JPH062769Y2 - 回転塗装装置 - Google Patents
回転塗装装置Info
- Publication number
- JPH062769Y2 JPH062769Y2 JP1987134415U JP13441587U JPH062769Y2 JP H062769 Y2 JPH062769 Y2 JP H062769Y2 JP 1987134415 U JP1987134415 U JP 1987134415U JP 13441587 U JP13441587 U JP 13441587U JP H062769 Y2 JPH062769 Y2 JP H062769Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spray gun
- barrel
- unit
- paint
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Spray Control Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、回転するバレル内に投入した被塗装物、例
えばスライドファスナーのスライダー、上止め金具、下
止め金具あるいはボタンやホックなどの小物品を塗装す
る装置に関する。
えばスライドファスナーのスライダー、上止め金具、下
止め金具あるいはボタンやホックなどの小物品を塗装す
る装置に関する。
この種の塗装装置として、特開昭61−74668号公
報によって知られており、その構造は第2図に図示した
が、バレル1をモータ2で回転し、バレル1の口にスプ
レーガン3を対設し、スプレーガン3に圧縮空気4を空
気量調整器5を介して供給すると共に、塗料缶6内の塗
料7を供給し、且つスプレーガン3の開閉をタイマー8
で制御したもので、この装置によって塗装を施こす場
合、バレルに投入した被塗装物の大きさと投入量に応じ
て、バレルの回転速度、空気による吹付け圧、塗料量及
び塗装時間などを作業者の長年の熟練した勘によって処
理されている。
報によって知られており、その構造は第2図に図示した
が、バレル1をモータ2で回転し、バレル1の口にスプ
レーガン3を対設し、スプレーガン3に圧縮空気4を空
気量調整器5を介して供給すると共に、塗料缶6内の塗
料7を供給し、且つスプレーガン3の開閉をタイマー8
で制御したもので、この装置によって塗装を施こす場
合、バレルに投入した被塗装物の大きさと投入量に応じ
て、バレルの回転速度、空気による吹付け圧、塗料量及
び塗装時間などを作業者の長年の熟練した勘によって処
理されている。
上述の装置で塗装処理する場合、バレルに常に同品種の
ものを同量づつ投入して塗装するものであれば、一応常
に一定の状態で仕上げることが出来るが、しかしその間
の処理条件を常に監視する必要があり、特に塗料を使用
するに従って缶内の塗料が減少し、減少するに従って吸
い上げられる量に変化が生じることから、塗料量を常に
監視する必要がある。更に近年は多品種少量生産が多く
要求されるようになり、バレルに投入された品物の大小
及び量が一々変化することになり、その都度塗装条件が
異なり、熟練者といえども、仕上げた品質にバラ付きが
生じ、不良発生率がかなり高くなるという欠点があっ
た。
ものを同量づつ投入して塗装するものであれば、一応常
に一定の状態で仕上げることが出来るが、しかしその間
の処理条件を常に監視する必要があり、特に塗料を使用
するに従って缶内の塗料が減少し、減少するに従って吸
い上げられる量に変化が生じることから、塗料量を常に
監視する必要がある。更に近年は多品種少量生産が多く
要求されるようになり、バレルに投入された品物の大小
及び量が一々変化することになり、その都度塗装条件が
異なり、熟練者といえども、仕上げた品質にバラ付きが
生じ、不良発生率がかなり高くなるという欠点があっ
た。
この考案は以上の問題を解決し、多品種少量生産に対処
でき、熟練を要せずして所定の品質に確実に仕上げられ
る回転塗装装置を提供することにある。
でき、熟練を要せずして所定の品質に確実に仕上げられ
る回転塗装装置を提供することにある。
この考案による回転塗装装置は、モータで回転するバレ
ルの口にスプレーガンを対設し、スプレーガンに圧縮空
気と塗料を供給する各供給官を連結している回転塗装装
置において、 スプレーガンには電動による開閉部を有し、スプレーガ
ンへの塗料供給管中に電動によるポンプを介在し、スプ
レーガンの空気供給管中に電流の高低によって空気の流
出量を変化する電空変換器を設け、 バレルに投入する被塗装物の表面積及び投入量の各数値
を入力する設定部と、 該設定部と接続され、バレルに投入する被塗装物の表面
積及び投入量の両数値の 関係に対して適応するバレルの回転速度、吹付け圧、塗
料吐出量及び塗装時間の各データーを入力して作成した
テーブルを保持しているパーソナルコンピュータによる
データ作成部と、 上記データ作成部に接続され、設定部で入力したデータ
によってデータ作成部のテーブルから指定された信号を
呼び込んで、その信号からモータと、電空変換器と、ポ
ンプ及びスプレーガンの開閉部に出力する制御部とから
なることを特徴とする。
ルの口にスプレーガンを対設し、スプレーガンに圧縮空
気と塗料を供給する各供給官を連結している回転塗装装
置において、 スプレーガンには電動による開閉部を有し、スプレーガ
ンへの塗料供給管中に電動によるポンプを介在し、スプ
レーガンの空気供給管中に電流の高低によって空気の流
出量を変化する電空変換器を設け、 バレルに投入する被塗装物の表面積及び投入量の各数値
を入力する設定部と、 該設定部と接続され、バレルに投入する被塗装物の表面
積及び投入量の両数値の 関係に対して適応するバレルの回転速度、吹付け圧、塗
料吐出量及び塗装時間の各データーを入力して作成した
テーブルを保持しているパーソナルコンピュータによる
データ作成部と、 上記データ作成部に接続され、設定部で入力したデータ
によってデータ作成部のテーブルから指定された信号を
呼び込んで、その信号からモータと、電空変換器と、ポ
ンプ及びスプレーガンの開閉部に出力する制御部とから
なることを特徴とする。
この考案を具体的に説明すると、第1図に示している如
く、バレル1をその口が斜め上方に向けてモータ2で回
転自在に設置し、該バレル1の口に対向してスプレーガ
ン3を設け、該スプレーガン3に圧縮空気4を供給する
空気供給管9を電空変換器10を介して連結し、また塗
料缶6より塗料7を供給する塗料供給管11を連結し、
その塗料供給管11にはポンプ12(ギアポンプ)が介
在してあり、更にスプレーガン3には電気信号による空
気の開閉部13を備えている。尚、前記電空変換器10
は、電流の高低に応じて空気の流量を変化する弁であっ
て、ロジックバルブによる流量形の電空比例弁とも称さ
れている。
く、バレル1をその口が斜め上方に向けてモータ2で回
転自在に設置し、該バレル1の口に対向してスプレーガ
ン3を設け、該スプレーガン3に圧縮空気4を供給する
空気供給管9を電空変換器10を介して連結し、また塗
料缶6より塗料7を供給する塗料供給管11を連結し、
その塗料供給管11にはポンプ12(ギアポンプ)が介
在してあり、更にスプレーガン3には電気信号による空
気の開閉部13を備えている。尚、前記電空変換器10
は、電流の高低に応じて空気の流量を変化する弁であっ
て、ロジックバルブによる流量形の電空比例弁とも称さ
れている。
前記のモータ2、スプレーガン3の開閉部13、電空変
換器10及びポンプ12を次ぎに説明する制御部14か
らの出力によって制御されるものである。
換器10及びポンプ12を次ぎに説明する制御部14か
らの出力によって制御されるものである。
制御部14はシーケンサーで形成してあって、これにデ
ータ作成部16が連結してあり、またデータ作成部16
に設定部15を連結しているもので、設定部15はデジ
タルスイッチであって、作業者が被塗装物の大小の表面
積を区分して表示される種別番号と、その投入重量を直
接入力するものである。データ作成部16はパーソナル
コンピュータであって、前記種別番号と投入重量に対応
した条件、即ち、吹付け圧、塗料吐出量、バレルの回転
速度、塗装時間を入力し且つ記録したテーブルを保持し
ている。尚、データ作成部16と制御部14は光ファイ
バー17で接続されるものである。
ータ作成部16が連結してあり、またデータ作成部16
に設定部15を連結しているもので、設定部15はデジ
タルスイッチであって、作業者が被塗装物の大小の表面
積を区分して表示される種別番号と、その投入重量を直
接入力するものである。データ作成部16はパーソナル
コンピュータであって、前記種別番号と投入重量に対応
した条件、即ち、吹付け圧、塗料吐出量、バレルの回転
速度、塗装時間を入力し且つ記録したテーブルを保持し
ている。尚、データ作成部16と制御部14は光ファイ
バー17で接続されるものである。
上記構造であるから、バレル1に投入した被塗装物の種
類番号と重量の数値を設定部15に手動で入力すれば、
制御部14にデータ作成部16に記録されたテーブルよ
り設定部15に指定されたデータを呼び込み、そのデー
タを制御部14より出力して、モータ2、スプレーガン
3の開閉部13、電空変換器10及びポンプ12をそれ
ぞれ制御するものである。
類番号と重量の数値を設定部15に手動で入力すれば、
制御部14にデータ作成部16に記録されたテーブルよ
り設定部15に指定されたデータを呼び込み、そのデー
タを制御部14より出力して、モータ2、スプレーガン
3の開閉部13、電空変換器10及びポンプ12をそれ
ぞれ制御するものである。
この考案による回転塗装装置によれば、設定部に被塗装
物の表面積と投入重量の数値を入力することにより、制
御部にその数値に応じたデータをデータ作成部より呼び
込んで、空気、塗料の吐出量、バレルの回転速度などを
制御するように出力して処理するもので、作業者は殆ど
塗装状況を監視する必要がなくなり、設定部への入力手
段のみで処理され、しかも制御によって塗装仕上げした
品物の品質が安定する。しかもデータ作成部はパーソナ
ルコンピュータによるため、被塗装物の表面積と投入重
量に対する諸データはテーブルによるため、バレルに投
入する被塗装物の量が限定されることがなく、多品種少
量生産に対応することができるようになる。
物の表面積と投入重量の数値を入力することにより、制
御部にその数値に応じたデータをデータ作成部より呼び
込んで、空気、塗料の吐出量、バレルの回転速度などを
制御するように出力して処理するもので、作業者は殆ど
塗装状況を監視する必要がなくなり、設定部への入力手
段のみで処理され、しかも制御によって塗装仕上げした
品物の品質が安定する。しかもデータ作成部はパーソナ
ルコンピュータによるため、被塗装物の表面積と投入重
量に対する諸データはテーブルによるため、バレルに投
入する被塗装物の量が限定されることがなく、多品種少
量生産に対応することができるようになる。
第1図は本考案による回転塗装装置の構造説明図、第2
図は従来の回転塗装装置の構造説明図である。 1…バレル、2…モータ、3…スプレーガン、6…塗料
缶、9…空気供給管、10…電空変換器、11…塗料供
給管、12…ポンプ、13…スプレーガンの開閉部、1
4…制御部、15…設定部、16…データ作成部。
図は従来の回転塗装装置の構造説明図である。 1…バレル、2…モータ、3…スプレーガン、6…塗料
缶、9…空気供給管、10…電空変換器、11…塗料供
給管、12…ポンプ、13…スプレーガンの開閉部、1
4…制御部、15…設定部、16…データ作成部。
Claims (1)
- 【請求項1】モータ(2)で回転するバレル(1)の口
にスプレーガン(3)を対設し、スプレーガン(3)に
圧縮空気(4)と塗料(7)を供給する各供給管(9,
11)を連結している回転塗装装置において、 スプレーガン(3)には電動による開閉部(13)を有
し、スプレーガン(3)への塗料供給管(11)中に電
動によるポンプ(12)を介在し、スプレーガン(3)
の空気供給管(9)中に電流の高低によって空気の流出
量を変化する電空変換器(10)を設け、 バレル(1)に投入する被塗装物の表面積及び投入量の
各数値を入力する設定部(15)と、 該設定部(15)と接続され、バレル(1)に投入する
被塗装物の表面積及び投入量の両数値の関係に対して適
応するバレルの回転速度、吹付け圧、塗料吐出量及び塗
装時間の各データーを入力して作成したテーブルを保持
しているパーソナルコンピュータによるデータ作成部
(16)と、 上記データ作成部(16)に接続され、設定部(15)
で入力したデータによってデータ作成部(16)のテー
ブルから指定された信号を呼び込んで、その信号からモ
ータ(2)と、電空変換器(10)と、ポンプ(12)
及びスプレーガンの開閉部(13)に出力する制御部
(14)とからなることを特徴とする回転塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987134415U JPH062769Y2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 | 回転塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987134415U JPH062769Y2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 | 回転塗装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6439867U JPS6439867U (ja) | 1989-03-09 |
JPH062769Y2 true JPH062769Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31393153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987134415U Expired - Lifetime JPH062769Y2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 | 回転塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062769Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58195667U (ja) * | 1982-06-16 | 1983-12-26 | 田中機設工務所 | バレル式塗装装置 |
JPH0313188Y2 (ja) * | 1985-08-10 | 1991-03-27 |
-
1987
- 1987-09-01 JP JP1987134415U patent/JPH062769Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6439867U (ja) | 1989-03-09 |
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