JPH0627651U - 噴射器の押下ボタン - Google Patents

噴射器の押下ボタン

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Publication number
JPH0627651U
JPH0627651U JP4279792U JP4279792U JPH0627651U JP H0627651 U JPH0627651 U JP H0627651U JP 4279792 U JP4279792 U JP 4279792U JP 4279792 U JP4279792 U JP 4279792U JP H0627651 U JPH0627651 U JP H0627651U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
ejection
button
tube
button body
Prior art date
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Pending
Application number
JP4279792U
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English (en)
Inventor
芳孝 諸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitani Valve Co Ltd
Original Assignee
Mitani Valve Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitani Valve Co Ltd filed Critical Mitani Valve Co Ltd
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Publication of JPH0627651U publication Critical patent/JPH0627651U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボタン本体にノズルを使用位置と格納位置と
に回動自在に設ける押下ボタンにおいて、ボタン本体と
ノズルの接続部分から内容物が漏れることを防止する。 【構成】 ノズル18内にチューブ21の一端部21a
を挿入してノズル18とチューブ21の間を気密に取り
付ける。一方、ノズル18をボタン本体17に回動自在
に設けるとともに、該ボタン本体17の噴出通路19内
に前記チューブ21の他端部21bを挿入してボタン本
体17とチューブ21の間を気密に取り付ける。そし
て、チューブ21を介して噴出通路19とノズル18内
を連通する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、化粧用・薬用・殺虫用等の噴射器に適用し得る。詳しくは、その ような噴射器において、噴出通路を噴出管内と連通して噴射容器の該噴出管に取 り付けるボタン本体と、そのボタン本体に使用位置と格納位置とに回動自在に設 けるノズルとを有する押下ボタンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の押下ボタンの中には、たとえば図4に示すように、ボタン本体 1にノズル2を使用位置と格納位置とに回動自在に設けるとともに、ボタン本体 1の球面凹部1aにノズル2の球面凸部2aを球面接触して該ボタン本体1の噴 出通路3とノズル2内とを連通する構成としたものがある。そして、押下ボタン 4のノズル2を回動して図示するように使用位置とした後、押下ボタン4を介し て噴射容器5の噴出管6を押し下げ、その噴射容器5内の内容物を噴出管6から 噴出通路3へと導き、その噴出通路3内を通してノズル2内に送り、そのノズル 2から噴出していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の押下ボタン4では、ボタン本体1とノズル2を 気密に接続することが難しく、使用時、ボタン本体1とノズル2の接続部分から 内容物が漏れる問題があった。
【0004】 そこで、この考案の目的は、ボタン本体にノズルを使用位置と格納位置とに回 動自在に設ける押下ボタンにおいて、ボタン本体とノズルの接続部分から内容物 が漏れることを防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのため、この考案は、たとえば以下の図示実施例に示すとおり、噴出通路1 9を噴出管13内と連通して噴射容器10の該噴出管13に取り付けるボタン本 体17と、そのボタン本体17に使用位置と格納位置とに回動自在に設けるノズ ル18とを有する噴射器の押下ボタン16において、前記噴出通路19と前記ノ ズル18内とを連通するチューブ21を、前記ボタン本体17と前記ノズル18 とにそれぞれ気密に取り付けてなることを特徴とする。
【0006】
【作用】
そして、この考案では、使用時、ノズル18を回動して使用位置とした後、押 下ボタン16を介して噴射容器10の噴出管13を押し下げ、その噴射容器10 内の内容物を噴出管13から噴出通路19へと導き、その噴出通路19内の内容 物をチューブ21を通してノズル18内へと送り、噴射口18aから噴出する。 不使用時、ノズル18を使用位置から回動して格納位置とし、そこに格納する 。そのとき、ノズル18の回動方向へチューブ21が撓む。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照しつつ、この考案の一実施例につき説明する。 図1は、この考案の一実施例である押下ボタンを備える噴射器を示し、その使 用状態における部分破断側面図である。
【0008】 図中符号10は、噴射容器である。該噴射容器10は、やや細長の円筒形状の 容器本体11とその上端部を被う蓋12を備える。そして、該蓋12から上方へ 突出する噴出管13を押し込むことにより図示しない噴出バルブを開いて容器本 体11内の化粧剤、薬剤、殺虫剤などの内容物を外部へと噴出するようになって いる。
【0009】 前記噴出管13の上端部には、押下ボタン16を取り付けてなる。該押下ボタ ン16は、ボタン本体17とノズル18とを備える。前記ボタン本体17は、外 筒部17a内に内筒部17bを二重に設けるとともに、内部の通路19aを前記 噴出管13内とを連通して接続する。前記通路19aは、他の通路19bと連通 して設ける。該他の通路19bは、前記外筒部17aおよび内筒部17bの上部 を半径方向に貫通して形成する。そして、通路19aと他の通路19bとで、噴 出通路19を形成する。
【0010】 また、図2にも示すように、前記ボタン本体17の上部外周には、前記噴出通 路19の他方部19bの開口を挾んで左右両側にブラケット17c・17cを一 対設ける。各ブラケット17cには、外面から軸17dを外向きに突出して設け る。それらブラケット17c・17cの上部間は、接続部17eでつないで設け る。その接続部17eには、基端部に凸部17fを設ける。
【0011】 前記ノズル18は、細長筒状で、先端に噴射口18aを有する。該ノズル18 の基端部には、対向する一対の突部18b・18bを両側に突出して設けるとと もに、各突部18bに軸孔18cを設ける。そして、突部18b・18b間に前 記ブラケット17c・17cを挾み入れ、軸孔18cに軸17dを挿入してノズ ル18をボタン本体17に回動自在に取り付ける。
【0012】 ところで、この考案では、図1に示すように、前記ノズル18内にチューブ2 1の一端部21aを挿入してノズル18とチューブ21の間を気密に取り付ける 。一方、前記チューブ21の他端部21bは、ノズル18をボタン本体17に取 り付けるとき、図2中矢示方向からブラケット17c・17c間を通し前記噴出 通路19内に挿入してボタン本体17とチューブ21の間を気密に取り付ける。 そして、チューブ21を介して噴出通路19とノズル18内を連通する。
【0013】 しかして、噴射器の使用時には、図1に示すごとく、ノズル18の基端側の一 部を前記突部17fに突き当たるまで回動して使用位置とする。そこで、押下ボ タン16に操作指を掛けて図中下方に押し下げ、その押下ボタン16を介して前 記噴出管13を噴射容器10内に押し込む。すると、図示しない噴出バルブが開 き、容器本体11内の内容物を噴出管13内を通してボタン本体17の噴射通路 19に導き、その内容物を前記チューブ21を通してノズル18内に送り、噴射 口18aから外部へ噴出する。
【0014】 一方、押下ボタン16から操作指を離すと、図示しない噴出バルブの押上バネ により噴出管13が上動して噴出バルブを閉じ、内容物の噴出を止める。
【0015】 また、噴射器の不使用時には、前記ノズル18を軸17dを中心に図中反時計 方向へ回動して図3に示すように格納位置とし、そこで適宜保持して格納する。 このとき、前記チューブ21は、ノズル18の回動方向へ撓む。
【0016】
【考案の効果】
以上のことから、この考案によれば、ボタン本体の噴出通路とノズル内をチュ ーブを介して気密に連通するので、そのチューブを通して内容物を噴出通路内か らノズル内へと送ることができ、ボタン本体とノズルの接続部分から内容物が漏 れることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例である押下ボタンを備える
噴射器を示し、その使用状態における部分破断側面図で
ある。
【図2】そのノズルの取り付け状態を示す外観斜視図で
ある。
【図3】そのノズルを回動して格納位置としたときの噴
射器の部分破断側面図である。
【符号の説明】
10 噴射容器 13 噴出管 16 押下ボタン 17 ボタン本体 18 ノズル 19 噴出通路 21 チューブ
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例である押下ボタンを備える
噴射器を示し、その使用状態における部分破断側面図で
ある。
【図2】そのノズルの取り付け状態を示す外観斜視図で
ある。
【図3】そのノズルを回動して格納位置としたときの噴
射器の部分破断側面図である。
【図4】従来の押下ボタンを備える噴射器を示し、その
使用状態における部分破断側面図である。
【符号の説明】 10 噴射容器 13 噴出管 16 押下ボタン 17 ボタン本体 18 ノズル 19 噴出通路 21 チューブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴出通路を噴出管内と連通して噴射容器
    の該噴出管に取り付けるボタン本体と、そのボタン本体
    に使用位置と格納位置とに回動自在に設けるノズルとを
    有する噴射器の押下ボタンにおいて、前記噴出通路と前
    記ノズル内とを連通するチューブを、前記ボタン本体と
    前記ノズルとにそれぞれ気密に取り付けてなる、噴射器
    の押下ボタン。
JP4279792U 1992-05-28 1992-05-28 噴射器の押下ボタン Pending JPH0627651U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4279792U JPH0627651U (ja) 1992-05-28 1992-05-28 噴射器の押下ボタン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4279792U JPH0627651U (ja) 1992-05-28 1992-05-28 噴射器の押下ボタン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0627651U true JPH0627651U (ja) 1994-04-12

Family

ID=12645962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4279792U Pending JPH0627651U (ja) 1992-05-28 1992-05-28 噴射器の押下ボタン

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JP (1) JPH0627651U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017512728A (ja) * 2014-03-25 2017-05-25 キャンディス アリス ボインCandice Alice Boyne パーソナルケア噴霧送達デバイス
FR3067951A1 (fr) * 2017-06-22 2018-12-28 Albea Services Bouton poussoir destine a actionner une pompe ou une valve, ensemble comprenant ledit bouton poussoir et une pompe ou une valve, et procede de fabrication dudit bouton poussoir

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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