JPH06276191A - データ転送制御装置 - Google Patents

データ転送制御装置

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JPH06276191A
JPH06276191A JP5085580A JP8558093A JPH06276191A JP H06276191 A JPH06276191 A JP H06276191A JP 5085580 A JP5085580 A JP 5085580A JP 8558093 A JP8558093 A JP 8558093A JP H06276191 A JPH06276191 A JP H06276191A
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JP
Japan
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data
transmission
destination
configuration information
end system
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JP5085580A
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Hiromi Ota
裕美 太田
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ISO9542の Query Configuratin が的
確に実行され、ネットワーク、エンドシステム等に余分
な負荷を掛けないデータ転送制御装置を提供する。 【構成】 Query Configuratin が実行されたら、回数
記憶手段32が送信回数を記憶。送信回数が所定値を越
えたら、前記送信すべきデータはデータ保持手段22に
保持。宛先エンドシステムから構成情報の応答があった
ら、前記データ保持手段からデータを取り出し宛先に送
信。所定時間待っても応答が無かったら、前記データの
送信中止。エラー通知その他所要のエラー処理実行。こ
れで Query Configuratin の連続実行を抑制。ネットワ
ーク、エンドシステム等へ余分な負荷が掛かるのを阻
止。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ転送制御装置に関
し、特に、同報性のある通信媒体を利用するOSIコネ
クションレスパケット通信方式に於て、Query Configur
ation(構成情報問い合せ)を的確に実行するのに好適
なデータ転送制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】同報性のある通信媒体を利用するOSI
コネクションレスパケット通信方式を採るインターネッ
トワーク、即ち複数の同報性のある通信媒体を中継シス
テム(IS)を介して接続し、OSI(Open Systems I
nterconnection)のES−ISルーティングプロトコル
(ISO9542)に従って通信を行うインターネット
ワークでは、中継システムから送信される構成情報を、
各エンドシステムが受信し保持管理しており、データ
(データパケット)送信の際は、この構成情報を参照し
てその送信データの宛先サブネットワークアドレスを設
定し、中継システムに向け送信している。しかし同一の
サブネットワーク上に、信頼する中継システムが存在し
ない場合もある。この場合、エンドシステムが誰にも送
信出来なくなることを避ける為、ISO9542では Q
uery Configuration と呼ばれる処理が規定されてい
る。この Query Configuration では、同一サブネット
ワーク上に存在するエンドシステムを宛先であると仮定
し、宛先サブネットワークアドレスをマルチキャストア
ドレス(MUlticast Address)としてこのサブネットワ
ーク上にデータを送出する。各エンドシステムは該送出
されたデータについて、それが自分宛のデータか否かを
判断し、もし自分宛であり、且つそのデータの宛先サブ
ネットワークアドレスがマルチキャストアドレスに設定
されていた場合、以後直接通信できるように自分の構成
情報を宛先エンドシステムに通知する(この機能のこと
をISO9542では Configuration Response と呼ん
でいる。)。
【0003】例えば、図11において、ネットワーク1
に接続されているエンドシステムES1が同一サブネッ
トワーク1上に存在するエンドシステムES2にデータ
を送信する場合を考える。なおサブネットワークの符号
「1」は以後省略する。またエンドシステムの符号「E
S1〜ES10」も必要以外は省略する。このサブネッ
トワークには中継システムが存在しない。従って、エン
ドシステムES1は、送信しようとするデータの宛先サ
ブネットワークアドレスをマルチキャストアドレスに設
定して同一サブネットワーク上に送出する。これを受信
した全てのエンドシステムの中で、エンドシステムES
2だけがこのデータが自分宛であることを理解する。更
にそのデータの宛先サブネットワークアドレスがマルチ
キャストアドレスになっているから、エンドシステムE
S2はこれに対応して、自分の構成情報をエンドシステ
ムES1宛に送信する(Configuration Response)。こ
れで以後は両者の間で直接データの授受が行なわれる。
エンドシステムES2が同一サブネットワーク上に存在
しなかった場合、宛先から構成情報(ルーティング情
報)が返って来ない( Configuration Responseが無
い)。この場合、エンドシステムES1のデータ転送制
御装置は、該エンドシステムES1上にあるネットワー
クユーザに対し、そのデータが宛先エンドシステムES
2に未到着であることを通知する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ISO
9542では、Configuration Response を待つ時間、
即ち宛先に未到着であることを確認するまでの時間をど
の程度とるか、について何も定めが無い。この為、Conf
iguration Response を待っている間にも、ネットワー
クユーザが次々と同じ宛先へのデータ送信を要求し、こ
れに従って「Multicast Address」に設定されたデータ
が次々に送出されるという事態が起こり得る。宛先「Mu
lticast Address」で送出されるデータは、同一サブネ
ットワーク上に存在する全てのエンドシステムが受信
し、その宛先が自分でないことを確認する必要がある。
この為、この従来の方式では、Query Configuration が
繰り返し実行されることにより、ネットワーク、各エン
ドシステム等には余分な負荷が掛かってしまうという欠
点があった。本発明の目的は、この従来技術の欠点を解
消し、ISO9542の Query Configuratin が的確に
実行され、ネットワーク、各エンドシステム等に余分な
負荷が掛からないデータ転送制御装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため本発
明では、同報性のある通信媒体に接続され、OSIプロ
トコルに従って通信を行なうエンドシステムで使用され
るデータ転送制御装置に於て、宛先サブネットワークア
ドレスをマルチキャストに設定した送信データについて
その送信回数を記憶する回数記憶手段と、前記送信回数
が所定値を越えたとき前記送信すべきデータを保持する
送信待ちデータ保持手段と、前記宛先から所定時間内に
構成情報が通知されて来たとき前記送信待ちデータ保持
手段に保持されたデータを前記構成情報で示される宛先
に送信し、所定時間内に前記宛先から構成情報の通知が
無いとき前記送信待ちデータ保持手段に保持されたデー
タの送信を中止する送信制御手段とを備える。
【0006】
【作用】Query Configuratin を実行する場合、回数記
憶手段はその送信回数を記憶する。送信回数が所定値を
越えたら、一旦送信を止め、送信待ちデータ保持手段が
このデータを一時保持する。宛先エンドシステムがサブ
ネットワークに接続されていれば、そこから構成情報の
通知がある。そこで前記データ一時保持後、構成情報が
通知されて来るのを所定時間待つ。待っている間に通知
があれば、宛先エンドシステムがサブネットワークに接
続されている。送信制御手段は前記送信待ちデータ保持
手段のデータをこの構成情報で示される宛先エンドシス
テムに送信する。所定時間待っても構成情報の通知が無
かったとする。このときは、宛先エンドシステムがサブ
ネットワークに接続されていない。送信制御手段は前記
送信待ちデータ保持手段に保持されている前記データの
送信を中止し(データを破棄し)、当該データが宛先に
送信されなかったことをネットワークユーザに通知す
る。これにより前記 Query Configuratin の連続実行は
抑制される。従って、ネットワーク、各エンドシステム
等への余分な負荷は阻止される。
【0007】
【実施例】以下本発明の詳細を図示実施例に基いて説明
する。理解を容易にする為、まず、従来の装置について
説明する。図12に従来のエンドシステムにおけるデー
タ転送制御装置の構成、図13にその構成情報記憶部1
1の内容、図14に送信時の処理手順、図15に受信時
の処理手順を示す。なお構成情報記憶部11の「タイ
プ」の領域に格納される項目としては、ES(エンドシ
ステム)、IS(中継システム)、RD(リダイレク
ト)がある。さて、エンドシステムが送信をする場合、
送出するサブネットワークインターフェースと宛先エン
ドシステムのサブネットワークアドレスを決定する必要
がある。この為、先ずこの構成情報記憶部11内に、宛
先のサブネットワークアドレスが存在するかどうかを検
査する(ステップS41。以後「ステップ」の語は省
略)。見つかれば、そのサブネットワークアドレスとサ
ブネットワークインターフェースに設定し、データを送
出する(S42,S47)。宛先ネットワークアドレス
が検出できなくても、中継システムのサブネットワーク
アドレスとサブネットワークインターフェースがあれば
(S43)、宛先をそれに設定し送出する(S42,S
47)。中継システムのネットワークアドレスも登録さ
れていなかった場合は同報性のあるインターフェースに
接続されているか否かを検査する(S44)。接続され
ていなかったらエラー処理する(S45)。接続されて
いたら、そのサブネットワークアドレスをマルチキャス
トアドレス(Multicast Address)に設定し、送出する
(S46,S47)。「マルチキャストアドレス」とす
ると、そのサブネットワークの全エンドシステムを宛先
としたことになる。
【0008】次に従来装置での受信手続きについて説明
する。各エンドシステムからサブネットワークに送出さ
れたデータは、図12のデータ受信部12で受信され
る。自分がサポートしていないプロトコルのものでなけ
れば、処理は不可能である。そのようなデータはエラー
として削除される(S51→S52)。自分がサポート
しているプロトコルであれば、該受信したデータについ
て、データ内のサブネットワークアドレスが自分宛であ
るか否かを判断する(S53)。自分宛のものでなけれ
ばエラーとして削除する(S52)。自分宛の場合には
データパケット処理部13でそのデータを処理する。送
信側で宛先エンドシステムのサブネットワークアドレス
を指定して送信した場合、宛先とされたもの以外のエン
ドシステムが、このデータ処理を行なうことはない。即
ち、図15の処理は1台のエンドシステムのみが実行す
る。しかし、全エンドシステムを示すところの「マルチ
キャストアドレス」で送信した場合は、この図15の処
理を同一サブネットワーク上の全てのエンドシステムが
実行する。従って、マルチキャストアドレスのデータを
連続して送信し続けると、前述のようにネットワーク、
エンドシステム等に対して余分な負荷を掛けることにな
る訳である。
【0009】次に本発明の実施例について説明する。図
1にデータ転送制御装置20の構成を示す。なおデータ
受信部12,データパケット処理部13及び構成情報解
析部14は従来装置のものと同じである。図に於て21
は構成情報記憶部で、その内容を図2に示す。図に示す
ように、この実施例では、従来の構成情報記憶部11が
備える各項目の記憶領域に加え、「参照回数」を記憶す
る領域32が設けられている。この「参照回数」を記憶
する領域32が請求項にいう回数記憶手段にあたる。宛
先サブネットワークアドレスをマルチキャストに設定し
た送信データの送信回数を記憶する。なお初期値は
「0」とする。22はデータ送信待ちキューで、請求項
にいう送信待ちデータ保持手段にあたる。宛先サブネッ
トワークアドレスをマルチキャストに設定したデータの
送信回数が所定値を越えたとき該送信すべきデータを保
持する。23はデータ送信部で、請求項にいう「送信制
御手段」にあたる。このデータ送信部23は、所定時間
内に宛先から構成情報の通知があったときは、データ送
信待ちキュー22のデータをその構成情報で示される宛
先に送信し、所定時間内にその通知が無かったときは、
データ送信待ちキュー22に保持されているデータの送
信を中止し(データを破棄し)、所定のエラー処理をす
る。24はタイマーで、所定時間毎に、構成情報更新処
理部25による構成情報記憶部21の保持データの更新
処理を実行させる。構成情報記憶部21の「タイプ」に
設定する事項には、新たに「Quering」と「No Route」
の二つが追加される。「Quering」は、その構成情報が
Query Connfiguration 中のものであること、「No Rout
e」は同一サブネットワーク上にその構成情報が存在し
ないことを表わす(詳細後述)。
【0010】これらの図に図3〜図10を加え、本発明
実施例での処理内容を説明する。まず、本実施例の送信
アルゴリズムについて説明する。最初に宛先エンドシス
テムのサブネットワークアドレスが存在する場合、また
は中継システムのサブネットワークアドレスが存在する
場合、その処理は従来通り行なわれる(図6ステップS
11「THEN」→S12)。なおステップの番号で引用箇
所が判るので、以後いちいち図の番号は引用しない。次
に Query Configration が発生した場合(S11「ELS
E」)、最初はまだエントリーが無い。そこで構成情報
記憶部11に、該 Query Configration に係るエンドシ
ステムのネットワークアドレスを設定する(S13「TH
EN」→S14。図3)。このときのエントリーのタイプ
は「Querying」とする。サブネットワークアドレスとサ
ブネットワークインターフェースは記入しない。有効時
間は、Configuration Response を待つべき適宜の時間
(例えば2秒)とする。なおこの時間はネットワーク、
エンドシステムの特性に応じて定める。次に参照回数を
増やす(S15)。初期値「0」なので「1」となる
(図3)。そして宛先サブネットワークアドレスをマル
チキャストアドレスとして指定されたインターフェース
に送信する(S16「ELSE」→S12)。
【0011】次に、連続して同じ宛先への送信要求が来
たら、同じくS11「ELSE」→S13「ELSE」→S15
となるので、そのエントリーの参照回数を1回増やし、
そしてまたマルチキャストアドレスを設定してそのデー
タを送出する(S16「ELSE」→S12)。同じ宛先へ
の送信要求が連続したとする。ここでは参照回数の値
「5」をリミットにしている。これを越えた場合は、マ
ルチキャストアドレスに設定したデータの送信を中断
し、該データをデータ送信待ちキュー22に格納する
(S16「THEN」→S17。図5、図9。なお図で
は見易くするため「Queue」又は「送信Queue」と表
示)。このように、連続して同じ宛先に対しマルチキャ
ストの送信が行なわれようとした場合、本発明では、所
定回数に達したところでそのデータの送信を一時中止
し、該送信データを送信待ちデータ保持手段(データ送
信待ちキュー22)に保持する。これにより、連続して
マルチキャストアドレスとされたデータの送出を抑制
し、ネットワーク、各エンドシステム等へ余分な負荷が
掛かるのを防ぐ。
【0012】データ送信待ちキュー22に保持されたデ
ータは、Configuration Responseの有無により、以下の
何れかの手順で処理される。先ず Configuration Respo
nse があったとき、即ち宛先エンドシステムが同一サブ
ネットワーク上に存在し、その構成情報が自分宛に送ら
れて来たときは、図5及び図7に示すように処理が行な
われる。即ち、先ず受信したパケット(データ)につい
て、それが構成情報であるか否かをチェックする。構成
情報でないときは通常の受信手続きを行なう(S21
「THEN」→S22)。構成情報であったときは、構成情
報記憶部21にその構成情報のエントリーがあるか否か
をチェックする(S23)。構成情報記憶部21にエン
トリーが無いときは(S23「ELSE」)、同じ構成情報
のパケットでも、先のマルチキャストアドレスのデータ
送信に対応するもの(Configuration Response)ではな
い。この場合は構成情報記憶部21に新たにエントリー
を作成し、通常の構成情報パケットの処理を行なう。
【0013】エントリーがあった場合は、先のマルチキ
ャストアドレスとして送信したものに対応したもの、即
ち Configuration Response である。この構成情報が送
られて来たら(図5、S23「THEN」、以下「図5」
等の表示省略)、構成情報更新処理部25は、構成情報
記憶部21の当該エントリーを書き換える(、S2
4、図4)。この場合、有効時間は30秒(参照回数は
そのままの7回で変更なし)とする。タイマー24から
のトリガーに応動して、構成情報更新処理部25は、1
秒間隔で構成情報記憶部21の各構成情報の有効時間を
デクリメントして行く。本実施例では、有効時間30秒
と設定した。従って、それ迄に、この構成情報について
新しいものが来ないと、この構成情報は抹消される。S
24のエントリーの書き換えが済んだら、データ送信部
23にこのことを通知する()。データ送信部23
は、当該データ(図では「Data」)がデータ送信待ちキ
ュー22に保持されているか否かをチェックする(S2
5)。何らかの事情でデータ送信待ちキュー22に該当
データが無い場合、送信手続は不要なので処理を終える
(S25「ELSE」→終了)。通常はここで宛先をマルチ
キャストとしたデータがデータ送信待ちキュー22に保
持されている。データ送信部23は、新しくエントリー
に追加されたサブネットワークアドレスを該データのア
ドレスとして設定し、指定されたサブネットワークイン
タフェースに送信する。(、S26)。なおこの後、
同じ宛先に対する新たな送信要求が来たときは、上記新
たに設定されたサブネットワークアドレスが構成情報記
憶部21に保持されているので、S11「THEN」からS
12に進んで通常の送信手続きが行なわれる。
【0014】Configuration Response が無い、即ち宛
先エンドシステムが同一サブネットワーク上に存在しな
かった場合は次のように処理される。即ちこの場合は、
宛先エンドシステムから Configuration Response が無
いことを検知する為に、構成情報記憶部21の有効時間
31の値が利用される。即ち前述のようにタイマー24
は所定の時間隔で構成情報更新処理部25に構成情報記
憶部21のデータの更新を実行させている。この所定の
時間とは、宛先エンドシステムが同一サブネットワーク
上に存在していれば、通常はそれ迄に Configuration R
esponse を返して来るであろうという時間のことで、こ
の実施例で「2秒」としているものである。前述のよう
に、マルチキャストアドレスとしたデータの送信が5回
を越えると、S17に於て、該データはデータ送信待ち
キュー22に格納される。格納後、この所定期間内に C
onfiguration Response が返って来れば、前述のよう
に、図7の処理が実行される。ここでは宛先エンドシス
テムが同一サブネットワーク上に存在しない場合を説明
している。この場合は、先ずこの2秒という所定時間が
経過したところで構成情報記憶部21のデータの更新が
実行される(図9。以下「図9」の表示省略)。ここ
では図3の状態にあるエントリーについて、その有効時
間「2秒」が更に1秒ごとにデクリメントされ、有効時
間「0」になったところで「タイマーが満了(図では
「Timer」)」となる。図10の処理が開始される。
【0015】先ずタイマーが満了したエントリーのタイ
プについてチェックを行なう(S31)。タイプが Que
rying でないときは、通常の更新手続きを行なう(S3
2)。タイプが Querying であったときは、別のエント
リーの更新手続きを行なう(S33)。即ち当該エント
リーのタイプを NoRoute に変更し、更に有効時間を1
秒に再設定する(、図8。これにより、現在の宛先は
同一サブネットワーク上にないことをあと1秒間記憶し
ておくことが出来る)。そしてこの処理を行なった旨を
データ送信部23に通知する()。通知を受けたデー
タ送信部23は、データ送信待ちキュー22にそのデー
タが残っているか否かを検査する(S34)。何らかの
処理により、データが取り出されていない限り、データ
送信待ちキュー22にはそのデータが保持されている。
データ送信部23は、該保持されていたデータを抹消
し、その旨をエラー処理部26に通知する。エラー処理
部26は、エラーメッセージの出力、その他所定の方法
で、そのデータが宛先には送信されなかったことをネッ
トワークユーザに通知する(S35。) なお「NoRoute」とされたエントリーは、この処理から
1秒経過後にS31でチェックされた際、そのタイプが
「Querying」でない為に、図10S32に於て通常のエ
ントリーの更新を受け、有効時間がデクリメントされ
る。この為有効時間が「0」になり抹消される。なお実
施例では同じ宛先について連続5回でデータ送信待ちキ
ュー22に保持した。連続回数がこの5回に限られない
ことは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、同報性
のある通信媒体に接続され、OSIプロトコルに従って
通信を行なうエンドシステムに於て、信頼できる中継シ
ステムが存在しなかった場合に実行される Query Confi
guratin の回数を積算し、それが所定値を越えた場合
は、 Query Configuratin の実行を中止して、その送信
データを送信待ちデータ保持手段に保持し、所定時間内
に宛先エンドシステムから構成情報の通知があれば送信
待ちデータ保持手段に保持されていたデータをその宛先
アドレスで送信し、所定時間が過ぎても応答が無いとき
は、送信待ちデータ保持手段に保持されているデータの
送信を中止して、その旨をネットワークユーザに報知す
るようにした。従って Query Configuratin の徒な連続
実行が抑制され、ネットワーク、各エンドシステム等に
余分な負荷が掛かるのが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】 構成情報記憶部21の記憶内容例を示す線
図。
【図3】 構成情報記憶部21の記憶内容例を示す線
図。
【図4】 構成情報記憶部21の記憶内容例を示す線
図。
【図5】 Configuration Response があった場合の処
理内容を示す線図。
【図6】 送信手順例を示すフローチャート。
【図7】 受信手順例を示すフローチャート。
【図8】 構成情報記憶部21の記憶内容例を示す線
図。
【図9】 Configuration Response が無かった場合の
処理例を示す線図。
【図10】 Configuration Response が無かった場合
の処理例を示すフローチャート。
【図11】 サブネットワークの一例を示す線図。
【図12】 従来のデータ転送制御装置の構成を示すブ
ロック図。
【図13】 従来の構成情報記憶部11の記憶内容例を
示す線図。
【図14】 従来の送信手順例を示すフローチャート。
【図15】 従来の受信手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 同報性のある通信媒体 ES エンドシステム 20 データ転送制御装置 32 回数記憶手段 22 送信待ちデータ保持手段 23 送信制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8220−5K H04L 13/00 301 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同報性のある通信媒体に接続され、OS
    Iプロトコルに従って通信を行なうエンドシステムで使
    用されるデータ転送制御装置であって、 宛先サブネットワークアドレスをマルチキャストに設定
    した送信データについてその送信回数を記憶する回数記
    憶手段と、 前記送信回数が所定値を越えたとき前記送信すべきデー
    タを保持する送信待ちデータ保持手段と、 前記宛先から所定時間内に構成情報が通知されて来たと
    き前記送信待ちデータ保持手段に保持されたデータを前
    記構成情報で示される宛先に送信し、所定時間内に前記
    宛先から構成情報の通知が無いとき前記送信待ちデータ
    保持手段に保持されたデータの送信を中止する送信制御
    手段とを備えたことを特徴とするデータ転送制御装置。
JP5085580A 1993-03-19 1993-03-19 データ転送制御装置 Pending JPH06276191A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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