JPH06276118A - 転倒発報機能付携帯無線機 - Google Patents

転倒発報機能付携帯無線機

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JPH06276118A
JPH06276118A JP5081087A JP8108793A JPH06276118A JP H06276118 A JPH06276118 A JP H06276118A JP 5081087 A JP5081087 A JP 5081087A JP 8108793 A JP8108793 A JP 8108793A JP H06276118 A JPH06276118 A JP H06276118A
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Junichiro Yamakawa
純一郎 山川
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Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】無線機の携帯者が倒れたとき転倒発報信号を送
出する無線機を、人体から取り外して机や棚などの上に
置いたときも転倒発報信号が送出されるという誤報をな
くす。 【構成】無線機本体6を着装するために設けられたクリ
ップ7の内側にLED51を設けて光信号を出力させ、
その光信号を本体6に設けたホトカプラ52で受光す
る。人体に着装したとき光信号が遮断されて着装検知信
号Xが出力される。この信号Xと横倒しになったときス
イッチがオンになる転倒検知部4からの検知信号Yとが
転倒検知部3に入力されたときにのみ転倒検出信号Zが
出力されて無線部2から転倒発報信号が送出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯無線機に関し、特
に、携帯者が転倒したとき他の無線機に転倒発報信号を
送出する機能を有する携帯無線機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製鉄所等の工場内では、作業者の連絡用
として携帯無線機が広く使用されているが、一人で作業
を行っている作業者が誤って転倒して負傷したとき、自
力で無線による連絡が不可能となる場合が起こりうる。
このような事態に対処するため、携帯無線機に転倒発報
機能を設け、携帯者が転倒したとき重力を利用したスイ
ッチ等により検知器によって検知し、自動的に他の無線
機に対し発報信号を送出し、転倒して通信できなくなっ
たことを知らせるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、転倒したこと
のみを検知していたため、携帯無線機を身体から取り外
して机等の上に横向きに置いた時等も携帯者が転倒した
と検知して発報信号が送出され、通報を受けた他の作業
者が駆けつけるという場合があった。このような誤報が
発生すると、他の作業者は発報者が本当に転倒したかど
うか判断することができないため、この機能の信頼性が
著しく低下することになるという欠点がある。本発明の
目的は、上記の誤報の発生がなく無線機の携帯者が転倒
したときにのみ発報信号が送出されるようにした転倒発
報機能付携帯無線機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の転倒発報機能付
携帯無線機は、無線機が横倒しになったとき転倒検知部
から転倒検知信号を出力し、該転倒検知信号によって無
線部から転倒発報信号を送出するように構成された転倒
発報機能付携帯無線機において、前記無線機を人体に装
着するためのクリップの内側に設けられた発光素子と、
前記無線機の本体側に設けられ前記発光素子からの光を
受光する受光素子とからなり、前記発光素子からの光が
遮られたとき該無線機が人体に装着されたことを示す検
知信号を出力する着装検知部と、前記転倒検知部からの
検知信号と、前記着装検知部からの検知信号が入力され
たとき転倒検出信号を出力する転倒検出部と、該転倒検
出信号により転倒発報信号を出力する無線部とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0005】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す回路ブロック図
と斜視図及び側面図である。図1(A)の回路ブロック
図において、1はアンテナ、2は無線部、3は転倒検出
部、4は転倒検知部、5は着装検知部である。図1
(B)(C)において、6は無線機本体、7は無線機本
体6の背面などに設けられたクリップであり、携帯者が
無線機本体を着装するとき、上着のポケットまたは腰の
ベルトなどを挟んで取り付けるためのクリップである。
このクリップ7には、着装検知部5のLED(発光ダイ
オード)などの発光素子51が無線機本体6に対して発
光するように埋設されており、無線機本体6側にはLE
D51からの光を受けるためのホトカプラなどの受光素
子52が設けられている。LED51を発光させる配線
は図示を省略した。
【0006】まず、本発明の動作を説明する。無線機携
帯者が無線機本体6を着装すると、着装検知部5により
人体に装着していることを検知し、転倒検出部3へ検知
信号Xを送出する。携帯者が転倒すると、転倒検知部4
によって転倒したことを検知し、転倒検出部3へ検知信
号Yを送出する。転倒検出部3では、これら両者の検知
信号X,Yが着装,転倒を示した時のみ、転倒検出信号
Zを出力し、無線部2から無線周波による転倒発報信号
をアンテナ1より他の無線局に対して送出する。このよ
うに構成することにより、無線機を人体に装着した状態
でなければ転倒発報信号が送出されないことになり、従
来のように誤って転倒発報信号が送出されることはなく
なる。
【0007】次に、本発明の動作を更に詳しく説明す
る。転倒検知部4は無線機本体6に実装されており、従
来と同じく重力を利用した例えば水銀スイッチなどであ
る。無線機本体6がほぼ垂直に立てられた状態のときは
スイッチがオフ状態となって検知信号Yが“0”出力と
なり、横になったときオン状態となって検知信号Yが
“1”出力となるように実装されている。一方、着装検
知部5のLED51は、無線機が動作中は発光してい
る。従って、無線機本体6が人体に装着されていないと
きはホトカプラ52はLED51からの光を受光し検知
信号Xは“H”出力となり、人体に装着したときはホト
カプラ52の光入力が遮断されて検知信号Xは“L”出
力となる。転倒検出部3は、アンド回路31とノット回
路32で構成されている。従って、着装検知部5からの
着装検知信号Xと転倒検知部4からの転倒検知信号Yと
を入力としたとき、転倒検出信号Zは次の表1に示す真
理表のようになり、無線機が人体に着装された状態で転
倒したときにのみ転倒検出信号Zが出力される。
【0008】
【表1】
【0009】このように、転倒検出部3から、無線機を
着装した携帯者が転倒したときのみ出力される転倒検出
信号Z=1が無線部2に入力されると、携帯者が転倒し
て通話不能の状態になったことを知らせる転倒発報信号
が無線部2から送出される。
【0010】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明を実
施することにより、無線機を携帯していないとき、例え
ば、机や棚の上に無線機を横に置いたとき、携帯者が転
倒したと検知して誤った発報信号が送出されることがな
くなるため、この機能に対する信頼性が高まり、作業者
の安全性も一層向上されるという実用上極めて大きい効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路ブロック図と斜視図
および側面図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線部 3 転倒検出部 31 アンド回路 32 ノット回路 4 転倒検知部 5 着装検知部 51 LED 52 ホトカプラ 6 無線機本体 7 クリップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線機が横倒しになったとき転倒検知部
    から転倒検知信号を出力し、該転倒検知信号によって無
    線部から転倒発報信号を送出するように構成された転倒
    発報機能付携帯無線機において、 前記無線機を人体に装着するためのクリップの内側に設
    けられた発光素子と、前記無線機の本体側に設けられ前
    記発光素子からの光を受光する受光素子とからなり、前
    記発光素子からの光が遮られたとき該無線機が人体に装
    着されたことを示す検知信号を出力する着装検知部と、 前記転倒検知部からの検知信号と、前記着装検知部から
    の検知信号が入力されたとき転倒検出信号を出力する転
    倒検出部と、 該転倒検出信号により転倒発報信号を出力する無線部と
    を備えたことを特徴とする転倒発報機能付携帯無線機。
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