JPH06274904A - 光ピックアップ装置 - Google Patents
光ピックアップ装置Info
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- JPH06274904A JPH06274904A JP6014422A JP1442294A JPH06274904A JP H06274904 A JPH06274904 A JP H06274904A JP 6014422 A JP6014422 A JP 6014422A JP 1442294 A JP1442294 A JP 1442294A JP H06274904 A JPH06274904 A JP H06274904A
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- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 4
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
-
- G—PHYSICS
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- G11B7/135—Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
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- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は光ピックアップ装置に関し、構成素
子の数を最少にして焦点エラー及びトラッキングエラー
を検出することを目的とする。 【構成】 レーザビームを出力するレーザダイオード
と、上記レーザダイオードのレーザビームを光ディスク
上に集束するための対物レンズと、上記レーザダイオー
ドと上記対物レンズとの間に位置して光ディスクで反射
されて上記対物レンズを通過した反射光を光ディスクの
トラックの接線方向に沿って第1レーザビーム及び第2
レーザビームに分離して回折するための2分割ホログラ
ムと、上記2分割ホログラムによって回折された2つの
レーザビームを集束するための4分割光検出器とで構成
される。
子の数を最少にして焦点エラー及びトラッキングエラー
を検出することを目的とする。 【構成】 レーザビームを出力するレーザダイオード
と、上記レーザダイオードのレーザビームを光ディスク
上に集束するための対物レンズと、上記レーザダイオー
ドと上記対物レンズとの間に位置して光ディスクで反射
されて上記対物レンズを通過した反射光を光ディスクの
トラックの接線方向に沿って第1レーザビーム及び第2
レーザビームに分離して回折するための2分割ホログラ
ムと、上記2分割ホログラムによって回折された2つの
レーザビームを集束するための4分割光検出器とで構成
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザビームを利用して
光ディスクに貯蔵された所定の情報を抽出する光ピック
アップ装置に関し、特に回折格子を使用しなくて焦点エ
ラー及びトラッキングエラーを検出し得る光ピックアッ
プ装置に関する。
光ディスクに貯蔵された所定の情報を抽出する光ピック
アップ装置に関し、特に回折格子を使用しなくて焦点エ
ラー及びトラッキングエラーを検出し得る光ピックアッ
プ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、コンパクトディスクプレイヤー、
ビデオディスクプレイヤー、光学ディスクドライバ及び
マルチディスクプレイヤー等に使用される光ピックアッ
プ装置は、図1に示すように、光源のレーザダイオード
1と、レーザダイオード1で発散されたレーザビームを
3つの回折ビーム(0次、1次、−1次)に分割するト
ラッキングビーム生成用回折格子2と、回折格子2の3
つの回折ビームを各々平行光に変換するコリメーター3
と、コリメーター3の3つの平行光を光ディスク4上に
集束する対物レンズ5と、回折格子2とコリメーター3
との間に位置して対物レンズ5及びコリメーター3を順
次に通過した光ディスク4の反射ビームを回折する2分
割ホログラム6と、2分割ホログラム6によって回折さ
れた反射ビームが集束される5分割光検出器7とからな
る。2分割ホログラム6は第1及び第2ホログラム(6
A,6B)とからなり、光検出器7は第1乃至第5受光
領域(PD1及びPD5)とからなる。
ビデオディスクプレイヤー、光学ディスクドライバ及び
マルチディスクプレイヤー等に使用される光ピックアッ
プ装置は、図1に示すように、光源のレーザダイオード
1と、レーザダイオード1で発散されたレーザビームを
3つの回折ビーム(0次、1次、−1次)に分割するト
ラッキングビーム生成用回折格子2と、回折格子2の3
つの回折ビームを各々平行光に変換するコリメーター3
と、コリメーター3の3つの平行光を光ディスク4上に
集束する対物レンズ5と、回折格子2とコリメーター3
との間に位置して対物レンズ5及びコリメーター3を順
次に通過した光ディスク4の反射ビームを回折する2分
割ホログラム6と、2分割ホログラム6によって回折さ
れた反射ビームが集束される5分割光検出器7とからな
る。2分割ホログラム6は第1及び第2ホログラム(6
A,6B)とからなり、光検出器7は第1乃至第5受光
領域(PD1及びPD5)とからなる。
【0003】レーザダイオード1で発散されるレーザビ
ームはトラッキングビーム生成用回折格子2を通過しな
がら0次、1次及び−1次回折ビームに分割される。0
次レーザビームは焦点エラーの検出及び光ディスク4の
情報信号検出に使用され、1次及び−1次レーザビーム
はトラッキングエラーを検出するのに使用される。回折
格子2で分割された3つの回折ビームは2分割ホログラ
ム6を通過した後コリメーター3で各々平行光に変換さ
れ、その平行光は対物レンズ5によって光ディスク4上
に集束される。光ディスク4で集束された3つのレーザ
ビームは反射されて対物レンズ5及びコリメーター3を
順次的に通過し、2分割ホログラム6の第1及び第2ホ
ログラム(6A,6B)によって相異なる角度に回折さ
れて光検出器7の第1乃至第5受光領域(PD1及びP
D5)上に集束される。
ームはトラッキングビーム生成用回折格子2を通過しな
がら0次、1次及び−1次回折ビームに分割される。0
次レーザビームは焦点エラーの検出及び光ディスク4の
情報信号検出に使用され、1次及び−1次レーザビーム
はトラッキングエラーを検出するのに使用される。回折
格子2で分割された3つの回折ビームは2分割ホログラ
ム6を通過した後コリメーター3で各々平行光に変換さ
れ、その平行光は対物レンズ5によって光ディスク4上
に集束される。光ディスク4で集束された3つのレーザ
ビームは反射されて対物レンズ5及びコリメーター3を
順次的に通過し、2分割ホログラム6の第1及び第2ホ
ログラム(6A,6B)によって相異なる角度に回折さ
れて光検出器7の第1乃至第5受光領域(PD1及びP
D5)上に集束される。
【0004】0次レーザビームは第1ホログラム6Aに
よって第4受光領域(PD4)に、第2ホログラム6B
によって第2乃至第3受光領域(PD2)(PD3)の
境界線に集束される。1次及び−1次レーザビームは第
1及び第2ホログラム(6A)(6B)によって第1及
び第5受光領域(PD1)(PD5)に各々集束され
る。
よって第4受光領域(PD4)に、第2ホログラム6B
によって第2乃至第3受光領域(PD2)(PD3)の
境界線に集束される。1次及び−1次レーザビームは第
1及び第2ホログラム(6A)(6B)によって第1及
び第5受光領域(PD1)(PD5)に各々集束され
る。
【0005】図2(A)乃至図2(C)は図1の装置で
光ディスク4の変位による光検出器7上のビーム形状の
変化を説明するための図面である。焦点エラー信号、ト
ラッキングエラー信号及び光情報信号を次の通り設定す
る場合、 焦点エラー信号=S2−S3 トラッキングエラー信号=S1−S5 光情報信号=S2+S3+S5 ここで、S1乃至S5は各々光検出器7の第1乃至第5
受光領域(PD1乃至PD5)の受光信号である。
光ディスク4の変位による光検出器7上のビーム形状の
変化を説明するための図面である。焦点エラー信号、ト
ラッキングエラー信号及び光情報信号を次の通り設定す
る場合、 焦点エラー信号=S2−S3 トラッキングエラー信号=S1−S5 光情報信号=S2+S3+S5 ここで、S1乃至S5は各々光検出器7の第1乃至第5
受光領域(PD1乃至PD5)の受光信号である。
【0006】焦点エラー信号が0より大きいと、光ディ
スク4と対物レンズ5との間の間隔が広くなったもので
あって(図2(B))、0より小さいと間隔が狹くなっ
たものであって(図2(C))、0である場合は焦点エ
ラーが発生しなかったものであることが分かる(図2
(A))。またトラッキングエラー信号>0であるか、
トラッキング信号<0であるかによって主ビーム(0次
回折ビーム)が光ディスク4のトラックを正確に追從し
ているか否かが分かる。このような焦点エラー信号及び
トラッキングエラー信号によって焦点エラー及びトラッ
キングエラーを補正することが出来ることになり、光デ
ィスク5に記録された光情報信号を正確に読めることに
なる。
スク4と対物レンズ5との間の間隔が広くなったもので
あって(図2(B))、0より小さいと間隔が狹くなっ
たものであって(図2(C))、0である場合は焦点エ
ラーが発生しなかったものであることが分かる(図2
(A))。またトラッキングエラー信号>0であるか、
トラッキング信号<0であるかによって主ビーム(0次
回折ビーム)が光ディスク4のトラックを正確に追從し
ているか否かが分かる。このような焦点エラー信号及び
トラッキングエラー信号によって焦点エラー及びトラッ
キングエラーを補正することが出来ることになり、光デ
ィスク5に記録された光情報信号を正確に読めることに
なる。
【0007】かつ、光源で使用するレーザダイオード1
は周辺の温度等によって波長が変化するが、波長が変わ
る時、回折格子2及び2分割ホログラム6による回折角
度が変わって焦点エラー及びトラッキングエラーが発生
したようなエラーが発生されることになる。図3は図2
(A)のA部拡大図で、光検出器7の第2及び第3受光
領域(PD2,PD3)の境界線を一定角度(θ)に維
持するようにすると波長変化によるエラーを補正し得る
ことになる。
は周辺の温度等によって波長が変化するが、波長が変わ
る時、回折格子2及び2分割ホログラム6による回折角
度が変わって焦点エラー及びトラッキングエラーが発生
したようなエラーが発生されることになる。図3は図2
(A)のA部拡大図で、光検出器7の第2及び第3受光
領域(PD2,PD3)の境界線を一定角度(θ)に維
持するようにすると波長変化によるエラーを補正し得る
ことになる。
【0008】例えば、レーザダイオード1で出力される
レーザビームの波長が780nmである場合はレーザビー
ムが第1位置(P1)に集束され、775nmである場合
は第2位置(PD2)に集束され、785nmである場合
は第3位置(P3)に集束されることになる。このよう
に移動される集束位置(P1及びP3)の中心を連結す
る線を第2及び第3領域(PD2,PD3)の境界線と
すると焦点エラーが発生しない状態でレーザビームの波
長が変化しても焦点エラー信号は0を維持することが出
来るので波長の変化によるエラーが防止されることにな
る。
レーザビームの波長が780nmである場合はレーザビー
ムが第1位置(P1)に集束され、775nmである場合
は第2位置(PD2)に集束され、785nmである場合
は第3位置(P3)に集束されることになる。このよう
に移動される集束位置(P1及びP3)の中心を連結す
る線を第2及び第3領域(PD2,PD3)の境界線と
すると焦点エラーが発生しない状態でレーザビームの波
長が変化しても焦点エラー信号は0を維持することが出
来るので波長の変化によるエラーが防止されることにな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような光
ピックアップ装置は3ビーム抽出方法であってレーザビ
ームを3つに分割する別の回折格子を使用しなければな
らない。従って、回折格子とホログラムとの間及び回折
格子+ホログラムと光検出器との間の整列が要求される
のに、この整列技術は著しく難しくて生産性がよくない
問題点がある。特に、レーザビームの波長変化を補正す
るために光検出器の第2及び第3受光領域の境界線を斜
めにして波長変化によるエラーを防止することは製品生
産時生産性が低下し、生産原価が上昇する要因になる。
ピックアップ装置は3ビーム抽出方法であってレーザビ
ームを3つに分割する別の回折格子を使用しなければな
らない。従って、回折格子とホログラムとの間及び回折
格子+ホログラムと光検出器との間の整列が要求される
のに、この整列技術は著しく難しくて生産性がよくない
問題点がある。特に、レーザビームの波長変化を補正す
るために光検出器の第2及び第3受光領域の境界線を斜
めにして波長変化によるエラーを防止することは製品生
産時生産性が低下し、生産原価が上昇する要因になる。
【0010】本発明の目的は構成素子の数を最少にして
焦点エラー及びトラッキングエラーを検出することが出
来る光ピックアップ装置を提供することにある。本発明
の他の目的は構成素子の整列が容易に出来る光ピックア
ップ装置を提供することにある。
焦点エラー及びトラッキングエラーを検出することが出
来る光ピックアップ装置を提供することにある。本発明
の他の目的は構成素子の整列が容易に出来る光ピックア
ップ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】このような目的
はレーザビームを出力するレーザダイオードと、上記レ
ーザダイオードのレーザビームを光ディスク上に集束す
るための対物レンズと、上記レーザダイオードと上記対
物レンズとの間に位置して光ディスクで反射され、上記
対物レンズを通過した反射光を光ディスクのトラックの
接線方向に沿って第1レーザビーム及び第2レーザビー
ムに分離して回折するための2分割ホログラムと、上記
2分割ホログラムによって回折された2つのレーザビー
ムを集束するための4分割光検出器とを備え、上記2分
割ホログラムは第1及び第2ホログラムを備え、第1及
び第2ホログラムの参照光位置は上記レーザダイオード
の位置になり、第1ホログラムの物体光の位置は上記4
分割光検出器を通る前、第2ホログラムの物体光の位置
は上記4分割光検出器を通た後の位置になるようにする
ことによって焦点エラーとトラッキングエラーを検出す
ることを特徴とする光ピックアップ装置によって達成さ
れる。
はレーザビームを出力するレーザダイオードと、上記レ
ーザダイオードのレーザビームを光ディスク上に集束す
るための対物レンズと、上記レーザダイオードと上記対
物レンズとの間に位置して光ディスクで反射され、上記
対物レンズを通過した反射光を光ディスクのトラックの
接線方向に沿って第1レーザビーム及び第2レーザビー
ムに分離して回折するための2分割ホログラムと、上記
2分割ホログラムによって回折された2つのレーザビー
ムを集束するための4分割光検出器とを備え、上記2分
割ホログラムは第1及び第2ホログラムを備え、第1及
び第2ホログラムの参照光位置は上記レーザダイオード
の位置になり、第1ホログラムの物体光の位置は上記4
分割光検出器を通る前、第2ホログラムの物体光の位置
は上記4分割光検出器を通た後の位置になるようにする
ことによって焦点エラーとトラッキングエラーを検出す
ることを特徴とする光ピックアップ装置によって達成さ
れる。
【0012】
【実施例】図4は本発明による光ピックアップ装置の構
成を示す斜視図で、光源のレーザダイオード11と、レ
ーザダイオード11で出力されたレーザビームを光ディ
スク12上に集束する対物レンズ13と、レーザダイオ
ード11と対物レンズ13との間に位置して対物レンズ
13を通過する光ディスク12の反射ビームを回折する
2分割ホログラム14と、2分割ホログラム14によっ
て回折されたレーザビームを集束する4分割光検出器1
5とからなる。
成を示す斜視図で、光源のレーザダイオード11と、レ
ーザダイオード11で出力されたレーザビームを光ディ
スク12上に集束する対物レンズ13と、レーザダイオ
ード11と対物レンズ13との間に位置して対物レンズ
13を通過する光ディスク12の反射ビームを回折する
2分割ホログラム14と、2分割ホログラム14によっ
て回折されたレーザビームを集束する4分割光検出器1
5とからなる。
【0013】2分割ホログラム14は図5に示すように
透明材質のガラス基板14A上に第1ホログラム14B
及び第2ホログラム14Cが形成されたもので、光ディ
スク12の反射ビームを光ディスク12のトラックの接
線方向によって2つのレーザビームに分離、回折する。
4分割光検出器15は第1乃至第4受光領域(15A乃
至15D)からなる。
透明材質のガラス基板14A上に第1ホログラム14B
及び第2ホログラム14Cが形成されたもので、光ディ
スク12の反射ビームを光ディスク12のトラックの接
線方向によって2つのレーザビームに分離、回折する。
4分割光検出器15は第1乃至第4受光領域(15A乃
至15D)からなる。
【0014】2分割ホログラム14の第1及び第2ホロ
グラム(14B,14C)の参照光位置はレーザダイオ
ード11の位置になり、第1ホログラム(14B)の物
体光の位置は光検出器15を通過した位置P11に位置
するようにし、第2ホログラム14Cの物体光の位置は
光検出器15を通過する前の位置P12に位置するよう
にする。
グラム(14B,14C)の参照光位置はレーザダイオ
ード11の位置になり、第1ホログラム(14B)の物
体光の位置は光検出器15を通過した位置P11に位置
するようにし、第2ホログラム14Cの物体光の位置は
光検出器15を通過する前の位置P12に位置するよう
にする。
【0015】即ち、図6(A)及び図6(B)に示すよ
うに、レーザダイオード11の位置で集束されるレーザ
ビームが第1ホログラム(14B)に入射されると、レ
ーザビームは4分割光検出器15の第1受光領域15A
を通った位置(P11)に集束されるようにして、第2
ホログラム(14C)に入射されるレーザビームは第2
受光領域(15B)を通る前の位置(P12)に集束さ
れるようにする。また第1及び第2ホログラム(14
B)(14C)によって集束されるレーザビームが光検
出器15を通る時光検出器15によって切れたレーザビ
ームの断面は図7(A)に示すように、第1ホログラム
(14B)によるレーザビームが第1及び第3受光領域
(15A,15C)の境界面に接して第1受光領域(1
5A)内に位置されるようにし、第2ホログラム(14
C)によるレーザビームが第2及び第4受光領域(15
B,15D)の境界面に接して第2受光領域(15B)
内に位置されるようにする。
うに、レーザダイオード11の位置で集束されるレーザ
ビームが第1ホログラム(14B)に入射されると、レ
ーザビームは4分割光検出器15の第1受光領域15A
を通った位置(P11)に集束されるようにして、第2
ホログラム(14C)に入射されるレーザビームは第2
受光領域(15B)を通る前の位置(P12)に集束さ
れるようにする。また第1及び第2ホログラム(14
B)(14C)によって集束されるレーザビームが光検
出器15を通る時光検出器15によって切れたレーザビ
ームの断面は図7(A)に示すように、第1ホログラム
(14B)によるレーザビームが第1及び第3受光領域
(15A,15C)の境界面に接して第1受光領域(1
5A)内に位置されるようにし、第2ホログラム(14
C)によるレーザビームが第2及び第4受光領域(15
B,15D)の境界面に接して第2受光領域(15B)
内に位置されるようにする。
【0016】そして図7に示すように、光検出器15の
第1乃至第4受光領域(15A乃至15D)の大きさは
光ディスク12と対物レンズ13と間の間隔が最大に狹
くなった時、第3受光領域(15C)がX′方向に減少
した後増加するビームを收用して、光ディスク12と対
物レンズ13との間の間隔が最大に広くなった時、第1
受光領域(15A)がX′方向に減少した後増加するビ
ームを收用し、第4受光領域15Dが−X′方向に増加
するビームの最大大きさを收用することが出来るように
する。
第1乃至第4受光領域(15A乃至15D)の大きさは
光ディスク12と対物レンズ13と間の間隔が最大に狹
くなった時、第3受光領域(15C)がX′方向に減少
した後増加するビームを收用して、光ディスク12と対
物レンズ13との間の間隔が最大に広くなった時、第1
受光領域(15A)がX′方向に減少した後増加するビ
ームを收用し、第4受光領域15Dが−X′方向に増加
するビームの最大大きさを收用することが出来るように
する。
【0017】また、第1乃至第4受光領域(15A乃至
15D)はビームが最大に増加した時の大きさより上下
に各々一定な間隔(G)(好ましくは20μm以上)か
さらに大きく設定する。またレーザダイオード11は2
分割ホログラム14と光検出器15との間に位置するよ
うにする。即ち、図6(A)及び図6(B)に示すよう
に、ホログラム14と光検出器15との間の間隔(L
2)が2分割ホログラム14とレーザダイオード11と
の間の間隔(L1)より広くなるようにする。
15D)はビームが最大に増加した時の大きさより上下
に各々一定な間隔(G)(好ましくは20μm以上)か
さらに大きく設定する。またレーザダイオード11は2
分割ホログラム14と光検出器15との間に位置するよ
うにする。即ち、図6(A)及び図6(B)に示すよう
に、ホログラム14と光検出器15との間の間隔(L
2)が2分割ホログラム14とレーザダイオード11と
の間の間隔(L1)より広くなるようにする。
【0018】このような本発明の光ピックアップ装置
で、レーザダイオード11のレーザビームは2分割ホロ
グラム14を2通過しながら0次、1次及び−1次回折
レーザビームに分割される。ここで0次回折レーザビー
ムのみが対物レンズ13によって光ディスク12上に集
束される。光ディスク12上に集束されるレーザビーム
は反射され、反射されたレーザビームは対物レンズ13
によってレーザダイオード11に集束される。この時レ
ーザビームの集束位置はレーザダイオード11の発光面
になる。
で、レーザダイオード11のレーザビームは2分割ホロ
グラム14を2通過しながら0次、1次及び−1次回折
レーザビームに分割される。ここで0次回折レーザビー
ムのみが対物レンズ13によって光ディスク12上に集
束される。光ディスク12上に集束されるレーザビーム
は反射され、反射されたレーザビームは対物レンズ13
によってレーザダイオード11に集束される。この時レ
ーザビームの集束位置はレーザダイオード11の発光面
になる。
【0019】集束ビームが2分割ホログラム14に入射
されると、2分割ホログラムの参照光役割をして物体光
の位置(図6(A)及び図6(B)のP11,P12)
に物体光が再生され、再生されるビームを光検出器15
が検出することによって、光ピックアップ装置を動作す
るのに必要な信号を発生することになる。2分割ホログ
ラム14に入射される集束ビームは第1ホログラム(1
4B)によって光検出器15を通った位置(P11)に
集束され、第2ホログラム(14C)によって光検出器
(15)を通る前の位置(P12)に集束されることに
なる。集束位置(P11,P12)は光ディスク(1
2)と対物レンズ13との間の間隔が変化されることに
よって変わることになる。集束位置(P11,P12)
が変化されることによって光検出器15で検出されるビ
ームの大きさも変わるのでこれを利用して焦点エラーを
検出することが出来る。
されると、2分割ホログラムの参照光役割をして物体光
の位置(図6(A)及び図6(B)のP11,P12)
に物体光が再生され、再生されるビームを光検出器15
が検出することによって、光ピックアップ装置を動作す
るのに必要な信号を発生することになる。2分割ホログ
ラム14に入射される集束ビームは第1ホログラム(1
4B)によって光検出器15を通った位置(P11)に
集束され、第2ホログラム(14C)によって光検出器
(15)を通る前の位置(P12)に集束されることに
なる。集束位置(P11,P12)は光ディスク(1
2)と対物レンズ13との間の間隔が変化されることに
よって変わることになる。集束位置(P11,P12)
が変化されることによって光検出器15で検出されるビ
ームの大きさも変わるのでこれを利用して焦点エラーを
検出することが出来る。
【0020】図8乃至図10を参照して詳細に説明する
と、光ディスク12と対物レンズ13との間と間隔が狹
くなる時には第1及び第2ホログラム(14B,14
C)によって集束されるレーザビームが第1及び第2ホ
ログラム(14B,14C)の物体光の位置(P11,
P12)より遠く集束されて第1ホログラム(14B)
によって光検出器15の第1受光領域(15A)に向っ
て集束されるレーザビームの大きさがH11より大きく
なり、最大の焦点エラーが発生する時(光ディスク12
と対物レンズ13との間の間隔が最少になる)H11に
なる。かつ、第2ホログラム(14C)によって光検出
器15の第2受光領域(PD2)に集束されるレーザビ
ームの大きさは物体光の位置(P12)から焦点エラー
が大きくなること(光ディスク12と対物レンズ13と
の間の間隔がだんだん狹くなる)によって位置(P12
1,P122,P123)に移動してビームの大きさが
H12からH121まで変わることになる。
と、光ディスク12と対物レンズ13との間と間隔が狹
くなる時には第1及び第2ホログラム(14B,14
C)によって集束されるレーザビームが第1及び第2ホ
ログラム(14B,14C)の物体光の位置(P11,
P12)より遠く集束されて第1ホログラム(14B)
によって光検出器15の第1受光領域(15A)に向っ
て集束されるレーザビームの大きさがH11より大きく
なり、最大の焦点エラーが発生する時(光ディスク12
と対物レンズ13との間の間隔が最少になる)H11に
なる。かつ、第2ホログラム(14C)によって光検出
器15の第2受光領域(PD2)に集束されるレーザビ
ームの大きさは物体光の位置(P12)から焦点エラー
が大きくなること(光ディスク12と対物レンズ13と
の間の間隔がだんだん狹くなる)によって位置(P12
1,P122,P123)に移動してビームの大きさが
H12からH121まで変わることになる。
【0021】レーザビームの大きさが小さくなってから
大きくなる理由は、焦点エラーが徐々に増加すると(光
ディスク12と対物レンズ13が徐々に近くなる)第2
ホログラム(14C)によるレーザビームの集束位置が
光検出器15側に移動することになり、集束位置が光検
出器15上に到達する時(P122位置)一番小さいビ
ームの大きさを持ち、焦点エラーが継続増加し、集束位
置が光検出器15を通ると光検出器15上のビーム大き
さがビームの減る方向に増加するからである。光ディス
ク12と対物レンズ13とが互に遠くなる場合には反対
現像が発生し、焦点エラーが増加(光ディスク12と対
物レンズ13とが徐々に遠くなる)することによってレ
ーザビームの大きさが変化する(図10)。
大きくなる理由は、焦点エラーが徐々に増加すると(光
ディスク12と対物レンズ13が徐々に近くなる)第2
ホログラム(14C)によるレーザビームの集束位置が
光検出器15側に移動することになり、集束位置が光検
出器15上に到達する時(P122位置)一番小さいビ
ームの大きさを持ち、焦点エラーが継続増加し、集束位
置が光検出器15を通ると光検出器15上のビーム大き
さがビームの減る方向に増加するからである。光ディス
ク12と対物レンズ13とが互に遠くなる場合には反対
現像が発生し、焦点エラーが増加(光ディスク12と対
物レンズ13とが徐々に遠くなる)することによってレ
ーザビームの大きさが変化する(図10)。
【0022】従って、焦点エラー信号、トラッキングエ
ラー信号及び光情報信号は次の式で設定出来る。 焦点エラー信号=(S11+S14)−(S12+S1
3) トラッキングエラー信号=(S11+S13)−(S1
2+S14) 光情報信号=S11+S12+S13+S14 ここで、S11乃至S14は光検出器15の第1乃至第
4受光領域(15A乃至15D)の受光信号である。
ラー信号及び光情報信号は次の式で設定出来る。 焦点エラー信号=(S11+S14)−(S12+S1
3) トラッキングエラー信号=(S11+S13)−(S1
2+S14) 光情報信号=S11+S12+S13+S14 ここで、S11乃至S14は光検出器15の第1乃至第
4受光領域(15A乃至15D)の受光信号である。
【0023】焦点エラーが発生しなかった場合、焦点エ
ラー信号は0になり、光ディスク12と対物レンズ13
との間の間隔が狹くなって発生する焦点エラーは第1及
び第4受光領域(15A,15D)の受光信号の和(S
11+S14)が第2及び第3受光領域(15B,15
C)の受光信号の和(S12+S13)より低いので焦
点エラー信号は0より小さくなり、光ディスク12と対
物レンズ13との間隔が広くなって発生する焦点エラー
は第1及び第4受光領域(15A,15D)の受光信号
の和(S11+S14)が第2及び第3受光領域(15
B,15C)の受光信号の値より高いので焦点エラー信
号はより大きくなる。これによって、焦点エラー信号値
によって対物レンズ13を上下に移動して焦点エラーを
補正することが出来る。
ラー信号は0になり、光ディスク12と対物レンズ13
との間の間隔が狹くなって発生する焦点エラーは第1及
び第4受光領域(15A,15D)の受光信号の和(S
11+S14)が第2及び第3受光領域(15B,15
C)の受光信号の和(S12+S13)より低いので焦
点エラー信号は0より小さくなり、光ディスク12と対
物レンズ13との間隔が広くなって発生する焦点エラー
は第1及び第4受光領域(15A,15D)の受光信号
の和(S11+S14)が第2及び第3受光領域(15
B,15C)の受光信号の値より高いので焦点エラー信
号はより大きくなる。これによって、焦点エラー信号値
によって対物レンズ13を上下に移動して焦点エラーを
補正することが出来る。
【0024】そして、2分割ホログラム14の第1及び
第2ホログラム(14B,14C)の分割境界線は光デ
ィスク12のトラックの接線方向と同じであるから、光
ディスク12上で集束されるレーザビームがトラックの
内側、即ち、光ディスク12の中心側に傾けてあると光
ディスク12の内側に位置している第2ホログラム(1
4C)が光ディスク12の外側に位置している第1ホロ
グラム(14B)よりもっと多い光量を受けることにな
って第2及び第4受光領域(15B,15D)の受光信
号の和(S12+S14)が第1及び第3受光領域(1
5A,15C)の受光信号の和(S11+S13)より
も高くなってトラッキングエラー信号は0より低くな
り、光ディスク12に集束されるレーザビームがトラッ
クの外側に傾けてあると、上記とは反対にトラッキング
エラー信号は0より高くなる。
第2ホログラム(14B,14C)の分割境界線は光デ
ィスク12のトラックの接線方向と同じであるから、光
ディスク12上で集束されるレーザビームがトラックの
内側、即ち、光ディスク12の中心側に傾けてあると光
ディスク12の内側に位置している第2ホログラム(1
4C)が光ディスク12の外側に位置している第1ホロ
グラム(14B)よりもっと多い光量を受けることにな
って第2及び第4受光領域(15B,15D)の受光信
号の和(S12+S14)が第1及び第3受光領域(1
5A,15C)の受光信号の和(S11+S13)より
も高くなってトラッキングエラー信号は0より低くな
り、光ディスク12に集束されるレーザビームがトラッ
クの外側に傾けてあると、上記とは反対にトラッキング
エラー信号は0より高くなる。
【0025】これによってトラッキングエラー信号の値
によって対物レンズ13を左右に移動してトラッキング
エラーを補正することが出来る。かつ、上述した焦点エ
ラー及びトラッキングエラー以外にレーザダイオード1
1のレーザビームの波長変化によって、ホログラム14
によって回折及び集束されるレーザビームの集束位置が
Y′軸を沿って移動することになり、第1ホログラム
(14B)のレーザビームが第2又は第4受光領域(1
5Bまたは15D)で第2ホログラム(14C)のレー
ザビームが第1又は第3受光領域(15Aまたは15
C)で検出され、焦点エラー及びトラッキングエラーが
発生されなかったのにもかかわらず、エラーが発生した
ようなエラーが発生することになる。
によって対物レンズ13を左右に移動してトラッキング
エラーを補正することが出来る。かつ、上述した焦点エ
ラー及びトラッキングエラー以外にレーザダイオード1
1のレーザビームの波長変化によって、ホログラム14
によって回折及び集束されるレーザビームの集束位置が
Y′軸を沿って移動することになり、第1ホログラム
(14B)のレーザビームが第2又は第4受光領域(1
5Bまたは15D)で第2ホログラム(14C)のレー
ザビームが第1又は第3受光領域(15Aまたは15
C)で検出され、焦点エラー及びトラッキングエラーが
発生されなかったのにもかかわらず、エラーが発生した
ようなエラーが発生することになる。
【0026】しかし、本発明では最大の焦点エラーが発
生された時のレーザビームの大きさ(H111)(H1
21)より第1乃至第4受光領域(15A乃至15D)
の大きさを上下に一定間隔(G)でさらに大きく形成し
ているので、レーザビームの波長変化によって集束位置
がY′軸を沿って移動する時第1ホログラム(14B)
のレーザビームが第2又は第4受光領域(15Bまたは
15D)によって検出されたり、第2ホログラム(14
C)のレーザビームが第1又は第3受光領域(15Aま
たは15C)によって検出されることが防止される。結
局、レーザビームの波長変化によるエラーを除去するこ
とが出来ることになる。
生された時のレーザビームの大きさ(H111)(H1
21)より第1乃至第4受光領域(15A乃至15D)
の大きさを上下に一定間隔(G)でさらに大きく形成し
ているので、レーザビームの波長変化によって集束位置
がY′軸を沿って移動する時第1ホログラム(14B)
のレーザビームが第2又は第4受光領域(15Bまたは
15D)によって検出されたり、第2ホログラム(14
C)のレーザビームが第1又は第3受光領域(15Aま
たは15C)によって検出されることが防止される。結
局、レーザビームの波長変化によるエラーを除去するこ
とが出来ることになる。
【0027】また、第1乃至第4受光領域(15A乃至
15D)の受光信号(S11乃至S14)を全て加える
ことによって光ディスク12に記録された光情報信号を
読めることになる。
15D)の受光信号(S11乃至S14)を全て加える
ことによって光ディスク12に記録された光情報信号を
読めることになる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
別の回折格子なしに2分割ホログラム及び4分割光検出
器のみを使用してレーザビームの大きさ及びプッシュプ
ル(push−pull)方法を利用して1ビーム方式
で焦点エラー及びトラッキングエラー信号を検出するこ
とが出来る。
別の回折格子なしに2分割ホログラム及び4分割光検出
器のみを使用してレーザビームの大きさ及びプッシュプ
ル(push−pull)方法を利用して1ビーム方式
で焦点エラー及びトラッキングエラー信号を検出するこ
とが出来る。
【0029】従って、小形及び軽量で製造が出来て、ま
た生産原価の節減、光学部品の容易な整列及び生産性の
向上を計かることが出来る。
た生産原価の節減、光学部品の容易な整列及び生産性の
向上を計かることが出来る。
【図1】従来の光ピックアップ装置の構成を示す斜視図
である。
である。
【図2】(A)乃至(C)は図1の光ピックアップ装置
で光ディスクの変位による光検出器に集束されるビーム
形状の変化を説明するための図面である。
で光ディスクの変位による光検出器に集束されるビーム
形状の変化を説明するための図面である。
【図3】図2(A)のA部拡大図である。
【図4】本発明による光ピックアップ装置の構成を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】本発明の光ピックアップ装置に使用される2分
割ホログラムの平面図である。
割ホログラムの平面図である。
【図6】本発明の光ピックアップ装置に使用される2分
割ホログラムによるレーザビームの回折現像を説明する
ための図面であって、(A)はYZ平面における図面、
(B)はXZ平面における図面である。
割ホログラムによるレーザビームの回折現像を説明する
ための図面であって、(A)はYZ平面における図面、
(B)はXZ平面における図面である。
【図7】本発明の光検出器の構造(A〜C)を説明する
ための図面である。
ための図面である。
【図8】本発明の2分割ホログラムによる光検出器上で
のビーム大きさの変化(A,B)を説明するための図面
である。
のビーム大きさの変化(A,B)を説明するための図面
である。
【図9】本発明の光検出器でのレーザビームの大きさ変
化を説明するための図面(その1)である。
化を説明するための図面(その1)である。
【図10】本発明の光検出器でのレーザビームの大きさ
変化を説明するための図面(その2)である。
変化を説明するための図面(その2)である。
Claims (6)
- 【請求項1】 レーザビームを出力するレーザダイオー
ドと、 該レーザダイオードのレーザビームを光ディスク上に集
束するための対物レンズと、 前記レーザダイオードと前記対物レンズとの間に位置
し、前記光ディスクで反射されて前記対物レンズを通過
した反射光を前記光ディスクのトラックの接線方向に沿
って第1レーザビーム及び第2レーザビームに分離して
回折するための2分割ホログラムと、 前記2分割ホログラムによって回折された2つのレーザ
ビームを集束するための4分割光検出器とを備え、 前記2分割ホログラムは第1及び第2ホログラムを備
え、第1及び第2ホログラムの参照光位置は前記レーザ
ダイオードの位置になり、前記第1ホログラムの物体光
の位置は前記4分割光検出器を通る前の位置に、前記第
2ホログラムの物体光の位置は前記4分割光検出器を通
った後の位置になるようにして焦点エラーとトラッキン
グエラーを検出することを特徴とする光ピックアップ装
置。 - 【請求項2】 前記4分割光検出器は第1乃至第4受光
領域からなり、前記2分割ホログラムの第1レーザビー
ムが第1受光領域を通った位置に集束され、第2レーザ
ビームは第2受光領域を通る前の位置に集束され、前記
4分割光検出器によって切れるレーザビームの断面が第
1ホログラムによるレーザビームは第1及び第3受光領
域の境界面に接して第1受光領域上に、第2ホログラム
によるレーザビームは第2及び第4受光領域の境界面に
接して第2受光領域上に位置することを特徴とする請求
項1に記載のピックアップ装置。 - 【請求項3】 第3受光領域は前記光ディスクと前記対
物レンズとの間隔が最大に狹くなった時、左側方向に増
加する第1レーザビームの最大大きさを收用し、第2受
光領域は右側方向に大きさが小さくなってから大きくな
る第2レーザビームを收用し、第1受光領域は光ディス
クと対物レンズとの間隔が最大に狹くなった時、右側方
向に大きさが小さくなってから大きくなる第1レーザビ
ームを收用し、第4受光領域は左側方向に増加する第2
レーザビームの最大大きさを收用することを特徴とする
請求項2に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項4】 前記第1乃至第4受光領域は前記2分割
ホログラムの第1及び第2レーザビームが最大に増加し
た時の大きさより上下に一定間隔で各々大きく設定する
ことを特徴とする請求項3に記載の光ピックアップ装
置。 - 【請求項5】 前記第1乃至第4受光領域に設定される
一定間隔は20μm以上であることを特徴とする請求項
4に記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項6】 前記レーザダイオードは上記ホログラム
と前記光検出器との間に位置することを特徴とする請求
項1に記載の光ピックアップ装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019930001658A KR940020325A (ko) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 광픽업장치 |
KR1658/1993 | 1993-02-08 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06274904A true JPH06274904A (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=19350513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6014422A Withdrawn JPH06274904A (ja) | 1993-02-08 | 1994-02-08 | 光ピックアップ装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5553050A (ja) |
JP (1) | JPH06274904A (ja) |
KR (1) | KR940020325A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6873581B2 (en) | 2000-11-27 | 2005-03-29 | Sharp Kabushiki Kaisha | Semiconductor laser device and optical pickup apparatus |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19530740A1 (de) * | 1995-08-22 | 1997-02-27 | Thomson Brandt Gmbh | Optische Abtasteinrichtung |
WO1997023871A1 (en) * | 1995-12-21 | 1997-07-03 | Philips Electronics N.V. | Optical scanning device |
JP2000353332A (ja) | 1999-04-19 | 2000-12-19 | Samsung Electronics Co Ltd | 光出力モジュール及びこれを採用した互換型光ピックアップ装置 |
US6683905B1 (en) | 2000-04-17 | 2004-01-27 | Rf Micro Devices, Inc. | Dual-mode receiver |
JP2004158073A (ja) * | 2002-11-05 | 2004-06-03 | Tdk Corp | 受光装置、光検出装置、および、光信号再生装置 |
JP6481905B2 (ja) * | 2017-03-15 | 2019-03-13 | カシオ計算機株式会社 | フィルタ特性変更装置、フィルタ特性変更方法、プログラムおよび電子楽器 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8702245A (nl) * | 1987-09-21 | 1989-04-17 | Philips Nv | Inrichting voor het met optische straling aftasten van een stralingsreflekterend informatievlak. |
JPH01151022A (ja) * | 1987-12-09 | 1989-06-13 | Sharp Corp | 光ピックアップ装置 |
JPH0770065B2 (ja) * | 1988-04-20 | 1995-07-31 | シャープ株式会社 | 光ピックアップ装置 |
US5066138A (en) * | 1988-06-16 | 1991-11-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Optical head apparatus |
US5062098A (en) * | 1988-10-19 | 1991-10-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical pick-up device having holographic element |
US5007690A (en) * | 1989-03-21 | 1991-04-16 | Hughes Aircraft Company | Holographic data storage and retrieval system |
KR940001999B1 (ko) * | 1989-06-06 | 1994-03-12 | 샤프 가부시끼가이샤 | 광 픽업장치 |
JP2684822B2 (ja) * | 1990-06-06 | 1997-12-03 | 松下電器産業株式会社 | 光ピックアップヘッド装置 |
-
1993
- 1993-02-08 KR KR1019930001658A patent/KR940020325A/ko not_active Application Discontinuation
-
1994
- 1994-02-08 JP JP6014422A patent/JPH06274904A/ja not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-08-28 US US08/520,294 patent/US5553050A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6873581B2 (en) | 2000-11-27 | 2005-03-29 | Sharp Kabushiki Kaisha | Semiconductor laser device and optical pickup apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5553050A (en) | 1996-09-03 |
KR940020325A (ko) | 1994-09-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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