JPH0626970Y2 - 光信号検出回路 - Google Patents

光信号検出回路

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JPH0626970Y2
JPH0626970Y2 JP1609887U JP1609887U JPH0626970Y2 JP H0626970 Y2 JPH0626970 Y2 JP H0626970Y2 JP 1609887 U JP1609887 U JP 1609887U JP 1609887 U JP1609887 U JP 1609887U JP H0626970 Y2 JPH0626970 Y2 JP H0626970Y2
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optical signal
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JP1609887U
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実 中川原
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は,例えば光磁気ディスク装置の光信号検出回路
の改善に関し,さらに詳しくはS/N比の改善をはかっ
たものである。
<従来の技術> 従来,この種の光信号検出回路としては光磁気ディスク
装置に用いた第5図に示す構成の回路が知られている。
第5図において,1は光磁気ディスク(以下、単にディ
スクという),2はディスクを回転させるためのスピン
ドルモータ,3はディスクにレーザを照射する為のレー
ザ光源,4は集光レンズ,5は偏光子,6はビームスプ
リッタ,7は対物レンズである。8はビームスプリッタ
6の反射側に配置された1/2波長板,9は偏光ビーム
スプリッタである。ここまでの構成において,偏光子5
で直線偏光されたレーザ光はディスク面に記録された信
号(磁界の強さ)に応じて偏光し,偏光ビームスプリッ
タからはその偏光度に応じて透過光と反射光の強度が異
なって出射する(ディスク面に信号(磁界)がない場合
はこれらの出射光は同一の強さとなる)。次にこれらの
出射光を光電変換素子(例えばホトダイオード)D
で電流に変換し,それぞれの出力を電流−電圧変換
手段30a,30bで電圧信号に変換する。この出力を
差動増幅器Uで増幅してディスクに記録された信号を
検出している。
上記構成によれば,信号分以外の同相雑音を抑圧するこ
とが出来る。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら,上記従来例においてはホトダイオードか
らの電流出力をそれぞれの電流−電圧変換手段30a,
30bで電圧信号に変換しているため,これら電流−電
圧変換手段そのものの特性の差が出力信号に誤差成分と
して現われるという問題があった。
本考案は上記従来技術の問題点に鑑みて成されたもの
で,光電変換素子からの電気信号を交互に電流−電圧変
換器に入力し,その出力を平滑フィルタを介して出力す
ることによりS/N比の大きい光信号検出回路を実現す
ることを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 上記問題点を解決するための本考案の構成は,測定すべ
き光信号を2方向に分離する偏光ビームスプリッタと,
この偏光ビームスプリッタからの光信号のそれぞれを電
気信号に変換する光電変換素子と,これら光電変換素子
からの出力電流を交互に電流−電圧変換器に入力させる
スイッチング手段と,この電流−電圧変換器からの出力
を平滑フィルタを介して出力する様に構成したことを特
徴とするものである。
<実施例> 以下,本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案を示す光検出回路の構成説明図である。
図において9は従来例で示した第5図の偏光ビームスプ
リッタに対応し,これより前段の光学系は省略する。本
考案では偏光ビームスプリッタ9からの出射光を受光す
るホトダイオードD,Dはアノード同士が直列に接
続され,Dのカソード側は電流−電圧変換器30cを
構成する増幅器Uの反転端子側に接続されるとともに
抵抗Rを介して増幅器Uの出力端子に接続されてい
る。この増幅器Uの出力側は抵抗R,コンデンサC
からなる平滑フィルタ20aを経て出力端子Voutに
接続されている。
10はスイッチング手段で,中点をコモンとする直流電
圧源+Eおよび−Eと,この直流電圧源にそれぞれ
接続されたスイッチSW,SWと,インバータ
,Uおよび抵抗R,コンデンサCで構成され
た無安定マルチバイブレータ11からなり,この無安定
マルチバイブレータ11のUからの出力が直接SW
に接続されるとともにインバータUを介してSW
接続されている。この無安定マルチバイブレータ11の
出力に応じてSWとSWが交互にオン,オフする。
のカソード側はスイッチング手段10の構成要素で
あるSWとSWの接続点に接続される。
第2図(a)は上記回路のA点(無安定バイブレータの
出力点),(b)はB点(SW,SWとDのカソ
ード側の接続点)(c)はC点(増幅器Uの出力点)
の電位を示す波形図である。
いま,B点に+Eの電位が現れている時,Dは順方
向バイアスとなるためオン状態となり,Dを照射して
いるディスクからの反射光に応じたフォト電流Iが矢
印の方向に流れる。このため電流−電圧変換器30cの
出力(C点)の電位は Vc=−I となる。
次にスイッチSW,SWが切替わり,B点の電位が
−EとなるとDは順方向バイアスとなるためオン状
態となり,Dを照射しているディスクの反射光に応じ
たフォト電流Iが矢印の方向に流れる。このため増幅
器Uの出力(C点)の電位は Vc=I となる。
すなわち,スイッチSWとSWが切替わる度にC点
の電位は第2図(c)に示すタイミングで−I
なったりIとなる。
従ってR,Cで構成される平滑フィルタ20を経た
出力Voutは Vout=I−I/2 =(I−I)R/2 となりDとDに流れるフォト電流I,Iの差を
検出することができる。
なお,図ではDとDのアノード同士を接続したがカ
ソード同士であってもよい。
第3図は他の実施例を示す光検出回路の構成説明図であ
る。図において9は従来例で示した第5図の偏光ビーム
スプリッタに対応し,これより前段の光学系は省略す
る。本実施例ではフォトダイオードDのアノードは逆
バイアス電圧源−Eに,カソードはスイッチング手段
10aの構成要素であるスイッチSWのa接点および
SWのb接点と接続しており,フォトダイオードD
のカソードは逆バイアス電圧源+Eに,アノードはス
イッチSWのb接点およびSWのa接点と接続して
いる。11は第1図と同様の無安定マルチバイブレータ
であり,この出力端子はSWおよびSWに接続され
ている。スイッチSWの他方は電流−電圧変換器30
dを構成する増幅器Uの反転入力端子に接続されると
ともに抵抗Rを介してこの増幅器Uの出力端子に接
続されている。電流−電圧変換器増幅器30dの出力側
は第1図と同様抵抗R,コンデンサCからなる平滑
フィルタ20bを経て出力端子Voutに接続されてい
る。
第4図(a)は上記回路のA点(無安定バイブレータの
出力点),(b)はB点(増幅器Uの出力点)の電位
を示す波形図であり,Fで示す範囲はSW,SW
a接点に,Gで示す範囲はb接点に接続している時の電
位である。
第3,4図において,A点の電位がローレベルにあると
きSWとSWはどちらもa接点に接続されている。
この場合Dを照射しているディスクからの反射光に応
じたフォト電流IはSWを通じてコモン電位に流
れ,Dを照射しているディスクからの反射光に応じた
フォト電流IがSWの接点aを介して矢印の方へ流
れ,増幅器U,抵抗Rからなる電流−電圧変換器の
B点の出力電圧は V=I となる。
次に無安定マルチバイブレータのA点の電圧がハイレベ
ルに転じるとSW,SWはいずれもb接点が接続さ
れる。その結果Dを照射しているディスクからの反射
光に応じたフォト電流IはSWを通じてコモン電位
に流れ,Dを照射しているディスクからの反射光に応
じたフォト電流IがSWの接点bを介して矢印の方
へ流れ,増幅器U,抵抗Rからなる電流−電圧変換
器のB点の出力電圧は V=−I となる。すなわちSWとSWが同時に切替わる度に
B点の電位は第4図で示すタイミングでIとなっ
たり,−Iとなる。これらの出力は平滑フィルタ
20bを介して流れることにより(I−I)R
2となり,DとDに流れるフォト電流I,I
差を検出することが出来る。
なお,上記実施例においてはDのアノード側に−E
の電源を接続したがDの向きを逆にしてカソード側に
+Eの電源を接続し,また,Dの向きを逆にしてア
ノード側に−Eの電源を接続してもよい。
なお,本考案においては偏光ビームスプリッタ9への入
射光を光磁気ディスクからの反射光として説明したが,
偏光ビームスプリッタへの入射光はこの例に限るもので
はなく,各種の光検出回路に適用することが出来る。
<考案の効果> 以上、実施例とともに具体的に説明したように本考案に
よれば,偏光ビームスプリッタからの光信号のそれぞれ
を電気信号に変換する光電変換素子と,これら光電変換
素子からの出力電流を極性を逆にして交互に電流−電圧
変換器に入力させるスイッチング手段と,この電流−電
圧変換器からの出力を平滑フィルタを介して出力する様
に構成したので,従来のように増幅器そのものの特性の
差が出力信号に誤差成分として現われることがなくな
り,S/N比の大きい光信号検出回路を実現することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成説明図,第2図は
第1図のA,B,C点における出力波形図,第3図は他
の実施例を示す構成説明図,第4図は第3図のA,B点
の出力波形を示す図,第5図は従来例を示す構成説明図
である。 9……偏光ビームスプリッタ,10……スイッチング手
段,11……無安定マルチバイブレータ,20……平滑
フィルタ,30c,30d……電流−電圧変換器,
,D……光電変換素子,SW,SW……スイ
ッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定すべき光信号を2方向に分離する偏光
    ビームスプリッタと,この偏光ビームスプリッタからの
    光信号のそれぞれを電気信号に変換する光電変換素子
    と,これら光電変換素子からの出力電流を交互に電流−
    電圧変換器に入力させるスイッチング手段と,この電流
    −電圧変換器からの出力を平滑フィルタを介して出力す
    る様に構成したことを特徴とする光信号検出回路。
JP1609887U 1987-02-05 1987-02-05 光信号検出回路 Expired - Lifetime JPH0626970Y2 (ja)

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JP1609887U JPH0626970Y2 (ja) 1987-02-05 1987-02-05 光信号検出回路

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JP1609887U JPH0626970Y2 (ja) 1987-02-05 1987-02-05 光信号検出回路

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Publication Number Publication Date
JPS63129217U JPS63129217U (ja) 1988-08-24
JPH0626970Y2 true JPH0626970Y2 (ja) 1994-07-20

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ID=30807647

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KR920005116A (ko) * 1990-08-31 1992-03-28 정용문 광검출신호의 잡음제거장치

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JPS63129217U (ja) 1988-08-24

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