JPH06278230A

JPH06278230A - 包装形成方法及び商品の包装

Info

Publication number: JPH06278230A
Application number: JP5026111A
Authority: JP
Inventors: Anthony B Dejoseph; アンソニー．ビー．ディジョセフ; John A Hoge; ジョン．エー．ホジェ; Douglas L Hammersent; ダグラス．エル．ハマーセン
Original assignee: Moore Business Forms Inc
Current assignee: Moore Business Forms Inc
Priority date: 1992-01-21
Filing date: 1993-01-21
Publication date: 1994-10-04
Also published as: AU3187493A; EP0554989A1

Abstract

(57)【要約】【目的】外装を形成する包装材料、例えば板紙等に、
従来の帳票等への印刷に周知であったイオン定着技術を
応用し、この帳票等への印刷画像と何等画質の劣ること
のない固有の可変情報を該外装面に施すことである。【構成】包装材料、例えば厚紙もしくは板紙等のウエ
ブ面に、直接イオン定着印刷あるいはトナー技法を用い
て個別の可変情報を印刷するものである。そして印字の
後、該包装材料のウエブを断裁し、個々の外装材料を形
成し、更に、外装の最終形態に成形するものである。即
ち、個々の外装面には個別のバーコード、識別番号、あ
るいは文章的又は図柄的メッセージ等が表記されている
ものである。【効果】とりわけ有利な包装の方法と商品の包装を外
装材料のウエブを用いて提供できた。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は外装座材料のウエブを用
いる包装形成方法と商品の包装に関するものである。

【０００２】本発明により、商品の外部包装に独特の可
変データや情報を印字することの好ましいことが結論づ
けられた。たとえば、本発明による、独特のバーコー
ド、識別番号、走査可能情報もしくは言語または絵画化
個人伝言を商品の外部包装に印字することが好ましい。
直接特定の宛名に宛てた包装物、あるいは見本ショー、
会議などに出席する人に特に宛てた伝言を発送する情報
を宛名の形にすることができる。詳述すれば、朝食用セ
リアルを新しく売り出す場合、特定地域の子供達もしく
はその住所すべてに宛名の情報とその他独特または個人
の印を外装に印字して郵送できる。見本ショーでの参加
者または出席者がわかっている場合の見本ショーで、新
しい化粧品のサプライヤーは見本に前記見本ショーに出
席するあらゆる人の名前と、個人伝言たとえば「ジェイ
ン、当社の新製品を誰れよりも先ずあなたに試して貰い
たい」というような個人的伝言を印字することもでき
る。

【０００３】

【従来の技術】かならずしも独特のデータではないが、
可変データを印刷する雑誌にしばしば用いる技術の１つ
は、インキジェット印刷法を用いることである。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、インキジェッ
ト印刷法は相対的に品質が劣り、良い印象を与えない。
大抵の会社はインキジェット印刷法が、その製品の外装
に直接描きたいと考える伝言の描写を、特に、一般の人
達が広範な種類の外装にすぐれたグラフィックを受け入
れるようになってきたので、適当でないと考えるであろ
う。

【０００５】本発明の主目的は、高品質可変データ（主
として独特なもの）を個別化した外（よび内）装の上に
印字した製品の提供にある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、軟質材
料たとえば厚紙もしくは板紙で形成された外装本体に、
前記外装本体の外部から目視できる包装本体に直接可変
イオン定着印刷を施し、また前記外装本体内に包装商品
を入れて成る商品外装を提供する。好ましくは、イオン
定着印刷は前述の特定包装本体の独特の印刷であって、
バーコード、識別番号や、言語と絵画式伝言（グラフィ
ック、個人名と住所など）から成る群より選ぶことがで
きる。本発明の特に有用な形態は平行６面体の厚紙また
は板紙箱である。

【０００７】

【作用】本発明による可変、実際には独特のデータで非
常に読みやすくすぐれたグラフィック、広い範囲のフォ
ント、色彩、絵画表現などを提供できるすぐれた外観を
有する商品の外装に印字できる。本発明によれば、外装
材料のウエブを用いる包装形成の方法をイオン定着印刷
もしくは〔色調〕トナー技術により可変情報を装材料の
ウエブに印刷することで提供する。イオン定着印刷が、
包装材料たとえば厚紙もしくは板紙にとって、それがイ
ンキ擦れ汚れ、生産速度の遅いことや、その他有意の欠
点が存在するので、とりわけ有用でないと考えられてき
た。しかし、本発明によれば、従来の外装材料たとえば
厚紙と板紙を、イオン定着印刷法が帳票の印刷に周知で
ある判読性と高品質とで本質的に変らない印刷のできる
ことがわかった。

【０００８】前記ウエブに本発明によるイオン定着印刷
法で可変情報を印字した後、ウエブを切断して、おのお
のがその上に可変イオン定着印刷された個々の包装ウエ
ブ部分を形成し、その後、前記個々の包装ウエブ部分を
イオン定着印刷がそのおのおのの上に施された完全な外
装に形成させる。好ましくは前記イオン定着印刷が最終
的に形成された完全外装（特には内装も）のおのおのに
独特の情報を施したものであることで、その方法が、セ
リアルの箱、化粧品、ビデオテープあるいは他の食料
品、ビデオ、個人用衛星材料や消費製品の外装のような
平行６面体の厚紙もしくは板紙の箱の生産用である場
合、特に有用である。前記ウエブはロール形式にできる
し、また印刷を直接連続形式のウエブ材料に印字する
か、あるいはシート形式にしてウエブ材料のシートの上
に直接印字して行うこともできる。

【０００９】

【実施例】

実施例１図１に示された実施例に基く発明は、最初にロール１１
で提供された外装材料のウエブ１０を用いて実施され
る。前記材料１０が好ましくは軟質材料たとえば厚紙も
しくは板紙であるが、時にはフィルムやプラスチック製
バッグもしくは包装材料を用いることができる。前記ウ
エブに工程１２でイオン定着印刷法を用いて直接印字す
る。前記イオン定着プリンターはジーメンス（Ｓｉｅｍ
ｅｎｓ）またはデルファクス（Ｄｅｌｐｈａｘ）により
市場で提供され、また１９８７年３月ＩＧＣ会議でリチ
ヤードＲ．フォットランド（Ｆｏｔｌａｎｄ）による
「イオンプリンティング、パスト、プレゼント、アン
ド、フューチャー」と題する論文に記述され、その開示
を本明細書に参考として組み入れられた可変結像トナー
技術プリンターで差支えない。好ましくは、前記イオン
定着プリンターは、商標名ＭＩＤＡＸ、詳しくはＭＩＤ
ＡＸ３００プリントエンジンで周知の本出願人により市
場で用いられるプリンターにすることである。

【００１０】イオン定着印刷技術は、容易に判読かつ走
査でき（機械により）、非常に広範囲に使用できるフォ
ント、色彩、符合などが備わり、かつすぐれた外観を提
供して印字を上に施した包装が最終消費者へのすぐれた
外観を、たとえばインキジェット技術での印字よりずっ
とすぐれた外観にするバーコード、ロゴ、数字などのよ
うな高品質のグラフィックと、絵画的表現もしくは実際
にどのような形式の印にしても活用できる。前記工程１
２によるＭＩＤＡＸエンジンを図１の実施においてロー
ルからロールへのプレスに直接インターフェースで連続
させて、可変データ、また実際には独特のデータさらに
個別化されたデータの印字に、究極的には印字されたウ
エブ１３（片面または両面印字）を提供して利用でき
る。

【００１１】前記印字されたウエブを通常のカッタ１４
に送り、それを切断して個々の包装ウエブ部分を形成さ
せる。その後、それに通常のフォーマ１５に通り、前記
切断した部分を個々の外装（容器）たとえば図１に示さ
れた前記平行６面体の厚紙箱１６に形成させる。注目す
べきことは、前記箱１６が包装された材料や商品の名称
（たとえば「セリアル」印１７）だけでなくその他のグ
ラフィックまたは言語的印または伝言１８や、精密なバ
ーコード１９のような独特の情報も施されていることで
ある。前記印１７乃至１９のすべてをイオン定着プリン
ター１２で印字する必要はなく、ただ可変データだけで
よい。このようにして、典型的例としては、印１７を包
装用ウエブ１０、１３に前印字（または後印字）するも
のであるが、一方バーコード印１９と、ことによると、
絵画的または言語的印１８も可変あるいは独特のものと
なり、本発明による工程１２でイオン定着印刷により印
字される。

【００１２】実施例２図２は図１に示された方法の変更態様である。図２で、
包装用材料ウエブ１０を好ましくはシータ２２を通過さ
せてから前記ＭＩＤＡＸ印刷工程１２に通すことであ
る。前記ＭＩＤＡＸ印刷工程１２では、その後、前記プ
リントエンジンをロールからシートのプレスに直接イン
ターフェースで直属させる。前記カッタ１４を事情によ
っては割愛できるが、しかし、大抵の状況では、シート
を切断して、より小さいシートにするか、シートをトリ
ムして最終包装を形成してフォーマ１５に送ることにな
る。

【００１３】図２の方法により生産された最終包装製品
を図２に全体として数字２４で示し、ここでもこれは、
この場合、図１の箱１６で示されたのと異なる可変・独
特のデータをその上に施した平行６面体厚紙箱から成
る。注目すべきことは、印２５を典型的例として、ウエ
ブ１０に前印字し、それが商品名あるいは商標のような
標準の印であることだ、図２のＭＩＤＡＸ印刷工程１２
が、図に示された独特の宛名情報ばかりでなく独特な識
別番号２７も印字した。

【００１４】図２に示された本発明による商品の包装２
４はもちろんのこと、外装本体２８の外側から目視でき
るイオン定着印刷２６、２７を上に施した外側厚紙また
は板紙箱２８から成る。商品、この場合のセリアル３０
は、軟質材料の外装本体２８内に包装され、好ましい場
合には、内装たとえば通常のプラスチックまたはセロフ
ァン製のバッグ３２を提供できる。前記印２６、２７は
消費者もしくは機械で容易に判読でき、また商品の包装
に必要な優れた印象を与える高品質のものである。

【００１５】

【発明の効果】本発明により外装材料のウェブを用いる
包装の方法と商品の包装でとりわけ有利なものが提供出
来た。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明により実施される代表的方法の工程で、
本発明による外装の生産を示す略図である。

【図２】図１の方法と包装の変更態様を示す図である。

【符号の説明】

１０ウエブ１１ロール１２工程（イオン定着印刷）１３印字ずみウエブ１４カッタ１５フォーマ１６平行６面体箱１７印または伝言１８印または伝言１９印または伝言２２シータ２４最終包装ずみ製品２５印２６住所（名宛）情報２７識別番号２８外側厚紙または板紙箱３０商品３２プラスチックまたはセロファンバッグ

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【手続補正書】

【提出日】平成５年３月１５日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【書類名】明細書

【発明の名称】包装形成方法及び商品の包装

【特許請求の範囲】

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、インキの擦れ汚れのな
い可変情報を印字した外装材のウエブを用いる包装形成
方法及び商品の包装である。

【０００２】

【従来の技術】従来から、商品を製造業者や販売業者が
その名称や商標などを他の図柄などと共に印字した包装
用紙や箱などで包装することが行なわれている。

【０００３】しかして、これらの印字には、通常の印刷
法が用いられているが、可変データを印字するために、
雑誌ではよく用いられるインキジェット印刷法を用いる
ことがある。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
包装では、包装された商品を届先へ発送する場合には、
宛先の住所、氏名その他必要情報を別に準備された所定
の用紙などに記入して、これを商品の包装上に添付する
ことが必要であって、手数がかかるものであって、別の
情報を提供したくても同時に送ることは困難であるとい
う問題がある。又、インクジェット印刷法は、相対的に
画質が劣り、良い印象を与えないものであって、特に、
広範囲な種類の外装に、すぐれたグラフィックを施すこ
とが、大衆に受入れるようになってきているので、大抵
の会社は、その製品の外装に、直接描きたいと考える伝
言などの描写にはインクジェット印刷法が適当でないと
考えるようになっているという問題が生じている。

【０００５】本発明は、高品質で主として独特な可変デ
ータを個別化して外・内装上に印字した手段を提供する
ことを目的とするものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記問題
を解決し、前記目的を達成するために研究を重ねた結
果、外装本体に直接可変イオン定着印刷を施して包装す
ることによって目的を達し得ることを見出して本発明を
完成するに至った。すなわち、本発明は、可変情報を外
装本体ウエブの上にイオン定着印刷法を用いて印字する
工程と、おのおのの上に可変イオン定着印刷を施した個
々の包装ウエブ部を形成した前記外装材料ウエブを切断
する工程と、前記個々の包装ウエブ部をその上に外部か
ら目視できる可変イオン印刷を施した完全外装に形成す
ることからなる包装形成方法であり、柔軟性の材料で形
成された外装本体と、前記外装本体に可変イオン定着印
刷法或いはトナー技術によって外側から目視し得るよう
に印字された印字部と、前記印字部を有する外装本体中
に包装された商品とからなる商品の包装であり、柔軟性
の材料で形成された外装本体と、該外装本体の外側から
目視でき同種の他のどんな包装にもなく包装本体に直接
印字された独特の印字部と、前記外装本体内に包装され
た商品とからなる商品の包装である。

【０００７】本発明において包装に使用する材料として
は、柔軟性の材料であって、例えば、厚紙もしくは板紙
であるが、時には、フィルムやプラスチックの袋もしく
は包み紙などが用いられる。

【０００８】本発明において印字する独特の可変データ
や情報は、例えば、バーコード、識別番号、走査可能情
報もしくは文章又は絵画的個人伝言などであって、商品
の外部包装に印字することが好ましい。又、特定の宛先
にあてた包装物を送るため、或いは、見本展示会や会議
などに出席する人に、特に直接に送るために情報を宛名
の形にすることができる。すなわち、朝食用のオートミ
ールやコーンフレークなどのようなセリアルを新しく売
出すような場合、特定地域の子供達たる受信者すべて
に、各々の住所表示および（あるいは）その他の個別
の、あるいは個性化された表示を外装に印字して送り得
るし、見本市への参加者又は出席者がわかっている場合
には、例えば新しい化粧品の発売者は、その見本市に出
席する各個人毎の名前と、各個人宛の伝言、例えば、
「ジェイン、当社の新製品を誰よりも先ずあなたに試し
て頂きたい」といったような文言を印字して送ることも
できる。

【０００９】このような印字は、イオン定着印刷技術も
しくはトナー技術によって行なうことができ、このよう
な印刷機としては、例えば、ジーメンス社あるいはデル
ファクス社製の可変画像形成用のトナー技術を採用した
市販の印刷装置でもよく、又、１９８７年３月のアイ・
ジー・シー会議でリチャード・アール・フォットランド
による「イオンプリンティング過去・現在・未来」と題
する論文に記述された可変トナー技術印刷機でも差支え
なく、イオン定着印刷機としてＭＩＤＡＸ３００（商品
名）プリントエンジンとして本出願人によって市販され
ている印刷機によることが好ましい。

【００１０】そして、このイオン定着印刷技術は、広範
囲の種類のフォント、色彩、明度、符号などを備え、高
品位のグラフィックス画像、絵画的表現、或いは、読み
取り易く、機械による走査が可能なバーコード、ロゴ、
ナンバーのような実務的表記を、従来のインクジェット
方式よりも、ずっとすぐれた外観をもって外装面に施
し、最終消費者に提供するものである。

【００１１】

【作用】本発明による実際には独特で可変のデータで非
常に読みやすく、すぐれたグラフィック、広い範囲のフ
ォント、色彩、絵画表現などを提供することができるす
ぐれた外観を有するように商品の外装に印字できる。
又、外装材料のウエブを用いる包装形式の方法をイオン
定着印刷技術もしくはトナー技術により可変情報を外装
材料のウエブに印刷することで提供できる。イオン定着
印刷は、包装材料、例えば、厚紙もしくは板紙に、イオ
ン定着印刷法で文書の印刷において周知である判読性と
高品質とで本質的に変らない印刷をし得ることがわかっ
たものである。

【００１２】次に、前記ウエブに本発明によるイオン定
着印刷によって可変情報を印字した後、ウエブを切断し
て、各々がその上に可変イオン定着印刷された個々の包
装ウエブ部を形成し、その後、前記個々の包装ウエブ部
を可変イオン定着印刷が、各々の上に施された完全外
装、ときには内装の各々に独特の情報を施したものであ
ることで、この方法が、セリアルの箱、化粧品、ビデオ
テープ、あるいは、他の食料品、ビデオ、個人用衛生材
料や消費製品の外装のような平行六面体の厚紙もしくは
板紙の箱の生産用がある場合特に有用である。また、こ
の包装材料のウェブはロール状態から供給され、そし
て、そのまま連続走行状態のウェブ面に直接印刷する
か、あるいは、ロールから各シートに断裁された後、連
続して送られてくる個々のシート面に直接印刷する。

【００１３】本発明によれば、商品の外装は、厚紙ある
いは板紙のような柔軟性の材料で形成された外装材料本
体、可変イオン定着印刷を直接包装本体上に、外装材料
本体の外側から目視し得るように施し、外装材料本体中
に包装された商品を有する。

【００１４】イオン定着印刷は、特定の包装本体のため
に独特の印刷である。そして、バーコード、識別番号、
あるいは文章的又は図柄的メッセージ（グラフィックや
個々の氏名や住所及びそのようなものを含む。）などか
らなる群から選択される。

【００１５】本発明の特に有効な形式は、平行六面体の
厚紙或いは板紙の箱である。

【００１６】

【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面に基づい
て述べる。

【００１７】図１は、本発明を実施する代表的方法の工
程例を示す略図、図２は、本発明の別の実施例を示す略
図である。

【００１８】まず、図１において、１０は、外装材料ウ
エブであって、最初にロール１１として供給される前記
のような柔軟性の材料が用いられる。１２は、印刷工程
であって、前記したようなイオン定着印刷機を使用し、
連続して送られてくる外装材料ウエブ１０に直接印字す
る。例えば、ＭＩＤＡＸプリントエンジンを使用してロ
ールツーロールプレスに直接インターフェイスで連続さ
せて可変データ、又、実際には個別のデータ、更に、個
性化されたデータを印字し、最終的には片面又は両面に
印字されたウエブ部１３とする。１４は、切断工程であ
って、通常用いられているカッタでよく、印字されたウ
エブ部１３が送られてきて、これを断裁して個々の包装
ウエブ部分を形成させる。１５は、成形工程であって、
通常用いられている装置でよく、送られてくる各種情報
が印刷され、個々の包装ウエブ部分を個々の容器のよう
な外観、例えば平行六面体の箱１６を形成する。１７
は、しるしであって、箱１６に包装された材料や商品の
名称だけでなく、その他のグラフィック、又は、言語的
しるし、又は、伝言１８や詳細な内容を含んだバーコー
ド１９のような独特の情報も施されている。これらのし
るし１７、しるし１８、バーコード１９などのすべてを
イオン定着印刷機を使用する印刷工程１２で印字する必
要はなく、ただ可変データだけでよい。このようにし
て、典型的例としては、しるし１７を包装用ウエブに前
印字（又は後印字）するものであるが、一方、バーコー
ド１９と、ことによると絵画的又は言語的しるし１８も
可変或いは独特のものとなり、印刷工程１２でイオンを
定着印刷により印字される。

【００１９】次に、図２において、外装材料のウエブ１
０を印刷工程１２へ送る前に、シータ２２を通過させ、
例えばＭＩＤＡＸプリントエンジンをロールツーロール
プレスとインターフェースで連結するようにした以外
は、図１に示す実施例と同様にして最終包装製品２４を
得た。

【００２０】最終包装製品２４には、印刷工程１２にお
いて独特な宛名情報２６ばかりでなく、独特な識別番号
２７も外装本体２８の外側から目視できるように印刷さ
れている。商品、この場合にはセリアル３０は、外装本
体２８内に包装され、好ましい場合には、内装例えば通
常のプラスチック又はセロファンの袋３２で覆われてい
る。

【００２１】

【発明の効果】本発明は、包装材料面に、直接イオン定
着印刷法をもって印刷することにより、高品位な画質の
固有の可変情報を、個々の外装面に表記するような包装
商品を得ることができるものであって、顕著な効果が認
められる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明を実施する代表的方法の工程例を示す略
図である。

【図２】本発明の別の実施例を示す略図である。

【符号の説明】１０外装材料ウエブ１２印刷工程１３印字されたウエブ部１４切断工程１５成形工程１６箱１７しるし１８しるし１９しるし２２シータ２４最終包装製品２５しるし２６宛名情報２７識別番号２８外装本体３０商品（セリアル）３２袋

【手続補正２】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者ジョン．エー．ホジェアメリカ合衆国．43528．オハイオ州．ホーランド．ソウヤー．コート．2951 (72)発明者ダグラス．エル．ハマーセンアメリカ合衆国．43560．オハイオ州．スィルヴァニア．スプラスウッド．5049

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】外装材料のウエブを用いて包装を形成す
る方法で、次の工程：（ａ）可変情報を外装材料の上に
イオン定着印刷法を用いて印字する工程と；（ｂ）前記ウエブを切断して、おのおのの上に可変イオ
ン定着印刷を施した個々の包装を形成する工程と；（ｃ）前記個々の包装ウエブ部分の上に外側から目視で
きる可変イオン定着印刷を施し、完全外装に形成させる
工程と；から成る方法。
【請求項２】商品の包装で：（ａ）軟質材料で形成された外装本体と；（ｂ）前記外装本体の外側から目視できる前記包装本体
に直接印字する可変イオン定着もしくはトナー技術と；（ｃ）前記外装本体内の包装ずみ商品と；から成る商品
の包装。
【請求項３】商品の包装で：（ａ）軟質材料で形成された外装本体と；（ｂ）どのような他の同一種類の包装にも施されない前
述の特定の包装本体に印字され、前記外装本体の外部か
ら目視できる独特の印刷と；（ｃ）前記外装本体内の包装ずみ商品と；から成る商品
の包装。