JPH06268873A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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Publication number
JPH06268873A
JPH06268873A JP8123093A JP8123093A JPH06268873A JP H06268873 A JPH06268873 A JP H06268873A JP 8123093 A JP8123093 A JP 8123093A JP 8123093 A JP8123093 A JP 8123093A JP H06268873 A JPH06268873 A JP H06268873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dct
vram
dct coefficient
coefficient
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8123093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Yasuda
和徳 安田
Akira Aoki
亮 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP8123093A priority Critical patent/JPH06268873A/ja
Publication of JPH06268873A publication Critical patent/JPH06268873A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Image Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】JPEG拡張システムでの階層符号化処理にお
いて、各階層毎にDCT演算を複数回行う必要をなく
し、処理時間の短縮を図る。 【構成】DCT係数を格納しておくメモリ領域をVRA
M54のエリア54Bに設ける。第1の階層での符号化
処理では、入力画像のDCT係数を求めて符号化処理を
行うと共にこのDCT係数をエリア54Bに格納する。
以降の階層では、この格納されているDCT係数を用い
て符号化処理する。このようにして、時間とともに次第
に解像度が変化する画像が復元されていくように画像を
階層的に符号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、JPEG拡張システ
ムでの階層符号化処理に用いて好適な画像処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】カラー静止画を高能率符号化してデータ
圧縮/伸長する国際標準方式として、JPEG(Joint
Photographic Experts Group)方式が提案されている。
JPEG方式では、JPEG標準システムとJPEG拡
張システムについて規定されている。
【0003】JPEG標準システムは、全てのシステム
が持たなければならない機能について規定されている。
この方式では、8×8画素のブロック単位として2次元
離散的コサイン変換を施してDCT(離散的コサイン変
換)係数が求められる。各係数毎に大きさの異なった量
子化ステップサイズを設定した量子化マトリクスを用い
て、DCT係数が線形量子化される。直流成分は左隣の
ブロックの直流成分との差が量子化される。交流成分は
ジグザグにスキャンされて1次元に並べ直される。次
に、各係数がゼロであるかどうかが判定され、連続する
ゼロの係数はその長さがランレングスとして勘定され
る。ゼロである係数がくるとその量子化結果とそれまで
のゼロの係数のランレングスを組み合わせて2次元ハフ
マン符号化される。
【0004】更に、JPEG方式では、JPEG拡張シ
ステムが規定されている。JPEG拡張システムでは、
画像を階層的に符号化して、まず解像度の低いおおまか
な画像が表示された後に、時間とともに次第に高解像度
の画像が復元されていくようなプログレシブ符号化がサ
ポートされている。プログレシブ符号化として、JPE
G拡張システムでは、二つの方式が提案されている。一
つは、DCT係数を空間周波数の低い成分から順に出力
させていくスペクトラムセレクションである。もう一つ
は、DCT係数を量子化したビット列をMSBからLS
Bに順に出力するフルプログレシブである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、JPEG拡張シ
ステムのプログレシブ符号化を行う場合、このDCT演
算を各階層毎に行うようにしている。DCT演算は、実
数の行列演算からなることから、このDCT演算は極め
て重い処理となる。そのため、各階層毎にDCT演算を
複数回行うと、処理時間が非常に長くなる。
【0006】したがって、この発明の目的は、階層符号
化を行った場合に、DCT演算を複数回行う必要がなく
なり、処理時間の短縮が図れる画像処理装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、時間ととも
に次第に解像度が変化する画像が復元されていくように
画像を階層的に符号化する画像処理装置において、DC
T係数を格納しておくメモリ領域を設け、第1の階層で
の符号化処理では、DCT係数を求めて符号化処理を行
うと共に、DCT係数をメモリに格納しておき、以降の
階層では、メモリ領域に格納されているDCT係数を用
いて符号化処理を行うようにした画像処理装置である。
【0008】
【作用】第1スキャン目の処理で求められたDCT係数
がVRAMのエリア54Bに保存され、第2スキャン以
降の処理では、DCT演算、量子化、ジグザグスキャン
の処理が不要となる。このため、処理時間の短縮が図れ
る。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、この発明の一実施例を示すも
のである。
【0010】図1において、51はDSP(ディジタル
・シグナル・プロセッサ)である。DSP51は、DC
T演算、ハフマン符号化等、JPEG方式での高能率符
号化に必要な種々の処理を行う。P−RAM52には、
これらの処理を実現するためのプログラムデータが蓄え
られている。また、D−RAM53には、これらの処理
に必要な各種のデータが蓄えられている。
【0011】54はVRAMである。VRAM54は、
VRC(ビデオRAMコントローラ)56により制御さ
れる。VRAM54は、図2に示すように、1024×
512×12ビットのサイズを持っている。VRAM5
4の深さ方向のビット数は12ビットであるが、表示用
に使用されるのは8ビットである。これに対して、表示
エリアのサイズは496×384である。このVRAM
54は、通常、左半分の512×512×8のエリア5
4Aが表示エリアとして使用される。このVRAM54
のエリア54Aを見えるVRAMと呼ぶことにする。右
半分のエリア54Bは、階層符号化処理をする際に、D
CT係数を一時保存しておくエリアとして利用される。
このVRAM54のエリア54Bを見えないVRAMと
呼ぶことにする。
【0012】図1において、VRAM54とDSP51
との間にDPU(データプロセシングユニット)58が
設けられる。このDPU58において、色座標変換やデ
ータの一時記憶が行われる。
【0013】DSP51側から見たVRAM54のアド
レス空間は、図3に示すように、ロウアドレスと、ライ
ンアドレスの2軸で示される。ここで、見えないVRA
Mは図2における左半分のエリア54Aに対応し、
(0,0)を左上点とする512×512の部分であ
る。見えないVRAMは図2における右半分のエリア5
4Bに対応し、(16384,0)を左上点とする51
2×512の部分である。
【0014】図4に示すように、VRAM54のもつア
ドレス空間に対し、縦64×横1024の窓(アクセス
ウィンドウ)が設けられる。DSP51は、この窓の中
のみアクセス可能である。アクセスウィンドウは、左上
点の座標(ウィドウポイント)をポートの出力によって
設定することで、VRAMアドレス空間内を移動するこ
とができる。このことから、1回のポートの出力で見え
るVRAMと見えないVRAMとの切り換えが可能とな
っている。
【0015】また、MMU(メモリマッピングユニッ
ト)7にテーブルを書き込むことによって、アクセスウ
ィンドウ内の任意の順序でアクセスすることができる。
【0016】この発明の一実施例では、以下のようにし
て、JPEG拡張システムでのプログレシブ符号化が実
現される。
【0017】図5は、第1スキャン目(第1階層)の動
作を示すものである。なお、静止画ディジタルビデオ信
号は、バス50を介して入/出力され、VRAM54の
エリア54Aに格納されているものとする。
【0018】最後のMCUかどうかが判断され(ステッ
プ1)、最後のMCUでなければ、VRAM54のエリ
ア54AからDSP51に、1MCU分の画像データが
読み込まれる(ステップ2)。
【0019】MCUは、符号化の最小単位で、例えば、
Y,U,Vの比を4:2:2としたときは、1MCUは
Yブロック2つと、U,Vブロック各1つの合計4ブロ
ックを意味する。
【0020】MCUを構成する各ブロックに対して各々
に対する処理がDSP28で行われる(ステップ3)。
【0021】MCUが更新され(ステップ4)、これら
の処理が最後のMCUまで繰り変えられる。最後のMC
Uになったら、バッファの残りのデータが出力され(ス
テップ5)、次のスキャンの処理がなされる。
【0022】図6はMCUに対する処理(図5における
ステップ3)を示すものである。各ブロック(8×8)
は、DCT変換され(ステップ11)、量子化される
(ステップ12)。そして、ジグザグスキャンによるD
CT係数の再配分が行われる(ステップ13)。このD
CT係数がVRAMのエリア54Bに画像データに対応
して書き込まれる(ステップ14)。
【0023】DCT係数を空間周波数の低い成分から順
に出力させていくようなスペクトラムセレクションによ
る符号化だけを行うかどうかが判断される(ステップ1
5)。スペクトラムセレクションによる符号化だけを行
う場合には、第1スキャン目では、直流成分のみ取り扱
われる。このため、ここからは、交流の係数を無視す
る。フルプログレシブの場合には、最初のスキャンでは
ビットの精度を削減し、次回のスキャンから精度を徐々
に補完していくため、ポイントフォーラムと呼ばれるビ
ットシフト処理が行われる(ステップ16)。そして、
ハフマン符号化処理がなされる(ステップ17)。
【0024】図7は、第2スキャン目以降の処理を示す
ものである。最後のMCUでなければ(ステップ2
1)、VRAM54のエリア54BからDCT係数が読
み込まれる(ステップ22)。
【0025】DCT係数を空間周波数の低い成分から順
に出力させていくようなスペクトラムセレクションによ
る符号化だけを行うかどうかが判断される(ステップ2
3)。スペクトラムセレクションによる符号化だけを行
う場合には、階層に応じてDCT係数が出力され、これ
がハフマン符号化される(ステップ25)。フルプログ
レシブの場合には、ポイントトランスフォーラムと呼ば
れにビットシフト処理が行われ(ステップ24)、ハフ
マン符号化の処理がなされる(ステップ25)。
【0026】MCUが更新され(ステップ26)、これ
らの処理が最後のMCUまで繰り返される。最後のMC
Uになったら、バッファの残りのデータが出力され(ス
テップ27)、次のスキャンの処理がなされる。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、第1スキャン目の処
理で求められたDCT係数がVRAMのエリア54Bに
保存されるため、第2スキャン以降の処理では、DCT
演算、量子化、ジグザグスキャンの処理が不要となる。
このため、処理時間の短縮が図れる。また、DCT係数
を蓄えるメモリとしてVRAMを使用しているので、画
像データとそれに対応するDCT係数とを瞬時に切り換
えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図である。
【図2】この発明の一実施例の説明に用いる略線図であ
る。
【図3】この発明の一実施例の説明に用いる略線図であ
る。
【図4】この発明の一実施例の説明に用いる略線図であ
る。
【図5】この発明の一実施例の説明に用いるフローチャ
ートである。
【図6】この発明の一実施例の説明に用いるフローチャ
ートである。
【図7】この発明の一実施例の説明に用いるフローチャ
ートである。
【符号の説明】
51 DSP 54 VRAM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間とともに次第に解像度が変化する画
    像が復元されていくように画像を階層的に符号化する画
    像処理装置において、 DCT係数を格納しておくメモリ領域を設け、 第1の階層での符号化処理では、入力画像のDCT係数
    を求めて符号化処理を行うと共に上記DCT係数をメモ
    リに格納しておき、 以降の階層では、上記メモリ領域に格納されているDC
    T係数を用いて符号化処理するようにした画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 上記メモリ領域は、ビデオRAM上にあ
    る請求項1記載の画像処理装置。
JP8123093A 1993-03-16 1993-03-16 画像処理装置 Pending JPH06268873A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8123093A JPH06268873A (ja) 1993-03-16 1993-03-16 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8123093A JPH06268873A (ja) 1993-03-16 1993-03-16 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06268873A true JPH06268873A (ja) 1994-09-22

Family

ID=13740662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8123093A Pending JPH06268873A (ja) 1993-03-16 1993-03-16 画像処理装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06268873A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100476486B1 (ko) * 1996-01-29 2005-07-07 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 해상도변환방법및장치,및해상도변환을위한디코더

Cited By (1)

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KR100476486B1 (ko) * 1996-01-29 2005-07-07 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 해상도변환방법및장치,및해상도변환을위한디코더

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