JPH0627972Y2 - 光電装置 - Google Patents

光電装置

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JPH0627972Y2
JPH0627972Y2 JP9475584U JP9475584U JPH0627972Y2 JP H0627972 Y2 JPH0627972 Y2 JP H0627972Y2 JP 9475584 U JP9475584 U JP 9475584U JP 9475584 U JP9475584 U JP 9475584U JP H0627972 Y2 JPH0627972 Y2 JP H0627972Y2
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JP
Japan
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holder cover
light
bodies
casing
emitting element
Prior art date
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JP9475584U
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JPS6112253U (ja
Inventor
正治 宮崎
素生 井狩
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は光電装置、さらに詳しくは、ケーシング内に発
光素子および受光素子を備え、各素子の前方でそれぞれ
レンズがケーシングに固定された光電装置に関するもの
である。
[背景技術] 一般にこの種の光電装置では、発光素子と受光素子との
前方にそれぞれレンズを配設して、発光素子から放射さ
れた光を所定の距離まで到達させ、また外からの光を受
光素子に集光しているものであって、従来は発光素子と
受光素子を各素子に対応したレンズとを順にケーシング
に収めて固定していたものであるから、組み立て作業が
面倒であり、生産性が低かった。また、第6図に示すよ
うに、従来の光電装置では、発光素子や受光素子の前方
に配置されたレンズ4、5がケーシング1の前方に突出
しているものであったから、レンズ4、5に傷がつきや
すく、ほこりも溜まりやすいものであった。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであって、その
主な目的とするところは、組み立て作業を容易にするこ
とにあり、他の目的とするところは、ケーシングの前面
からレンズが突出しない構造としてレンズに傷がついた
り、ほこりが溜まることを防止することにある。
[考案の開示] 本考案では、ケーシングを、前方に開放されたケース本
体と、ケース本体の開口を閉塞するホルダカバーとで構
成し、ホルダカバーを発光素子からの光に対して不透明
な材料で形成し、ホルダカバーに、前面がホルダカバー
の前面と面一となった一対の透光体をホルダカバーの一
部により互いに仕切った形で配設し、ホルダカバーにお
ける透光体に対応する位置に各透光体を通る光がそれぞ
れ通過する互いに独立した凹所をホルダカバーの後面に
開口する形で形成し、前後方向に軸を有し各透光体に対
応する一対の筒体を結合した形状に形成された光学筒を
凹所内に一体に挿着し、光学筒の各筒体の後端部にそれ
ぞれ各素子を挿着し、光学筒の各筒体の前端部にそれぞ
れ上記各レンズを挿着している。
上記構成によれば、ホルダカバーと透光体との前面を面
一としているので、透光部分に傷がついたり、ほこりが
付着したりするのを抑制することができるのである。ま
た、ホルダカバーを発光素子からの光に対して不透明な
材料で形成し、両透光体の間をホルダカバーの一部によ
って互いに仕切っているので、発光素子から受光素子へ
の直接光や透光体の内部での反射光の回り込みを防止す
ることができて迷光による誤動作を防止することがで
き、しかも、ホルダカバーにおける発光素子および受光
素子の前方位置に透光体を一体に配設しているので、必
要な光は通過させることができるのである。このような
効果は、ホルダカバーを不透明な材料で形成し透光体を
ホルダカバーの要所に一体に形成した、いわゆる2色成
形によって初めて実現できるものである。さらに、発光
素子や受光素子をレンズとともにホルダカバーに一体に
組み付けた状態で、発光素子や受光素子を回路部分に接
続することができるのであって、発光素子や受光素子の
光軸とレンズの光軸との軸合わせという調節作業を回路
部分の組立とは独立して行うことができるから、ホルダ
カバーをハウジングに組み込むときに調節作業を伴わな
いのであって、生産性が向上するのである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図に示すように、ケーシング1は第3図および第4図に
示すように、アルミニウムなどのダイカストで略直方体
に形成され前方に開放されたケース本体6と、ポリカー
ボネートのような合成樹脂を用いて形成されケース本体
6の前面開口を閉塞するホルダカバー7とから構成され
る。ケース本体6の側面には第5図に示すように、樹脂
充填用開口15が開放されている。ホルダカバー7は赤
外線が透過しないような黒色体で形成されており、第2
図ないし第4図に示すように、その周面に全周に亘って
Oリング16を挿着するための凹溝17が形成されてい
る。ホルダカバー7の前面中央部には前後に透光性を有
した一対の透光体8、9が配設され、透光体8、9の前
面はホルダカバー7の前面と面一となっている。透光体
8、9はポリカーボネートのような透過性のよい合成樹
脂で形成され、赤外線のみを透過させるフィルタとして
作用するように適宜染色ないしコーティングが施されて
いる。この透光体8、9はホルダカバー7と一体に2色
成形される。したがって、ホルダカバー7と透光体8、
9とが隙間なく密着することになり、水や塵埃がケーシ
ング1内に入らないようにすることができ、防水性や防
塵性が向上するのである。ホルダカバー7の両側縁から
は後方に向かって一対の脚片18が突設され、各脚片1
8の先端部の外側面にはそれぞれ係止爪20が突設され
ている。また、ホルダカバー7の後面では透光体8、9
に対応する位置で凹所10が形成される。凹所10内に
は光学筒11が収められる。光学筒11は前後方向に軸
を有する一対の筒体12、13を略平行に配置した状態
で一体に結合したものであり、ポリカーボネートのよう
な合成樹脂で形成されている。一方の筒体12の後端部
には発光ダイオードのような発光素子2が挿着され、そ
の前端部には対応するレンズ4が挿着される。また、他
方の筒体13の後端部にはフォトトランジスタのような
受光素子3が挿着され、その前端部には対応するレンズ
5が挿着される。各素子2、3は各筒体12、13に対
して接着剤などで固定される。すなわち、光学筒11に
よって発光素子2と受光素子3と各レンズ4、5とが一
体化されるものである。このようにして光学筒11によ
って各素子2、3と各レンズ4、5とが一体化された状
態で光学筒11はホルダカバー7の凹所10内に挿着さ
れるものであり、ホルダカバー7内に光学筒11が挿着
された状態で両者は超音波溶着などによって一体化され
る。この状態で各レンズ4、5は光学筒11と透光体
8、9との間に挟持され、完全に定位置に固定される。
以上のようにして構成された光学ブロック22はケース
本体6の前面に挿着される。ケース本体6の内周面には
係止部21が形成されており、光学ブロック22をケー
ス本体6に挿着した状態でホルダカバー7の脚片18か
ら突設された係止爪20が係止部21に係合してケース
本体6と光学ブロック22との固定がなされるものであ
る。ケース本体6の上面には各素子2、3の動作状態を
表示する発光ダイオードなどを備えた表示ブロク23が
挿着され、光学ブロック22と表示ブロック23とがケ
ース本体6に挿着された状態で樹脂充填用開口15を通
してケーシング1内に樹脂が充填され装置のモールディ
ングが行なわれる。図中24は接続用の電線である。
[考案の効果] 本考案は上述のように、ケーシングを、前方に開放され
たケース本体と、ケース本体の開口を閉塞するホルダカ
バーとで構成し、ホルダカバーを発光素子からの光に対
して不透明な材料で形成し、ホルダカバーに、前面がホ
ルダカバーの前面と面一となった一対の透光体をホルダ
カバーの一部により互いに仕切った形で配設し、ホルダ
カバーにおける透光体に対応する位置に各透光体を通る
光がそれぞれ通過する互いに独立した凹所をホルダカバ
ーの後面に開口する形で形成し、前後方向に軸を有し各
透光体に対応する一対の筒体を結合した形状に形成され
た光学筒を凹所内に一体に挿着し、光学筒の各筒体の後
端部にそれぞれ各素子を挿着し、光学筒の各筒体の前端
部にそれぞれ上記各レンズを挿着したものであり、各素
子と各レンズとホルダカバーとの結合作業が容易になる
という利点がある。また、透光体の前面とホルダカバー
の前面とが面一となっているので、ケーシングの前面か
らレンズが突出しないものであり、レンズに傷がついた
り、ほこりが溜まることが防止できるとともに、透光体
の前面を容易に掃除でき、常に最良の状態で使用できる
という利点を有する。さらに、ホルダカバーと透光体と
の前面を面一としているので、透光部に傷がついたり、
ほこりが付着したりするのを抑制することができるので
ある。また、ホルダカバーを発光素子からの光に対して
不透明な材料で形成し、両透光体の間をホルダカバーの
一部によって互いに仕切っているので、発光素子から受
光素子への直接光や透光体の内部での反射光の回り込み
を防止することができて迷光による誤動作を防止するこ
とができ、しかも、ホルダカバーにおける発光素子およ
び受光素子の前方位置に透光体を一体に配設しているの
で、必要な光は通過させることができるという利点があ
る。このような効果は、ホルダカバーを不透明な材料で
形成し透光体をホルダカバーの要所に一体に形成した、
いわゆる2色成形によって初めて実現できるものであ
る。さらに、発光素子や受光素子をレンズとともにホル
ダカバーに一体に組み付けた状態で、発光素子や受光素
子を回路部分に接続することができるのであって、発光
素子や受光素子の光軸とレンズの光軸との軸合わせとい
う調節作業を回路部分の組立とは独立して行うことがで
きるから、ホルダカバーをハウジングに組み込むときに
調節作業を伴わないのであって、生産性が向上するとい
う利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の外観斜視図、第2図は同上に使用する
光学ブロックの分解斜視図、第3図は同上の部分縦断面
図、第4図は同上の部分横断面図、第5図は同上のケー
シングを示す斜視図、第6図は従来例を示す側面図であ
る。 1はケーシング、2は発光素子、3は受光素子、4、5
はレンズ、6はケース本体、7はホルダカバー、8、9
は透光体、10は凹所、11は光学筒、12、13は筒
体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシング内に発光素子および受光素子を
    備え、各素子の前方でそれぞれレンズがケーシングに固
    定された光電装置において、ケーシングは前方に開放さ
    れたケース本体と、ケース本体の開口を閉塞するホルダ
    カバーとから構成され、ホルダカバーは発光素子からの
    光に対して不透明な材料で形成されていて、ホルダカバ
    ーには、前面がホルダカバーの前面と面一となった一対
    の透光体がホルダカバーの一部により互いに仕切られた
    形で配設され、ホルダカバーにおける透光体に対応する
    位置には各透光体を通る光がそれぞれ通過する互いに独
    立した凹所がホルダカバーの後面に開口する形で形成さ
    れ、凹所内には前後方向に軸を有し各透光体に対応する
    一対の筒体を結合した形状に形成された光学筒が一体に
    挿着され、光学筒の各筒体の後端部にはそれぞれ上記各
    素子が挿着され、光学筒の各筒体の前端部にはそれぞれ
    上記各レンズが挿着されて成る光電装置。
JP9475584U 1984-06-25 1984-06-25 光電装置 Expired - Lifetime JPH0627972Y2 (ja)

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JPS6112253U JPS6112253U (ja) 1986-01-24
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