JPH06270750A - 退避するリアバンパーを備えた作業車 - Google Patents

退避するリアバンパーを備えた作業車

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JPH06270750A
JPH06270750A JP4907693A JP4907693A JPH06270750A JP H06270750 A JPH06270750 A JP H06270750A JP 4907693 A JP4907693 A JP 4907693A JP 4907693 A JP4907693 A JP 4907693A JP H06270750 A JPH06270750 A JP H06270750A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業車1のリアバンパー3の架設位置を制御
装置6により邪魔にならない位置に退避せしめる退避す
るリアバンパーを備えた作業車を提供すること。 【構成】 作業車1の車台2の後部下方にリアバンパー
3を車台幅方向に架設し、このリアバンパー3の架設位
置を邪魔にならない位置に退避せしめる移動装置aを設
け、この移動装置aを作動せしめる作動スイッチ4を運
転者が操作出来る位置に設け、作業車1の走行シフトレ
バー5をバック若しくはニュートラルの位置にセットし
た状態のときのみ前記作動スイッチ4が移動装置aを作
動せしめる制御機構6を設けた退避するリアバンパーを
備えた作業車。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、退避するリアバンパー
を備えた作業車に係わるものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】出願人
は先に、特願平4−171105号「退避するリアバン
パーを備えた作業車」を出願し、車台に屈曲リンク機構
を備えた起伏擺動装置を付設し、リアバンパーの架設位
置を車台の前側に向かって且つ地上高くなるように起伏
擺動せしめることによりダンプカーの荷台上の石や砂利
等を砂利プラントのホッパーに投入するときや、ダンプ
カーをアスファルトフィニッシャ前に後退させる時、リ
アバンパーか砂利プラントのホッパーやアスファルトフ
ィニッシャの周辺の機器に接触することを防ぐ構成の作
業車を出願したが、出願人はその後更に研究を行い、作
業車の走行シフトレバーをバック若しくはニュートラル
の位置にセットした時作業車に付設したバックスイッチ
若しくはニュートラルスイッチが作動することに着目
し、このバックスイッチ若しくはニュートラルスイッチ
に夫々リレーを関設し、作動スイッチをON,OFFす
ることによりリアバンパーの架設位置を邪魔にならない
位置に退避せしめる移動装置を作動させてリアバンパー
を移動・復帰せしめる本発明を完成した。
【0003】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0004】作業車1の車台2の後部下方にリアバンパ
ー3を車台幅方向に架設し、このリアバンパー3の架設
位置を邪魔にならない位置に退避せしめる移動装置aを
設け、この移動装置aを作動せしめる作動スイッチ4を
運転者が操作出来る位置に設け、作業車1の走行シフト
レバー5をバック若しくはニュートラルの位置にセット
した状態のときのみ前記作動スイッチ4が移動装置aを
作動せしめる制御機構6を設けたことを特徴とする退避
するリアバンパーを備えた作業車に係るものである。
【0005】
【作用】作業車1の走行シフトレバー5をバック若しく
はニュートラルの位置にセットして作動スイッチ4をO
Nにすると、制御機構6により移動装置aが作動しリア
バンパー3を架設位置が邪魔にならない位置に退避せし
める。
【0006】作動スイッチ4をOFFにすると制御機構
6により移動装置aが作動してリアバンパー3が元の状
態に復帰する。
【0007】走行シフトレバー5をバック,ニュートラ
ルの位置よりOFFにすると作動スイッチ4をONにし
ても移動装置aは作動しない。
【0008】
【実施例】図面は、本発明に好適な一実施例を図示した
もので、図1は実施例の制御機構6の説明用系統図、図
2,図3は上記制御機構6を組み込んだ第一実施例、図
4,図5,図6は第二実施例、図7は第三実施例、図8
は第四実施例,図10は第五実施例である。
【0009】図1は本発明の制御機構6の説明用系統図
で車体にバック用リレー8,ニュートラル用リレー9,
退避終了用リレー10を付設し、バック用リレー8,ニュ
ートラル用リレー9の端子「ニ」をバックスイッチ11,
ニュートラルスイッチ12の端子に図のように接続する。
【0010】作動スイッチ4を運転台に設け、この作動
スイッチ4にバッテリー13よりエンジンスイッチ14を介
して配線で接続し、この作動スイッチ4のレバーをON
にしたときに作動するONの端子に前記バック用リレー
8、ニュートラル用リレー9の端子「ロ」を接続し、こ
のリレー8,9の端子「イ」を両端にソレノイドバネセ
ンタ形クローズドセンタータイプ三位置の四方弁15の右
側のソレノイドに接続し、作動スイッチ4のOFFの端
子を四方弁15の左側のソレノイドに接続する。作業車1
の流体エネルギー発生装置16の吐出ポートと前記四方弁
15のPポートを配管で接続し、四方弁15のAポートと移
動装置aの流体シリンダー17のCポートを接続し、四方
弁15のBポートと流体シリンダー17のDポートとを接続
する。
【0011】実施例では、流体シリンダー17をエアシリ
ンダーや油圧シリンダーなどのシリンダーを使用した
が、流体シリンダー17の代わりに移動装置aに同様な作
動を与えるものを使用しても良い。
【0012】実施例の制御機構6を上記のように構成し
たので、作業車1の走行シフトレバー5をバック若しく
はニュートラルの位置にセットするとバックスイッチ11
若しくはニュートラルスイッチ12がONになり、バック
用リレー8,ニュートラル用リレー9が勵磁される。こ
の状態で作動スイッチ4をONにすると、四方弁15の右
側のソレノイドが勵磁され、流体エネルギー発生装置16
内の流体エネルギーが四方弁15のPポートよりAポート
を経て流体シリンダー17のCポートに流入し、流体シリ
ンダー17のピストンロッド17'が図1の左方に作動し後
述の移動装置aの屈曲リンク機構18に作動する。
【0013】作動スイッチ4をOFFにすると、四方弁
15の左側のソレノイドが勵磁して四方弁15のポートが変
わり、流体エネルギー発生装置16内の流体エネルギーは
四方弁15のPポートよりBポートを経て流体シリンダー
17のポートに流入し流体シリンダー17のピストンロッド
17'が右方に移動して屈曲リンク機構18が元の状態に復
帰する。尚、作動スイッチ4のレバーの記号Nはレバー
が中立の状態の位置を示し、この状態では四方弁15のソ
レノイドへの電流は流れず四方弁15の各ポートはクロー
ズドセンター位置に戻り、流体エネルギー発生装置16内
の流体エネルギーの四方弁15内への流入が遮断される。
【0014】また、作業車1の走行シフトレバー5を後
退位置若しくは中立位置より移動するとバックスイッチ
11,ニュートラルスイッチ12以降の電流が遮断されリレ
ー8,9の勵磁が消滅するので、作動スイッチ4をON
にしても流体シリンダー17は作動しない。
【0015】また、図中符号22はバックランプ,23はバ
ックブザー、10は移動装置aによりリアバンパー3が邪
魔にならない位置に退避したことを検出するためピスト
ンロッド17'の一端にストライカを設けこのストライカ
が退避終了検出スイッチ24に当接した時勵磁する退避終
了用リレー、25はリアバンパー3が退避されたことを示
す標識ランプ、19はヒューズである。
【0016】第一実施例について説明する。(図1,図
2,図3) 車台2の後部下方寄りに軸受26・26を設け、この軸受26
・26にリアバンパー3に突設した軸止片27・27を軸28・
28で枢着する。左右の軸止片27・27の前側上部端に夫々
支点軸部29・29を設ける。一方軸受26・26のやや前方の
車台2の途中の上方寄りの左右に前側軸受30・30を設
け、この前側軸受30・30に通し軸杆31を架設する。軸受
片27・27の支点軸部29・29に基部を二又接手状に形成し
たリンク杆32・32の基部をリンクピン33・33で軸着し、
通し軸杆31の左右に前側リンク34・34の基部を溶接その
他の手段で一体に止着し、前側リンク34・34の前端部と
前記リンク杆32・32の前端部とをリンクピン35・35で枢
着して屈曲リンク機構18を形成し、車台2の左右にリン
ク杆32・32,前側リンク34・34の軸着部が下方の屈曲を
阻止するストッパー36・36の基部を溶接する。
【0017】通し軸31のほぼ中央部にレバー37を溶接そ
の他の手段で一体に止着し、車台2の前方寄り中央部に
突設したブラケット38にエアシリンダや油圧シリンダな
どの流体シリンダ17の基端を軸着し、流体シリンダ17の
ピストンロッド17'の先端と前記レバー37の先端とを軸
着する。この場合、流体シリンダ17の代わりに屈曲リン
ク機構18に同様な作動を与えるものを使用しても良い。
【0018】本実施例を上記のように構成したので、下
記の作用効果がある。
【0019】前述のように作業車1の走行シフトレバー
5をバック若しくはニュートラルの位置にセットし、作
動スイッチ4をONにすると両端ソレノイドバネセンタ
形クローズドセンタータイプ三位置の四方弁15のソレノ
イドが勵磁され、流体エネルギー発生装置16よりエネル
ギーのある流体が流体シリンダ17のCポートに流入し、
ピストンロッド17'を後方に押動せしめるので、通り軸
杆31に止着したレバー37の先端が前側軸受30・30を軸と
して反時計方向に回動し、通り軸杆31の左右端に止着し
た前側リンク34・34,リンク杆32・32の他端も図のよう
に前側軸受30・30を軸として反時計方向に回動し屈曲リ
ンク機構18によりリアバンパー3が軸受26・26の軸28・
28を中心として反時計方向に回動し、リアバンパー3の
架設位置を前側斜め上方に起伏擺動して邪魔にならない
位置に後退せしめ、リアバンパー3の下面と地上との間
の地上高が高くなり、リアバンパー3の下端が地上の盛
土や作業機の一部に干渉するのが防止される。
【0020】作動スイッチ4のレバーの位置をOFFに
すると、ソレノイドにより四方弁15のポゼションが変わ
り、流体シリンダ17が逆作動してピストンロッド17'が
元の位置に戻ると、前記とは逆に作動し、レバー37の先
端が時計方向に回動し屈曲リンク機構18により図3の実
線のようにリアバンパー3が元の垂直状態に復帰する。
このときリンク杆32・32,前側リンク34・34は屈曲不能
な伸び状態に復帰するのでリアバンパー3は定位置に固
定され、後方から受ける衝撃力を直線状態に連設された
リンクピン33・33,リンク杆32・32,リンクピン35・3
5,通し軸杆31で充分支承することができるので本来の
リアバンパー3の役目を果たすことになる。
【0021】また、図のように流体シリンダ17には殆ど
衝撃を受けないので安全である。
【0022】第二実施例について説明する。(図1,図
3,図4,図5) 第二実施例は制御機構6を組み込んだ実施例で、車台2
の後部の後部下側左右に軸受39・39を設け、この軸受39
・39にリアバンパー3に突設した軸止片40・40を軸41・
41で枢着する。左右の軸止片40・40の前側下部端に夫々
支点軸部42・42を設ける。一方軸受39・39のやや前方の
車台1の途中の下側の左右に前側軸受43・43を設け、こ
の前側軸受43・43に通し軸杆44を架設する。軸止片40・
40の支点軸部42・42に後側リンク45・45の基部を軸着
し、通し軸杆44の左右に前側リンク46・46の基部を溶接
その他の手段で一体に止着し、後側リンク45・45,前側
リンク46・46の連結端同志をリンクピン47・47で軸着し
て屈曲リンク機構18を構成し、後側リンク45・45に下方
への屈曲を阻止するストッパー48・48を設けてリアバン
パー3を邪魔にならない位置に退避せしめる移動装置a
を構成する。
【0023】通し軸杆44のほぼ中央部にレバー49を溶接
その他の手段で一体に止着し、車台2の前方寄り中央部
に突設したブラケット2'にエアシリンダや油圧シリン
ダなどの流体シリンダ17の基端を軸着し、流体シリンダ
17のピストンロッド17'の先端と前記レバー49の先端と
を軸着する。この場合、流体シリンダ17の代わりに屈曲
リンク機構18に同様な作動を与えるものを使用しても良
い。尚、図中符号50はピストンロッド17'の戻り作動を
付勢せしめる戻りスプリングである。 本実施例を上記のように構成したので下記の作用効果が
ある。 前記と同様作業車1の走行シフトレバー5をバック若し
くはニュートラルの位置にセットして作動スイッチ4を
ONにして流体シリンダ17を作動してピストンロッド1
7'を前方に押動せしめると、通し軸杆31に止着したレバ
ー49の先端が図のように前側軸受43・43を軸として時計
方向に回動し、通し軸杆31の左右端に止着した前側リン
ク46・46の他端も時計方向に回動し、屈曲リンク機構18
によりリアバンパー3が軸受39・39の軸41・41を中心と
して反時計方向に回動するので、リアバンパー3の架設
位置が前側斜め上方に起伏擺動して邪魔にならない位置
に退避し、リアバンパー3の下側面と地上との間の地上
高が高くなり、リアバンパー3の下端が地上の盛土や作
業機の一部に衝突することが防止される。
【0024】作動スイッチ4をOFFにして流体シリン
ダ17を逆作動してピストンロッド17'を元の位置に戻す
と、前記とは逆に作動し、レバー49の先端が反時計方向
に回動し、屈曲リンク機構18により図4のようにリアバ
ンパー3が元の垂直状態に復帰する。このとき後側リン
ク45・45と前側リンク46・46とはストッパー48を介して
側面から見て屈曲不能な伸び状態に復帰するのでリアバ
ンパー3は定位置に固定され、後方から受ける衝撃力を
直線状態に連設された支点軸部42・42,後側リンク45・
45,リンクピン47・47,前側リンク46・46,通し軸杆44
で充分支承することができるので本来のリアバンパーの
役目を果たすことになる。また、図のように流体シリン
ダ17にはほとんど衝撃を受けないので安全である。
【0025】第三実施例について説明する。(図7,図
9) 車台2の後部下側左右に軸受52・52を設け、この軸受52
・52にリアバンパー3に突設した軸止片53・53の上部を
軸54・54で枢着する。
【0026】左右の軸止片53・53の前側下端部に夫々支
点軸部55・55を設ける。一方軸52・52のやや前方の車台
2の途中の上方寄りの左右に前側軸受56・56を設け、こ
の前側軸受56・56にシリンダーリンク杆57・57の基部を
リンクピン58・58で軸着し、前記前側軸受56の前方の車
台2の左右にブラケット2'・2'を設け、このブラケッ
ト2'・2'に流体シリンダ17・17の基部を軸着し、前記
シリンダーリンク杆57・57のほぼ中央部の前側に突設部
を設け、この突設部と流体シリンダ17・17のピストンロ
ッド17'・17'とをシリンダーピン59・59で軸着し、車台
2にシリンダーリンク杆57・57の上方への回動を阻止す
るストッパー63・63を溶接止着し、シリンダーリンク杆
57・57の他端と前記軸止片53・53の支点軸部55間とにリ
ンク杆60・60を介存して両者をリンクピン61・61,リン
クピン62・62で軸着する。
【0027】また、制御機構6は図1の四方弁15の左右
のポートの位置を図9に図示したように変更し、その他
は図1の説明用系統図と同じである。
【0028】本実施例を上記のように構成したので、下
記の作用効果がある。
【0029】前記と同様作業車1の走行シフトレバー5
をバック若しくはニュートラルの位置にセットして作動
スイッチ4をONにして流体シリンダ17・17のピストン
ロッド17'・17'を前方に引動すると、シリンダーリンク
杆57・57が前側軸受56・56を軸として反時計方向に回動
するのでシリンダーリンク杆57の他端部が反時計方向に
回動し軸止片53・53の支点軸部55・55がシリンダーリン
ク杆57・57,リンク杆60・60の屈曲リンク機構18により
軸受52・52を軸として反時計方向に回動し、リアバンパ
ー3の架設位置が前側斜め上方に起伏擺動して邪魔にな
らない位置に退避する。
【0030】作動スイッチ4をOFFにして流体シリン
ダ17を逆作動してピストンロッド17'を元の位置に戻す
と、前記とは逆の作動で図7の実線のようにリアバンパ
ー3が元の垂直状態に復帰し、シリンダーリンク杆57と
リンク杆60とはストッパー63を介して側面から見て屈曲
不能な伸び状態に復帰するので、リアバンパー3は定位
置に固定され、後方から受ける衝撃力を直線状態に連設
されたリンクピン62,リンク杆60,リンクピン61,シリ
ンダーリンク杆57,前側軸受56で充分支承することがで
きるので、本来のリアバンパー3の役目を果たすことに
なる。また図のように流体シリンダ17には殆ど衝撃を受
けないので安全である。
【0031】第四実施例について説明する。(図8,図
9) 車台2の後部下側左右の斜め後方に軸受64・64を突設
し、この軸受64・64にリアバンパー3を突設した軸止片
65・65を軸66・66で枢着する。左右の軸止片65・65の前
側下部端に夫々支点軸部67・67を設ける。一方軸受64・
64のやや前方の車台2の途中の下側の左右に前側軸受68
・68を設け、この前側軸受68・68に通し軸杆69を架設す
る。軸止片65・65の支点軸部67・67と後側リンク70・70
の基部をリンクピン75・75で枢着し、通し軸杆69の左右
に前側リンク71・71の基部をキー止め又は溶接やその他
の手段で一体に止着し、後側リンク70・70,前側リンク
71・71の連結端同志をリンクピン72・72で枢着て折曲リ
ンク機構18を構成し、後側リンク70・70に後側リンク7
0,前側リンク71の下方への屈曲を阻止するストッパー7
3・73を設けてリアバンパー3を起伏擺動せしめる移動
装置aを構成する。
【0032】通し軸杆69のほぼ中央部にレバー74をキー
止め又は溶接やその他の手段により一体に止着し、前記
前側軸受68・68のやや前方寄りの車台2の中央部にブラ
ケット2'を設け、このブラケット2'にエアシリンダや
油圧シリンダなどの流体シリンダ17の基端を軸着し、流
体シリンダ17のピストンロッド17'の先端と前記レバー7
4の先端とを軸着する。この場合も前記と同様に流体シ
リンダ17の代わりに屈曲リンク機構18に同様な作動を与
えるものを使用しても良い。
【0033】また、制御機構6の四方弁15は第三実施例
の場合と同様に図9のポートを使用する。
【0034】本実施例を上記のように構成したので第一
実施例から第三実施例の場合と同様に作業車1の走行シ
フトレバー5をバック若しくはニュートラルの位置にセ
ットして作動スイッチ4をONにして流体シリンダ17の
ピストンロッド17'を前方に引動すると、通し軸杆69が
前側軸受68・68を軸として時計方向に回動するので前側
リンク71・71が時計方向に回動し、前側リンク71・71と
リンクピン72・72で軸着されている後側リンク70・70が
屈曲リンク機構18により回動し、軸受片65・65を軸66・
66を中心として反時計方向に回動させ、リアバンパー3
の架設位置が前側斜め方向に起伏擺動して邪魔にならな
い位置に退避せしめリアバンパー3の下端が地上の盛土
や作業機の一部に干渉することが防止される。
【0035】作動スイッチ4をOFFにして流体シリン
ダ17を逆作動してピストンロッド17'を元の位置に戻す
と前記とは逆に作動しレバー74の先端が反時計方向に回
動し、屈曲リンク機構18によりリアバンパー3は元の垂
直状態に復帰する。このとき後側リンク70・70と前側リ
ンク71・71とはストッパー73・73を介して側面から見て
屈曲不能な伸び状態に復帰するので、リアバンパー3は
定位置に固定され、後方から受ける衝撃力を直線状態に
連設された支点軸部67・67,後側リンク70・70,リンク
ピン72・72,前側リンク71・71,通し軸杆69で充分支承
することができるので、従来のリアバンパー3の役目を
果たし、また図のように流体シリンダ17には殆ど衝撃を
受けないので安全である。
【0036】第五実施例について説明する。(図1,図
10) 車台2の後部のほぼ中央部の左右に軸受20・20を設け、
この軸受20・20に通し軸杆21を架設し、この通し軸杆21
の左右に垂設リンク76・76の基部をキー止め又は溶接や
その他の手段で一体に止着する。
【0037】一方軸受20・20のやや前方の車台2の途中
の下側の左右に前側軸受78・78を設け、この前側軸受78
・78にリアバンパー3を後方に突設したバンパーリンク
杆79・79の基部をリンクピン80・80で軸着し、バンパー
リンク杆79・79の後方寄り上方に突設部81・81を設け、
この突設部81・81に立設リンク82・82の基部をリンクピ
ン83・83で軸着し、上記垂設リンク76・76,立設リンク
82・82の他端同志をリンクピン83・83で軸着して屈曲リ
ンク機構18を構成し、垂設リンク76・76に垂設リンク76
・76,立設リンク82・82の後方への屈曲を阻止するスト
ッパー84・84を設けてリアバンパー3を邪魔にならない
位置に退避せしめる移動装置aを構成する。
【0038】通し軸杆21のほぼ中央部にレバー77をキー
止め又は溶接やその他の手段により一体に止着し、前記
前側軸受78・78の上方の車台2の中央部にブラケット
2'を設け、、このブラケット2'にエアシリンダや油圧
シリンダなどの流体シリンダ17の基部を軸着し、流体シ
リンダ17のピストンロッド17'の先端と前記レバー77の
先端とを軸着する。この場合も前記同様に流体シリンダ
17の代わりに屈曲リンク機構18に同様な作動を与えるも
のを使用しても良い。
【0039】本実施例を上記のように構成したので、前
記実施例の場合と同様に作業車1の走行シフトレバー5
をバック若しくはニュートラルの位置にセットして作動
スイッチ4をONにしてピストンロッド17'を後方に押
動すると、レバー77が軸受22を中心として反時計方向に
回動し、通し軸杆21が反時計方向に回動するので垂設リ
ンク76・76が反時計方向に回動し、この動きに連動して
バンパーリンク杆79・79がリンクピン80・80を軸として
時計方向に回動してリアバンパー3を常法に邪魔になら
ない位置に移動退避せしめる。
【0040】作動スイッチ4をOFFにして流体シリン
ダ17を逆作動せしめると、前記とは逆の作動でリアバン
パー3は元の垂設状態に復帰せしめる。
【0041】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、走
行シフトレバーをバック若しくはニュートラルの位置に
セットし、作動スイッチをONにすることにより簡単に
移動装置によりリアバンパーを所定の固定位置から邪魔
にならない位置に退避せしめるので、リアバンパーが地
上の盛土や作業機の一部に接触することが未然に防止で
き、作動スイッチをOFFにすることによりリアバンパ
ーを元の状態に復帰させて本来のリアバンパーの役目を
確実に果たすことができる実用的で秀れた退避するリア
バンパーを備えた作業車となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の制御機構の説明用系統図である。
【図2】上記制御機構を使用した第一実施例の斜視図で
ある。
【図3】第一実施例の説明用側面図である。
【図4】第二実施例の側面図である。
【図5】第二実施例の作動を示す側面図である。
【図6】第二実施例の分解斜視図である。
【図7】第三実施例の説明用側面図である。
【図8】第四実施例の説明用側面図である。
【図9】制御機構の四方弁の他の使用例を示すシグナル
図である。
【図10】第五実施例の説明用側面図である。
【符号の説明】
1 作業車 2 車台 3 リアバンパー 4 作動スイッチ 5 走行シフトレバー 6 制御機構 a 移動装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業車の車台の後部下方にリアバンパー
    を車台幅方向に架設し、このリアバンパーの架設位置を
    邪魔にならない位置に退避せしめる移動装置を設け、こ
    の移動装置を作動せしめる作動スイッチを運転者が操作
    出来る位置に設け、作業車の走行シフトレバーをバック
    若しくはニュートラルの位置にセットした状態のときの
    み前記作動スイッチが移動装置を作動せしめる制御機構
    を設けたことを特徴とする退避するリアバンパーを備え
    た作業車。
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