JPH06276046A - 弾性表面波多重モードフィルタ - Google Patents
弾性表面波多重モードフィルタInfo
- Publication number
- JPH06276046A JPH06276046A JP5897793A JP5897793A JPH06276046A JP H06276046 A JPH06276046 A JP H06276046A JP 5897793 A JP5897793 A JP 5897793A JP 5897793 A JP5897793 A JP 5897793A JP H06276046 A JPH06276046 A JP H06276046A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- saw
- surface acoustic
- acoustic wave
- band
- multimode filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 所望の通過帯域特性及び帯域外減衰量の補償
が得られるＳＡＷ多重モードフィルタの提供。 【構成】 圧電基板１１上に反射電極１４ａ〜１７ｂを
伴ったＩＤＴ電極１２ａ、１２ｂ及び１３ａ、１３ｂは
それぞれ音響結合し、ＳＡＷ多重モードフィルタを構成
している。これらは電極パターン１８により接続されて
いるが、この電極パターン１８は外部のＬＣ並列共振回
路１９を介して接地されている。このとき線路の浮遊容
量及びＩＤＴ電極１２ｂ、１３ａの交差容量を含めた並
列共振回路１９の共振周波数がＳＡＷ多重モードフィル
タの通過帯域の近傍となるよう上記共振回路を構成する
ことにより、所望の通過帯域特性を実現しかつ帯域外減
衰量を大きく確保することが可能となる。
が得られるＳＡＷ多重モードフィルタの提供。 【構成】 圧電基板１１上に反射電極１４ａ〜１７ｂを
伴ったＩＤＴ電極１２ａ、１２ｂ及び１３ａ、１３ｂは
それぞれ音響結合し、ＳＡＷ多重モードフィルタを構成
している。これらは電極パターン１８により接続されて
いるが、この電極パターン１８は外部のＬＣ並列共振回
路１９を介して接地されている。このとき線路の浮遊容
量及びＩＤＴ電極１２ｂ、１３ａの交差容量を含めた並
列共振回路１９の共振周波数がＳＡＷ多重モードフィル
タの通過帯域の近傍となるよう上記共振回路を構成する
ことにより、所望の通過帯域特性を実現しかつ帯域外減
衰量を大きく確保することが可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は無線機の高周波回路に使
用される弾性表面波多重モードフィルタに関するもので
ある。
用される弾性表面波多重モードフィルタに関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】近年、弾性表面波フィルタは通信機器の
送受信回路内のＲＦ、ＩＦ段のフィルタとしてさかんに
用いられている。以下に図面を参照しながら、従来のＳ
ＡＷ多重モードフィルタの一例について説明する。
送受信回路内のＲＦ、ＩＦ段のフィルタとしてさかんに
用いられている。以下に図面を参照しながら、従来のＳ
ＡＷ多重モードフィルタの一例について説明する。
【０００３】図４は従来のＳＡＷ多重モードフィルタの
電極パターン構成を示すものである。図４において、１
１は単結晶圧電基板であり、この上に電極パターンを形
成することにより弾性表面波が励起する。１２ａはＩＤ
Ｔ電極でありその両側に反射器１４ａ、１５ａを配置す
ることによりエネルギー閉じ込め型ＳＡＷ共振器を形成
している。またＩＤＴ電極１２ｂと反射器１４ｂ、１５
ｂにより同様のＳＡＷ共振器が形成され、上記２つの共
振器が近接配置されその間に音響結合が生じることによ
り第１段のＳＡＷ多重モードフィルタが構成される。更
に上記と同様に第２段のＳＡＷ多重モードフィルタがＩ
ＤＴ電極１３ａ、１３ｂ及び反射器１６ａ、１７ａ、１
６ｂ、１７ｂにより構成され、上記２段のＳＡＷ多重モ
ードフィルタが電極パターン１８により電気的に縦続接
続されることにより多段接続ＳＡＷ多重モードフィルタ
を構成している。
電極パターン構成を示すものである。図４において、１
１は単結晶圧電基板であり、この上に電極パターンを形
成することにより弾性表面波が励起する。１２ａはＩＤ
Ｔ電極でありその両側に反射器１４ａ、１５ａを配置す
ることによりエネルギー閉じ込め型ＳＡＷ共振器を形成
している。またＩＤＴ電極１２ｂと反射器１４ｂ、１５
ｂにより同様のＳＡＷ共振器が形成され、上記２つの共
振器が近接配置されその間に音響結合が生じることによ
り第１段のＳＡＷ多重モードフィルタが構成される。更
に上記と同様に第２段のＳＡＷ多重モードフィルタがＩ
ＤＴ電極１３ａ、１３ｂ及び反射器１６ａ、１７ａ、１
６ｂ、１７ｂにより構成され、上記２段のＳＡＷ多重モ
ードフィルタが電極パターン１８により電気的に縦続接
続されることにより多段接続ＳＡＷ多重モードフィルタ
を構成している。
【０００４】以上のように構成された弾性表面波多重モ
ードフィルタは、ＩＤＴ電極１２、１３の電極間交差幅
寸法により圧電基板上に励起するＳＡＷのモード周波数
を定めその通過帯域幅を決定しているが、得られる特性
は非常に狭帯域であることを特徴とし、上記図４の構成
で実現されるフィルタの比帯域幅は高々０.１％程度で
あるため、更に広帯域化が必要な場合は多重モードフィ
ルタの段間とアースの間に伸長コイルを挿入し対処して
いた。
ードフィルタは、ＩＤＴ電極１２、１３の電極間交差幅
寸法により圧電基板上に励起するＳＡＷのモード周波数
を定めその通過帯域幅を決定しているが、得られる特性
は非常に狭帯域であることを特徴とし、上記図４の構成
で実現されるフィルタの比帯域幅は高々０.１％程度で
あるため、更に広帯域化が必要な場合は多重モードフィ
ルタの段間とアースの間に伸長コイルを挿入し対処して
いた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、その段間伸長コイルの自己共振や不要輻
射等の影響によりフィルタの帯域外減衰量特性が非常に
悪化するという課題を有していた。
うな構成では、その段間伸長コイルの自己共振や不要輻
射等の影響によりフィルタの帯域外減衰量特性が非常に
悪化するという課題を有していた。
【０００６】本発明は上記従来の弾性表面波多重モード
フィルタの課題に鑑み、広帯域化を実現しかつ充分な帯
域外減衰量の補償が得られる弾性表面波多重モードフィ
ルタを提供することを目的とする。
フィルタの課題に鑑み、広帯域化を実現しかつ充分な帯
域外減衰量の補償が得られる弾性表面波多重モードフィ
ルタを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の弾性表面波多重
モードフィルタは、複数段のＳＡＷ多重モードフィルタ
の段間の電極をＬＣ並列共振回路を介して接地するとい
う構成を備えたものである。
モードフィルタは、複数段のＳＡＷ多重モードフィルタ
の段間の電極をＬＣ並列共振回路を介して接地するとい
う構成を備えたものである。
【０００８】
【作用】本発明は上記した構成によって、上記ＬＣ並列
共振回路内のキャパシタが帯域外の周波数帯においてア
ースへのバイパス回路として働き、帯域外減衰量特性が
改善されることとなる。
共振回路内のキャパシタが帯域外の周波数帯においてア
ースへのバイパス回路として働き、帯域外減衰量特性が
改善されることとなる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の一実施例の弾性表面波多重モー
ドフィルタについて、図面を参照しながら説明する。
ドフィルタについて、図面を参照しながら説明する。
【００１０】図１は本発明の一実施例における弾性表面
波多重モードフィルタの構成を示すものである。図１に
おいて、圧電基板１１上にＩＤＴ電極１２ａ、１２ｂと
反射器１４ａ、１５ａ、１４ｂ、１５ｂにより構成され
る第１段のＳＡＷ多重モードフィルタと、別のＩＤＴ電
極１３ａ、１３ｂと反射器１６ａ、１６ｂ、１７ａ、１
７ｂにより構成される第２段のＳＡＷ多重モードフィル
タが段間電極パターン１８により電気的に接続されてお
り、電極パターン１８はＬＣ並列共振回路１９を介して
接地されている。
波多重モードフィルタの構成を示すものである。図１に
おいて、圧電基板１１上にＩＤＴ電極１２ａ、１２ｂと
反射器１４ａ、１５ａ、１４ｂ、１５ｂにより構成され
る第１段のＳＡＷ多重モードフィルタと、別のＩＤＴ電
極１３ａ、１３ｂと反射器１６ａ、１６ｂ、１７ａ、１
７ｂにより構成される第２段のＳＡＷ多重モードフィル
タが段間電極パターン１８により電気的に接続されてお
り、電極パターン１８はＬＣ並列共振回路１９を介して
接地されている。
【００１１】以上のように構成された弾性表面波多重モ
ードフィルタについて、以下その動作を説明する。
ードフィルタについて、以下その動作を説明する。
【００１２】図２は本実施例において、比帯域幅０.１
２５％で設計したＳＡＷ多重モードフィルタ（ＳＴカッ
ト水晶基板）の実験的に求めた帯域外特性のグラフであ
る。本実施例の図１に示すＳＡＷ多重モードフィルタに
おいて、ＩＤＴ電極１２ｂ、１３ａの交差容量と線路の
浮遊容量を含めたＬＣ並列共振回路１９の共振周波数が
上記ＳＡＷ多重モードフィルタの通過帯域近傍となり、
更に上記共振回路のアドミタンススロープパラメータが
０.０１５ となるよう定めた場合の帯域外特性を実線で
示し、図４の従来例のＳＡＷ多重モードフィルタの段間
に伸長コイルを接続し本実施例と同様の比帯域幅を確保
した場合の帯域外特性を破線で示している。
２５％で設計したＳＡＷ多重モードフィルタ（ＳＴカッ
ト水晶基板）の実験的に求めた帯域外特性のグラフであ
る。本実施例の図１に示すＳＡＷ多重モードフィルタに
おいて、ＩＤＴ電極１２ｂ、１３ａの交差容量と線路の
浮遊容量を含めたＬＣ並列共振回路１９の共振周波数が
上記ＳＡＷ多重モードフィルタの通過帯域近傍となり、
更に上記共振回路のアドミタンススロープパラメータが
０.０１５ となるよう定めた場合の帯域外特性を実線で
示し、図４の従来例のＳＡＷ多重モードフィルタの段間
に伸長コイルを接続し本実施例と同様の比帯域幅を確保
した場合の帯域外特性を破線で示している。
【００１３】これより従来例のＳＡＷ多重モードフィル
タでは段間伸長コイルと線路の浮遊容量との共振の影響
で通過帯域の近傍に不要なピークが現れており、そのた
め帯域外特性が全体的に悪化している。このピークの位
置は伸長コイルの値により若干変動するが帯域外減衰量
特性はそれほど変化しない。これに対して、本実施例の
ＳＡＷ多重モードフィルタの場合は上記ＬＣ並列共振回
路内のキャパシタが通過帯域外においてアースへのバイ
パス回路として機能するため、このピークは抑圧され、
帯域外減衰量は従来例と比較して大幅に改善しているこ
とがわかる。
タでは段間伸長コイルと線路の浮遊容量との共振の影響
で通過帯域の近傍に不要なピークが現れており、そのた
め帯域外特性が全体的に悪化している。このピークの位
置は伸長コイルの値により若干変動するが帯域外減衰量
特性はそれほど変化しない。これに対して、本実施例の
ＳＡＷ多重モードフィルタの場合は上記ＬＣ並列共振回
路内のキャパシタが通過帯域外においてアースへのバイ
パス回路として機能するため、このピークは抑圧され、
帯域外減衰量は従来例と比較して大幅に改善しているこ
とがわかる。
【００１４】なお、上記ＬＣ並列共振回路は基板の浮遊
容量の影響を含むためインダクタの最大値が制限され、
アドミタンススロープパラメータの値は０.０１ 以下に
はならない。逆にこの値が増加すると上記共振回路内の
キャパシタの割合が増し、通過帯域内の信号もアース側
へ洩れるため帯域内損失が増大する。そしてその値が
０.０２５を越えると帯域内損失が相当悪化しフィルタ
特性が充分に得られなくなり、結局アドミタンススロー
プパラメータの値が０.０１から０.０２５の時に良好な
フィルタ特性が得られる。ちなみにアドミタンススロー
プパラメータが、０.０２５の時のインダクタンス値は
２００ＭＨｚ帯で約２５ｎＨである。
容量の影響を含むためインダクタの最大値が制限され、
アドミタンススロープパラメータの値は０.０１ 以下に
はならない。逆にこの値が増加すると上記共振回路内の
キャパシタの割合が増し、通過帯域内の信号もアース側
へ洩れるため帯域内損失が増大する。そしてその値が
０.０２５を越えると帯域内損失が相当悪化しフィルタ
特性が充分に得られなくなり、結局アドミタンススロー
プパラメータの値が０.０１から０.０２５の時に良好な
フィルタ特性が得られる。ちなみにアドミタンススロー
プパラメータが、０.０２５の時のインダクタンス値は
２００ＭＨｚ帯で約２５ｎＨである。
【００１５】以上のように本実施例によれば、多段接続
ＳＡＷ多重モードフィルタの段間を所定の素子値を有し
たＬＣ並列共振回路を介して接地することにより、充分
な帯域外減衰量を確保しつつ広帯域の通過特性を実現す
ることができる。
ＳＡＷ多重モードフィルタの段間を所定の素子値を有し
たＬＣ並列共振回路を介して接地することにより、充分
な帯域外減衰量を確保しつつ広帯域の通過特性を実現す
ることができる。
【００１６】以下、本発明の第２の実施例について図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【００１７】図３は本発明の第２の実施例を示す弾性表
面波多重モードフィルタの構成図である。図３におい
て、圧電基板１１上にＩＤＴ電極１２ａ、１２ｂと反射
器１４ａ、１５ａ、１４ｂ、１５ｂにより構成される第
１段のＳＡＷ多重モードフィルタとＩＤＴ電極１３ａ、
１３ｂと反射器１６ａ、１６ｂ、１７ａ、１７ｂにより
構成される第２段のＳＡＷ多重モードフィルタが、段間
電極パターン１８により電気的に接続されており、以上
は図１の構成と同様なものである。
面波多重モードフィルタの構成図である。図３におい
て、圧電基板１１上にＩＤＴ電極１２ａ、１２ｂと反射
器１４ａ、１５ａ、１４ｂ、１５ｂにより構成される第
１段のＳＡＷ多重モードフィルタとＩＤＴ電極１３ａ、
１３ｂと反射器１６ａ、１６ｂ、１７ａ、１７ｂにより
構成される第２段のＳＡＷ多重モードフィルタが、段間
電極パターン１８により電気的に接続されており、以上
は図１の構成と同様なものである。
【００１８】図１と異なるのは上記電極パターン１８に
Ｔ分岐を設け上記圧電基板１１の端部近傍まで引き伸ば
した電極パターン２０を構成し、そこからＬＣ並列共振
回路１９を介して接地している点である。
Ｔ分岐を設け上記圧電基板１１の端部近傍まで引き伸ば
した電極パターン２０を構成し、そこからＬＣ並列共振
回路１９を介して接地している点である。
【００１９】以上のように構成された弾性表面波多重モ
ードフィルタは、複数段のＳＡＷ多重モードフィルタの
段間電極部１８からＬＣ並列共振回路１９への引き回し
のためのボンディングワイヤを非常に短くできるため、
上記ボンディングワイヤの影響によるＳＡＷ電極パター
ンへの不要輻射や浮遊容量を最小限に抑えることがで
き、ＳＡＷ多重モードフィルタの帯域外特性が更に改善
される。
ードフィルタは、複数段のＳＡＷ多重モードフィルタの
段間電極部１８からＬＣ並列共振回路１９への引き回し
のためのボンディングワイヤを非常に短くできるため、
上記ボンディングワイヤの影響によるＳＡＷ電極パター
ンへの不要輻射や浮遊容量を最小限に抑えることがで
き、ＳＡＷ多重モードフィルタの帯域外特性が更に改善
される。
【００２０】以上のように、多段接続ＳＡＷ多重モード
フィルタの段間電極パターンを圧電基板の端部近傍まで
引き伸ばした形状にすることにより、第１の実施例と同
様の効果が得られるとともにその特性を更に改善するこ
とができる。
フィルタの段間電極パターンを圧電基板の端部近傍まで
引き伸ばした形状にすることにより、第１の実施例と同
様の効果が得られるとともにその特性を更に改善するこ
とができる。
【００２１】なお、上記の実施例において、ＬＣ並列共
振回路１９は外部回路として構成したが、この回路内の
素子は全部または一部を圧電基板１１上に構成しても構
わない。
振回路１９は外部回路として構成したが、この回路内の
素子は全部または一部を圧電基板１１上に構成しても構
わない。
【００２２】また、本実施例においては多段接続ＳＡＷ
多重モードフィルタの段数を２段として説明を行なった
が、本発明が３段以上の多段接続ＳＡＷ多重モードフィ
ルタにも適用できることは勿論である。
多重モードフィルタの段数を２段として説明を行なった
が、本発明が３段以上の多段接続ＳＡＷ多重モードフィ
ルタにも適用できることは勿論である。
【００２３】また、本発明の段間接続は、上記実施例の
ような電極に限らず、他の形状の電極パターンでもかま
わない。
ような電極に限らず、他の形状の電極パターンでもかま
わない。
【００２４】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、多段接続ＳＡＷ多重モードフィルタの段間を
所定の素子定数を有したＬＣ並列共振回路を介して接地
することにより、上記ＳＡＷ多重モードフィルタの帯域
外減衰量特性を悪化させることなく通過帯域特性の広帯
域化を実現することができる。
本発明は、多段接続ＳＡＷ多重モードフィルタの段間を
所定の素子定数を有したＬＣ並列共振回路を介して接地
することにより、上記ＳＡＷ多重モードフィルタの帯域
外減衰量特性を悪化させることなく通過帯域特性の広帯
域化を実現することができる。
【図１】本発明の第１の実施例における弾性表面波多重
モードフィルタの構成図である。
モードフィルタの構成図である。
【図２】本発明の第１の実施例と従来例とを比較した弾
性表面波多重モードフィルタの帯域外特性図である。
性表面波多重モードフィルタの帯域外特性図である。
【図３】本発明の第２の実施例における弾性表面波多重
モードフィルタの構成図である。
モードフィルタの構成図である。
【図４】従来の弾性表面波多重モードフィルタの構成図
である。
である。
１１ 圧電基板 １２、１３ ＩＤＴ電極 １８ 段間接続用電極パターン １９ ＬＣ並列共振回路
Claims (2)
- 【請求項１】 インタデジタルトランスジューサ（ＩＤ
Ｔ）電極の両側に反射器を具備した弾性表面波（ＳＡ
Ｗ）共振器を近接配置して音響結合させたＳＡＷ多重モ
ードフィルタが同一圧電基板上に複数個形成され、前記
ＳＡＷ多重モードフィルタ間は縦続に接続されるととも
に、浮遊容量を含めた共振周波数が前記ＳＡＷ多重モー
ドフィルタの通過帯域とほぼ一致するＬＣ並列共振回路
で前記接続点が接地されていることを特徴とする弾性表
面波多重モードフィルタ。 - 【請求項２】 複数個のＳＡＷ多重モードフィルタ間の
接続は、前記圧電基板上に形成され、その圧電基板の端
部近傍まで引き出されているＴ分岐を有する電極パター
ンを利用して行なわれることを特徴とする請求項１記載
の弾性表面波多重モードフィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05058977A JP3089611B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 弾性表面波多重モードフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05058977A JP3089611B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 弾性表面波多重モードフィルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06276046A true JPH06276046A (ja) | 1994-09-30 |
| JP3089611B2 JP3089611B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=13099917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05058977A Expired - Fee Related JP3089611B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 弾性表面波多重モードフィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3089611B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0648015A2 (en) * | 1993-10-08 | 1995-04-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Surface acoustic wave filter |
| US5699028A (en) * | 1994-05-11 | 1997-12-16 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Surface acoustic-wave resonator filter having shifted resonant frequencies |
| EP0899874A2 (en) * | 1997-08-29 | 1999-03-03 | Fujitsu Limited | Surface acoustic wave filter of multistage connection type |
| KR100693988B1 (ko) * | 2003-09-29 | 2007-03-13 | 후지쓰 메디아 데바이스 가부시키가이샤 | 압전체를 이용한 필터 |
-
1993
- 1993-03-18 JP JP05058977A patent/JP3089611B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0648015A2 (en) * | 1993-10-08 | 1995-04-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Surface acoustic wave filter |
| EP0648015A3 (en) * | 1993-10-08 | 1996-01-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Acoustic surface wave filter. |
| US5581141A (en) * | 1993-10-08 | 1996-12-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Surface acoustic wave filter |
| US5932950A (en) * | 1993-10-08 | 1999-08-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Surface acoustic wave filter |
| US5699028A (en) * | 1994-05-11 | 1997-12-16 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Surface acoustic-wave resonator filter having shifted resonant frequencies |
| EP0899874A2 (en) * | 1997-08-29 | 1999-03-03 | Fujitsu Limited | Surface acoustic wave filter of multistage connection type |
| US5999068A (en) * | 1997-08-29 | 1999-12-07 | Fujitsu Limited | Surface acoustic wave filter of multi-stage connection type |
| EP0899874A3 (en) * | 1997-08-29 | 1999-12-29 | Fujitsu Limited | Surface acoustic wave filter of multistage connection type |
| KR100693988B1 (ko) * | 2003-09-29 | 2007-03-13 | 후지쓰 메디아 데바이스 가부시키가이샤 | 압전체를 이용한 필터 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3089611B2 (ja) | 2000-09-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3497643B2 (ja) | Ｓａｗフィルタ | |
| KR100290804B1 (ko) | 탄성표면파필터 | |
| EP0652637B1 (en) | Surface acoustic wave filter | |
| KR100434411B1 (ko) | 탄성 표면파 장치 | |
| EP0758819B1 (en) | Surface acoustic wave filter | |
| US6369672B1 (en) | Surface acoustic wave filter and communications apparatus using the same | |
| JP4468185B2 (ja) | 等しい共振周波数を有する共振器フィルタ構造体 | |
| JP3849289B2 (ja) | 弾性表面波装置 | |
| JPH1065490A (ja) | Ｓａｗ帯域阻止フィルタおよびそれを使用した電子機器 | |
| JPH10303695A (ja) | 弾性表面波フィルタ | |
| JP2006513662A5 (ja) | ||
| US5604393A (en) | Surface acoustic wave device | |
| JPH11220353A (ja) | 弾性表面波フィルタ | |
| US6549100B2 (en) | Surface acoustic wave lattice filter with different lattice and series arm capacitance ratios and communication device using same | |
| JPH07273597A (ja) | 共振器型弾性表面波フィルタ | |
| JP3532624B2 (ja) | 弾性表面波フィルタ | |
| JP3089611B2 (ja) | 弾性表面波多重モードフィルタ | |
| JP3181158B2 (ja) | 複合弾性表面波フィルタおよび複合弾性表面波フィルタを用いた移動体通信機 | |
| JP3298769B2 (ja) | 弾性表面波多重モードフィルタ | |
| JPH07154200A (ja) | 共振器型弾性表面波フィルタ | |
| JP2002217680A (ja) | ラダー型弾性表面波フィルタ | |
| JP3654920B2 (ja) | 多段接続弾性表面波多重モードフィルタ | |
| US5699028A (en) | Surface acoustic-wave resonator filter having shifted resonant frequencies | |
| JPH05129884A (ja) | 多段接続多重モードフイルタ | |
| JPH1117486A (ja) | Ｓａｗフィルタおよびそれを使用した電子機器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |