JPH06268905A - 映像信号縮小装置 - Google Patents

映像信号縮小装置

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Publication number
JPH06268905A
JPH06268905A JP5055653A JP5565393A JPH06268905A JP H06268905 A JPH06268905 A JP H06268905A JP 5055653 A JP5055653 A JP 5055653A JP 5565393 A JP5565393 A JP 5565393A JP H06268905 A JPH06268905 A JP H06268905A
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JP
Japan
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video signal
signal
time axis
scanning line
input
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Application number
JP5055653A
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English (en)
Inventor
Yoshio Nishimura
好雄 西村
Hiroshi Nose
廣 野瀬
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 垂直解像度が高い縮小画面を得る映像信号縮
小装置を提供する。 【構成】 入力映像信号よりもテレビジョン受像機に送
る走査線数を多くして、縮小画面の垂直解像度の劣化を
抑止する。走査線補間回路13−1〜13−n2 (n:整
数)による補間処理によりインターレース映像信号をノ
ンインターレース映像信号に変換した後、時間軸圧縮回
路5−1〜5−n2 で垂直,水平方向に1/nに時間軸
圧縮し、圧縮後の映像信号を信号合成回路6にて合成す
る。水平偏向パルス発生回路9は、入力映像信号の水平
周期の約1/2の周期の水平偏向駆動トリガパルス(H
Dパルス)を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1〜n2 (n:整数)
個の入力映像信号を1台のテレビジョン受像機に映す際
に用いられる映像信号縮小装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図17は1〜n2 個の入力映像信号を1台
のテレビジョン受像機に映すときに使用する従来の映像
信号縮小装置の回路構成図である。図17において1−1
〜1−n2 は映像信号が入力される入力端子であり、入
力端子1−1〜1−n2 を介して映像信号が対応するY
/C分離回路2−1〜2−n2 に入力される。Y/C分
離回路2−1〜2−n2 は、入力映像信号を輝度信号
(Y)と色信号(C)とに分離し、輝度信号は走査線変
換回路4−1〜4−n2 へ出力し、色信号は色復調回路
3−1〜3−n2 へ出力する。色復調回路3−1〜3−
2 は色復調を施して色差信号R−Y, B−Yに変換
し、これらの色差信号を走査線変換回路4−1〜4−n
2 へ出力する。走査線変換回路4−1〜4−n2 は、走
査線数を変換して変換後の輝度信号,色差信号を時間軸
圧縮回路5−1〜5−n2 へ出力する。時間軸圧縮回路
5−1〜5−n2 は、時間軸圧縮処理を施すと共に、水
平偏向パルス発生回路9が発生した水平偏向駆動トリガ
パルス(以降HDパルスと呼ぶ)と垂直偏向パルス発生
回路10が発生した垂直偏向駆動トリガパルス(以降VD
パルスと呼ぶ)とに同期させて画面の大きさの縮小処理
を施し、処理後の信号を信号合成回路6へ出力する。信
号合成回路6は、各時間軸圧縮回路5−1〜5−n2
ら入力される縮小映像信号を1つの信号に合成し、その
合成信号を、輝度信号用の出力端子7と色差信号用の出
力端子8とから出力させる。また、前記水平偏向パルス
発生回路9,垂直偏向パルス発生回路10は、水平偏向駆
動トリガパルスの出力端子11, 垂直偏向駆動トリガパル
スの出力端子12を介して、HDパルス, VDパルスをそ
れぞれ外部に出力する。
【0003】次に、動作について説明する。入力端子1
−1〜1−n2 から入力された入力映像信号はY/C分
離回路2−1〜2−n2 によって輝度信号と色信号とに
分離され、輝度信号はそのまま、また色信号については
色復調回路3−1〜3−n2で色復調され色差信号R−
Y, B−Yに変換された後、走査線変換回路4−1〜4
−n2 に入力される。走査線変換回路4−1〜4−n2
に入力された輝度信号と色差信号とは図18のように走査
線数が入力水平走査線数の1/nに変換される。なお、
図19にn=2, n=3の場合の走査線変換回路4−1〜
4−n2 の走査線変換例を示す。時間軸圧縮回路5−1
〜5−n2 で垂直方向1/n, 水平方向1/nに時間軸
圧縮されるとともに、水平偏向パルス発生回路9で発生
されたHDパルスと水平方向に同期させ、垂直偏向パル
ス発生回路10で発生されたVDパルスと垂直方向に同期
させて、図20のように画面の大きさが1/n2 に縮小さ
れる。以上のようにして得られた1〜n2 個の縮小映像
信号は信号合成回路6に入力され、1つの信号に合成さ
れて、出力端子7, 出力端子8から合成後の輝度信号,
色差信号がそれぞれ出力される。また、水平偏向パルス
発生回路9から出力されるHDパルスが水平同期信号と
して出力端子11を介し、垂直偏向パルス発生回路10から
出力されるVDパルスが垂直同期信号として出力端子12
を介して、テレビジョン受像機に出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の映像信号縮小装
置は以上のように構成されているので、画面の大きさが
入力映像信号の1/n2 に縮小された縮小映像信号は走
査線数が入力水平走査線数の1/nになっているので、
垂直解像度がnの値に応じて劣化した縮小画面となって
しまうという問題点がある。また、これらの縮小画面を
フリーズした際に垂直方向の画像が粗く見えるという問
題点もある。
【0005】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたものであり、垂直解像度が高い縮小画面を
得るとともに、垂直解像度が高い縮小画面のフリーズ画
を得ることができる映像信号縮小装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明に係る映
像信号縮小装置は、インターレース映像信号を補間によ
りノンインターレース映像信号に変換して走査線数を倍
増し、そのノンインターレース信号から走査線数を1/
nにした後、垂直方向1/n,水平方向1/nに時間軸
圧縮を行ない、時間軸圧縮後の信号を合成するととも
に、テレビジョン受像機のHDパルスを入力水平同期周
波数の2倍で発生させ、VDパルスは入力垂直同期周波
数と同じに発生させるように構成したものである。
【0007】本願の第2発明に係る映像信号縮小装置
は、インターレース映像信号をノンインターレース映像
信号に変換し、そのノンインターレース映像信号の走査
線を1/n(n:整数)に間引いて垂直方向,水平方向
とも1/nに時間軸圧縮を行う際に、実走査線を間引く
か補間走査線を間引くかをフィールド毎に切り換えるよ
うに構成したものである。
【0008】本願の第3発明に係る映像信号縮小装置
は、第1,2発明において、動き適応3次元走査線補間
回路を用い、静止画部分ではフィールド間補間により、
動き部分ではライン間補間により、ノンインターレース
映像信号に変換するように構成したものである。
【0009】本願の第4発明に係る映像信号縮小装置
は、補間を行わずに、HDパルスを入力水平同期周波数
のn倍で発生させ、走査線数を1/nに間引くことなく
入力映像信号を縮小するように構成したものである。
【0010】本願の第5発明に係る映像信号縮小装置
は、第4発明において、nの値が偶数の場合にはVDパ
ルスの位相を1つおきに動かしテレビジョン受像機の走
査線数が入力水平走査線数のn倍でもインターレースを
行なえるように構成したものである。
【0011】本願の第6発明に係る映像信号縮小装置
は、nが偶数の場合に、走査線数が入力映像信号のn倍
+m(m:奇数)本または入力映像信号のn倍−m本と
なる同期信号を発生させて、走査線数を1/nに間引く
ことなくインターレースして縮小するように構成したも
のである。
【0012】本願の第7発明に係る映像信号縮小装置
は、第1〜6発明において、時間軸圧縮後の信号をフリ
ーズするように構成したものである。
【0013】本願の第8発明に係る映像信号縮小装置
は、第7発明において、フィールドフリーズとフレーム
フリーズとを切り換えるように構成したものである。
【0014】
【作用】第1発明にあっては、HDパルスを2倍にする
ことにより、1/n2 の縮小画面を作る際に、縮小画面
内の走査線数を従来の2倍の(1/n)×2とするの
で、垂直解像度が高い縮小画面が得られる。
【0015】第2発明にあっては、フィールド毎に実走
査線を間引くか、補間走査線を間引くかを切り換えて、
間引きによって走査線数を1/2にする。よって、1フ
ィールドおきに実走査線による入力そのものの映像が再
現され、平均による垂直解像度の低下もない。
【0016】第3発明にあっては、静止画部分での走査
線補間をフィールド間補間で行なうことにより、静止画
部分では垂直方向に相関性がない入力映像信号の場合で
も、入力映像信号の前フィールドの同位置の信号を補間
信号とするため、フィールド毎に起こるフリッカは軽減
される。
【0017】第4発明にあっては、HDパルスの周波数
を入力水平同期周波数のn倍とすることにより、縮小画
面の走査線数は(1/n)×n倍となり、フィールド単
位では走査線数の劣化がないため、垂直解像度の劣化が
減少した縮小画面を作成する。
【0018】第5発明にあっては、HDパルスの周波数
を入力水平同期周波数のn倍とし、nの値に応じてVD
パルスの位相を一つおきに動かし、常に入力水平同期周
波数のn倍のインターフェイスすることにより、縮小画
面の走査線数は(1/n)×nとなり入力映像信号その
ままの垂直解像度が高い縮小画面を作成する。
【0019】第6発明にあっては、nが偶数の場合に、
走査線数が入力映像信号の(n+m(m:奇数))本ま
たは(n−m)本となる同期信号を発生させて、走査線
数を1/nに間引くことなくインターフェイスして縮小
する。よって、VDパルスの位相を動かすことなしに、
テレビジョン受像機をインターフェイスして、入力映像
信号そのままの縮小画面を作成する。
【0020】第7発明にあっては、時間軸圧縮後の信号
をフリーズすることにより、垂直解像度が高いフリーズ
画を得る。
【0021】第8発明にあっては、動きがあるときには
フィールドフリーズを選択し、静止画のときはフレーム
フリーズを選択することにより、静止画時のフリーズ画
の品位が向上する。
【0022】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて具体的に説明する。
【0023】実施例1 図1は本発明の実施例1の映像信号縮小装置の回路構成
図である。図1において、1−1〜1−n2 は映像信号
が入力される入力端子であり、入力端子1−1〜1−n
2 を介して映像信号が対応するY/C分離回路2−1〜
2−n2 に入力される。Y/C分離回路2−1〜2−n
2 は、入力映像信号を輝度信号(Y)と色信号(C)と
に分離し、輝度信号は走査線補間回路13−1〜13−n2
へ出力し、色信号は色復調回路3−1〜3−n2 へ出力
する。色復調回路3−1〜3−n2 は色復調を施して色
差信号R−Y, B−Yに変換し、これらの色差信号を走
査線補間回路13−1〜13−n2 へ出力する。走査線補間
回路13−1〜13−n2 は、ライン間補間にて走査線補間
処理を施し、処理後の信号を走査線変換回路4−1〜4
−n2 へ出力する。走査線変換回路4−1〜4−n
2 は、走査線数を変換して変換後の輝度信号,色差信号
を時間軸圧縮回路5−1〜5−n2 へ出力する。時間軸
圧縮回路5−1〜5−n2 は、時間軸圧縮処理を施すと
共に、水平偏向パルス発生回路9が発生したHDパルス
と垂直偏向パルス発生回路10が発生したVDパルスとに
同期させて画面の大きさの縮小処理を施し、処理後の信
号を信号合成回路6へ出力する。信号合成回路6は、各
時間軸圧縮回路5−1〜5−n2 から入力される縮小映
像信号を1つの信号に合成し、その合成信号を、輝度信
号用の出力端子7と色差信号用の出力端子8とからテレ
ビジョン受像機へ出力させる。また、前記水平偏向パル
ス発生回路9,垂直偏向パルス発生回路10は、水平偏向
駆動トリガパルスの出力端子11, 垂直偏向駆動トリガパ
ルスの出力端子12を介して、HDパルス, VDパルスを
それぞれテレビジョン受像機に出力する。
【0024】図2は、図1における走査線補間回路13−
1〜13−n2 のブロック構成図である。各走査線補間回
路13−1〜13−n2 は、入力信号を倍速に変換する倍速
変換回路14と、倍速変換された信号を1水平期間(1
H)遅延させる1H遅延回路15と、倍速変換回路14の出
力信号と1H遅延回路15の出力信号とを加算する加算器
16と、加算器16の出力信号を1/2にする1/2除算器
17とから構成されている。
【0025】次に、動作について説明する。入力端子1
−1〜1−n2 から入力された入力映像信号はY/C分
離回路2−1〜2−n2 によって輝度信号と色信号とに
分離され、輝度信号はそのまま、また色信号については
色復調回路3−1〜3−n2で色復調され色差信号R−
Y, B−Yに変換された後、走査線補間回路13−1〜13
−n2 に入力される。
【0026】走査線補間回路13−1〜13−n2 に図3の
ように入力された映像信号(輝度信号と色差信号とは同
様の処理のため映像信号とまとめて呼ぶ)である図5
(a)は倍速変換回路14で図5(b)のように倍速に変
換され、1H遅延回路15で図5(c)のように倍速の1
水平期間遅延が行われる。そして、加算器16で倍速変換
回路14と1H遅延回路15との出力信号が加算された後、
1/2除算器17にて1/2にされ、図5(d)のような
信号が生成される。従って、走査線補間回路13−1〜13
−n2 の出力は図4のように変換された信号となる。但
し、図4では(k(a)+k(a))/2=k(a)を
実走査線、(k(a+1)+k(a)/2=k(a)′
を補間走査線として示してある。
【0027】走査線補間回路13−1〜13−n2 より出力
された映像信号は走査線変換回路4−1〜4−n2 に入
力される。走査線変換回路4−1〜4−n2 に入力され
た映像信号は走査線数が加重平均により1/nに変換さ
れ、時間軸圧縮回路5−1〜5−n2 で垂直方向1/
n,水平方向 1/nに時間軸圧縮される(図6,図7
参照)。そして、図8に示すような、水平偏向パルス発
生回路9で発生された入力映像信号の水平周期の約1/
2の周期のHDパルスと水平方向に同期させ、かつ、垂
直偏向パルス発生回路10で発生された入力映像信号の垂
直周期とほぼ同じ周期のVDパルスと垂直方向に同期さ
せて、図20のように、画面の大きさが入力映像信号の1
/n2 に縮小される。時間軸圧縮回路5−1〜5−n2
では、n2個の出力信号のそれぞれで出力タイミングが
重ならないように出力される。以上のようにして得られ
た1〜n2 個の縮小映像信号は、信号合成回路6に入力
されて1つの信号に合成され、輝度信号用の出力端子7
と色差信号用の出力端子8とからテレビジョン受像機に
出力される。
【0028】また、水平偏向パルス発生回路9からのH
Dパルスが水平同期信号として出力端子11を介し、垂直
偏向パルス発生回路10からのVDパルスが垂直同期信号
として出力端子12を介して、テレビジョン受像機に出力
される。従って、信号合成後にテレビジョン受像機に出
力される走査線数は、図9に示すようになり、1/n2
の縮小画面内の走査線数が各フィールドでは従来の2倍
の走査線数となり、垂直解像度が高い縮小画面を得るこ
とができる。
【0029】実施例2 上記実施例では走査線補間回路13−1〜13−n2 は垂直
方向のみの演算で補間処理を行ったが、以下ののような
構成として、走査線補間を行ってもよい。図10は、走査
線補間回路13−1〜13−n2 の他の構成例を示してお
り、本実施例の走査線補間回路13−1〜13−n2 は、実
施例1(図2)と同様の倍速変換回路14と、1H遅延回
路15と、加算器16と、1/2除算器17とに加えて、倍速
変換された信号を1垂直期間(1V)遅延させる1V遅
延回路18と、映像信号の動き量を検出する動き量検出回
路19と、1/2除算器17の出力及び1V遅延回路18の出
力を動き量に応じて混合する混合回路20と、倍速変換回
路14の出力及び混合回路20の出力を選択するスイッチ21
とから構成されている。
【0030】以上のような構成において、動き量検出回
路19で1フィールド前もしくは1フレーム前との動き量
を検出し、動き量検出回路19より検出される動き量に応
じて、1V遅延回路18で1垂直期間遅延した映像信号と
ライン間演算の映像信号とを混合回路20で混合して補間
信号を生成し、スイッチ21で実走査線と補間信号とを切
換えて出力する。このことにより図11のような走査線補
間を行なえる。従って、垂直方向に相関性がない映像で
も静止画像に近い場合、フィールド毎に起こるフリッカ
を軽減できる。
【0031】なお、本実施例では、走査線補間回路13−
1〜13−n2 は倍速変換回路14で倍速変換した後に補間
走査線信号を生成したが、逆に補間走査線信号を生成し
た後に倍速変換してもよい。
【0032】実施例3 上記実施例では、n=2の場合、走査線変換回路4−1
〜4−n2 において、走査線数を1/2すなわち走査線
2本より1本にしたが、この際、加重平均(n=2の場
合は単なる平均)によらず、フィールド毎に実走査線を
間引くか、補間走査線を間引くかを切り換えるように
し、間引きによって、走査線数を1/2にしてもよい。
このようにすると、1フィールドおきに実走査線による
入力そのものの映像を再現でき、平均による垂直解像度
の低下もなく、また、入力そのものであるので平均をと
る必要もない。
【0033】実施例4 また、上記実施例では、走査線変換回路4−1〜4−n
2 で走査線数が1/nに変換されたが、図12のように走
査線補間回路13−1〜13−n2 の出力から走査線数を1
/2に変換するとともに水平偏向パルス発生回路9から
HDパルス出力の周波数を入力水平同期周波数のn倍に
する。これにより、フィールド単位では図13のように入
力映像信号の走査線数と同数の縮小画面を得る。なお、
図12, 図13はn=3の場合について示してある。
【0034】また、上記実施例では、走査線補間回路13
−1〜13−n2 で走査線補間を行ない、走査線変換回路
4−1〜4−n2 で走査線変換を行ない、時間軸圧縮回
路5−1〜5−n2 へ入力したが、走査線補間回路13−
1〜13−n2 , 走査線変換回路4−1〜4−n2 を省略
して時間軸圧縮回路5−1〜5−n2 に入力し、図13の
ように入力実走査線をそのまま縮小画面に再現する方法
もある。
【0035】実施例5 また、上記実施例では、垂直偏向パルス発生回路10で発
生されて出力端子11より出力されるVDパルスの繰り返
し周期を一定としたが、図14に示すようにnが奇数の時
はそのまま周期一定で出力し、nが偶数の時は1フィー
ルドおきに図14に示すように0.5 H移動して、常にテレ
ビジョン受像機がインターレース走査を行なえるように
する。このようにすると、常に入力映像信号そのままの
垂直解像度が高い縮小画面が得られる。なお、図14はn
=2とn=3との場合について示してある。このような
動作をなし得る実施例の構成を図15に示す。図15におい
て図1と同番号を付した部分は同一部分を示し、また22
はVDパルスの周期を0.5Hだけ移動可能なパルス位置
移動回路22である。
【0036】実施例6 なお、上記実施例では、VDパルス周期をnの値に応じ
て移動したが、VDパルスの周期を一定にし、HDパル
スの周期をnが奇数の場合はn倍、nが偶数の場合は
((入力1垂直期間の走査線数×n−m/2)/入力1
垂直期間の走査線数)倍、または((入力1垂直期間の
走査線数×n+m/2)/入力1垂直期間の走査線数)
倍(m:奇数)にする。すなわち、例えば、nが偶数の
時は、テレビジョン受像機1垂直期間の走査線数を入力
走査線数のn倍より 0.5本少なく、もしくは 0.5本多く
する方法もある。こうすればテレビジョン受像機はイン
ターレース走査することができる。
【0037】実施例7 また、時間軸圧縮回路5−1〜5−n2 を図16のように
構成し、スイッチ23でフリーズ時入力を受けつけないよ
うにし、1フレームメモリ24に記憶されている内容を繰
り返し時間軸圧縮回路25に入力することにより、垂直解
像度が高いフリーズ画を得ることができる。
【0038】実施例8 また、フリーズモードをフィールドとフレームとの2通
りとしてこれらを切り換えることとし、動きがある時に
はフィールドフリーズ、静止画である時にはフレームフ
リーズと設定すると、特に静止画時のフリーズ画の品位
を上げることができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように第1発明では、1/n2
縮小画面内の走査線数を従来の2倍になるように構成し
たので、垂直解像度が高い縮小画面を得ることができ
る。また、ノンインターレース映像信号に変換するの
で、従来のダブルスキャン対応テレビジョン受像機に対
応できる。
【0040】第2発明では、フィールド毎に実走査線を
間引くか、補間走査線を間引くかを切り換えて、間引き
によって走査線数を1/2にするので、1フィールドお
きに実走査線による入力そのものの映像を再現でき、平
均による垂直解像度の低下もなく、また、入力そのもの
であるので平均をとる必要もない。
【0041】第3発明では、静止画における走査線補間
をフィールド間補間で行なうので、静止画部分では垂直
方向に相関性がない入力映像信号の場合でも、入力映像
信号の前フィールドの同位置の信号を補間信号とするた
め、フィールド毎に起こるフリッカを軽減できる。
【0042】第4発明では、HDパルスの周波数を入力
水平同期周波数のn倍とするので、縮小画面の走査線数
は(1/n)×n倍となり、フィールド単位では走査線
数の劣化がないため、垂直解像度の劣化が減少した縮小
画面を得ることができる。
【0043】第5発明では、HDパルスの周波数を入力
水平同期周波数のn倍とし、nの値に応じてVDパルス
の位相を一つおきに動かし、常に入力水平同期周波数の
n倍のインターレースするので、縮小画面の走査線数は
(1/n)×nとなり入力映像信号そのままの垂直解像
度が高い縮小画面を得ることができる。
【0044】第6発明では、nが偶数の場合に、走査線
数が(入力映像信号の走査線数×n+m(m:奇数))
本または(入力映像信号の走査線数×n−m)本となる
同期信号を発生させて、走査線数を1/nに間引くこと
なくインターレースして縮小するので、VDパルスの位
相を動かすことなしに、テレビジョン受像機をインター
レースして、入力映像信号そのままの縮小画面を得るこ
とができる。
【0045】第7発明では、時間軸圧縮後の信号をフリ
ーズするので、垂直解像度が高い縮小画面のフリーズ画
を得ることができる。
【0046】第8発明では、動きがあるときと静止画の
ときとでフィールドフリーズ,フレームフリーズを選択
するので、特に静止画時のフリーズ画の品位を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像信号縮小装置の回路構成図であ
る。
【図2】本発明の映像信号縮小装置における走査線補間
回路の構成図である。
【図3】入力映像信号の走査線構造図である。
【図4】走査線補間後の走査線構造図である。
【図5】走査線補間回路の動作を示すタイミング図であ
る。
【図6】走査線変換回路の走査線変換例を示す図であ
る。
【図7】n=2,n=3の場合の走査線変換例を示す図
である。
【図8】本発明の映像信号縮小装置における水平偏向パ
ルス発生回路と垂直偏向パルス発生回路との動作例を示
す図である。
【図9】テレビジョン受像機に出力される走査線構造図
である。
【図10】本発明の映像信号縮小装置における他の走査
線補間回路の構成図である。
【図11】走査線補間後の走査線構造図である。
【図12】走査線変換回路の走査線変換例を示す図であ
る。
【図13】縮小画面生成方法例を示す図である。
【図14】VDパルスの変換例を示す図である。
【図15】本発明の他の映像信号縮小装置の回路構成図
である。
【図16】本発明の映像信号縮小装置における時間軸圧
縮回路の構成図である。
【図17】従来の映像信号縮小装置の回路構成図であ
る。
【図18】従来の走査線変換例を示す図である。
【図19】n=2,n=3での従来の走査線変換例を示
す図である。
【図20】合成した縮小画面のテレビジョン受像機への
表示方法の説明図である。
【符号の説明】
2−1〜2−n2 Y/C分離回路 3−1〜3−n2 色復調回路 4−1〜4−n2 走査線変換回路 5−1〜5−n2 時間軸圧縮回路 6 信号合成回路 9 水平偏向パルス発生回路 10 垂直偏向パルス発生回路 13−1〜13−n2 走査線補間回路 14 倍速変換回路 15 1H遅延回路 17 1/2除算器 18 1V遅延回路 19 動き量検出回路 20 混合回路 22 パルス位置移動回路 24 1フレームメモリ 25 時間軸圧縮回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のインターレース映像信号をそれぞ
    れ複数のノンインターレース映像信号に変換する複数の
    走査線補間手段と、該複数の走査線補間手段の出力であ
    る各ノンインターレース映像信号を垂直方向1/n
    (n:整数),水平方向1/nに時間軸圧縮する複数の
    時間軸圧縮手段と、該時間軸圧縮手段の出力信号を一つ
    の特定の同期に基づいて、それぞれ位置を変えて表示で
    きるように合成する信号合成手段とを備えたことを特徴
    とする映像信号縮小装置。
  2. 【請求項2】 インターレース映像信号をノンインター
    レース映像信号に変換する走査線補間手段と、該走査線
    補間手段の出力であるノンインターレース映像信号の走
    査線を1/n(n:整数)に間引いて垂直方向,水平方
    向とも1/nに時間軸圧縮する時間軸圧縮手段とを備
    え、該時間軸圧縮手段において、実走査線を間引くか補
    間走査線を間引くかをフィールド毎に切り換えるように
    構成したことを特徴とする映像信号縮小装置。
  3. 【請求項3】 前記走査線補間手段は、動き適応3次元
    走査線補間回路であることを特徴とする請求項1または
    2記載の映像信号縮小装置。
  4. 【請求項4】 入力映像信号の時間軸を1/n(n:整
    数)に圧縮する時間軸圧縮手段と、走査線数が入力映像
    信号のn倍となる同期信号発生手段とを備えたことを特
    徴とする映像信号縮小装置。
  5. 【請求項5】 nが偶数の時、前記同期信号発生手段の
    出力垂直同期信号は、1個おきに位置を可変できるよう
    になされていることを特徴とする請求項4記載の映像信
    号縮小装置。
  6. 【請求項6】 入力映像信号の時間軸を1/n(n:偶
    数)に圧縮する時間軸圧縮手段と、走査線数が(入力映
    像信号の走査線数×n+m(m:奇数))本または(入
    力映像信号の走査線数×n−m)本となる同期信号発生
    手段とを備えたことを特徴とする映像信号縮小装置。
  7. 【請求項7】 前記時間軸圧縮手段の出力信号をフリー
    ズするフリーズ手段を備えたことを特徴とする請求項
    1,2,3,4,5または6記載の映像信号縮小装置。
  8. 【請求項8】 前記フリーズ手段は、フィールドフリー
    ズとフレームフリーズとを切り換えることができること
    を特徴とする請求項7記載の映像信号縮小装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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