JPH0627917Y2 - 管継手及び配管接続装置 - Google Patents

管継手及び配管接続装置

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JPH0627917Y2
JPH0627917Y2 JP10001388U JP10001388U JPH0627917Y2 JP H0627917 Y2 JPH0627917 Y2 JP H0627917Y2 JP 10001388 U JP10001388 U JP 10001388U JP 10001388 U JP10001388 U JP 10001388U JP H0627917 Y2 JPH0627917 Y2 JP H0627917Y2
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JP
Japan
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pipe
pipe joint
solenoid valve
connection
timer
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JP10001388U
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JPH0221391U (ja
Inventor
俊正 三村
Original Assignee
株式会社ハーマン
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、接続状態を検出するスイッチを設けた管継
手と、この管継手を用いた配管接続装置に関する。
<従来の技術> ソケットにプラグを挿入することにより内部の弁が開か
れ、同時にプラグの周溝にソケットの施錠用ボールが係
合し、更にソケットの摺動環が施錠用ボールの外周方向
への突出を阻止する接続保持位置に移動して接続状態を
保つように構成された管継手は周知であり、ガスホース
の接続部などに広く用いられている。
<考案が解決しようとする課題> 上記の管継手は着脱が容易で扱いやすく極めて便利なも
のであるが、接続状態を検出する機能は無く、またホー
スの切断等の異常時にガスを遮断する機能は備えていな
い。
この考案はこのような点に着目し、この種の管継手の機
能と安全性をより向上することを目的としてなされたも
のである。
<課題を解決するための手段> 上述の目的を達成するために、この考案の管継手では、
ソケットの摺動環が接続保持位置へ移動したことを検出
する摺動環位置検出スイッチを設けている。また、接続
状態で点灯する接続表示灯を設けることもできる。
更にこの管継手を用いて配管接続装置を構成しており、
管継手より供給側の管路に電磁弁を設け、摺動環位置検
出スイッチの動作によってこの電磁弁を開くようにして
いる。
また、管継手と電磁弁の間の管路に圧力スイッチを設
け、摺動環位置検出スイッチの動作によってまずタイマ
を作動させ、タイマの接点を閉じることにより電磁弁を
開いた後、管路の圧力が上昇することにより圧力スイッ
チを動作させて電磁弁を開状態に保ち、タイマの接点を
開くようにしている。
また管継手に接続表示灯を設けた場合には、この接続表
示灯を圧力スイッチの動作と連動させて点灯させるよう
にしている。
<作用> 管継手に設けた摺動環位置検出スイッチによって接続状
態が保たれていることが電気的に検出できるようにな
り、また接続表示灯を設けることによって流体供給状態
を表示できるようになる。
更に、摺動環位置検出スイッチの動作で電磁弁を開くよ
うにした場合には、管継手の接続によって管路が自動的
に開いて流体の供給が可能な状態となる。また、圧力ス
イッチとタイマを組み合わせたものでは電磁弁の開状態
が圧力スイッチで保持されるので、管路の破損等の場合
には圧力スイッチの作動が停止し、電磁弁が閉じて流体
の流出が自動的に停止する。また管継手の接続表示灯を
点灯させた場合には、流体が供給されていることが表示
されるので確認が容易となる。
<実施例> 次に、ガス用管継手に関する実施例について説明する。
第1図及び第2図は管継手を示したもので、第1図はソ
ケットの断面図、第2図はプラグを接続した状態の要部
の断面図であり、1はソケット、20はプラグを示す。
2は筒状のソケット本体、3はソケット本体2の端部に
取付けられたホースエンド、4はソケット本体2の内部
に設けられたバルブ、5はバルブ4と一体の作動環であ
る。バルブ4はホースエンド3との間に設けられたバル
ブスプリング6により図の右方に付勢され、バルブ4の
外周に固着されたバルブリング7をソケット本体2の内
周に設けられている弁座8に密着させてガス流路を閉じ
ている。
9はソケット本体2の外周に固定されたカバー、10は
ソケット本体2の外周に軸方向に移動できるように取付
けられた摺動環であり、摺動環10はカバー9との間に
設けられた摺動環スプリング11によって図の右方に付
勢されている。12はソケット本体2に設けられたボー
ル収納穴13にソケットの半径方向に移動できる状態で
収納された施錠用ボールであり、プラグ20が接続され
ていない状態では作動環5に押されて外方向に移動した
位置にあり、外側は摺動環10で覆われて摺動環10の
傾斜した段部10aがボール12に当接し、摺動環スプ
リング11の付勢力でボール12を内方向に押圧してい
る。
14は摺動環位置検出用として設けられたマイクロスイ
ッチであり、摺動環10の移動によって接点が切り替わ
るようにソケット本体2の外周部に取付けられている。
また15は表示用として設けられたLEDであり、カバ
ー9の外から見える位置に取付けられている。16はこ
のマイクロスイッチ14及びLED15のリード線であ
り、ホースエンド3の内部に引き出され、ホースエンド
3に固定されたホース17の内部を通って元管のガス出
口部に設けられる制御部に導かれる。
この実施例の管継手は上記のように構成されており、第
2図のようにプラグ20をソケット1に挿入すると、プ
ラグ20の先端で作動環5を押されて図の左方向に後退
し、一定量後退するとバルブリング7がソケット本体2
の弁座8から離れてガス流路が開かれる。この時にはプ
ラグ20に設けられている周溝21が施錠用ボール12
の位置まで達するので、摺動環10で押されていたボー
ル12が内側に突出して周溝21に係合し、摺動環10
がスプリング11の付勢力で図の右方向に移動する。こ
のためボール12は外周方向への突出が阻止されて接続
状態が保たれる。このように、摺動環10が接続保持位
置に移動すると、マイクロスイッチ14のアクチュエー
タ14aが摺動環10から解放されて接点が切り替わる
ので、例えば接点のオンによって接続が完了したことを
電気信号として取り出すことができるのである。
第3図以下は上記の実施例の管継手を用いた配管接続装
置の実施例であり、いずれも元管のガス出口部に設けら
れる制御部に電磁弁と圧力スイッチを設けた例を示して
いる。
第3図は配管系統図であり、25は制御部、26は電磁
弁、27は電磁弁26よりも下流側に設けられた圧力ス
イッチである。また第4図及び第5図は電気回路の結線
図である。
第4図において、14bはマイクロスイッチ14の接
点、28は電源電池である。すなわち、この例は接点1
4bのオンによって電磁弁26を動作させて管路を開
き、同時に圧力スイッチ27を動作させてLED15を
点灯させるようにしており、管継手を接続すると自動的
にガスの供給が開始され、またガス供給が開始されたこ
とが表示される。従って、管継手を接続してから元栓の
所まで行ってこれを開くという操作は不要で取り扱いが
簡単となり、また表示灯によりガス供給を目で確認する
ことができる。なお接続を解く場合には、第2図の接続
状態において摺動環10を図の左方向に移動させる。こ
れにより、施錠用ボール12が外に移動してプラグ20
の周溝21との係合が解除されるので、プラグ20はソ
ケット1から抜け、摺動環10が第1図の位置に戻って
マイクロスイッチ14の接点14bが開き、電磁弁26
が閉じてLED15も消灯する。
このような機能は、例えばホースリール式のガスホース
のように元栓から離れた位置で接続を行うことの多い用
途の場合には、元栓操作が不要となるので特に効果的で
ある。
第5図は別の実施例であり、制御部25に更にタイマ2
9を設け、接点14bのオンによって、まずタイマ29
を作動させてその接点29aを閉じることにより電磁弁
26を開き、タイマ29の接点29aに並列に接続した
圧力スイッチ27がオンした後、タイマの接点29aを
開いて以後は圧力スイッチ27で電磁弁26を開状態に
保ち、またLED15を点灯させるようにしたものであ
る。従って、第4図の場合の作用効果に加えて、ホース
の切断等の異常時には圧力の低下で圧力スイッチ27が
オフとなり、電磁弁26が閉じてガスの流出が自動的に
停止するという作用が得られ、安全性がより向上される
のである。
<考案の効果> 上述の実施例から明らかなように、この考案の管継手
は、接続状態が保たれていることを摺動環位置検出スイ
ッチによって電気的に検出できるようになり、また実施
例のように表示灯を設けた場合には、流体供給状態を表
示灯によって表示できるようになる。
また、上記の管継手を用いて摺動環位置検出スイッチに
よって電磁弁を開くようにした配管接続装置は、管継手
の接続によって管路が自動的に開かれるので、接続操作
が極めて簡単となる。
更に圧力スイッチとタイマを組み合わせた配管接続装置
では、管路の破損等の場合に電磁弁が閉じて流体の流出
が自動的に停止するので、安全性をより向上させること
ができる。
また管継手の接続表示灯を点灯させる配管接続装置で
は、流体が供給されていることが表示されるので確認が
容易となって便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案の管継手の一実施例を示し
たもので、第1図はソケットの断面図、第2図はプラグ
を接続した状態の要部の断面図である。第3図乃至第5
図はこの考案の配管接続装置の実施例を示したもので、
第3図は配管系統図、第4図及び第5図はそれぞれ電気
回路の結線図である。 1……ソケット、4……バルブ、7……バルブリング、
10……摺動環、12……施錠用ボール、14……マイ
クロスイッチ(摺動環位置検出スイッチ)、14b……
マイクロスイッチの接点、15……LED(接続表示
灯)、20……プラグ、21……周溝、25……制御
部、26……電磁弁、27……圧力スイッチ、29……
タイマ、29a……タイマの接点。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソケットにプラグを挿入することにより内
    部の弁が開かれ、同時にプラグの周溝にソケットの施錠
    用ボールが係合し、ソケットの摺動環が施錠用ボールの
    外周方向への突出を阻止する接続保持位置に移動して接
    続状態を保つように構成された管継手において、 上記摺動環の接続保持位置への移動を検出して動作する
    摺動環位置検出スイッチを設けた管継手。
  2. 【請求項2】請求項1記載の管継手を用い、この管継手
    よりも供給側の管路に電磁弁を設け、摺動環位置検出ス
    イッチの動作により上記電磁弁を開くようにした配管接
    続装置。
  3. 【請求項3】管継手と電磁弁の間の管路に圧力スイッチ
    を設け、摺動環位置検出スイッチの動作によりタイマを
    作動させてタイマの接点を閉じることにより電磁弁を開
    き、更に圧力スイッチを動作させて電磁弁を開状態に保
    つとともにタイマの接点を開くようにした請求項2記載
    の配管接続装置。
  4. 【請求項4】管継手に接続表示灯を設け、この接続表示
    灯を圧力スイッチの動作時に点灯するようにした請求項
    3記載の配管接続装置。
JP10001388U 1988-07-28 1988-07-28 管継手及び配管接続装置 Expired - Lifetime JPH0627917Y2 (ja)

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JPH0221391U JPH0221391U (ja) 1990-02-13
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