JPH06273505A - 目標探知追尾装置 - Google Patents

目標探知追尾装置

Info

Publication number
JPH06273505A
JPH06273505A JP6021193A JP6021193A JPH06273505A JP H06273505 A JPH06273505 A JP H06273505A JP 6021193 A JP6021193 A JP 6021193A JP 6021193 A JP6021193 A JP 6021193A JP H06273505 A JPH06273505 A JP H06273505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
circuit
image signal
mask
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6021193A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Hisaie
秀樹 久家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6021193A priority Critical patent/JPH06273505A/ja
Publication of JPH06273505A publication Critical patent/JPH06273505A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 雲等のクラッタ背景下でも安定に探知追尾で
きるようにすることを目的とする。 【構成】 入力光を二つの異なる波長帯で映像化する二
つの撮像装置2,20、これらの映像をデジタル化する
A/D変換回路4,22、一方の画像からコントラスト
フィルタ等で微小領域を強調する前処理回路6、二値化
により有意画素を抽出する二値化回路8、二波長の信号
から雲の分布領域に含まれる画素を判別するマスク画像
生成回路24、前記二値画像をマスクすることにより雲
のクラッタによる影響を除去するマスク回路26、残っ
た有意画素の連結領域を判別するラベル付け回路10、
領域毎の各特徴量を求める領域特徴量計測回路13、特
徴量から目標を判定し、追尾を行う目標判定追尾回路1
5を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、視野内に雲クラッタ
が存在する環境下で、航空機などの微小目標のみを自動
的に探知し、追尾するための画像による目標探知追尾装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の画像による目標探知追尾
装置の構成の一例を示す図であって、1は入力光、2は
撮像装置、3はアナログ画像信号、4はA/D変換回
路、5はデジタル画像信号、6は前処理回路、7は前処
理画像、8は画像二値化回路、9は二値化画像、10は
ラベル付け回路、11はラベル情報、12は連結情報、
13は領域特徴量計測回路、14は領域毎特徴量、15
は目標判定追尾回路である。
【0003】外界からの入力光1は、特定の波長域の光
を光電変換する撮像装置2によって撮像され、アナログ
画像信号3に変換される。アナログ画像信号3はA/D
変換回路4によってデジタル化され、デジタル画像信号
5として出力される。
【0004】前処理回路6はデジタル画像信号5を受け
て、コントラストフィルタ等の画像の前処理を行い、前
処理画像7として出力する。例えばコントラストフィル
タ処理は、画像中の座標(X,Y)の各画素毎に、その
画素を中心画素としたM×N(M、Nは任意)の近傍領
域の代表輝度G(X,Y)と中心画素の輝度I(X,
Y)との差分値を“数1”に従って、コントラスト値C
(X,Y)として出力する処理である。コントラストフ
ィルタにより微小目標が強調された前処理画像7が得ら
れる。
【0005】
【数1】
【0006】画像二値化回路8は、前処理画像7を閾値
により二値化し、二値化画像9を生成する。二値化画像
9は、二値化の閾値を上回る輝度を持つ画素を“1”、
それ以外の画素を“0”とした二値の値をとる画像であ
る。
【0007】ラベル付け回路10は二値化画像9を受け
値が“1”の有意画素の連結を判定し、連結した画素の
集合を領域とみなして、連結領域毎にラベル付けを行
い、ラベル情報11および連結情報12を出力する。
【0008】領域特徴量計測回路13はラベル情報1
1、連結情報12、および前処理画像7を受け、連結領
域毎に重心(Xi,Yi)(iはラベル)、最大輝度
(Bi)(iはラベル)、面積(Si)(iはラベル)
等の領域毎特徴量14を計測する。目標判定追尾回路1
5は、“数2”に従って、領域の特徴量から各領域ごと
の評価値Ii(iはラベル)を演算し、評価値が最も高
い領域を目標と判定し追尾する。
【0009】
【数2】
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の目標探知追尾装
置においては、コントラストフィルタに代表されるよう
な前処理回路のみにより、雲等のクラッタを抑圧しよう
としていた。従って、雲のエッジ部分のようにコントラ
ストが強く複雑な形状を持つ場合、エッジ部分の形状に
よっては、雲クラッタが前処理回路によって強調され、
誤警報が増大するという問題点があった。
【0011】図8は従来の目標探知追尾装置では安定し
て目標を探知追尾できない場合の例を示す図であって、
図8(a)はデジタル画像信号5の一例、図8(b)は
二値化画像9の一例を示す図である。16は目標の領
域、17は雲等の領域、18は目標に対応する二値化画
像9の“1”領域、19は雲等のエッジ部分の強いコン
トラストに起因する二値化画像9の“1”領域である。
【0012】画面内に雲等のクラッタが存在しても、そ
のエッジ強度が小さい場合には、これらは微小目標を強
調するコントラストフィルタ等の前処理によって抑圧さ
れ、目標を弁別することが可能である。
【0013】しかし、図8(a)に示すように、雲のエ
ッジ部分のコントラストが強く複雑な形状を持つ場合、
雲クラッタの一部がコントラストフィルタ等の前処理に
よって強調され、その結果、図8(b)に示すように雲
クラッタが誤警報として検出されてしまい、目標との弁
別が困難となり、探知追尾が安定しなくなるという問題
があった。
【0014】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、外界の画像を二つの波長で同時に撮
像し、一方の波長帯の信号をS1、もう一方の波長帯の
信号をS2とした時、目標の分布T(S1、S2)と雲
クラッタの分布C(S1、S2)とが二次元的に分離可
能であることを利用して、雲に起因するクラッタをマス
クするようにした。これにより、従来の装置では安定し
て探知追尾できなかった、コントラストが強く複雑な形
状をもつ雲等が存在する場合でも、目標を正確に判定
し、探知追尾することが可能な目標探知追尾装置を得る
ことを目的とする。
【0015】また、外界を同時に撮像する二つの撮像装
置の走査方式が異なる場合においても、二波長の信号S
1とS2とを用いて、目標の分布T(S1、S2)と雲
クラッタの分布C(S1、S2)との弁別を可能にし、
従来の装置では安定して探知追尾できなかった、雲等の
クラッタ環境下の目標の正確な識別が可能な目標探知追
尾装置を得ることを目的とする。
【0016】さらに、外界を同時に撮像する二つの撮像
装置の幾何学的歪みが光学系等の要因により異なる場合
においても、二波長の信号S1とS2とを用いて、目標
の分布T(S1、S2)と雲クラッタの分布C(S1、
S2)との弁別を可能にし、従来の装置では安定して探
知追尾できなかった、雲等のクラッタ環境下の目標の正
確な識別が可能な目標探知追尾装置を得ることを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は、微小目標を
強調する前処理回路の出力を二値化した二値化画像に対
し、二つの波長帯の撮像装置が出力する信号S1とS2
とを用いて、ある画素の信号ベクトル(S1、S2)が
雲クラッタの分布領域C(S1、S2)に含まれる場合
に前記二値化画像をマスク処理する手段を用いる。
【0018】またこの発明においては、二つの波長帯の
撮像装置の走査方式が異なった場合にも、ある画素の信
号ベクトル(S1、S2)が同時に読みだせるように、
走査変換を行う手段を用いたものである。
【0019】さらにこの発明においては、二つの波長帯
の撮像装置の幾何学歪みが異なった場合にも、ある画素
の信号ベクトル(S1、S2)が同時に読みだせるよう
に、幾何学歪み補正を行う手段を用いたものである。
【0020】
【作用】この発明に係る目標探知追尾装置においては、
二つの波長帯の撮像装置の出力を各画素の信号ベクトル
とみなし、二次元的に各画素が雲クラッタの分布内にあ
るか否かを判定し、前処理フィルタの出力を二値化した
画像に対しマスクをかけることによって、雲等によるク
ラッタの影響を除去する。したがって、コントラストが
強く複雑な形状をもつ雲等が存在し、通常の前処理フィ
ルタのみでは十分クラッタ抑圧ができない場合でも、雲
の影響を抑圧することによって、目標を正確に判定し、
探知追尾することができる。
【0021】また、二つの撮像装置の走査方式が異なっ
ている場合でも走査変換回路を用いて、同一位置の二つ
の撮像装置のデータを同時に読みだすことを可能にし、
上記発明と同等の効果を得ることができる。
【0022】さらに、光学系等の影響により二つの撮像
装置の幾何学的歪みが異なっていても、幾何歪補正回路
を用いてデジタル的に画像の位置合わせを行うことによ
り、上記発明と同等の効果を得ることができる。
【0023】
【実施例】
実施例1 図1は、この発明の1実施例の構成を示すものであっ
て、20は第2の撮像装置、21は第2のアナログ画像
信号、22は第2のA/D変換回路、23は第2のデジ
タル画像信号、24はマスク画像生成回路、25はマス
ク画像、26はマスク回路、27はクラッタ除去二値化
画像である。
【0024】図1において、第1の撮像装置2、第2の
A/D変換回路4、前処理回路6、画像二値化回路8、
ラベル付け回路10、領域特徴量計測回路13、目標判
定追尾回路15の動作は、「従来の技術」の項で説明し
た図7に於けるものと同等であるので説明を省略する。
【0025】外界の入力光1のうち、第1の撮像装置2
と異なる波長帯の光が、第2の撮像装置20によって光
電変換され、第2のアナログ画像信号21として出力さ
れる。第2のアナログ画像信号21は第2のA/D変換
回路22によってデジタル化され、第2のデジタル画像
信号23に変換される。
【0026】マスク画像生成回路24は、第1のデジタ
ル画像信号5と第2のデジタル画像信号23とを受け、
各画素(X,Y)毎に第1のデジタル画像信号5の値S
1(X,Y)と第2のデジタル画像信号23の値S2
(X,Y)とから“数3”に従ってr(X,Y)及びp
(X,Y)を演算し、更に“数4”に従ってマスク画像
25を出力する。ここでS(X,Y)はマスク画像2
5、r1、r2、p1、p2は分布に基づく閾値であ
る。
【0027】
【数3】
【0028】
【数4】
【0029】図2は第1のデジタル画像信号5の値S1
を横軸に、第2のデジタル画像信号23の値S2を縦軸
に取った場合の目標の分布T(S1、S2)と雲の分布
C(S1、S2)の一例を示したものであって、rは原
点からの距離、pはS1軸からの傾きに対応する。マス
ク画像生成回路24は、雲の分布C(S1、S2)を
“数1”と“数2”の演算により近似し、雲に対応する
画素は“1”、それ以外は“0”であるマスク画像25
を求めていることになる。“数3”及び“数4”は、必
ずしもこの関数である必要は無く、他のより一般的な関
数(例えば楕円等)で近似することも可能である。
【0030】マスク回路26は、二値化画像9とマスク
画像25とを受け、“数5”に示す演算を行い、クラッ
タ除去二値化画像27として出力する。ここでB(X,
Y)は二値化画像9の座標(X,Y)の画素値、S
(X,Y)はマスク画像25の座標(X,Y)の画素
値、ED(X,Y)はクラッタ除去二値化画像27の座
標(X,Y)の画素値である。このマスク処理により、
二値化画像9において検出されている“1”画素から、
マスク画像25に含まれる雲のクラッタ領域に基づく
“1”画素をマスクしたクラッタ除去二値化画像27が
生成され、ラベル付け回路10に送出される。
【0031】
【数5】
【0032】ラベル付け回路10は、雲によるクラッタ
に起因する“1”画素が除去されたクラッタ除去二値化
画像27から“1”画素(有意画素)の連結を判定し、
連結した画素の集合を領域として領域毎にラベル付けを
行う。領域特徴量計測回路13はラベル情報11、連結
情報12、および前処理画像7から領域毎に重心(X
i,Yi)(i:ラベル)、最大輝度(Bi)(i:ラ
ベル)、面積(Si)(i:ラベル)等の領域毎特徴量
14を計測し、目標判定追尾回路15で領域の特徴量か
ら評価値Ii(i:ラベル)を演算し、評価値が最も高
い領域を目標と判定する。
【0033】ところで、前述の構成によれば、マスク画
像生成回路24は、各画素毎に“数3”及び“数4”の
演算を行い、マスク画像データ25を出力する必要が有
る。従ってマスク画像生成回路24は第1の撮像装置2
と第2の撮像装置20の対応する画素の信号の値S1
(X,Y)及びS2(X,Y)とを同時に得る必要があ
る。従って第1の撮像装置2と第2の撮像装置20とが
異なった走査方式を採用している場合には対処できない
という問題がある。
【0034】実施例2 図3はこのような問題を解決するための実施例2の構成
を示す図であって、28は走査変換回路、29は走査変
換デジタル画像信号である。また図4は、撮像装置の走
査方式の違いを説明する図であって、(a)は通常のイ
ンタレース型横方向ラスター走査の例、(b)はノンイ
ンタレース型縦方向ラスター走査の例である。
【0035】図3において第1の撮像装置2と第2の撮
像装置20の撮像走査方式が同一であり、従って、第1
のデジタル画像信号5と第2のデジタル画像信号23と
が同一のタイミングで各画素の画像データS1及びS2
を出力することが可能であれば、マスク画像生成回路2
4は同一時刻にS1及びS2のデータを受け取ることが
でき、実施例1において説明した演算を実行することが
可能である。しかし、異なる波長帯の映像を得る撮像装
置間で撮像走査方式が異なる場合も多い。例えば、第1
の撮像装置2が図4(a)に示すような走査方式をと
り、第2の撮像装置20が図4(b)に示すような走査
方式をとる場合がある。
【0036】この発明はこのような場合にも対応できる
様になされたもので、走査変換回路28は第2のデジタ
ル画像信号23を受け、一旦画像メモリに格納し、第1
のデジタル画像信号の読みだし位置及びタイミングに合
わせて画像メモリから読みだし、走査変換デジタル画像
信号29として出力する。これによりマスク画像生成回
路24は、同一画素の値を同時に読み込むことが可能と
なる。
【0037】さらに、前述の構成によれば、光学系の歪
みの差異等により二つの撮像装置の画像の幾何学的歪み
が異なる場合、マスク画像生成回路24は同一画素の値
を同一タイミングで読み込むことができず、有効なマス
ク画像25を生成できないという問題がある。
【0038】実施例3 図5はこのような問題を解決するための実施例3の構成
を示す図であって、30は幾何歪補正回路、31は幾何
変換デジタル画像信号である。また図6は幾何学的歪み
の説明図であって、(a)は一方の撮像装置で撮像した
格子図形の例、(b)はもう一方の撮像装置で撮像した
格子図形の例である。
【0039】図3の(a)及び(b)に示すように、波
長の異なる二つの撮像装置では、画像の歪みが異なる場
合がある。従って、画素(X,Y)が雲の分布に含まれ
るか否かは、第1のデジタル画像信号5の画素値S1
(X,Y)と第2のデジタル画像信号23の画素値S2
(X,Y)とを直接用いて判断できない。両撮像装置間
の歪み関数でマッピングした位置のS2(X,Y)を用
いる必要がある。幾何歪補正回路30は、第2のデジタ
ル画像信号23を受け、一旦メモリに格納し、“数6”
に従って画像データを読みだし、幾何変換デジタル画像
信号31として出力する。ここでT及びUは、幾何歪み
関数の係数であり、それぞれ(2×2)及び(2×1)
行列である。幾何変換デジタル画像信号31が表す画像
は、“数6”により第1のデジタル画像信号5に画素位
置が合致する様にリサンプリングされるため、マスク画
像生成回路24は、同一位置のデータを読み込むことが
可能となる。
【0040】
【数6】
【0041】
【発明の効果】このようにこの発明によれば、従来の目
標探知追尾装置では雲等のクラッタによって目標の探知
追尾が困難な場合においても、雲等に起因するクラッタ
領域を二つの波長帯の撮像装置から得られる二波長分布
によりマスクすることにより、クラッタ成分を効果的に
除去することができる。従って、雲等の高コントラスト
クラッタ環境下でも、それに影響されることなく、目標
を判別することができ、安定な探知追尾を行うことが可
能となる。
【0042】また、二つの撮像装置の走査方式が異なる
場合でも、二波長の分布の差異による目標と雲クラッタ
との弁別が可能となり、雲等の高コントラストクラッタ
環境下でも、それに影響されることなく、安定な探知追
尾を実現することが可能となる。
【0043】さらに、光学系の波長による歪みの差異に
より二つの撮像装置の画像の幾何学的歪みが異なる場合
でも、一方の撮像装置の画像の歪みを他方の撮像装置の
画像の歪みにデジタル的に合わせることにより、二波長
の分布の差異による目標と雲クラッタとの弁別が可能と
なり、雲等の高コントラストクラッタ環境下でも、それ
に影響されることなく、安定な探知追尾を実現すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例の構成を示す図である。
【図2】二つの波長帯での目標及び雲の分布の説明図で
ある。
【図3】この発明の実施例2の構成を示す図である。
【図4】撮像装置の走査方式の説明図である。
【図5】この発明の実施例3の構成を示す図である。
【図6】画像の幾何学的歪の説明図である。
【図7】従来の目標探知追尾装置の1例を示す図であ
る。
【図8】従来の目標探知追尾装置の問題点の説明図であ
る。
【符号の説明】
2 第一の撮像装置 4 第一のA/D変換回路 6 前処理回路 8 画像二値化回路 10 ラベル付け回路 13 領域特徴量計測回路 15 目標判定追尾回路 20 第二の撮像装置 22 第二のA/D変換回路 24 マスク画像生成回路 26 マスク回路 28 走査変換回路 30 幾何歪補正回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した特定の波長帯の光を映像化し第
    1のアナログ画像信号に変換する第1の撮像装置と、前
    記第1のアナログ画像信号を第1のデジタル画像信号に
    変換する第1のA/D変換回路と、前記第1のデジタル
    画像信号について微小領域を強調するコントラストフィ
    ルタ等の画像の前処理を行う前処理回路と、前記前処理
    された画像を二値化し二値化画像を出力する画像二値化
    回路と、前記第1の撮像装置とは異なる波長帯の光を映
    像化し第2のアナログ画像信号に変換する第2の撮像装
    置と、前記第2のアナログ画像信号を第2のデジタル画
    像信号に変換する第2のA/D変換回路と、前記第1の
    デジタル画像信号と前記第2のデジタル画像信号とを受
    けて前記二値化画像をマスクするためのマスク画像を生
    成するマスク画像生成回路と、前記のマスク画像で前記
    の二値化画像の有意領域をマスクしクラッタの影響を除
    去したクラッタ除去二値化画像を出力するマスク回路
    と、前記クラッタ除去二値化画像から画素間の連結判定
    を行い連結した領域毎にラベル付けを行うラベル付け回
    路と、前記ラベル付けされた領域毎にその領域の重心座
    標と面積と最大輝度等の領域毎特徴量を演算する領域特
    徴量計測回路と、前記演算した各領域特徴量から有意目
    標を判定し探知追尾を行う目標判定追尾回路とを備えた
    ことを特徴とする目標探知追尾装置。
  2. 【請求項2】 入力した特定の波長帯の光を映像化し第
    1のアナログ画像信号に変換する第1の撮像装置と、前
    記第1のアナログ画像信号を第1のデジタル画像信号に
    変換する第1のA/D変換回路と、前記第1のデジタル
    画像信号について微小領域を強調するコントラストフィ
    ルタ等の画像の前処理を行う前処理回路と、前記前処理
    された画像を二値化し二値化画像を出力する画像二値化
    回路と、前記第1の撮像装置とは異なる波長帯の光を映
    像化し第2のアナログ画像信号に変換する第2の撮像装
    置と、前記第2のアナログ画像信号を第2のデジタル画
    像信号に変換する第2のA/D変換回路と、前記第2の
    デジタル画像信号を受け前記第1のデジタル画像信号の
    走査方式に合致するように画素データの出力順序を変換
    する走査変換回路と、前記第1のデジタル画像信号と走
    査変換回路が出力する走査変換デジタル画像信号とを受
    けて前記二値化画像をマスクするためのマスク画像を生
    成するマスク画像生成回路と、前記マスク画像で前記の
    二値化画像の有意領域をマスクしクラッタの影響を除去
    したクラッタ除去二値化画像を出力するマスク回路と、
    前記クラッタ除去二値化画像から画素間の連結判定を行
    い連結した領域毎にラベル付けを行うラベル付け回路
    と、前記ラベル付けされた領域毎にその領域の重心座標
    と面積と最大輝度等の領域毎特徴量を演算する領域特徴
    量計測回路と、前記演算した各領域特徴量から有意目標
    を判定し探知追尾を行う目標判定追尾回路とを備えたこ
    とを特徴とする目標探知追尾装置。
  3. 【請求項3】 入力した特定の波長帯の光を映像化し第
    1のアナログ画像信号に変換する第1の撮像装置と、前
    記第1のアナログ画像信号を第1のデジタル画像信号に
    変換する第1のA/D変換回路と、前記第1のデジタル
    画像信号について微小領域を強調するコントラストフィ
    ルタ等の画像の前処理を行う前処理回路と、前記前処理
    された画像を二値化し二値化画像を出力する画像二値化
    回路と、前記第1の撮像装置とは異なる波長帯の光を映
    像化し第2のアナログ画像信号に変換する第2の撮像装
    置と、前記第2のアナログ画像信号を第2のデジタル画
    像信号に変換する第2のA/D変換回路と、前記第2の
    デジタル画像信号を受け前記第1の撮像装置と前記第2
    の撮像装置との対応する画素が幾何学的に合致するよう
    に画像の幾何学変換を行う幾何歪補正回路と、前記第1
    のデジタル画像信号と幾何歪補正回路が出力する幾何変
    換デジタル画像信号とを受けて前記二値化画像をマスク
    するためのマスク画像を生成するマスク画像生成回路
    と、前記マスク画像で前記の二値化画像の有意領域をマ
    スクしクラッタの影響を除去したクラッタ除去二値化画
    像を出力するマスク回路と、前記クラッタ除去二値化画
    像から画素間の連結判定を行い連結した領域毎にラベル
    付けを行うラベル付け回路と、前記ラベル付けされた領
    域毎にその領域の重心座標と面積と最大輝度等の領域毎
    特徴量を演算する領域特徴量計測回路と、前記演算した
    各領域特徴量から有意目標を判定し探知追尾を行う目標
    判定追尾回路とを備えたことを特徴とする目標探知追尾
    装置。
JP6021193A 1993-03-19 1993-03-19 目標探知追尾装置 Pending JPH06273505A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6021193A JPH06273505A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 目標探知追尾装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6021193A JPH06273505A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 目標探知追尾装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06273505A true JPH06273505A (ja) 1994-09-30

Family

ID=13135599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6021193A Pending JPH06273505A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 目標探知追尾装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06273505A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011080890A (ja) * 2009-10-08 2011-04-21 Toshiba Corp 対象物識別装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011080890A (ja) * 2009-10-08 2011-04-21 Toshiba Corp 対象物識別装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5081689A (en) Apparatus and method for extracting edges and lines
JPS62232504A (ja) 位置検出装置
JP3216385B2 (ja) 目標探知追尾装置
JPH06273505A (ja) 目標探知追尾装置
JP2002207996A (ja) パターン欠陥検出方法および装置
JP2693586B2 (ja) 画像識別・追尾装置
JP3506161B2 (ja) 農水産物の外観検査装置
JP3729562B2 (ja) 自動監視装置
JPH07104160B2 (ja) 車間距離検出方式
JPH0738226B2 (ja) 動く物体に用いられる分離方法及び装置
JPH0610815B2 (ja) 配線パターンの検査方法およびその装置
JPH10208037A (ja) 目標検出装置
JP7219413B1 (ja) 角度計測装置、角度計測方法、角度計測プログラム
JPH0514898A (ja) 画像監視装置
JPH0410564B2 (ja)
JPS6241505Y2 (ja)
JPS61147377A (ja) 画像解析装置
JPH06265621A (ja) 目標探知追尾装置
JP2003281538A (ja) 画像処理装置と画像検査方法と印刷不良検出方法
JPH0830727A (ja) 文字画像の2値化方法
JPH07239911A (ja) 二値化処理方法
JPH03149676A (ja) 画像認識方法
JP2787851B2 (ja) パターン特徴抽出装置
JP2642185B2 (ja) 角度検出装置
JPH0129643Y2 (ja)