JPH06271252A - エレベータの乗かご - Google Patents

エレベータの乗かご

Info

Publication number
JPH06271252A
JPH06271252A JP6533693A JP6533693A JPH06271252A JP H06271252 A JPH06271252 A JP H06271252A JP 6533693 A JP6533693 A JP 6533693A JP 6533693 A JP6533693 A JP 6533693A JP H06271252 A JPH06271252 A JP H06271252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
water
floor
drainage
elevator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6533693A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaname Kishida
要 岸田
Sadao Muramatsu
貞夫 村松
Hiroshi Goko
洋 郷古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd, Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6533693A priority Critical patent/JPH06271252A/ja
Publication of JPH06271252A publication Critical patent/JPH06271252A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗かご内に持ち込まれてかご床の表面を濡ら
す水分を、塔内にたれ流すことなく容易に排出できるよ
うな構造を採用することで、多量の雪や水で濡れてもか
ご床が水浸しにならず塔内機器の腐食を助長する虞もな
いエレベータの乗かごを提供する。 【構成】 乗かご1のかご床2が、多数の水抜き孔3
b,4aを有する着脱自在な水抜き板3,4と、これら
水抜き板3,4の下方にそれぞれ位置し上記水抜き孔3
b,4a内を落下してくる水を溜めておく着脱自在な水
受け部5,6とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータの乗かごに係
り、特に、かご床が雪や水で濡れる機会が多いスキー場
等に設置されるエレベータの乗かごに関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータの普及に伴い、近時、スキー
場にもエレベータが据え付けられるようになってきた
が、スキー場ではスキー板やスキー靴等に付着してエレ
ベータの乗かご内に持ち込まれた雪や水がかご床上に落
ちるため、該かご床が水浸しになって利用客に迷惑をか
けやすく、その排水作業も容易でなかった。また、魚市
場等では、汚水物をエレベータで運搬した後に乗かご内
を多量の水を用いて清掃することがあるが、この場合も
かご床が水浸しになるので、その後の利用に支障をきた
してしまった。
【0003】そこで従来、このような不都合を解消する
ため、実開昭56−84573号公報に記載されている
ように、かご床の周縁部に排水溝を設け、この排水溝に
流れ込む水が外部へ排出されるように設計した乗かごが
提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、乗かご内に持ち込まれて排水溝へ集まる水
がエレベータの塔内にたれ流し状態となるため、塔内機
器に水が掛かったり、ピットに溜った水が蒸発して塔内
の湿度が高まりやすくなって、塔内機器の腐食が早まる
という難点があった。
【0005】したがって本発明の目的は、このような従
来技術の課題を解消し、多量の雪や水で濡れてもかご床
が水浸しにならず塔内機器の腐食を助長する虞もないエ
レベータの乗かごを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、乗かごのかご床を、多数の水抜き孔を有
する着脱自在な水抜き板と、該水抜き板の下方に位置し
上記水抜き孔内を落下してくる水を溜めておく水受け部
とを備えた構成にした。
【0007】
【作用】上記手段によれば、乗かご内に持ち込まれてか
ご床の表面を濡らす水分が水抜き板の水抜き孔内を落下
して水受け部に溜るので、かご床の表面が水浸しになる
虞がなくなり、また、着脱自在な水抜き板を取り外せ
ば、水受け部に溜った水を容易に塔外へ排出させること
ができるので、排水が塔内機器に悪影響を及ぼす虞もな
くなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2に
基づいて説明する。ここで、図1は実施例たるエレベー
タの乗かごの縦断面図、図2は天井を図示省略した該乗
かごの平面図である。
【0009】図1,2において、符号1は、スキー場に
設置されるエレベータの乗かごを総括的に示している。
この乗かご1は、水抜き板3,4や水受け部5,6や補
強体7等を有するかご床2と、このかご床2を支える床
受け部材8と、これらかご床2および床受け部材8を接
合する枠体9と、かご枠2の周縁部に立設された側板1
0と、この側板10を支える幅木11と、側板10上に
位置してかご床2を覆う天井板12と、天井板12を支
える天枠13とによって概略構成されている。なお、水
抜き板3の上方には立て掛けたスキー板の転倒を防止す
るためのスキー掛止柵14が設けてあり、また、乗かご
1内の所定位置には操作盤15が設けてある。
【0010】上記かご床2は、両側部がスキー板の立て
掛けを容易にするための傾斜部になっていて、この傾斜
部にはそれぞれ、傾斜面3aに多数の水抜き孔3bを有
する水抜き板3が着脱自在に設置されている。そして、
かご床2の両水抜き板3の間には、多数の水抜き孔4a
を有する平坦な水抜き板4が着脱自在に設置されている
とともに、この水抜き板4上に、表面形状が凹凸で多数
の水抜き孔16aを有する滑り止めシート16が着脱自
在に設置されている。また、両側部の水抜き板3の下方
には、その水抜き孔3bを通って落ちてくる水を溜めて
おくための水受け部5が補強体7上に着脱自在に設置さ
れていて、一方、中央部の水抜き板4の下方には、その
水抜き孔4aを通って落ちてくる水を溜めておくための
水受け部6が補強体7上に着脱自在に設置されている。
なお、水抜き板3は補強体7上の支持枠17や上記枠体
9によって支持されており、水抜き板4は水受け部6に
よって支持されている。
【0011】さて、このように構成された乗かご1内
に、雪の付着したスキー靴やスキーウェアを身につけて
スキー板を持った乗客が頻繁に乗り込むと、かご床2の
表面は雪や水でかなり濡れることになるが、これらの水
分は水抜き孔3b,4a,16a内を落下して水受け部
5,6に溜るので、かご床2の表面が水浸しになること
はない。すなわち、この乗かご1は、平坦な水抜き板4
上の滑り止めシート16上に乗客が立ち、水抜き板3の
傾斜面3a上にスキー板を立て掛けるという利用方法を
意図した構造になっているので、乗客のスキーウェアや
スキー靴から滑り止めシート16上に落ちてくる水分は
水抜き孔16aおよび4aを通って下方の水受け部6内
に溜められ、スキー板を流れて傾斜面3a上に落ちてく
る水分は水抜き孔3bを通って下方の水受け部5内に溜
められる。そして、こうして水受け部5,6に溜った水
は、水抜き板3,4や滑り止めシート16を取り外して
から水受け部5,6を取り外すことにより、容易に乗か
ご1内から塔外へ排出させることができる。
【0012】なお、スキー板を水抜き板3の傾斜面3a
上に立て掛けて、その上端部をスキー掛止柵14にて支
えてやれば、乗かご1が昇降してもスキー板を安定した
状態に保持することができる。また、滑り止めシート1
6の表面形状が凹凸になっていて、濡れたスキー靴でも
滑りにくいので、乗客は安心して乗かご1内に乗り込む
ことができる。
【0013】このように上記実施例は、乗かご1内に持
ち込まれてかご床2の表面を濡らす水分が水抜き孔3
b,4a,16a内を落下して、着脱自在な水受け部
5,6に溜るようになっているので、必要時にこれら水
受け部5,6を取り外し、溜った水を乗かご1内から塔
外へ排出させることができる。したがって、排水作業は
極めて容易であり、排水が塔内機器に悪影響を及ぼす虞
もない。
【0014】なお、かご床2の水受け部5,6内に溜め
られた水をポンプ等を用いて吸引しても良く、その場
合、これら水受け部5,6は着脱自在でなくとも良い。
【0015】また、上記実施例ではスキー板の立て掛け
を容易にするため傾斜面3aを有する水抜き板3を用い
ているが、魚市場等に設置されるエレベータの乗かごの
場合は、かご床の水抜き板はすべて平坦であっても良
い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
乗かご内に持ち込まれてかご床の表面を濡らす水分が水
抜き板の水抜き孔内を落下して水受け部に溜るようにな
っているので、該水受け部に溜った水を直接あるいはポ
ンプ等を介して容易にエレベータの塔外へ排出させるこ
とができ、そのため多量の雪や水で濡れてもかご床が水
浸しにならず、しかも排水が塔内機器に悪影響を及ぼす
虞のない、優れたエレベータの乗かごを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例たるエレベータの乗かごの縦断面図であ
る。
【図2】天井を図示省略した該乗かごの平面図である。
【符号の説明】
1 乗かご 2 かご床 3,4 水抜き板 3b,4a 水抜き孔 5,6 水受け部 10 側板 12 天井板 16 滑り止めシート 16a 水抜き孔
フロントページの続き (72)発明者 郷古 洋 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かご床と、該かご床の周縁部に立設され
    た側板と、該側板の上部で上記かご床を覆う天井とによ
    って箱状に形成されたエレベータの乗かごにおいて、上
    記かご床が、多数の水抜き孔を有する着脱自在な水抜き
    板と、該水抜き板の下方に位置し上記水抜き孔内を落下
    してくる水を溜めておく水受け部とを備えていることを
    特徴とするエレベータの乗かご。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、かご床の上記
    水受け部を着脱自在な部材としたことを特徴とするエレ
    ベータの乗かご。
JP6533693A 1993-03-24 1993-03-24 エレベータの乗かご Pending JPH06271252A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6533693A JPH06271252A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 エレベータの乗かご

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6533693A JPH06271252A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 エレベータの乗かご

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06271252A true JPH06271252A (ja) 1994-09-27

Family

ID=13283990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6533693A Pending JPH06271252A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 エレベータの乗かご

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06271252A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106044479A (zh) * 2016-06-21 2016-10-26 爱默生电梯有限公司 一种电梯轿厢的防积水结构
CN114291700A (zh) * 2021-12-29 2022-04-08 广东华凯电梯有限公司 一种自动排污的养殖场专用电梯

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106044479A (zh) * 2016-06-21 2016-10-26 爱默生电梯有限公司 一种电梯轿厢的防积水结构
CN114291700A (zh) * 2021-12-29 2022-04-08 广东华凯电梯有限公司 一种自动排污的养殖场专用电梯

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5540002A (en) Snowshoe having a claw plate on the underside of a snowshoe frame
EP1212970A2 (en) Shower tray
KR100689221B1 (ko) 건축물의 계단에 설치되는 논슬립 배수장치
JPH06271252A (ja) エレベータの乗かご
US20030134715A1 (en) Top for starting platform for swimming pool
GB2306316A (en) Shower tray
CN107476537B (zh) 地板排水构件
JPH047327Y2 (ja)
JPH10324485A (ja) エレベータ昇降路内浸水の排出装置
CN220133134U (zh) 卫生间干湿分离挡水条构造
KR102477558B1 (ko) 우수의 배수가 용이한 지붕구조
KR200279913Y1 (ko) 교량 죠인트 접속부의 누수받이
JPS6237886Y2 (ja)
KR0116763Y1 (ko) 주차장치용 파레트
WO2021258221A1 (en) Convertible end of ride system for water rides
JPH0541136Y2 (ja)
GB2345243A (en) Slatted tray
JP2588553Y2 (ja) スチームサウナの排水構造
JP2590033Y2 (ja) バルコニーの排水構造
JP3236371B2 (ja) 靴の泥落とし設備
JP3045994U (ja) 養生架台とその取付装置
JPH0541137Y2 (ja)
JPH01116121A (ja) 床パン
JPH079945Y2 (ja) 採光窓の水切り構造
JP4101984B2 (ja) 防水材