JPH062753U - 扉のロック機構 - Google Patents

扉のロック機構

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JPH062753U
JPH062753U JP4001092U JP4001092U JPH062753U JP H062753 U JPH062753 U JP H062753U JP 4001092 U JP4001092 U JP 4001092U JP 4001092 U JP4001092 U JP 4001092U JP H062753 U JPH062753 U JP H062753U
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JP
Japan
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handle
door
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clutch lever
shaft
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肇 松田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ハンドル3とリンクバー4の間に爪部19a
を有する下撓性のクラッチレバー19を設け、前記リン
クバー4には前記爪部19aと係合する切り込み部4a
を設けた。 【効果】 扉のロック状態時に無理にハンドル3を回転
させると、ある一定以上の力でハンドル3と連動するク
ラッチレバー19の爪部19aがリンクバー4の切り込
み部4aから外れ、扉をロックしているシャフトと連動
するリンクバー4は回転しないため扉のロックは解除さ
れない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、保守、点検等が必要な電子機器の扉のロック機構に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
図4は、電子機器の背面斜視図であり、外筺1の中には各種ユニットA,B, Cが実装されている。ここで前記ユニットの保守、点検等を行なうために、装置 背面には図示せぬ蝶番等で開閉可能に支持された扉2が設けてある。この前記扉 2には、ロック機構が設けてある。ここで3はハンドル、4はリンクバーで、5 ,6は前記ハンドル3、リンクバー4と連動するシャフトであり、7,8は前記 シャフト5,6を係止する孔を有したロックブラケットである。ここで前記ハン ドル3が回転すると、前記リンクバー4も同様に回転する。このリンクバー4の 回転に伴いシャフト5,6は上下に移動し、ロックブラケット7,8の孔にシャ フト5,6が係合して扉2のロックを行なっている。
【0003】 次に扉のロック機構の詳細を図5(A)を用いて説明する。同図は扉2を閉め てロックした状態を筺体の内側から見たものである。同図において、9はソレノ イド、10は引っ張りバネ、11は図5(A)において手前方向へL字状に曲折 されたストッパ部11aを有するストッパプレートである。次に動作について説 明する。扉2を閉めた状態では本体側に設けられた図示せぬドア開閉検知手段に より扉2が閉まったことを検知し、ソレノイド9への通電をカットする。これに より、前記ソレノイド9に吸引されていた可動鉄芯12が自由となり、引っ張り バネ10の張力によって前記可動鉄芯12と連動するストッパプレート11が引 っ張られ、図5(A)に示すように左方向へ移動し、シャフト6の上端部6aの 上方へ位置する。このことにより、扉2の外側からハンドル3を矢印方向へ回転 させ扉2のロックを解除しようとしても、前記シャフト6の上端部6aがストッ パプレート11のストッパ部11aに当たってハンドル3の回転が妨げられてい るため、扉2のロックは解除されない。
【0004】 次に図5(B)を用いて扉2のロックを解除する時の動作を説明する。
【0005】 ロックを解除するにはまず図示せぬカードリーダにてカードパスさせることで ソレノイド9へ通電させ、前記ソレノイド9が可動鉄芯12を吸引することで、 前記可動鉄芯12と連動するストッパプレート11が図5(B)に示すように右 方向へ移動する。このことにより、シャフト5,6のロックは解除され、ハンド ル3を矢印方向へ回転させると、図示せぬロックブラケット7,8の孔に係止さ れていたシャフト5,6が移動して孔から抜けることにより、前記ロックブラケ ット7,8との係合が解かれ扉2のロックが解除できる。
【0006】 図6(A)にハンドル3の分解構成図と図6(B)はその組立図を示す。同図 において、ハンドル3は各種ワッシャーを介し、リンクバー4と連動するように 構成されており、ハンドル3を回転させると、前記ハンドル3の軸部3a、角軸 部3c、ネジ孔部3dに固着されたフランジ13、リングワッシャー14、六角 ナット15、リンクバー4、角孔ワッシャー16、丸孔ワッシャー17、バネ座 金付六角ボルト18が前記ハンドル3と一体となって回転する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
以上説明した従来技術によると、無理にハンドル3を回転させて扉2のロック を解除し、扉2を開けようとする行為に対して扉2のロック機構が破壊されてし まうため、図5(A)(B)に示すシャフト5,6とリンクバー4とを接合して いるピン19やリンクバー4自体の強度を増す必要があり、強度の選択の手間や 必要な強度を有する材質利用にかかるコスト高の問題が生じた。
【0008】 本考案は、前記問題点を解決するためになされたものであり、各種部材の強度 を増すことなく、無理にハンドルを回し扉2を開けようとする行為を防止する優 れた装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、本考案はハンドルと前記ハンドルと連動するリ ンクバーと前記リンクバーと連動して扉をロックするシャフトを有した扉のロッ ク機構において、前記ハンドルとリンクバーとの間に前記ハンドルと連動するク ラッチレバーを設け、前記クラッチレバーは可撓性を有した材質で爪部を有して おり、前記リンクバーには前記爪部と係合する切り込み部を有したものである。
【0010】
【作用】
上記構成において、扉がロックされている状態時に、無理にハンドルを回転さ せると、前記ハンドルと連動する可撓性を有したクラッチレバーの爪部がある一 定以上の力で、扉をロックしているシャフトと連動するリンクバーの切り込み部 から外れることにより、前記リンクバーは回転しないため扉のロックは解除され ない。
【0011】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面を用いて説明する。
【0012】 尚、各図面に共通する要素には同一の符号を付す。
【0013】 図1(A)は本考案の実施例を示すハンドル部の分解構成図、図1(B)は本 考案の実施例を示すハンドル部の組立図、図2は本考案の実施例を示す扉のロッ ク状態図、図3は本考案の実施例を示す扉のロック解除状態図である。
【0014】 図1(A)において、ハンドル部はハンドル3、フランジ13、リングワッシ ャー14、六角ナット15、クラッチレバー19、軸座20、リンクバー4、角 孔ワッシャー16、丸孔ワッシャー17、バネ座金付六角ボルト18より構成さ れる。ここで前記クラッチレバー19は可撓性を有した材質(例えばステンレス 鋼)であり、爪部19aを有している。また前記リンクバー4には、前記クラッ チレバー19の爪部19aと係合する切り込み部4aを有している。
【0015】 またハンドル3はツマミ部3a、軸部3b、角軸部3c、ネジ孔部3dを有し ており、軸部3bはクランジ13の孔部13bが嵌入し、角軸部3cにはクラッ チレバー19と軸座20が嵌入する。また前記クラッチレバー19の爪部19a はリンクバー4の切り込み部4aに係合され、前記軸座20はリンクバー4の丸 孔部4bに遊挿される。また角孔ワッシャー16と丸孔ワッシャー17は、リン クバー4を固定させるもので、バネ座金付六角ボルト18をハンドル部3のネジ 孔部3dにねじ込むことで固定している。
【0016】 次に動作について説明する。図2は扉2を閉め、ロックさせた状態を筺体の内 側から見たものである。ここでシャフト6の上端部6aはストッパブレート11 のストッパ部11aに当たっている。このためハンドル3を矢印方向へ回転させ ても回転しない。この状態で無理にハンドル3を矢印方向へ回転させると図3に 示すようにある一定以上の力でクラッチレバー19の爪部19aとリンクバー4 の切り込み部4aの係合が外れ、リンクバー4のみ回転せずにハンドル3と他の 部材は一体となって回転する。このことにより前記リンクバー4に連動するよう に設けたシャフト5,6の移動はないため扉2のロックは解除されない。
【0017】 さらにクラッチレバー19を回転させ、再度前記クラッチレバー19の爪部1 9aをリンクバー4の切り込み部4aに係合させることで通常の状態に戻る。こ こで図5(B)に示すように扉2のロックが解除された状態時に、ハンドル3を 回転させると、クラッチレバー19の爪部19aとリンクバー4の切り込み部4 aが係合しているため、前記リンクバー4をハンドル3と連動し回転することで シャフト5,6とロックブラケット7,8の係合が外れ扉2を開くことができる 。
【0018】
【考案の効果】
以上説明した本考案によると、扉のロック状態時に、無理にハンドルを回転さ せようとすると、ある一定以上の力でハンドルと連動するクラッチレバーの爪部 がリンクバーの切り込み部より外れ、前記ハンドルだけが回転し、前記リンクバ ーと連動するように設けられた扉をロックしているシャフトの移動がないため扉 のロックは解除されない。このことにより従来のように各種部材の強度を増す必 要がなくなる効果と扉のロック機構が破壊されると云う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すハンドル部の分解構成図
とハンドル部の組立図
【図2】本考案の実施例を示す扉のロック状態図
【図3】本考案の実施例を示す扉のロック解除状態図
【図4】電子機器の背面斜視図
【図5】従来の扉のロック機構の詳細を示す図
【図6】従来のハンドル部の分解構成図と組立図
【符号の説明】
3 ハンドル 4 リンクバー 4a 切り込み部 6 シャフト 19 クラッチレバー 19a 爪部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 1/16

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルと前記ハンドルと連動するリン
    クバーと前記リンクバーと連動して扉をロックするシャ
    フトを有した扉のロック機構において、 前記ハンドルとリンクバーとの間に前記ハンドルと連動
    するクラッチレバーを設け、前記クラッチレバーは可撓
    性を有した材質で爪部を有しており、前記リンクバーに
    は前記爪部と係合する切り込み部を有したことを特徴と
    する扉のロック機構。
JP1992040010U 1992-06-11 1992-06-11 扉のロック機構 Expired - Lifetime JP2563260Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992040010U JP2563260Y2 (ja) 1992-06-11 1992-06-11 扉のロック機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP1992040010U JP2563260Y2 (ja) 1992-06-11 1992-06-11 扉のロック機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH062753U true JPH062753U (ja) 1994-01-14
JP2563260Y2 JP2563260Y2 (ja) 1998-02-18

Family

ID=12568943

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