JPH06279426A - 3−アセチル−5−メチル−テトロン酸の製造法 - Google Patents

3−アセチル−5−メチル−テトロン酸の製造法

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JPH06279426A
JPH06279426A JP6975693A JP6975693A JPH06279426A JP H06279426 A JPH06279426 A JP H06279426A JP 6975693 A JP6975693 A JP 6975693A JP 6975693 A JP6975693 A JP 6975693A JP H06279426 A JPH06279426 A JP H06279426A
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methyl
acetyl
acid
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butoxide
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JP6975693A
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Hideki Kawai
英樹 河合
Takashi Sugano
孝巳 菅野
Takeshi Namita
剛 波多
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】金属t−ブトキシドの存在下で、3−オキソ−
ブタノイックアシッド 2−アルコキシ−1−メチル−
2−オキソエチルエステルを分子内環化させ、3−アセ
チル−5−メチル−テトロン酸を製造する際、t−ブタ
ノ−ルとテトラヒドロフランに代表される混合溶媒中で
行うことを特徴とする3−アセチル−5−メチル−テト
ロン酸の製造法。 【効果】本発明により(S)−3−アセチル−5−メチ
ル−テトロン酸を得ることができるので、高い抗腫瘍活
性をもつ下記白金錯体の製造の中間体として利用でき
る。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗腫瘍剤の中間体とな
る(S)−3−アセチル−5−メチル−テトロン酸の製
造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、3−アセチル−5−メチル−テト
ロン酸の製造法としては、3−オキソ−ブタノイックア
シッド 2−アルコキシ−1−メチル−2−オキソエチ
ルエステルを無水t−ブタノ−ル中、還流条件下、カリ
ウムt−ブトキシドで反応させる方法(J.Chem.Soc.,19
54,832やJ.Chem.Soc.Perkin Trans I,1976,148など)や
3−オキソ−ブチリックアシッド 1−エトキシカルボ
ニル−アルキルエステルをテトラヒドロフラン中でテト
ラ−n−ブチルアンモニウムフルオライドを作用させる
方法(Tetrahedron Lett. 1988,4807)などが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
方法を本発明者らが追試したところ、反応条件下ラセミ
化反応がおこり、光学純度の高い3−オキソ−ブタノイ
ックアシッド 2−アルコキシ−1−メチル−2−オキ
ソエチルエステルを用いても、光学純度の低い3−アセ
チル−5−メチル−テトロン酸が得られた。後者の方法
ではラセミ化反応は進行しなかったが、反応試薬テトラ
−n−ブチルアンモニウムフルオライドが高価であり、
経済的に不利である。また、両者に共通な点として目的
の3−アセチル−5−メチル−テトロン酸を単離するの
に抽出工程があるが、3−アセチル−5−メチル−テト
ロン酸は水溶性なため、単離収率が低く産業上問題が多
い。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、上
記の問題点を解決するために各種検討を行ったところ、
t−ブタノ−ルと炭化水素(ベンゼン、トルエン,n−
ヘキサン,シクロヘキサン,n−ペンタン)との混合溶
媒、t−ブタノ−ルとジメチルホルムアミドとの混合溶
媒あるいはt−ブタノ−ルとエ−テル化合物(ジエチル
エ−テル、テトラヒドロフラン、1、4−ジオキサン)
との混合溶媒中で、金属t−ブトキシドの添加の際、反
応系の温度を30℃から80℃の範囲内で行う場合問題
のラセミ化反応は起こらず、反応条件下3−アセチル−
5−メチル−テトロン酸はアルカリ金属塩として析出し
てくるため、抽出工程がなくて済み単離収率が高くなる
ことを見出し、本発明を完成した。
【0005】以下、本発明の構成を詳細に説明する。
【0006】
【化1】 本発明において、原料として用いる3−オキソ−ブタノ
イックアシッド 2−アルコキシ−1−メチル−2−オ
キソエチルエステルとは、たとえば3−オキソ−ブタノ
イックアシッド 2−メトキシ−1−メチル−2−オキ
ソエチルエステルおよび3−オキソ−ブタノイックア
シッド 2−エトキシ−1−メチル−2−オキソエチル
エステルである。どちらのエステルも同様に反応する
が、3−オキソ−ブタノイックアシッド 2−エトキシ
−1−メチル−2−オキソエチルエステルを用いるの
が好ましい。その理由は、3−オキソ−ブタノイックア
シッド 2−アルコキシ−1−メチル−2−オキソエチ
ルエステルは、対応する乳酸アルキルから製造される
が、乳酸メチルの方が乳酸エチルより高価であり経
済的に不利だからである。
【0007】本発明において金属t−ブトキシドとは、
ナトリウムt−ブトキシドまたはカリウムt−ブトキシ
ドである。どちらも同様に反応する。
【0008】本発明で用いる金属t−ブトキシドは、試
薬として市販されているナトリウムt−ブトキシドある
いはカリウムt−ブトキシドの粉末あるいは溶液をその
まま用いてもよいし、金属ナトリウムあるいは金属カリ
ウムおよびt−ブタノ−ルから使用前に調整してもよ
い。なお、金属t−ブトキシドは水分や酸素に対して不
安定であるので、これらとの接触を避けて保存し、活性
の十分あるものを使用するのが好ましい。
【0009】本発明において、金属t−ブトキシドは3
−オキソ−ブタノイックアシッド2−アルコキシ−1−
メチル−2−オキソエチルエステルに対して、0.9〜
1.0当量、好ましくは0.93〜0.98当量使用す
る。過剰に金属t−ブトキシドを用いると問題のラセミ
化反応を起こし、金属t−ブトキシドの量を減らすと反
応生成量の減少をまねき、経済的に不利である。
【0010】本発明ではt−ブタノ−ルと炭化水素との
混合溶媒、t−ブタノ−ルとジメチルホルムアミドとの
混合溶媒、あるいはt−ブタノ−ルとエ−テル化合物と
の混合溶媒中で行うことが重要である。ここで炭化水素
とは好ましくベンゼン、トルエン,n−ヘキサン,シク
ロヘキサン,n−ペンタンを意味し、エ−テル化合物は
好ましくはジエチルエ−テル、テトラヒドロフラン、
1、4−ジオキサンを意味する。t−ブタノ−ル単一溶
媒で反応すると、生成した3−アセチル−5−メチル−
テトロン酸の金属塩がこの溶媒中では溶解するため、反
応系内の塩基によりラセミ化が進行する。また炭化水素
(例えばベンゼン、トルエン,n−ヘキサン,シクロヘ
キサン,n−ペンタン)あるいはエ−テル化合物(例え
ばジエチルエ−テル、テトラヒドロフラン、1、4−ジ
オキサン)の単一溶媒で行うと、反応収率はかなり減少
する。しかし上記混合溶媒で反応すると、反応収率は高
く生成した3−アセチル−5−メチル−テトロン酸の金
属塩はこの溶媒中では析出するため、問題のラセミ化は
進行しない。用いる溶媒の混合比(容量比)は、t−ブ
タノ−ルに対して炭化水素,ジメチルホルムアミドある
いはエ−テル化合物は5分の1から1分の1、好ましく
は4分の1から2分の1のものが良い。t−ブタノ−ル
との混合する溶媒は、好ましくはエ−テル化合物がよく
中でもテトラヒドロフランが良好な結果を与える。
【0011】本発明で用いる混合溶媒の量は反応物質が
適度な流動性を保つのに必要な量であればよく、3−オ
キソ−ブタノイックアシッド 2−アルコキシ−1−メ
チル−2−オキソエチルエステルに対して1〜200重
量倍である。
【0012】反応物質である金属t−ブトキシドと3−
オキソ−ブタノイックアシッド 2−アルコキシ−1−
メチル−2−オキソエチルエステルを添加する順序およ
びその際の温度は重要である。前述したように3−オキ
ソ−ブタノイックアシッド2−アルコキシ−1−メチル
−2−オキソエチルエステルおよび3−アセチル−5−
メチル−テトロン酸はラセミ化しやすいためこれを避
けなければならない。そのための添加順序としては、た
とえば最初に3−オキソ−ブタノイックアシッド 2−
アルコキシ−1−メチル−2−オキソエチルエステルの
上記混合溶媒中に金属t−ブトキシドを加える方法があ
る。金属t−ブトキシドの添加方法としては、金属t−
ブトキシドをそのまま加えると方法と金属t−ブトキシ
ドの適当な溶液を滴下する方法があるが、均一系で反応
ができ内温の制御のしやすい後者の方法が、工業的に有
利である。
【0013】金属t−ブトキシドを溶解する溶媒として
は、金属t−ブトキシドが溶解する溶媒、たとえば、エ
タノ−ル、メタノ−ルなどのアルコ−ル系溶媒がある
が、反応を複雑にする可能性があるため、3−オキソ−
ブタノイックアシッド 2−アルコキシ−1−メチル−
2−オキソエチルエステルを溶解した混合溶媒を用いる
のが好ましい。
【0014】金属t−ブトキシドを添加する温度は、金
属t−ブトキシドを添加した際に、3−オキソ−ブタノ
イックアシッド 2−アルコキシ−1−メチル−2−オ
キソエチルエステルの金属塩が析出し不均一系になり、
攪拌効率が減少しラセミ化が進行することを防ぐため
に、好ましくは30〜80℃、より好ましくは50〜7
0℃で行う。
【0015】金属t−ブトキシド滴下後0.1〜5時間
後に3−アセチル−5−メチル−テトロン酸の金属塩
が析出する。この金属塩は、濾過、遠心分離などの通常
の固液分離方法によって容易に分離することができる。
この塩は、テトラヒドロフランなどの有機溶媒で洗浄す
ることができる。
【0016】金属t−ブトキシド滴下後の環化温度は、
20℃以上100℃以下で行うのが好ましい。さらに好
ましくは、50℃以上90℃以下の温度で行う。反応温
度が50℃よりも低いと、反応完結までに時間がかかり
すぎるために生産性が悪くなり経済的に不利である。一
方、100℃を越えて高くなるに従い、副反応が起こる
ために収率が徐々に低下する。
【0017】本発明においては、3−オキソ−ブタノイ
ックアシッド 2−アルコキシ−1−メチル−2−オキ
ソエチルエステルの環化反応によって、3−アセチル−
5−メチル−テトロン酸の金属塩が生成する。これを遊
離化して目的の3−アセチル−5−メチル−テトロン酸
を得るには、公知に方法に従い適度に希釈した鉱酸で処
理すればよい。ここで鉱酸としては、塩酸、硫酸、硝
酸、燐酸などが挙げられる。このとき希釈に用いること
のできる溶液としてはエタノ−ルあるいはメタノ−ル,
テトラヒドロフラン、水などがある。
【0018】用いる鉱酸の量は、単離した3−アセチル
−5−メチル−テトロン酸の金属塩に対して0.9〜
1.1当量、好ましくは1.0当量用いる。3−アセチ
ル−5−メチル−テトロン酸の金属塩を適当な有機溶
媒、例えば、テトラヒドロフラン、エタノ−ル、メタノ
−ルに加え、鉱酸で処理することによって、目的物を含
む溶液が得られる。このとき加えた鉱酸に対応する無機
塩が生成するが、この塩は、濾過、遠心分離などの通常
の固液分離方法によって容易に分離することができる。
【0019】このようにして得られた有機溶媒を濃縮す
れば目的とする3−アセチル−5−メチル−テトロン酸
が得られる。また3−アセチル−5−メチル−テトロ
ン酸の精製は公知の方法、すなわち、減圧蒸留、再結晶
などの方法で行うことができる。
【0020】得られた3−アセチル−5−メチル−テト
ロン酸は、例えば下記に示したようなジヒドロキシ白
金(II)と反応させることにより、抗腫瘍活性を持
つ、水溶性白金錯体を導くことができる。
【0021】
【化2】
【0022】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。
【0023】実施例1 1リットル四つ口フラスコに(S)−3−オキソ−ブタ
ノイックアシッド 2−エトキシ−1−メチル−2−オ
キソエチルエステル(光学純度99.3%)101g
(0.5mol)を入れt−ブタノ−ル/THF=3/
1(200ml)を加えた。温度計と撹拌棒、滴下ロ−
ト、冷却管を取り付け、内温60℃になるように、攪拌
しながら昇温した。カリウム−t−ブトキシド53.2
gを含むt−ブタノ−ル−THF混合溶媒(t−ブタノ
−ル/THF=3/1)400mlを滴下した。10分
間で滴下し、滴下終了5分後、85℃(バス温)に昇温
し4時間還流した。
【0024】還流後、氷水で冷却し、析出したものを濾
過した。濾過した金属塩をTHF100ml×2で洗浄
し、3−アセチル−5−メチル−テトロン酸のカリウム
塩を79.9g得た。得られた3−アセチル−5−メチ
ル−テトロン酸のカリウム塩をテトラヒドロフラン40
0mlに加え、1規定塩酸エタノ−ル溶液を412ml
加えた。15分間攪拌後、不溶物を濾過し、ろ液を減圧
濃縮した。減圧蒸留後,目的の(S)−3−アセチル−
5−メチル−テトロン酸を63.0g得た。(収率8
0.7%、光学純度:99.0%)
【0025】得られた光学純度は、次のように測定した
ものを示す。
【0026】光学純度 3−アセチル−5−メチル−テトロン酸156mgをメ
タノ−ル50mlに溶解しアニリン91μlを加え、3
0分間加熱還流する。この溶液をHPLCのサンプルと
する。
【0027】HPLC条件 カラム:ダイセルCHIRALCELL OC 温度:40℃ 検出:254nm 流速:1.0m
l/min 移動相:2−プロパノ−ル/n−ヘキサン=1/4 保持時間:(S)−3−アセチル−5−メチル−テトロ
ン酸 39分 (R)−3−アセチル−5−メチル−テトロン酸 43
【0028】実施例2 t−ブタノ−ル/THF=3/1(200ml)をt−
ブタノ−ル/ジメチルホルムアミド=1/1(200m
l)に、カリウム−t−ブトキシド53.2gを含むt
−ブタノ−ル−THF混合溶媒(t−ブタノ−ル/TH
F=3/1)400mlをカリウム−t−ブトキシド5
3.2gを含むt−ブタノ−ル400mlに変更し用い
る以外は実施例1と同様にして目的の(S)−3−アセ
チル−5−メチル−テトロン酸を62.0g得た。
(光学純度99.3%)
【0029】比較例1 1リットル四つ口フラスコに(S)−3−オキソ−ブタ
ノイックアシッド 2−エトキシ−1−メチル−2−オ
キソエチルエステル(光学純度99.3%)101g
(0.5mol)を入れt−ブタノ−ル200mlを加
えた。温度計と撹拌棒、滴下ロ−ト、冷却管を取り付
け、内温60℃になるように、攪拌しながら昇温した。
カリウム−t−ブトキシド53.2gを含むt−ブタノ
−ル溶媒400mlを滴下した。12分間で滴下し、滴
下終了5分後、85℃(バス温)に昇温し4時間還流し
た。還流後、氷水で冷却した。沈殿物の析出はなかっ
た。ロ−タリ−エバポレ−タ−で減圧濃縮し、残さをT
HF100mlで3回洗浄し3−アセチル−5−メチル
−テトロン酸のカリウム塩を79.1g得た。得られた
3−アセチル−5−メチル−テトロン酸のカリウム塩を
テトラヒドロフラン400mlに加え、1規定塩酸エタ
ノ−ル溶液を407ml加えた。15分間攪拌後、不溶
物を濾過し、ろ液を減圧濃縮した。減圧蒸留後,目的の
(S)−3−アセチル−5−メチル−テトロン酸を5
9.1g得た。(収率76.7%、光学純度:66.3
%)
【0030】比較例2 1リットル四つ口フラスコに(S)−3−オキソ−ブタ
ノイックアシッド 2−エトキシ−1−メチル−2−オ
キソエチルエステル(光学純度99.3%)101g
(0.5mol)を入れトルエン500mlを加えた。
温度計と撹拌棒、滴下ロ−ト、冷却管を取り付け、内温
60℃になるように、攪拌しながら昇温した。カリウム
−t−ブトキシド53.2gを添加した。添加終了後、
85℃(バス温)に昇温し4時間加熱した。加熱後、氷
水で冷却し、析出したものを濾過した。濾過した金属塩
をTHF100ml×2で洗浄し、3−アセチル−5−
メチル−テトロン酸のカリウム塩を65.1g得た。
【0031】得られた3−アセチル−5−メチル−テト
ロン酸のカリウム塩をテトラヒドロフラン400mlに
加え、1規定塩酸エタノ−ル溶液を336ml加えた。
15分間攪拌後、不溶物を濾過し、ろ液を減圧濃縮し
た。減圧蒸留後,目的の(S)−3−アセチル−5−メ
チル−テトロン酸を49.1g得た。(収率62.9
%、光学純度:98.5%)
【0032】
【発明の効果】本発明は次のような効果を有する。
【0033】a.本発明では、反応が均一系でおこなわ
れるため、ラセミ化が進行せず光学活性の高い3−アセ
チル−5−メチル−テトロン酸が得られる。
【0034】b.反応中3−アセチル−5−メチル−テ
トロン酸が金属塩として析出ため、抽出工程がなく単離
が容易である。
【0035】c.本発明法によれば、3−アセチル−5
−メチル−テトロン酸が高収率で得られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属t−ブトキシドの存在下で、3−オ
    キソ−ブタノイックアシッド 2−アルコキシ−1−メ
    チル−2−オキソエチルエステルを分子内環化させ、3
    −アセチル−5−メチル−テトロン酸を製造する際、t
    −ブタノ−ルと炭化水素との混合溶媒、t−ブタノ−ル
    とジメチルホルムアミドとの混合溶媒あるいはt−ブタ
    ノ−ルとエ−テル化合物との混合溶媒中で行うことを特
    徴とする3−アセチル−5−メチル−テトロン酸の製造
    法。
  2. 【請求項2】 金属t−ブトキシドの添加の際、反応温
    度を30℃から80℃で行うことを特徴とする請求項1
    記載の3−アセチル−5−メチル−テトロン酸の製造
    法。
JP6975693A 1993-03-29 1993-03-29 3−アセチル−5−メチル−テトロン酸の製造法 Pending JPH06279426A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996034000A1 (en) * 1995-04-25 1996-10-31 Toray Industries, Inc. Process for the production of platinum (ii) complexes

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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