JPH0626977Y2 - 静電容量型ビデオデイスクプレ−ヤにおけるピツクアツプクリ−ニング装置 - Google Patents

静電容量型ビデオデイスクプレ−ヤにおけるピツクアツプクリ−ニング装置

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JPH0626977Y2
JPH0626977Y2 JP6477585U JP6477585U JPH0626977Y2 JP H0626977 Y2 JPH0626977 Y2 JP H0626977Y2 JP 6477585 U JP6477585 U JP 6477585U JP 6477585 U JP6477585 U JP 6477585U JP H0626977 Y2 JPH0626977 Y2 JP H0626977Y2
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JP
Japan
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gear
pickup
player
cleaning device
cleaning head
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Application number
JP6477585U
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JPS61182930U (ja
Inventor
恵一 植村
Original Assignee
株式会社オ−デイオテクニカ
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の利用分野] この考案は静電容量型ビデオディスクプレーヤにおける
ピックアップクリーニング装置に関するものである。
[考案の技術的背景] 静電容量型のビデオディスクでは、映像信号等はディス
ク表面に螺旋状に配列された溝内において電気的導体膜
からなる符号化された幾何的模様として記録されてい
る。一方、それを検出するピツクアップは、ディスクの
回転速度や面揺れ等に追従してX軸、Y軸およびZ軸の
3軸方向で制御されるカンチレバーを有し、そのカンチ
レバーの先端には、ディスク面上を摺動しながらその導
体膜との間でコンデンサを形成する電極を有する再生針
が設けられている。ディスクに記録されている映像信号
等は、上記した導体膜と電極との間に分布する静電容量
の変化として検出されるのであるが、その静電容量値は
極めて微少(例えば0.003pF程度)であるため、再生
針にゴミ等が付着するとそれがノイズ発生の原因とな
る。このことは、特に飲食店等のタバコの煙や埃りがデ
ィスクに付着し易い場所において使用される場合に問題
となる。
[考案の目的] この考案は上記した従来の問題点に鑑みなされたもの
で、その目的は、ピックアップの再生針からノイズ原因
となるゴミ等を効果的に取去ることができるようにした
ビデオディスクプレーヤにおけるピックアップクリーニ
ング装置を提供することにある。
[実施例] 以下、この考案を添付図面に示されている一実施例を参
照しながら詳細に説明する。
第1図はこのピックアップクリーニング装置の概略的な
平面図であり、第2図には同装置の側面が示されてい
る。これによると、このピックアップクリーニング装置
は、プレーヤボード1の所定位置、すなわちこの実施例
においては、図示しないピックアップの休止位置の下方
に配置された歯車2と、この歯車2をプレーヤカバー3
の開閉動作に関連して所定角度をもって間欠的に回転さ
せる歯車駆動手段4とを備えている。この場合、歯車駆
動手段4は、プレーヤボード1上において歯車2の接線
方向に沿って摺動可能に配置されたスライダー5を有
し、このスライダー5の前端には板バネ6を介して爪7
が歯車2と噛合するように取付けられているとともに、
スライダー5の後端にはL字状に折曲げられた突起8が
設けられている。なお、常態においてスライダー5は図
示しない引張りバネにて爪7が図示実線の如く歯車2と
噛合する位置に保持されている。これに対して、プレー
ヤカバー3には、それが閉じられる際に上記突起8に当
接してスライダー5を図示しないバネに抗して強制的に
摺動させる円弧状のノックアーム9が設けられている。
第3図および第4図に示されているように、上記歯車2
には1つの偏心ピン10が立設されており、この偏心ピ
ン10には揺動板11の一端が枢着されている。この実
施例によると、揺動板11の他端にはガイドスリット1
2が穿設されているとともに、プレーヤボード1側には
そのガイドスリット12に嵌合するガイドピン13が植
設されている。したがって、歯車2の回転に伴なって揺
動板11の一端は歯車2の軸線のまわりを旋回移動する
ことになるが、他端はガイドスリット12とガイドピン
13とからなる案内手段によってほぼ直線的に摺動する
ことになる。
揺動板11上には、好ましくは板バネよりなる支持プレ
ート14を介してクリーナヘッド15を支持するフレー
ムメンバー16が取付けられている。この場合、クリー
ナヘッド15は休止位置において所定の高さ位置に降さ
れるピックアップの再生針20(第5図参照)に当接す
るように揺動板11の一端側の上部に配置されている。
なお、この実施例では、クリーナヘッド15は、8の
カツプ内に0.008のナイロンを約12000〜15000本植設
したブリッスルからなり、このブリッスルにはアルコー
ル系のクリーニング液が表面張力にて盛り上がる位につ
けられている。
また、フレームメンバー16には支持プレート14を介
してクリーナヘッド15に振動を与える振動発生ユニッ
トが設けられている。この振動発生ユニットは、例えば
フレームメンバー16側に取付けられた電磁コイル17
と支持プレート14側に取付けられたマグネット18と
からなる。
次にこの考案の作用を説明する。プレーヤカバー3を開
けると、スライダー5がノックアーム9から解放され、
図示しないバネにより第1図左方向に引張られて爪7が
歯車2に噛合する。この時、歯車2はストッパバネ19
により回転が阻止される。プレーヤカバー3を閉じる
と、スライダー5がノックアーム9により強制的に第1
図右方向に摺動させられて同図想像線で示す位置に移動
するため、歯車2は所定の角度回転する。これに伴なっ
て、揺動板11が円板クランク的に動くことになるた
め、その上部に配置されているクリーナヘッド15は歯
車2の軸線を中心とする所定半径の回転軌跡に沿って自
転することなく旋回移動することになる。したがって、
第5図に示されているように、プレーヤカバー3の開閉
に伴なってクリーナヘッド15が上記の如く旋回移動す
るため、再生終了後休止位置に戻されかつ所定の高さ位
置に降されるピックアップの再生針20はクリーナヘッ
ド15の前回とは異なる部分に当接して振動発生ユニッ
ト17,18にて振動させられているブラシによりクリ
ーニングされることになる。なお、振動発生ユニットの
オン、オフは休止位置にあるピックアップの上下動に関
連して制御するようにするとよい。
[効果] 上記した実施例の説明から明らかなように、この考案に
よれば、プレーヤカバーの開閉動作に関連してクリーナ
ヘッドを所定の回転軌跡に沿って旋回移動させ、ピック
アップの再生針をクリーナヘッドの前面とは異なる部位
に降させるようにしたことにより、クリーナヘッド面を
有効に利用できるとともに、ピックアップの再生針を効
果的にクリーニングすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるクリーニング装置の概略的な平
面図、第2図は同装置の側面図、第3図は同装置に組込
まれている揺動板の構成を概略的に示した平面図、第4
図は同揺動板の側面図、第5図はクリーナヘッドの斜視
図である。 図中、1はプレーヤボード、2は歯車、3はプレーヤカ
バー、4は歯車駆動手段、5はスライダー、9はノック
アーム、10は偏心ピン、17はコイル、18はマグネ
ット、20は再生針である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオディスクに所定の幾何的パターンと
    して配置されている電気的導体膜との間においてコンデ
    ンサを形成してその静電容量の変化により映像信号等を
    再生するピックアップの再生針をクリーニングするため
    の装置であって、 上記ピックアップの休止位置に対応してプレーヤボード
    上に設けられた歯車と、プレーヤカバーの開閉動作に関
    連して上記歯車を所定角度間欠的に回転させる歯車駆動
    手段と、一端が上記歯車に立設されている偏心ピンに枢
    着されかつ他端が上記プレーヤボードに対してガイドス
    リットとガイドピンとの組合せよりなる摺動案内手段よ
    りほぼ直線的に摺動し得るように保持された揺動板と、
    該揺動板の一端側において上記休止位置における上記ピ
    ックアップの再生針と当接可能に配置されたクリーニン
    グヘッドと、該クリーニングヘッドを振動させる振動発
    生ユニットとを含み、上記クリーニングヘッドは、上記
    歯車が回転させられる際、上記揺動板を介して上記歯車
    の軸線のまわりを間欠的に旋回移動することを特徴とす
    る静電容量型ビデオディスクプレーヤにおけるピックア
    ップクリーニング装置。
JP6477585U 1985-04-30 1985-04-30 静電容量型ビデオデイスクプレ−ヤにおけるピツクアツプクリ−ニング装置 Expired - Lifetime JPH0626977Y2 (ja)

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JPS61182930U JPS61182930U (ja) 1986-11-14
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