JPH0627787U - 紙葉類搬送機構 - Google Patents

紙葉類搬送機構

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JPH0627787U
JPH0627787U JP6343692U JP6343692U JPH0627787U JP H0627787 U JPH0627787 U JP H0627787U JP 6343692 U JP6343692 U JP 6343692U JP 6343692 U JP6343692 U JP 6343692U JP H0627787 U JPH0627787 U JP H0627787U
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JP
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pulley
belts
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秀夫 青木
幸広 根本
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集積した紙幣を2つの搬送ベルトで挟持して
搬送する場合に、その搬送を良好に行う。 【構成】 搬送ベルト16の内側に搬送ガイド23を設
ける。搬送ガイド23は搬送ベルト16に近接したガイ
ド面23aを有する。集積紙幣を挟持したとき搬送ベル
ト16はこのガイド面23aに接触し、搬送ベルト16
の撓みは少なくなり、紙幣の搬送を良好に行うことがで
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、紙幣等の紙葉類を搬送ベルトで挟持して搬送する紙葉類搬送機構に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、紙葉類を搬送ベルトにより挟持して搬送する搬送機構は、金融機関に設 置される金融機器等に使用されている。 図4は金融機関に設置される紙幣自動支払装置を示す概略側断面図である。図 において、装置筐体1の正面には出金口2、背面側には後部扉3がそれぞれ設け られ、また筐体1内には支払い機構4が設けられている。
【0003】 支払い機構4内には以下の構成要素が備えられている。即ち、出金口2に開閉 可能に設けられたシャッタ5、シャッタ5の近傍に配設され支払紙幣を一時的に 集積貯留するステージ6、ステージ6の一端に配置された集積用ローラ7、出金 用紙幣を収納する金庫8,9、金庫8,9内の紙幣を繰出す繰出手段10,11 、繰出された紙幣が搬送される搬送路12a,12b,12c,12d,ステー ジ6の直下に配置されたリジェクト金庫13、リジェクト金庫13内の紙幣の満 杯状態を検出するセンサ14、ステージ6の下方に配置される下部搬送ベルト1 5、下部搬送ベルト16の上方に配置される上部搬送ベルト16がそれぞれ備え られている。
【0004】 次に支払い動作を説明する。 顧客が図示しないカード挿入口からカードを挿入して操作部のキーを押下する ことにより、暗証番号や支払い要求金額等の情報を入力すると、金庫8,9から 繰出手段10,11により紙幣が1枚ずつ繰出され、繰出された紙幣は搬送路1 2a〜12dにより搬送されて集積用ローラ7によりステージ6上に集積される 。
【0005】 そしてステージ6上に顧客が要求した金額及び枚数の紙幣が集積されると、上 部搬送ベルト16および下部搬送ベルト15により紙幣が挟持される。上部搬送 ベルト16は矢印A方向に回動するようになっており、この回動により集積紙幣 は上部搬送ベルト16と下部搬送ベルト15により挟持され、両搬送ベルト15 ,16が駆動されることにより、紙幣は一括して出金口2へ搬送される。その後 シャッタ5が開かれて顧客は出金口2から紙幣を取出すことができる。
【0006】 シャッタ5が開けられても顧客が紙幣を取出さなかった場合、つまり顧客が紙 幣を取り忘れた場合は、一定時間経過後シャッタ5が閉じられ、紙幣はリジェク ト金庫13内へ落下される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の装置では、支払いに供すべき紙幣の枚数が多くなると 、上部搬送ベルトと下部搬送ベルトで挟持する紙幣が図5に示すように厚くなり 、搬送ベルト16が撓む。なお搬送ベルト15は歯付ベルトとなっているのでほ とんど撓まない。この状態で搬送ベルト15,16を駆動して紙幣17を搬送さ せると、図6に示すように、搬送ベルト16を駆動するプーリ18aと搬送ベル ト16との間に紙幣17がくい込んで紙幣17を搬送できなくなる場合があった 。なお図5,図6は従来例の紙幣搬送状態を示す説明図である。
【0008】 本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、挟持する紙葉類の 枚数が多くても搬送ベルトが撓まないようにして、紙葉類のくい込みを防止し、 紙葉類の搬送を良好に行う優れた搬送機構を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、プーリに掛け渡された2つの搬送ベルト により、集積紙葉類を挟持し、前記2つの搬送ベルトを駆動して集積紙葉類を一 括して搬送する紙葉類搬送機構において、少くとも一方の搬送ベルトの内側に配 設され、紙葉類の搬送方向下流側プーリの近傍と挟持した紙葉類に対向する位置 の間に延在する搬送ガイドを設けたものである。
【0010】 また上記構成に加えて、前記搬送ガイドが設けられた搬送ガイドが該搬送ベル トに接触するのを防止するローラを設けるようにしてもよい。
【0011】
【作用】
上記構成を有する本発明によれば、紙葉類の搬送方向下流側プーリの近傍と挟 持した紙葉類に対向する位置との間に搬送ガイドを設けたので、搬送ベルトによ り紙葉類を挟持する際、紙葉類の枚数が多くても搬送ベルトは撓まない。搬送ガ イドは搬送方向下流側プーリの近傍まで設けてあるので、紙葉類を挟持した搬送 ベルトを駆動しても、搬送ベルトは撓むことなく紙葉類を搬送し、紙葉類はプー リと搬送ベルトとの間にくい込むことはない。 また前記ローラを設けることにより、搬送ベルトが搬送ローラと接触すること により発生する搬送ベルトの摩耗を防止することができる。
【0012】
【実施例】
以下本考案に係る実施例を図面にしたがって説明する。なお各図面に共通する 要素には同一の符号を付す。 図1は本考案に係る実施例の搬送機構を示す説明図、図2は紙幣を挟持した実 施例の搬送機構を示す説明図である。本実施例で説明する搬送機構は、従来例の 場合と同様に、紙幣自動支払装置内に実装されるものである。
【0013】 図1において、搬送ベルト15はプーリ20a,20bに掛け渡されており、 プーリ20aが図示せぬモータにより回転駆動されることにより、駆動される。 搬送ベルト15は歯付ベルトとなっている。 搬送ベルト16はプーリ21a,21bに掛け渡されている。プーリ21a, 21bはブラケット22により回転可能に支持されており、プーリ21aは図示 せぬモータにより回転駆動される。ブラケット22はプーリ21aの軸を中心に 、矢印A方向に回動可能になっている。
【0014】 ブラケット22には、搬送ガイド23が固定されており、搬送ガイド23は、 搬送ベルト16の内側に近接して向き合うガイド面23aを形成している。この ガイド面23aは、プーリ21aの近傍まで設けられ、また図2に示すように搬 送ベルト15,16で紙幣24を挟持したときに、紙幣24と対向する位置にも 形成されている。
【0015】 またブラケット22には、2つのガイド面23aの間に突起部25が形成され 、この突起部25にはローラ26が回転自在に設けられている。ローラ26は搬 送ベルト16の内側にほぼ接触するように、即ち、搬送ガイド23のガイド面2 3aより搬送ベルト16に近くに、配設されている。
【0016】 搬送ベルト16を図1に示す矢印A方向に回動することにより、集積紙幣24 を搬送ベルト16と搬送ベルト15を挟持する。このとき搬送ベルト16は、集 積紙幣24に押されて撓もうとするが、図2に示すようにガイド面23aに接触 するので、その撓み量は少ない。この状態で搬送ベルト15および搬送ベルト1 6を図示せぬモータにより駆動すると、挟持された紙幣24は矢印B方向に搬送 される。搬送ベルト16はガイド面23aおよびローラ26によりガイドされて 回転駆動する。
【0017】 紙幣24の先端がプーリ21aの近くに達しても、搬送ベルト16は搬送ガイ ド23のガイド面23aおよびローラ26に接触し、それほど内側へ撓むことは ない。したがって紙幣24は搬送ベルト16とプーリ21aとの間にくい込むこ とはなく、紙幣24の搬送は支障なく行われる。
【0018】 なおローラ26はガイド面23aよりも搬送ベルト16側に突出しているので 、搬送ベルト16の内側はガイド面23aと面接触せず、したがって駆動時の搬 送ベルト16の摩耗は少い。 また本実施例における搬送ガイド23は、搬送ガイド16の張設領域のほぼ範 囲内に設けられているので、実装空間が狭くてよく、部品実装密度の高い装置に 組み込む場合に適している。
【0019】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように本考案によれば、搬送ベルトの内側に搬送ガイドを 配設したので、集積紙幣を挟持しても搬送ベルトは撓まないか又は少ししか撓ま ないので、紙幣はベルトとプーリの間にくい込むことなく正常に搬送される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る実施例の搬送機構を示す説明図で
ある。
【図2】紙幣を挟持した実施例の搬送機構を示す説明図
である。
【図3】紙幣を挟持した実施例の搬送機構を示す説明図
である。
【図4】紙幣自動支払装置を示す概略側断面図である。
【図5】従来例の搬送状態を示す説明図である。
【図6】従来例の搬送状態を示す説明図である。
【符号の説明】
15,16 搬送ベルト 21a,21b プーリ 23 搬送ガイド 26 ローラ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プーリに掛け渡された2つの搬送ベルト
    により、集積紙葉類を挟持し、前記2つの搬送ベルトを
    駆動して集積紙葉類を一括して搬送する紙葉類搬送機構
    において、 少くとも一方の搬送ベルトの内側に配設され、紙葉類の
    搬送方向下流側プーリの近傍と挟持した紙葉類に対向す
    る位置の間に延在する搬送ガイドを設けたことを特徴と
    する紙葉類搬送機構。
  2. 【請求項2】 プーリに掛け渡された2つの搬送ベルト
    により、集積紙葉類を挟持し、前記2つの搬送ベルトを
    駆動して集積紙葉類を一括して搬送する紙葉類搬送機構
    において、 少くとも一方の搬送ベルトの内側に配設され、紙葉類の
    搬送方向下流側プーリの近傍と挟持した紙葉類に対向す
    る位置の間に延在する搬送ガイドと、 前記搬送ガイドが設けられた搬送ベルトが該搬送ガイド
    に接触するのを防止するローラとを設けたことを特徴と
    する紙葉類搬送機構。
JP1992063436U 1992-09-10 1992-09-10 紙葉類搬送機構 Expired - Lifetime JP2585843Y2 (ja)

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JPH0627787U true JPH0627787U (ja) 1994-04-12
JP2585843Y2 JP2585843Y2 (ja) 1998-11-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0242650U (ja) * 1988-09-14 1990-03-23

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JPH0242650U (ja) * 1988-09-14 1990-03-23

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