速機24を作動させると、こ
れらの減速機24がかさ歯車23の回りを回転すること
により、昇降機全体がまとめて(金属の骨組、 昇降箱、
液圧システム、その他)垂直軸の周りに回転させられ
る。原動要素は電気モーターから構成されており、この
電気モーターは制御システムの正確な信号を受け取っ
て、制御論理プログラマーの主幹制御によってあらかじ
め選ばれた位置を取るようになっている。電気モーター
は時計方向あるいは反時計方向に回転するが、昇降箱の
元の位置と最終目的地の位置の間で距離が最も短い方向
に回転するように制御される。
【0032】昇降機の油圧設備は基本的に次の本質的な
要素によって構成される。即ち、 システムの圧油の貯蔵
と返還のための一つ又は二つの金属タンク19; なら
びに電気モーターによって駆動される一つ又は二つの液
圧ポンプ(図示せず)である。上記液圧ポンプは、窒息
式設備を備えた油圧式タンクの内側に配置され、図示し
ない一つまたは二つの電気モーターによって駆動され
る。上記ポンプは、稼働した際には、 図示しない制御バ
ルブを介して、昇降箱25の各側に設けられると共に金
属製の骨組つまり構造物11とガイドレール17に平行
に走っている液圧シリンダー35の下部に向けて圧油を
射出する。上記シリンダーの最も上の部分では、溝の掘
られた二つの滑車20が配置され、そこに昇降機のケー
ブル34が支えられている。このケーブル34は、片方
の端が回転塔の構造基部12につながれ、もう片方の端
が昇降箱25に接続されている。液圧ポンプのモーター
の電気的作動により、貯蔵タンクから来る油は、2つの
液圧シリンダー35によって高圧で射出される。それに
より、ピストン36は垂直で上昇する形で外方に移動し
て、昇降箱につながれた金属のケーブル34をある方向
に移動させるので、 その昇降箱自体が液圧ピストンの行
程の倍に相当する距離を上昇することになる。ポンプの
電気モーターが逆方向に回ると、液圧シリンダーの油を
吸い込んで、その油を貯蔵タンクにむけて移動させて、
ピストンを引っ込ませると共に、逆方向に金属ケーブル
を移す。それにより下降方向に昇降箱が移動することに
なる。
要素によって構成される。即ち、 システムの圧油の貯蔵
と返還のための一つ又は二つの金属タンク19; なら
びに電気モーターによって駆動される一つ又は二つの液
圧ポンプ(図示せず)である。上記液圧ポンプは、窒息
式設備を備えた油圧式タンクの内側に配置され、図示し
ない一つまたは二つの電気モーターによって駆動され
る。上記ポンプは、稼働した際には、 図示しない制御バ
ルブを介して、昇降箱25の各側に設けられると共に金
属製の骨組つまり構造物11とガイドレール17に平行
に走っている液圧シリンダー35の下部に向けて圧油を
射出する。上記シリンダーの最も上の部分では、溝の掘
られた二つの滑車20が配置され、そこに昇降機のケー
ブル34が支えられている。このケーブル34は、片方
の端が回転塔の構造基部12につながれ、もう片方の端
が昇降箱25に接続されている。液圧ポンプのモーター
の電気的作動により、貯蔵タンクから来る油は、2つの
液圧シリンダー35によって高圧で射出される。それに
より、ピストン36は垂直で上昇する形で外方に移動し
て、昇降箱につながれた金属のケーブル34をある方向
に移動させるので、 その昇降箱自体が液圧ピストンの行
程の倍に相当する距離を上昇することになる。ポンプの
電気モーターが逆方向に回ると、液圧シリンダーの油を
吸い込んで、その油を貯蔵タンクにむけて移動させて、
ピストンを引っ込ませると共に、逆方向に金属ケーブル
を移す。それにより下降方向に昇降箱が移動することに
なる。
【0033】図6に詳しく示されているように、昇降箱
25は、平行六面体の形をした金属板の箱によって構成
されるが、 横端から持ち上げることを可能にする為、 構
造要素26によって適度に補強されている。 そうして昇
降箱が永久に変形することを防ぐ。 昇降箱25の上下の
縁部には誘導装置27が取り付けられている。この誘導
装置27はスライドパッド、あるいはガイドレール17
を三方から覆う回転ローラーなどによって形成される。
誘導装置27によって、昇降箱はその全行程において完
全に誘導された形で真っすぐに垂直に移動することがで
きる。昇降箱25の内部には自動車のタイヤの為に二つ
の金属の誘導装置28が設置されており、それ故、自動
車は、目的に応じた方向でもって、昇降機に出たり入っ
たりできる。昇降機の誘導装置28の一端には、車両の
前部タイヤ用に自動式タイヤ止め29が設けられてお
り、これが作動すると、車両の動きは偶発的なものであ
れ自発的なものであれ妨げられる。そのタイヤ止め29
は基本的に、逆さに置かれた鉄製の四つの構造プレート
または山形材から成り立っており、歯車・レバー機構に
よってスライドあるいは回転する。上記歯車・レバー機
構は電気モーターまたは可逆液圧モーターの機械式作動
器30によって駆動される。タイヤ止めが用いられると
きには、上記機械式作動器30によって、上記プレート
あるいは山形材の楔が、前部タイヤの回転を阻止するた
めに、自動車の前部タイヤの前後に位置させられる。ま
た、タイヤ止めが引っ込められるときには、一端の真ん
中を通って、スライドまたは回転して車の通路から退い
てタイヤを解放し、それが昇降機の箱の誘導装置28の
上を通ることを可能にするのである。昇降機の箱の両端
には2枚開きのドアー31が設置されており、昇降箱の
各々の側にスライドして、昇降機の箱への自動車の出入
りを可能にする。上記ドアー31は、昇降機の箱が車庫
の1つ1つの前に垂直にかつ角度をなして位置すると作
動する機構によって、電気的に操作される。
25は、平行六面体の形をした金属板の箱によって構成
されるが、 横端から持ち上げることを可能にする為、 構
造要素26によって適度に補強されている。 そうして昇
降箱が永久に変形することを防ぐ。 昇降箱25の上下の
縁部には誘導装置27が取り付けられている。この誘導
装置27はスライドパッド、あるいはガイドレール17
を三方から覆う回転ローラーなどによって形成される。
誘導装置27によって、昇降箱はその全行程において完
全に誘導された形で真っすぐに垂直に移動することがで
きる。昇降箱25の内部には自動車のタイヤの為に二つ
の金属の誘導装置28が設置されており、それ故、自動
車は、目的に応じた方向でもって、昇降機に出たり入っ
たりできる。昇降機の誘導装置28の一端には、車両の
前部タイヤ用に自動式タイヤ止め29が設けられてお
り、これが作動すると、車両の動きは偶発的なものであ
れ自発的なものであれ妨げられる。そのタイヤ止め29
は基本的に、逆さに置かれた鉄製の四つの構造プレート
または山形材から成り立っており、歯車・レバー機構に
よってスライドあるいは回転する。上記歯車・レバー機
構は電気モーターまたは可逆液圧モーターの機械式作動
器30によって駆動される。タイヤ止めが用いられると
きには、上記機械式作動器30によって、上記プレート
あるいは山形材の楔が、前部タイヤの回転を阻止するた
めに、自動車の前部タイヤの前後に位置させられる。ま
た、タイヤ止めが引っ込められるときには、一端の真ん
中を通って、スライドまたは回転して車の通路から退い
てタイヤを解放し、それが昇降機の箱の誘導装置28の
上を通ることを可能にするのである。昇降機の箱の両端
には2枚開きのドアー31が設置されており、昇降箱の
各々の側にスライドして、昇降機の箱への自動車の出入
りを可能にする。上記ドアー31は、昇降機の箱が車庫
の1つ1つの前に垂直にかつ角度をなして位置すると作
動する機構によって、電気的に操作される。
【0034】駐車場の各フロアーにおいて、自動車の昇
降機の空間周りに保護柵32が設置される。それは、人
や自動車が昇降機の開いた空間に近付き過ぎるのを防ぐ
のが目的である。その柵は折り畳め、ロッド33(図
8,9参照)を操作することによって上に向かって持ち
上げられる。ロッド33は、昇降機のタイヤ止め用の上
記作動器30に連結された昇降機自体の伸長機構によっ
て自動的に操作される。回転テーブル12の上部には、
2つのばね緩衝装置18が設置されている。それは、昇
降機の箱の急降下の衝撃を漸次減少させる目的を持つこ
とになる。
降機の空間周りに保護柵32が設置される。それは、人
や自動車が昇降機の開いた空間に近付き過ぎるのを防ぐ
のが目的である。その柵は折り畳め、ロッド33(図
8,9参照)を操作することによって上に向かって持ち
上げられる。ロッド33は、昇降機のタイヤ止め用の上
記作動器30に連結された昇降機自体の伸長機構によっ
て自動的に操作される。回転テーブル12の上部には、
2つのばね緩衝装置18が設置されている。それは、昇
降機の箱の急降下の衝撃を漸次減少させる目的を持つこ
とになる。
【0035】(計器・制御システム)駐車場の信号・制
御システムは、計器・制御システム駐車場の根本的な部
分となっている。システム全体の半自動かつ安全確実な
作業を可能にするからである。そのより進んだ型は、後
で記述する完全に自動化された制御システムである。駐
車場の為の半自動制御システムの形態としては様々な仕
様があり、洗練度を増すことのできる基本的なものか
ら、完全に自動化されたシステムを得る可能性を持つも
のまである。
御システムは、計器・制御システム駐車場の根本的な部
分となっている。システム全体の半自動かつ安全確実な
作業を可能にするからである。そのより進んだ型は、後
で記述する完全に自動化された制御システムである。駐
車場の為の半自動制御システムの形態としては様々な仕
様があり、洗練度を増すことのできる基本的なものか
ら、完全に自動化されたシステムを得る可能性を持つも
のまである。
【0036】基本設備は次のものから成っており、それ
は図11と関連している。
は図11と関連している。
【0037】計器・制御システムは、基本的には、3つ
の統合されたサブシステムによって構成されていて、必
要な操作条件と安全条件をもたらす。その3つのサブシ
ステムとは、 a)駐車場の進入、支払い、退出のサブシステム b)昇降機の占拠と呼び出しのサブシステム c)昇降機の箱(昇降機の安全システムと一緒に)の回
転と昇降を制御するサブシステム (駐車場の進入、支払い、退出のサブシステム)このシ
ステムは、1,2あるいは3個の折り畳み式の進入用柵
37と従来型の切符販売機38で構成されている。上記
進入用柵37は、自動車の存在を感知する検知器を備え
ており、場所が空いているときは自動車の進入を可能に
する一方、制御論理プログラマーから来る信号が、空い
た場所がないことを検出したときには車の進入を拒否す
る。一方、 このシステムは従来型の支払設備39を含
む。この支払設備は、駐車時間読み取り装置からなり、
この装置は、単位時間当たりの価格に記録時間を掛けて
得られる請求金額を発行する。これら両設備、即ち切符
発行設備と読取・請求設備とは、磁気テープのついたプ
ラスチックカードを使った、進入及び退出設備と交換す
ることができる。この場合にも、同じ効果が得られる。
の統合されたサブシステムによって構成されていて、必
要な操作条件と安全条件をもたらす。その3つのサブシ
ステムとは、 a)駐車場の進入、支払い、退出のサブシステム b)昇降機の占拠と呼び出しのサブシステム c)昇降機の箱(昇降機の安全システムと一緒に)の回
転と昇降を制御するサブシステム (駐車場の進入、支払い、退出のサブシステム)このシ
ステムは、1,2あるいは3個の折り畳み式の進入用柵
37と従来型の切符販売機38で構成されている。上記
進入用柵37は、自動車の存在を感知する検知器を備え
ており、場所が空いているときは自動車の進入を可能に
する一方、制御論理プログラマーから来る信号が、空い
た場所がないことを検出したときには車の進入を拒否す
る。一方、 このシステムは従来型の支払設備39を含
む。この支払設備は、駐車時間読み取り装置からなり、
この装置は、単位時間当たりの価格に記録時間を掛けて
得られる請求金額を発行する。これら両設備、即ち切符
発行設備と読取・請求設備とは、磁気テープのついたプ
ラスチックカードを使った、進入及び退出設備と交換す
ることができる。この場合にも、同じ効果が得られる。
【0038】ここで記述されたシステムは、制御論理プ
ログラマー及び従来型のパーソナルコンピューター40
に接続されているが、これら制御論理プログラマー及び
従来型のパーソナルコンピューター40は同時に昇降機
の占拠と呼び出しのサブシステムも構成している。
ログラマー及び従来型のパーソナルコンピューター40
に接続されているが、これら制御論理プログラマー及び
従来型のパーソナルコンピューター40は同時に昇降機
の占拠と呼び出しのサブシステムも構成している。
【0039】切符発行機が日付、時間、分を示すバーコ
ード型のものである場合、駐車の時間と請求額を計算す
るカード読み取り機が設置される。
ード型のものである場合、駐車の時間と請求額を計算す
るカード読み取り機が設置される。
【0040】(昇降機の占拠および呼び出しのサブシス
テム)このシステムは根本的に、適当な入力信号と出力
信号を備えた制御論理プログラマー41によって構成さ
れており、駐車場の各車庫の占拠状態、駐車場の各車庫
からの昇降機の呼び出し、昇降機の箱の常時位置付けを
表す信号を受け取るとともに、昇降機に対して要請に応
える指令信号を生成する。制御論理プログラムはパーソ
ナルコンピューターを接続するためのポートを持ってお
り、それはそのモニター画面に、占拠状態(使用中であ
るか否か)と応対を待つ呼び出しを表示するであろう。
さらに、請求費用を計算し、作業の集積を表示すること
もできるであろう。同様に、同システムの様々な要素の
状態の自己判断を示すことができる。
テム)このシステムは根本的に、適当な入力信号と出力
信号を備えた制御論理プログラマー41によって構成さ
れており、駐車場の各車庫の占拠状態、駐車場の各車庫
からの昇降機の呼び出し、昇降機の箱の常時位置付けを
表す信号を受け取るとともに、昇降機に対して要請に応
える指令信号を生成する。制御論理プログラムはパーソ
ナルコンピューターを接続するためのポートを持ってお
り、それはそのモニター画面に、占拠状態(使用中であ
るか否か)と応対を待つ呼び出しを表示するであろう。
さらに、請求費用を計算し、作業の集積を表示すること
もできるであろう。同様に、同システムの様々な要素の
状態の自己判断を示すことができる。
【0041】制御論理プログラマーは、さらに、携帯用
プログラミングコンピューター、カード読取機、VHF
周波数のラジオのモデム42、 切符発行機、 駐車場の各
フロアーのケーブル結集機44から来るデータのチャン
ネルつまりデータバス43を接続するために、さらなる
通信ポートを備えている。
プログラミングコンピューター、カード読取機、VHF
周波数のラジオのモデム42、 切符発行機、 駐車場の各
フロアーのケーブル結集機44から来るデータのチャン
ネルつまりデータバス43を接続するために、さらなる
通信ポートを備えている。
【0042】駐車場の各車庫の中には、制御論理プログ
ラマーに信号を送る2つの第一の要素がある。この第一
の要素は、各車庫に自動車があるかないかを検出する光
電池45で、 車が置けるかどうかを示す。それにより、
制御論理プログラマーを通して、その車庫が自動車を降
ろす昇降機の目的地のひとつとして位置付けられる。第
2の要素は駐車場の各車庫に設置された呼び出しボタン
で、押されると、そのフロアーの適当な放射状の位置に
昇降機を呼び出し、駐車場から自動車が個別に退出する
ことを可能にする。呼び出しボタンも光電池もケーブル
結集機44を通して制御論理プログラマーに接続されて
おり、ケーブル結集機は信号の出所を特定するために信
号をコード化した後、その信号をデーターバスを通し
て、制御論理プログラマーにも接続されているコンバー
ター47に送る。
ラマーに信号を送る2つの第一の要素がある。この第一
の要素は、各車庫に自動車があるかないかを検出する光
電池45で、 車が置けるかどうかを示す。それにより、
制御論理プログラマーを通して、その車庫が自動車を降
ろす昇降機の目的地のひとつとして位置付けられる。第
2の要素は駐車場の各車庫に設置された呼び出しボタン
で、押されると、そのフロアーの適当な放射状の位置に
昇降機を呼び出し、駐車場から自動車が個別に退出する
ことを可能にする。呼び出しボタンも光電池もケーブル
結集機44を通して制御論理プログラマーに接続されて
おり、ケーブル結集機は信号の出所を特定するために信
号をコード化した後、その信号をデーターバスを通し
て、制御論理プログラマーにも接続されているコンバー
ター47に送る。
【0043】(昇降機の箱(昇降機の安全システムと一
緒に)の回転及び昇降を制御するサブシステム)このシ
ステムは昇降機の動きを指揮する目的を持っている。そ
の動きの幾つかは、従来からあるもので、ドアーの開け
閉め、ドアーにおける障害物の検知、昇降機の箱の上げ
下ろし、液圧バルブの閉鎖、昇降機の呼び出しおよび昇
降機の到着すべき目的フロアーの一連の記録などであ
る。その他のものは完全に革新的で、VHF帯42の無
線を通じての送信、 駐車場の各車庫に位置した色々な利
用者の依頼、所望の放射状の位置につくため為に垂直な
自軸の周りを昇降機が回転すること、水平回転を避ける
ための反回転ブレーキの適用、制御論理プログラマーに
昇降箱の位置を常に送信すること、最後に、昇降機の箱
におけるタイヤ止めの適用である。
緒に)の回転及び昇降を制御するサブシステム)このシ
ステムは昇降機の動きを指揮する目的を持っている。そ
の動きの幾つかは、従来からあるもので、ドアーの開け
閉め、ドアーにおける障害物の検知、昇降機の箱の上げ
下ろし、液圧バルブの閉鎖、昇降機の呼び出しおよび昇
降機の到着すべき目的フロアーの一連の記録などであ
る。その他のものは完全に革新的で、VHF帯42の無
線を通じての送信、 駐車場の各車庫に位置した色々な利
用者の依頼、所望の放射状の位置につくため為に垂直な
自軸の周りを昇降機が回転すること、水平回転を避ける
ための反回転ブレーキの適用、制御論理プログラマーに
昇降箱の位置を常に送信すること、最後に、昇降機の箱
におけるタイヤ止めの適用である。
【0044】制御設備は昇降機のために使用される従来
の設備によって構成されており、それについては、あり
ふれた使用方法のため記述しない。しかし、それには垂
直昇降制御装置と同様の制御装置が加えられ、かさ歯車
23の上で作動する減速装置24を通して、昇降機の箱
の角回転モーターのスタート、加速、減速、停止、制動
を行う。駐車場(光電池45および呼び出しボタン4
6)から来る指令を送信するために、VHF帯での1対
の「二重通信型」送受信機を使って、無線型データ送信
を行う。それらは、デジタル信号を無線信号に変えたり
その逆を行ったりするための信号変調器に接続されてい
る。無線端子のひとつは駐車場の固定された部分に搭載
され、もうひとつは、自動車昇降機の回転式骨組11に
搭載される。昇降機の箱には指令パネルがあり、この指
令パネルには、制御盤に、特定の車庫のある階つまりフ
ロアーと角位置に関して、目的地を示すためのボタンが
取り付けられている。同様に、この指令パネルには、緊
急停止ボタン、手動及び自動操作のセレクターそして指
示ライトもある。
の設備によって構成されており、それについては、あり
ふれた使用方法のため記述しない。しかし、それには垂
直昇降制御装置と同様の制御装置が加えられ、かさ歯車
23の上で作動する減速装置24を通して、昇降機の箱
の角回転モーターのスタート、加速、減速、停止、制動
を行う。駐車場(光電池45および呼び出しボタン4
6)から来る指令を送信するために、VHF帯での1対
の「二重通信型」送受信機を使って、無線型データ送信
を行う。それらは、デジタル信号を無線信号に変えたり
その逆を行ったりするための信号変調器に接続されてい
る。無線端子のひとつは駐車場の固定された部分に搭載
され、もうひとつは、自動車昇降機の回転式骨組11に
搭載される。昇降機の箱には指令パネルがあり、この指
令パネルには、制御盤に、特定の車庫のある階つまりフ
ロアーと角位置に関して、目的地を示すためのボタンが
取り付けられている。同様に、この指令パネルには、緊
急停止ボタン、手動及び自動操作のセレクターそして指
示ライトもある。
【0045】このサブシステムの中には安全制御設備が
ある。それは昇降機の箱の両方のドアーに設けられた光
電池からなり、それは何らかの障害物があるときにはド
アーが閉まることを阻止し、従って昇降機の制御盤に、
昇降と回転の運動を始める為の許諾の信号を与えない。
また、一方、タイヤ止めの作動装置の作動制御装置もあ
り、これは、適用されると、同じような形で昇降機の箱
の昇降と回転の運動を始めることができるような条件を
与える。
ある。それは昇降機の箱の両方のドアーに設けられた光
電池からなり、それは何らかの障害物があるときにはド
アーが閉まることを阻止し、従って昇降機の制御盤に、
昇降と回転の運動を始める為の許諾の信号を与えない。
また、一方、タイヤ止めの作動装置の作動制御装置もあ
り、これは、適用されると、同じような形で昇降機の箱
の昇降と回転の運動を始めることができるような条件を
与える。
【0046】(第1実施例)記述される機能は、駐車場
に入って、自動車を駐車し、後で駐車場から出るという
一連の動きに従っている。
に入って、自動車を駐車し、後で駐車場から出るという
一連の動きに従っている。
【0047】何らかの通りから来る自動車は一階にある
入り口に現れる。その入口は二つか三つの収納庫のひと
つで、その唯一の機能は進入を可能にすることである。
入り口に現れる。その入口は二つか三つの収納庫のひと
つで、その唯一の機能は進入を可能にすることである。
【0048】進入柵37の前に停車すると、その柵の光
学センサーもしくは荷重センサーがその存在を探知し、
切符の自動販売機38が日付と時間それにもし望ましけ
れば車の駐車が割り当てられた空の収納庫の正確な位置
を刻む。そして、入ろうとする自動車の存在を知らせる
信号を制御論理プログラマー41に送る。そのプログラ
マーは自動車が駐車場に留まろうとする時間に応じて、
一階に一番近い空の収納庫を探す。 それはまた、 どの入
口の収納庫に入ろうとするかによって決定される。車を
運転する人が切符を取ると、進入柵37が上げられ自動
車が駐車場の一階の収納庫に入ることを可能にする。こ
の収納庫は後で車が昇降機の箱に入る為の通路の役割を
するに過ぎない。もし、昇降箱がその収納庫の前に位置
していない場合には、一階にある保護柵32が広げられ
て、自動車がそれより先に行くことを防ぐ。一旦、昇降
機の箱25が進入用の収納庫の前に位置したら、柵32
が垂直に上げられ、 昇降機の箱のドアー31が開かれ、
また、信号灯が緑になって、タイヤ止め29が解放さ
れ、 運転者に自動車が昇降機の箱に入るべきであること
を教える。
学センサーもしくは荷重センサーがその存在を探知し、
切符の自動販売機38が日付と時間それにもし望ましけ
れば車の駐車が割り当てられた空の収納庫の正確な位置
を刻む。そして、入ろうとする自動車の存在を知らせる
信号を制御論理プログラマー41に送る。そのプログラ
マーは自動車が駐車場に留まろうとする時間に応じて、
一階に一番近い空の収納庫を探す。 それはまた、 どの入
口の収納庫に入ろうとするかによって決定される。車を
運転する人が切符を取ると、進入柵37が上げられ自動
車が駐車場の一階の収納庫に入ることを可能にする。こ
の収納庫は後で車が昇降機の箱に入る為の通路の役割を
するに過ぎない。もし、昇降箱がその収納庫の前に位置
していない場合には、一階にある保護柵32が広げられ
て、自動車がそれより先に行くことを防ぐ。一旦、昇降
機の箱25が進入用の収納庫の前に位置したら、柵32
が垂直に上げられ、 昇降機の箱のドアー31が開かれ、
また、信号灯が緑になって、タイヤ止め29が解放さ
れ、 運転者に自動車が昇降機の箱に入るべきであること
を教える。
【0049】車がしばらく昇降箱に停車しており、しか
もドアーの光電池によって障害物の存在が検知されない
とき、昇降機の操作者はその指令操作卓で、どのパイロ
ット・ランプがついているかを見て、決定された階層に
おける空の収納庫を検出することができる。
もドアーの光電池によって障害物の存在が検知されない
とき、昇降機の操作者はその指令操作卓で、どのパイロ
ット・ランプがついているかを見て、決定された階層に
おける空の収納庫を検出することができる。
【0050】上記操作者が、車を運ぶべき目的地を指定
するボタンを押すと、制御論理プログラマー41に指令
が与えられ、自動車の昇降機10の液圧ポンプ19が始
動させられる、同時に、昇降機を必要とされる方向に停
止させるべく、土台の回転運動が始まる。両方の動きを
始動させる前で、しかも自動車の目的位置を選んだ後に
三つの同時作業が行われる。第一の作業は、一階の安全
柵32のピストンを引っ込めることで、それにより、自
動車が入口として使用した収納庫に応じて、安全柵が下
がり、安全柵が持ち上がってしまうことをその安全柵を
単に押圧する力だけで阻止する安全装置が働く。第二の
作業は、 自動車の前部タイヤのタイヤ止め29を働かす
ことである。 第三の作業は、昇降機の箱のスライド式ド
アー31を閉めることである。 制御論理プログラマー4
1にこれら三つの作業の確認をすることによって、液圧
シリンダーに接続されている液圧バルブの開放と水平回
転の減速装置12の逆回転ブレーキの解放を行うことを
許可する命令が与えられ、そうして、制御盤とそれぞれ
のモーター19,24を通じて、昇降機の箱の垂直移動
と輪転式回転という運動を始動する。
するボタンを押すと、制御論理プログラマー41に指令
が与えられ、自動車の昇降機10の液圧ポンプ19が始
動させられる、同時に、昇降機を必要とされる方向に停
止させるべく、土台の回転運動が始まる。両方の動きを
始動させる前で、しかも自動車の目的位置を選んだ後に
三つの同時作業が行われる。第一の作業は、一階の安全
柵32のピストンを引っ込めることで、それにより、自
動車が入口として使用した収納庫に応じて、安全柵が下
がり、安全柵が持ち上がってしまうことをその安全柵を
単に押圧する力だけで阻止する安全装置が働く。第二の
作業は、 自動車の前部タイヤのタイヤ止め29を働かす
ことである。 第三の作業は、昇降機の箱のスライド式ド
アー31を閉めることである。 制御論理プログラマー4
1にこれら三つの作業の確認をすることによって、液圧
シリンダーに接続されている液圧バルブの開放と水平回
転の減速装置12の逆回転ブレーキの解放を行うことを
許可する命令が与えられ、そうして、制御盤とそれぞれ
のモーター19,24を通じて、昇降機の箱の垂直移動
と輪転式回転という運動を始動する。
【0051】自動車の昇降機が目的位置に達すると、油
圧システムの液圧バルブと回転モーター24の逆転ブレ
ーキは自動的かつ連続的に使用され、タイヤ止め29が
外され、昇降機のドアー31が開き、目的位置の収納庫
に応じた保護柵32が上げられる。この結果、車の運転
者は、昇降機の操作者に助けられ指示されながら、車を
後退させて指定された収納庫に入れることができる。車
は、床に設けられた車止めまで運ばれるが、この車止め
によって、その周囲に、車に出入りする人のための周辺
通路が画定されている。
圧システムの液圧バルブと回転モーター24の逆転ブレ
ーキは自動的かつ連続的に使用され、タイヤ止め29が
外され、昇降機のドアー31が開き、目的位置の収納庫
に応じた保護柵32が上げられる。この結果、車の運転
者は、昇降機の操作者に助けられ指示されながら、車を
後退させて指定された収納庫に入れることができる。車
は、床に設けられた車止めまで運ばれるが、この車止め
によって、その周囲に、車に出入りする人のための周辺
通路が画定されている。
【0052】一旦、昇降機の箱が空になると、同じ階も
しくは別の階にいる別の車の運転手、或は駐車場に入ろ
うとしている車の運転手によって呼ばれることができ
る。優先順位の選択は、退出しようとする車の収納庫と
の近接状態とか、一定の時刻に向けての車の出入りの要
請の状態とかに応じて、自動的にプログラムすることも
できるし、昇降機の操作者が手動で決めることもでき
る。。
しくは別の階にいる別の車の運転手、或は駐車場に入ろ
うとしている車の運転手によって呼ばれることができ
る。優先順位の選択は、退出しようとする車の収納庫と
の近接状態とか、一定の時刻に向けての車の出入りの要
請の状態とかに応じて、自動的にプログラムすることも
できるし、昇降機の操作者が手動で決めることもでき
る。。
【0053】車が駐車場から出るためには、運転者は人
用のエレベーター9か階段8、或は周辺の通路を使っ
て、車まで行かなければならない。一旦、車の中に入る
と、運転席の窓の高さにある建物の内部の柱に位置した
昇降機の呼び出しボタン46が押されなければならな
い。同時に運手者は昇降機を待つ自動車を点火しなけれ
ばならない。昇降機の呼び出しボタン46が押される
と、信号はケーブル結集器44とデータバス43を通し
て制御論理プログラム41に送られ、ここで呼び出し信
号が処理され、コード化された信号がVHF無線設備に
送信される。そして、VHF無線設備は、昇降機の液圧
システムの近くに位置する無線受信器にその呼び出し信
号を無線で送信する。信号は、デジタルの形で自動車の
昇降機の制御盤に入力されるように変復調される。こう
して、呼び出しを行っている収納庫の前に正確に昇降機
の箱25を位置させるという要請に応えるのである。呼
び出しが検出されると、信号は待機列の制御部分に格納
されるか、操作者により自動か手動で直接的に処理され
るかのどちらかである。そうして、昇降機は所望の方向
に回転すると共に垂直に移動するのである。
用のエレベーター9か階段8、或は周辺の通路を使っ
て、車まで行かなければならない。一旦、車の中に入る
と、運転席の窓の高さにある建物の内部の柱に位置した
昇降機の呼び出しボタン46が押されなければならな
い。同時に運手者は昇降機を待つ自動車を点火しなけれ
ばならない。昇降機の呼び出しボタン46が押される
と、信号はケーブル結集器44とデータバス43を通し
て制御論理プログラム41に送られ、ここで呼び出し信
号が処理され、コード化された信号がVHF無線設備に
送信される。そして、VHF無線設備は、昇降機の液圧
システムの近くに位置する無線受信器にその呼び出し信
号を無線で送信する。信号は、デジタルの形で自動車の
昇降機の制御盤に入力されるように変復調される。こう
して、呼び出しを行っている収納庫の前に正確に昇降機
の箱25を位置させるという要請に応えるのである。呼
び出しが検出されると、信号は待機列の制御部分に格納
されるか、操作者により自動か手動で直接的に処理され
るかのどちらかである。そうして、昇降機は所望の方向
に回転すると共に垂直に移動するのである。
【0054】昇降機が目的の階と場所に到着すると、再
び、逆転ブレーキがかけられるとともに液圧バルブが閉
じられる。保護柵は上げられ、昇降機の信号灯の緑の光
が点灯して、自動車が昇降機の箱の内部まで前進しても
よいことを示す。自動車が光電池の光線を遮断している
間は、 昇降機の操作は何も行われない。したがって、ド
アーは閉ざされることはない。車は、昇降機の箱の中に
入ると、点火されたままの状態にしておかれるが、先に
説明したタイヤ止めが取り付けられると共に移動を防止
するためににブレーキが掛けられなければならない。
び、逆転ブレーキがかけられるとともに液圧バルブが閉
じられる。保護柵は上げられ、昇降機の信号灯の緑の光
が点灯して、自動車が昇降機の箱の内部まで前進しても
よいことを示す。自動車が光電池の光線を遮断している
間は、 昇降機の操作は何も行われない。したがって、ド
アーは閉ざされることはない。車は、昇降機の箱の中に
入ると、点火されたままの状態にしておかれるが、先に
説明したタイヤ止めが取り付けられると共に移動を防止
するためににブレーキが掛けられなければならない。
【0055】昇降機は一階の高さまで降下していくとき
に、必要であれば回転しながら行かなければならない。
これは、車の前方が出口の車線の方向に向かう形で台を
位置付けるようにするためである。昇降機が停止する
と、運転者は料金支払所にまで進み、そこで勘定しても
らうために切符を手渡す。
に、必要であれば回転しながら行かなければならない。
これは、車の前方が出口の車線の方向に向かう形で台を
位置付けるようにするためである。昇降機が停止する
と、運転者は料金支払所にまで進み、そこで勘定しても
らうために切符を手渡す。
【0056】台の回転は360度としてもよいが、 時計
回りかその反対であれいかなる方向でも最高回転を18
0度にして、 回転運動の行程と時間が最小限になるよう
に制御装置をプログラムされる。
回りかその反対であれいかなる方向でも最高回転を18
0度にして、 回転運動の行程と時間が最小限になるよう
に制御装置をプログラムされる。
【0057】安全装置の動作の中には、交流発電設備の
エネルギーの停止による始動がある。それは電流の供給
が停止したときのもので、作業の正常な状態が回復する
まで電気設備や電子設備が正常な作業で持続することを
可能にする。
エネルギーの停止による始動がある。それは電流の供給
が停止したときのもので、作業の正常な状態が回復する
まで電気設備や電子設備が正常な作業で持続することを
可能にする。
【0058】人用のエレベーターの操作は一般的であり
ふれているので、この書類では記述しない。
ふれているので、この書類では記述しない。
【0059】(他の実施例)図12、13では、自動車
の放射状駐車場の別の実施例を表している。この駐車場
は、次の点を除いては先に記述したものと同様のもので
ある。つまり、昇降機10が、一つのピストンを持った
シリンダーを使う変わりに、入れ子式の液圧シリンダー
55を使っていることである。したがって、2つの部分
からなる入れ子式ピストンを使用する場合には、ピスト
ン56の長さは半分に、3つの部分からなる入れ子式ピ
ストンの場合は三分の一に、4つの部分からなる入れ子
式のピストンの場合は四分の一に、その長さが減少され
る。これらの入れ子式シリンダーは一般に使用されてい
るものなので、これ以上詳しい記述をしない。建物、昇
降機、制御装置といった残りの要素は先に詳しくのべた
ものと変わらない。
の放射状駐車場の別の実施例を表している。この駐車場
は、次の点を除いては先に記述したものと同様のもので
ある。つまり、昇降機10が、一つのピストンを持った
シリンダーを使う変わりに、入れ子式の液圧シリンダー
55を使っていることである。したがって、2つの部分
からなる入れ子式ピストンを使用する場合には、ピスト
ン56の長さは半分に、3つの部分からなる入れ子式ピ
ストンの場合は三分の一に、4つの部分からなる入れ子
式のピストンの場合は四分の一に、その長さが減少され
る。これらの入れ子式シリンダーは一般に使用されてい
るものなので、これ以上詳しい記述をしない。建物、昇
降機、制御装置といった残りの要素は先に詳しくのべた
ものと変わらない。
【0060】図14と15では、自動車用の放射状駐車
場のさらなる実施例が示されている。この駐車場は前に
記述されたものと類似しているが、二つではなく一つの
液圧シリンダー57が存在する点が異なる。この液圧シ
リンダー57は、昇降機の中央、正確には台の下に置か
れ、2、3或は4つの入れ子式ピストンを持つ入れ子式
のシリンダーである。この場合、ピストンはより大きい
直径を持つことができ、したがって、同じポンプ液圧が
保たれた場合には、圧力のかかる面積も大きくなるとと
もに、ピストンの行程は、使用しようとするフロアの階
高の全長と同じになる。ピストンは昇降機の箱の上に直
接の作用し、従って、行程比は一対一である。その場
合、先の実施例で記述された滑車20と、構造梁26に
接続されたケーブル34とは除外される。この場合、ピ
ストンの移動速度は昇降箱の移動速度と等しくなる。三
つか四つの部分からなる入れ子式ピストンのシリンダー
58の使用が好ましい。これは、シリンダーの長さを短
くするためで、該シリンダーは昇降機の回転台の中の中
央の孔に部分的に埋め込まれ、塔と昇降箱を含む昇降機
が積み降ろしを行う位置を得るために回る時に、このシ
リンダーは回転台の内部で回転するようになっている。
建物、昇降機、機器類など残りのすべての要素はこの発
明の上記第1の実施例と同様である。
場のさらなる実施例が示されている。この駐車場は前に
記述されたものと類似しているが、二つではなく一つの
液圧シリンダー57が存在する点が異なる。この液圧シ
リンダー57は、昇降機の中央、正確には台の下に置か
れ、2、3或は4つの入れ子式ピストンを持つ入れ子式
のシリンダーである。この場合、ピストンはより大きい
直径を持つことができ、したがって、同じポンプ液圧が
保たれた場合には、圧力のかかる面積も大きくなるとと
もに、ピストンの行程は、使用しようとするフロアの階
高の全長と同じになる。ピストンは昇降機の箱の上に直
接の作用し、従って、行程比は一対一である。その場
合、先の実施例で記述された滑車20と、構造梁26に
接続されたケーブル34とは除外される。この場合、ピ
ストンの移動速度は昇降箱の移動速度と等しくなる。三
つか四つの部分からなる入れ子式ピストンのシリンダー
58の使用が好ましい。これは、シリンダーの長さを短
くするためで、該シリンダーは昇降機の回転台の中の中
央の孔に部分的に埋め込まれ、塔と昇降箱を含む昇降機
が積み降ろしを行う位置を得るために回る時に、このシ
リンダーは回転台の内部で回転するようになっている。
建物、昇降機、機器類など残りのすべての要素はこの発
明の上記第1の実施例と同様である。
【0061】図16、17及び18に提案されている実
施例は、 駐車場の昇降機がワンピースの筒型ピストン
(図示せず)か、図示しているような入れ込式ピストン
(2,3あるいは4つの部分からなるもの)61,62
を有する四つのシリンダー60によって動かされること
を特徴とする。この実施例は昇降機が受け持つフロアの
数が多く、シリンダーとピストンの長さを制限する必要
がある設備において、有利に使用される。同時に、この
実施例によれば、同一の荷重と同一の圧力の液圧流体に
対してピストンの数を2倍にすると、各々のピストンに
必要とされる直径が減少される。この実施例の昇降機シ
ステムは、回転する塔11を有する好適実施例において
記述されたものと同様のシステムからなっており、塔1
1は二つの電気減速装置24により垂直中央の周りを回
転させられると共に、液圧システム19によって自動車
を持ち上げるための昇降箱25を持つ。液圧システム1
9は油タンク、液圧ポンプ、バルブ、及び四つのシリン
ダーからなり、このシリンダーは通常型もしくは入れ子
式の液圧ピストンを備え、昇降箱の脇に垂直方向に設置
され、そのうちの二つは垂直上向きに、もう二つは垂直
下向きに設置される。各ピストンの突き出た端には金属
の滑車63が設けられ、この滑車63には柔軟な鋼鉄の
ケーブルがSを横にした形に巻回されている。該ケーブ
ルは、片端で、逆転したピストン24の土台プレート6
4に固定されると共に、 もう片端で昇降機の箱25に固
定されている。その結果、運動の移動比率は4対1にな
る。つまり、ピストンが動く距離の一単位当たり、昇降
箱は4単位を動くことになる。換言すれば、昇降箱の移
動距離と上昇および下降の速度は同ピストンのそれの4
倍になる。
施例は、 駐車場の昇降機がワンピースの筒型ピストン
(図示せず)か、図示しているような入れ込式ピストン
(2,3あるいは4つの部分からなるもの)61,62
を有する四つのシリンダー60によって動かされること
を特徴とする。この実施例は昇降機が受け持つフロアの
数が多く、シリンダーとピストンの長さを制限する必要
がある設備において、有利に使用される。同時に、この
実施例によれば、同一の荷重と同一の圧力の液圧流体に
対してピストンの数を2倍にすると、各々のピストンに
必要とされる直径が減少される。この実施例の昇降機シ
ステムは、回転する塔11を有する好適実施例において
記述されたものと同様のシステムからなっており、塔1
1は二つの電気減速装置24により垂直中央の周りを回
転させられると共に、液圧システム19によって自動車
を持ち上げるための昇降箱25を持つ。液圧システム1
9は油タンク、液圧ポンプ、バルブ、及び四つのシリン
ダーからなり、このシリンダーは通常型もしくは入れ子
式の液圧ピストンを備え、昇降箱の脇に垂直方向に設置
され、そのうちの二つは垂直上向きに、もう二つは垂直
下向きに設置される。各ピストンの突き出た端には金属
の滑車63が設けられ、この滑車63には柔軟な鋼鉄の
ケーブルがSを横にした形に巻回されている。該ケーブ
ルは、片端で、逆転したピストン24の土台プレート6
4に固定されると共に、 もう片端で昇降機の箱25に固
定されている。その結果、運動の移動比率は4対1にな
る。つまり、ピストンが動く距離の一単位当たり、昇降
箱は4単位を動くことになる。換言すれば、昇降箱の移
動距離と上昇および下降の速度は同ピストンのそれの4
倍になる。
【0062】さらに別の実施例が、図19,20及び2
1に示されている。この実施例の駐車場は先に示された
ものに類似しているが、6対1の垂直運動の伝達比率を
得るために、昇降機が滑車、ケーブル、釣合重り、液圧
ピストンによって構成された二組みの機構を持つという
点で異なる。同システムは、昇降機の塔の上部であって
昇降箱の各脇に設置された五つの溝付き滑車2組からな
る。それらの滑車のうち、三つ66は各側で固定され、
残りの二つ67は同じように動くことができ、上昇か下
降の垂直方向に移動するが、各滑車は自由に回転でき
る。可動滑車は金属製構造つまり金属片68によって互
いに間隔をおいて連結されており、上記金属片68の端
部に滑車レール69のためのスライド式ガイドを取り付
けることができる。滑車レールのおかげで、滑車の上昇
下降の全行程において滑車の真っすぐな移動が維持され
る。その滑車の行程は昇降機の箱25の垂直行程の六分
の一だけである。滑車レールは昇降機の骨組11によっ
て適切に支えられて延在している。滑車の金属の骨組つ
まり構造物の中央には、二つの釣り合い重り70が掛か
っているが、これは、昇降機の箱の昇降に必要なエネル
ギーならびに自動車とそれに乗る人の重さを支えるのに
必要なエネルギーを減少させる目的を持つ。実際、二つ
の釣り合い重り70の重さの合計は昇降箱25の死荷重
プラス昇降機の荷重の120パーセントから140パー
セントのほぼ間の重さに相当する。 動く滑車と固定され
た滑車は、図19に示すように、連続する柔軟な金属の
ケーブルによって、6段階の垂直ジグザグの形に連結さ
れる。その場合ケーブルの一端は昇降機の構造塔11に
固定され、もう一端は昇降機の箱25に固定される。釣
り合い重り70の正に下では、油圧ピストン73を備え
た二本のシリンダー72が設置されるが、その下部は昇
降機の骨組つまり構造物11によって支えられている。
ピストン73は釣り合い重りの下で垂直方向に作動す
る。
1に示されている。この実施例の駐車場は先に示された
ものに類似しているが、6対1の垂直運動の伝達比率を
得るために、昇降機が滑車、ケーブル、釣合重り、液圧
ピストンによって構成された二組みの機構を持つという
点で異なる。同システムは、昇降機の塔の上部であって
昇降箱の各脇に設置された五つの溝付き滑車2組からな
る。それらの滑車のうち、三つ66は各側で固定され、
残りの二つ67は同じように動くことができ、上昇か下
降の垂直方向に移動するが、各滑車は自由に回転でき
る。可動滑車は金属製構造つまり金属片68によって互
いに間隔をおいて連結されており、上記金属片68の端
部に滑車レール69のためのスライド式ガイドを取り付
けることができる。滑車レールのおかげで、滑車の上昇
下降の全行程において滑車の真っすぐな移動が維持され
る。その滑車の行程は昇降機の箱25の垂直行程の六分
の一だけである。滑車レールは昇降機の骨組11によっ
て適切に支えられて延在している。滑車の金属の骨組つ
まり構造物の中央には、二つの釣り合い重り70が掛か
っているが、これは、昇降機の箱の昇降に必要なエネル
ギーならびに自動車とそれに乗る人の重さを支えるのに
必要なエネルギーを減少させる目的を持つ。実際、二つ
の釣り合い重り70の重さの合計は昇降箱25の死荷重
プラス昇降機の荷重の120パーセントから140パー
セントのほぼ間の重さに相当する。 動く滑車と固定され
た滑車は、図19に示すように、連続する柔軟な金属の
ケーブルによって、6段階の垂直ジグザグの形に連結さ
れる。その場合ケーブルの一端は昇降機の構造塔11に
固定され、もう一端は昇降機の箱25に固定される。釣
り合い重り70の正に下では、油圧ピストン73を備え
た二本のシリンダー72が設置されるが、その下部は昇
降機の骨組つまり構造物11によって支えられている。
ピストン73は釣り合い重りの下で垂直方向に作動す
る。
【0063】この思想によって、次の利点が得られる。
第一に、昇降箱の行程に対する液圧ピストンの行程の比
率が六対一となる。第二には、昇降箱と昇降機の積み荷
とを持ち上げる為に釣り合い重りが使用され、上記釣り
合い重りを上昇させて昇降機の箱を結果的に下降させる
為にだけ液圧ピストンが用いられる。実際、昇降箱に積
み荷があろうがあるまいが、操作の形態は、液圧シリン
ダーの油を排除することにある。それによりピストンが
収縮して、釣り合い重りを下降させ、鋼鉄のケーブルが
一方向のみに移動して、昇降機の箱を上昇させるのであ
る。
第一に、昇降箱の行程に対する液圧ピストンの行程の比
率が六対一となる。第二には、昇降箱と昇降機の積み荷
とを持ち上げる為に釣り合い重りが使用され、上記釣り
合い重りを上昇させて昇降機の箱を結果的に下降させる
為にだけ液圧ピストンが用いられる。実際、昇降箱に積
み荷があろうがあるまいが、操作の形態は、液圧シリン
ダーの油を排除することにある。それによりピストンが
収縮して、釣り合い重りを下降させ、鋼鉄のケーブルが
一方向のみに移動して、昇降機の箱を上昇させるのであ
る。
【0064】昇降箱を降ろすとき、液圧システムの1つ
または複数の液圧ポンプ19はシリンダーにオイルを射
出して、ピストンをシリンダーの外に伸長させて、釣り
合い重りを上方に上げる。それにより、動く滑車は上昇
し、ケーブルは反対方向に動く。そして、昇降機の箱は
下がるのである。
または複数の液圧ポンプ19はシリンダーにオイルを射
出して、ピストンをシリンダーの外に伸長させて、釣り
合い重りを上方に上げる。それにより、動く滑車は上昇
し、ケーブルは反対方向に動く。そして、昇降機の箱は
下がるのである。
【0065】この実施例は、油圧機構の必要性がかなり
減るために昇降機機構の経費を実質的に省くことを可能
にする。同時に、ピストンを比較的小さく保ったまま、
昇降の距離を比較的大きくすることを可能にする。
減るために昇降機機構の経費を実質的に省くことを可能
にする。同時に、ピストンを比較的小さく保ったまま、
昇降の距離を比較的大きくすることを可能にする。
【0066】図22、23及び24の図に示された最後
の実施例は、 上述の駐車場に類似しているが、直前の実
施例と同様、次の相違がある。即ち、自動車の昇降機が
ケーブル71、 固定した滑車66、そして伝動比率が六
対一の液圧シリンダーからなるシステムを持つことであ
る。直前の実施例と異なる点は、昇降機の箱を上昇させ
る重りが存在せず、ピストンは反対方向に作用して、可
動滑車を下方に押圧して、固定滑車と可動滑車との距離
を増加させる。この場合、操作方法は前述の実施例と記
述された操作方法と異なり、昇降機の箱プラスその積み
荷を持ち上げる為に、圧油をシリンダー72にポンプで
送って、ピストン73を伸長させる。これにより、昇降
機の各側の二つの動く滑車67は降下し、動く滑車と固
定された滑車の間の距離を増加させる。その結果、ケー
ブル71は一方向に向かって動き、一方、 昇降機の箱2
5は上昇する。シリンダー72内部の液圧を取り除く
と、ピストンは収縮し、可動滑車は、昇降箱自体の重さ
と運搬する荷重によって、ケーブルに引っ張られて動く
のである。このシステムの利点は、六対一の比率による
短行程でもってシリンダーを比較的小さく保ちつつも、
昇降機の総重量を減少させられることである。
の実施例は、 上述の駐車場に類似しているが、直前の実
施例と同様、次の相違がある。即ち、自動車の昇降機が
ケーブル71、 固定した滑車66、そして伝動比率が六
対一の液圧シリンダーからなるシステムを持つことであ
る。直前の実施例と異なる点は、昇降機の箱を上昇させ
る重りが存在せず、ピストンは反対方向に作用して、可
動滑車を下方に押圧して、固定滑車と可動滑車との距離
を増加させる。この場合、操作方法は前述の実施例と記
述された操作方法と異なり、昇降機の箱プラスその積み
荷を持ち上げる為に、圧油をシリンダー72にポンプで
送って、ピストン73を伸長させる。これにより、昇降
機の各側の二つの動く滑車67は降下し、動く滑車と固
定された滑車の間の距離を増加させる。その結果、ケー
ブル71は一方向に向かって動き、一方、 昇降機の箱2
5は上昇する。シリンダー72内部の液圧を取り除く
と、ピストンは収縮し、可動滑車は、昇降箱自体の重さ
と運搬する荷重によって、ケーブルに引っ張られて動く
のである。このシステムの利点は、六対一の比率による
短行程でもってシリンダーを比較的小さく保ちつつも、
昇降機の総重量を減少させられることである。
【0067】上述のいずれの実施例においても、この発
明は二つ以上の隣接する駐車塔で構成することができ
る。その際、人用のエレベーターと階段は同じように使
用されるが、自動車の昇降機のいずれかが故障した場合
には、車をひとつの塔から別の塔に移すことが可能であ
る。図25,26,27に示した駐車場の実施例によれ
ば、自動車昇降機110は空洞になっている平行6面体
形状の支持骨組111によって構成されており、その上
面に対角線をもった構造正方形と、昇降箱を持ち上げて
いる鋼鉄のケーブル113に吊された中心板112が保
持されている。正方形の頂点から4本の構造脚部114
が降ろされ、それらが骨組の下面を支えている。骨組の
下面は上記上面と同様のものではあるが、しかし、正方
形の骨組115が加わっている。この正方形の骨組11
5はローラー116の支えに有用である。ローラの機能
については後述する。上記下面の中心部には軸受け即ち
軸ベアリング117が配置されており、昇降機の台11
8の回転運動の軸として機能する。
明は二つ以上の隣接する駐車塔で構成することができ
る。その際、人用のエレベーターと階段は同じように使
用されるが、自動車の昇降機のいずれかが故障した場合
には、車をひとつの塔から別の塔に移すことが可能であ
る。図25,26,27に示した駐車場の実施例によれ
ば、自動車昇降機110は空洞になっている平行6面体
形状の支持骨組111によって構成されており、その上
面に対角線をもった構造正方形と、昇降箱を持ち上げて
いる鋼鉄のケーブル113に吊された中心板112が保
持されている。正方形の頂点から4本の構造脚部114
が降ろされ、それらが骨組の下面を支えている。骨組の
下面は上記上面と同様のものではあるが、しかし、正方
形の骨組115が加わっている。この正方形の骨組11
5はローラー116の支えに有用である。ローラの機能
については後述する。上記下面の中心部には軸受け即ち
軸ベアリング117が配置されており、昇降機の台11
8の回転運動の軸として機能する。
【0068】金属板の台118は円形であり、その中心
下部には堅い矢状の軸を持っており、昇降機の骨組の下
面上であって、昇降機の骨組の稜を形成する垂直の脚部
の内部に配置されている。台118は同心円状の2本の
チャンネル119,119によって下面が補強されてい
て、一方のチャンネル119は台118の周囲に配置さ
れ、もう一方のチャンネル119は台118の半径のほ
ぼ真ん中あたりに配置されている。前記のチャンネルは
台118に剛性を与えると共に回転ローラー116の軌
道として役立つことを目的とする。
下部には堅い矢状の軸を持っており、昇降機の骨組の下
面上であって、昇降機の骨組の稜を形成する垂直の脚部
の内部に配置されている。台118は同心円状の2本の
チャンネル119,119によって下面が補強されてい
て、一方のチャンネル119は台118の周囲に配置さ
れ、もう一方のチャンネル119は台118の半径のほ
ぼ真ん中あたりに配置されている。前記のチャンネルは
台118に剛性を与えると共に回転ローラー116の軌
道として役立つことを目的とする。
【0069】回転ローラー116は最低12個に取り付
けられ、ゴムで被覆された鋼鉄のローラーで、その内部
には側方の2つの軸受けによって支えられている金属の
堅い矢を通している。それぞれのローラーの集まりが昇
降機の下面骨組に十分に配置され(図27)、適切な角
度の位置にボルトとナットで固定されている。
けられ、ゴムで被覆された鋼鉄のローラーで、その内部
には側方の2つの軸受けによって支えられている金属の
堅い矢を通している。それぞれのローラーの集まりが昇
降機の下面骨組に十分に配置され(図27)、適切な角
度の位置にボルトとナットで固定されている。
【0070】中央の軸受け117と回転ローラー116
の援助により、昇降機の台は、この台の下部に垂直に配
置されている2つのモーター120の働きによって、3
60度回転することができる。上記モーター120は昇
降機110の下面骨組にしっかりと固定されている。上
記2つのモーターには小さい歯車(ピニオン)が連結さ
れており、これらのピニオンが回転すると、台118の
内側の補強用の環の外側面に配置されたかさ歯車を移動
させ、その結果、台118を回転させる。2つのモータ
ー120は、制御論理プログラムの主制御部によって予
め選択された場所を採用するために制御システムの正確
な信号を受け取る電気モーターによって構成されてい
る。2つのモーターを備えた場合、回転システムには余
剰ができ、確実性が200%にまで増加する。そして、
一方のモーターが台を一方向に回転させ、もう1つのモ
ーターが台を反対方向に回転させることを可能にしてい
る。この場合片方のモーターが機能している時にはもう
片方のモーターは止まっている。
の援助により、昇降機の台は、この台の下部に垂直に配
置されている2つのモーター120の働きによって、3
60度回転することができる。上記モーター120は昇
降機110の下面骨組にしっかりと固定されている。上
記2つのモーターには小さい歯車(ピニオン)が連結さ
れており、これらのピニオンが回転すると、台118の
内側の補強用の環の外側面に配置されたかさ歯車を移動
させ、その結果、台118を回転させる。2つのモータ
ー120は、制御論理プログラムの主制御部によって予
め選択された場所を採用するために制御システムの正確
な信号を受け取る電気モーターによって構成されてい
る。2つのモーターを備えた場合、回転システムには余
剰ができ、確実性が200%にまで増加する。そして、
一方のモーターが台を一方向に回転させ、もう1つのモ
ーターが台を反対方向に回転させることを可能にしてい
る。この場合片方のモーターが機能している時にはもう
片方のモーターは止まっている。
【0071】自動車昇降機を持ち上げるモーター122
は駐車場の中央の上部に配置されていて、それは人用の
エレベータに使用されている従来からある部分によって
構成されている。ただし、キャパシティは人用のものよ
り大きい。昇降機を起動させるメカニズムは逆転作用の
できる減速装置、ケーブル牽引滑車、釣り合い、重り、
目的地、緊急事態の停止、警報その他の電気制御装置か
らなる。従来の他の昇降機との違いについては、前段で
述べた通り回転制御が加えられた点にある。
は駐車場の中央の上部に配置されていて、それは人用の
エレベータに使用されている従来からある部分によって
構成されている。ただし、キャパシティは人用のものよ
り大きい。昇降機を起動させるメカニズムは逆転作用の
できる減速装置、ケーブル牽引滑車、釣り合い、重り、
目的地、緊急事態の停止、警報その他の電気制御装置か
らなる。従来の他の昇降機との違いについては、前段で
述べた通り回転制御が加えられた点にある。
【0072】前述の実施例と同様に、駐車場の信号・制
御システムは駐車場の本質的な部分を形成している。従
って、本発明はシステム全体を半自動的にかつ安全確実
に操作することを可能にする。
御システムは駐車場の本質的な部分を形成している。従
って、本発明はシステム全体を半自動的にかつ安全確実
に操作することを可能にする。
【0073】本発明の別の実施例は図28,29に示さ
れている。この駐車場は隣あったA,B2つの放射状駐
車塔を備えており、その高さと昇降機間の距離は、昇降
機の中心間の水平距離が2つ分の階と垂直距離の正確な
倍数となるように、調整される。また、本実施例の駐車
場は、昇降機が単一方向に連続して動作するもので、図
29に示したように一定数の台137を持っているとこ
ろに特徴がある。そして、8つのフロアを有する2つの
塔を調整するために、差し渡されたロープの両端に設け
られた金属チエーン138によって8つの乗降台137
を連結している。各台はそれぞれに回転して、車の駐車
のための収納庫つまり車庫に対して、所望の角度に台を
位置決めする。牽引チエーン138によって連結された
台は昇降機の空洞を上昇し、駐車場の最後の階に着いた
あと、隣あった塔の昇降機の空洞の中を垂直に降りるた
めに第1のローラー台139上を水平に移動する。そし
て、最後に、第2のローラー台140上を反対方向に水
平に再び移動して、移動サイクルを終える。チエーン1
38は昇降機の起動システムの4つの頂点に配置されて
いる4つの歯板141によって動かされるが、それらの
うち、台の下降する側に配置された下の滑車を除く3つ
が作動している。上記の歯板141は乗降台の上昇作業
又は上下のローラー台上での移動作業を実行するために
必要な容量の電気減速装置によって動かされる。各モー
ターの働きは他の2つのモーターと同期している。乗降
台の回転モーターに必要な電気発動力は昇降機の側面に
ある誘導装置とローラー台の一端に配置された集電器に
よって伝導される。乗降台の回転運動のモーターの始
動、位置決め及び停止を行うための制御信号は垂線のマ
イクロ波又は調整された振幅と波長の光センサーのマイ
クロ波のタイプからなる。本実施例の操作は駐車場への
車の出入りに対してより大きな収能力を持つことを目的
としている。
れている。この駐車場は隣あったA,B2つの放射状駐
車塔を備えており、その高さと昇降機間の距離は、昇降
機の中心間の水平距離が2つ分の階と垂直距離の正確な
倍数となるように、調整される。また、本実施例の駐車
場は、昇降機が単一方向に連続して動作するもので、図
29に示したように一定数の台137を持っているとこ
ろに特徴がある。そして、8つのフロアを有する2つの
塔を調整するために、差し渡されたロープの両端に設け
られた金属チエーン138によって8つの乗降台137
を連結している。各台はそれぞれに回転して、車の駐車
のための収納庫つまり車庫に対して、所望の角度に台を
位置決めする。牽引チエーン138によって連結された
台は昇降機の空洞を上昇し、駐車場の最後の階に着いた
あと、隣あった塔の昇降機の空洞の中を垂直に降りるた
めに第1のローラー台139上を水平に移動する。そし
て、最後に、第2のローラー台140上を反対方向に水
平に再び移動して、移動サイクルを終える。チエーン1
38は昇降機の起動システムの4つの頂点に配置されて
いる4つの歯板141によって動かされるが、それらの
うち、台の下降する側に配置された下の滑車を除く3つ
が作動している。上記の歯板141は乗降台の上昇作業
又は上下のローラー台上での移動作業を実行するために
必要な容量の電気減速装置によって動かされる。各モー
ターの働きは他の2つのモーターと同期している。乗降
台の回転モーターに必要な電気発動力は昇降機の側面に
ある誘導装置とローラー台の一端に配置された集電器に
よって伝導される。乗降台の回転運動のモーターの始
動、位置決め及び停止を行うための制御信号は垂線のマ
イクロ波又は調整された振幅と波長の光センサーのマイ
クロ波のタイプからなる。本実施例の操作は駐車場への
車の出入りに対してより大きな収能力を持つことを目的
としている。
【0074】オートメーション度は完全であり、予め設
定された時間の間自動的にそれぞれの階にそれぞれの乗
降台が停止する。これにより、信号灯の光と音声の信号
によって、運転者は昇降機の台(プラットフォーム)の
中央までその車を操縦し、その後、乗降台は、予め選択
された階と場所に行くまで垂直に移動すると共に回転す
る。そうして、車は所望の車庫へと径方向に降りる。車
の出庫の操作は入庫と反対になるが、制御と保護の原理
は同じである。
定された時間の間自動的にそれぞれの階にそれぞれの乗
降台が停止する。これにより、信号灯の光と音声の信号
によって、運転者は昇降機の台(プラットフォーム)の
中央までその車を操縦し、その後、乗降台は、予め選択
された階と場所に行くまで垂直に移動すると共に回転す
る。そうして、車は所望の車庫へと径方向に降りる。車
の出庫の操作は入庫と反対になるが、制御と保護の原理
は同じである。
【0075】図30から図34に示した実施例につい
て、自動車昇降機は支持・回転・誘導用の骨組111に
よって構成されており、この骨組111は、6つの金属
製ローラー213によって支持された下部金属盤212
によって形成されている。上記ローラー213は駐車場
の土台201にしっかりと固定されている円形レール2
14上で回転する。上記金属盤212は、その中心部
に、360度の回転移動を可能にする回転軸215を備
えており、この回転軸215は、土台部分を形成してい
るコンクリート台によってしっかりと支えられていると
ころの1つもしくは数個の急速回転するベアリングの中
を回転する矢によって構成されている。回転盤上には4
本の金属柱211が垂直に設けられており、この金属柱
211は、比較的高い昇降機を扱う場合にその細長さを
補強するための二次的な骨組要素216によって十分な
剛性を与えられている。4本の柱211は重り235の
ガイドレールだけでなく昇降機のガイドレール217の
固定のための支柱として機能する。4本の柱211の上
部には、昇降機の牽引機219や昇降機自体のために必
要な滑車229含む機械室218が位置している。機械
室の天井の中心部には、上部回転中心部221が取り付
けられている。この上部回転中心部221は同様に矢及
び1つ又は数個の急速回転ベアリングを備え、このベア
リングは建築物の内部の柱202に連結された十文字状
の構造梁222に固定されている。こうして、昇降機の
上部回転中心部が提供される。
て、自動車昇降機は支持・回転・誘導用の骨組111に
よって構成されており、この骨組111は、6つの金属
製ローラー213によって支持された下部金属盤212
によって形成されている。上記ローラー213は駐車場
の土台201にしっかりと固定されている円形レール2
14上で回転する。上記金属盤212は、その中心部
に、360度の回転移動を可能にする回転軸215を備
えており、この回転軸215は、土台部分を形成してい
るコンクリート台によってしっかりと支えられていると
ころの1つもしくは数個の急速回転するベアリングの中
を回転する矢によって構成されている。回転盤上には4
本の金属柱211が垂直に設けられており、この金属柱
211は、比較的高い昇降機を扱う場合にその細長さを
補強するための二次的な骨組要素216によって十分な
剛性を与えられている。4本の柱211は重り235の
ガイドレールだけでなく昇降機のガイドレール217の
固定のための支柱として機能する。4本の柱211の上
部には、昇降機の牽引機219や昇降機自体のために必
要な滑車229含む機械室218が位置している。機械
室の天井の中心部には、上部回転中心部221が取り付
けられている。この上部回転中心部221は同様に矢及
び1つ又は数個の急速回転ベアリングを備え、このベア
リングは建築物の内部の柱202に連結された十文字状
の構造梁222に固定されている。こうして、昇降機の
上部回転中心部が提供される。
【0076】回転盤212の下部には、上記骨組に支持
された2つの電気減速装置224が取り付けられてお
り、その減速装置には小歯車(ピニオン)260が連結
されている。上記ピニオン260は、駐車場の堅いコン
クリート土台201上に固定された円形のかさ歯車22
3に適切にかみ合っている。これらの減速装置が作動す
ると、支柱の骨組211,212,216,218,219
及び225一体となっての昇降機210の回転を引き起
こすことになる。かさ歯車の対向する端部おいてつり合
いのとれた回転を持つために2つの減速装置が使用され
る。動力要素は、制御システムから正確な信号を受け取
る電気モーターによって構成されており、時計方向ある
いは反時計方向に回って、制御論理プログラムの主制御
によって予め選択された場所をとる。これにより、昇降
箱225の初期位置と目的地である最終地点との間のよ
り短い距離の方向に回転することを可能にしている。
された2つの電気減速装置224が取り付けられてお
り、その減速装置には小歯車(ピニオン)260が連結
されている。上記ピニオン260は、駐車場の堅いコン
クリート土台201上に固定された円形のかさ歯車22
3に適切にかみ合っている。これらの減速装置が作動す
ると、支柱の骨組211,212,216,218,219
及び225一体となっての昇降機210の回転を引き起
こすことになる。かさ歯車の対向する端部おいてつり合
いのとれた回転を持つために2つの減速装置が使用され
る。動力要素は、制御システムから正確な信号を受け取
る電気モーターによって構成されており、時計方向ある
いは反時計方向に回って、制御論理プログラムの主制御
によって予め選択された場所をとる。これにより、昇降
箱225の初期位置と目的地である最終地点との間のよ
り短い距離の方向に回転することを可能にしている。
【0077】昇降機ボックスを垂直に持ち上げる設備は
昇降機の伝統的なタイプであり、減速装置219、逆転
可能な牽引滑車、偏位滑車220、牽引ケーブル23
4、ケーブルのための滑車(牽引率が2:1の場合にお
いて)、釣り合い重り235及びその固定に必要な金具
によって構成されている。
昇降機の伝統的なタイプであり、減速装置219、逆転
可能な牽引滑車、偏位滑車220、牽引ケーブル23
4、ケーブルのための滑車(牽引率が2:1の場合にお
いて)、釣り合い重り235及びその固定に必要な金具
によって構成されている。
【0078】回転盤212の上部には、昇降機ボックス
225と重り235のためにばねと油の緩和部材236
が配置されている。それらは昇降機ボックスの突然の下
降の衝撃を漸次緩和することを目的としている。
225と重り235のためにばねと油の緩和部材236
が配置されている。それらは昇降機ボックスの突然の下
降の衝撃を漸次緩和することを目的としている。
【0079】重りは昇降箱に対する場所に従って上下に
垂直移動し、車とその乗員に対応する重量と昇降箱を上
昇させるために必要なエネルギーの消費を減らすことを
目的としている。
垂直移動し、車とその乗員に対応する重量と昇降箱を上
昇させるために必要なエネルギーの消費を減らすことを
目的としている。
【0080】図35,36,37に関して、これらには車
のための放射状の駐車場のさらに別の実施例が示されて
いる。この駐車場は前記駐車場と同様であるが、回転昇
降機がケーブル牽引タイプではなく、液圧式ピストン2
51タイプである点が異なる。この液圧式ピストンは昇
降箱の下部に設けられるであろう。このタイプの昇降機
は現在一般に使用されているものであるから、その機能
については詳細に述べないが、特にこのために使用でき
るように主要部分と必要な変形について述べるに止め
る。
のための放射状の駐車場のさらに別の実施例が示されて
いる。この駐車場は前記駐車場と同様であるが、回転昇
降機がケーブル牽引タイプではなく、液圧式ピストン2
51タイプである点が異なる。この液圧式ピストンは昇
降箱の下部に設けられるであろう。このタイプの昇降機
は現在一般に使用されているものであるから、その機能
については詳細に述べないが、特にこのために使用でき
るように主要部分と必要な変形について述べるに止め
る。
【0081】昇降機211の回転構造つまり回転骨組、
つまり、回転盤212の他、ローラー213、円形レー
ル214、下部回転軸215、ガイドレール217及び
上部回転中心部221は変わっていない。しかしなが
ら、この実施例においては機械室118、牽引機119
及び滑車120の使用を避けている。牽引の代用設備に
は駐車場の下部に配置されている液圧式ピストン251
が含まれる。このピストン251は、地面に埋められこ
のピストン251の長さを有する円柱状の管筒250を
備えている。この管筒250の目的はただ単に、土と地
下水位にある水とを抑制し、液圧式ピストン251のた
めの容器として機能することだけである。このピストン
251は回転盤212上に搭載されており、また、回転
運動をするので前記管筒250と接触することなしに管
筒250の中に残る。液圧ピストンの重要な部分はその
ロッドであり、このロッドは、液圧ポンプ253からの
液圧が印加されると、昇降箱の重さと車の重量を支えな
がら上下垂直方向に移動する。上記液圧ポンプも液圧流
体タンク254と共に昇降機の回転盤212上に設置さ
れている。
つまり、回転盤212の他、ローラー213、円形レー
ル214、下部回転軸215、ガイドレール217及び
上部回転中心部221は変わっていない。しかしなが
ら、この実施例においては機械室118、牽引機119
及び滑車120の使用を避けている。牽引の代用設備に
は駐車場の下部に配置されている液圧式ピストン251
が含まれる。このピストン251は、地面に埋められこ
のピストン251の長さを有する円柱状の管筒250を
備えている。この管筒250の目的はただ単に、土と地
下水位にある水とを抑制し、液圧式ピストン251のた
めの容器として機能することだけである。このピストン
251は回転盤212上に搭載されており、また、回転
運動をするので前記管筒250と接触することなしに管
筒250の中に残る。液圧ピストンの重要な部分はその
ロッドであり、このロッドは、液圧ポンプ253からの
液圧が印加されると、昇降箱の重さと車の重量を支えな
がら上下垂直方向に移動する。上記液圧ポンプも液圧流
体タンク254と共に昇降機の回転盤212上に設置さ
れている。
【0082】減速装置224と円形かさ歯車223は、
ケーブルによって牽引される昇降機について述べたこと
と同様のもので、同じように機能する。制御パネルもま
た同様であるが、持ち上げ用の電気モーターに指令する
かわりに、液圧ピストンを始動させて、ピストン内の流
体の圧力あるいは容積を増やして昇降機を上昇させる
か、それらを減らしてピストンからくる液圧流体を貯蔵
タンクへ送り、昇降箱を下降させるのである。
ケーブルによって牽引される昇降機について述べたこと
と同様のもので、同じように機能する。制御パネルもま
た同様であるが、持ち上げ用の電気モーターに指令する
かわりに、液圧ピストンを始動させて、ピストン内の流
体の圧力あるいは容積を増やして昇降機を上昇させる
か、それらを減らしてピストンからくる液圧流体を貯蔵
タンクへ送り、昇降箱を下降させるのである。
【0083】本発明を好適実施例によって説明したが、
以上の説明に鑑みて明らかな変形が提起された概念から
導き出され得ることは明らかであろう。それ故、本記述
は限定的な意味ではなく、例示としてのみ考えられた
い。
以上の説明に鑑みて明らかな変形が提起された概念から
導き出され得ることは明らかであろう。それ故、本記述
は限定的な意味ではなく、例示としてのみ考えられた
い。
【図1】 本発明の一実施例に係る7階建の塔からなる
駐車場の斜視図で、配置の概要とその主な設備を施設を
示した図である。
駐車場の斜視図で、配置の概要とその主な設備を施設を
示した図である。
【図2】 駐車場の建物の最上階の平面図で、車庫つま
り収納庫の放射状の配置、自動車用昇降機、人用の階段
およびエレベーターを示した図である。
り収納庫の放射状の配置、自動車用昇降機、人用の階段
およびエレベーターを示した図である。
【図3】 異なる階のパーキング、自動車用昇降機、人
用エレベーターを示した駐車場の縦断面図である。
用エレベーターを示した駐車場の縦断面図である。
【図4】 30度の角度で後ろから見た縦断面図で、自
動車の昇降機を示した図である。
動車の昇降機を示した図である。
【図5】 自動車の昇降機の全体図である。
【図6】 保護装置と信号送信装置を備えた昇降機箱の
詳細を示した図である。
詳細を示した図である。
【図7】 自動車用昇降機の基部を示した斜視図であ
る。
る。
【図8】 伸ばした状態の保護柵を示した図である。
【図9】 引っ込めた状態の保護柵を示した図である。
【図10】 モジュール形式の2つの塔からなる駐車場
を示した図である。
を示した図である。
【図11】 制御用論理プログラマーを備えた半自動制
御システムの概略構成図である。
御システムの概略構成図である。
【図12】 自動車用昇降機が入れ子方式の2本の液圧
シリンダーと共に機能する本発明の第2の実施例に係る
駐車場の一部断面斜視図である。
シリンダーと共に機能する本発明の第2の実施例に係る
駐車場の一部断面斜視図である。
【図13】 図12で示した液圧システムを備えた自動
車用昇降機の斜視図である。
車用昇降機の斜視図である。
【図14】 自動車用昇降機がその中央部に設置された
入れ子方式の液圧シリンダーシステム共に機能する本発
明の第3の実施例に係る駐車場の一部断面斜視図であ
る。
入れ子方式の液圧シリンダーシステム共に機能する本発
明の第3の実施例に係る駐車場の一部断面斜視図であ
る。
【図15】 図14で示したシステムを備えた自動車用
昇降機の斜視図である。
昇降機の斜視図である。
【図16】 本発明の第4の実施例に係る駐車場に使用
される自動車用昇降機であって、4本の入れ子式ピスト
ンによって機能し、そのピストンのうち2本が垂直上昇
移動をし、残りの2本が垂直下降移動をする自動車用昇
降機の斜視図である。この図では、昇降箱は駐車場の一
階にある。
される自動車用昇降機であって、4本の入れ子式ピスト
ンによって機能し、そのピストンのうち2本が垂直上昇
移動をし、残りの2本が垂直下降移動をする自動車用昇
降機の斜視図である。この図では、昇降箱は駐車場の一
階にある。
【図17】 図16に示した昇降機において、昇降箱が
駐車場の上方の階に位置した状態を示した斜視図であ
る。
駐車場の上方の階に位置した状態を示した斜視図であ
る。
【図18】 図17に示した自動車用昇降機の要部の拡
大詳細図である。
大詳細図である。
【図19】 液圧ピストン、滑車、ケーブル、釣合重り
を有するシリンダーを備えた自動車用昇降システムの変
形例の部分斜視図である。
を有するシリンダーを備えた自動車用昇降システムの変
形例の部分斜視図である。
【図20】 昇降箱が一階にあるときの図19の昇降シ
ステムの全体斜視図である。
ステムの全体斜視図である。
【図21】 昇降箱が昇降システムの塔構造の上部にあ
るときの図20と同様の部分斜視図である。
るときの図20と同様の部分斜視図である。
【図22】 液圧ピストン、滑車、ケーブル、釣合重り
を有するシリンダーを備えた別の実施例の自動車用昇降
システムの部分斜視図である。
を有するシリンダーを備えた別の実施例の自動車用昇降
システムの部分斜視図である。
【図23】 昇降箱が一階にあるときの図22の昇降シ
ステムの全体斜視図である。
ステムの全体斜視図である。
【図24】 図23と同様であるが、昇降箱が昇降シス
テムの塔構造の上部にあるときの昇降システムの全体斜
視図である。
テムの塔構造の上部にあるときの昇降システムの全体斜
視図である。
【図25】 本発明の別の実施例に係るケーブル電気機
械装置の基盤によって操作される駐車場を示した図であ
る。
械装置の基盤によって操作される駐車場を示した図であ
る。
【図26】 自動車昇降機の別の変形例を示した図であ
る。
る。
【図27】 図26の自動車昇降機の細部拡大図であ
る。
る。
【図28】 本発明の他の実施例である、1つ連続した
昇降機を有する2つの塔からなる駐車場の平面図であ
る。
昇降機を有する2つの塔からなる駐車場の平面図であ
る。
【図29】 図28の駐車場の縦断面図である。
【図30】 ケーブル電気機械装置によって操作される
駐車場のさらに別の実施例の断面図である。
駐車場のさらに別の実施例の断面図である。
【図31】 後方30度の角度から見た上記駐車場の断
面図である。
面図である。
【図32】 図31の駐車場の自動車昇降機の全体図で
ある。
ある。
【図33】 ケーブル電気機械装置を基盤にした上記駐
車場の昇降箱の拡大図である。
車場の昇降箱の拡大図である。
【図34】 自動車昇降機の骨組を回転させる機構を示
した図である。
した図である。
【図35】 液圧システムを用いた自動車昇降機を有す
る他の実施例の駐車場を示した図である。
る他の実施例の駐車場を示した図である。
【図36】 図35に示された実施例における液圧シス
テムを用いた自動車昇降機を示した図である。
テムを用いた自動車昇降機を示した図である。
【図37】 液圧システムを用いた上記実施例における
自動車昇降機の下部あるいは基部を示す。
自動車昇降機の下部あるいは基部を示す。
1…土台の床 2…柱、 3,5,6…梁 7…階層(フロアー) 8…階段、 9…人用エレベータ、 10,110…昇降機。 11,111…昇降機の構造物(骨組)、 15,21…ベアリング、 19…液圧システム、 22…梁、 25,225…昇降箱、 27…誘導装置、 29…タイア止め、 32…保護柵、 45…光電池、 118…昇降機の台、 119…チャネル、 120…モーター。
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 自動車駐車場
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、放射状で機械化され
た自動車用駐車場に貢献する改良に関する。それは走行
や操作の為の面積を必要とせず、一階当たり12台の車
の駐車を可能にする。また都会のいかなるところにも適
用可能で、特に土地が小さく高価な所に適用できる。そ
の結果、建物と土地の総面積に対し、一台の車によって
必要とされる面積を比べた時、高い効率と密度が得られ
る。このような種類の駐車場はメキシコ特許第9275
15号及び第936173号の出願で記述されている。
このメキシコ出願の同名義人の所有である。
た自動車用駐車場に貢献する改良に関する。それは走行
や操作の為の面積を必要とせず、一階当たり12台の車
の駐車を可能にする。また都会のいかなるところにも適
用可能で、特に土地が小さく高価な所に適用できる。そ
の結果、建物と土地の総面積に対し、一台の車によって
必要とされる面積を比べた時、高い効率と密度が得られ
る。このような種類の駐車場はメキシコ特許第9275
15号及び第936173号の出願で記述されている。
このメキシコ出願の同名義人の所有である。
【0002】
【従来の技術】現在ある従来の駐車場には非常に多くの
種類がある。それは機械化されていないものと機械され
たものに分類できる。前者の機械化されていないもの
は、入口から車庫つまり収納庫までを車が移動すること
を可能にするための通行領域の設備を有することに特徴
がある。収納庫は一階あるいはどこかそれよりも上の階
にあり、そこへの接近は傾斜路を通じて行われる。ある
いは、車庫が傾斜路に形成されている。これらの駐車場
は低い効率性、高い投資費用、広い土地と建物の必要
性、低い作業コスト及び低い維持費によって特徴づけら
れる。後者、即ち機械化されたものは、より効率的なこ
とに特徴があるが、昇降機と通行廊下を組み合わせたあ
まり洗練されていないものから、車が昇降用装置そのも
のかあるいは縦方向に置かれた箱内につるされた状態に
置かれる完全に機械化されたシステムまである。この後
者に属するものは、その高い投資経費の故、非常に特別
な用途だけに使用が限られている。
種類がある。それは機械化されていないものと機械され
たものに分類できる。前者の機械化されていないもの
は、入口から車庫つまり収納庫までを車が移動すること
を可能にするための通行領域の設備を有することに特徴
がある。収納庫は一階あるいはどこかそれよりも上の階
にあり、そこへの接近は傾斜路を通じて行われる。ある
いは、車庫が傾斜路に形成されている。これらの駐車場
は低い効率性、高い投資費用、広い土地と建物の必要
性、低い作業コスト及び低い維持費によって特徴づけら
れる。後者、即ち機械化されたものは、より効率的なこ
とに特徴があるが、昇降機と通行廊下を組み合わせたあ
まり洗練されていないものから、車が昇降用装置そのも
のかあるいは縦方向に置かれた箱内につるされた状態に
置かれる完全に機械化されたシステムまである。この後
者に属するものは、その高い投資経費の故、非常に特別
な用途だけに使用が限られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ことから判断して、次のような非常に重要な条件を組み
合わせた駐車場を設計、建設する必要がある。
ことから判断して、次のような非常に重要な条件を組み
合わせた駐車場を設計、建設する必要がある。
【0004】(a)都会の土地の有効利用 (b)最大の容積の駐車を可能にするための垂直建築 (c)小規模の土地しか必要としないこと (d)低投資 (e)低作業経費 (f)建物の全体面積に対する車一台を駐車させるため
の必要面積に関する高い効率性 (g)信頼性 (h)低い維持費 (i)駐車場自体の死荷重に対する積載荷重の比率が低
いこと (j)作業の単純性 (k)モジュール構造 (l)拡張可能な要領 (m)投資経費プラス作業経費の回収 機械化された、放射状の駐車場は先に提示した設計上の
要因を考慮し技術及び経済面で強力な利益をもたらす。
の必要面積に関する高い効率性 (g)信頼性 (h)低い維持費 (i)駐車場自体の死荷重に対する積載荷重の比率が低
いこと (j)作業の単純性 (k)モジュール構造 (l)拡張可能な要領 (m)投資経費プラス作業経費の回収 機械化された、放射状の駐車場は先に提示した設計上の
要因を考慮し技術及び経済面で強力な利益をもたらす。
【0005】そこで、この発明の目的は、放射状で機械
化された都会での設置のために、効率的で新しく、機能
的且つ経済的な自動車用駐車場を提供することにある。
化された都会での設置のために、効率的で新しく、機能
的且つ経済的な自動車用駐車場を提供することにある。
【0006】この発明の別の目的は、都会の土地面積を
より集中的に利用して、2つの階以上の場所で車を駐車
させることである。
より集中的に利用して、2つの階以上の場所で車を駐車
させることである。
【0007】この発明の別の目的は、駐車建物の面積を
最大限効率よく使用するために、自動車の傾斜路、通行
路、昇降路を排除することである。
最大限効率よく使用するために、自動車の傾斜路、通行
路、昇降路を排除することである。
【0008】この発明の更に別の目的は、車をある階か
ら別の段に移動させると同時に、それ自身の軸の回りに
回転することによって昇降に適した角度で自動車を位置
付ける自動車の昇降システムを持つことである。
ら別の段に移動させると同時に、それ自身の軸の回りに
回転することによって昇降に適した角度で自動車を位置
付ける自動車の昇降システムを持つことである。
【0009】この発明のもう一つの目的は、投資額を節
減すべく、建物の死荷重が自動車とその所有者からな積
載荷重に比べて割に低い駐車場を提供することである。
減すべく、建物の死荷重が自動車とその所有者からな積
載荷重に比べて割に低い駐車場を提供することである。
【0010】この発明のもう1つの目的は、自動車の位
置付けに高速で機能し、車の所有者、作業員、車そして
駐車自体の為に高い水準の安全性をもって機能する為
に、機械化されていて、半自動化されたシステムを提供
することである。
置付けに高速で機能し、車の所有者、作業員、車そして
駐車自体の為に高い水準の安全性をもって機能する為
に、機械化されていて、半自動化されたシステムを提供
することである。
【0011】最後に、必要に応じて容量を増やすことが
でき、製造、建築、作業が簡単なモジュール式駐車場を
提供することもこの発明の目的である。
でき、製造、建築、作業が簡単なモジュール式駐車場を
提供することもこの発明の目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】先に述べた目的は、放射
状で機械化された形式の新しい駐車システムをもって達
成されるが、同システムは基本的に鉄筋コンクリートの
土台の床と、金属かコンクリートの骨組と、液圧式もし
くはケーブルを伴った液圧式の回転昇降機、及び信号・
制御システムを備えている。上記床は駐車場の一階とし
て役立つ他、建物の骨組の支持台の役割をする。上記金
属かコンクリートの骨組は、適当に配置された柱によっ
て支えられた放射状のはりを有し、同骨組は建物の死荷
重及び積載荷重(自動車とその所有者の荷重)を支え
る。また、上記液圧式もしくはケーブルを伴った液圧式
の回転昇降機は、各々の塔の中心にあり、車を持ち上げ
る以外に、360度内の12の予め決められた位置のう
ちのどれか一つの位置につくために中心軸の周りを回る
という特色を持つ。上記信号・制御システムは、作業者
に空いた場所を教え、昇降機の箱が垂直方向には望んだ
階に水平方向には必要な位置に止まるようにし、車が昇
降箱に乗り降りする間、該昇降機の移動と回転を防ぐ昇
降機の安全操作を可能にする。
状で機械化された形式の新しい駐車システムをもって達
成されるが、同システムは基本的に鉄筋コンクリートの
土台の床と、金属かコンクリートの骨組と、液圧式もし
くはケーブルを伴った液圧式の回転昇降機、及び信号・
制御システムを備えている。上記床は駐車場の一階とし
て役立つ他、建物の骨組の支持台の役割をする。上記金
属かコンクリートの骨組は、適当に配置された柱によっ
て支えられた放射状のはりを有し、同骨組は建物の死荷
重及び積載荷重(自動車とその所有者の荷重)を支え
る。また、上記液圧式もしくはケーブルを伴った液圧式
の回転昇降機は、各々の塔の中心にあり、車を持ち上げ
る以外に、360度内の12の予め決められた位置のう
ちのどれか一つの位置につくために中心軸の周りを回る
という特色を持つ。上記信号・制御システムは、作業者
に空いた場所を教え、昇降機の箱が垂直方向には望んだ
階に水平方向には必要な位置に止まるようにし、車が昇
降箱に乗り降りする間、該昇降機の移動と回転を防ぐ昇
降機の安全操作を可能にする。
【0013】より具体的には、この発明の駐車場は、完
全に整列した状態で一段、一段積み上げられた円い冠形
状の二つ以上の階(フロアー)を有する円筒状の建物か
らなる。拠って、上記骨組の要素は上から眺めたときに
合致する。上記フロアーは、各フロアーが放射状に並べ
られた12台の車を収容する能力を持つように、柱によ
って支持されている。
全に整列した状態で一段、一段積み上げられた円い冠形
状の二つ以上の階(フロアー)を有する円筒状の建物か
らなる。拠って、上記骨組の要素は上から眺めたときに
合致する。上記フロアーは、各フロアーが放射状に並べ
られた12台の車を収容する能力を持つように、柱によ
って支持されている。
【0014】各階の円い冠の中心には自動車用昇降機が
走っていて、自動車を各階に持ち上げたり、各階から一
階に降ろしたり、中心軸の周りを回りながら駐車箱もし
くは出口の相対的な位置に応じて要求される昇降機の上
昇あるいは下降角度に自動車を位置付ける。この発明の
昇降機は、移動運動以外に、誘導装置の役割をする骨組
の塔、自動車用昇降機そして昇降用の液圧システムの回
転運動を有するという特徴がある。昇降機は垂直で縦方
向の軸を通して回る回転垂直骨組を備えている。上記回
転垂直骨組は、下部では昇降用液圧装置の為に支えの役
割をし、上記骨組自体の誘導装置の中を縦に走る昇降機
の箱の為にはガイドの役割をする。金属の骨組は基本的
に、昇降機全体の縦の走路に沿った2本の構造脚を支え
ると共に液圧装置を支える逆ピラミッド形の回転テーブ
ルによって構成される。上記回転テーブルはその上部に
おいて別のピラミッドと端を接する。ボールベアリング
からなる二つの中心軸(一つは下部において、一つは上
部においてピラミッドの頂点に位置する。)は、上記骨
組、昇降箱、液圧装置の回転軸をなす。その回転軸は上
記テーブルの下部における作動装置の動作を通して作動
し、さらに、かさ歯車、小歯車そして電気減速器を通し
て回転運動を生じさせる。それにより、各階にある12
の収納庫の一つ一つに昇降機の箱を放射状に停止させる
ことが可能なのである。
走っていて、自動車を各階に持ち上げたり、各階から一
階に降ろしたり、中心軸の周りを回りながら駐車箱もし
くは出口の相対的な位置に応じて要求される昇降機の上
昇あるいは下降角度に自動車を位置付ける。この発明の
昇降機は、移動運動以外に、誘導装置の役割をする骨組
の塔、自動車用昇降機そして昇降用の液圧システムの回
転運動を有するという特徴がある。昇降機は垂直で縦方
向の軸を通して回る回転垂直骨組を備えている。上記回
転垂直骨組は、下部では昇降用液圧装置の為に支えの役
割をし、上記骨組自体の誘導装置の中を縦に走る昇降機
の箱の為にはガイドの役割をする。金属の骨組は基本的
に、昇降機全体の縦の走路に沿った2本の構造脚を支え
ると共に液圧装置を支える逆ピラミッド形の回転テーブ
ルによって構成される。上記回転テーブルはその上部に
おいて別のピラミッドと端を接する。ボールベアリング
からなる二つの中心軸(一つは下部において、一つは上
部においてピラミッドの頂点に位置する。)は、上記骨
組、昇降箱、液圧装置の回転軸をなす。その回転軸は上
記テーブルの下部における作動装置の動作を通して作動
し、さらに、かさ歯車、小歯車そして電気減速器を通し
て回転運動を生じさせる。それにより、各階にある12
の収納庫の一つ一つに昇降機の箱を放射状に停止させる
ことが可能なのである。
【0015】昇降機はポンプと液圧ピストンを備えた液
圧システムによって作動し、ピストンがシリンダーの外
に向かって動くと昇降機の箱が上昇するようになった
り、その逆であったりする。同様に、上記昇降機は、そ
の昇降操作と、時計の針と同じか反対方向への回転操作
を可能にする電気、電子制御を備えている。昇降機の回
転台自体の入口に設置された光電池の光線を車が遮る場
合、昇降機の移動と回転を防ぐことの可能な制御装置も
備えられている。
圧システムによって作動し、ピストンがシリンダーの外
に向かって動くと昇降機の箱が上昇するようになった
り、その逆であったりする。同様に、上記昇降機は、そ
の昇降操作と、時計の針と同じか反対方向への回転操作
を可能にする電気、電子制御を備えている。昇降機の回
転台自体の入口に設置された光電池の光線を車が遮る場
合、昇降機の移動と回転を防ぐことの可能な制御装置も
備えられている。
【0016】駐車場は指示と制御の完全システムを備え
ており、それを通して半自動の形で車の侵入、空いた場
所の指示、昇降機の接近、上昇、回転そして昇降機の呼
出の為の設備が作動される。指示と制御のシステムは基
本的に制御論理プログラミング装置、昇降機を指揮する
制御盤、呼出ボタン、障害物センサー、位置センサー及
び近接センサーによりカバーされている。このシステム
は全体で、所望の動きを行うように設備の形状に応じて
特別につくられた作動用の論理言語と論理プログラムを
有する。
ており、それを通して半自動の形で車の侵入、空いた場
所の指示、昇降機の接近、上昇、回転そして昇降機の呼
出の為の設備が作動される。指示と制御のシステムは基
本的に制御論理プログラミング装置、昇降機を指揮する
制御盤、呼出ボタン、障害物センサー、位置センサー及
び近接センサーによりカバーされている。このシステム
は全体で、所望の動きを行うように設備の形状に応じて
特別につくられた作動用の論理言語と論理プログラムを
有する。
【0017】最後に、駐車場は階段と人を乗せるエレベ
ータを備えており、これにより利用者が建物の各階の間
を移動できる。
ータを備えており、これにより利用者が建物の各階の間
を移動できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。
明する。
【0019】大量駐車場はその性格上、機械化されてい
ないものと機械化されたものに分類される。前者は一階
又は複数階からなっていて、水平か傾きながら上昇して
いく中央通路を車が通り、その両脇にバッテリーの形を
したパーキングの場所がある。その効率は悪い(35%未
満)。なぜなら自動車が通行して、 比較的大きく一回転
して並列に駐車できるためには広い面積を必要とするか
らである。後者、即ち機械化された駐車場は幾つかの先
進国で発展したが、一般的には昇降システム又は車の自
動配置機を備えている。
ないものと機械化されたものに分類される。前者は一階
又は複数階からなっていて、水平か傾きながら上昇して
いく中央通路を車が通り、その両脇にバッテリーの形を
したパーキングの場所がある。その効率は悪い(35%未
満)。なぜなら自動車が通行して、 比較的大きく一回転
して並列に駐車できるためには広い面積を必要とするか
らである。後者、即ち機械化された駐車場は幾つかの先
進国で発展したが、一般的には昇降システム又は車の自
動配置機を備えている。
【0020】ここに提案するシステムは機械化されたも
のの範疇にはいるが、自動車の輸送と要望される自動化
に関して色々な選択肢を有する。このような種類の駐車
場はいかなる都会の場所であれ、必要に応じて、モジュ
ール形式の2層か複数層の塔を1つ以上設置するのに十
分な土地があれば、設置できる。
のの範疇にはいるが、自動車の輸送と要望される自動化
に関して色々な選択肢を有する。このような種類の駐車
場はいかなる都会の場所であれ、必要に応じて、モジュ
ール形式の2層か複数層の塔を1つ以上設置するのに十
分な土地があれば、設置できる。
【0021】新しい駐車場のシステムをよりはっきりと
説明する為に、以下の説明は章に分けてある。その一つ
一つの章は駐車場の各基本的部分に関するものである。
説明する為に、以下の説明は章に分けてある。その一つ
一つの章は駐車場の各基本的部分に関するものである。
【0022】(駐車場の建物)駐車場の建物は、好まし
くは鉄筋コンクリートか金属でできた垂直構造物つまり
垂直骨組からなり、普通は円筒状で数層からなってい
る。それは、各場合の個別的条件によって二つ以上無制
限に層を増やすことができる。
くは鉄筋コンクリートか金属でできた垂直構造物つまり
垂直骨組からなり、普通は円筒状で数層からなってい
る。それは、各場合の個別的条件によって二つ以上無制
限に層を増やすことができる。
【0023】構造建物は、建物の高さ、総重量、地面の
状態等、プロジェクトの個別的条件に応じた土台によっ
て支えられている。その土台は鉄筋コンクリートででき
た連続した床1か、あるいは、ばらばらの受け木や同心
円状の土台である。
状態等、プロジェクトの個別的条件に応じた土台によっ
て支えられている。その土台は鉄筋コンクリートででき
た連続した床1か、あるいは、ばらばらの受け木や同心
円状の土台である。
【0024】土台の床の上には、柱2が立設されてお
り、この柱2は土台から見て1番目の水平面つまり二階
を支持すると共に第1の梁3を支持している。その梁は
放射状に置かれ、放射状の梁3の一本一本の最も内側の
部分は片持梁となっている。何故なら中央の部分に柱を
持たないからである。もし柱があるとすると、自動車の
通行を妨げてしまう。図3に示された各階の放射状の全
ての梁3は、端が円い輪もしくは十二角形の構造物つま
り骨組4で結合されている。そしてそれは自動車用の昇
降機10が走る中央の空間つまり空洞を形成している。
第2の梁5、第3の梁6は第1の梁に横断する形で結合
して、充分な剛性と駐車場の各層のフロアー7のための
支えを提供する。
り、この柱2は土台から見て1番目の水平面つまり二階
を支持すると共に第1の梁3を支持している。その梁は
放射状に置かれ、放射状の梁3の一本一本の最も内側の
部分は片持梁となっている。何故なら中央の部分に柱を
持たないからである。もし柱があるとすると、自動車の
通行を妨げてしまう。図3に示された各階の放射状の全
ての梁3は、端が円い輪もしくは十二角形の構造物つま
り骨組4で結合されている。そしてそれは自動車用の昇
降機10が走る中央の空間つまり空洞を形成している。
第2の梁5、第3の梁6は第1の梁に横断する形で結合
して、充分な剛性と駐車場の各層のフロアー7のための
支えを提供する。
【0025】各層のフロアーは、支えるべき積載荷重に
適した厚さを有し、U字と逆U字の形を交互に連ねた連
続アコーデオン形状の鉄筋コンクリート、好ましくは鋼
鉄の鉄板7によって形成されている。この様にして、各
層のフロアーの重量を実質的に削減できるので、死荷重
ならびに投資額を減少できる。
適した厚さを有し、U字と逆U字の形を交互に連ねた連
続アコーデオン形状の鉄筋コンクリート、好ましくは鋼
鉄の鉄板7によって形成されている。この様にして、各
層のフロアーの重量を実質的に削減できるので、死荷重
ならびに投資額を減少できる。
【0026】建物には駐車場の利用者の為のエレベータ
ー9と階段8がついている。それらは図1,2,3及び
4に示す様に配置される。
ー9と階段8がついている。それらは図1,2,3及び
4に示す様に配置される。
【0027】(設備)設備は基本的には2つの概念によ
って構成されており、その概念の各々がシステムの種々
の要素を有している。
って構成されており、その概念の各々がシステムの種々
の要素を有している。
【0028】前者は自動車の昇降機10であり、 図
5,13,15,17,19にあるような様々な態様が
ある。後者は図11にある信号及び制御システムであ
る。
5,13,15,17,19にあるような様々な態様が
ある。後者は図11にある信号及び制御システムであ
る。
【0029】(自動車昇降・位置決め用機械設備)その
名前が示すように、自動車の昇降機10は操作対象の階
層の一つ一つに車を上げたり、降ろしたり、進入口と出
口の正確な角度に配置したりする目的を持つ。そうし
て、車が配置される為の移動と回転を行うことができ、
手間を最小限に減らすことができる。自動車の昇降機は
支持、回転および誘導用の構造物つまり骨組11で、そ
れらは、昇降機の各々の態様に関連して図5,13,1
5,17に示されており、2本の金属製の構造柱11か
らなる。それは下部と上部においてのみ結合されてお
り、垂直方向に平行で、昇降箱25の誘導装置の役割を
する。構造物つまり骨組11は、その下部において、逆
さににしたピラミッド12のようになっていて、 そのピ
ラミッドの下部の頂点は昇降箱と液圧設備を含む塔全体
の回転支点の役割をしている。それは、 一側が土台1
に、他側が昇降機の下部の逆さにした構造ピラミッド1
2に固定された軸型ベアリング15を利用している。 上
部においても、 昇降機の骨組の端部はピラミッドのよう
になっていて、このピラミッドは昇降機の誘導用の二本
の構造足11を結合する横部材をもっている。そして、
そのピラミッドの中央すなわち頂点には別のベアリング
21をもっている。 しかし、 この場合、 そのベアリング
は軸方向の荷重用であり、下部において昇降機の塔11
に連結される。そして上部においては、十字の形をした
水平の4本の梁22に連結されるが、その梁は駐車場の
建物の4本の内部の柱2と連結される(図4)。それに
より、昇降機自体の垂直回転の軸を中央で変わらない位
置に保つことができる。金属製の2本の構造柱は、それ
らの脊柱を構成する第一の要素11と、とりわけ多くの
フロアーを設置することが必要とされるような駐車場に
おいて、スマートさを提供しながらも、強固さを増加さ
せる第二の要素13からなる。縦に配置された第一の骨
組要素つまり構造要素11は平行な垂直のレール17を
設置する為の支えになる。そのレールは昇降機の箱25
を上下方向に案内する。第二の要素13は、第一の要素
に付随的剛性を提供するほかに、 昇降機用の液圧システ
ムのピストン36の上部滑車20のための第二のガイド
レール14を強化することができる。それにより、 シリ
ンダー35から出たり入ったりする時のピストンの垂直
行程に偶発的に乱れが生じることが防止される。
名前が示すように、自動車の昇降機10は操作対象の階
層の一つ一つに車を上げたり、降ろしたり、進入口と出
口の正確な角度に配置したりする目的を持つ。そうし
て、車が配置される為の移動と回転を行うことができ、
手間を最小限に減らすことができる。自動車の昇降機は
支持、回転および誘導用の構造物つまり骨組11で、そ
れらは、昇降機の各々の態様に関連して図5,13,1
5,17に示されており、2本の金属製の構造柱11か
らなる。それは下部と上部においてのみ結合されてお
り、垂直方向に平行で、昇降箱25の誘導装置の役割を
する。構造物つまり骨組11は、その下部において、逆
さににしたピラミッド12のようになっていて、 そのピ
ラミッドの下部の頂点は昇降箱と液圧設備を含む塔全体
の回転支点の役割をしている。それは、 一側が土台1
に、他側が昇降機の下部の逆さにした構造ピラミッド1
2に固定された軸型ベアリング15を利用している。 上
部においても、 昇降機の骨組の端部はピラミッドのよう
になっていて、このピラミッドは昇降機の誘導用の二本
の構造足11を結合する横部材をもっている。そして、
そのピラミッドの中央すなわち頂点には別のベアリング
21をもっている。 しかし、 この場合、 そのベアリング
は軸方向の荷重用であり、下部において昇降機の塔11
に連結される。そして上部においては、十字の形をした
水平の4本の梁22に連結されるが、その梁は駐車場の
建物の4本の内部の柱2と連結される(図4)。それに
より、昇降機自体の垂直回転の軸を中央で変わらない位
置に保つことができる。金属製の2本の構造柱は、それ
らの脊柱を構成する第一の要素11と、とりわけ多くの
フロアーを設置することが必要とされるような駐車場に
おいて、スマートさを提供しながらも、強固さを増加さ
せる第二の要素13からなる。縦に配置された第一の骨
組要素つまり構造要素11は平行な垂直のレール17を
設置する為の支えになる。そのレールは昇降機の箱25
を上下方向に案内する。第二の要素13は、第一の要素
に付随的剛性を提供するほかに、 昇降機用の液圧システ
ムのピストン36の上部滑車20のための第二のガイド
レール14を強化することができる。それにより、 シリ
ンダー35から出たり入ったりする時のピストンの垂直
行程に偶発的に乱れが生じることが防止される。
【0030】さらに、上記昇降機の下部構造部分は昇降
機の液圧システム19を収容する目的をもっている。そ
の液圧システムは、油圧タンクと、液圧ポンプと、制御
バルブと、液圧ピストン36を有する液圧シリンダー3
5を備えている。また一方で、昇降機の下部構造部分
は、二つの電気減速機24を収容する目的もある。2つ
の電気減速機24は垂直に配置され、ローターの矢の先
端部分において、それぞれ小歯車(ピニオン)型の歯車
に連結されている。このピニオン型の2つの歯車は、昇
降機自体のコンクリートの土台1に固定された環状のか
さ歯車23の周りを回る。二つの減速機24を作動させ
ると、これらの減速機24がかさ歯車23の回りを回転
することにより、昇降機全体がまとめて(金属の骨組、
昇降箱、 液圧システム、その他)垂直軸の周りに回転さ
せられる。原動要素は電気モーターから構成されてお
り、この電気モーターは制御システムの正確な信号を受
け取って、制御論理プログラマーつまり制御論理プログ
ラミング装置の主幹制御によってあらかじめ選ばれた位
置を取るようになっている。電気モーターは時計方向あ
るいは反時計方向に回転するが、昇降箱の元の位置と最
終目的地の位置の間で距離が最も短い方向に回転するよ
うに制御される。
機の液圧システム19を収容する目的をもっている。そ
の液圧システムは、油圧タンクと、液圧ポンプと、制御
バルブと、液圧ピストン36を有する液圧シリンダー3
5を備えている。また一方で、昇降機の下部構造部分
は、二つの電気減速機24を収容する目的もある。2つ
の電気減速機24は垂直に配置され、ローターの矢の先
端部分において、それぞれ小歯車(ピニオン)型の歯車
に連結されている。このピニオン型の2つの歯車は、昇
降機自体のコンクリートの土台1に固定された環状のか
さ歯車23の周りを回る。二つの減速機24を作動させ
ると、これらの減速機24がかさ歯車23の回りを回転
することにより、昇降機全体がまとめて(金属の骨組、
昇降箱、 液圧システム、その他)垂直軸の周りに回転さ
せられる。原動要素は電気モーターから構成されてお
り、この電気モーターは制御システムの正確な信号を受
け取って、制御論理プログラマーつまり制御論理プログ
ラミング装置の主幹制御によってあらかじめ選ばれた位
置を取るようになっている。電気モーターは時計方向あ
るいは反時計方向に回転するが、昇降箱の元の位置と最
終目的地の位置の間で距離が最も短い方向に回転するよ
うに制御される。
【0031】昇降機の油圧設備は基本的に次の本質的な
要素によって構成される。即ち、 システムの圧油の貯蔵
と返還のための一つ又は二つの金属タンク19; なら
びに電気モーターによって駆動される一つ又は二つの液
圧ポンプ(図示せず)である。上記液圧ポンプは、絞り
式の設備を備えた油圧式タンクの内側に配置され、図示
しない一つまたは二つの電気モーターによって駆動され
る。上記ポンプは、稼働した際には、 図示しない制御バ
ルブを介して、昇降箱25の各側に設けられると共に金
属製の骨組つまり構造物11とガイドレール17に平行
に走っている液圧シリンダー35の下部に向けて圧油を
射出する。上記シリンダーの最も上の部分では、溝の掘
られた二つの滑車20が配置され、そこに昇降機のケー
ブル34が支えられている。このケーブル34は、片方
の端が回転塔の構造基部12につながれ、もう片方の端
が昇降箱25に接続されている。液圧ポンプのモーター
の電気的作動により、貯蔵タンクから来る油は、2つの
液圧シリンダー35によって高圧で射出される。それに
より、ピストン36は垂直で上昇する形で外方に移動し
て、昇降箱につながれた金属のケーブル34をある方向
に移動させるので、その昇降箱自体が液圧ピストンの行
程の倍に相当する距離を上昇することになる。ポンプの
電気モーターが逆方向に回ると、液圧シリンダーの油を
吸い込んで、その油を貯蔵タンクにむけて移動させて、
ピストンを引っ込ませると共に、逆方向に金属ケーブル
を移す。それにより下降方向に昇降箱が移動することに
なる。
要素によって構成される。即ち、 システムの圧油の貯蔵
と返還のための一つ又は二つの金属タンク19; なら
びに電気モーターによって駆動される一つ又は二つの液
圧ポンプ(図示せず)である。上記液圧ポンプは、絞り
式の設備を備えた油圧式タンクの内側に配置され、図示
しない一つまたは二つの電気モーターによって駆動され
る。上記ポンプは、稼働した際には、 図示しない制御バ
ルブを介して、昇降箱25の各側に設けられると共に金
属製の骨組つまり構造物11とガイドレール17に平行
に走っている液圧シリンダー35の下部に向けて圧油を
射出する。上記シリンダーの最も上の部分では、溝の掘
られた二つの滑車20が配置され、そこに昇降機のケー
ブル34が支えられている。このケーブル34は、片方
の端が回転塔の構造基部12につながれ、もう片方の端
が昇降箱25に接続されている。液圧ポンプのモーター
の電気的作動により、貯蔵タンクから来る油は、2つの
液圧シリンダー35によって高圧で射出される。それに
より、ピストン36は垂直で上昇する形で外方に移動し
て、昇降箱につながれた金属のケーブル34をある方向
に移動させるので、その昇降箱自体が液圧ピストンの行
程の倍に相当する距離を上昇することになる。ポンプの
電気モーターが逆方向に回ると、液圧シリンダーの油を
吸い込んで、その油を貯蔵タンクにむけて移動させて、
ピストンを引っ込ませると共に、逆方向に金属ケーブル
を移す。それにより下降方向に昇降箱が移動することに
なる。
【0032】図6に詳しく示されているように、昇降箱
25は、平行六面体の形をした金属板の箱によって構成
されるが、 横端から持ち上げることを可能にする為、 構
造要素26によって適度に補強されている。 そうして昇
降箱が永久に変形することを防ぐ。 昇降箱25の上下の
縁部には誘導装置27が取り付けられている。この誘導
装置27はスライドパッド、あるいはガイドレール17
を三方から覆う回転ローラーなどによって形成される。
誘導装置27によって、昇降箱はその全行程において完
全に誘導された形で真っすぐに垂直に移動することがで
きる。昇降箱25の内部には自動車のタイヤの為に二つ
の金属の誘導装置28が設置されており、それ故、自動
車は、目的に応じた方向でもって、昇降機に出たり入っ
たりできる。昇降機の誘導装置28の一端には、車両の
前部タイヤ用に自動式タイヤ止め29が設けられてお
り、これが作動すると、車両の動きは偶発的なものであ
れ自発的なものであれ妨げられる。そのタイヤ止め29
は基本的に、逆さに置かれた鉄製の四つの構造プレート
または山形材から成り立っており、歯車・レバー機構に
よってスライドあるいは回転する。上記歯車・レバー機
構は電気モーターまたは可逆液圧モーターの機械式作動
器30によって駆動される。タイヤ止めが用いられると
きには、上記機械式作動器30によって、上記プレート
あるいは山形材の楔が、前部タイヤの回転を阻止するた
めに、自動車の前部タイヤの前後に位置させられる。ま
た、タイヤ止めが引っ込められるときには、一端の真ん
中を通って、スライドまたは回転して車の通路から退い
てタイヤを解放し、それが昇降機の箱の誘導装置28の
上を通ることを可能にするのである。昇降機の箱の両端
には2枚開きのドアー31が設置されており、昇降箱の
各々の側にスライドして、昇降機の箱への自動車の出入
りを可能にする。上記ドアー31は、昇降機の箱が車庫
の1つ1つの前に垂直にかつ角度をなして位置すると作
動する機構によって、電気的に操作される。
25は、平行六面体の形をした金属板の箱によって構成
されるが、 横端から持ち上げることを可能にする為、 構
造要素26によって適度に補強されている。 そうして昇
降箱が永久に変形することを防ぐ。 昇降箱25の上下の
縁部には誘導装置27が取り付けられている。この誘導
装置27はスライドパッド、あるいはガイドレール17
を三方から覆う回転ローラーなどによって形成される。
誘導装置27によって、昇降箱はその全行程において完
全に誘導された形で真っすぐに垂直に移動することがで
きる。昇降箱25の内部には自動車のタイヤの為に二つ
の金属の誘導装置28が設置されており、それ故、自動
車は、目的に応じた方向でもって、昇降機に出たり入っ
たりできる。昇降機の誘導装置28の一端には、車両の
前部タイヤ用に自動式タイヤ止め29が設けられてお
り、これが作動すると、車両の動きは偶発的なものであ
れ自発的なものであれ妨げられる。そのタイヤ止め29
は基本的に、逆さに置かれた鉄製の四つの構造プレート
または山形材から成り立っており、歯車・レバー機構に
よってスライドあるいは回転する。上記歯車・レバー機
構は電気モーターまたは可逆液圧モーターの機械式作動
器30によって駆動される。タイヤ止めが用いられると
きには、上記機械式作動器30によって、上記プレート
あるいは山形材の楔が、前部タイヤの回転を阻止するた
めに、自動車の前部タイヤの前後に位置させられる。ま
た、タイヤ止めが引っ込められるときには、一端の真ん
中を通って、スライドまたは回転して車の通路から退い
てタイヤを解放し、それが昇降機の箱の誘導装置28の
上を通ることを可能にするのである。昇降機の箱の両端
には2枚開きのドアー31が設置されており、昇降箱の
各々の側にスライドして、昇降機の箱への自動車の出入
りを可能にする。上記ドアー31は、昇降機の箱が車庫
の1つ1つの前に垂直にかつ角度をなして位置すると作
動する機構によって、電気的に操作される。
【0033】駐車場の各フロアーにおいて、自動車の昇
降機の空間周りに保護柵32が設置される。それは、人
や自動車が昇降機の開いた空洞に近付き過ぎるのを防ぐ
のが目的である。その柵は折り畳め、ロッド33(図
8,9参照)を操作することによって上に向かって持ち
上げられる。ロッド33は、昇降機のタイヤ止め用の上
記作動器30に連結された昇降機自体の伸長機構によっ
て自動的に操作される。回転テーブル12の上部には、
2つのばね緩衝装置18が設置されている。それは、昇
降機の箱の急降下の衝撃を漸次減少させる目的を持つこ
とになる。
降機の空間周りに保護柵32が設置される。それは、人
や自動車が昇降機の開いた空洞に近付き過ぎるのを防ぐ
のが目的である。その柵は折り畳め、ロッド33(図
8,9参照)を操作することによって上に向かって持ち
上げられる。ロッド33は、昇降機のタイヤ止め用の上
記作動器30に連結された昇降機自体の伸長機構によっ
て自動的に操作される。回転テーブル12の上部には、
2つのばね緩衝装置18が設置されている。それは、昇
降機の箱の急降下の衝撃を漸次減少させる目的を持つこ
とになる。
【0034】(計器・制御システム)駐車場の信号・制
御システムは、駐車場の根本的な部分となっている。シ
ステム全体の半自動かつ安全確実な作業を可能にするか
らである。そのより進んだ型は、後述する完全に自動化
された制御システムである。 駐車場の為の半自動制御
システムの形態としては様々な仕様があり、洗練度を増
すことのできる基本的なものから、完全に自動化された
システムを得る可能性を持つものまである。
御システムは、駐車場の根本的な部分となっている。シ
ステム全体の半自動かつ安全確実な作業を可能にするか
らである。そのより進んだ型は、後述する完全に自動化
された制御システムである。 駐車場の為の半自動制御
システムの形態としては様々な仕様があり、洗練度を増
すことのできる基本的なものから、完全に自動化された
システムを得る可能性を持つものまである。
【0035】基本設備は次のものから成っており、それ
は図11と関連している。
は図11と関連している。
【0036】計器・制御システムは、基本的には、3つ
の統合されたサブシステムによって構成されていて、必
要な操作条件と安全条件をもたらす。その3つのサブシ
ステムとは、 a)駐車場の進入、支払い、退出のサブシステム b)昇降機の占拠と呼び出しのサブシステム c)昇降機の箱(昇降機の安全システムと一緒に)の回
転と昇降を制御するサブシステムである。
の統合されたサブシステムによって構成されていて、必
要な操作条件と安全条件をもたらす。その3つのサブシ
ステムとは、 a)駐車場の進入、支払い、退出のサブシステム b)昇降機の占拠と呼び出しのサブシステム c)昇降機の箱(昇降機の安全システムと一緒に)の回
転と昇降を制御するサブシステムである。
【0037】(駐車場の進入、支払い、退出のサブシス
テム)このシステムは、1,2あるいは3個の折り畳み
式の進入用柵37と従来型の切符販売機38で構成され
ている。上記進入用柵37は、自動車の存在を感知する
検知器を備えており、場所が空いているときは自動車の
進入を可能にする一方、制御論理プログラミング装置か
ら来る信号が、空いた場所がないことを検出したときに
は車の進入を拒否する。一方、 このシステムは従来型の
支払設備39を含む。この支払設備は、駐車時間読み取
り装置からなり、この装置は、単位時間当たりの価格に
記録時間を掛けて得られる請求金額を発行する。これら
両設備、即ち切符発行設備と読取・請求設備とは、磁気
テープのついたプラスチックカードを使った、進入及び
退出設備と交換することができる。この場合にも、同じ
効果が得られる。
テム)このシステムは、1,2あるいは3個の折り畳み
式の進入用柵37と従来型の切符販売機38で構成され
ている。上記進入用柵37は、自動車の存在を感知する
検知器を備えており、場所が空いているときは自動車の
進入を可能にする一方、制御論理プログラミング装置か
ら来る信号が、空いた場所がないことを検出したときに
は車の進入を拒否する。一方、 このシステムは従来型の
支払設備39を含む。この支払設備は、駐車時間読み取
り装置からなり、この装置は、単位時間当たりの価格に
記録時間を掛けて得られる請求金額を発行する。これら
両設備、即ち切符発行設備と読取・請求設備とは、磁気
テープのついたプラスチックカードを使った、進入及び
退出設備と交換することができる。この場合にも、同じ
効果が得られる。
【0038】ここで記述されたシステムは、制御論理プ
ログラミング装置及び従来型のパーソナルコンピュータ
ー40に接続されているが、これら制御論理プログラミ
ング装置及び従来型のパーソナルコンピューター40は
同時に昇降機の占拠と呼び出しのサブシステムも構成し
ている。
ログラミング装置及び従来型のパーソナルコンピュータ
ー40に接続されているが、これら制御論理プログラミ
ング装置及び従来型のパーソナルコンピューター40は
同時に昇降機の占拠と呼び出しのサブシステムも構成し
ている。
【0039】切符発行機が日付、時間、分を示すバーコ
ード型のものである場合、駐車の時間と請求額を計算す
るカード読み取り機が設置される。
ード型のものである場合、駐車の時間と請求額を計算す
るカード読み取り機が設置される。
【0040】(昇降機の占拠および呼び出しのサブシス
テム)このシステムは根本的に、適当な入力信号と出力
信号を備えた制御論理プログラミング装置41によって
構成されており、駐車場の各車庫の占拠状態、駐車場の
各車庫からの昇降機の呼び出し、昇降機の箱の常時位置
付けを表す信号を受け取るとともに、昇降機に対して要
請に応える指令信号を生成する。制御論理プログラムは
パーソナルコンピューターを接続するためのポートを持
っており、それはそのモニター画面に、占拠状態(使用
中であるか否か)と応対を待つ呼び出しを表示するであ
ろう。さらに、請求費用を計算し、作業の集積を表示す
ることもできるであろう。同様に、同システムの様々な
要素の状態の自己判断を示すことができる。
テム)このシステムは根本的に、適当な入力信号と出力
信号を備えた制御論理プログラミング装置41によって
構成されており、駐車場の各車庫の占拠状態、駐車場の
各車庫からの昇降機の呼び出し、昇降機の箱の常時位置
付けを表す信号を受け取るとともに、昇降機に対して要
請に応える指令信号を生成する。制御論理プログラムは
パーソナルコンピューターを接続するためのポートを持
っており、それはそのモニター画面に、占拠状態(使用
中であるか否か)と応対を待つ呼び出しを表示するであ
ろう。さらに、請求費用を計算し、作業の集積を表示す
ることもできるであろう。同様に、同システムの様々な
要素の状態の自己判断を示すことができる。
【0041】制御論理プログラミング装置は、さらに、
携帯用プログラミングコンピューター、カード読取機、
VHF周波数のラジオのモデム42、 切符発行機、 駐車
場の各フロアーのケーブル結集機44から来るデータの
チャンネルつまりデータバス43を接続するために、さ
らなる通信ポートを備えている。
携帯用プログラミングコンピューター、カード読取機、
VHF周波数のラジオのモデム42、 切符発行機、 駐車
場の各フロアーのケーブル結集機44から来るデータの
チャンネルつまりデータバス43を接続するために、さ
らなる通信ポートを備えている。
【0042】駐車場の各車庫の中には、制御論理プログ
ラミング装置に信号を送る2つの第一の要素がある。こ
の第一の要素は、各車庫に自動車があるかないかを検出
する光電池45で、 車が置けるかどうかを示す。それに
より、制御論理プログラミング装置を通して、その車庫
が自動車を降ろす昇降機の目的地のひとつとして位置付
けられる。第2の要素は駐車場の各車庫に設置された呼
び出しボタンで、押されると、そのフロアーの適当な放
射状の位置に昇降機を呼び出し、駐車場から自動車が個
別に退出することを可能にする。呼び出しボタンも光電
池もケーブル結集機44を通して制御論理プログラミン
グ装置に接続されており、ケーブル結集機は信号の出所
を特定するために信号をコード化した後、その信号をデ
ーターバスを通して、制御論理プログラミング装置にも
接続されているコンバーター47に送る。
ラミング装置に信号を送る2つの第一の要素がある。こ
の第一の要素は、各車庫に自動車があるかないかを検出
する光電池45で、 車が置けるかどうかを示す。それに
より、制御論理プログラミング装置を通して、その車庫
が自動車を降ろす昇降機の目的地のひとつとして位置付
けられる。第2の要素は駐車場の各車庫に設置された呼
び出しボタンで、押されると、そのフロアーの適当な放
射状の位置に昇降機を呼び出し、駐車場から自動車が個
別に退出することを可能にする。呼び出しボタンも光電
池もケーブル結集機44を通して制御論理プログラミン
グ装置に接続されており、ケーブル結集機は信号の出所
を特定するために信号をコード化した後、その信号をデ
ーターバスを通して、制御論理プログラミング装置にも
接続されているコンバーター47に送る。
【0043】(昇降機の箱(昇降機の安全システムと一
緒に)の回転及び昇降を制御するサブシステム)このシ
ステムは昇降機の動きを指揮する目的を持っている。そ
の動きの幾つかは、従来からあるもので、ドアーの開け
閉め、ドアーにおける障害物の検知、昇降機の箱の上げ
下ろし、液圧バルブの閉鎖、昇降機の呼び出しおよび昇
降機の到着すべき目的フロアーの一連の記録などであ
る。その他のものは完全に革新的で、VHF帯42の無
線を通じての送信、 駐車場の各車庫に位置した色々な利
用者の依頼、所望の放射状の位置につくため為に垂直な
自軸の周りを昇降機が回転すること、水平回転を避ける
ための反回転ブレーキの適用、制御論理プログラミング
装置に昇降箱の位置を常に送信すること、最後に、昇降
機の箱におけるタイヤ止めの適用である。
緒に)の回転及び昇降を制御するサブシステム)このシ
ステムは昇降機の動きを指揮する目的を持っている。そ
の動きの幾つかは、従来からあるもので、ドアーの開け
閉め、ドアーにおける障害物の検知、昇降機の箱の上げ
下ろし、液圧バルブの閉鎖、昇降機の呼び出しおよび昇
降機の到着すべき目的フロアーの一連の記録などであ
る。その他のものは完全に革新的で、VHF帯42の無
線を通じての送信、 駐車場の各車庫に位置した色々な利
用者の依頼、所望の放射状の位置につくため為に垂直な
自軸の周りを昇降機が回転すること、水平回転を避ける
ための反回転ブレーキの適用、制御論理プログラミング
装置に昇降箱の位置を常に送信すること、最後に、昇降
機の箱におけるタイヤ止めの適用である。
【0044】制御設備は昇降機のために使用される従来
の設備によって構成されており、それについては、あり
ふれた使用方法のため記述しない。しかし、それには垂
直昇降制御装置と同様の制御装置が加えられ、かさ歯車
23の上で作動する減速装置24を通して、昇降機の箱
の角回転モーターのスタート、加速、減速、停止、制動
を行う。駐車場(光電池45および呼び出しボタン4
6)から来る指令を送信するために、VHF帯での1対
の「二重通信型」送受信機を使って、無線型データ送信
を行う。それらは、デジタル信号を無線信号に変えたり
その逆を行ったりするための信号変調器に接続されてい
る。無線端子のひとつは駐車場の固定された部分に搭載
され、もうひとつは、自動車昇降機の回転式骨組11に
搭載される。昇降機の箱には指令パネルがあり、この指
令パネルには、制御盤に、特定の車庫のある階つまりフ
ロアーと角位置に関して、目的地を示すためのボタンが
取り付けられている。同様に、この指令パネルには、緊
急停止ボタン、手動及び自動操作のセレクターそして指
示ライトもある。
の設備によって構成されており、それについては、あり
ふれた使用方法のため記述しない。しかし、それには垂
直昇降制御装置と同様の制御装置が加えられ、かさ歯車
23の上で作動する減速装置24を通して、昇降機の箱
の角回転モーターのスタート、加速、減速、停止、制動
を行う。駐車場(光電池45および呼び出しボタン4
6)から来る指令を送信するために、VHF帯での1対
の「二重通信型」送受信機を使って、無線型データ送信
を行う。それらは、デジタル信号を無線信号に変えたり
その逆を行ったりするための信号変調器に接続されてい
る。無線端子のひとつは駐車場の固定された部分に搭載
され、もうひとつは、自動車昇降機の回転式骨組11に
搭載される。昇降機の箱には指令パネルがあり、この指
令パネルには、制御盤に、特定の車庫のある階つまりフ
ロアーと角位置に関して、目的地を示すためのボタンが
取り付けられている。同様に、この指令パネルには、緊
急停止ボタン、手動及び自動操作のセレクターそして指
示ライトもある。
【0045】このサブシステムの中には安全制御設備が
ある。それは昇降機の箱の両方のドアーに設けられた光
電池からなり、それは何らかの障害物があるときにはド
アーが閉まることを阻止し、従って昇降機の制御盤に、
昇降と回転の運動を始める為の許諾の信号を与えない。
また、一方、タイヤ止めの作動装置の作動制御装置もあ
り、これは、適用されると、同じような形で昇降機の箱
の昇降と回転の運動を始めることができるような条件を
与える。
ある。それは昇降機の箱の両方のドアーに設けられた光
電池からなり、それは何らかの障害物があるときにはド
アーが閉まることを阻止し、従って昇降機の制御盤に、
昇降と回転の運動を始める為の許諾の信号を与えない。
また、一方、タイヤ止めの作動装置の作動制御装置もあ
り、これは、適用されると、同じような形で昇降機の箱
の昇降と回転の運動を始めることができるような条件を
与える。
【0046】(第1実施例)記述される機能は、駐車場
に入って、自動車を駐車し、後で駐車場から出るという
一連の動きに従っている。
に入って、自動車を駐車し、後で駐車場から出るという
一連の動きに従っている。
【0047】何らかの通りから来る自動車は一階にある
入り口に現れる。その入口は二つか三つの収納庫のひと
つで、その唯一の機能は進入を可能にすることである。
入り口に現れる。その入口は二つか三つの収納庫のひと
つで、その唯一の機能は進入を可能にすることである。
【0048】進入柵37の前に停車すると、その柵の光
学センサーもしくは荷重センサーがその存在を探知し、
切符の自動販売機38が日付と時間それにもし望ましけ
れば車の駐車が割り当てられた空の収納庫の正確な位置
を刻む。そして、入ろうとする自動車の存在を知らせる
信号を制御論理プログラミング装置41に送る。そのプ
ログラミング装置は自動車が駐車場に留まろうとする時
間に応じて、一階に一番近い空の収納庫を探す。 それは
また、 どの入口の収納庫に入ろうとするかによって決定
される。車を運転する人が切符を取ると、進入柵37が
上げられ自動車が駐車場の一階の収納庫に入ることを可
能にする。この収納庫は後で車が昇降機の箱に入る為の
通路の役割をするに過ぎない。もし、昇降箱がその収納
庫の前に位置していない場合には、一階にある保護柵3
2が広げられて、自動車がそれより先に行くことを防
ぐ。一旦、昇降機の箱25が進入用の収納庫の前に位置
したら、柵32が垂直に上げられ、 昇降機の箱のドアー
31が開かれ、 また、信号灯が緑になって、タイヤ止め
29が解放され、 運転者に自動車が昇降機の箱に入るべ
きであることを教える。
学センサーもしくは荷重センサーがその存在を探知し、
切符の自動販売機38が日付と時間それにもし望ましけ
れば車の駐車が割り当てられた空の収納庫の正確な位置
を刻む。そして、入ろうとする自動車の存在を知らせる
信号を制御論理プログラミング装置41に送る。そのプ
ログラミング装置は自動車が駐車場に留まろうとする時
間に応じて、一階に一番近い空の収納庫を探す。 それは
また、 どの入口の収納庫に入ろうとするかによって決定
される。車を運転する人が切符を取ると、進入柵37が
上げられ自動車が駐車場の一階の収納庫に入ることを可
能にする。この収納庫は後で車が昇降機の箱に入る為の
通路の役割をするに過ぎない。もし、昇降箱がその収納
庫の前に位置していない場合には、一階にある保護柵3
2が広げられて、自動車がそれより先に行くことを防
ぐ。一旦、昇降機の箱25が進入用の収納庫の前に位置
したら、柵32が垂直に上げられ、 昇降機の箱のドアー
31が開かれ、 また、信号灯が緑になって、タイヤ止め
29が解放され、 運転者に自動車が昇降機の箱に入るべ
きであることを教える。
【0049】車がしばらく昇降箱に停車しており、しか
もドアーの光電池によって障害物の存在が検知されない
とき、昇降機の操作者はその指令操作卓で、どのパイロ
ット・ランプがついているかを見て、決定された階層に
おける空の収納庫を検出することができる。
もドアーの光電池によって障害物の存在が検知されない
とき、昇降機の操作者はその指令操作卓で、どのパイロ
ット・ランプがついているかを見て、決定された階層に
おける空の収納庫を検出することができる。
【0050】上記操作者が、車を運ぶべき目的地を指定
するボタンを押すと、制御論理プログラミング装置41
に指令が与えられ、自動車の昇降機10の液圧ポンプ1
9が始動させられる、同時に、昇降機を必要とされる方
向に停止させるべく、土台の回転運動が始まる。両方の
動きを始動させる前で、しかも自動車の目的位置を選ん
だ後に三つの同時作業が行われる。第一の作業は、一階
の安全柵32のピストンを引っ込めることで、それによ
り、自動車が入口として使用した収納庫に応じて、安全
柵が下がり、安全柵が持ち上がってしまうことをその安
全柵を単に押圧する力だけで阻止する安全装置が働く。
第二の作業は、 自動車の前部タイヤのタイヤ止め29を
働かすことである。 第三の作業は、昇降機の箱のスライ
ド式ドアー31を閉めることである。 制御論理プログラ
ミング装置41にこれら三つの作業の確認をすることに
よって、液圧シリンダーに接続されている液圧バルブの
開放と水平回転の減速装置12の逆回転ブレーキの解放
を行うことを許可する命令が与えられ、そうして、制御
盤とそれぞれのモーター19,24を通じて、昇降機の
箱の垂直移動と輪転式回転という運動を始動する。
するボタンを押すと、制御論理プログラミング装置41
に指令が与えられ、自動車の昇降機10の液圧ポンプ1
9が始動させられる、同時に、昇降機を必要とされる方
向に停止させるべく、土台の回転運動が始まる。両方の
動きを始動させる前で、しかも自動車の目的位置を選ん
だ後に三つの同時作業が行われる。第一の作業は、一階
の安全柵32のピストンを引っ込めることで、それによ
り、自動車が入口として使用した収納庫に応じて、安全
柵が下がり、安全柵が持ち上がってしまうことをその安
全柵を単に押圧する力だけで阻止する安全装置が働く。
第二の作業は、 自動車の前部タイヤのタイヤ止め29を
働かすことである。 第三の作業は、昇降機の箱のスライ
ド式ドアー31を閉めることである。 制御論理プログラ
ミング装置41にこれら三つの作業の確認をすることに
よって、液圧シリンダーに接続されている液圧バルブの
開放と水平回転の減速装置12の逆回転ブレーキの解放
を行うことを許可する命令が与えられ、そうして、制御
盤とそれぞれのモーター19,24を通じて、昇降機の
箱の垂直移動と輪転式回転という運動を始動する。
【0051】自動車の昇降機が目的位置に達すると、油
圧ユニットの液圧バルブと回転モーター24の逆転ブレ
ーキは自動的かつ連続的に使用され、タイヤ止め29が
外され、昇降機のドアー31が開き、目的位置の収納庫
に応じた保護柵32が上げられる。この結果、車の運転
者は、昇降機の操作者に助けられ指示されながら、車を
後退させて指定された収納庫に入れることができる。車
は、床に設けられた車止めまで運ばれるが、この車止め
によって、その周囲に、車に出入りする人のための周辺
通路が画定されている。
圧ユニットの液圧バルブと回転モーター24の逆転ブレ
ーキは自動的かつ連続的に使用され、タイヤ止め29が
外され、昇降機のドアー31が開き、目的位置の収納庫
に応じた保護柵32が上げられる。この結果、車の運転
者は、昇降機の操作者に助けられ指示されながら、車を
後退させて指定された収納庫に入れることができる。車
は、床に設けられた車止めまで運ばれるが、この車止め
によって、その周囲に、車に出入りする人のための周辺
通路が画定されている。
【0052】一旦、昇降機の箱が空になると、同じ階も
しくは別の階にいる別の車の運転手、或は駐車場に入ろ
うとしている車の運転手によって呼ばれることができ
る。優先順位の選択は、退出しようとする車の収納庫と
の近接状態とか、一定の時刻に向けての車の出入りの要
請の状態とかに応じて、自動的にプログラムすることも
できるし、昇降機の操作者が手動で決めることもでき
る。。
しくは別の階にいる別の車の運転手、或は駐車場に入ろ
うとしている車の運転手によって呼ばれることができ
る。優先順位の選択は、退出しようとする車の収納庫と
の近接状態とか、一定の時刻に向けての車の出入りの要
請の状態とかに応じて、自動的にプログラムすることも
できるし、昇降機の操作者が手動で決めることもでき
る。。
【0053】車が駐車場から出るためには、運転者は人
用のエレベーター9か階段8、或は周辺の通路を使っ
て、車まで行かなければならない。一旦、車の中に入る
と、運転席の窓の高さにある建物の内部の柱に位置した
昇降機の呼び出しボタン46が押されなければならな
い。同時に運手者は昇降機を待つ自動車を点火しなけれ
ばならない。昇降機の呼び出しボタン46が押される
と、信号はケーブル結集器44とデータバス43を通し
て制御論理プログラミング装置41に送られ、ここで呼
び出し信号が処理され、コード化された信号がVHF無
線設備に送信される。そして、VHF無線設備は、昇降
機の油圧ユニットの近くに位置する無線受信器にその呼
び出し信号を無線で送信する。信号は、デジタルの形で
自動車の昇降機の制御盤に入力されるように変復調され
る。こうして、呼び出しを行っている収納庫の前に正確
に昇降機の箱25を位置させるという要請に応えるので
ある。呼び出しが検出されると、信号は待機列の制御部
分に格納されるか、操作者により自動か手動で直接的に
処理されるかのどちらかである。そうして、昇降機は所
望の方向に回転すると共に垂直に移動するのである。
用のエレベーター9か階段8、或は周辺の通路を使っ
て、車まで行かなければならない。一旦、車の中に入る
と、運転席の窓の高さにある建物の内部の柱に位置した
昇降機の呼び出しボタン46が押されなければならな
い。同時に運手者は昇降機を待つ自動車を点火しなけれ
ばならない。昇降機の呼び出しボタン46が押される
と、信号はケーブル結集器44とデータバス43を通し
て制御論理プログラミング装置41に送られ、ここで呼
び出し信号が処理され、コード化された信号がVHF無
線設備に送信される。そして、VHF無線設備は、昇降
機の油圧ユニットの近くに位置する無線受信器にその呼
び出し信号を無線で送信する。信号は、デジタルの形で
自動車の昇降機の制御盤に入力されるように変復調され
る。こうして、呼び出しを行っている収納庫の前に正確
に昇降機の箱25を位置させるという要請に応えるので
ある。呼び出しが検出されると、信号は待機列の制御部
分に格納されるか、操作者により自動か手動で直接的に
処理されるかのどちらかである。そうして、昇降機は所
望の方向に回転すると共に垂直に移動するのである。
【0054】昇降機が目的の階と場所に到着すると、再
び、逆転ブレーキがかけられるとともに液圧バルブが閉
じられる。保護柵は上げられ、昇降機の信号灯の緑の光
が点灯して、自動車が昇降機の箱の内部まで前進しても
よいことを示す。自動車が光電池の光線を遮断している
間は、 昇降機の操作は何も行われない。したがって、ド
アーは閉ざされることはない。車は、昇降機の箱の中に
入ると、点火されたままの状態にしておかれるが、先に
説明したタイヤ止めが取り付けられると共に移動を防止
するためににブレーキが掛けられなければならない。
び、逆転ブレーキがかけられるとともに液圧バルブが閉
じられる。保護柵は上げられ、昇降機の信号灯の緑の光
が点灯して、自動車が昇降機の箱の内部まで前進しても
よいことを示す。自動車が光電池の光線を遮断している
間は、 昇降機の操作は何も行われない。したがって、ド
アーは閉ざされることはない。車は、昇降機の箱の中に
入ると、点火されたままの状態にしておかれるが、先に
説明したタイヤ止めが取り付けられると共に移動を防止
するためににブレーキが掛けられなければならない。
【0055】昇降機は一階の高さまで降下していくとき
に、必要であれば回転しながら行かなければならない。
これは、車の前方が出口の車線の方向に向かう形で台を
位置付けるようにするためである。昇降機が停止する
と、運転者は料金支払所にまで進み、そこで勘定しても
らうために切符を手渡す。
に、必要であれば回転しながら行かなければならない。
これは、車の前方が出口の車線の方向に向かう形で台を
位置付けるようにするためである。昇降機が停止する
と、運転者は料金支払所にまで進み、そこで勘定しても
らうために切符を手渡す。
【0056】台の回転は360度としてもよいが、 時計
回りかその反対であれいかなる方向でも最高回転を18
0度にして、 回転運動の行程と時間が最小限になるよう
に制御装置をプログラムされる。
回りかその反対であれいかなる方向でも最高回転を18
0度にして、 回転運動の行程と時間が最小限になるよう
に制御装置をプログラムされる。
【0057】安全装置の動作の中には、交流発電設備の
エネルギーの停止による始動がある。それは電流の供給
が停止したときのもので、作業の正常な状態が回復する
まで電気設備や電子設備が正常な作業で持続することを
可能にする。
エネルギーの停止による始動がある。それは電流の供給
が停止したときのもので、作業の正常な状態が回復する
まで電気設備や電子設備が正常な作業で持続することを
可能にする。
【0058】人用のエレベーターの操作は一般的であり
ふれているので、この書類では記述しない。
ふれているので、この書類では記述しない。
【0059】(他の実施例)図12、13では、自動車
の放射状駐車場の別の実施例を表している。この駐車場
は、次の点を除いては先に記述したものと同様のもので
ある。つまり、昇降機10が、一つのピストンを持った
シリンダーを使う変わりに、入れ子式の液圧シリンダー
55を使っていることである。したがって、2つの部分
からなる入れ子式ピストンを使用する場合には、ピスト
ン56の長さは半分に、3つの部分からなる入れ子式ピ
ストンの場合は三分の一に、4つの部分からなる入れ子
式のピストンの場合は四分の一に、その長さが減少され
る。これらの入れ子式シリンダーは一般に使用されてい
るものなので、これ以上詳しい記述をしない。建物、昇
降機、制御装置といった残りの要素は先に詳しくのべた
ものと変わらない。
の放射状駐車場の別の実施例を表している。この駐車場
は、次の点を除いては先に記述したものと同様のもので
ある。つまり、昇降機10が、一つのピストンを持った
シリンダーを使う変わりに、入れ子式の液圧シリンダー
55を使っていることである。したがって、2つの部分
からなる入れ子式ピストンを使用する場合には、ピスト
ン56の長さは半分に、3つの部分からなる入れ子式ピ
ストンの場合は三分の一に、4つの部分からなる入れ子
式のピストンの場合は四分の一に、その長さが減少され
る。これらの入れ子式シリンダーは一般に使用されてい
るものなので、これ以上詳しい記述をしない。建物、昇
降機、制御装置といった残りの要素は先に詳しくのべた
ものと変わらない。
【0060】図14と15では、自動車用の放射状駐車
場のさらなる実施例が示されている。この駐車場は前に
記述されたものと類似しているが、二つではなく一つの
液圧シリンダー57が存在する点が異なる。この液圧シ
リンダー57は、昇降機の中央、正確には台の下に置か
れ、2、3或は4つの入れ子式ピストンを持つ入れ子式
のシリンダーである。この場合、ピストンはより大きい
直径を持つことができ、したがって、同じポンプ液圧が
保たれた場合には、圧力のかかる面積も大きくなるとと
もに、ピストンの行程は、使用しようとするフロアの階
高の全長と同じになる。ピストンは昇降機の箱の上に直
接の作用し、従って、行程比は一対一である。その場
合、先の実施例で記述された滑車20と、構造梁26に
接続されたケーブル34とは除外される。この場合、ピ
ストンの移動速度は昇降箱の移動速度と等しくなる。三
つか四つの部分からなる入れ子式ピストンのシリンダー
58の使用が好ましい。これは、シリンダーの長さを短
くするためで、該シリンダーは昇降機の回転台の中の中
央の孔に部分的に埋め込まれ、塔と昇降箱を含む昇降機
が積み降ろしを行う位置を得るために回る時に、このシ
リンダーは回転台の内部で回転するようになっている。
建物、昇降機、機器類など残りのすべての要素はこの発
明の上記第1の実施例と同様である。
場のさらなる実施例が示されている。この駐車場は前に
記述されたものと類似しているが、二つではなく一つの
液圧シリンダー57が存在する点が異なる。この液圧シ
リンダー57は、昇降機の中央、正確には台の下に置か
れ、2、3或は4つの入れ子式ピストンを持つ入れ子式
のシリンダーである。この場合、ピストンはより大きい
直径を持つことができ、したがって、同じポンプ液圧が
保たれた場合には、圧力のかかる面積も大きくなるとと
もに、ピストンの行程は、使用しようとするフロアの階
高の全長と同じになる。ピストンは昇降機の箱の上に直
接の作用し、従って、行程比は一対一である。その場
合、先の実施例で記述された滑車20と、構造梁26に
接続されたケーブル34とは除外される。この場合、ピ
ストンの移動速度は昇降箱の移動速度と等しくなる。三
つか四つの部分からなる入れ子式ピストンのシリンダー
58の使用が好ましい。これは、シリンダーの長さを短
くするためで、該シリンダーは昇降機の回転台の中の中
央の孔に部分的に埋め込まれ、塔と昇降箱を含む昇降機
が積み降ろしを行う位置を得るために回る時に、このシ
リンダーは回転台の内部で回転するようになっている。
建物、昇降機、機器類など残りのすべての要素はこの発
明の上記第1の実施例と同様である。
【0061】図16、17及び18に提案されている実
施例は、 駐車場の昇降機がワンピースの筒型ピストン
(図示せず)か、図示しているような入れ子式ピストン
(2,3あるいは4つの部分からなるもの)61,62
を有する四つのシリンダー60によって動かされること
を特徴とする。この実施例は昇降機が受け持つフロアの
数が多く、シリンダーとピストンの長さを制限する必要
がある設備において、有利に使用される。同時に、この
実施例によれば、同一の荷重と同一の圧力の液圧流体に
対してピストンの数を2倍にすると、各々のピストンに
必要とされる直径が減少される。この実施例の昇降機シ
ステムは、回転する塔11を有する好適実施例において
記述されたものと同様のシステムからなっており、塔1
1は二つの電気減速装置24により垂直中央の周りを回
転させられると共に、液圧システム19によって自動車
を持ち上げるための昇降箱25を持つ。液圧システム1
9は油タンク、液圧ポンプ、バルブ、及び四つのシリン
ダーからなり、このシリンダーは通常型もしくは入れ子
式の液圧ピストンを備え、昇降箱の脇に垂直方向に設置
され、そのうちの二つは垂直上向きに、もう二つは垂直
下向きに設置される。各ピストンの突き出た端には金属
の滑車63が設けられ、この滑車63には柔軟な鋼鉄の
ケーブルがSを横にした形に巻回されている。該ケーブ
ルは、片端で、逆転したピストン24の土台プレート6
4に固定されると共に、 もう片端で昇降機の箱25に固
定されている。その結果、運動の伝達比率は4対1にな
る。つまり、ピストンが動く距離の一単位当たり、昇降
箱は4単位を動くことになる。換言すれば、昇降箱の移
動距離と上昇および下降の速度は同ピストンのそれの4
倍になる。
施例は、 駐車場の昇降機がワンピースの筒型ピストン
(図示せず)か、図示しているような入れ子式ピストン
(2,3あるいは4つの部分からなるもの)61,62
を有する四つのシリンダー60によって動かされること
を特徴とする。この実施例は昇降機が受け持つフロアの
数が多く、シリンダーとピストンの長さを制限する必要
がある設備において、有利に使用される。同時に、この
実施例によれば、同一の荷重と同一の圧力の液圧流体に
対してピストンの数を2倍にすると、各々のピストンに
必要とされる直径が減少される。この実施例の昇降機シ
ステムは、回転する塔11を有する好適実施例において
記述されたものと同様のシステムからなっており、塔1
1は二つの電気減速装置24により垂直中央の周りを回
転させられると共に、液圧システム19によって自動車
を持ち上げるための昇降箱25を持つ。液圧システム1
9は油タンク、液圧ポンプ、バルブ、及び四つのシリン
ダーからなり、このシリンダーは通常型もしくは入れ子
式の液圧ピストンを備え、昇降箱の脇に垂直方向に設置
され、そのうちの二つは垂直上向きに、もう二つは垂直
下向きに設置される。各ピストンの突き出た端には金属
の滑車63が設けられ、この滑車63には柔軟な鋼鉄の
ケーブルがSを横にした形に巻回されている。該ケーブ
ルは、片端で、逆転したピストン24の土台プレート6
4に固定されると共に、 もう片端で昇降機の箱25に固
定されている。その結果、運動の伝達比率は4対1にな
る。つまり、ピストンが動く距離の一単位当たり、昇降
箱は4単位を動くことになる。換言すれば、昇降箱の移
動距離と上昇および下降の速度は同ピストンのそれの4
倍になる。
【0062】さらに別の実施例が、図19,20及び2
1に示されている。この実施例の駐車場は先に示された
ものに類似しているが、6対1の垂直運動の伝達比率を
得るために、昇降機が滑車、ケーブル、釣合重り、液圧
ピストンによって構成された二組みの機構を持つという
点で異なる。同システムは、昇降機の塔の上部であって
昇降箱の各脇に設置された五つの溝付き滑車2組からな
る。それらの滑車のうち、三つ66は各側で固定され、
残りの二つ67は同じように動くことができ、上昇か下
降の垂直方向に移動するが、各滑車は自由に回転でき
る。可動滑車は金属製構造つまり金属片68によって互
いに間隔をおいて連結されており、上記金属片68の端
部に滑車レール69のためのスライド式ガイドを取り付
けることができる。滑車レールのおかげで、滑車の上昇
下降の全行程において滑車の真っすぐな移動が維持され
る。その滑車の行程は昇降機の箱25の垂直行程の六分
の一だけである。滑車レールは昇降機の骨組11によっ
て適切に支えられて延在している。滑車の金属の骨組つ
まり構造物の中央には、二つの釣り合い重り70が掛か
っているが、これは、昇降機の箱の昇降に必要なエネル
ギーならびに自動車とそれに乗る人の重さを支えるのに
必要なエネルギーを減少させる目的を持つ。実際、二つ
の釣り合い重り70の重さの合計は昇降箱25の死荷重
プラス昇降機の荷重の120パーセントから140パー
セントのほぼ間の重さに相当する。 動く滑車と固定され
た滑車は、図19に示すように、連続する柔軟な金属の
ケーブルによって、6段階の垂直ジグザグの形に連結さ
れる。その場合ケーブルの一端は昇降機の構造塔11に
固定され、もう一端は昇降機の箱25に固定される。釣
り合い重り70の正に下では、油圧ピストン73を備え
た二本のシリンダー72が設置されるが、その下部は昇
降機の骨組つまり構造物11によって支えられている。
ピストン73は釣り合い重りの下で垂直方向に作動す
る。
1に示されている。この実施例の駐車場は先に示された
ものに類似しているが、6対1の垂直運動の伝達比率を
得るために、昇降機が滑車、ケーブル、釣合重り、液圧
ピストンによって構成された二組みの機構を持つという
点で異なる。同システムは、昇降機の塔の上部であって
昇降箱の各脇に設置された五つの溝付き滑車2組からな
る。それらの滑車のうち、三つ66は各側で固定され、
残りの二つ67は同じように動くことができ、上昇か下
降の垂直方向に移動するが、各滑車は自由に回転でき
る。可動滑車は金属製構造つまり金属片68によって互
いに間隔をおいて連結されており、上記金属片68の端
部に滑車レール69のためのスライド式ガイドを取り付
けることができる。滑車レールのおかげで、滑車の上昇
下降の全行程において滑車の真っすぐな移動が維持され
る。その滑車の行程は昇降機の箱25の垂直行程の六分
の一だけである。滑車レールは昇降機の骨組11によっ
て適切に支えられて延在している。滑車の金属の骨組つ
まり構造物の中央には、二つの釣り合い重り70が掛か
っているが、これは、昇降機の箱の昇降に必要なエネル
ギーならびに自動車とそれに乗る人の重さを支えるのに
必要なエネルギーを減少させる目的を持つ。実際、二つ
の釣り合い重り70の重さの合計は昇降箱25の死荷重
プラス昇降機の荷重の120パーセントから140パー
セントのほぼ間の重さに相当する。 動く滑車と固定され
た滑車は、図19に示すように、連続する柔軟な金属の
ケーブルによって、6段階の垂直ジグザグの形に連結さ
れる。その場合ケーブルの一端は昇降機の構造塔11に
固定され、もう一端は昇降機の箱25に固定される。釣
り合い重り70の正に下では、油圧ピストン73を備え
た二本のシリンダー72が設置されるが、その下部は昇
降機の骨組つまり構造物11によって支えられている。
ピストン73は釣り合い重りの下で垂直方向に作動す
る。
【0063】この思想によって、次の利点が得られる。
第一に、昇降箱の行程に対する液圧ピストンの行程の比
率が六対一となる。第二には、昇降箱と昇降機の積み荷
とを持ち上げる為に釣り合い重りが使用され、上記釣り
合い重りを上昇させて昇降機の箱を結果的に下降させる
為にだけ液圧ピストンが用いられる。実際、昇降箱に積
み荷があろうがあるまいが、操作の形態は、液圧シリン
ダーの油を排除することにある。それによりピストンが
収縮して、釣り合い重りを下降させ、鋼鉄のケーブルが
一方向のみに移動して、昇降機の箱を上昇させるのであ
る。
第一に、昇降箱の行程に対する液圧ピストンの行程の比
率が六対一となる。第二には、昇降箱と昇降機の積み荷
とを持ち上げる為に釣り合い重りが使用され、上記釣り
合い重りを上昇させて昇降機の箱を結果的に下降させる
為にだけ液圧ピストンが用いられる。実際、昇降箱に積
み荷があろうがあるまいが、操作の形態は、液圧シリン
ダーの油を排除することにある。それによりピストンが
収縮して、釣り合い重りを下降させ、鋼鉄のケーブルが
一方向のみに移動して、昇降機の箱を上昇させるのであ
る。
【0064】昇降箱を降ろすとき、液圧システムの1つ
または複数の液圧ポンプ19はシリンダーにオイルを射
出して、ピストンをシリンダーの外に伸長させて、釣り
合い重りを上方に上げる。それにより、動く滑車は上昇
し、ケーブルは反対方向に動く。そして、昇降機の箱は
下がるのである。
または複数の液圧ポンプ19はシリンダーにオイルを射
出して、ピストンをシリンダーの外に伸長させて、釣り
合い重りを上方に上げる。それにより、動く滑車は上昇
し、ケーブルは反対方向に動く。そして、昇降機の箱は
下がるのである。
【0065】この実施例は、油圧機構の必要性がかなり
減るために昇降機機構の経費を実質的に省くことを可能
にする。同時に、ピストンを比較的小さく保ったまま、
昇降の距離を比較的大きくすることを可能にする。
減るために昇降機機構の経費を実質的に省くことを可能
にする。同時に、ピストンを比較的小さく保ったまま、
昇降の距離を比較的大きくすることを可能にする。
【0066】図22、23及び24の図に示された最後
の実施例は、 上述の駐車場に類似しているが、直前の実
施例と同様、次の相違がある。即ち、自動車の昇降機が
ケーブル71、 固定した滑車66、そして伝動比率が六
対一の液圧シリンダーからなるシステムを持つことであ
る。直前の実施例と異なる点は、昇降機の箱を上昇させ
る重りが存在せず、ピストンは反対方向に作用して、可
動滑車を下方に押圧して、固定滑車と可動滑車との距離
を増加させる。この場合、操作方法は前述の実施例と記
述された操作方法と異なり、昇降機の箱プラスその積み
荷を持ち上げる為に、圧油をシリンダー72にポンプで
送って、ピストン73を伸長させる。これにより、昇降
機の各側の二つの動く滑車67は降下し、動く滑車と固
定された滑車の間の距離を増加させる。その結果、ケー
ブル71は一方向に向かって動き、一方、 昇降機の箱2
5は上昇する。シリンダー72内部の液圧を取り除く
と、ピストンは収縮し、可動滑車は、昇降箱自体の重さ
と運搬する荷重によって、ケーブルに引っ張られて動く
のである。このシステムの利点は、六対一の比率による
短行程でもってシリンダーを比較的小さく保ちつつも、
昇降機の総重量を減少させられることである。
の実施例は、 上述の駐車場に類似しているが、直前の実
施例と同様、次の相違がある。即ち、自動車の昇降機が
ケーブル71、 固定した滑車66、そして伝動比率が六
対一の液圧シリンダーからなるシステムを持つことであ
る。直前の実施例と異なる点は、昇降機の箱を上昇させ
る重りが存在せず、ピストンは反対方向に作用して、可
動滑車を下方に押圧して、固定滑車と可動滑車との距離
を増加させる。この場合、操作方法は前述の実施例と記
述された操作方法と異なり、昇降機の箱プラスその積み
荷を持ち上げる為に、圧油をシリンダー72にポンプで
送って、ピストン73を伸長させる。これにより、昇降
機の各側の二つの動く滑車67は降下し、動く滑車と固
定された滑車の間の距離を増加させる。その結果、ケー
ブル71は一方向に向かって動き、一方、 昇降機の箱2
5は上昇する。シリンダー72内部の液圧を取り除く
と、ピストンは収縮し、可動滑車は、昇降箱自体の重さ
と運搬する荷重によって、ケーブルに引っ張られて動く
のである。このシステムの利点は、六対一の比率による
短行程でもってシリンダーを比較的小さく保ちつつも、
昇降機の総重量を減少させられることである。
【0067】上述のいずれの実施例においても、この発
明は二つ以上の隣接する駐車塔で構成することができ
る。その際、人用のエレベーターと階段は同じように使
用されるが、自動車の昇降機のいずれかが故障した場合
には、車をひとつの塔から別の塔に移すことが可能であ
る。
明は二つ以上の隣接する駐車塔で構成することができ
る。その際、人用のエレベーターと階段は同じように使
用されるが、自動車の昇降機のいずれかが故障した場合
には、車をひとつの塔から別の塔に移すことが可能であ
る。
【0068】図25,26,27に示した駐車場の実施例
によれば、自動車昇降機110は空洞になっている平行
6面体形状の支持骨組111によって構成されており、
その上面に対角線をもった構造正方形と、昇降箱を持ち
上げている鋼鉄のケーブル113に吊された中心板11
2が保持されている。正方形の頂点から4本の構造脚部
114が降ろされ、それらが骨組の下面を支えている。
骨組の下面は上記上面と同様のものではあるが、しか
し、正方形の骨組115が加わっている。この正方形の
骨組115はローラー116の支えとして役立つ。ロー
ラの機能については後述する。上記下面の中心部には軸
受け即ち軸ベアリング117が配置されており、昇降機
の台118の回転運動の軸として機能する。
によれば、自動車昇降機110は空洞になっている平行
6面体形状の支持骨組111によって構成されており、
その上面に対角線をもった構造正方形と、昇降箱を持ち
上げている鋼鉄のケーブル113に吊された中心板11
2が保持されている。正方形の頂点から4本の構造脚部
114が降ろされ、それらが骨組の下面を支えている。
骨組の下面は上記上面と同様のものではあるが、しか
し、正方形の骨組115が加わっている。この正方形の
骨組115はローラー116の支えとして役立つ。ロー
ラの機能については後述する。上記下面の中心部には軸
受け即ち軸ベアリング117が配置されており、昇降機
の台118の回転運動の軸として機能する。
【0069】金属板の台118は円形であり、その中心
下部には堅い矢状の軸を持っており、昇降機の骨組の下
面上であって、昇降機の骨組の稜を形成する垂直の脚部
の内部に配置されている。台118は同心円状の2本の
チャンネル119,119によって下面が補強されてい
て、一方のチャンネル119は台118の周囲に配置さ
れ、もう一方のチャンネル119は台118の半径のほ
ぼ真ん中あたりに配置されている。前記のチャンネルは
台118に剛性を与えると共に回転ローラー116の軌
道として役立つことを目的とする。
下部には堅い矢状の軸を持っており、昇降機の骨組の下
面上であって、昇降機の骨組の稜を形成する垂直の脚部
の内部に配置されている。台118は同心円状の2本の
チャンネル119,119によって下面が補強されてい
て、一方のチャンネル119は台118の周囲に配置さ
れ、もう一方のチャンネル119は台118の半径のほ
ぼ真ん中あたりに配置されている。前記のチャンネルは
台118に剛性を与えると共に回転ローラー116の軌
道として役立つことを目的とする。
【0070】回転ローラー116は最低12個取り付け
られ、ゴムで被覆された鋼鉄のローラーで、その内部に
は側方の2つの軸受けによって支えられている金属の堅
い矢状の軸を通している。それぞれのローラーの集まり
が昇降機の下面骨組に十分に配置され(図27)、適切
な角度の位置にボルトとナットで固定されている。
られ、ゴムで被覆された鋼鉄のローラーで、その内部に
は側方の2つの軸受けによって支えられている金属の堅
い矢状の軸を通している。それぞれのローラーの集まり
が昇降機の下面骨組に十分に配置され(図27)、適切
な角度の位置にボルトとナットで固定されている。
【0071】中央の軸受け117と回転ローラー116
の援助により、昇降機の台(プラットフォーム)は、こ
の台の下部に垂直に配置されている2つのモーター12
0の働きによって、360度回転することができる。上
記モーター120は昇降機110の下面骨組にしっかり
と固定されている。上記2つのモーターには小さい歯車
(ピニオン)が連結されており、これらのピニオンが回
転すると、台118の内側の補強用の環の外側面に配置
されたかさ歯車を移動させ、その結果、台118を回転
させる。2つのモーター120は、制御論理プログラミ
ング装置の主制御部によって予め選択された場所を採用
するために制御システムの正確な信号を受け取る電気モ
ーターによって構成されている。2つのモーターを備え
た場合、回転システムには余剰ができ、確実性が200
%にまで増加する。そして、一方のモーターが台を一方
向に回転させ、もう1つのモーターが台を反対方向に回
転させることを可能にしている。この場合、片方のモー
ターが機能している時にはもう片方のモーターは止まっ
ている。
の援助により、昇降機の台(プラットフォーム)は、こ
の台の下部に垂直に配置されている2つのモーター12
0の働きによって、360度回転することができる。上
記モーター120は昇降機110の下面骨組にしっかり
と固定されている。上記2つのモーターには小さい歯車
(ピニオン)が連結されており、これらのピニオンが回
転すると、台118の内側の補強用の環の外側面に配置
されたかさ歯車を移動させ、その結果、台118を回転
させる。2つのモーター120は、制御論理プログラミ
ング装置の主制御部によって予め選択された場所を採用
するために制御システムの正確な信号を受け取る電気モ
ーターによって構成されている。2つのモーターを備え
た場合、回転システムには余剰ができ、確実性が200
%にまで増加する。そして、一方のモーターが台を一方
向に回転させ、もう1つのモーターが台を反対方向に回
転させることを可能にしている。この場合、片方のモー
ターが機能している時にはもう片方のモーターは止まっ
ている。
【0072】自動車昇降機を持ち上げるモーター122
は駐車場の中央の上部に配置されていて、それは人用の
エレベータに使用されている従来からある部分によって
構成されている。ただし、キャパシティは人用のものよ
り大きい。昇降機を起動させるメカニズムは逆転作用の
できる減速装置、ケーブル牽引滑車、釣り合い重り、お
よび、呼び出し目的地、緊急事態の停止、警報その他
の、電気制御装置からなる。従来の他の昇降機との違い
については、前段で述べた通り回転制御が加えられた点
にある。
は駐車場の中央の上部に配置されていて、それは人用の
エレベータに使用されている従来からある部分によって
構成されている。ただし、キャパシティは人用のものよ
り大きい。昇降機を起動させるメカニズムは逆転作用の
できる減速装置、ケーブル牽引滑車、釣り合い重り、お
よび、呼び出し目的地、緊急事態の停止、警報その他
の、電気制御装置からなる。従来の他の昇降機との違い
については、前段で述べた通り回転制御が加えられた点
にある。
【0073】前述の実施例と同様に、駐車場の信号・制
御システムは駐車場の本質的な部分を形成している。従
って、本発明はシステム全体を半自動的にかつ安全確実
に操作することを可能にする。
御システムは駐車場の本質的な部分を形成している。従
って、本発明はシステム全体を半自動的にかつ安全確実
に操作することを可能にする。
【0074】本発明の別の実施例は図28,29に示さ
れている。この駐車場は隣あったA,B2つの放射状駐
車塔を備えており、その高さと昇降機間の距離は、昇降
機の中心間の水平距離が2つ分の階の垂直距離の正確な
倍数となるように、調整される。また、本実施例の駐車
場は、昇降機が単一方向に連続して動作するもので、図
29に示したように一定数の台137を持っているとこ
ろに特徴がある。そして、8つのフロアを有する2つの
塔を調整するために、差し渡されたロープの両端に設け
られた金属チエーン138によって8つの乗降台137
を連結している。各台はそれぞれに回転して、車の駐車
のための収納庫つまり車庫に対して、所望の角度に台を
位置決めする。牽引チエーン138によって連結された
台は昇降機の空洞を上昇し、駐車場の最後の階に着いた
あと、隣あった塔の昇降機の空洞の中を垂直に降りるた
めに第1のローラーテーブル139上を水平に移動す
る。そして、最後に、第2のローラーテーブル140上
を反対方向に水平に再び移動して、移動のサイクルを終
える。チエーン138は昇降機の起動システムの4つの
頂点に配置されている4つの歯板つまりラック141に
よって動かされるが、それらのうち、台の下降する側に
配置された下の滑車を除く3つが作動している。上記の
歯板141は上記台の上昇作業又は上下のローラーテー
ブル上での移動作業を実行するために必要な容量の電気
減速装置によって動かされる。各モーターの働きは他の
2つのモーターと同期している。上記台の回転モーター
に必要な電気発動力は昇降機の側面にある誘導装置とロ
ーラーテーブルの一端に配置された集電器によって伝導
される。上記台の回転運動のモーターの始動、位置決め
及び停止を行うための制御信号は垂線のマイクロ波又は
調整された振幅と波長の光センサーのマイクロ波のタイ
プからなる。本実施例の操作は駐車場への車の出入りに
対してより大きな能力を持つことを目的としている。
れている。この駐車場は隣あったA,B2つの放射状駐
車塔を備えており、その高さと昇降機間の距離は、昇降
機の中心間の水平距離が2つ分の階の垂直距離の正確な
倍数となるように、調整される。また、本実施例の駐車
場は、昇降機が単一方向に連続して動作するもので、図
29に示したように一定数の台137を持っているとこ
ろに特徴がある。そして、8つのフロアを有する2つの
塔を調整するために、差し渡されたロープの両端に設け
られた金属チエーン138によって8つの乗降台137
を連結している。各台はそれぞれに回転して、車の駐車
のための収納庫つまり車庫に対して、所望の角度に台を
位置決めする。牽引チエーン138によって連結された
台は昇降機の空洞を上昇し、駐車場の最後の階に着いた
あと、隣あった塔の昇降機の空洞の中を垂直に降りるた
めに第1のローラーテーブル139上を水平に移動す
る。そして、最後に、第2のローラーテーブル140上
を反対方向に水平に再び移動して、移動のサイクルを終
える。チエーン138は昇降機の起動システムの4つの
頂点に配置されている4つの歯板つまりラック141に
よって動かされるが、それらのうち、台の下降する側に
配置された下の滑車を除く3つが作動している。上記の
歯板141は上記台の上昇作業又は上下のローラーテー
ブル上での移動作業を実行するために必要な容量の電気
減速装置によって動かされる。各モーターの働きは他の
2つのモーターと同期している。上記台の回転モーター
に必要な電気発動力は昇降機の側面にある誘導装置とロ
ーラーテーブルの一端に配置された集電器によって伝導
される。上記台の回転運動のモーターの始動、位置決め
及び停止を行うための制御信号は垂線のマイクロ波又は
調整された振幅と波長の光センサーのマイクロ波のタイ
プからなる。本実施例の操作は駐車場への車の出入りに
対してより大きな能力を持つことを目的としている。
【0075】オートメーション度は完全であり、予め設
定された時間の間自動的にそれぞれの階にそれぞれの乗
降台が停止する。これにより、信号灯の光と音声の信号
によって、運転者は昇降機の台(プラットフォーム)の
中央までその車を操縦し、その後、乗降台は、予め選択
された階と場所に行くまで垂直に移動すると共に回転す
る。そうして、車は所望の車庫へと径方向に降りる。車
の出庫の操作は入庫と反対になるが、制御と保護の原理
は同じである。
定された時間の間自動的にそれぞれの階にそれぞれの乗
降台が停止する。これにより、信号灯の光と音声の信号
によって、運転者は昇降機の台(プラットフォーム)の
中央までその車を操縦し、その後、乗降台は、予め選択
された階と場所に行くまで垂直に移動すると共に回転す
る。そうして、車は所望の車庫へと径方向に降りる。車
の出庫の操作は入庫と反対になるが、制御と保護の原理
は同じである。
【0076】図30から図34に示した実施例につい
て、自動車昇降機は支持・回転・誘導用の骨組111に
よって構成されており、この骨組111は、6つの金属
製ローラー213によって支持された下部金属盤212
によって形成されている。上記ローラー213は駐車場
の土台201にしっかりと固定されている円形レール2
14上で回転する。上記金属盤212は、その中心部
に、360度の回転移動を可能にする回転軸215を備
えており、この回転軸215は、土台部分を形成してい
るコンクリート台によってしっかりと支えられていると
ころの1つもしくは数個の急速回転するベアリングの中
を回転する矢によって構成されている。回転盤上には4
本の金属柱211が垂直に設けられており、この金属柱
211は、比較的高い昇降機を扱う場合にその細長さを
補強するための二次的な骨組要素216によって十分な
剛性を与えられている。4本の柱211は重り235の
ガイドレールだけでなく昇降機のガイドレール217の
固定のための支柱として機能する。4本の柱211の上
部には、昇降機の牽引機219や昇降機自体のために必
要な滑車229含む機械室218が位置している。機械
室の天井の中心部には、上部回転中心部221が取り付
けられている。この上部回転中心部221は同様に矢及
び1つ又は数個の急速回転ベアリングを備え、このベア
リングは建築物の内部の柱202に連結された十文字状
の構造梁222に固定されている。こうして、昇降機の
上部回転中心部が提供される。
て、自動車昇降機は支持・回転・誘導用の骨組111に
よって構成されており、この骨組111は、6つの金属
製ローラー213によって支持された下部金属盤212
によって形成されている。上記ローラー213は駐車場
の土台201にしっかりと固定されている円形レール2
14上で回転する。上記金属盤212は、その中心部
に、360度の回転移動を可能にする回転軸215を備
えており、この回転軸215は、土台部分を形成してい
るコンクリート台によってしっかりと支えられていると
ころの1つもしくは数個の急速回転するベアリングの中
を回転する矢によって構成されている。回転盤上には4
本の金属柱211が垂直に設けられており、この金属柱
211は、比較的高い昇降機を扱う場合にその細長さを
補強するための二次的な骨組要素216によって十分な
剛性を与えられている。4本の柱211は重り235の
ガイドレールだけでなく昇降機のガイドレール217の
固定のための支柱として機能する。4本の柱211の上
部には、昇降機の牽引機219や昇降機自体のために必
要な滑車229含む機械室218が位置している。機械
室の天井の中心部には、上部回転中心部221が取り付
けられている。この上部回転中心部221は同様に矢及
び1つ又は数個の急速回転ベアリングを備え、このベア
リングは建築物の内部の柱202に連結された十文字状
の構造梁222に固定されている。こうして、昇降機の
上部回転中心部が提供される。
【0077】回転盤212の下部には、上記骨組に支持
された2つの電気減速装置224が取り付けられてお
り、その減速装置には小歯車(ピニオン)260が連結
されている。上記ピニオン260は、駐車場の堅いコン
クリート土台201上に固定された円形のかさ歯車22
3に適切にかみ合っている。これらの減速装置が作動す
ると、支柱の骨組211,212,216,218,219
及び225一体となっての昇降機210の回転を引き起
こすことになる。かさ歯車の対向する端部おいてつり合
いのとれた回転を持つために2つの減速装置が使用され
る。動力要素は、制御システムから正確な信号を受け取
る電気モーターによって構成されており、時計方向ある
いは反時計方向に回って、制御論理プログラムの主制御
によって予め選択された場所をとる。これにより、昇降
箱225の初期位置と目的地である最終地点との間のよ
り短い距離の方向に回転することを可能にしている。
された2つの電気減速装置224が取り付けられてお
り、その減速装置には小歯車(ピニオン)260が連結
されている。上記ピニオン260は、駐車場の堅いコン
クリート土台201上に固定された円形のかさ歯車22
3に適切にかみ合っている。これらの減速装置が作動す
ると、支柱の骨組211,212,216,218,219
及び225一体となっての昇降機210の回転を引き起
こすことになる。かさ歯車の対向する端部おいてつり合
いのとれた回転を持つために2つの減速装置が使用され
る。動力要素は、制御システムから正確な信号を受け取
る電気モーターによって構成されており、時計方向ある
いは反時計方向に回って、制御論理プログラムの主制御
によって予め選択された場所をとる。これにより、昇降
箱225の初期位置と目的地である最終地点との間のよ
り短い距離の方向に回転することを可能にしている。
【0078】昇降機ボックスを垂直に持ち上げる設備は
昇降機の伝統的なタイプであり、減速装置219、逆転
可能な牽引滑車、偏位滑車220、牽引ケーブル23
4、ケーブルのための滑車(牽引率が2:1の場合にお
いて)、釣り合い重り235及びその固定に必要な金具
によって構成されている。
昇降機の伝統的なタイプであり、減速装置219、逆転
可能な牽引滑車、偏位滑車220、牽引ケーブル23
4、ケーブルのための滑車(牽引率が2:1の場合にお
いて)、釣り合い重り235及びその固定に必要な金具
によって構成されている。
【0079】回転盤212の上部には、昇降機ボックス
225と重り235のためにばねと油の緩和部材236
が配置されている。それらは昇降機ボックスの突然の下
降の衝撃を漸次緩和することを目的としている。
225と重り235のためにばねと油の緩和部材236
が配置されている。それらは昇降機ボックスの突然の下
降の衝撃を漸次緩和することを目的としている。
【0080】重りは昇降箱に対する場所に従って上下に
垂直移動し、車とその乗員に対応する重量と昇降箱を上
昇させるために必要なエネルギーの消費を減らすことを
目的としている。
垂直移動し、車とその乗員に対応する重量と昇降箱を上
昇させるために必要なエネルギーの消費を減らすことを
目的としている。
【0081】図35,36,37に関して、これらには車
のための放射状の駐車場のさらに別の実施例が示されて
いる。この駐車場は前記駐車場と同様であるが、回転昇
降機がケーブル牽引タイプではなく、液圧式ピストン2
51タイプである点が異なる。この液圧式ピストンは昇
降箱の下部に設けられるであろう。このタイプの昇降機
は現在一般に使用されているものであるから、その機能
については詳細に述べないが、特にこのために使用でき
るように主要部分と必要な変形について述べるに止め
る。
のための放射状の駐車場のさらに別の実施例が示されて
いる。この駐車場は前記駐車場と同様であるが、回転昇
降機がケーブル牽引タイプではなく、液圧式ピストン2
51タイプである点が異なる。この液圧式ピストンは昇
降箱の下部に設けられるであろう。このタイプの昇降機
は現在一般に使用されているものであるから、その機能
については詳細に述べないが、特にこのために使用でき
るように主要部分と必要な変形について述べるに止め
る。
【0082】昇降機211の回転構造つまり回転骨組、
つまり、回転盤212の他、ローラー213、円形レー
ル214、下部回転軸215、ガイドレール217及び
上部回転中心部221は変わっていない。しかしなが
ら、この実施例においては機械室118、牽引機119
及び滑車120の使用を避けている。牽引の代用設備に
は駐車場の下部に配置されている液圧式ピストン251
が含まれる。このピストン251は、地面に埋められこ
のピストン251の長さを有する円柱状の管筒250を
備えている。この管筒250の目的はただ単に、土と地
下水位にある水とを抑制し、液圧式ピストン251のた
めの容器として機能することだけである。このピストン
251は回転盤212上に搭載されており、また、回転
運動をするので前記管筒250と接触することなしに管
筒250の中に残る。液圧ピストンの重要な部分はその
ロッドであり、このロッドは、液圧ポンプ253からの
液圧が印加されると、昇降箱の重さと車の重量を支えな
がら上下垂直方向に移動する。上記液圧ポンプも液圧流
体タンク254と共に昇降機の回転盤212上に設置さ
れている。
つまり、回転盤212の他、ローラー213、円形レー
ル214、下部回転軸215、ガイドレール217及び
上部回転中心部221は変わっていない。しかしなが
ら、この実施例においては機械室118、牽引機119
及び滑車120の使用を避けている。牽引の代用設備に
は駐車場の下部に配置されている液圧式ピストン251
が含まれる。このピストン251は、地面に埋められこ
のピストン251の長さを有する円柱状の管筒250を
備えている。この管筒250の目的はただ単に、土と地
下水位にある水とを抑制し、液圧式ピストン251のた
めの容器として機能することだけである。このピストン
251は回転盤212上に搭載されており、また、回転
運動をするので前記管筒250と接触することなしに管
筒250の中に残る。液圧ピストンの重要な部分はその
ロッドであり、このロッドは、液圧ポンプ253からの
液圧が印加されると、昇降箱の重さと車の重量を支えな
がら上下垂直方向に移動する。上記液圧ポンプも液圧流
体タンク254と共に昇降機の回転盤212上に設置さ
れている。
【0083】減速装置224と円形かさ歯車223は、
ケーブルによって牽引される昇降機について述べたこと
と同様のもので、同じように機能する。制御パネルもま
た同様であるが、持ち上げ用の電気モーターに指令する
かわりに、液圧ピストンを始動させて、ピストン内の流
体の圧力あるいは容積を増やして昇降機を上昇させる
か、それらを減らしてピストンからくる液圧流体を貯蔵
タンクへ送り、昇降箱を下降させるのである。
ケーブルによって牽引される昇降機について述べたこと
と同様のもので、同じように機能する。制御パネルもま
た同様であるが、持ち上げ用の電気モーターに指令する
かわりに、液圧ピストンを始動させて、ピストン内の流
体の圧力あるいは容積を増やして昇降機を上昇させる
か、それらを減らしてピストンからくる液圧流体を貯蔵
タンクへ送り、昇降箱を下降させるのである。
【0084】本発明を好適実施例によって説明したが、
以上の説明に鑑みて明らかな変形が提起された概念から
導き出され得ることは明らかであろう。それ故、本記述
は限定的な意味ではなく、例示としてのみ考えられた
い。
以上の説明に鑑みて明らかな変形が提起された概念から
導き出され得ることは明らかであろう。それ故、本記述
は限定的な意味ではなく、例示としてのみ考えられた
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る7階建の塔からなる
駐車場の斜視図で、配置の概要とその主な設備を施設を
示した図である。
駐車場の斜視図で、配置の概要とその主な設備を施設を
示した図である。
【図2】 駐車場の建物の最上階の平面図で、車庫つま
り収納庫の放射状の配置、自動車用昇降機、人用の階段
およびエレベーターを示した図である。
り収納庫の放射状の配置、自動車用昇降機、人用の階段
およびエレベーターを示した図である。
【図3】 異なる階のパーキング、自動車用昇降機、人
用エレベーターを示した駐車場の縦断面図である。
用エレベーターを示した駐車場の縦断面図である。
【図4】 30度の角度で後ろから見た縦断面図で、自
動車の昇降機を示した図である。
動車の昇降機を示した図である。
【図5】 自動車の昇降機の全体図である。
【図6】 保護装置と信号送信装置を備えた昇降機箱の
詳細を示した図である。
詳細を示した図である。
【図7】 自動車用昇降機の基部を示した斜視図であ
る。
る。
【図8】 伸ばした状態の保護柵を示した図である。
【図9】 引っ込めた状態の保護柵を示した図である。
【図10】 モジュール形式の2つの塔からなる駐車場
を示した図である。
を示した図である。
【図11】 制御用論理プログラマーを備えた半自動制
御システムの概略構成図である。
御システムの概略構成図である。
【図12】 自動車用昇降機が入れ子方式の2本の液圧
シリンダーと共に機能する本発明の第2の実施例に係る
駐車場の一部断面斜視図である。
シリンダーと共に機能する本発明の第2の実施例に係る
駐車場の一部断面斜視図である。
【図13】 図12で示した液圧システムを備えた自動
車用昇降機の斜視図である。
車用昇降機の斜視図である。
【図14】 自動車用昇降機がその中央部に設置された
入れ子方式の液圧シリンダーシステム共に機能する本発
明の第3の実施例に係る駐車場の一部断面斜視図であ
る。
入れ子方式の液圧シリンダーシステム共に機能する本発
明の第3の実施例に係る駐車場の一部断面斜視図であ
る。
【図15】 図14で示したシステムを備えた自動車用
昇降機の斜視図である。
昇降機の斜視図である。
【図16】 本発明の第4の実施例に係る駐車場に使用
される自動車用昇降機であって、4本の入れ子式ピスト
ンによって機能し、そのピストンのうち2本が垂直上昇
移動をし、残りの2本が垂直下降移動をする自動車用昇
降機の斜視図である。この図では、昇降箱は駐車場の一
階にある。
される自動車用昇降機であって、4本の入れ子式ピスト
ンによって機能し、そのピストンのうち2本が垂直上昇
移動をし、残りの2本が垂直下降移動をする自動車用昇
降機の斜視図である。この図では、昇降箱は駐車場の一
階にある。
【図17】 図16に示した昇降機において、昇降箱が
駐車場の上方の階に位置した状態を示した斜視図であ
る。
駐車場の上方の階に位置した状態を示した斜視図であ
る。
【図18】 図17に示した自動車用昇降機の要部の拡
大詳細図である。
大詳細図である。
【図19】 液圧ピストン、滑車、ケーブル、釣合重り
を有するシリンダーを備えた自動車用昇降システムの変
形例の部分斜視図である。
を有するシリンダーを備えた自動車用昇降システムの変
形例の部分斜視図である。
【図20】 昇降箱が一階にあるときの図19の昇降シ
ステムの全体斜視図である。
ステムの全体斜視図である。
【図21】 昇降箱が昇降システムの塔構造の上部にあ
るときの図20と同様の部分斜視図である。
るときの図20と同様の部分斜視図である。
【図22】 液圧ピストン、滑車、ケーブル、釣合重り
を有するシリンダーを備えた別の実施例の自動車用昇降
システムの部分斜視図である。
を有するシリンダーを備えた別の実施例の自動車用昇降
システムの部分斜視図である。
【図23】 昇降箱が一階にあるときの図22の昇降シ
ステムの全体斜視図である。
ステムの全体斜視図である。
【図24】 図23と同様であるが、昇降箱が昇降シス
テムの塔構造の上部にあるときの昇降システムの全体斜
視図である。
テムの塔構造の上部にあるときの昇降システムの全体斜
視図である。
【図25】 本発明の別の実施例に係るケーブル電気機
械装置の基盤によって操作される駐車場を示した図であ
る。
械装置の基盤によって操作される駐車場を示した図であ
る。
【図26】 自動車昇降機の別の変形例を示した図であ
る。
る。
【図27】 図26の自動車昇降機の細部拡大図であ
る。
る。
【図28】 本発明の他の実施例である、1つ連続した
昇降機を有する2つの塔からなる駐車場の平面図であ
る。
昇降機を有する2つの塔からなる駐車場の平面図であ
る。
【図29】 図28の駐車場の縦断面図である。
【図30】 ケーブル電気機械装置によって操作される
駐車場のさらに別の実施例の断面図である。
駐車場のさらに別の実施例の断面図である。
【図31】 後方30度の角度から見た上記駐車場の断
面図である。
面図である。
【図32】 図31の駐車場の自動車昇降機の全体図で
ある。
ある。
【図33】 ケーブル電気機械装置を基盤にした上記駐
車場の昇降箱の拡大図である。
車場の昇降箱の拡大図である。
【図34】 自動車昇降機の骨組を回転させる機構を示
した図である。
した図である。
【図35】 液圧システムを用いた自動車昇降機を有す
る他の実施例の駐車場を示した図である。
る他の実施例の駐車場を示した図である。
【図36】 図35に示された実施例における液圧シス
テムを用いた自動車昇降機を示した図である。
テムを用いた自動車昇降機を示した図である。
【図37】 液圧システムを用いた上記実施例における
自動車昇降機の下部あるいは基部を示す。
自動車昇降機の下部あるいは基部を示す。
【符号の説明】 1…土台の床 2…柱、 3,5,6…梁 7…階層(フロアー) 8…階段、 9…人用エレベータ、 10,110…昇降機。 11,111…昇降機の構造物(骨組)、 15,21…ベアリング、 19…液圧システム、 22…梁、 25,225…昇降箱、 27…誘導装置、 29…タイア止め、 32…保護柵、 45…光電池、 118…昇降機の台、 119…チャネル、 120…モーター。
Claims (23)
- 【請求項1】 各々の収納庫に車を入れるための操作の
領域を大幅に少なくすることで、一つか複数の階層に車
を停めるのに必要とされる全面積を少なくすることを可
能にする自動車駐車場であって、 中央部に位置する自動車用の昇降機と、信号と制御の装
置と、階段と、人用のエレベータとを備えた筒状の二つ
以上の階層の建物で構成されており、上記昇降機は、車
を所望の駐車の高さもしく階層に運ぶと共に、車が上記
昇降機から出るために移動するだけで駐車用の最終位置
に位置させられるように車の方向を変えるようになって
いることを特徴とする自動車駐車場。 - 【請求項2】 請求項1に記載の自動車駐車場におい
て、 上記昇降機は、垂直方向に移動するのと同時に、駐車の
為に必要とされる角度に位置する為に回転する中央の回
転箱を備え、これにより、自動車は、自動車の通行のた
めの廊下を必要とすることなく、放射状に駐車するよう
になっていることを特徴とする自動車駐車場。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の自動車駐車場
において、 自動車は、ケーブルと協働する液圧システムによって作
動する上記回転昇降機の動きによって、別の高さもしく
は階層に昇降させられるとともに、上記液圧システムは
車を乗せている上記箱に垂直移動運動と水平回転運動を
与え、 上記昇降機は、 a) 互いに対向して設けられると共に、補強・支持要素
によって上部と下部で相互に連結された2本の構造脚を
備え、各構造脚が該構造脚に沿って伸びる誘導装置を有
する回転する金属骨組と、 b) 上記金属骨組の構造脚の間を、該構造脚に設置さ
れた上記誘導装置に沿ってスライドしながら上下方向に
垂直に移動する、自動車収容用の箱と、 c) 各構造脚に設けられると共に、ケーブルを介して上
記箱に連結され、該箱を上下方向に移動させる駆動手段
と、 d) 上記金属骨組の下部に位置し、上記箱が垂直移動を
完了したときに適切な方向に向けられるように上記金属
骨組を回転させる回転手段とを備えていることを特徴と
する自動車駐車場。 - 【請求項4】 請求項2に記載の自動車駐車場におい
て、 上記駆動手段は、液圧ピストンの一対のシリンダーから
なり、それは骨組の各々の脚の下部に隣接する土台に配
置され、かつ同回転骨組の下部に位置し、ピストンが垂
直に移動するようにシリンダーと流体の流出の接触を持
つ液圧中心部に配置されることを特徴とする自動車駐車
場。 - 【請求項5】 請求項2に記載の自動車駐車場におい
て、 駆動手段が、望遠鏡型の液圧ピストンの一対のシリンダ
ーからなり、それは主に骨組の各々の脚の中部に位置す
る土台で支えられ、かつ同回転骨組の下部に位置し、望
遠鏡型ピストンが垂直に移動するようにシリンダーと流
体の流出の接触をもつ、液圧中心部で支えられることを
特徴とする自動車駐車場。 - 【請求項6】 請求項1に記載の自動車駐車場におい
て、 自動車は、ケーブルと協働する液圧システムによって作
動する上記回転昇降機の動きによって、別の高さもしく
は階層に昇降させられるとともに、上記液圧システムは
車を乗せている上記箱に垂直移動運動と水平回転運動を
与え、 上記昇降機は、 a) 互いに対向して設けられると共に、補強・支持要素
によって上部と下部で相互に連結された2本の構造脚を
備え、各構造脚が該構造脚に沿って伸びる誘導装置を有
する回転する金属骨組と、 b) 上記金属骨組の構造脚の間を、該構造脚に設置さ
れた上記誘導装置に沿ってスライドしながら上下方向に
垂直に移動する、自動車収容用の箱と、 c) 上記箱を上下方向に移動させる駆動手段であって、 i) 上端部が上記箱の下部に連結された入れ子式液圧ピ
ストンであって、駐車場の下部に固定されており、その
ために、地面に埋め込まれた管筒を備え、また、全長を
該ピストン自体の部分の数で割った長さを有する入れ子
式液圧ピストンと、 ii) 上記回転する金属骨組の下部に位置し、上記入れ
子式液圧ピストンを垂直に移動させる為に該ピストンに
連通する油圧装置とからなる駆動手段と、 d) 上記金属骨組の下部に位置し、上記箱が垂直移動を
完了したときに適切な方向に向けられるように上記金属
骨組を回転させる回転手段とを備えていることを特徴と
する自動車駐車場。 - 【請求項7】 請求項1に記載の自動車駐車場におい
て、 自動車は、液圧システムによって作動する上記回転昇降
機の動きによって、別の高さもしくは階層に昇降させら
れるとともに、上記液圧システムは自動車に垂直移動運
動と水平回転運動を与え、 上記昇降機は、 a) 互いに対向して設けられると共に、補強・支持要素
によって上部と下部で相互に連結された2本の構造脚を
備え、各構造脚が該構造脚に沿って伸びる誘導装置を有
する回転する金属骨組と、 b) 上記金属骨組の構造脚の間を、該構造脚に設置さ
れた上記誘導装置に沿ってスライドしながら上下方向に
垂直に移動する、自動車収容用の箱と、 c) 各構造脚に設けられると共に、ケーブルを介して上
記箱に連結され、該箱を上下方向に移動させる駆動手段
であって、 i) 上方に垂直移動する第一のピストン対と下方に垂直
移動する逆向きの第二のピストン対によって構成される
一式の入れ子式液圧ピストンであって、上記各ピストン
がその先端に、ケーブルがスライドする溝が形成された
滑車を有し、該滑車の溝を通してケーブルが滑り、一端
において上記昇降機の箱に接続されると共に多端におい
て、上記ピストンが支持されている土台のプレートに堅
く固定されたケーブルがスライドする溝が形成された滑
車を有する一式の入れ子式液圧ピストンと、 ii) 上記回転する金属骨組の下部に位置し、上記入れ
子式液圧ピストンを垂直に移動させる為に該ピストンに
連通する油圧装置と、によって形成された駆動手段と、 d) 上記金属骨組の下部に位置し、上記箱が垂直移動を
完了したときに適切な方向に向けられるように上記金属
骨組を回転させる回転手段とを備えていることを特徴と
する自動車駐車場。 - 【請求項8】 請求項1に記載の自動車駐車場におい
て、 車が、自動車の回転昇降機の動きによって別のレベルに
持ち上げられたり、降ろされたりし、その昇降機は滑
車、ケーブル及び重しと連動した液圧システムで作動
し、それは、車に垂直移動運動と水平回転運動を与え、
その昇降機は、 a)回転金属骨組から構成されていて、それは向き合っ
た二本の骨組の脚を含み、補強と支えの要素を通して、
上部と下部で相互に連結していて、各脚が、それに沿っ
て伸びる誘導装置を含み、更に、 b)自動車を受け入れる箱から構成され、 それはその骨組
の脚の間に設置された誘導装置に沿って滑りながら下方
と上方に垂直に移動し、更に、 c)箱を上下に移動させる為に各々の骨組の脚に設置され
た駆動手段から構成されていて、 それはケーブルで箱と
接続しているが、その駆動手段は i)昇降機の骨組の上部に固定された第一の滑車の一式と
動く第二の滑車の一式で、 動く滑車は互いに端において
誘導装置を備えた金属の一片によって連結され、かつそ
の動く滑車は下方と上方の垂直方向に移動し、同様に固
定された滑車は両方向に回ることができ、固定された滑
車と動く滑車は、片端で箱に留められ、もう片端で、回
転金属骨組に留められたケーブルによって、効果的に連
結されるような第一の滑車の一式と第二の滑車の一式か
ら成り、更に、 ii)動く滑車のすぐ下に用意された重しで、その重しは
滑車をつなぐ金属の破片に留められ、それにより、その
重しが上方と下方に垂直に移動するような重しから成
り、更に、 iii)各重しの下に置かれた液圧ピストンのシリンダー
で、 昇降機の箱を下方に移動させたい時に重しを上方に
垂直に移動させる液圧ピストンのシリンダーから成り、
同シリンダーは昇降機の回転骨組で支えられているよう
な液圧ピストンのシリンダーから成っているが、更にそ
の昇降機が、 d)金属の骨組の下部に位置する回転機関から構成されて
いて、 それは箱が垂直移動の目的地に適当した位置付を
受けるようにその金属骨組を回転させることを特徴とす
る自動車駐車場。 - 【請求項9】 請求項1に記載の自動車駐車場におい
て、 車が、自動車の回転昇降機の動きによって別のレベルに
持ち上げられたり、降ろされたりし、その昇降機は滑車
とケーブルに連動した液圧システムで作動し、それは、
車に垂直移動運動と水平回転運動を与え、その昇降機
は、 a)回転金属骨組から構成されていて、それは向き合った
二本の骨組の脚を含み、補強と支えの要素を通して、上
部と下部で相互に連結していて、各脚がそれに沿って伸
びる誘導装置を含み、更に、互いに向き合い、 補強と支
えの要素を通して上部と下部で系統連係する二本の骨組
の脚を含み、更に、 b)自動車を受け入れる箱から構成され、 それはその骨組
の脚の間に設置された誘導装置に沿って滑りながら下方
と上方に垂直に移動し、更に、 c)箱を上下に移動させる為に各々の骨組の脚に設置され
た駆動手段から構成されていて、それはケーブルで箱に
接続しているが、その駆動手段は、 i)昇降機の骨組の上部に固定された第一の滑車の一式と
動く第二の滑車の一式で、 動く滑車は互いに端において
誘導装置を備えた金属の一片によってお互いに連結さ
れ、かつその動く滑車は下方と上方の垂直方向に移動
し、同様に固定された滑車は両方向に回ることができ、
固定された滑車と動く滑車は、片端で箱に留められ、も
う片方で、回転金属骨組に留められたケーブルによっ
て、効果的に連結されるような第一の滑車の一式と第二
の滑車の一式から成り、更に、 ii)逆移動の為の液圧ピストンのシリンダーで、固定さ
れた滑車の下で金属の骨組で支えらえ、その際、ピスト
ンの端が、動く滑車の金属の部品に堅く留められ、その
動く滑車を下方と上方に移動させ、それにより昇降機の
箱を垂直に移動させるようなシリンダーから成っている
が、更に、その昇降機が、 d)金属の骨組の下部に位置する回転機関から構成されて
いて、それは箱が垂直移動の目的地に適した位置付を受
けるようにその金属骨組を回転させることを特徴とする
自動車駐車場。 - 【請求項10】 請求項9に記載の自動車駐車場におい
て、 回転金属骨組が、金属部品の誘導装置とスライド式の結
合をする為、更にレールと車道を含み、下降と上昇の全
行程において動く滑車の垂直性を維持することを特徴と
する自動車駐車場。 - 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれかに記載の
自動車駐車場において、 箱の端に誘導装置の要素が備え付けられ、それが箱の垂
直移動の間、骨組の誘導装置の中を滑り、その際、両方
の誘導装置の結合が、完全に誘導され整列された形で、
全行程における箱の垂直移動を可能にすることを特徴と
する自動車駐車場。 - 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれかに記載の
自動車駐車場において、 箱がその内部に、運送する車のタイアの為の誘導装置と
レール及びそのタイアを留めたり放したりする為の機関
を持つことを特徴とする自動車駐車場。 - 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれかに記載の
自動車駐車場において、 回転機関が一対の減速機関を含み、その減速機関が歯車
の仕組みを通じて金属の骨組に接続し、それを両方の方
向に回転させることを特徴とする自動車駐車場。 - 【請求項14】 請求項1乃至13のいずれかに記載の
自動車駐車場において、 信号と制御のシステムが安全システムと共に作動し、そ
れが自動車の昇降機の移動と回転の運動を許さない時が
あるが、それは、同時的にであれ、予め定まった作動の
しきたりに従って一続きにであれ、安全地帯にある物体
が侵入するのを察知し、現行の状態の情報を得て、様々
な電気器具に作動指令を送る時であり、自動車の昇降機
の様々な動きが、作用と立ち入りの連携した設備と共に
行われることを特徴とする自動車駐車場。 - 【請求項15】 請求項1乃至14のいずれかに記載の
自動車駐車場において、 信号と制御のシステムが手動、反自動又は自動であるこ
とを特徴とする自動車駐車場。 - 【請求項16】 請求項1乃至15のいずれかに記載の
自動車駐車場において、 回転骨組が上部において建物と連結し、下部において土
台と連結するが、その際、昇降機の垂直回転の中心軸を
中央に位置しかつ不変にするための軸受けを通して行わ
れることを特徴とする自動車駐車場。 - 【請求項17】 請求項1乃至16のいずれかに記載の
自動車駐車場において、 駐車の建物が、調節型で鋼鉄でできていて、フロアーを
より多く設置して垂直に収容量を増やすことができる
か、二つかそれ以上の互いに接するように設置された円
筒状の塔を持つことができ、その際、フロアーの延長に
よって、更に、人のエレベーターと階段によって建物の
間を行き来でき、設備と付属品の設置を最適にし、維持
と故障の時の設備の作用可能率を増加させることを特徴
とする自動車駐車場。 - 【請求項18】 車が回転土台を備えた自動車の昇降機
の作動を通して、別のレベルに上げられたり、下げられ
たりし、それが車に垂直移動運動と水平回転運動をあた
え、その昇降機が四つの垂直の金属誘導装置の中でスラ
イドする金属の骨組からなり、鋼鉄のケーブルを通し
て、上昇と下降の動きにおいて作動し、そのケーブルは
電気減速装置によって作動し、更に、金属の足場によっ
て形成され、それは自動車を支えるフロアーの役割を
し、回転するという特性を持ち、それは、小歯車と台金
の機械的な連結を通して、下部に置かれた二つの発動機
によって作動するのだが、駐車場は他に望まれる駐車の
レベルとフロアーに車を運ぶ設備を含み、それは更に、
車を方向付け、車が昇降機から出る為に移動するだけ
で、駐車場の最終位置即ち、建物の出口に位置付けられ
る自動車駐車場。 - 【請求項19】 二つの隣接する塔を持ち、八つの土台
と共に、連続する回転昇降機システムを使用し、その土
台は二つの建物の放射状の大箱の中に自動車を配置し、
収納と輸送の容量を増やし、且つその駐車場は、直径の
ロープの端に置かれた金属の鎖によって結ばれた八つの
土台からなり、各足場は回転の独自の動きを持ち、それ
により、足場を車の駐車の為に大箱との関係において望
まれる方向に位置付し、けん引の鎖によって結ばれた足
場は昇降機の筒の中を上昇し、後で駐車場の最後のレベ
ルに到着したとき、ローラーのテーブルの上を水平に移
動して、隣接した塔の昇降機の筒の中を垂直に降りて行
き、最後に再び、ローラーの二番目のテーブルの上を反
対方向に水平に移動し、移動のサイクルを終える自動車
駐車場。 - 【請求項20】 請求項19に記載の自動車駐車場にお
いて、 鎖が昇降機の原動システムの四つの頂点に位置したラッ
クによって動き、その中の三つが動力化されているが、
但し、下部の滑車は足場の傾斜に設置され、そのラック
は電気減速機関によって推進されるが、同装置は土台を
上昇させる仕事を行ったり、上下のローラーのテーブル
の上を移動する仕事を行なうのに必要な性能を有する自
動車駐車場。 - 【請求項21】 車が自動車の回転昇降機の動きによっ
て別のレベルに上げられたり、下げられたりし、その昇
降機は車に垂直移動運動と水平回転運動を与える、ケー
ブルの電気機械システムで作動し、同昇降機は回転中心
軸を含む回転式金属骨組から形成され、その中心軸の回
りを垂直金属骨組が回るがそれは、昇降機の箱の垂直移
動の為の誘導装置を含み、また、昇降機はその骨組の上
部において機械室で形成され、それは制御計器盤と、滑
車とケーブルによって昇降機の箱と重しにつながれた巻
き上げ原動機とを含み、骨組の誘導装置に沿って、昇降
機の箱が上下に垂直に動き、先に述べたすべてが総設備
を形成するが、それは、下部に設置された一対の発動機
の作動によって回転するという特性を持ち、その発動機
は歯のある台金の回りを歯車の仕組みで回転するが、そ
の台金は駐車場自体の土台に固定されている自動車駐車
場。 - 【請求項22】 車が自動車の回転昇降機の動きによっ
て別のレベルに上げられたり、下げられたりし、その昇
降機は車に垂直移動運動と水平回転運動を与える、ケー
ブルの液圧システムで作動し、同昇降機は回転中心軸を
含む回転式金属骨組から形成され、その中心軸の回りを
垂直金属骨組が回るがそれは、昇降機の箱の垂直移動の
為の誘導装置を含み、また、昇降機は駐車場の下部に打
ち付けられる液圧ピストンから形成され、その為に円筒
状の筒ジャケットを持つが、それは床に埋められ、昇降
機の液圧ピストンの長さを持つことになり、骨組の誘導
装置に沿って、昇降機の箱が上下に垂直に動き、先に述
べたすべてが総設備を形成するが、それは下部に設置さ
れた一対の発動機の作動によって回転するという特性を
持ち、その発動機は歯のある台金の回りを歯車の仕,組
みで回転するが、その台金は駐車場自体の土台に固定さ
れている自動車駐車場。 - 【請求項23】 請求項22に記載の自動車駐車場にお
いて、 液圧昇降機は液圧ポンプと液圧流体のタンクも含み、そ
れらが一緒になって、昇降機の箱を上方または下方に垂
直に移動させることを特徴とする自動車駐車場。
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