JPH047327Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH047327Y2 JPH047327Y2 JP1987147345U JP14734587U JPH047327Y2 JP H047327 Y2 JPH047327 Y2 JP H047327Y2 JP 1987147345 U JP1987147345 U JP 1987147345U JP 14734587 U JP14734587 U JP 14734587U JP H047327 Y2 JPH047327 Y2 JP H047327Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- threshold
- bathroom
- sill
- floor
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims description 9
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 7
- 208000034819 Mobility Limitation Diseases 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、浴室出入口の敷居部に関し、特に歩
行困難な老人、病人等が入浴に際して、浴室出入
口の敷居部上を容易に歩行できるように考案され
たものである。
行困難な老人、病人等が入浴に際して、浴室出入
口の敷居部上を容易に歩行できるように考案され
たものである。
従来、浴室出入口の敷居部においては、水切り
のため、即ち、浴室内の湯水が敷居を飛び越えて
浴室隣室の脱衣室等に侵入しないように、浴室の
床面は敷居の上面より若干下がつた位置に設けら
れていた。
のため、即ち、浴室内の湯水が敷居を飛び越えて
浴室隣室の脱衣室等に侵入しないように、浴室の
床面は敷居の上面より若干下がつた位置に設けら
れていた。
しかしながら、このように敷居の上面が浴室の
床面より上方に存在する場合は、歩行困難な老
人、病人等は敷居上を歩行する場合に敷居に躓い
て思わぬ怪我をすることがあつた。
床面より上方に存在する場合は、歩行困難な老
人、病人等は敷居上を歩行する場合に敷居に躓い
て思わぬ怪我をすることがあつた。
本考案は、叙上の問題点を解消し、歩行困難な
老人、病人等が浴室出入口の敷居部上を容易に歩
行することのできる浴室出入口の敷居部を提供す
ることを目的とし、その要旨は、浴室出入口の敷
居付近の洗い場床に排水溝が設けられ、該排水溝
には複数個の透孔が形成された簀子板が被せら
れ、浴室内の敷居付近の洗い場床面、簀子板の上
面、敷居の上面及び敷居外側の床面がほぼなだら
かな面上に沿つて設けられ、敷居は相互間に間隙
をおいた複数個の横木を有し、横木間の間隙に吊
戸の下端部が挿入され、横木間の間隙は排水溝に
連通されていることを特徴とする浴室出入口の敷
居部に存する。
老人、病人等が浴室出入口の敷居部上を容易に歩
行することのできる浴室出入口の敷居部を提供す
ることを目的とし、その要旨は、浴室出入口の敷
居付近の洗い場床に排水溝が設けられ、該排水溝
には複数個の透孔が形成された簀子板が被せら
れ、浴室内の敷居付近の洗い場床面、簀子板の上
面、敷居の上面及び敷居外側の床面がほぼなだら
かな面上に沿つて設けられ、敷居は相互間に間隙
をおいた複数個の横木を有し、横木間の間隙に吊
戸の下端部が挿入され、横木間の間隙は排水溝に
連通されていることを特徴とする浴室出入口の敷
居部に存する。
敷居外側の床面とは、浴室と敷居を介して相隣
る隣室の床面を指し、隣室は脱衣場でも廊下で
も、或いはその他の部屋でもよい。
る隣室の床面を指し、隣室は脱衣場でも廊下で
も、或いはその他の部屋でもよい。
なだらかな面には、平面のみならず曲面も含ま
れ、敷居から浴室にかけて、排水のために下りの
若干の勾配が付けられていてもよいのであつて、
要するに老人、病人等が蹴躓くことのないように
激しい凹凸や段部のないものを指す。
れ、敷居から浴室にかけて、排水のために下りの
若干の勾配が付けられていてもよいのであつて、
要するに老人、病人等が蹴躓くことのないように
激しい凹凸や段部のないものを指す。
本考案においては、浴室出入口の敷居付近の床
に排水溝が設けられ、該排水溝には複数個の透孔
が形成された簀子板が被せられているので、浴室
内の湯水は簀子板の透孔を通じて排水溝内に入り
排水される。
に排水溝が設けられ、該排水溝には複数個の透孔
が形成された簀子板が被せられているので、浴室
内の湯水は簀子板の透孔を通じて排水溝内に入り
排水される。
又、浴室の敷居付近の洗い場床面、簀子板の上
面、敷居の上面及び敷居外側の床面がほぼなだら
かな面上に沿つて設けられているので、歩行困難
な老人等が入浴の為に敷居付近を歩行する場合に
も蹴躓くことがない。
面、敷居の上面及び敷居外側の床面がほぼなだら
かな面上に沿つて設けられているので、歩行困難
な老人等が入浴の為に敷居付近を歩行する場合に
も蹴躓くことがない。
敷居は相互間に間隙をおいた複数個の横木から
なり、横木間の間隙に吊戸の下端部が挿入され、
横木間の間隙が排水溝に連通されているので、横
木間の間隙が吊戸の下端部の移動の際のガイドの
役目を果たすと同時に浴室内からの湯水が簀子板
を飛び越して敷居に至つた場合も横木間の間隙を
通じで排水溝内に至り排水される。
なり、横木間の間隙に吊戸の下端部が挿入され、
横木間の間隙が排水溝に連通されているので、横
木間の間隙が吊戸の下端部の移動の際のガイドの
役目を果たすと同時に浴室内からの湯水が簀子板
を飛び越して敷居に至つた場合も横木間の間隙を
通じで排水溝内に至り排水される。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第１図は本考案浴室出入口の敷居部の一例を模
式的に表した平面図であり、第２図は第１図の
−線における断面図である。
式的に表した平面図であり、第２図は第１図の
−線における断面図である。
これらの図において、１は浴室内に設けられた
FRP製の浴槽、２は浴槽１と連続して設けられ
たFRP製の洗い場床、３は浴室出入口に設けら
れた敷居、４は敷居３付近の洗い場床面に設けら
れた排水溝であり、その底部には排水管４１が接
続されている。
FRP製の浴槽、２は浴槽１と連続して設けられ
たFRP製の洗い場床、３は浴室出入口に設けら
れた敷居、４は敷居３付近の洗い場床面に設けら
れた排水溝であり、その底部には排水管４１が接
続されている。
５は排水溝４に被せられた簀子板であり、溝形
のステンレス形材５１，５１，……の脚部５１
１，５１１，……の脚部５１１，５１１，……同
士がボルト・ナツト５２により連結され、ステン
レス形材５１，５１，……の溝内にゴム製の滑り
止め材５３，５３，……が嵌着され、ステンレス
形材５１，５１，……の間に透孔となる間隙が設
けられて構成され、簀子板５は排水溝４内に設け
られた棚部４２と他の棚部４３に取付けられたア
ングル材４４との上に載置されている。
のステンレス形材５１，５１，……の脚部５１
１，５１１，……の脚部５１１，５１１，……同
士がボルト・ナツト５２により連結され、ステン
レス形材５１，５１，……の溝内にゴム製の滑り
止め材５３，５３，……が嵌着され、ステンレス
形材５１，５１，……の間に透孔となる間隙が設
けられて構成され、簀子板５は排水溝４内に設け
られた棚部４２と他の棚部４３に取付けられたア
ングル材４４との上に載置されている。
敷居３は、簀子板５と同様の構造であつて、横
木となる溝形のステンレス形材３１，３１，……
の脚部３１１，３１１，……の脚部３１１，３１
１，……同士がボルト・ナツト３２により連結さ
れ、ステンレス形材３１，３１，……の溝内にゴ
ム製の滑り止め材３３，３３，……が嵌着され、
ステンレス形材３１，３１，……の間に間隙が設
けられて構成され、ステンレス形材３１，３１，
……は脚部３１１，３１１，……に当てられた金
属板３４がビスネジ３５により棚部４３に取付け
られた溝形材４５にねじ付けされることにより取
付けられている。
木となる溝形のステンレス形材３１，３１，……
の脚部３１１，３１１，……の脚部３１１，３１
１，……同士がボルト・ナツト３２により連結さ
れ、ステンレス形材３１，３１，……の溝内にゴ
ム製の滑り止め材３３，３３，……が嵌着され、
ステンレス形材３１，３１，……の間に間隙が設
けられて構成され、ステンレス形材３１，３１，
……は脚部３１１，３１１，……に当てられた金
属板３４がビスネジ３５により棚部４３に取付け
られた溝形材４５にねじ付けされることにより取
付けられている。
６，６，６は吊り戸であり、吊り戸６，６，６
の下端部６１，６１，６１が敷居３の形材３１，
３１，……の間に間隙内に摺動自在に挿入されて
いる。６１１，６１１，６１１は下端部６１，６
１，６１に取付けられたナイロン製の板状耐摩耗
材である。
の下端部６１，６１，６１が敷居３の形材３１，
３１，……の間に間隙内に摺動自在に挿入されて
いる。６１１，６１１，６１１は下端部６１，６
１，６１に取付けられたナイロン製の板状耐摩耗
材である。
７は敷居３の外側である脱衣室の床である。
洗い場床２、簀子板５、敷居３及び脱衣室の床
７の各上面は同一平面上に沿つて設けられてい
る。
７の各上面は同一平面上に沿つて設けられてい
る。
洗い場における湯水は簀子板５のステンレス形
材５１，５１，……間の間隙から排水溝４内に至
り、又、敷居３のステンレス形材３１，３１，…
…間の間隙から溝形材４５の透孔４５１を経て排
水溝４内に至り、夫々排水溝４の底部の排水管４
１から排水される。
材５１，５１，……間の間隙から排水溝４内に至
り、又、敷居３のステンレス形材３１，３１，…
…間の間隙から溝形材４５の透孔４５１を経て排
水溝４内に至り、夫々排水溝４の底部の排水管４
１から排水される。
本考案においては、浴室出入口の敷居付近の床
面に排水溝が設けられ、該排水溝には複数個の透
孔が穿設された簀子板が被せられているので、浴
室内の湯水は簀子板の透孔を通じて排水溝内に入
り排水される。
面に排水溝が設けられ、該排水溝には複数個の透
孔が穿設された簀子板が被せられているので、浴
室内の湯水は簀子板の透孔を通じて排水溝内に入
り排水される。
又、浴室の敷居付近の洗い場床面、簀子板の上
面、敷居３の上面及び敷居外側の床面がほぼなだ
らかな面上に沿つて設けられているので、歩行困
難な老人等が入浴の為に敷居付近を歩行する場合
にも蹴躓くことがない。
面、敷居３の上面及び敷居外側の床面がほぼなだ
らかな面上に沿つて設けられているので、歩行困
難な老人等が入浴の為に敷居付近を歩行する場合
にも蹴躓くことがない。
敷居は相互間に間隙をおいた複数個の横木から
なり、横木間の間隙に吊戸の下端が挿入され、横
木間の間隙が排水溝に連通されているので、横木
間の間隙が吊戸の下端のガイドの役目を果たすと
同時に浴室内からの湯水が簀子板を飛び越して敷
居に至つた場合も横木間の間隙を通じて排水溝内
に至り排水され、浴室内からの湯水が敷居上で溜
ることがなく、清潔な状態を保持し得る。
なり、横木間の間隙に吊戸の下端が挿入され、横
木間の間隙が排水溝に連通されているので、横木
間の間隙が吊戸の下端のガイドの役目を果たすと
同時に浴室内からの湯水が簀子板を飛び越して敷
居に至つた場合も横木間の間隙を通じて排水溝内
に至り排水され、浴室内からの湯水が敷居上で溜
ることがなく、清潔な状態を保持し得る。
第１図は本考案浴室出入口の敷居部の一例を模
式的に表した平面図であり、第２図は第１図の
−線における断面図である。 ２……洗い場床、３……敷居、４……排水溝、
５……簀子板、６……吊り戸、６１……吊り戸の
下端部。
式的に表した平面図であり、第２図は第１図の
−線における断面図である。 ２……洗い場床、３……敷居、４……排水溝、
５……簀子板、６……吊り戸、６１……吊り戸の
下端部。
Claims (1)
- 浴室出入口の敷居付近の洗い場床に排水溝が設
けられ、該排水溝には複数個の透孔が形成された
簀子板が被せられ、浴室内の敷居付近の洗い場床
面、簀子板の上面、敷居の上面及び敷居外側の床
面がほぼなだらかな面上に沿つて設けられ、敷居
は相互間に間隙をおいた複数個の横木を有し、横
木間の間隙に吊戸の下端部が挿入され、横木間の
間隙は排水溝に連通されていることを特徴とする
浴室出入口の敷居部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987147345U JPH047327Y2 (ja) | 1987-09-26 | 1987-09-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987147345U JPH047327Y2 (ja) | 1987-09-26 | 1987-09-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6453365U JPS6453365U (ja) | 1989-04-03 |
| JPH047327Y2 true JPH047327Y2 (ja) | 1992-02-26 |
Family
ID=31417654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987147345U Expired JPH047327Y2 (ja) | 1987-09-26 | 1987-09-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH047327Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2501292Y2 (ja) * | 1989-10-25 | 1996-06-12 | 積水化学工業株式会社 | 浴 場 |
| JP2573206Y2 (ja) * | 1991-09-11 | 1998-05-28 | 積水化学工業株式会社 | 浴室出入口敷居部構造 |
| JP2564202Y2 (ja) * | 1991-10-28 | 1998-03-04 | 東陶機器株式会社 | 水廻り施設の出入口構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60195486U (ja) * | 1984-06-07 | 1985-12-26 | 工業技術院長 | 身体障害者用浴室の出入口部 |
-
1987
- 1987-09-26 JP JP1987147345U patent/JPH047327Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6453365U (ja) | 1989-04-03 |
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