JPH06267346A - ハーネス用電線の製造装置と製造方法 - Google Patents

ハーネス用電線の製造装置と製造方法

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JPH06267346A
JPH06267346A JP5076224A JP7622493A JPH06267346A JP H06267346 A JPH06267346 A JP H06267346A JP 5076224 A JP5076224 A JP 5076224A JP 7622493 A JP7622493 A JP 7622493A JP H06267346 A JPH06267346 A JP H06267346A
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electric wire
cutting
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Yoshikazu Tamura
義和 田村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハーネス電線を形成する電線から予め不良電
線を分別できるようにすることにある。 【構成】 線材から所定長さのハーネス用電線を形成す
るために前記線材を切断する線材切断部を備えるハーネ
ス用電線の製造装置であって、前記線材切断部の前段に
おいて前記線材の除去対象箇所を検出し、その検出信号
を出力するセンサ8と、前記センサ8が出力する検出信
号に基づいて、前記除去対象箇所の位置を演算する位置
演算部9と、前記位置演算部9が特定した前記除去対象
箇所の位置および前記ハーネス電線の長さに関する情報
に基づいて、前記除去対象箇所を含む線材の除去線材の
範囲を決定する除去範囲演算部10と、前記線材から除
去された除去線材を前記ハーネス用電線と分別するため
の分別制御部12とを備える。 【効果】 ハーネス用電線の製造後に不良電線を探す必
要がなくなるかもしくは減少する。また、無用に端子を
ロスすることがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用ハーネス等に
用いるハーネス用電線の製造に好適に用いられるハーネ
ス用電線の製造装置および製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に示すWは、線材を所定長さに切断
してなる電線W0 の両端に端子Tを圧着してなる端子付
きハーネス用電線である。この図9に示すような端子付
きハーネス用電線Wを製造するハーネス用電線の製造装
置として、図10に示すような構成のものが知られてい
る。
【0003】この図10のハーネス用電線の製造装置
は、切断長設定部201、線材供給部202、電線測長
部203、カット・ストリップ部204、第1の端子圧
着部205、第2の端子圧着部206およびストッカ2
07等を備えている。このハーネス用電線の製造装置
は、線材供給部202から順次供給される被覆電線材の
送り量を電線測長部203で測定し、この電線測長部2
03で測定した電線の送り量が切断長設定部201で設
定した設定値となるごとに前記カット・ストリップ部2
04により電線材をカットすることで所定長さのハーネ
ス用電線を形成する。このハーネス用電線の製造装置
は、さらに、前記カット・ストリップ部204で前記ハ
ーネス用電線の両端の芯線を露出させ、第1および第2
の端子圧着部205,206で前記露出させた芯線に端
子を圧着することにより、前記図9に示すような端子付
きハーネス用電線Wを形成する。前記ストッカ207は
前記のようにして製造された端子付きハーネス用電線W
を貯えるために設けられている。
【0004】ところで、前記線材供給部202には、例
えば図11に示すような環状の電線束Aがセットされて
おり、この線材束Aの一端を図示しない滑車を介して前
記電線測長部203に導入するようにしている。したが
って、線材束Aの電線がなくなった場合や、電線径、電
線色、芯線等を変更する必要が生じた場合は、新たな線
材束を用意する必要がある。しかし、先の線材束Aの電
線が完全になくなってからこの新たな線材束を用いよう
とすると、装置の運転を一旦停止しなければならない
上、電線測長部203等への線材の設定という煩雑な作
業を行なわなければならないため、生産効率が低下する
という問題が生じる。このため、新たな線材束を用いる
場合は、通常、先の線材束Aの電線が完全になくなる前
に、図12に示すように、先の線材束Aから電線測長部
203側へ導入された線材Wa の終端の芯線に新たな線
材束Bの線材Wb の始端の芯線をジョイントすること
で、電線の連続性が途切れないようにしている。
【0005】そして、従来におけるハーネス用電線の製
造装置では、上記のようにして形成される先の線材束A
の電線と新たな線材束Bの電線のジョイント部の存在に
関係なく、順次端子付きハーネス用電線Wを製造してい
る。そして、ジョイント部を含む端子付きハーネス用電
線は、排出した端子付きハーネス用電線を作業者が目視
により確認することで、良品と分別するようにしてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、ジョイント部の存在に関係なく端子付きハーネ
ス用電線を製造するしかない場合は、自動的に所定数の
ハーネス用電線を製造するためには、作業者が予めジョ
イント部の発生数を考慮に入れて製造数を設定するか、
又は一度製造装置を停止してから不足分を製造数に追加
しなければならないという不便があった。また、ジョイ
ント部を含むハーネス用電線は、端子を取り付けた後で
廃却しなければならないため、線材ばかりでなく端子の
ロスも生じるという問題がある。
【0007】さらに、従来の装置では、ジョイント部を
含む端子付きハーネス用電線を目視により発見しなけれ
ばならないため、それによる作業効率の低下も問題とな
る。
【0008】以上のような問題は、前記ジョイント部を
含むハーネス用電線を分別する場合ばかりでなく、被覆
部に傷等の除去対象箇所があるハーネス用電線を分別す
る場合にも同様に生じる問題である。特に、被覆部に傷
等の除去対象箇所があるハーネス用電線を分別する場合
には、予め不良品となるハーネス用電線の数を知ること
が困難であるため、目視により不良品を発見した後、そ
の不良品の数だけハーネス用電線を追加製造しなければ
ならないという問題が生じる。
【0009】この発明は上記のような事情に鑑みなされ
たものであって、ジョイント部等を含む不良ハーネス用
電線を自動的に製造しないようにすることができるハー
ネス用電線の製造装置および製造方法を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1のハーネス用電
線の製造装置は、線材から所定長さのハーネス用電線を
形成するために前記線材を切断する線材切断部を備える
ハーネス用電線の製造装置であって、前記線材切断部の
前段において前記線材の除去対象箇所を検出し、その検
出信号を出力するセンサと、前記センサが出力する検出
信号に基づいて、前記除去対象箇所の位置を特定する位
置特定手段と、前記位置特定手段が特定した前記除去対
象箇所の位置および前記ハーネス用電線の長さに関する
情報に基づいて、前記除去対象箇所を含む除去線材を決
定する除去線材判別手段と、前記線材から切断された前
記除去線材を前記ハーネス用電線と分別する分別手段と
を備える。
【0011】請求項2のハーネス用電線の製造方法は、
供給路上に供給された線材を切断することで所定長さの
ハーネス用電線を形成する工程を含むハーネス用電線の
製造方法において、前記切断位置よりも上段で前記線材
の除去対象箇所を検出する工程と、前記線材の所定基準
位置に関する前記除去対象箇所の位置を求める工程と、
前記ハーネス用電線を形成するために前記除去対象箇所
の上流側で前記線材を切断する前に、前記除去対象箇所
の位置と前記ハーネス用電線の長さに基づいて、前記除
去対象箇所を含む除去線材を特定する工程と、前記除去
線材を分別する工程とを含んでいる。
【0012】請求項3のハーネス用電線の製造方法は、
供給路上に供給された線材を前記供給路上の切断位置で
切断することで所定長さのハーネス用電線を形成する工
程を含むハーネス用電線の製造方法において、前記切断
位置よりも上段で線材上の除去対象箇所を検出する工程
と、前記切断位置から前記検出除去対象箇所までの線材
長を求める工程と、前記線材長と前記ハーネス電線の長
さに基づいて、前記切断位置と前記除去対象箇所の間の
線材で形成する所定長さのハーネス用電線の数を求める
とともに、前記切断位置と前記除去対象箇所の間の線材
の一部と前記除去対象箇所とを含む除去線材の範囲を決
定する工程と、前記切断位置で前記除去線材の両端を切
断することで、前記除去線材を分別する工程とを含んで
いる。
【0013】
【作用】請求項1のハーネス用電線の製造装置では、線
材切断部の前段でセンサにより線材の除去対象箇所を検
出し、位置特定手段において前記センサの検出信号に基
づいて前記除去対象箇所の位置を特定する。除去線材判
別手段では、ハーネス用電線の長さと位置特定手段にお
いて特定された前記除去対象箇所の位置に基づいて、前
記除去対象箇所を含む除去線材を決定する。分別手段に
より、前記除去線材をハーネス用電線と分別することに
より、除去線材に対して一定の処理を行うことが可能と
なった。
【0014】請求項2のハーネス用電線の製造方法で
は、線材のつなぎ目や線材の被覆部の損傷部等を除去対
象箇所として検出する。所定基準位置に関する前記除去
対象箇所の位置とハーネス用電線の長さに基づいて前記
除去対象箇所を含む除去線材を特定し、この除去線材を
分別することで、前記ハーネス用電線と除去線材の区分
けができるようになる。
【0015】請求項3のハーネス用電線の製造方法で
は、線材のつなぎ目や線材の被覆部の損傷部等を除去対
象箇所として検出する。前記線材切断部による線材の切
断位置から前記検出除去対象箇所までの線材長とハーネ
ス用電線の長さに基づいて、前記線材切断部による線材
の切断位置から前記検出除去対象箇所までの線材により
形成するハーネス用電線の数を求める。また、前記切断
位置と前記検出除去対象箇所の間の線材で且つ前記ハー
ネス用電線の形成に用いられない線材を、前記除去対象
箇所とともに除去線材と決定する。この除去線材を分別
することで、前記ハーネス用電線と除去線材の区分けが
できるようになる。
【0016】
【実施例】図1は、この発明にかかるハーネス用電線の
製造装置の概略構成を示している。
【0017】この図1に示すハーネス用電線の製造装置
は、切断長設定部1、線材供給部2、電線測長部3、カ
ット・ストリップ部4、第1の端子圧着部5、第2の端
子圧着部6および第1ストッカ7を備えている。これら
の切断長設定部1、線材供給部2、電線測長部3、カッ
ト・ストリップ部4、第1の端子圧着部5、第2の端子
圧着部6および第1ストッカ7は、それぞれ、図10を
用いて説明した従来のハーネス用電線の製造装置におけ
る切断長設定部201、線材供給部202、電線測長部
203、カット・ストリップ部204、第1の端子圧着
部205、第2の端子圧着部206およびストッカ20
7に対応するものである。
【0018】図1に示すように、このハーネス用電線の
製造装置はさらに、線材のつなぎ目あるいは線材の被覆
部に生じた損傷部といった線材の不良箇所が前記ハーネ
ス用電線の一部とならないようにするため、センサ8、
位置演算部9、除去範囲演算部10、除去線材ストッカ
11および分別制御部12を備えている。
【0019】切断長設定装置1は、形成するハーネス用
電線の長さを入力するための装置であって、キーボード
等で構成されている。この切断長設定装置1に入力され
たハーネス用電線の長さは、後述する電線測長部3の駆
動装置32、位置演算部9、除去範囲演算部10および
分別制御部12に与えられる。
【0020】線材供給部2は、図10に示す線材供給部
202と全く同様のものであるので、ここでは詳細な説
明は省略する。
【0021】電線測長部3は、一対の送りローラ31
A,31B、これらの送りローラ31A,31Bを回転
駆動する駆動装置32および送り量検出装置33を備え
ている。
【0022】前記送りローラ31A,31Bおよび駆動
装置32は、前記線材供給部2から供給された線材Mを
後述するカット・ストリップ部4側へ送り出す。後段の
送りローラ31Bは、その回転数と線材Mの送り量が正
確に一致するように、送り面がローレット加工されてい
る。また、この送りローラ31Bは、後述する送り量検
出装置33の一部を構成しており、周方向に沿って複数
のスリット(不図示)が形成されている。前記駆動装置
32は、後述する分別制御部12が出力するリセット信
号を入力するごとに、前記送りローラ31A,31Bの
駆動を一時的に停止させる。
【0023】送り量検出装置33は、前記送りローラ3
1Bを回転板とする公知のロータリエンコーダである。
すなわち、図2に示すように、この送り量検出装置33
は、前記送りローラ31B、固定板33b、発光部33
cおよび受光部33dからなり、受光部33dが、前記
送りローラ31Bの回転量すなわち前記線材Mの送り量
に対応する数のパルスを出力する。この受光部33dが
出力するパルスは後述する位置演算部9および分別制御
部12に与えられる。
【0024】カット・ストリップ部4は、前記電線測長
部3の後段に設けられている。このカット・ストリップ
部4は、後述する分別制御部12から前記リセット信号
を入力するごとに、このカット・ストリップ部4が備え
る切断刃4aを駆動して線材Mを切断する。これによっ
て、このカット・ストリップ部4の後段において、所定
長さのハーネス用電線が形成されることになる。このカ
ット・ストリップ部4はさらに、前記切断刃4aを用い
てカットした電線の前端部の被覆をストリップすること
ができるとともに、図示しない第2の切断刃によりカッ
トした電線の後端部の被覆をストリップすることができ
る。ただし、このカット・ストリップ部4のストリップ
を行うための機構は周知であるのでここではその説明は
省略する。
【0025】なお、このハーネス用電線の製造装置は、
前記カット・ストリップ部4の切断刃4aによる電線切
断位置と後述するセンサ8との間に所定長さLの線材が
存在するように、前記送りローラ31A,31Bを初め
とするローラ(送りローラ31A,31B以外のローラ
は不図示)が配置されている。
【0026】第1の端子圧着部5は、後述する分別制御
部12により駆動信号を与えられることで、カット・ス
トリップ部4で切断したハーネス用電線の前端に第1の
圧着端子(不図示)を圧着するもので、機構的には公知
の圧着装置である。
【0027】第2の端子圧着部6は、後述する分別制御
部12により駆動信号を与えられることで、カット・ス
トリップ部4で切断したハーネス用電線の後端に第2の
圧着端子(不図示)を圧着するもので、前記第1の端子
圧着部5と同様、機構的には公知の圧着装置である。
【0028】第1ストッカ7は正常な線材を用いて形成
されたハーネス電線用のストッカであり、前記第2の端
子圧着部6に後段に設けられている。
【0029】センサ8は、前記電線測長部3の前段にお
いて、前記線材供給部3から供給された線材Mの除去対
象箇所を検出し、この検出信号を後述する位置演算部9
に出力する。ここで、除去対象箇所とは、2つの線材束
の線材のつなぎ目あるいは線材の被覆に発生した損傷部
等である。前記除去対象箇所が2つの線材Ma ,Mbの
つなぎ目である場合、センサ8として、たとえば図3に
示すようなものを用いることができる。すなわち、この
図3のセンサ8は、線材に弾接される2つの導電材製ロ
ーラ8a,8bを備えており、線材Ma ,Mb のつなぎ
目eがこのセンサ8の設置部を通過すると、前記ローラ
8a,8bが前記つなぎ目eの芯線を介して短絡するこ
とで検出信号を発生する。
【0030】前記センサ8は、図4に示すように、前記
除去対象箇所を光学的に検出するものであってもよい。
すなわち、図4に示すセンサ8は、被覆部を備えないつ
なぎ目eが通過すると、受光部8dが、それまでより多
くの領域で発光部8cの出力光を受光することにより検
出信号を出力する。この図4に示すセンサの場合、受光
部8dの受光量が変化することを検出することで、線材
のきずやこぶ状部分といった不良箇所も検出することが
できる。
【0031】この他、前記センサ8は、通過する線材を
画像処理することにより前記除去対象箇所を検出するも
のであってもよい。また、図5に示すような磁気センサ
8を使用し、つなぎ目eでの導体量の変化を検出するよ
うにしてもよい。さらに、センサ8は、1つのセンサで
なくてもよく、いくつかの機能を持つセンサを組み合わ
せたものであってもよい。要するに、センサ8は、線材
の除去対象箇所を検出できる所定の機能と性能を有する
ものであればよい。
【0032】位置演算部9は、前記切断長設定装置1、
送り検出装置33、センサ8および除去範囲演算部10
と接続されている。
【0033】この位置演算部9は、前記送り量検出装置
33の出力パルスをカウントするカウンタを備えてお
り、前記センサ8から検出信号を入力すると、その時点
すなわち除去対象箇所検出時のカウント値Cに基づい
て、次に前記切断長入力装置1が線材Mを切断するため
に電線測長部3の駆動装置32が駆動を停止するときの
除去対象箇所の停止位置S(図6参照)を特定すべく数
1の式を演算する。
【0034】
【数1】
【0035】ここで、Rは送りローラ31Bの1回転当
たりの送り量、Qは前記送り量検出装置33を構成する
ロータリエンコーダの分解能(送りローラ31Bの1回
転当たりのパルス数)、kは前記切断長設定装置1にお
いて設定したハーネス用電線の長さ、k0 は前記検出時
カウント値Cに対応する線材の長さ(すなわちk0 =R
C/Q)である。
【0036】数1から明らかなように、前記停止位置S
は前記センサ8の位置から「k−k0 」下流側の位置で
ある(図6参照)。
【0037】除去範囲演算部10は、除去対象箇所を含
む線材の除去範囲を演算する。この除去範囲演算部10
は、削除電線順位演算部10A、電線別位置演算部10
B、除去範囲決定部10Cからなる。
【0038】電線順位演算部10Aは、前記カット・ス
トリップ部4の電線切断位置とセンサ8との間の線材の
長さL、ハーネス用電線の長さkおよび前記位置Sに基
づいて、前記停止位置Sがその後に形成される何番目の
ハーネス用電線に予定される線材の中に含まれるかを数
2によって求める。すなわち、長さkのハーネス用電線
を順次形成してゆくと、前記位置Sは数2で求められる
n番目のハーネス用電線に予定される線材に含まれるこ
とになる。
【0039】
【数2】
【0040】ここで、INT[X]はXの値を越えない
最大の整数である(たとえば、INT[5.6]=
5)。
【0041】電線別位置演算部10Bは、数3によっ
て、前記電線順位演算部10Aで求めたn番目のハーネ
ス用電線に予定される線材中における前記除去対象箇所
の位置を、このn番目のハーネス用電線における先端か
らの距離Jとして求めている(図6参照)。
【0042】
【数3】
【0043】除去範囲決定部10Cは、前記距離Jを規
定値J′と比較し、その比較結果に基づいて、切断刃4
aを除去対象部に対して、右側に入れるか左側に入れる
かを決定し、さらに最終的に除去する線材の範囲を決定
する。前記規定値J′は、前記センサ8による除去対象
位置の検知精度に応じて、前記カット・ストリップ部4
の切断刃4aによる切断位置が除去対象部と重ならない
ように設定した、切断刃4aから除去対象部の先端(図
においては左端)までの距離の最小値であり、たとえば
50mmに設定される。
【0044】この除去範囲設定部10Cは、数3で求め
た距離Jが規定値J′よりも大きい場合は、図7(a)
に示すように、当初形成予定順位n−1番目のハーネス
用電線を形成した時点での切断刃4aの位置から除去対
象箇所の位置までの距離Jと前記規定値J′との間にJ
>J′の関係が成立すると判定し、この判定結果に基づ
いて、予定順位n−1番目のハーネス用電線は長さkと
することを決定する。すなわち、J>J′のとき、切断
刃4aは除去対象箇所の左側において線材Mを切断す
る。次ぎに、この除去範囲設定部10Cは、予定順位n
番目について、「J+j(<k)」の長さで除去線材を
切断することを決定する。ここで、jは想定できる最も
長尺の除去対象箇所(例えばつなぎ目)に対して所定の
余裕値を加味した値である。前記除去線材の長さ「J+
j」は、予定順位n番目のハーネス用電線の中間部に存
在する除去対象箇所を線材のロスを最小限にして除去す
る長さである。
【0045】一方、前記除去範囲設定部10Cは、数3
で求めた距離Jが規定値J′と同じかもしくは前記規定
値J′よりも小さい場合は、図7(b)に示すように、
当初予定順位n−1番目のハーネス用電線を形成した時
点での切断刃4aの位置から除去対象箇所の位置までの
距離Jと規定値J′の間にJ≦J′の関係が成立すると
判定し、この判定結果に基づいて、予定順位n−1番目
のハーネス用電線は長さkとできないことを判断する。
よって、J≦J′の時は、除去対象箇所の左側へ切断刃
を入れることはできず、右側に切断刃を入れることとな
る。その結果、この除去範囲設定部10Cは、上記予定
順位n−1番目のハーネス用電線に代えて長さ「k+J
+j」の除去電線を切断することを決定する。
【0046】この除去範囲決定部10Cは、上述のよう
にして決定した除去線材の長さに応じた除去範囲信号を
後述する分別制御部12に出力する。
【0047】第2のストッカ11は、除去線材用のスト
ッカであり、前記第1ストッカ7とともに前記第2の端
子圧着部6の後段に設けられている。
【0048】分別制御部12は、前記切断長設定部1、
送り量検出装置33および除去範囲決定部10Cから得
た情報に基づいて、前記駆動装置32、カット・ストリ
ップ部4、第1の端子圧着部5および第2の端子圧着部
6を制御して、前記ハーネス用電線と除去線材を分別す
る。
【0049】前記分別制御部12は、前記送り量検出装
置33の出力パルスをカウントするカウンタを備えてお
り、常時は、このカウンタのカウント値が前記切断長設
定部1に設定した値と一致した時に前記カット・ストリ
ップ部4を作動させることで、所定長さのハーネス用電
線を形成する。また、前記第1の端子圧着部5と第2の
端子圧着部6により、カットしたハーネス用電線の前端
および後端に順次圧着端子を圧着し、その後このハーネ
ス用電線を前記第1ストッカ7にストックする。また、
この分別制御部12は、以上のようにしてハーネス用電
線が形成されるごとに、カウンタ13(図1参照)にお
いて形成したハーネス用電線の数をカウントする。な
お、前記カウンタ13は、カウントしたハーネス用電線
の数を図示しない設定手段において設定した設定数と比
較し、これらが一致すると前記分別制御部12に対し駆
動停止指令を出力する。前記分別制御部12は、前記駆
動停止指令を受けると、前記駆動装置32の駆動を一旦
停止させる。
【0050】一方、前記分別制御部12は、前記除去範
囲決定部10Cから除去範囲信号を入力すると、図7に
示すような長さ「J+j」もしくは「k+J+j」の除
去線材の直前のハーネス用電線を切断した時点で、前記
切断長設定装置1から与えられたハーネス用電線の長さ
に関する信号を一時的にキャンセルし、前記除去範囲信
号に基づいて前記駆動装置32、カット・ストリップ部
4、第1の端子圧着部5および第2の端子圧着部6を制
御する。すなわち、除去線材の直前のハーネス用電線の
切断が終了すると、次回のみ、前記除去範囲信号により
得られる除去線材の長さに応じた数のパルスをカウント
した時点で線材Mを切断するように前記カット・ストリ
ップ部4を制御し、かつ、切断した除去線材を前記第1
の端子圧着部5と第2の端子圧着部6の圧着位置に移動
させることなく、直接前記第2ストッカ11にストック
する。
【0051】前記分別制御部12は、前記除去線材を形
成した後は、再度前記切断長設定部1より与えられたハ
ーネス用電線の長さに関する信号に基づいて作動する。
【0052】以上のようにしてなるハーネス用電線の製
造装置は、図8に示すような手順で図8に示すようなハ
ーネス用電線Wを製造することで、このハーネス用電線
Wを形成する線材につなぎ目のごとき除去対象箇所が含
まれないようにしている。
【0053】まず、ステップS1で、線材供給部2の線
材束から引き出した線材を、電線測長部3からカット・
ストリップ部4に至る供給路上に設定する。
【0054】ステップS2で、切断長設定部1に、製造
するハーネス用電線の長さを設定する。
【0055】ステップS3で、電線測長部3の駆動装置
32を作動させ、線材供給部2の線材束からカット・ス
トリップ部4側へ線材を供給する。
【0056】ステップS4で、センサ8により線材上の
除去対象箇所が検出された否かを判定する。前記除去対
象箇所が検出されていない場合、このハーネス用電線の
製造装置はステップS5へ進み、前記センサ8が除去対
象箇所を検出するとステップS8へ進む。
【0057】ステップS5では通常の工程を続行する。
ここで、通常の工程とは、電線測長部3により測定した
長さの電線が通過するごとにカット・ストリップ部4に
より線材を切断し、この切断電線の両端に第1および第
2の端子圧着部5,6において端子を圧着し、かつ、こ
の両端に端子を圧着したハーネス用電線を第1ストッカ
7にストックする工程である。
【0058】ステップS6では、カウンタ13におい
て、前記ステップS5で形成したハーネス用電線の数を
カウントする。
【0059】ステップS7では、ステップS6でカウン
トしたハーネス用電線の数が設定数と一致したか否かを
判定する。形成したハーネス用電線が設定数と一致した
場合、このハーネス用電線の製造装置はステップS14
に進みこのハーネス用電線の製造装置の運転を一旦停止
する。一方、形成したハーネス用電線が設定数と一致し
ない場合は前記ステップS3に戻る。
【0060】一方、ステップS8では、位置演算部9に
おいて、数1に基づいて次ぎに前記カット・ストリップ
部4の切断刃4aが線材を切断する時点t1における前記
除去対象箇所の位置Sを演算する。位置Sを演算すると
ステップS9へ進む。
【0061】ステップS9では、前記除去範囲演算部1
0の除去線材順位演算部10Aにおいて、除去線材が前
記時点t1を基点として何本目のハーネス用電線に相当す
る線材で形成されるかを数2により求める。すなわち、
除去線材が相当するハーネス用電線の順位nを演算す
る。
【0062】ステップS10では、電線別位置演算部1
0Bにおいて、除去線材が相当するハーネス用電線に関
して、数3によってその先端から前記除去対象箇所まで
の距離Jを演算する。
【0063】ステップS11では、前記距離Jが規定値
J′より大きいか否かを判定する。距離J>規定値J′
の場合はステップS12Aへ進み、距離J≦規定値J′
の場合はステップS12Bへ進む。
【0064】ステップS12Aでは、除去範囲設定部1
0Cが、ステップS9で求めた順位nのハーネス用電線
に代わる除去線材の範囲「J+j」を設定する。
【0065】一方、ステップS12Bでは、除去範囲設
定部10Cが、ステップS9で求めた順位nよりも1つ
手前の順位(n−1)のハーネス用電線に代わる除去線
材の範囲「k+J+j」を設定する。
【0066】ステップS13では、分別制御部12によ
り、ステップS12AもしくはS12Bで範囲を設定し
た除去線材を分別する。このステップS13で除去線材
を分別した後はステップS3に戻る。
【0067】以上のハーネス用電線の製造方法では、ス
テップS4、S8〜S13により、つなぎ目のごとき不
良部分を含む線材で形成されたハーネス用電線を分別し
て製造することができる。また、ステップS5〜S7に
より所定数のハーネス用電線を全て正規のハーネス用電
線のみとすることがも可能となる。
【0068】除去線材の分別後の除去方法としては、実
施例で説明したようにストッカを第1,第2と分けても
よいし、除去線材が排出されるときにブザーを鳴らした
りライトを点滅させたりして、除去電線が排出されたこ
とを知らせることで分別するようにしてもよい。
【0069】また、前記除去線材は、良品と比べ切断長
も異なり且つ両端に端子が圧着されていないため、自動
的に除去せずに良品と一緒に排出しても目視により容易
に判別することができる。したがって、分別を作業者が
行う場合でも、不良線材を探す作業を著しく簡略化する
ことができる。
【0070】
【発明の効果】請求項1のハーネス用電線の製造装置に
よれば、除去対象箇所を含む除去線材をハーネス用電線
の製造に用いないようにしているから、製造後に不良電
線の探す作業を減少させるかもしくは省略することがで
きる。また、前記除去対象箇所を含む線材に端子を圧着
する作業を予め回避することができるから、端子のロス
および作業効率の低下を防止することができる。
【0071】請求項2のハーネス用電線の製造方法によ
れば、除去対象箇所を含む除去線材を線材から分別する
ことで、前記ハーネス用電線を健全な線材と除去線材の
区別ができるようにしているから、ハーネス用電線の製
造後に不良電線の存在を確認する作業を減少させるかも
しくは省略することができる。
【0072】請求項3のハーネス用電線の製造方法によ
れば、請求項2と同様の効果に加え、健全な線材で製造
したハーネス用電線の数を求めていることにより、常に
正確に所定数のハーネス用電線を製造することができる
という効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明によるハーネス用電線の製造装置の概略構
成図である。
【図2】ロータリエンコーダを説明する図である。
【図3】センサの一例を示す図である。
【図4】他のセンサを示す図である。
【図5】さらに他のセンサを示す図である。
【図6】線材上の除去対象箇所の位置を説明する図であ
る。
【図7】除去線材を説明する図である。
【図8】ハーネス用電線の製造方法を示すフローチャー
トである。
【図9】ハーネス用電線を示す図である。
【図10】従来のハーネス用電線の製造装置の概略構成
図である。
【図11】線材束の斜視図である。
【図12】線材のジョイント部を説明する図である。
【符号の説明】
8 センサ 9 位置演算部 10 除去範囲演算部 10A 除去電線順位演算部 10B 電線別位置演算部 10C 除去範囲決定部 12 分別制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線材から所定長さのハーネス用電線を形
    成するために前記線材を切断する線材切断部を備えるハ
    ーネス用電線の製造装置であって、 前記線材切断部の前段において前記線材の除去対象箇所
    を検出し、その検出信号を出力するセンサと、 前記センサが出力する検出信号に基づいて、前記除去対
    象箇所の位置を特定する位置特定手段と、 前記位置特定手段が特定した前記除去対象箇所の位置お
    よび前記ハーネス用電線の長さに関する情報に基づい
    て、前記除去対象箇所を含む除去線材を決定する除去線
    材判別手段と、 前記線材から切断された前記除去線材を前記ハーネス用
    電線と分別する分別手段と、を備えることを特徴とする
    ハーネス用電線の製造装置。
  2. 【請求項2】 供給路上に供給された線材を切断するこ
    とで所定長さのハーネス用電線を形成する工程を含むハ
    ーネス用電線の製造方法において、 前記切断位置よりも上段で前記線材の除去対象箇所を検
    出する工程と、 前記線材の所定基準位置に関する前記除去対象箇所の位
    置を求める工程と、 前記ハーネス用電線を形成するために前記除去対象箇所
    の上流側で前記線材を切断する前に、前記除去対象箇所
    の位置と前記ハーネス用電線の長さに基づいて、前記除
    去対象箇所を含む除去線材を特定する工程と、 前記除去線材を分別する工程と、を含むことを特徴とす
    るハーネス用電線の製造方法。
  3. 【請求項3】 供給路上に供給された線材を前記供給路
    上の切断位置で切断することで所定長さのハーネス用電
    線を形成する工程を含むハーネス用電線の製造方法にお
    いて、 前記切断位置よりも上段で線材上の除去対象箇所を検出
    する工程と、 前記切断位置から前記検出除去対象箇所までの線材長を
    求める工程と、 前記線材長と前記ハーネス電線の長さに基づいて、前記
    切断位置と前記除去対象箇所の間の線材で形成する所定
    長さのハーネス用電線の数を求めるとともに、前記切断
    位置と前記センサの間の線材から、前記数のハーネス用
    電線のための線材以外の線材で且つ前記除去対象箇所を
    含む除去線材の範囲を決定する工程と、 前記切断位置で前記除去線材の両端を切断することで、
    前記除去線材を分別する工程と、を含むことを特徴とす
    るハーネス用電線の製造方法。
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