JPH0627983Y2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH0627983Y2
JPH0627983Y2 JP1986196014U JP19601486U JPH0627983Y2 JP H0627983 Y2 JPH0627983 Y2 JP H0627983Y2 JP 1986196014 U JP1986196014 U JP 1986196014U JP 19601486 U JP19601486 U JP 19601486U JP H0627983 Y2 JPH0627983 Y2 JP H0627983Y2
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resistor
electric blower
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resistance
battery
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JP1986196014U
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JPS63100866U (ja
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重信 森
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東京電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電池を電源としかつ抵抗により電動送風機へ
の入力を変化させる電気掃除機に係り、特に、電動送風
機の拘束時などにおける過大電流からの保護構造に関す
る。
(従来の技術) 従来、電動送風機およびその電源である電池間に切換ス
イッチを介して抵抗を選択的に接続することにより、電
動送風機への入力を変化させる構造とした電気掃除機が
知られている。ところで、この種の電気掃除機において
は、通常使用時は、抵抗の温度上昇は低く問題ないが、
電動送風機のファンに大きな塵埃がからむなどしてこの
電動送風機が拘束されると、過大な負荷電流が流れ、電
動送風機のモータの焼損などを招き、特に抵抗が電動送
風機および電池間に接続されている場合には、抵抗の温
度が非常に高く、例えば、200〜300℃にまでな
り、抵抗の発熱により、これら抵抗や電動送風機を内蔵
したケース体が熱変形したり、火災を招いたりするおそ
れがある。
そこで、過大電流による抵抗の発熱などに対する保護対
策として、温度ヒューズを用いる構造も採られている
が、温度ヒューズは非常に高価である。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のように、従来の電気掃除機では、特に、電動送風
機および電池間に抵抗が接続されているときに電動送風
機が拘束されると、過大電流による抵抗の発熱により、
ケース体の変形や火災が生ずるおそれのある問題があっ
た。
本考案は、このような問題点を解決しようとするもの
で、電動送風機の拘束時における抵抗を流れる過大電流
を確実に遮断でき、したがって抵抗の過大の発熱による
ケース体の変形や火災を確実に防止でき、しかも、抵抗
の発熱により抵抗を介した回路が遮断されても抵抗を経
ない回路により電動送風機の運転を可能として掃除の続
行ができ、安価に得られる電気掃除機を提供するもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の電気掃除機は、電動送風機およびこの電動送風
機に切換スイッチを介して接続される電池と、前記電動
送風機および電池間に前記切換スイッチを介して選択的
に接続され電動送風機への入力を変化させる抵抗とを備
え、この抵抗をプリント基板に取付け、このプリント基
板の前記抵抗の負荷電流が流れる導電パターンの前記抵
抗と切換スイッチとの間の一部の断面積を小さくしてヒ
ューズ部を構成し、このヒューズ部を前記抵抗の下側で
かつこの抵抗の投影範囲内に位置させたものである。
(作用) 本考案の電気掃除機は、電送送風機および電池間に切換
スイッチによる選択で抵抗が接続されているときに、電
動送風機が拘束されてこの電動送風機および抵抗を含む
回路中に過大な負荷電流が流れると、この回路中に介在
されたプリント基板の導電パターンの細いヒューズ部
が、プリント基板に取付けられた抵抗の下側のその投影
範囲内に位置しているため、発熱した抵抗により加熱さ
れる。そして、抵抗からの加熱により、ヒューズ部は確
実に溶断し、過大電流が遮断され、抵抗の過度の発熱の
持続によるケース体の熱変形や火災の発生等が防止され
る。そして、ヒューズ部が溶断したときには、切換スイ
ッチの切換により抵抗を経ない回路で電動送風機を駆動
して掃除を継続することができる。
(実施例) 次に、本考案の電気掃除機の一実施例の構成を図面に基
づいて説明する。
第5図において、1は掃除機本体を構成するケース体
で、このケース体1の上部後側にはハンドル2が形成さ
れている。そして、前記ケース体1には、フィルター
(図示せず)を着脱自在に装着した集塵室3が内部前側
に形成されているとともに、この集塵室3に臨む吸込口
4が前面下部に開口形成されている。また、前記ケース
体1の内部後側には、前記集塵室3に連通するファン5
およびこのファン5を回転させるモータ6からなる電動
送風機7が配設され、さらに、この電動送風機7の電源
である2次電池などの電池8が収納されているととも
に、抵抗9などを取付けたプリント基板10が配設されて
いる。さらに、前記ハンドル2の前方上側には、前記電
動送風機7を外部操作により制御するための切換スイッ
チ11が設けられている。
次に、電気回路の構成を第2図により説明する。
前記切換スイッチ11は、4つの接点11a,11b,11c,11d
と、これらの接点11a,11b,11c,11dのうち隣接する接
点を短絡する摺動子11Aとを有している。そして、前記
切換スイッチ11の第1の接点11aおよび第2の接点11b間
に、前記電池8および電動送風機7が直列に接続されて
いる。また、前記切換スイッチ11の第3の接点11cは、
前記第1の接点11aと電池8との中間に前記抵抗9を介
して接続されている。さらに、前記切換スイッチ11の第
4の接点11dは空接点となっている。
また、第1図に示すように、前記切換スイッチ11の第1
の接点11aと電池8との間の回路中には、前記プリント
基板10の第1の導電パターン12が介在されており、一
方、前記スイッチ11の第3の接点11cと抵抗9との間の
回路中には、前記プリント基板10の第2の導電パターン
13が介在されている。そして、前記抵抗9の一対のリー
ド9aが、第3図にも示すように、前記両導電パターン1
2,13に各々はんだ付けされている。
さらに、前記第1の導電パターン12の一部は、断面積が
小さくなっており、第1のヒューズ部14を構成してい
る。また、前記第2の導電パターン13の一部も、断面積
が小さくなっており、第2のヒューズ部15を構成してい
る。そして、この第2のヒューズ部15は、前記抵抗9の
中央の下側でかつこの抵抗の投影範囲内に位置してい
る。
次に、この実施例の作用について説明する。
掃除時には、電動送風機7の駆動により吸込口4から吸
込まれた塵埃がフィルターにより集塵室3内に貯溜され
るが、切換スイッチ11を操作することにより、電動送風
機7への入力を変化させて、吸込力を切換えることがで
きる。例えば、切換スイッチ11の第1および第2の接点
11a,11b間を短絡させたとき、電動送風機と電池8とが
直接接続されて、電動送風機7への入力が大きくなり、
吸込力は強くなる。また、第2および第3の接点11b,1
1c間を短絡させたとき、電動送風機7と電池8とが抵抗
9を直列に介して接続されて、電動送風機7への入力が
小さくなり、吸込力は弱くなる。さらに、第3および第
4の接点11c,11dを短絡させたときには、電動送風機7
は停止状態となる。
ところで、例えば、フィルターを装着し忘れて掃除して
しまい、大きな塵埃がファン5にからむなどして、電動
送風機7の回転が阻害された場合、すなわち、電動送風
機7が拘束された場合には、過大な負荷電流が流れる。
そして、吸込力を強にしていたときに電動送風機7が拘
束されると、そのときに負荷電流が流れる第1の導電パ
ターン12中の第1のヒューズ部14が過大電流に伴う発熱
により剥離されるとともに溶断されて、過大電流が遮断
される。したがって、電動送風機7の焼損等が防止され
る。
一方、吸込力を弱にしていたときに電動送風機7が拘束
されると、抵抗9に過大な負荷電流が流れるので、この
抵抗9が過度の発熱を始める。これとともに、抵抗9の
負荷電流が流れる第2の導電パターン13中の第2のヒュ
ーズ部15が過大電流により発熱するが、この第2のヒュ
ーズ部15は、その近傍に位置する抵抗9によっても加熱
されるので、速やかに溶断され、抵抗9を流れる過大電
流が遮断される。すなわち、抵抗9は発熱するものの、
過大な発熱は長くは続かない。したがって、第5図に示
すように、抵抗9がケース体1に近接していても、この
ケース体1の熱変形が防止されるとともに、火災の発生
も防止される。また、プリント基板10の熱変形も防止さ
れる。
また、第1または第2の導電パターン12,13のヒューズ
部14,15のいずれかが溶断された場合には、切換スイッ
チ11の切換により電動送風機7を駆動して掃除を継続で
きる。
なお、第2のヒューズ部15を抵抗9の下側の投影範囲内
のとこに位置させても、この抵抗9による加熱効果が得
られるが、抵抗9の温度上昇は、そのリード9aよりも中
央の方が大きいので、第2のヒューズ部15は抵抗9の中
央の下側に位置させるのが好ましい。
また、第3図および第4図に示すように、プリント基板
10の抵抗9のリード9aを通す挿通孔21の外周に、幅の狭
い範囲内でレジスト22と塗布し、このレジスト22の外周
側の導電パターン12,13にリード9aをはんだ付けする構
造としてもよい。
この構造によれば、レジスト22を塗布した部分にははん
だ23が付かないので、このはんだ23は挿通孔21とリード
9aとの間の間隙に浸透しない。したがって、はんだ23が
溶融したとき、このはんだ23は容易に流れ去り、抵抗9
のリード9aと導電パターン12,13とが絶縁される。とこ
ろで、はんだ23は180〜200℃で溶融し、一方、抵
抗9の表面は過大な負荷電流が流れたとき200〜30
0℃になるので、吸込力を弱にしていたときに電動送風
機7が拘束された場合、はんだ23が溶けて流れ去り、リ
ード9aと導電パターン12,13とが絶縁される。すなわ
ち、このようにリード9aと導電パターン12,13とが絶縁
されるか、あるいは、第2のヒューズ部15が溶断された
時点で、過大電流が遮断されるので、安全性がより向上
する。
なお、レジスト22を塗布しなかった場合には、はんだ23
が挿通孔21と抵抗9のリード9aとの間の間隙に浸透する
ので、はんだ23は溶けても容易に流れ去らず、リード9a
と導電パターン12,13とは絶縁されない。
(考案の効果) 本考案によれば、プリント基板の導電パターンによりヒ
ューズ部を構成したので安価にでき、また、プリント基
板に取付けられた抵抗の負荷電流が流れるヒューズ部は
抵抗の下側の投影範囲内に位置させたので、特に、電動
送風機および電池間に抵抗が接続されていて電動送風機
が拘束された際に、抵抗からの発熱により、ヒューズ部
は確実に溶断して、抵抗を流れる過大な負荷電流が確実
に遮断され、したがって、例えば、抵抗がこの抵抗、電
動送風機および電池などを内蔵したケース体に近接して
いても、抵抗の過度の発熱の持続によるケース体の熱変
形や火災の発生が防止される。また、抵抗の発熱により
抵抗を介した回路が遮断されても切換スイッチの切換に
より抵抗を経ない回路により電動送風機の運転を可能と
して掃除の続行ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気掃除機の一実施例を示すプリント
基板の説明平面図、第2図は同上配線図、第3図は同上
プリント基板の断面図、第4図は同上はんだ付け前のプ
リント基板の挿通孔付近の平面図、第5図は同上電気掃
除機全体の断面図である。 7……電動送風機、8……電池、9……抵抗、10……プ
リント基板、11……切換スイッチ、13……導電パター
ン、15……ヒューズ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動送風機およびこの電動送風機に切換ス
    イッチを介して接続される電池と、前記電動送風機およ
    び電池間に前記切換スイッチを介して選択的に接続され
    電動送風機への入力を変化させる抵抗とを備え、 この抵抗をプリント基板に取付け、このプリント基板の
    前記抵抗の負荷電流が流れる導電パターンの前記抵抗と
    切換スイッチとの間の一部の断面積を小さくしてヒュー
    ズ部を構成し、このヒューズ部を前記抵抗の下側でかつ
    この抵抗の投影範囲内に位置させたことを特徴とする電
    気掃除機。
JP1986196014U 1986-12-20 1986-12-20 電気掃除機 Expired - Lifetime JPH0627983Y2 (ja)

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JPS63100866U JPS63100866U (ja) 1988-06-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4838351U (ja) * 1971-09-09 1973-05-11
JPS5037835U (ja) * 1973-08-03 1975-04-19
JPS58134853U (ja) * 1982-03-08 1983-09-10 マツダ株式会社 プリント配線フユ−ズ

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JPS63100866U (ja) 1988-06-30

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