JPH0627123A - ガス式角速度検出器 - Google Patents

ガス式角速度検出器

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JPH0627123A
JPH0627123A JP22058892A JP22058892A JPH0627123A JP H0627123 A JPH0627123 A JP H0627123A JP 22058892 A JP22058892 A JP 22058892A JP 22058892 A JP22058892 A JP 22058892A JP H0627123 A JPH0627123 A JP H0627123A
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JP
Japan
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angular velocity
gas
heat
heat sensor
gas flow
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Application number
JP22058892A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Imai
信幸 今井
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 検出器本体に角速度が作用したときのガス通
路内におけるガス流の偏向状態をヒートセンサによって
検知することにより角速度を検出する際、ガス流の偏向
状態を熱の移動状態としてとらえるようにするととも
に、AD変換手段を用いることなく角速度の検出をデジ
タル的に行うようにする。 [構成] 交流駆動による発熱素子により加熱されたガ
ス流が検出器本体に作用する角速度により偏向したとき
の熱の移動状態をヒートセンサによって検知するように
するとともに、発熱体の駆動信号およびヒートセンサの
出力信号のゼロクロス点を検出して、各信号におけるゼ
ロクロス点の間隔の計測およびそのずれの方向を検出す
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検出器本体に作用する
角速度を検出するガス式角速度検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のガス式角速度検出器にあ
っては、密閉したケーシング内でノズル孔から感熱抵抗
素子からなるワイヤ状のヒートセンサ対に向かってガス
流を噴出させておき、検出器本体に角速度運動が加わっ
てガス流が偏向したときに、そのガス流の偏向状態をヒ
ートセンサ対が感知して、それにより各ヒートセンサと
ともに構成された抵抗ブリッジ回路からヒートセンサ対
に生ずる抵抗値の変化の差に応じたレート検出信号をと
り出して、そのとき検出器本体に作用している角速度を
検出するようにしている。
【0003】このようなガス式角速度検出器を自動車,
航空機などの移動体に搭載して、その移動に際して角速
度検出器の検出信号を時間積分していけば移動体の進行
方向の変化分が得られ、それにより移動体の進行方向を
累積的に求めていくことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来のガス式角速度検出器では、検出器本体に角
速度が作用してヒートセンサ対にガス流が偏って当たっ
たときに、各ヒートセンサの放熱量が変化することによ
る抵抗値の変化を検出するようにしているので、温度ド
リフトやセンサ特性の経時変化、あるいはノイズ混入な
どの影響を受けやすいということである。
【0005】また、マイクロコンピュータによってレー
ト検出信号を読み込んで検出器本体に作用している角速
度の大きさおよび方向を求めるようにする場合、レート
検出信号をAD変換したうえでマイクロコンピュータに
読み込ませる必要があり、AD変換の精度がそのまま角
速度の検出精度に影響を与えてしまうことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、検出器本体に
角速度が作用したときのガス流の偏向状態を従来のよう
に感熱抵抗素子の抵抗値の変化としてとらえるのではな
く、ガス流による熱の伝達時間の変化としてとらえるべ
く、ガス通路内を流れるガス流を加熱する交流駆動によ
る発熱体と、その発熱体の下流側にヒートセンサとを設
けて、ガス流により伝達される熱を検出器本体に角速度
が作用したときのガス流の偏向状態に応じた時間差をも
ってヒートセンサによって検知して、そのときのヒート
センサの出力信号の位相の進みまたは遅れ状態から検出
器本体に作用する角速度を検出するようにしている。
【0007】そして、特に本発明では、このような交流
駆動による熱移動検知型のガス式角速度検出器にあっ
て、ヒートセンサの出力信号の位相の進みまたは遅れ状
態をみるべく、発熱体の駆動信号のゼロクロス点、ヒー
トセンサの出力信号のゼロクロス点を検出したうえで、
発熱体の駆動信号のゼロクロス点とヒートセンサの出力
信号のゼロクロス点との間隔、または左,右一対に設け
られたヒートセンサの各出力信号のゼロクロス点の間隔
を、その各ゼロクロス点のずれの方向にしたがってカウ
ントするようにして、角速度の検出をAD変換手段を何
ら用いることなくデジタル的に行わせるようにしてい
る。
【0008】
【実施例】図1および図2に、本発明に係るガス式角速
度検出器本体の一構成例を示している。
【0009】同図の構成にあって、ケーシング1は一端
が閉塞され、他端が開放された筒状のものからなってお
り、その開方端の周縁にはフランジ2が形成されてい
る。また、そのケーシング1の横断面形状は円周上を等
分した3箇所が内方に向かって突出した隆起条となって
おり、それらの隆起条と当接する本体部4との間に軸方
向の流路3が形成されている。
【0010】また、ケーシング1内に収納される本体部
4は、ホルダ部41と首部42と筒体部43とからなっ
ており、そのホルダ部41によってケーシング1内に封
じ込められたガスをシールドするようにしている。ホル
ダ部41内にはポンプ室5が形成されており、そのポン
プ室5内にはピエゾプレート6からなるダイアフラム式
のポンプが設けられ、そのポンプ作用によってガスが吐
出口7から流路3内に送り出されるようになっている。
【0011】流路3内に送り出されたガスは、筒体部4
3の端面の中央部分に形成されたノズル孔8およびその
周囲に複数形成された整流孔9からその筒体部43の内
部に形成されたガス通路10内に層流として噴出され、
そのガス通路10を通過したのちにポンプ室5に戻って
再びポンプ作用によって流路3に送り出されるようにな
っている。
【0012】そして、ガス通路10内には、そのガス通
路内を流れるガス流を加熱する交流駆動による発熱体と
しての加熱ワイヤ111,112と、その加熱ワイヤ1
11,112に対向して、その下流側にワイヤ状のヒー
トセンサ121,122とが絶縁板13を介して図示の
ように設置されている。
【0013】絶縁板13には、ガス通路10内を流れる
ガス流が乱れることがないように、ガス流が通過する穴
14が穿設されている。
【0014】なお、ケーシング1のフランジ2部分に
は、電源回路,増幅器,検出回路などが実装される回路
基板15が取り付けられている。図中、16は検出器本
体を支持する支持筒である。
【0015】一対のヒートセンサ121,122は、図
3に示すように、ノズル孔8の中心線O−Oに対して左
右対象となるように配設されており、検出器本体に何ら
横方向の角速度ωが作用しないときにはガス通路10内
に噴出されたガスがその中心線O−Oに沿ってまっすぐ
流れて各ヒートセンサ121,122に均等に当たるよ
うになっている。
【0016】このような状態にあって、検出器本体に横
方向の角速度ωが作用すると、その大きさに応じてガス
通路10内に噴出されたガス流が図中点線で示すように
偏向して各ヒートセンサ121,122のところにおい
て中心線O−Oからのずれεを生じ、そのため各ヒート
センサ121,122にそれぞれ当たる流量に変化をき
たすことになる。
【0017】本発明では、ガス流の偏向によって流量変
化をきたすということは、そのガス流の偏向状態にした
がって各ヒートセンサ121,122に当たるガス流の
流速が変化することになるという点に着目し、加熱ワイ
ヤ111,112によりガス流を加熱して、ガス流によ
り伝達される熱を、検出器本体に角速度が作用したとき
のガス流の偏向状態に応じた時間差をもって各ヒートセ
ンサ121,122によってそれぞれ検知するようにし
ている。
【0018】図3に示すように、検出器本体に角速度が
何ら作用していなくてガス流がまっすぐに流れて各ヒー
トセンサ121,122に均等に当たっているときに
は、ガス流が加熱ワイヤ111,112によって加熱さ
れたのち、その加熱されたガス流が各ヒートセンサ12
1,122に達してその伝達熱が検知されるまでの時間
が一定で、そのときの両者の検知時間(基準時間)が等
しくなっている。
【0019】いま、例えば、図3に示すように、図中矢
印に示す方向に角速度ωが作用したとき、ガス流がヒー
トセンサ121側に偏向して、その偏向の程度に応じて
ガス通路10内におけるガス流量分布が変化して、ヒー
トセンサ121側の流速が上がってそれによる熱の検知
時間が早くなるとともに、その分ヒートセンサ122側
の流速が下がってそれによる熱の検知時間が遅れ、それ
により検知時間の基準からのずれの程度によってそのと
き作用している角速度ωの大きさが、また、各ヒートセ
ンサ121,122の検知時間が早くなるか遅くなるか
によってそのとき作用している角速度ωの方向が検出で
きる。
【0020】ここでは、例えば、加熱ワイヤ111,1
12に正弦波による交流電流を供給してそれを発熱駆動
させ、その各加熱ワイヤ111,112の駆動信号(正
弦波交流信号)を基準信号として各ヒートセンサ12
1,122の出力信号と比較して、その両信号の位相差
から検出器本体に作用する角速度ωの大きさおよび向き
を検出するようにしている。
【0021】その際、特に本発明では、加熱ワイヤ11
1,112の駆動信号および各ヒートセンサ121,1
22の出力信号のゼロクロス点をそれぞれ検出する手段
と、各ヒートセンサ121,122の出力信号の何れの
位相が進んでいるかを検出して検出器本体の左右方向に
作用する角速度ωの方向を判定する手段と、加熱ワイヤ
111,112の駆動信号におけるゼロクロス点と位相
が進んでいるまたは遅れている方のヒートセンサ111
または112の出力信号のゼロクロス点との間隔を計測
して検出器本体に作用する角速度の大きさを判定する手
段とをとるようにしている。
【0022】図4に、そのときの加熱ワイヤ111,1
12の駆動信号DSおよびヒートセンサ121,122
の各出力信号S1,S2をそれぞれゼロクロスコンパレ
ータを用いて方形波に変換したときの各信号DS′,S
1′,S2′の位相関係の一例を示している。
【0023】ここでは、図3に示す方向に角速度ωが作
用してヒートセンサ122の出力信号S2よりもヒート
センサ121の出力信号S1の方の位相が進んでいる場
合を示しており、方形波に変換された加熱ワイヤ11
1,112の駆動信号DS′とヒートセンサ121の出
力信号S1′との各立上がりエッジの間隔T1の時間を
計測することによって、高分解能をもって角速度ωの大
きさを求めることができる。
【0024】なお、方形波に変換された加熱ワイヤ11
1,112の駆動信号DS′とヒートセンサ121の出
力信号S1′との各立下がりエッジの間隔T2の時間を
カウンタによって計測することによって角速度ωの大き
さを求めるようにすることも可能である。
【0025】また、ヒートセンサ121,122を必ず
しも一対に設ける必要がなく、その何れか一方を省略し
ても角速度ωの検出が可能となる。
【0026】すなわち、その場合には、加熱ワイヤ11
1,112の駆動信号DSとヒートセンサ121または
122の出力信号S1またはS2との位相差によって角
速度ωの大きさを、駆動信号DSに対して出力信号S1
またはS2の位相が進んでいるか遅れているかをみるこ
とによって角速度ωの向きを検出することができるよう
になる。
【0027】なお、その場合には、ヒートセンサ12
1,122のうちの一方の省略に応じて、加熱ワイヤ1
11,112のうちの一方を省略することができる。
【0028】具体的には、加熱ワイヤ111(112)
の駆動信号DSおよびヒートセンサ121(122)の
出力信号S1(S2)のゼロクロス点をそれぞれ検出す
る手段と、駆動信号DSに対して出力信号S1(S2)
の位相が進んでいるか遅れているかを検出して検出器本
体の左右方向に作用する角速度ωの方向を判定する手段
と、駆動信号DSにおけるゼロクロス点と出力信号S1
(S2)のゼロクロス点との間隔T1を計測して角速度
ωの大きさを判定する手段とをとるようにする。
【0029】また、本発明では、前述のように加熱ワイ
ヤ111,112の駆動信号DSを基準信号とすること
なく、各ヒートセンサ121,122の出力信号S1,
S2のゼロクロス点をそれぞれ検出する手段と、各ヒー
トセンサ121,122の出力信号S1,S2の何れの
位相が進んでいるかを検出して検出器本体の左右方向に
作用する角速度ωの方向を判定する手段と、各ヒートセ
ンサ121,122の出力信号S1,S2のゼロクロス
点の間隔を計測して角速度ωの大きさを判定する手段と
をとるようにしている。
【0030】図5に、そのときの各ヒートセンサ12
1,122の出力信号S1,S2をそれぞれゼロクロス
コンパレータを用いて方形波に変換したときの各信号S
1′,S2′の位相関係の一例を示している。
【0031】ここでは、図3に示す方向に角速度ωが作
用してヒートセンサ122の出力信号S2よりもヒート
センサ121の出力信号S1の方の位相が進んでいる場
合を示しており、方形波に変換されたヒートセンサ12
1の出力信号S1′とヒートセンサ122の出力信号S
2′との各立上がりエッジの間隔T3の時間を計測する
ことによって角速度ωの大きさを求めることができる。
【0032】なお、方形波に変換されたヒートセンサ1
21の出力信号S1′とヒートセンサ122の出力信号
S2′との各立下がりエッジの間隔T4の時間をカウン
タによって計測することによって角速度ωの大きさを求
めるようにすることも可能である。
【0033】図6は、以上説明した本発明を具体的に実
施するための一構成例を示している。
【0034】ここでは、各ヒートセンサ121,122
の出力信号S1,S2のゼロクロス点の間隔を計測して
検出器本体の左右方向に作用する角速度ωの大きさを判
定するとともに、各ヒートセンサ121,122の出力
信号S1,S2の何れの位相が進んでいるかを検出して
角速度ωの方向を判定する場合の構成を示している。
【0035】その構成にあって、まず、ゼロクロスコン
パレータ41,42において、各ヒートセンサ121,
122の出力信号S1,S2がそれぞれ方形波信号に変
換される。
【0036】次いで、カウント期間決定部43におい
て、方形波に変換されたヒートセンサ121の出力信号
S1′とヒートセンサ122の出力信号S2′との各立
上がりエッジが検出されて、カウンタ45においてその
エッジの間隔T1の時間を計測させるべく、そのカウン
タ45にスタート,ストップの制御信号が与えられる。
【0037】同時に、カウント方向決定部44におい
て、方形波に変換されたヒートセンサ121の出力信号
S1′とヒートセンサ122の出力信号S2′とのどち
らの位相が進んでいるかが検出されて、そのとき検出器
本体に作用している角速度ωの方向にしたがう正,負の
方向が決定され、カウンタ45においてアップ(正)ま
たはダウン(負)方向にカウント動作を行わせるべく、
そのカウンタ45にアップまたはダウン方向の制御信号
が与えられる。
【0038】しかして、カウンタ45は、方形波に変換
されたヒートセンサ121の出力信号S1′とヒートセ
ンサ122の出力信号S2′との各立上がりエッジの間
隔T1にしたがう角速度ωの大きさに応じた時間を計測
するべく、基準クロックのカウントをそのときの角速度
ωの方向にしたがってアップまたはダウン方向に行う。
【0039】また、データラッチおよびカウンタクリア
信号発生部46において、方形波に変換されたヒートセ
ンサ121の出力信号S1′とヒートセンサ122の出
力信号S2′との各立上がりエッジが検出されて、カウ
ンタ45におけるカウント動作の終了時点でレジスタ4
7にデータラッチ信号が与えられて、そのときのカウン
タ45のカウント値がレジスタ47に記憶される。
【0040】そのレジスタ47の記憶内容が角速度検出
データ(デジタルデータ)RDとして、外部のマイクロ
コンピュータなどに読み込まれる。
【0041】同時に、データラッチおよびカウンタクリ
ア信号発生部46からカウンタ45におけるカウント動
作の終了時点でカウンタ45にクリア信号が与えられ
て、カウンタ45がリセットされ、次のカウント動作に
そなえる。
【0042】データラッチおよびカウンタクリア信号発
生部46から出されるデータラッチおよびリセット信号
は、外部のマイクロコンピュータにおける割込み信号と
しても用いられる。
【0043】なお、ここではカウンタ45にアップダウ
ン式のものを用いてそのカウント値に角速度ωの方向性
をもたせるようにしているが、その代わりに、一方向の
カウント動作のみしか行わないカウンタを用いて、その
カウント値を角速度ωの大きさの検出信号としてマイク
ロコンピュータに読み込ませるとともに、カウント方向
決定部44から出されるアップダウンの切換信号を角速
度ωの方向の検出信号としてマイクロコンピュータに読
み込ませるようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上、本発明によるガス式角速度検出器
は、発熱素子により加熱されたガス流が検出器本体に作
用する角速度により偏向したときの熱の移動状態をヒー
トセンサによって検知するようにした熱移動検知型のも
のにあって、発熱体の交流駆動信号およびヒートセンサ
の交流出力信号のゼロクロス点に着目して、各ゼロクロ
ス点の間隔およびそのずれの方向をそれぞれみることに
よって角速度の大きさおよび方向をデジタル的に求める
ことができ、ノイズに強く、温度ドリフトやセンサ特性
の経時変化の影響を受けることなく、高分解能をもって
角速度を精度良く検出することができるという利点を有
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガス式角速度検出器の一構成例を
示す平断面図である。
【図2】同実施例におけるガス通路部分の簡略図であ
る。
【図3】ガス通路内におけるガス流の状態を示す平面図
である。
【図4】発熱素子の駆動信号およびヒートセンサの出力
信号をそれぞれゼロクロスコンパレータを用いて方形波
に変換した各信号の位相関係の一例を示す図である。
【図5】一対に設けられたヒートセンサの各出力信号を
それぞれゼロクロスコンパレータを用いて方形波に変換
したときの各信号の位相関係の一例を示す図である。
【図6】本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
【符号の説明】
10 ガス通路 111加熱ワイヤ 112加熱ワイヤ 121ヒートセンサ 122ヒートセンサ 41 ゼロクロスコンパレータ 42 ゼロクロスコンパレータ 43 カウント期間決定部 44 カウント方向決定部 45 カウンタ 46 データラッチおよびカウンタクリア信号発生部 47 レジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス通路内を流れるガス流を加熱する交
    流駆動による発熱体と、その発熱体の下流側に左,右一
    対に設けられ、ガス流により伝達される熱を、検出器本
    体に角速度が作用したときのガス流の偏向状態に応じた
    時間差をもって検知するヒートセンサとを有し、発熱体
    の駆動信号および各ヒートセンサの出力信号のゼロクロ
    ス点をそれぞれ検出する手段と、各ヒートセンサの出力
    信号の何れの位相が進んでいるかを検出して検出器本体
    の左右方向に作用する角速度の方向を判定する手段と、
    発熱体の駆動信号におけるゼロクロス点と位相が進んで
    いるまたは遅れている方のヒートセンサの出力信号のゼ
    ロクロス点との間隔を計測して検出器本体に作用する角
    速度の大きさを判定する手段とをとるようにしたことを
    特徴とするガス式角速度検出器。
  2. 【請求項2】 ガス通路内を流れるガス流を加熱する交
    流駆動による発熱体と、その発熱体の下流側に左,右一
    対に設けられ、ガス流により伝達される熱を、検出器本
    体に角速度が作用したときのガス流の偏向状態に応じた
    時間差をもって検知するヒートセンサとを有し、各ヒー
    トセンサの出力信号のゼロクロス点をそれぞれ検出する
    手段と、各ヒートセンサの出力信号の何れの位相が進ん
    でいるかを検出して検出器本体の左右方向に作用する角
    速度の方向を判定する手段と、各ヒートセンサの出力信
    号のゼロクロス点の間隔を計測して検出器本体に作用す
    る角速度の大きさを判定する手段とをとるようにしたこ
    とを特徴とするガス式角速度検出器。
  3. 【請求項3】 ガス通路内を流れるガス流を加熱する交
    流駆動による発熱体と、その発熱体の下流の左または右
    側に設けられ、ガス流により伝達される熱を、検出器本
    体に角速度が作用したときのガス流の偏向状態に応じた
    時間差をもって検知するヒートセンサとを有し、発熱体
    の駆動信号とヒートセンサの出力信号のゼロクロス点を
    それぞれ検出する手段と、駆動信号に対して出力信号の
    位相が進んでいるか遅れているかを検出して検出器本体
    の左右方向に作用する角速度の方向を判定する手段と、
    発熱体の駆動信号におけるゼロクロス点とヒートセンサ
    の出力信号におけるゼロクロス点との間隔を計測して検
    出器本体に作用する角速度の大きさを判定する手段とを
    とるようにしたことを特徴とするガス式角速度検出器。
JP22058892A 1992-07-08 1992-07-08 ガス式角速度検出器 Pending JPH0627123A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018005236A1 (en) * 2016-06-30 2018-01-04 Hach Company Heat transfer based gas flow detector and online analyzer for chlorine

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