JPH06269545A - 可変表示装置 - Google Patents

可変表示装置

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Publication number
JPH06269545A
JPH06269545A JP5085227A JP8522793A JPH06269545A JP H06269545 A JPH06269545 A JP H06269545A JP 5085227 A JP5085227 A JP 5085227A JP 8522793 A JP8522793 A JP 8522793A JP H06269545 A JPH06269545 A JP H06269545A
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JP
Japan
Prior art keywords
variable display
drum
display
game
display device
Prior art date
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Pending
Application number
JP5085227A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP5085227A priority Critical patent/JPH06269545A/ja
Publication of JPH06269545A publication Critical patent/JPH06269545A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 今までにない可変表示動作を行うことにより
遊技者の注意を引き付けることができる可変表示装置を
提供する。 【構成】 複数個の回転ドラム61、71、81、91
うちの中央の上下の回転ドラム81、91における識別
情報の可変表示方向を横方向とし、左右の回転ドラム6
1、71における識別情報の可変表示方向を縦方向とし
て可変表示駆動するように構成した。 【効果】 今までにない可変表示動作により遊技が進行
し、遊技者の興味を引き付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数種類の識別情報を
可変表示する可変表示部材を複数個備えた可変表示装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機等の弾球遊技機や
スロットマシンに使用される可変表示装置においては、
複数種類の識別情報を可変表示する可変表示部材を複数
個備えて構成されるものが一般的であった。そして、そ
れぞれの可変表示部材における識別情報の可変表示方向
は、すべて同じ縦方向に可変表示駆動されるものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したようにほとん
どすべての可変表示装置において、識別情報の可変表示
方向が縦方向であるため、可変表示動作に代わり映えが
せず、遊技者に飽きられつつあるという問題があった。
本発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、その
目的とするところは、今までにない可変表示動作を行う
ことにより遊技者の注意を引き付けることができる可変
表示装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、複数種類の識別情報を可変
表示する可変表示部材を複数個備えた可変表示装置にお
いて、前記複数個の可変表示部材のうちの一部の可変表
示部材における識別情報の可変表示方向を横方向とし、
他の可変表示部材における識別情報の可変表示方向を縦
方向として可変表示駆動することを特徴とするものであ
る。
【0005】
【作用】複数個の可変表示部材のうちの一部の可変表示
部材における識別情報の可変表示方向を横方向とし、他
の可変表示部材における識別情報の可変表示方向を縦方
向として可変表示駆動するので、今までにない可変表示
動作により遊技が進行し、遊技者の興味を引き付けるこ
とができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、図7を参照して、実施例に係る可
変表示装置が適用される遊技機の一例としてのパチンコ
遊技機の遊技盤1の構成について説明する。図7は、遊
技盤1の拡大正面図である。図において、遊技盤1の表
面には、発射された打玉を誘導するための誘導レール2
がほぼ円状に植立され、該誘導レール2で区画された領
域が遊技領域3を構成している。遊技領域3のほぼ中央
上部には、複数(4つ)の回転ドラム61、71、8
1、91を有する可変表示装置30が配置されている。
可変表示装置30は、本実施例の要部を構成するもので
あり、その詳細な構成は、後に詳述する。
【0007】可変表示装置30の下方には、前記回転ド
ラム61、71、81、91の回転を許容する始動入賞
口4が設けられている。この始動入賞口4に入賞した入
賞玉は、遊技盤1の裏面に導かれて始動入賞玉検出器5
によって検出される。なお、始動入賞口4への入賞に基
づく可変表示装置30の回転は、所定回数(例えば、4
回)記憶され、その旨が可変表示装置30に設けられる
始動記憶LED37によって表示されるようになってい
る。
【0008】前記可変表示装置30の下方に入賞領域8
を有する可変入賞球装置6が設けられている。可変入賞
球装置6は、前記遊技盤1に取り付けられる取付基板7
を有し、その取付基板7の上部に長方形状の入賞領域8
が開設されている。この入賞領域8には、下端両サイド
を軸支して、取付基板7に対して垂直方向に開閉自在と
される開閉板9によって塞がれている。この開閉板9
は、開閉板用ソレノイド10によって開閉制御され、開
成中には、遊技盤1の表面を落下する打玉を受止めて入
賞領域8に導き入賞玉とする。また、入賞領域8の内部
は、3つに区画され、その中央に特定入賞領域11が形
成され、その左右に通常入賞領域が形成されている。特
定入賞領域11には、特定玉検出器12(図示しない;
ただし、図5のブロック図に符号を表示)が設けられ、
また、通常入賞領域にも入賞玉検出器13a,13b
(図示しない;ただし、図5のブロック図に符号を表
示)が設けられている。
【0009】また、入賞領域8の後面壁には、その中央
に打玉が特定入賞領域11に入賞して特定玉検出器12
をONしたときに、継続権が成立した旨を報知するV表
示LED14が設けられ、その一側に特定遊技状態にお
ける開閉板9の開放回数を表示する開成回数表示器15
が設けられている。また、入賞領域8の下方の取付基板
7には、特定玉検出器12及び入賞玉検出器13a,1
3bで検出された打玉数を表示する個数表示LED16
が設けられている。更に、可変入賞球装置6の取付基板
7の左右部には、通常の入賞口17a,17bが一体的
に形成され、入賞口17a,17bの外側にアタッカー
ランプ18が設けられている。
【0010】しかして、上記のように構成される可変入
賞球装置6は、以下のように作動する。即ち、打玉がい
ずれかの始動入賞口4に入賞して始動入賞玉検出器5を
ONさせると、可変表示装置30の回転ドラム61、7
1、81、91が回転を開始し、一定時間(例えば、5
秒)が経過すると、まず、左側の回転ドラム61が停止
し、次いで右側の回転ドラム71が停止し、次いで上回
転ドラム81又は下回転ドラム91の順で停止され、す
べての回転ドラム61、71、81、91の停止時の識
別情報の組み合せが所定の表示態様となったときに特定
遊技状態となる。そして、この特定遊技状態において
は、可変入賞球装置6の開閉板9が所定期間(例えば、
20秒経過するまで、あるいは10個の入賞玉が発生す
るまで)開放するように設定され、その開放している間
遊技盤1の表面を落下する打玉を受止めるようになって
いる。そして、入賞領域8内に設けられた特定入賞領域
11に入賞すると、再度上記した開放状態を繰り返し、
特定入賞領域11に入賞玉が入賞する毎に継続権が成立
して開放状態を最高16回繰り返すことができるように
なっている。
【0011】更に、遊技盤1の表面には、前記可変表示
装置30の上部左右側方に風車ランプ19a,19bが
設けられ、下部側方に入賞口20a,20bが設けられ
ている。また、前記風車ランプ19a,19bは、前記
特定遊技状態時や始動入賞時等に点灯又は点滅してその
旨を報知するものであり、同様な機能を有するものとし
て、遊技領域3の左右にサイドランプ21a,21bが
設けられている。上記した入賞口20a,20bとサイ
ドランプ21a,21bとは、遊技領域3の左右両側で
あってその中央やや上部から前記可変入賞球装置6の取
付基板7に達する範囲の遊技盤1の表面を覆うサイド装
飾板23a,23bに一体的に設けられている。このよ
うに遊技領域3の両サイドをサイド装飾板23a,23
bで覆うことにより、その覆われた範囲に多数の障害釘
を打たなくても良いので、遊技盤1の製造コストを大幅
に下げることができる一方、遊技領域3の両サイドは、
あまり打玉が流下する範囲ではないので、障害釘を打た
なくても遊技内容への影響も少なく、上記のように構成
することによる実害はない。ただし、数少ない流下玉に
変化を与える意味で、サイド装飾板23a,23bの表
面に凹凸を形成することが望ましい。なお、図示の実施
例では、サイド装飾板23a,23bの下方部に袖ラン
プ22a,22bが内蔵され、該袖ランプ22a,22
bの前面が若干突出して形成され、打玉の流路に変化を
与えるようになっている。
【0012】なお、遊技領域3の入口部分の内側誘導レ
ール2の上端には、遊技領域3に到達した打玉が逆流し
ないようにするため、逆流防止装置26が取り付けられ
ている。また、遊技盤1の表面の最下方には、上記した
いずれの入賞領域にも入賞しなかった打玉が遊技盤1の
後方に導かれるアウト口25が設けられている。また、
誘導レール2の外周に沿ってレール飾りランプ24が設
けられ、遊技盤1の前面は、周知のようにガラス板(図
示しない)によって覆われている。更に、図示しないが
パチンコ遊技機の前面上部には、遊技効果ランプ27が
設けられると共に遊技の進行に応じて効果音を発生する
スピーカ28(共に図5のブロック図に符号のみ表示)
も設けられている。
【0013】次に、本実施例の要部を構成する可変表示
装置30の構成について図1乃至図4を参照して説明す
る。可変表示装置30は、前記遊技盤1の表面に取り付
けられる取付基板31と、遊技盤1の裏面に取り付けら
れる回転ドラムユニット60、70、80、90を含む
ドラム装置部40とに分けられる。そこで、まず遊技盤
1の表面に取り付けられる取付基板31の構成について
図2を参照して説明する。図2は、取付基板31の正面
図である。
【0014】取付基板31には、長方形状の窓開口34
が開設され、該窓開口34に透明レンズカバーが取り付
けられ、その透明レンズカバーを通して回転ドラム6
1、71、81、91の外周に形成される識別情報が視
認できるようになっている。しかして、窓開口34は、
左右の回転ドラム61、71の表面に描かれた識別情報
(以下、図柄という場合もある)が上下2つ分見え、上
下の回転ドラム81、91の表面に描かれた識別情報が
各1つ分見えるような大きさに選ばれていると共に、識
別情報がより大きく見えるようにレンズ状に形成されて
いる。また、取付基板31の上部には、通常の入賞口3
2が突設形成されているが、該入賞口32の下方左右に
窓開口34の上部左右を覆う障害部材33が突設されて
いる。一方、窓開口34の下部左右には、誘導部材35
a,35bが突設され、遊技領域3から侵入した打玉を
取付基板31の中央部分に誘導し、最終的に取付基板3
1の下部中央に形成された放出口36から再度遊技領域
3に放出されるようになっている。しかして、放出口3
6の下方には、図7に示すように始動入賞口4が配置さ
れるので、誘導部材35a,35bに誘導された打玉
が、始動入賞口4に入賞し易くなっている。
【0015】また、上記した障害部材33には、飾りL
ED39が設けられ、また、前記放出口36の背面に始
動記憶LED37が設けられている。飾りLED39
は、各種の遊技状態に対応して点灯又は点滅駆動される
ようになっている。また、始動記憶LED37は、前記
したように始動入賞口4に入賞した打玉のうち記憶した
ものを表示するものである。更に、取付基板31の中央
部左右には、透明レンズカバーを通して見える横2列の
識別情報によって構成される2本の当りラインを表示す
るライン表示LED38が設けられている。本実施例に
おける当りラインは、図示するように、左右回転ドラム
61、71の上段図柄と上回転ドラム81の図柄とによ
って構成される上段水平の当りライン1と、左右回転ド
ラム61、71の下段図柄と下回転ドラム91の図柄と
によって構成される下段水平の当りライン2と、があ
り、いずれかの当りライン上に同一の所定識別情報(大
当り図柄という場合がある)が並んだときに大当りとな
って特定遊技状態を生起せしめる。
【0016】なお、本実施例における4つの回転ドラム
61、71、81、91の外周面に描かれる識別情報
は、文字情報と「○」情報とが描かれ、文字情報は、大
当り図柄とされ、「○」情報は、外れ図柄とされる。そ
して、上記した同一の大当り図柄が前記した当りライン
1、2のいずれかに並んだときに大当りとなるが、すべ
ての大当り配列パターンは、予め所定のランダム数に対
応させてあり、始動入賞時にそのランダム数の中から1
つの値を抽出することにより、どの大当り図柄がどの当
りラインに並ぶかが決定される。
【0017】次に、可変表示装置30の一方の構成要素
であるドラム装置部40の構成について図1、図3、及
び図4を参照して説明する。図1は、ドラム装置部40
の正面から見た斜視図であり、図3は、ドラム装置部4
0を水平方向に切断した平面断面図であり、図4は、左
右の回転ドラム60、70を省略したドラム装置部40
の正面図である。しかして、ドラム装置部40は、ドラ
ム装置収納体41と4つの回転ドラムユニット60、7
0、80、90とから構成される。そこで、まず、ドラ
ム装置収納体41について説明する。
【0018】図において、回転ドラムユニット60、7
0、80、90を収納するドラム装置収納体41は、前
方が開放した箱状に形成され、その前方の開口42から
4つの回転ドラムユニット60、70、80、90を収
納支持することができるようになっている。この収納支
持する構成については、後に詳述する。また、ドラム装
置収納体41の上部後方は、円弧状に形成された湾曲部
43となっており、遊技盤1の後面に取り付けたときに
少しでもドラム装置収納体41の占める空間を減少させ
るようになっている。また、ドラム装置収納体41の上
面から後面及び下面を囲むように一対の取付金具44
a,44bが設けられる。取付金具44a,44bの上
面前方には、ビス穴を有する取付片45a,45bが形
成され、その下面前方には、係合片46a,46bが形
成されている。この取付片45a,45b、係合片46
a,46bは、前記遊技盤1の裏面に止着される額縁状
の取着板(図示しない)に形成される取着片及びフック
受部に対応するものであり、フック受部に下部の係合片
46a,46bを差し込み、その後、上部の取付片45
a,45bと取着片とを当接させてビスで螺着すること
により、回転ドラムユニット60、70、80、90を
内蔵したドラム装置収納体41を遊技盤1の裏面に取り
付けることができる。
【0019】なお、上記した取付金具44a,44b
は、その上下先端部が図4に示す係合溝47に係合され
ることによりドラム装置収納体41に装着され、また、
後面においては、図3に示すように、位置決め凸部48
a,48bが突設され、該位置決め凸部48a,48b
が金属薄板製の放熱板49に形成された係合穴50a,
50bと嵌合することにより、左右にずれないように規
制されている。金属薄板によって構成される放熱板49
は、各回転ドラムユニット60、70、80、90の固
定板62、72、82、92と直接的又は間接的に接触
しており、各回転ドラムユニット60、70、80、9
0で発生する熱を外部に放出するためにドラム装置収納
体41の後面外側に取り付けられるものである。
【0020】また、ドラム装置収納体41には、図4に
示すように、左右の回転ドラムユニット60、70の固
定板62、72を装着固定するための固定板位置決め凹
部51と固定板収納溝52とが開口42の左右上下及び
後面壁に形成されている。このうち、右回転ドラムユニ
ット70の固定板72が挿入される固定板位置決め凹部
51は、合成樹脂性のドラム装置収納体41と一体的に
形成されるが、左回転ドラムユニット60の固定板62
が挿入される固定板位置決め凹部51は、ドラム装置収
納体41の左側壁を構成する側板41aとドラム装置収
納体41本体とによって形成されるようになっている。
即ち、側板41aは、ドラム装置収納体41本体に対し
て分割構成され、左回転ドラムユニット60を装着した
後にドラム装置収納体41本体にビス等で止着すること
により、全体としてドラム装置収納体41を構成するよ
うになっている。
【0021】このように、ドラム装置収納体41の一側
側壁を側板41aとして分離構成したのは、横方向に回
転する上下回転ドラムユニット80、90と縦方向に回
転する左右回転ドラム60、70とをドラム装置収納体
41の内部に組み付けるためである。具体的には、ま
ず、右回転ドラムユニット70の固定板72を右側上下
の固定板位置決め凹部51に挿入して装着し、次いで上
下の回転ドラムユニット80、90の固定板82、92
をドラム装置収納体41の上下中央に形成される中央凹
部54に設けられるドラム固定金具55に連結装着し、
その後、左回転ドラムユニット60の固定板62をドラ
ム装置収納体41本体の側方から左側上下の位置決め凹
部51に挿入させ、最後に側板41aをドラム装置収納
体41本体にビス止めすることにより、すべての回転ド
ラムユニット60、70、80、90を内部に収納装着
することができる。
【0022】また、ドラム装置収納体41の後面壁に
は、4つの開口53が開設されているが、この後面開口
53は、各回転ドラムユニット60、70、80、90
から延びる配線を外部に導出するものであり、その外部
に導出された配線は、ドラム装置収納体41の後面側に
取り付けられる中継基板56に接続されるようになって
いる。また、この後面開口53からは、後に詳述するよ
うに、左右回転ドラムユニット60、70の固定板6
2、72の後端部に形成された当接片62a,72aも
貫通して前記放熱板49に当接するようになっている。
【0023】次に、上記したドラム装置収納体41に収
納される回転ドラムユニット60、70、80、90に
ついて説明する。回転ドラムユニット60、70、8
0、90は、回転ドラム61、71、81、91と該回
転ドラム61、71、81、91を回転駆動するステッ
ピングモータ63、73、83、93と、該ステッピン
グモータ63、73、83、93とが固着される金属薄
板製の固定板62、72、82、92とから構成され
る。ところで、左右の回転ドラムユニット60、70
は、左右対称に形成され、上下の回転ドラムユニット8
0、90も上下対称に形成されている。そこで、まず、
左右の回転ドラムユニット60、70について説明す
る。
【0024】左右の回転ドラムユニット60、70にお
いて、図1に示すように、固定板62、72の前面に
は、ステッピングモータ63、73を囲むようにプリン
ト配線基板64、74が装着されている。プリント配線
基板64、74の前方部には、2つのドラムランプ6
6、76が植立され、該ドラムランプ66、76を覆う
ように反射収納部材65、75が取り付けられている。
しかして、プリント配線基板64、74には、ドラムラ
ンプ66、76、ステッピングモータ63、73、及び
ステッピングモータ63、73の内部に設けられるドラ
ムセンサ68、78(図示しない;ただし図5のブロッ
ク図に表示)からの配線が集約されると共に外部と接続
するための配線(図示しない)も接続される。また、ス
テッピングモータ63、73の出力軸に回転ドラム6
1、71を固着した状態で、図3に示すように、回転ド
ラム61、71の内部に上下ドラム収容空間67、77
が形成されるようになっている。この上下ドラム収容空
間67、77に上下回転ドラム81、91の一部が収納
されるようになっているので、縦方向と横方向とに回転
するドラムを収納するドラム装置収納体41の全体をコ
ンパクトに構成することができ、パチンコ遊技機の遊技
盤1の限られた範囲にも設置することが可能となる。
【0025】また、固定板62、72の後端は、図3に
示すように、L字状に曲折された当接片62a,72a
となっており、この当接片62a,72aが前記後面開
口53から後方に貫通して放熱板49に接触当接してい
る。このため、回転ドラムユニット60、70で発生し
た熱が固定板62、72を介してドラム装置収納体41
の外部設置される放熱板49に伝導され、外部に熱を放
熱して回転ドラムユニット60、70の熱に起因する故
障を防止するようになっている。
【0026】次に、上下に装着される回転ドラムユニッ
ト80、90において、図4に示すように、該回転ドラ
ムユニット80、90の固定板82、92の内側面にス
テッピングモータ83、93が固着され、該ステッピン
グモータ83、93の出力軸に回転ドラム81、91が
止着されて、2つの回転ドラム81、91が対面するよ
うになっている。また、この場合、ステッピングモータ
83、93は、回転ドラム81、91の内部に収納され
るようになっている。また、固定板82、92の外側面
には、プリント配線基板84、94が取り付けられ、該
プリント配線基板84、94の前方にも固定板82、9
2を貫通するようにドラムランプ85、95(図1参
照)が設けられている。また、プリント配線基板84、
94には、ドラムランプ85、95、ステッピングモー
タ83、93、及びステッピングモータ83、93の内
部に設けられるドラムセンサ87、97(図示しない;
ただし図5のブロック図に表示)からの配線が集約され
ると共に外部と接続するための配線(図示しない)も接
続される。
【0027】また、固定板82、92の外側面には、そ
れぞれ支持金具86、96がプリント配線基板83、9
4を貫通するように一体的に設けられ、該支持金具8
6、96がその端部において前記ドラム固定金具55と
ビスで連結止着されている。これにより、上下回転ドラ
ムユニット80、90がドラム装置収納体41に止着固
定される。ところで、上下回転ドラムユニット80、9
0が止着されるドラム固定金具55は、図1に示すよう
に、ドラム装置収納体41の上下面中央に形成されるほ
ぼ正方形状の中央凹部54の底面に敷設されて後部でよ
り肉厚の厚い金属片によって連結されたほぼコ字状とな
っており、図3に示すように、肉厚の厚い後部のドラム
固定金具55部分が前記放熱板49に接触している。こ
のため、上下回転ドラムユニット80、90で発生した
熱が固定板82、92、支持金具86、96、及びドラ
ム固定金具55を介してドラム装置収納体41の外部設
置される放熱板49に伝導され、外部に熱を放熱して上
下回転ドラムユニット80、90の熱に起因する故障を
防止するようになっている。
【0028】上記したように、本実施例に係る可変表示
装置30は、複数個の回転ドラム61、71、81、9
1うちの中央の上下の回転ドラム81、91における識
別情報の可変表示方向を横方向とし、左右の回転ドラム
61、71における識別情報の可変表示方向を縦方向と
して可変表示駆動するので、今までにない可変表示動作
により遊技が進行し、遊技者の興味を引き付けることが
できる。なお、上記した構成のうち、ドラムセンサ6
8、78、87、97は、停止すべき識別情報を検出す
るために設けられるものである。
【0029】以上、可変表示装置30を含む遊技盤1の
構成について説明してきたが、遊技盤1に設けられるそ
れらの遊技装置は、図5に示す遊技制御回路によって制
御される。図5は、遊技制御回路をブロック構成で示す
回路図であり、MPU、ROM、RAM、入出力回路を
含むメインの基本回路100によって制御される。ま
た、可変表示装置30は、基本回路100によって制御
されるサブの基本回路101によって制御される。しか
して、メイン基本回路100には、スイッチ入力回路1
08を介して入賞玉検出器13a,13b(10カウン
トスイッチと表示)、特定玉検出器12(特定領域スイ
ッチと表示)、及び始動入賞玉検出器5(始動口スイッ
チと表示)からの検出信号が入力され、アドレスデコー
ド回路102からメイン基本回路100にチップセレク
ト信号が与えられる。また、電源投入時に初期リセット
回路103からメイン基本回路100にリセット信号が
与えられ、所定時間毎にクロック用リセットパルス発生
回路104からメイン基本回路100及びサブ基本回路
101に定期リセット信号が与えられる。
【0030】一方、メイン基本回路100からは、以下
の装置及び回路に制御信号が与えられる。即ち、音回路
105を介してスピーカ28に音声信号が与えられ、7
セグ・LED・ランプ駆動回路106を介して開成回数
表示器15、個数表示LED16、飾りLED39、V
表示LED14、ライン表示LED38、及び始動記憶
LED37に表示制御信号が与えられ、また、ランプ・
ソレノイド・情報出力回路107を介して開閉板用ソレ
ノイド10、サイドランプ21a,21b、26a,2
6b、レール飾りランプ24、アタッカーランプ18、
遊技効果ランプ27、風車ランプ19a,19bが駆動
され、大当り情報、当り情報、及び有効始動情報が外部
に導出される。
【0031】また、前記した可変表示装置30の回転ド
ラムユニット60、70、80、90は、専用のサブ基
本回路101によって制御されるが、このサブ基本回路
101にメイン基本回路100から制御信号が与えられ
る。しかして、サブ基本回路101からは、ドラムラン
プ回路109を介してドラムランプ66、76、85、
95に駆動信号が与えられ、ドラムモータ回路110を
介してドラムモータ63、73、83、93に駆動信号
が与えられ、ドラムモータ63、73、83、93に内
蔵されるドラムセンサ68、78、87、97からは、
センサ入力回路111を介してサブ基本回路101及び
基本回路100に入力信号が送られる。なお、上記した
ドラムランプ66、76、85、95を除く装置や回路
には、電源回路112から各種の電圧を有する電力が供
給され、ドラムランプ66、76、85、95には、ド
ラムランプ用電源113から所定の電圧を有する電力が
供給されている。
【0032】次に、上記した遊技制御回路によって制御
される遊技動作のうち、4つの回転ドラム61、71、
81、91の停止順序を決定する動作について図6を参
照して説明する。図6は、4つの回転ドラム61、7
1、81、91の停止順序を決定する動作を示すフロー
図である。まず、ステップ10において、回転ドラム6
1、71、81、91が変動中か否かが判別され、変動
中でなければ、以下の処理を実行することなくサブルー
チン処理を終了し、変動中であれば、ステップ20で上
側の当りライン1に対応する左右の回転ドラム61、7
1に表示される識別情報が同一の大当り図柄が表示され
るリーチ表示であるか否かが判別される。上側の当りラ
イン1がリーチ表示でない場合としては、下側がリーチ
表示(下側が単独で大当り表示となる場合を含む)であ
る場合と外れ表示である場合とがあり、このような表示
態様の場合には、ステップ30に示されるように、回転
ドラム61、71、81、91の停止順序として「左→
右→上→下」という順に決定される。
【0033】一方、前記ステップ20で上側の当りライ
ン1がリーチ表示であると判別されたときには、ステッ
プ40で下側の当りライン2がリーチ表示であるか否か
が判別される。このステップ40で下側の当りライン2
がリーチ表示でないと判別されたときには、上側の当り
ライン1でリーチ表示(上側が単独で大当り表示となる
場合を含む)となる場合であるので、このような表示態
様の場合には、ステップ50に示されるように、回転ド
ラム61、71、81、91の停止順序として「左→右
→下→上」という順に決定される。
【0034】更に、前記ステップ40で下側の当りライ
ン2がリーチ表示であると判別されたときには、ステッ
プ60で上側が大当り表示であるか否かが判別され、上
側が大当り表示ではないと判別されたときには、ステッ
プ70で下側が大当り表示であるか否かが判別され、こ
の下側も大当り表示でないと判別されたとき(この場
合、上側及び下側が大当りではないが両方ともリーチ表
示)には、前記ステップ50に進み、一方、下側が大当
り表示であると判別されたとき(この場合、上側がリー
チ表示で下側が大当り表示)には、前記ステップ30に
進む。また、ステップ60において上側が大当り表示で
あると判別されたときには、ステップ80で下側が大当
り表示であるか否かが判別される。この判別において、
下側が大当り表示ではないと判別されたとき(この場
合、上側が大当り表示で下側がリーチ表示)には、前記
ステップ50に進むが、下側も大当り表示であると判別
されたとき(この場合、上側も下側も両方大当り表示)
には、ステップ90に示されるように、回転ドラム6
1、71、81、91の停止順序として「左→右→上下
(同時)」という順に決定される。
【0035】上記したドラム停止順序決定制御において
は、左右の回転ドラム61、71の停止順序は、どのよ
うな場合でも同じであるが、上下の回転ドラム81、9
1においては、リーチ表示及び大当り表示以外の通常の
表示態様では、「上→下」の順で停止され、リーチ表示
又は大当り表示となる表示態様(ただし、リーチ表示よ
りも大当り表示を優先する)では、リーチ表示又は大当
り表示となる段を後にして停止され、両方とも大当り表
示となったときには、上下同時に停止制御するようにし
ている。また、本実施例においては、いずれか一方の当
りラインで大当りになる場合と、両方の当りラインで大
当りになる場合とがあるが、これらの価値を同じにして
も良いが、例えば、両方の当りラインで同時大当りとな
った場合には、当該同時大当り表示に基づく特定遊技状
態の終了後、所定の条件が成立するまでの間、可変表示
装置30の可変表示動作における大当り図柄の出現確率
が向上(例えば、1/230→1/100)するように
しても良い。所定の条件として、予め定めた大当り図柄
により特定遊技状態となったこと、所定回数の特定遊技
状態が終了したこと、あるいは、再度同時大当り表示と
なったこと等が考えられる。
【0036】なお、上記した停止順決定制御と異なる制
御によって停止順を決めても良い。また、上記した可変
表示装置30の構成として、縦方向に回転する回転ドラ
ムを2つと横方向に回転する回転ドラムを2つとからな
るものを示したが、それらの数は、任意に組合せて構成
したものでも良い。また、可変表示部材として回転ドラ
ムではなく、例えば、LCD表示器やドットマトリック
スLED表示器を区画表示させ、それぞれの区画表示領
域に識別情報を縦方向に可変表示したり、横方向に可変
表示したりして可変表示装置を構成したものでも良い。
更に、可変表示装置が適用される遊技機としても、パチ
ンコ遊技機以外の遊技機(例えば、アレンジ式弾球遊技
機やスロットマシン等)であっても良い。
【0037】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、複数個の可変表示部材のうちの
一部の可変表示部材における識別情報の可変表示方向を
横方向とし、他の可変表示部材における識別情報の可変
表示方向を縦方向として可変表示駆動するので、今まで
にない可変表示動作により遊技が進行し、遊技者の興味
を引き付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】可変表示装置を主要部を構成するドラム装置部
の正面から見た斜視図である。
【図2】可変表示装置の正面図である。
【図3】ドラム装置部を水平方向に切断した平面断面図
である。
【図4】左右の回転ドラムを省略したドラム装置部の正
面図である。
【図5】可変表示装置を含む遊技装置の動作を制御する
遊技制御回路のブロック図である。
【図6】遊技制御回路によって制御される遊技動作のう
ち、回転ドラムの停止順を決定するための制御動作を示
すフロー図である。
【図7】実施例に係る可変表示装置が適用される遊技機
の一例としてのパチンコ遊技機の遊技盤の正面図であ
る。
【符号の説明】
1 遊技盤 30 可変表示装置 40 ドラム装置部 41 ドラム装置収納体 49 放熱板 55 ドラム固定金具 60,70,80,90 回転ドラムユニット 61,71,81,91 回転ドラム 62,72,82,92 固定板 63,73,83,93 ステッピングモータ 66,76,85,95 ドラムランプ 67,77 上下ドラム収容空間 100 メイン基本回路 101 サブ基本回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の識別情報を可変表示する可変
    表示部材を複数個備えた可変表示装置において、 前記複数個の可変表示部材のうちの一部の可変表示部材
    における識別情報の可変表示方向を横方向とし、他の可
    変表示部材における識別情報の可変表示方向を縦方向と
    して可変表示駆動することを特徴とする可変表示装置。
JP5085227A 1993-03-19 1993-03-19 可変表示装置 Pending JPH06269545A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000102654A (ja) * 1998-09-29 2000-04-11 Aruze Corp 可変表示装置及びこれを用いた遊技機
JP2016087446A (ja) * 2015-10-15 2016-05-23 株式会社三洋物産 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000102654A (ja) * 1998-09-29 2000-04-11 Aruze Corp 可変表示装置及びこれを用いた遊技機
JP2016087446A (ja) * 2015-10-15 2016-05-23 株式会社三洋物産 遊技機

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