JPH06266877A - 光学読取り装置 - Google Patents

光学読取り装置

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JPH06266877A
JPH06266877A JP5056874A JP5687493A JPH06266877A JP H06266877 A JPH06266877 A JP H06266877A JP 5056874 A JP5056874 A JP 5056874A JP 5687493 A JP5687493 A JP 5687493A JP H06266877 A JPH06266877 A JP H06266877A
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JP
Japan
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optical
image sensor
imaging lens
reading device
original
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JP5056874A
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Atsushi Shimizu
淳 清水
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】縮小型の光学読取り装置に関し、低価格化とド
ロップアウトカラーの選定の自由度の拡大を図ることを
目的とする。 【構成】互いに発光色の異なる複数の光源11,12
と、イメージセンサ14と、イメージセンサ14に原稿
画像を投影する結像レンズ13とを有し、光源11,1
2を選択的に原稿照明に用いることによってドロップア
ウトカラーを切り換えるように構成された光学読取り装
置1において、原稿と結像レンズ13との間の光路Li
の光路長を調整するための透光板15と、ドロップアウ
トカラーに応じて、透光板15を光路Liの内部又は外
部に配置するための透光板移動機構20とを備えて構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿画像を結像レンズ
を用いてイメージセンサ上に縮小投影して読み取る縮小
型の光学読取り装置に関し、ファクシミリ装置、イメー
ジスキャナ装置、複写機、及びOCR(光学文字読取り
装置)などの各種の画像情報処理装置に利用される。
【0002】縮小型の光学読取り装置は、密着型イメー
ジセンサによって原稿画像を読み取る等倍型の光学読取
り装置との比較の上で、光学的変倍が可能であり且つ読
取りサイズの大型化が容易であるという利点を有してお
り、特に大型の画像情報処理装置に組み込まれている。
【0003】
【従来の技術】一般にOCRには、読取りに際して原稿
の下地(非画像部)と区別されない色であるドロップア
ウトカラーの切換え、すなわち読取り対象色の切換えが
可能な光学読取り装置が組み込まれている。これによ
り、例えば記入位置を示す青色や赤色の枠線を印刷した
用紙に黒色の筆記具で記入された文字を、枠線と文字か
らなる画像の中から抽出する形で読み取ることができ
る。
【0004】ドロップアウトカラー切換え方式として
は、発光色の異なる複数の光源を設け、これらを選択的
に点灯して画像検出光の色(波長スペクトル)を変更す
る方式、及び光学フィルタを用いて特定波長域の画像検
出光のみをイメージセンサに入射させる方式がある。
【0005】ドロップアウトカラーの切換えに際して
は、画像検出光の波長に依存して屈折率が変化するの
で、イメージセンサ上の投影像のピントずれを抑えるた
めの配慮が必要である。
【0006】従来では、ドロップアウトカラーの切換え
に係わらず、ピントずれを抑えて解像度を一定化するた
めに、多数のレンズの組み合わせによって被写界深度及
び焦点深度を十分に高めて色収差を可及的に低減した高
性能の結像レンズが用いられていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】高性能の結像レンズに
よる解像度の一定化は、結像レンズが高性能化にともな
って高価になり、また、色収差の生じない波長範囲の拡
大が困難であることから、コスト面及びドロップアウト
カラーの選定の自由度の面で不利である。
【0008】本発明は、このような問題に鑑み、低価格
化とドロップアウトカラーの選定の自由度の拡大を図る
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る装
置は、上述の課題を解決するため、図1に示すように、
互いに発光色の異なる複数の光源11,12と、イメー
ジセンサ14と、前記イメージセンサ14の受光面に原
稿画像を投影するための結像レンズ13とを有し、前記
光源11,12を選択的に原稿照明に用いることによっ
てドロップアウトカラーを切り換えるように構成された
光学読取り装置1,2において、原稿と前記結像レンズ
13との間の光路Liの光路長を調整するための透光板
15と、ドロップアウトカラーに応じて、前記透光板1
5を前記光路Liの内部又は外部に配置するための透光
板移動機構20,30とを備えてなる。
【0010】請求項2の発明に係る装置は、前記透光板
移動機構20が、原稿と平行な軸21を中心に回動可能
に設けられたフレーム22を有し、前記各光源11,1
2及び前記透光板15が、前記フレーム22に取り付け
られ、当該フレーム22の回動によって同時にドロップ
アウトカラーに応じた配置位置に移動可能に設けられて
なる。
【0011】請求項3の発明に係る装置は、ドロップア
ウトカラーの切換えに連動して前記イメージセンサ14
に対して前記結像レンズ13を移動するためのレンズ移
動機構40Sを備えてなる。
【0012】請求項4の発明に係る装置は、原稿照明用
の光源10と、互いに透光特性の異なる複数の光学フィ
ルタ17,18と、イメージセンサ14と、前記イメー
ジセンサ14の受光面に原稿画像を投影するための結像
レンズ13とを有し、原稿と前記結像レンズ13との間
の光路Liに前記光学フィルタ17,18を選択的に挿
入することによって、ドロップアウトカラーを切り換え
るように構成された光学読取り装置3,4において、前
記光学フィルタ17,18の切換えに連動して前記イメ
ージセンサ14に対して前記結像レンズ13を移動する
ためのレンズ移動機構40,40Sを備えてなる。
【0013】
【作用】互いに発光色の異なる2つの光源11,12を
選択的に原稿照明に用いてドロップアウトカラーを切り
換える場合において、2つの光源11,12の内の発光
中心波長が短い側の光源11を用いるときには、透光板
15は光路Liの外部に配置され、原稿からイメージセ
ンサ14へ向かう画像検出光は、透光板15を透過せず
に結像レンズ13に入射する。これに対し、発光中心波
長が長い側の光源12を用いるときには、透光板15は
光路Liの内部に配置され、画像検出光は透光板15を
透過して結像レンズ13に入射する。透光板15の挿入
によって光路Liの光路長が増大し、実質的に原稿と結
像レンズ13との間の被写体距離が増加する。これによ
り、画像検出光の波長に依存する屈折率の差が補われ、
発光中心波長が長い側の光源12を用いたときにも、発
光中心波長が短い側の光源11を用いたときと同様のピ
ント状態で、イメージセンサ14に原稿画像が投影され
る。
【0014】ここで、光路長の増大量ΔLは、式(1)
で表される。 ΔL=(1−1/n)×t …(1) n:透光板の屈折率(絶対屈折率) t:透光板の厚さ また、光源11,12の選択又は光路Li内に挿入する
光学フィルタ17,18の選択によってドロップアウト
カラーを切り換える場合において、結像レンズ13の移
動によってピント調整を行うことができる。その際に
は、イメージセンサ14に入射する画像検出光の波長が
長ければイメージセンサ14に近づけ、画像検出光の波
長が短ければ原稿に近づけるように、結像レンズ13の
移動が行われる。
【0015】
【実施例】図1は本発明に係る第1実施例の光学読取り
装置1の構成を示す図である。光学読取り装置1は、発
光中心波長が650nmの赤色波長域の光を発する2本
の蛍光灯11、発光中心波長が760nmの赤外波長域
の光を発する2本の蛍光灯12、結像レンズ13、1次
元のイメージセンサ14、光路長を調整するための透明
のガラス板15、及び、ドロップアウトカラーを切り換
えるための光源選択ユニット20などから構成されてい
る。
【0016】光源選択ユニット20は、蛍光灯11,1
2及びガラス板15の支持体であるフレーム22、正逆
転が可能なモータ23、及びギア24,25から構成さ
れている。フレーム22は、正方形状の2個の側板部2
2aとこれらの四隅を互いに連結する4個のステー部と
を有した中空の四角柱状の部材であり、ギア24,25
を介して伝えられるモータ23の回転駆動力によって、
両側板部22aのそれぞれの中央部に外側へ張り出すよ
うに設けられた軸21を中心に回動する。
【0017】2本の蛍光灯11は、フレーム22の外側
に、四角柱における長尺方向(すなわち回動中心軸方
向)に延びる4面の内の1面に対応づける形で、互いの
間に所定の間隙を設けて回動中心軸方向に沿って延びる
ように取付けられている。また、2本の蛍光灯12は、
四角柱における4面の内の蛍光灯11を対応づけた1面
と隣接する他の1面に対応づける形で、蛍光灯11と同
様に互いの間に所定の間隙を設けて回動中心軸方向に沿
って延びるように、フレーム22の外側に取付けられて
いる。つまり、蛍光灯12は、フレーム22が90度だ
け回動したときに、回動前の蛍光灯11の位置に移動す
る。
【0018】ガラス板15は、蛍光灯12と対向するよ
うにフレーム22に取り付けられている。ガラス板15
の厚さは2〜3mm程度であり、材質は例えば複写機の
原稿台ガラスと同じ絶対屈折率が1.52程度の光学ガ
ラスである。
【0019】以上の構成の光学読取り装置1による原稿
画像の読取りに際して、原稿は蛍光灯11,12の延長
方向と直交する矢印M1方向に搬送され、フレーム22
の回動によって原稿と対向する位置に配置された蛍光灯
11又は蛍光灯12が原稿照明用の光源となる。光源か
ら射出した光は、原稿の表面で反射し、原稿画像を反映
した画像検出光として結像レンズ13に入射する。結像
レンズ13は、画像検出光を集光してイメージセンサ1
4の受光面上に1ラインの原稿画像を縮小投影する。そ
して、イメージセンサ14は、入射光強度に応じた光電
変換信号を出力する。
【0020】図2(a)及び(b)は図1の光学読取り
装置1のガラス板15の配置形態を模式的に示す図であ
る。図2(a)においては、蛍光灯11が原稿照明用光
源として原稿Dと対向する位置に配置され、原稿Dに対
して赤色域の照明が行われる。したがって、この場合に
は、赤色系がドロップアウトカラーとなり、赤色系の原
稿画像は光電変換信号処理に際して原稿Dの下地と同一
に扱われることになる。
【0021】ガラス板15は画像検出光の光路Liの外
部に配置され、赤色域の画像検出光はガラス板15を透
過することなく結像レンズ13に入射する。このとき、
イメージセンサ14上で適正な像が得られるように、原
稿Dと結像レンズ13との距離及び結像レンズ13とイ
メージセンサ14との距離が選定されている。
【0022】一方、図2(b)においては、蛍光灯11
に代えて蛍光灯12が原稿照明用光源として原稿Dと対
向する位置に配置され、原稿Dに対して赤外域の照明が
行われる。この場合には、青色系及び赤色系がドロップ
アウトカラーとなる。
【0023】ガラス板15は、フレーム22の90度の
回動による光源の配置変更と同時に、原稿Dと結像レン
ズ13との間の光路Liの内部に配置され、赤外域の画
像検出光はガラス板15を透過した後に結像レンズ13
に入射する。
【0024】ここで、赤外域の画像検出光の波長は赤色
域の画像検出光に比べて長いので、イメージセンサ14
上で適正な像を得ようとすれば、原稿Dと結像レンズ1
3との間の光学的距離(被写体距離)を光源が蛍光灯1
1である場合よりも若干増大させる必要がある。そこ
で、光学読取り装置1では、光路Liにガラス板15を
挿入することによって、イメージセンサ14への原稿画
像の投影の適正化を図っている。すなわち、ガラス板1
5の挿入によって、空気とガラスとの間の屈折率の差異
に起因して光路Liが屈折して光路長が延び、原稿Dと
結像レンズ13との距離(寸法)が一定であっても、実
質的に被写体距離が増大する。
【0025】図3は本発明に係る第2実施例の光学読取
り装置2の構成を模式的に示す図である。同図におい
て、図1と同一の機能を有する構成要素には同一の符号
を付してある。
【0026】光学読取り装置2では、発光色毎に2本ず
つ合計4本の蛍光灯11,12が、原稿Dの搬送路に対
して固定的に配置されている。ガラス板15は、結像レ
ンズ13の光軸と直交する方向にスライド可能に設けら
れ、ガラス板移動ユニット30によって光路Liの外部
又は内部に配置されて位置決めされる。
【0027】図3(a)においては、斜線を付して示し
たように蛍光灯11が点灯され、原稿Dに対して赤色域
の照明が行われている。このとき、ガラス板15は光路
Liの外部に配置され、赤色域の画像検出光はガラス板
15を透過することなく結像レンズ13に入射する。
【0028】これに対して、図3(b)に示すように、
蛍光灯12を点灯して原稿画像を読み取るときには、ガ
ラス板15が光路Liの内部に配置され、赤外域の画像
検出光はガラス板15を透過して結像レンズ13に入射
する。これにより、光路Liの光路長が増大し、イメー
ジセンサ14上に適正に原稿画像が投影される。
【0029】図4は本発明に係る第3実施例の光学読取
り装置3の構成を模式的に示す図である。光学読取り装
置3は、発光スペクトルが例えば可視域及び赤外域にわ
たってほぼ一様な白色の光を発する2本の蛍光灯10、
互いに特性の異なる2個の光学フィルタ17,18、光
軸方向にスライド可能に取り付けられた縮小投影用の結
像レンズ13、1次元のイメージセンサ14、及び、レ
ンズ移動機構40などから構成されている。
【0030】光学フィルタ17は赤色域の光を透過させ
るバンドパスフィルタであり、光学フィルタ18は赤外
域の光を透過させるバンドパスフィルタである。これら
光学フィルタ17,18は、図示しないモータによって
軸27を中心に回動するフレーム28に取り付けられ、
原稿Dと結像レンズ13との間の光路Li内に選択的に
挿入可能に設けられている。
【0031】レンズ移動機構40は、結像レンズ13の
フレームに取り付けられたブラケット41、一端が軸2
7に固定されたレバー42、及びレバー42の他端とブ
ラケット41とを連結するロッド43から構成されてい
る。ロッド43は、レバー42及びブラケット41に、
これらに対して回動自在に係合されている。
【0032】光学読取り装置3においては、光学フィル
タ17,18の配置変更によって、ドロップアウトカラ
ーの切換えが行われる。図4(a)に示すように、光学
フィルタ17が光路Liに挿入された場合には、赤色系
がドロップアウトカラーになる。このとき、レバー42
のロッド係合部の位置及び結像レンズ13の位置は、移
動範囲内の原稿側の位置である。
【0033】これに対して、図4(b)に示すように、
光学フィルタ18が光路Liに挿入された場合には、青
色系及び赤色系がドロップアウトカラーになる。そし
て、フレーム28とともにレバー42が回動することか
ら、ロード43及びブラケット41が移動し、結像レン
ズ13は移動範囲内のイメージセンサ側の位置に位置決
めされる。
【0034】つまり、光学読取り装置3では、ドロップ
アウトカラーの切換えに際して、光学フィルタ17,1
8の配置変更と連動して機械的に結像レンズ13の移動
が行われ、これによって、画像検出光の波長に係わらず
イメージセンサ14上に適正に原稿画像が投影される。
なお、結像レンズ13の移動距離は、ピントが合うよう
に、レバー42の長さの選定によって適当に設定され
る。
【0035】図5は本発明に係る第4実施例の光学読取
り装置4の構成を模式的に示す図である。同図におい
て、図4と同一の機能を有する構成要素には同一の符号
を付してある。
【0036】光学読取り装置4では、電気的制御を行う
レンズ移動機構40Sによって、光学フィルタ17,1
8の配置変更と連動して結像レンズ13の移動が行われ
る。レンズ移動機構40Sは、ブラケット41、一端が
軸27に固定されたレバー42S、及びレバー42Sの
他端(先端)の位置を検出するマイクロスイッチ44、
プランジャ46の先端がブラケット41に連結されたソ
レノイド45、及びマイクロスイッチ44の出力に応じ
てソレノイド45を駆動するソレノイド駆動回路47か
ら構成されている。
【0037】図5(a)に示すように、光学フィルタ1
7が光路Liに挿入された場合には、レバー42Sの先
端とマイクロスイッチ44とが当接し、マイクロスイッ
チ44からオン信号が出力される。これを受けてソレノ
イド駆動回路47から所定の駆動電流がソレノイド45
へ供給され、プランジャ46の移動にともなって結像レ
ンズ13が移動範囲内の原稿側の位置に位置決めされ
る。
【0038】また、図5(b)に示すように、光学フィ
ルタ18が光路Liに挿入された場合には、フレーム2
8の回動にともなってレバー42Sの先端がマイクロス
イッチ44から離れ、マイクロスイッチ44の出力がオ
フ状態になる。このため、ソレノイド45への電力供給
が断たれ、プランジャ46がこれを付勢するバネによっ
て復帰移動し、結像レンズ13が移動範囲内のイメージ
センサ側の位置に位置決めされる。
【0039】図6は本発明に係る第5実施例の光学読取
り装置5の構成を模式的に示す図である。同図におい
て、図1及び図5と同一の機能を有する構成要素には同
一の符号を付してある。
【0040】光学読取り装置5では、図1の光学読取り
装置1と同様に2種の蛍光灯11,12の一方を選択し
て原稿Dと対向する位置に配置することによって、ドロ
ップアウトカラーの切換えが行われる。そして、その際
に、図5の光学読取り装置4と同様にレンズ移動機構4
0Sを用いた結像レンズ13の移動によって、原稿画像
の投影の適正化が行われる。
【0041】ただし、ドロップアウトカラーの切換え状
態を示すレバー42Sは、蛍光灯11,12を支持し且
つ軸21を中心に回動するフレーム22に取り付けられ
ている。
【0042】上述の第1実施例によれば、蛍光灯11,
12の移動機構(光源選択ユニット20)がガラス板1
5の移動機構を兼ねるので、ガラス板15の配置変更用
の特別の移動機構を設ける必要がない。
【0043】上述の第3〜第5の実施例によれば、画像
検出光の波長に応じて結像レンズ13を移動するので、
ドロップアウトカラーの切換えにともなう投影像の倍率
誤差の発生を避けることができる。
【0044】上述に実施例において、蛍光灯10,1
1,12の発光色、及び光学フィルタ17,18の特性
は、ドロップアウトカラーの設定に応じて適宜選定する
ことができ、例えばドロップアウトカラーを緑色とする
場合には、発光色が緑色の蛍光灯又は緑色域の光を透過
する光学フィルタを用いればよい。
【0045】上述に実施例において、光源選択ユニット
20及びレンズ移動機構40,40Sの構成と配置とに
ついては、光学読取り装置1〜5を組み入れる画像情報
処理装置の大きさや構造などに応じた種々の変更が可能
である。また、画像情報処理装置の構造上の必要に応じ
て、光源と結像レンズ13との間に適当数のミラーを設
けて画像検出光を結像レンズ13に導くようにしてもよ
い。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、結像レンズの性能上の
負担の軽減によるコストダウンと、ドロップアウトカラ
ーの選定の自由度の拡大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の光学読取り装置の構
成を示す図である。
【図2】図1の光学読取り装置1のガラス板の配置形態
を模式的に示す図である。
【図3】本発明に係る第2実施例の光学読取り装置の構
成を模式的に示す図である。
【図4】本発明に係る第3実施例の光学読取り装置の構
成を模式的に示す図である。
【図5】本発明に係る第4実施例の光学読取り装置の構
成を模式的に示す図である。
【図6】本発明に係る第5実施例の光学読取り装置の構
成を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1,2,3,4,5 光学読取り装置 11,12 蛍光灯(光源) 13 結像レンズ 14 イメージセンサ Li 光路 15 ガラス板(透光板) 20 光源選択ユニット(透光板移動機構) 21 軸 22 フレーム 30 ガラス板移動ユニット(透光板移動機構) 40,40S レンズ移動機構 10 蛍光灯(光源) 17,18 光学フィルタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに発光色の異なる複数の光源(11,
    12)と、イメージセンサ(14)と、前記イメージセ
    ンサ(14)の受光面に原稿画像を投影するための結像
    レンズ(13)とを有し、前記光源(11,12)を選
    択的に原稿照明に用いることによってドロップアウトカ
    ラーを切り換えるように構成された光学読取り装置
    (1,2)において、 原稿と前記結像レンズ(13)との間の光路(Li)の
    光路長を調整するための透光板(15)と、 ドロップアウトカラーに応じて、前記透光板(15)を
    前記光路(Li)の内部又は外部に配置するための透光
    板移動機構(20,30)とを備えてなることを特徴と
    する光学読取り装置。
  2. 【請求項2】前記透光板移動機構(20)は、原稿と平
    行な軸(21)を中心に回動可能に設けられたフレーム
    (22)を有し、 前記各光源(11,12)及び前記透光板(15)が、
    前記フレーム(22)に取り付けられ、当該フレーム
    (22)の回動によって同時にドロップアウトカラーに
    応じた配置位置に移動可能に設けられてなることを特徴
    とする請求項1記載の光学読取り装置。
  3. 【請求項3】互いに発光色の異なる複数の光源(11,
    12)と、イメージセンサ(14)と、前記イメージセ
    ンサ(14)の受光面に原稿画像を投影するための結像
    レンズ(13)とを有し、前記光源(11,12)を選
    択的に原稿照明に用いることによってドロップアウトカ
    ラーを切り換えるように構成された光学読取り装置
    (5)において、 ドロップアウトカラーの切換えに連動して前記イメージ
    センサ(14)に対して前記結像レンズ(13)を移動
    するためのレンズ移動機構(40S)を備えてなること
    を特徴とする光学読取り装置。
  4. 【請求項4】原稿照明用の光源(10)と、互いに透光
    特性の異なる複数の光学フィルタ(17,18)と、イ
    メージセンサ(14)と、前記イメージセンサ(14)
    の受光面に原稿画像を投影するための結像レンズ(1
    3)とを有し、原稿と前記結像レンズ(13)との間の
    光路(Li)に前記光学フィルタ(17,18)を選択
    的に挿入することによって、ドロップアウトカラーを切
    り換えるように構成された光学読取り装置(3,4)に
    おいて、 前記光学フィルタ(17,18)の切換えに連動して前
    記イメージセンサ(14)に対して前記結像レンズ(1
    3)を移動するためのレンズ移動機構(40,40S)
    を備えてなることを特徴とする光学読取り装置。
JP5056874A 1993-03-17 1993-03-17 光学読取り装置 Withdrawn JPH06266877A (ja)

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JP5056874A Withdrawn JPH06266877A (ja) 1993-03-17 1993-03-17 光学読取り装置

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JP (1) JPH06266877A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6812467B2 (en) 1999-11-12 2004-11-02 Noritsu Koki Co., Ltd. Apparatus for reading images from photographic film

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US6812467B2 (en) 1999-11-12 2004-11-02 Noritsu Koki Co., Ltd. Apparatus for reading images from photographic film

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