JPH06266907A - Icカード発行処理システム - Google Patents

Icカード発行処理システム

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Publication number
JPH06266907A
JPH06266907A JP5056949A JP5694993A JPH06266907A JP H06266907 A JPH06266907 A JP H06266907A JP 5056949 A JP5056949 A JP 5056949A JP 5694993 A JP5694993 A JP 5694993A JP H06266907 A JPH06266907 A JP H06266907A
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JP
Japan
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card
writing
host computer
processing system
information
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Application number
JP5056949A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Aisaka
宏 逢坂
Nobuhiko Imada
今田延彦
Emi Hayata
早田恵美
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06266907A publication Critical patent/JPH06266907A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カードのチェック、識別、データ書込み、書
込み結果による分類等をすべて自動化し、正確かつ高速
にICカードの発行処理を行う。 【構成】 エンボスデータや会員番号等の個人識別情報
を有するICカードに個人識別情報に対応する個人デー
タを書き込むICカード発行処理システムにおいて、I
Cカード自動搬送装置と、ICカード自動搬送装置内に
直列に設置され、個人識別情報を読み取る1種または数
種の光学的文字読み取り装置と、ICカードに個人デー
タを書き込むための1つ又は複数のICカード書き込み
装置と、各装置を制御するホストコンピュータとを備え
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンボスデータ、会員番
号等の個人識別情報を有するICカードのIC部に、識
別情報に対応する個人データを書き込むICカード発行
処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、銀行で顧客ごとのデータをIC
カードに入れて発行したり、会社で社員データを書き込
んだICカードを発行することが考えられ、従来、図1
9に示すようなシステムが提案されている。例えば、銀
行で顧客ごとのデータを入れたICカードを発行する場
合、前もって顧客データを磁気テープまたはフロッピー
ディスク等に記憶しておき、このデータをICカードに
書き込めるような形式にパーソナルコンピュータでデー
タ変換し、発行装置3によりICカードを発行する。発
行装置3はリーダー/ライターからなり、図20に示す
ようなICカード4の磁気ストライプ5にあらかじめ照
合情報が書き込まれており、この照合情報と合致するデ
ータをICカードファイルから検索し、ICカードデー
タをICチップ7に書き込む処理を行う。こうして多数
の顧客データが順次ICカードに書き込まれて発行され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、大量のIC
カードを高速で発行処理するためには、カードの供給・
搬送、カードのチェック、カードへのデータ書込み、書
き込み処理のチェック等すべて自動化し、かつ識別処理
とIC書込み処理を並列に行う必要があるが、今までの
ところこのようなシステムは提案されていない。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、カードの供給をはじめとして、カードのチェック、
識別、データ書込み、書込み結果による分類等をすべて
自動化し、正確かつ高速にICカードの発行処理を行う
ことができるICカード発行処理システムを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンボスデー
タや会員番号等の個人識別情報を有するICカードに個
人識別情報に対応する個人データを書き込むICカード
発行処理システムにおいて、ICカード自動搬送装置
と、ICカード自動搬送装置内に直列に設置され、個人
識別情報を読み取る1種または数種の光学的文字読み取
り装置と、ICカードに個人データを書き込むための1
つ又は複数のICカード書き込み装置と、各装置を制御
するホストコンピュータとを備えたことを特徴とする。
また、本発明の光学的文字読み取り装置は、それぞれ独
立して点灯可能であり、ICカードを斜め方向から照明
する複数の照明装置を有すること、ICカードの地紋か
ら、最適なしきい値と照明条件等の最適条件を決定する
条件設定手段を有すること、フォント情報、及び決定し
た最適条件を記憶する記憶手段を有し、あらかじめ選択
されたフォント情報と最適条件に基づいて個人識別情報
を読み取ること、ホストコンピュータとの通信手段を有
し、ICカードの文字情報読み取り機構と、文字情報チ
ェック機構と、ICカード検知機構と、メモリから構成
されることを特徴とする。
【0006】また、本発明のICカード自動搬送装置
は、ICカードを搭載して供給するICカード供給手段
と、1種または数種の光学的文字読み取り装置が直列に
設置され、前記ICカード供給手段から供給されるIC
カードを光学的文字読み取り装置へ搬送する光学的文字
読み取り装置用カード搬送手段と、識別処理されたIC
カードを搬送して各ICカード書き込み装置へ分配する
ICカード書込み装置用カード搬送分配手段と、書き込
み処理終了したICカードを分類・排出するICカード
分類・排出手段とを備えていることを特徴とする。
【0007】また本発明のICカード書込み装置は、I
Cカード自動搬送装置及びホストコンピュータと通信す
る通信手段を有し、ホストコンピュータから送信される
初期値設定情報、IC書込みファイルを格納する格納手
段と、ホストコンピュータからIC書き込み処理を行う
前に送信される初期値設定情報に基づいてIC書込みフ
ァイルに記述されたコマンド情報を電気信号に変換する
変換手段と、ICカードからの出力情報とファイルに記
述されたレスポンス情報を比較する比較手段と、ICカ
ードからの出力情報を一時的に記憶する記憶手段と、イ
ンターバルタイム/レスポンスタイムを測定、制御する
タイマーとを備え、書込み処理結果をホストコンピュー
タ及びICカード自動搬送装置に送信することを特徴と
する。
【0008】
【作用】本発明はエンボスデータ、社員番号等の個人識
別情報を有するICカードに、個人識別情報に対応する
個人データを書き込むICカード発行処理システムにお
いて、ICカード自動搬送装置内に直列に光学的文字読
み取り装置、複数のICカード書き込み装置を設置し、
これらをそれぞれ独立してホストコンピュータで制御す
ることにより、自動的かつ高速にICカード発行処理を
行うようにしたものである。ICカード自動搬送装置
は、マガジンに収納されたICカードを順次所定位置に
搬送し、ICカード識別装置との間でレディ信号、スタ
ート信号を送受信して搬送し、読み取られた識別データ
にエラーがあった場合には、ICカードを逆搬送して再
度搬送し直して識別処理が行われる。識別処理は、エン
ボス文字読み取りの場合には、複数の方向から順次エン
ボス文字を照明したときの画像データをカメラで読み取
り、各方向から照明したときの画像データを合成するこ
とにより行い、またエンボス文字以外の場合には、通常
の光学式文字読み取り装置(OCR)によって行う。識
別処理の済んだICカードは、各カード毎にホストコン
ピュータによって決められるICカード書込み装置へ、
タイミングをはかりながら搬送される。このとき所定の
ICカード書込み装置に分配するために、搬送装置の空
送り処理も行われる。所定のICカード書込み装置にセ
ットされたICカードには、ホストコンピュータで個人
識別情報に対応して検索され、送信されたIC書込みフ
ァイルの中に記述されているデータが書き込まれる。ホ
ストコンピュータではICカード毎にICカード書込み
装置を指定し、指定した書込み装置に対してIC書込み
ファイルを送信しているのでICカードとファイルの不
一致が生ずることはない。最終的に、IC書込みファイ
ルが検索できなかったり、ICカード識別装置で識別不
良であったりしたカードに対しては、必ずICカードか
らの出力情報が一致しないレスポンス情報をもつエラー
ファイルを送信する。また、IC書込み装置において、
カードとのコンタクト不良が発生した場合にはその情報
を自動搬送装置に送信し、リテストとして分類、排出さ
れることになる。こうして、ICカード書込み装置では
正常、異常、リテストに分類してICカードを選別搬送
装置へ送り出し、それぞれに対して用意したストッカに
分類して排出される。こうして、カードの供給・搬送、
カードのチェック、カードへのデータ書込み、書き込み
処理のチェック等すべて自動化され、正確かつ高速な発
行処理を行うことが可能となる。
【0009】
【実施例】図1は本発明のシステム構成を示す図、図2
は本発明のICカード発行処理システムの制御系を示す
図、図3は装置構成を示す図で、図3(a)は平面図、
図3(b)は側面図である。図中、10はICカード自
動発行処理装置、11はホストコンピュータ、12は自
動搬送装置コントローラ、13はカード識別装置コント
ローラ、14はICユニットコントローラ、20はマガ
ジン、21はマガジンコンベア、22は入口出口コンベ
ア、23は4連押し出しプッシャ(プッシャ)、24
はICカード、25は4連供給プッシャ(プッシャ
)、26はチェーンコンベア、27は識別装置供給プ
ッシャ(プッシャ)、30はカード送り装置、31は
識別装置、32は識別装置排出プッシャ(プッシャ
)、33はIC供給コンベア、40はICカード供給
プッシャ(プッシャ)、41はICカード搬送装置、
42はICユニット、43は選別コンベア、44はIC
カード排出プッシャ(プッシャ)、45は良品ストッ
カ、46は不良品ストッカ、47はリテストストッカで
ある。
【0010】本発明はICカードの発行処理を高速で行
うようにしたものであり、ICカードには既にエンボス
データ、文字データ、磁気データ、バーコード、顔写真
等の個人識別情報が書き込まれているものとする。
【0011】図2の制御系において、ICカード自動発
行処理装置10は、自動搬送装置コントローラ12、識
別装置コントローラ13、8個のICユニットコントロ
ーラ14を有しており、それぞれホストコンピュータ1
1と通信して制御されている。自動搬送装置コントロー
ラ12は、ホストコンピュータ11と交信しつつ、IC
カードを所定のシーケンスに従って搬送させるべく各搬
送手段を制御するためのものである。識別装置コントロ
ーラ13は搬送されてくるICカードを検知して個人識
別情報を読み取るためのものである。ICユニットコン
トローラ14は、個人識別情報を基にホストコンピュー
タで検索生成されたIC書き込みファイルをホストコン
ピュータから受け取り、対応するICカードにファイル
の書き込みを行うとともに、書き込み処理したカードの
正常、異常、リテスト等に分類するためのものである。
また、自動搬送装置コントローラ12はホストコンピュ
ータと通信するとともに、識別装置コントローラ13、
ICユニットコントローラ14とも通信し、カード搬送
を行っている。
【0012】次に、ICカード自動発行処理装置のシス
テム構成を示す図1、装置構成を示す図3(a)(b)
を参照して説明する。ICカードを収納するマガジン2
0は4列構成になっていて、例えば各列に100枚づ
つ、合計400枚のICカードが収納できるようになっ
ている。このマガジン20は自動搬送装置のマガジンコ
ンベア21で上方へ搬送され、入口出口コンベア22に
渡されて所定位置に来たときに4連押し出しプッシャ2
3により4枚単位でICカード24が押し出されるよう
になっている。押し出されたICカード24は、4連供
給プッシャ25によりチェーンコンベア26に載せられ
て搬送される。チェーンコンベア26で搬送されたIC
カードは、所定位置で識別装置供給プッシャ27により
カード送り装置30に1枚づつ送り出される。
【0013】カード送り装置30によるカード搬送は、
自動搬送装置コントローラ12から識別装置コントロー
ラ13へスタート信号を送信して開始される。カード送
り装置30には1種または数種の識別装置31が設置さ
れており、エンボスデータ、文字データ等の個人識別情
報を光学的に読み取れるようになっている。識別装置3
1が、例えばエンボスデータ識別装置31a、バーコー
ド識別装置31b、顔写真識別装置31cの3種類から
なっている場合には、最初に識別装置31aでエンボス
文字を識別処理し、識別できたときには他の2つの識別
装置での識別処理は省略する。また、識別装置31aで
識別ができなかった場合には、次の識別装置31bで識
別処理し、識別できた場合には識別装置31cでの識別
処理は省略する。
【0014】ここで、識別情報の光学的読み取り方法に
ついて説明する。図4は本実施例で使用するエンボス文
字認識装置の照明方法を説明する図、図5はエンボス文
字認識装置の構成を示す図、図6は各照明により得られ
る画像を示す図、図7は図6の画像を2値化処理した
図、図8は読み取ったエンボス文字を示す図である。
【0015】図4に示すように、エンボス部2が形成さ
れているカード1に対して、斜め上方4方向から照明装
置A〜Dによって照明できるようになっており、図5に
示すように、台11に載せられたカード1に対して、照
明コントローラ14で照明を順次切り換えて照明する。
各照明によって照明されたカードのエンボス文字は、照
明方向に応じた特有の陰影及び反射を呈し、これをその
上方に配置されたCCDカメラ12で読み取り、読み取
った画像データは画像処理装置13で2値化処理等の処
理が行われる。2値化処理に際しては、カードに付され
た地紋等エンボス文字付近の印刷の影響を受けないよう
に、予めエンボスが形成されていないカード表面を読ん
で画像濃度ヒストグラムを作成し、地紋がカットされる
ようなしきい値を設定するか、あるいは地紋のシェーデ
ィング画像を作成して、読み取った画像からシェーディ
ング画像を除くようにすればよい。こうして2値化処理
された画像データはホストコンピュータ15で文字認識
されるとともに、表示される。ホストコンピュータ15
には、あらかじめ認識すべきフォントデータが登録され
ており、読み取った画像と登録されたフォントデータと
の比較を行う。この比較は、読み取った画像の文字特有
の特徴量、及びパターンマッチングを行って文字を特定
するものであり、この比較により文字が認識される。
【0016】いま、エンボス文字が数字の「5」であっ
たとき、4つの照明装置A〜Dにより順次照明して文字
を上方からみると、数字「5」は図6(a)〜(d)の
ように照明によって異なる箇所に陰影が生じた画像とな
る。CCDカメラ12でこれを読み取って2値化処理
し、濃度の濃い部分(暗い領域)を抜き出すと図7
(a)〜(d)のような画像となる。図7(a)〜
(d)の各画像では何を意味しているのか明確でない
が、図7(a)〜(d)の2値化画像データの論理和を
とると、図8のような文字の輪郭部分のみを抽出した画
像が得られるので、前述したようにフォントデータとの
比較により、数字「5」が特定される。
【0017】なお、上記実施例では陰影部を読み取り、
読み取った陰影部データを合成してエンボス文字を認識
するようにしたが、陰影部を読み取るのではなく、反射
によって生じる明るい部分を読み取り、明部データを合
成してエンボス文字画像を得るようにしてもよい。
【0018】また、エンボス文字以外の文字読み取りの
場合には、通常のOCR文字読み取りと同じ手順で行
う。但し、カードの地紋等印刷と文字とのコントラスト
が十分とれなかったり、アルミ粉などの入った金属光沢
の強いインキが地紋に使用されている等の場合は、エン
ボス文字の場合と同様に、予めカード表面を読んで画像
濃度ヒストグラムを作成し、地紋がカットされるような
しきい値を設定するか、あるいは地紋のシェーディング
画像を作成して、読み取った画像からシェーディング画
像を除くようにする。また、個別に特殊な照明、例え
ば、赤外光を光源として使用することにより、墨インキ
を使った部分以外の影響を除去して文字のみを浮き上が
らせるようにする。
【0019】なお、エンボス加工を施したカードは歪み
がかかる場合があり、例えば、磁気情報識別装置のよう
な接触型の識別装置を使用した場合には、カードを挿入
する際にカードに傷が付く恐れがあるが、前述したよう
な光学的文字読み取り装置を使用することにより、カー
ドに非接触で識別処理を行うことができるため、カード
を傷付ける恐れが全くない等の利点が得られる。
【0020】このような各識別装置をシリアル動作さ
せ、最初に識別に成功した段階で識別処理を終了させて
処理の高速化を図るようにする。すべての識別装置によ
っても識別できなかったときには、カード送り装置30
を逆搬送して再度識別処理を指定回数くり返す。なお、
識別に際しては顔写真のデータ変換は時間がかかるの
で、処理時間が短い順番に識別するように識別装置を配
列するのが望ましい。また、識別処理した結果はホスト
コンピュータに送信され、例えば1つの識別装置に連続
的にエラーが発生したような場合には、以後、該当する
識別装置での識別は行わないようにホストコンピュータ
で搬送装置を制御する。
【0021】個人情報を識別されたICカードは、さら
にカード送り装置30で搬送された後、識別装置排出プ
ッシャ32によりIC供給コンベア33に送り出され
る。IC供給コンベア33では順次ICカードを搬送
し、4枚単位でICカード供給プッシャ40によりIC
カード搬送装置41に送りだす。このとき自動搬送装置
コントローラに対してはホストコンピュータから、各カ
ードに対してデータ書き込みを行うICユニット番号が
知らされ、該当するICユニットにセットされるように
IC供給コンベア33が搬送制御される。
【0022】ICカード搬送装置41は、例えば4列構
成になっていて、1列にICカード4枚を載せることが
できるようになっている。まず、ICカード供給プッシ
ャ40により図の番号1´〜4´の位置に、次いで番号
5´〜8´の位置にそれぞれ4枚のカードがセットされ
ると、ICカード搬送装置41により8枚のカードが図
の右方へ1ステップ搬送され、1´〜8´の位置のカー
ドが1〜8の位置にセットされる。その結果、空いた1
列の番号1´〜4´の位置にICカード供給プッシャ4
0により4枚のカードがセットされ、またIC供給コン
ベア33の番号5´〜8´の位置に次の4枚のカードが
もたらされる。番号1〜8、番号1´〜8´の位置の1
6枚のカードは番号1〜8の位置のカードがIC書込み
処理終了かつ1″〜8″の位置にカードがないことを確
認したのち、16枚同時にICカード搬送装置41によ
り図の右方へ送り出されることになる。このような順序
でICカード搬送装置41にセットされたICカード
は、ICユニット42によりデータ書き込みが行われ
る。ICユニット42は、本実施例では8個設けられて
おり、それぞれホストコンピュータから各カードに対し
て書き込むを行う装置が指定されるとともに、指定され
たユニットに対して個人ファイルが転送されてファイル
の書き込みを行う。したがって、カードと個人ファイル
のミスマッチングが起こる恐れはない。処理が終了した
ICカードは、順次選別コンベア43に載せられ、IC
カード排出プッシャ44により良品ストッカ45、不良
品ストッカ46、リテストストッカ47にそれぞれ選別
して排出される。選別処理はICユニット42で行われ
る。ホストコンピュータから送信されるIC書込みファ
イルにはコマンド/レスポンス情報が定義されており、
良品か不良品かは、ICカードからの出力情報が、書込
みファイルに定義されているレスポンス情報と相違する
ことにより判断する。ICピンの接触不良が発生した場
合はリテストとする。結果はホストコンピュータに送ら
れ、自動搬送装置コントローラ12はIC書込み装置か
ら情報を受け取り、排出処理が行われる。
【0023】次に、図9〜図13により自動搬送装置コ
ントローラで行われる処理フローについて説明する。 〔段階1〕図9において、電源ONし、ホストコンピュ
ータからイニシャライゼーションの命令を受信すると、
装置各所に配置されているセンサにより自動搬送装置内
部に残っているカードの有無をチェックし、またダミー
データを送って識別装置、ICユニットとの伝送チェッ
クを行う。イニシャライズの結果(OK、NG)はホス
トコンピュータへ転送され、NGであれば再度イニシャ
ライゼーション待ちとなり、OKであれば始動命令待ち
となる。ホストコンピュータから始動命令を受信する
と、コントローラ内部のカウンタ等をクリアする。コン
トローラ内部には、IC供給コンベアのカウンタc、I
Cユニットのカウンタn、ICユニットを1個のみ使用
する場合のカウンタqがあり、これらをリセットすると
ともに、前カードのICユニット番号In-1 =0とす
る。
【0024】〔段階2〕次に、カード送り装置30の入
口に対応したチェーンコンベア26が空いているか否か
(カードの有無)のチェックを行う。カードの有無
チェックの説明のために、図11によりカード供給部フ
ローを説明する。自動搬送装置が始動すると、マガジン
が上昇し、プッシャ(4連押し出しプッシャ23)で
カードを押し出し、チェーンコンベア26へ載せる待ち
ステージにカードがあるか否か(カードの有無)をチ
ェックし、カードがなければ同様の処理を繰り返し、
カードがあればチェーンコンベア26にカードがある
か否か(カードの有無)をチェックし、なければチェ
ーンコンベアは空いているのでプッシャ(4連供給プ
ッシャ25)でカードをチェーンコンベアにセットす
る。そして、カード送り装置30の入口に対応したチェ
ーンコンベア26が空いているか否か(カードの有
無)をチェックし、カードがなければチェーンコンベ
アを1ステップ駆動し、カードがあれば待ちの状態に
なる。以後、同様の処理で順次、カードが供給されるこ
とになる。
【0025】図9に戻り、上記カード供給処理により供
給されるカードの有無をチェックし、なければカード
がくるまで待ち、あればプッシャ(マガジン供給プッ
シャ27)でカード送り装置30へ供給する。次いで、
識別装置コントローラからのレディ信号を受け取ると識
別装置コントローラに対してスタート信号を送り、カー
ド送り装置30によりカード搬送が行われる。識別装置
31ではカードのデータチェックを行い、識別装置コン
トローラよりリトライ信号を受信した場合には、自動搬
送装置コントローラはカード送り装置30によりカード
を逆搬送し、再度搬送をやり直す。データチェック結果
が正常であれば識別装置よりエンド信号を受信する。
【0026】エンド信号を受信し、ホストコンピュータ
よりカードをセットするICユニットの番号In を受け
取ると、ICユニットへのカードセット処理に移行す
る。なお、ノイズ等のためにICユニットの番号In
受信がうまくいかない場合には、ホストコンピュータに
対してリトライ信号を送信し、番号In の受信待ちとな
る。
【0027】〔段階3〕図10において、現在搬送して
いるカードをセットすべきICユニット番号In と、I
Cユニットの番号を示すカウンタ値nとを比較し、一致
していない場合にはコンベアフロー処理を行って両者を
一致させる。コンベアフロー処理について図12により
説明する。図12において、カウンタ値nをn+1と
し、n=9であればIC供給コンベア33が1回転した
状態であるのでn=1とし、次にIC供給コンベア33
が何ステップ動いたかを示すカウンタ値cがc=4であ
るか否かチェックする。c=4であればIC供給コンベ
ア33にはカードが4枚セットされているのでプッシャ
(ICカード供給プッシャ40)によりICカード搬
送装置41に送り出す。次に、c=8であるか否かチェ
ックし、c=8であればIC供給コンベア33が4ステ
ップ動いてカードが4枚セットされた状態である。そし
てカード(選別コンベア43への待ちステージのカー
ド)の有無をチェックし、あればICカード搬送装置4
1は動かせないので待ちの状態となる。カードがない
場合には、ICユニットからレディ信号を受け取り、I
Cユニットにスタート信号を送ってIC搬送を行い、カ
ウンタ値cをリセットする。また、c=8でなければ、
まだカードは4枚セットされていないのでIC供給コン
ベア33を1ステップを動かしてcをc+1とする。
【0028】図10に戻り、上記コンベアフロー処理に
よりIC供給コンベア33を動かしてn=In とし、次
いでIn =In-1 が成立している否かチェックする。I
n-1は前カードのICユニットの番号であるので通常は
n =In-1 とはならず、ICユニットIn に行くべき
カードがきているのでプッシャ(マガジン排出プッシ
ャ32)によりコンベア33にカードをセットする。ホ
ストコンピュータからは最後のカードを示すLAST命
令、次のカードがあることを示すCONTINUE命令
のいずれかが送信され、CONTINUE命令を受信し
たらIn-1 をIn として記憶し、同様の処理を繰り返
す。また、LAST命令を受信したらカードの発行処
理、排出処理に移行する。なお、ICユニットを1つだ
け使用する場合には、常にIn =In-1 であり、このと
きはIC供給コンベア33を1回転させる空送り処理を
行う。すなわち、In =In-1 のときは図12のコンベ
アフローによりIC供給コンベアを1ステップ動かして
q=q+1としてカウンタ値qを1カウントアップする
処理をq=8になるまで行い、q=8になったときコン
ベアは1回転するのでq=0とする。なお、実際にはコ
ンベアを動かさずに内部のカウンタのみカウントアップ
してq=0とする処理を行っている。
【0029】〔段階4〕LAST命令を受信すると、再
度コンベアの空送り処理を行う。すなわち、q=q+1
として9−In と比較し、9−In に一致するまでコン
ベア処理フローでコンベアを1ステップづつ動かしてq
をカウントアップする。例えば、最後のカードに対する
ICユニットの番号In がIn =5であったとすると、
9−In=4である。一方、ここでの処理に到るまでに
qは必ず0であるので(段階3参照)、4と一致するま
でに4回コンベアを空送りすることになる。こうして所
定のコンベア位置にカードがセットされると、カード
がない(カード排出位置にカードがない)ことを条件と
し、さらにICユニットからパス/フェイル信号を受け
取ってICカードを搬送した後、排出する。
【0030】カードの排出処理は、図13に示すよう
に、ICユニットからパス/フェイル信号を受け取り、
カードがないことを条件にカードの排出処理を行うも
のである。
【0031】次に、識別処理フローについて識別情報が
エンボス文字データである場合を例にとり説明する。図
14は識別装置コントローラの処理フローを説明する図
である。オペレータにより電源ONして処理がスタート
し、ホストコンピュータからカード1枚当たりの搬送リ
トライ数N、データフォーマットとしてエンボスデータ
フォーマットが初期設定情報として送信される。初期設
定処理結果(OK/NG)はホストコンピュータに送信
され、NGであれば再度初期設定待ちとなる。初期設定
が終了すると始動命令待ちとなる。なお、初期設定がさ
れない場合は前回の設定条件となる。始動命令がくる
と、内部のリトライカウンタ、カードカウンタをクリア
する。初期値はリトライカウンタn=0、カードカウン
タm=1とする。初期設定終了後、自動搬送装置コント
ローラへレディ信号を送信し、自動搬送装置コントロー
ラからスタート信号を受け取ると、カードの識別情報と
してのエンボスデータを読み込む。初期設定されたフォ
ーマットに従い、エンボスデータをチェックし、OKで
あれば自動搬送装置コントローラに対してエンド信号を
送信する。NG、例えばスタート信号を受信してからカ
ードの出力情報受信までの時間が、一定時間経過してい
るような場合、自動搬送装置コントローラに対してリト
ライ信号を送信し、再度自動搬送装置コントローラから
のスタート信号を受信してデータの読み取りを行う。搬
送リトライ数がN回に達すると自動搬送装置コントロー
ラに対してエンド信号を送信する。そして、ホストコン
ピュータに対して読み取り結果(エンボスデータ、エラ
ー情報、員数)を送信し、ホストコンピュータでデータ
チェックし、伝送エラーがあればリトライ信号が送信さ
れるので再度読み取り結果を送信する。また、CONT
INUE信号を受信したときはリトライカウンタn=
0、カードカウンタm=m+1として再度自動搬送装置
コントローラにレディ信号を送信して前述の処理を繰り
返す。エンド信号を受信すると処理は終了する。
【0032】図15はICユニットコントローラの処理
フローを示す図である。電源ONし、ホストコンピュー
タからの初期設定情報待ちとなる。初期設定情報は使用
するICユニット番号、発行処理タイムリミット、SA
M(暗号化カード)の使用、クロック周波数・ボーレー
ト等の伝送仕様である。初期設定に対してOKまたはN
Gをホストコンピュータへ送信し、NGであれば再度初
期設定待ちとなり、OKであれば始動命令待ちとなる。
始動命令がきたならば、ICユニット内のファイルをク
リアし、ホストコンピュータへレディ信号を送信し、ホ
ストコンピュータから発行処理を行うファイルの受信待
ちとなる。ファイル受信後、自動搬送装置コントローラ
へレディ信号を送信し、自動搬送装置コントローラから
発行処理スタート信号を受信したら、ICカード発行処
理(ファイルの書き込み処理)を行う。発行処理終了
後、自動搬送装置コントローラへ発行処理結果(PAS
SまたはFAIL)を送信し、次いでホストコンピュー
タに対して発行処理結果を送信する。ホストコンピュー
タから情報の再送要求を示すリトライ命令、終了を示す
エンド命令または次のカードがあることを示すCONT
INUE命令のいずれかが送信され、リトライ命令を受
信したら、再度、発行処理結果をホストコンピュータへ
送信する。エンド命令を受信したら終了とし、再設定命
令や始動命令待ちとなる。CONTINUE命令を受信
したらICユニット内のファイルをクリアし、前述の処
理を再度繰り返す。なお、ICカードに与える電圧レベ
ルがスペックを外れた場合は、発行処理結果に関わら
ず、FAILの信号を出力し、また電圧異常を示す情報
をホストコンピュータに送信する。
【0033】次に、図16〜13によりシステム全体の
正常処理、異常処理について説明する。図16は正常処
理フローを示すもので、ホストコンピュータ、搬送系、
識別ユニット、ICユニットについての各処理を示した
ものである。ホストコンピュータから使用ICユニット
番号、及び識別情報読み取りリトライ数を設定すると、
搬送系が起動し、カードを識別装置へ搬送し、識別装置
では識別情報の読出しを行い、読み取った識別情報を基
に、ホストコンピュータでは個人ICファイルの検索を
行う。搬送系ではカードをICユニットへ搬送し、検索
した個人ICファイルはICユニットに転送されて格納
される。ICユニットではカード検知、コンタクトチェ
ック(例えば、ANSWER TO RESET信号の
比較や導通チェック)を行い、発行処理を行って、発行
結果をホストコンピュータに送信し、ホストコンピュー
タでは履歴管理を行う。搬送系ではカードをスタッカへ
排出し、ICユニットでは個人ICファイルを消去す
る。
【0034】図17は識別装置エラーが生じた場合の処
理フローを示す図である。図16と相違する点のみ説明
すると、識別装置では初期設定されたフォーマットに従
ってデータチェックし、読み取り異常の場合には搬送リ
トライを搬送系に要求し、所定回数のリトライによって
も読み取り異常の場合(読み取り不可またはデータ異
常)には、エラー情報をホストコンピュータに送信す
る。ホストコンピュータはカードからの出力情報と一致
しないレスポンス情報が記述されたエラーファイルをI
Cユニットに送信し、強制的にカードを不良品とする。
【0035】図18はファイル検索エラーが発生した場
合の異常処理フローを説明する図である。識別装置から
の識別情報を基に個人ICファイルを検索した結果、該
当するファイルが検索できなかった場合には、ホストコ
ンピュータはカードからの出力情報と一致しないレスポ
ンス情報が記述されたエラーファイルをICユニットに
送信し、強制的にカードを不良品とする。
【0036】なお、上記実施例ではICカード自動搬送
装置、ICカード識別装置、ICカード書込み装置をす
べてホストコンピュータで制御するようにしたが、本発
明はこれに限らずいろいろな変形が可能である。例え
ば、ICカード識別装置でICカード書込み装置を決定
してICカード自動搬送装置に知らせたり、ICカード
自動搬送装置にセンサを設置してカード検知し、この検
知情報に基づいてICカード書込み装置を決定し、決定
したICカード書込み装置をホストコンピュータに知ら
せるようにすれば、ホストコンピュータの負担を軽減す
ることができる。この他にも、例えば、ICカード自動
搬送装置でカード検知し、この検知情報に基づいてホス
トコンピュータでICカード書込み装置を決定し、決定
したICカード書込み装置をICカード自動搬送装置に
知らせる方式、ICカード識別装置で読み取った識別情
報に基づいてホストコンピュータでそのカードを搬送す
るIC書込み装置を決定してICカード自動搬送装置に
知らせる方式、ICカード識別装置でカードを搬送する
IC書込み装置を決定してホストコンピュータに知ら
せ、ホストコンピュータからカードを搬送するIC書込
み装置をICカード自動搬送装置に知らせる方式、IC
カード自動搬送装置のICカード識別装置への搬送終了
命令と同時にICカード自動搬送装置でそのカードを搬
送するICカード書込み装置を決定する方式等さまざま
な変形が可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ICカー
ド自動搬送装置内に直列にICカード識別装置、複数の
ICカード書き込み装置を設置し、これらをそれぞれホ
ストコンピュータで制御することにより、カードの供給
・搬送、カードのチェック、カードへのデータ書込み、
書き込み処理のチェック等すべて自動化され、正確かつ
高速な発行処理を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシステム構成を示す図である。
【図2】 ICカード発行処理システムの制御系を示す
図である。
【図3】 装置構成を示す図である。
【図4】 本実施例で使用するエンボス文字認識装置の
照明方法を説明する図である。
【図5】 エンボス文字認識装置の構成を示す図であ
る。
【図6】 各照明により得られる画像を示す図である。
【図7】 図6の画像を2値化処理した図である。
【図8】 読み取ったエンボス文字を示す図である。
【図9】 自動搬送装置の処理フローを示す図である。
【図10】 自動搬送装置の処理フローを示す図であ
る。
【図11】 カード供給部の処理フローを示す図であ
る。
【図12】 コンベアフロー処理を示す図である。
【図13】 カード排出処理フローを示す図である。
【図14】 カード識別処理フローを示す図である。
【図15】 ICユニットの処理フローを示す図であ
る。
【図16】 正常処理フローを示す図である。
【図17】 異常処理フローを示す図である。
【図18】 異常処理フローを示す図である。
【図19】 従来のICカード発行処理を説明するため
の図である。
【図20】 ICカードを説明する図である。
【符号の説明】
10…ICカード自動発行処理装置、11…ホストコン
ピュータ、12…自動搬送装置コントローラ、13…識
別装置コントローラ、14…ICユニットコントロー
ラ、20…マガジン、21…マガジンコンベア、23…
4連押し出しプッシャ、24…ICカード、25…4連
供給プッシャ、26…チェーンコンベア、27…識別装
置供給プッシャ、30…カード送り装置、31…識別装
置、32…識別装置排出プッシャ、33…IC供給コン
ベア、40…ICカード供給プッシャ、41…ICカー
ド搬送装置、42…ICユニット、43…選別コンベ
ア、44…ICカード排出プッシャ、45…良品スタッ
カ、46…不良品スタッカ、47…リテストスタッカ。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンボスデータや会員番号等の個人識別
    情報を有するICカードに個人識別情報に対応する個人
    データを書き込むICカード発行処理システムにおい
    て、ICカード自動搬送装置と、ICカード自動搬送装
    置内に直列に設置され、個人識別情報を読み取る1種ま
    たは数種の光学的文字読み取り装置と、ICカードに個
    人データを書き込むための1つ又は複数のICカード書
    き込み装置と、各装置を制御するホストコンピュータと
    を備えたICカード発行処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシステムにおいて、前記
    光学的文字読み取り装置は、それぞれ独立して点灯可能
    であり、ICカードを斜め方向から照明する複数の照明
    装置を有することを特徴とするICカード発行処理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシステムにおいて、前記
    光学的文字読み取り装置は、ICカードの地紋等の印刷
    から、最適なしきい値と照明条件等の最適条件を決定す
    る条件設定手段を有することを特徴とするICカード発
    行処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のシステムにおいて、前記
    光学的文字読み取り装置は、フォント情報、及び決定し
    た最適条件を記憶する記憶手段を有し、あらかじめ選択
    されたフォント情報と最適条件に基づいて個人識別情報
    を読み取ることを特徴とするICカード発行処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のシステムにおいて、前記
    光学的文字読み取り装置は、ホストコンピュータとの通
    信手段を有し、ICカードの文字情報読み取り機構と、
    文字情報チェック機構と、ICカード検知機構と、メモ
    リから構成されることを特徴とするICカード発行処理
    システム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のシステムにおいて、IC
    カード自動搬送装置、光学的文字読み取り装置、IC書
    き込み装置は独立して動作可能であるICカード発行処
    理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のシステムにおいて、使用
    するIC書込み装置をホストコンピュータから選択、設
    定可能であることを特徴とするICカード発行処理シス
    テム。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のシステムにおいて、IC
    カード自動搬送装置は、ICカードを搭載して供給する
    ICカード供給手段と、1種または数種の光学的文字読
    み取り装置が直列に設置され、前記ICカード供給手段
    から供給されるICカードを光学的文字読み取り装置へ
    搬送する光学的文字読み取り装置用カード搬送手段と、
    識別処理されたICカードを搬送して各ICカード書き
    込み装置へ分配するICカード書込み装置用カード搬送
    分配手段と、書き込み処理終了したICカードを分類・
    排出するICカード分類・排出手段とを備えていること
    を特徴とするICカード発行処理システム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のシステムにおいて、IC
    カード自動搬送装置は、正常終了したICカードを収納
    する正常ストッカーと、エラーが発生したICカードを
    収納するエラーストッカーと、未処理カードを収納する
    リテストストッカーとを有することを特徴とするICカ
    ード発行処理システム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のシステムにおいて、各
    ストッカーがコンベアストッカーであることを特徴とす
    るICカード発行処理システム。
  11. 【請求項11】 請求項8記載のシステムにおいて、I
    Cカード分類・排出手段は、書込み処理順序に対応して
    ICカードを分類、排出、ストックすることを特徴とす
    るICカード発行処理システム。
  12. 【請求項12】 請求項8記載のシステムにおいて、I
    Cカード分類・排出手段は、ICカードを分類、排出
    し、所定枚数毎に員数してストックすることを特徴とす
    るICカード発行処理システム。
  13. 【請求項13】 請求項8記載のシステムにおいて、I
    Cカード自動搬送装置は、ICカードを特定の位置で停
    止、保持する機能と、ホストコンピュータまたは光学的
    文字読み取り装置からの命令により、搬送再開する機能
    を持つことを特徴とするICカード発行処理システム。
  14. 【請求項14】 請求項1記載のシステムにおいて、I
    Cカード書込み装置は、ICカード自動搬送装置及びホ
    ストコンピュータと通信する通信手段を有し、ホストコ
    ンピュータから送信される初期値設定情報、IC書込み
    ファイルを格納する格納手段と、ホストコンピュータか
    らIC書き込み処理を行う前に送信される初期値設定情
    報に基づいてIC書込みファイルに記述されたコマンド
    情報を電気信号に変換する変換手段と、ICカードから
    の出力情報とファイルに記述されたレスポンス情報を比
    較する比較手段と、ICカードからの出力情報を一時的
    に記憶する記憶手段と、インターバルタイム/レスポン
    スタイムを測定、制御するタイマーとを備え、書込み処
    理結果をホストコンピュータ及びICカード自動搬送装
    置に送信することを特徴とするICカード発行処理シス
    テム。
JP5056949A 1993-03-17 1993-03-17 Icカード発行処理システム Pending JPH06266907A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110738284A (zh) * 2019-10-16 2020-01-31 上海应用技术大学 Ic卡全自动发卡、写卡和回收卡方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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