JPH0627354Y2 - 横ミシン刃固定装置 - Google Patents
横ミシン刃固定装置Info
- Publication number
- JPH0627354Y2 JPH0627354Y2 JP10962189U JP10962189U JPH0627354Y2 JP H0627354 Y2 JPH0627354 Y2 JP H0627354Y2 JP 10962189 U JP10962189 U JP 10962189U JP 10962189 U JP10962189 U JP 10962189U JP H0627354 Y2 JPH0627354 Y2 JP H0627354Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sewing machine
- machine blade
- piece
- mounting groove
- clamp member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Cutting Devices (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、フォーム印刷機等に用いられ、連続紙に一定
のピッチで横方向のミシン目を施すための横ミシン刃を
ミシン胴に固定するための横ミシン刃固定装置に関する
ものである。
のピッチで横方向のミシン目を施すための横ミシン刃を
ミシン胴に固定するための横ミシン刃固定装置に関する
ものである。
上記横ミシン刃固定装置の従来例としては実開昭61-201
799号公報に示されたものがある。
799号公報に示されたものがある。
この従来例は第6図、第7図に示すようになっていて、
対向面にそれぞれ斜面a,bを設けると共に、斜面a,
bの反対側を平面c,dとした一対の駒片e,fをそれ
ぞれのテーパ面a,bを重さねてミシン胴gに設けた取
付溝hに適宜の手段で移動可能に収容し、さらに、この
一方の駒片eの平面cと、取付溝hの一方の内壁の間に
ミシン刃iを介装させ、ボルトjにより、一対の駒片
e、fの相対方向の移動で横ミシン刃iを取付溝hの内
壁に圧着固定するようになっている。
対向面にそれぞれ斜面a,bを設けると共に、斜面a,
bの反対側を平面c,dとした一対の駒片e,fをそれ
ぞれのテーパ面a,bを重さねてミシン胴gに設けた取
付溝hに適宜の手段で移動可能に収容し、さらに、この
一方の駒片eの平面cと、取付溝hの一方の内壁の間に
ミシン刃iを介装させ、ボルトjにより、一対の駒片
e、fの相対方向の移動で横ミシン刃iを取付溝hの内
壁に圧着固定するようになっている。
上記従来の横ミシン刃固定装置では、一対の駒片e,f
の相対移動にて横ミシン刃を固定する構成となってお
り、両駒片e,fはその移動方向に長くなっていた。
の相対移動にて横ミシン刃を固定する構成となってお
り、両駒片e,fはその移動方向に長くなっていた。
このため、両駒片e,fのそれぞれの斜面a,bも長く
なり、従ってこれの勾配がゆるやかにならざるを得ず、
そのためミシン刃iの着脱時における両駒片e,fの相
対移動量が大きくなり、この相対移動をねじで行なう場
合、作業時間が長くかかる等の問題があった。
なり、従ってこれの勾配がゆるやかにならざるを得ず、
そのためミシン刃iの着脱時における両駒片e,fの相
対移動量が大きくなり、この相対移動をねじで行なう場
合、作業時間が長くかかる等の問題があった。
本考案は上記のことにかんがみなされたもので、横ミシ
ン刃セット時間を飛躍的に短縮することができるように
した横ミシン刃固定装置を提供することを目的とするも
のである。
ン刃セット時間を飛躍的に短縮することができるように
した横ミシン刃固定装置を提供することを目的とするも
のである。
上記目的を達成するために、本考案に係る横ミシン刃固
定装置は、ミシン胴の外周に設けたミシン刃取付溝内
に、ミシン刃押え駒片にて押圧してミシン刃を圧着固定
する横ミシン刃固定装置において、ミシン刃押え駒片の
背面側のミシン刃取付溝内に、ミシン刃胴の半径方向に
移動可能で、かつミシン刃胴の中心側にテーパ面を有す
るクランプ部材と、このクランプ部材のテーパ面に当接
してクランプ部材のクランプ作動によりミシン刃取付溝
の長手方向へ移動するスライダと、このスライダとミシ
ン刃取付溝の端部との間に、スライダの動きにより、ミ
シン刃取付溝の幅方向に移動する複数個の駒片とからな
るミシン刃固定機構を介装した構成となっている。
定装置は、ミシン胴の外周に設けたミシン刃取付溝内
に、ミシン刃押え駒片にて押圧してミシン刃を圧着固定
する横ミシン刃固定装置において、ミシン刃押え駒片の
背面側のミシン刃取付溝内に、ミシン刃胴の半径方向に
移動可能で、かつミシン刃胴の中心側にテーパ面を有す
るクランプ部材と、このクランプ部材のテーパ面に当接
してクランプ部材のクランプ作動によりミシン刃取付溝
の長手方向へ移動するスライダと、このスライダとミシ
ン刃取付溝の端部との間に、スライダの動きにより、ミ
シン刃取付溝の幅方向に移動する複数個の駒片とからな
るミシン刃固定機構を介装した構成となっている。
クランプ部材をボルト等によりミシン刃胴の軸心方向へ
移動することにより、これに当接しているスライダがミ
シン刃取付溝の長手方向に移動し、これにより、このス
ライダとミシン刃取付溝端との間に介装した駒片がミシ
ン刃取付溝の幅方向に移動されてミシン刃押え駒片が押
圧され、これによりミシン刃がミシン刃取付溝に圧着固
定される。
移動することにより、これに当接しているスライダがミ
シン刃取付溝の長手方向に移動し、これにより、このス
ライダとミシン刃取付溝端との間に介装した駒片がミシ
ン刃取付溝の幅方向に移動されてミシン刃押え駒片が押
圧され、これによりミシン刃がミシン刃取付溝に圧着固
定される。
本考案の実施例を第1図から第5図に基づいて説明す
る。
る。
図中1はミシン胴であり、このミシン胴1の外周には、
ミシン目のピッチにより1個所または複数個所に、ミシ
ン刃取付溝2がミシン胴1の全長にわたって設けてあ
る。またミシン胴1の両端には上記ミシン刃取付溝2の
開放端を閉じるベアラ3,3がボルト4にて固着してあ
る。
ミシン目のピッチにより1個所または複数個所に、ミシ
ン刃取付溝2がミシン胴1の全長にわたって設けてあ
る。またミシン胴1の両端には上記ミシン刃取付溝2の
開放端を閉じるベアラ3,3がボルト4にて固着してあ
る。
5はミシン刃押え駒片であり、このミシン刃押え駒片5
は断面矩形になっていて、その一側面にてミシン刃6を
ミシン刃取付溝2の一側面に圧着固定するようになって
いる。ミシン刃押え駒片5の他側面とミシン刃取付溝5
の他側面間の空間にミシン刃固定機構7が介装してあ
る。このミシン刃固定機構7は上記ミシン刃押え駒片5
に固着したカバー8にてミシン刃取付溝2より離脱しな
いように支持されている。
は断面矩形になっていて、その一側面にてミシン刃6を
ミシン刃取付溝2の一側面に圧着固定するようになって
いる。ミシン刃押え駒片5の他側面とミシン刃取付溝5
の他側面間の空間にミシン刃固定機構7が介装してあ
る。このミシン刃固定機構7は上記ミシン刃押え駒片5
に固着したカバー8にてミシン刃取付溝2より離脱しな
いように支持されている。
以下にミシン刃固定機構7の構成を説明する。
9はミシン刃取付溝2の長手方向中間に位置するクラン
プ部材で、このクランプ部材9の長手方向両側端に下方
へ向けたテーパ面10a,10bが設けてあり、かつボ
ルト11にて上下方向(ミシン胴1の半径方向)に移動
可能になっている。
プ部材で、このクランプ部材9の長手方向両側端に下方
へ向けたテーパ面10a,10bが設けてあり、かつボ
ルト11にて上下方向(ミシン胴1の半径方向)に移動
可能になっている。
12a,12bは上記クランプ部材9の両側に位置する
スライダで、この各スライダ12a,12bの一側端に
上記クランプ部材9のテーパ面10a,10bに当接す
る第1の斜面13,13を有していおり、他側端にはミ
シン刃押え駒片5側へ向けた第2の斜面14,14が形
成してある。
スライダで、この各スライダ12a,12bの一側端に
上記クランプ部材9のテーパ面10a,10bに当接す
る第1の斜面13,13を有していおり、他側端にはミ
シン刃押え駒片5側へ向けた第2の斜面14,14が形
成してある。
15a,15bは上記各スライダ12a,12bの第2
の斜面14,14に対向して位置する第1駒片であり、
この第1駒片15a,15bと上記スライダ12a,1
2bとの間にコロ16,16が介装してある。17は第
1駒片15a,15bの側方に位置する複数個の第2駒
片であり、この各第2駒片17の表側にはミシン刃押え
駒片5の背面に当接するコロ18が、また裏側にはテー
パ面が形成されていて、各テーパ面間にコロ19が介装
してある。そしてさらに2駒片17とベアラ3の間に複
数個のコロが介装してあり、これの最外側のコロ20
が、ベアラ3に螺合したボルト21の先端に当接支持さ
れている。
の斜面14,14に対向して位置する第1駒片であり、
この第1駒片15a,15bと上記スライダ12a,1
2bとの間にコロ16,16が介装してある。17は第
1駒片15a,15bの側方に位置する複数個の第2駒
片であり、この各第2駒片17の表側にはミシン刃押え
駒片5の背面に当接するコロ18が、また裏側にはテー
パ面が形成されていて、各テーパ面間にコロ19が介装
してある。そしてさらに2駒片17とベアラ3の間に複
数個のコロが介装してあり、これの最外側のコロ20
が、ベアラ3に螺合したボルト21の先端に当接支持さ
れている。
上記構成において、クランプ部材9を取付けるボルト1
1をスパナ22にて締付け、このクランプ部材9を下動
すると、これのテーパ面10a,10bとスライダ12
a,12bの第1の斜面13,13との当接により、ス
ライダ12a,12bが側方へ移動される。これによ
り、第1、第2の各駒片15a,15b,17が次々と
移動されて最外側のコロ20がボルト21の先端に当接
される。
1をスパナ22にて締付け、このクランプ部材9を下動
すると、これのテーパ面10a,10bとスライダ12
a,12bの第1の斜面13,13との当接により、ス
ライダ12a,12bが側方へ移動される。これによ
り、第1、第2の各駒片15a,15b,17が次々と
移動されて最外側のコロ20がボルト21の先端に当接
される。
さらに上記クランプ部材9のボルト11を締込んでこれ
を下動すると、各駒片15a,15b,17の相互間に
テーパ面及びコロを介して押圧力が生じ、これにより第
1、第2の駒片15a,15b,17がミシン刃押え駒
片5側へ移動してコロを介してこのミシン刃押え駒片5
が押圧され、これにより、ミシン刃押え駒片5とミシン
刃取付溝2の側面に介装したミシン刃6が圧着固定され
る。
を下動すると、各駒片15a,15b,17の相互間に
テーパ面及びコロを介して押圧力が生じ、これにより第
1、第2の駒片15a,15b,17がミシン刃押え駒
片5側へ移動してコロを介してこのミシン刃押え駒片5
が押圧され、これにより、ミシン刃押え駒片5とミシン
刃取付溝2の側面に介装したミシン刃6が圧着固定され
る。
なお上記実施例では、第1、第2の各駒片15a,15
b,17はコロを介してミシン刃押え駒片5の背面に当
接するようにしたが、第5図に示すように、各駒片15
a′,17′の表側を円弧状に形成し、この円弧面にて
ミシン刃押え駒片5の背面に当接するようにしてもよ
い。
b,17はコロを介してミシン刃押え駒片5の背面に当
接するようにしたが、第5図に示すように、各駒片15
a′,17′の表側を円弧状に形成し、この円弧面にて
ミシン刃押え駒片5の背面に当接するようにしてもよ
い。
本考案によれば、1個のボルト11の締め込みによるク
ランプ部材9の作動により、かつ少ないストロークのク
ランプ部材9の作動によりミシン刃6を圧着固定するこ
とができ、従って、従来、印刷機械における段取り時間
の中で大きなウエイトを占める横ミシン刃セット時間を
飛躍的に短縮することができる。
ランプ部材9の作動により、かつ少ないストロークのク
ランプ部材9の作動によりミシン刃6を圧着固定するこ
とができ、従って、従来、印刷機械における段取り時間
の中で大きなウエイトを占める横ミシン刃セット時間を
飛躍的に短縮することができる。
第1図から第5図は本考案の実施例を示すもので、第1
図は要部の斜視図、第2図は一部破断正面図、第3図は
一部破断平面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う断面
矢視図でり、また第5図は本考案の他側を示す平面図で
ある。第6図、第7図は従来例を示すもので、第6図は
正面図、第7図は一部破断平面図である。 1はミシン刃胴、2はミシン刃取付溝、5はミシン刃押
え駒片、6はミシン刃、7はミシン刃固定機構、9はク
ランプ部材、10a,10bはテーパ面、12a,12
bはスライダ、15a,15b,17は駒片。
図は要部の斜視図、第2図は一部破断正面図、第3図は
一部破断平面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う断面
矢視図でり、また第5図は本考案の他側を示す平面図で
ある。第6図、第7図は従来例を示すもので、第6図は
正面図、第7図は一部破断平面図である。 1はミシン刃胴、2はミシン刃取付溝、5はミシン刃押
え駒片、6はミシン刃、7はミシン刃固定機構、9はク
ランプ部材、10a,10bはテーパ面、12a,12
bはスライダ、15a,15b,17は駒片。
Claims (1)
- 【請求項1】ミシン胴1の外周に設けたミシン刃取付溝
2内に、ミシン刃押え駒片5にて押圧してミシン刃6を
圧着固定する横ミシン刃固定装置において、ミシン刃押
え駒片5の背面側のミシン刃取付溝2内に、ミシン刃胴
1の半径方向に移動可能で、かつミシン刃胴1の中心側
にテーパ面10a,10bを有するクランプ部材9と、
このクランプ部材9のテーパ面10a,10bに当接し
てクランプ部材のクランプ作動によりミシン刃取付溝の
長手方向へ移動するスライダ12a,12bと、このス
ライダ12a,12bとミシン刃取付溝2の端部との間
に、スライダ12a,12bの動きにより、ミシン刃取
付溝の幅方向に移動する複数個の駒片15a,15b,
17とからなるミシン刃固定機構7を介装したことを特
徴とする横ミシン刃固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10962189U JPH0627354Y2 (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 横ミシン刃固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10962189U JPH0627354Y2 (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 横ミシン刃固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0352099U JPH0352099U (ja) | 1991-05-21 |
JPH0627354Y2 true JPH0627354Y2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=31658201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10962189U Expired - Lifetime JPH0627354Y2 (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 横ミシン刃固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0627354Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-21 JP JP10962189U patent/JPH0627354Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0352099U (ja) | 1991-05-21 |
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