JPH06266568A - ジョブスケジュール装置 - Google Patents

ジョブスケジュール装置

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Publication number
JPH06266568A
JPH06266568A JP5240093A JP5240093A JPH06266568A JP H06266568 A JPH06266568 A JP H06266568A JP 5240093 A JP5240093 A JP 5240093A JP 5240093 A JP5240093 A JP 5240093A JP H06266568 A JPH06266568 A JP H06266568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
job
information
jobs
scheduling
work
Prior art date
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Pending
Application number
JP5240093A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Horiuchi
真次 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Software Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Software Engineering Co Ltd
Priority to JP5240093A priority Critical patent/JPH06266568A/ja
Publication of JPH06266568A publication Critical patent/JPH06266568A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スケジュール不可能な状態を早期に解決し、
矛盾を発生しないスケジュールを効率良く行うこと。 【構成】 ジョブ情報の登録に先立ち、ジョブの実行順
序の関連をチェックし、各ジョブがお互いに依存し合う
ような関係に無い場合にのみ、ジョブ情報記憶装置にジ
ョブ情報を登録し、依存関係がある場合は、スケジュー
ル不可能であることを利用者に伝える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジョブのスケジュール
装置に関し、特にジョブの実行順序を指定し、先行する
ジョブとの依存性を認識し、矛盾を発生しないスケジュ
ールを行うジョブスケジュール装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ジョブスケジュール装置は、例えば、大
型電子計算機において、処理しなければならないジョブ
が膨大にある場合、このようなジョブをスケジュールす
るときに用いられるものである。これに該当する装置の
従来例として、特開平04−76632号に開示されて
いるように、あるジョブをスケジュールしようとする場
合、そのジョブの先行に指定されているジョブの情報を
取り出し、その先行ジョブが既に終了しているかどうか
のチェックを行い、先行ジョブが全て終了している場合
にのみ、スケジュール対象とするものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、1日数千件にも及ぶ大型電子計算機等のジョブを
スケジュールする場合に、ジョブを追加したり削除した
ときに容易に起こり易いミス、例えば、登録者が誤って
2つあるいはそれ以上のジョブをお互いに先行ジョブに
指定していたり、あるジョブの先行を辿るとそれ自身の
ジョブを先行に指定していてループを生じてしまった場
合、ジョブ情報の入力時には発見されず、スケジュール
時にそれらのジョブはいつまでたってもスケジュール可
能にならずに、スケジュール対象外になるという問題が
あった。
【0004】また、ジョブ情報の入力ミス等においても
同様のことが生じる。
【0005】このような問題は、実際のスケジュール作
業の実行後にしか発見できず、どのジョブの情報に誤り
があるのか原因を究明するのに、スケジュール実行後に
スケジュールされなかったジョブの先行ジョブを1つず
つ辿らなければならず、時間が掛かり、非常に作業効率
が悪いという問題があった。
【0006】本発明の目的は、スケジュール不可能な状
態を早期に探し、矛盾のないスケジュールを効率良く行
うことができるジョブスケジュール装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明はジョブのスケジュール時に、入力手段から
入力されたジョブ情報を記憶する記憶手段の記憶内容に
基づいて、任意ジョブとそれに先行するジョブとに依存
し合う関係があるかを検査する検査手段と、この検査手
段による検査結果により先行ジョブと依存し合う任意ジ
ョブは、スケジュール不可能ジョブとして利用者に通知
し、依存し合わない時のみ、スケジュール可能ジョブと
して記憶手段に登録する登録手段を設ける。
【0008】
【作用】前記手段によれば、ジョブ情報を入力し登録す
る際に、先行ジョブとして他のジョブが指定されていれ
ば、それらのジョブの先行ジョブを順に辿り、新たに登
録しようとしているジョブがそれらの先行として既に登
録されていないかチェックする。
【0009】もし既に登録されていなければ、新たに入
力したジョブ情報を登録し、既に登録されていれば、ジ
ョブ情報の登録は行わず、スケジュール不可能であるこ
とをを利用者に伝える。
【0010】従って、登録しようとしているジョブの先
行ジョブを順に辿った際に、先行ジョブとして当該ジョ
ブ自身が現れた場合は、当該ジョブは無限ループの中
で、お互いに依存し合う関係になるので、スケジュール
不可能ジョブと判定され、その旨が利用者に通知され
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
【0012】図1は、本発明の一実施例を示す構成図で
あり、ジョブを実行する順序情報を含むジョブ情報を入
力するジョブ情報入力装置1と、入力されたジョブ情報
に従ってスケジュールを行うジョブスケジュール装置2
とを備えている。
【0013】このジョブスケジュール装置2は入力され
たジョブ情報を登録するジョブ情報登録部3とジョブ情
報からジョブをスケジュールするジョブスケジュール部
4からなる。
【0014】5はジョブスケジュール装置2により処理
されたジョブ情報を記憶するジョブ情報記憶装置であ
り、6はジョブスケジュール作業によるスケジュール不
可能を利用者に知らせる出力装置である。
【0015】以上の構成において、通常の実行順序を指
定されたジョブのスケジュールの動作は、ジョブに関す
る情報をジョブ情報入力装置1から入力することで開始
される。入力された全てのジョブ情報はジョブスケジュ
ール装置2により情報記憶装置5に記憶される。
【0016】その後、ジョブスケジュール装置2は、ジ
ョブ情報記憶装置5に記憶されたジョブ情報を基に、先
行するジョブが無いか、あるいは先行するジョブが全て
実行を終了したジョブをスケジュール可能ジョブとし、
スケジュール作業を行う。これをスケジュールするジョ
ブが無くなるか、スケジュール可能ジョブが無くなるま
で繰り返す。
【0017】本実施例では、このような動作に加え、ジ
ョブスケジュール装置2による実際のスケジュール作業
に先立つジョブ情報の登録作業の際に、そのジョブの実
行順序に関する情報を検査することによって、互いに依
存するような関係にあるジョブがないかどうかをチェッ
クする。
【0018】依存関係を生じない場合のみ、実際の登録
作業を行い、依存関係を生じる場合に、結果出力装置6
により、スケジュール不可能であることを利用者に通知
する。
【0019】図2は、ジョブの実行順序の一例を示した
ものであり、実行順序は、ジョブ情報入力装置1より入
力するジョブ情報の中に予め登録しておく。
【0020】この例では、ジョブAは先行するジョブは
無く、ジョブBとジョブCはジョブAを先行とし、ジョ
ブDはジョブBとジョブCを先行とし、ジョブEはジョ
ブDを先行としている。
【0021】図3は、ジョブ情報入力装置1より入力さ
れるジョブの実行順序に関する部分の情報であり、図2
の例を指定したものである。この情報は、登録しようし
ているジョブの名前と、そのジョブを実行するのに先行
して実行されなければならない先行ジョブの名前からな
っている。
【0022】図4は、ジョブの依存関係を検査する処理
手順を示すフローチャートであり、ジョブ情報登録部3
によって実行される。
【0023】まず、スケジュールする全てのジョブ情報
をジョブ情報入力装置1より読み込む(ステップ1
0)。読み込むべきジョブ情報が存在する場合、入力装
置より1つずつジョブ情報を読み込む(ステップ1
1)。
【0024】読み込んだジョブの情報の中に先行するジ
ョブが指定されている場合、その先行するジョブとの間
で、実行順序に矛盾がないか、互いに依存し合う関係に
ないかを検査する(ステップ12)。
【0025】詳しくは、今登録しようとしている新規ジ
ョブに先行して実行されなければならない先行ジョブの
ジョブ情報を、ジョブ情報記憶装置5より取り出す。
【0026】次に、これら先行ジョブのジョブ情報か
ら、また更にその先行ジョブを取り出し、それらの中に
今登録しようとしている新規ジョブがあるかどうかチェ
ックする。もし存在すれば、新規ジョブと先行ジョブと
がそれぞれお互いを先行ジョブに持つことになり、スケ
ジュール不可能な状態を作り出すことになる。もし存在
しない場合、また更にそれらの先行ジョブのジョブ情報
をジョブ情報記憶装置5より取り出し、同様にチェック
を行う。この操作を先行ジョブを持たないジョブにたど
り着くまで繰り返し行う。
【0027】この操作よりスケジュール不可能な状態を
探し出すことができる。そして、先行するジョブとの間
に、実行順序に関して矛盾が無い場合にのみ(ステップ
13)、新規ジョブに関するジョブ情報の登録を行う
(ステップ14)。それ以外の場合、すなわち先行ジョ
ブとの間に互いに依存し合うような関係を生じるような
場合は、その旨を出力装置6でジョブスケジュール装置
2の利用者に伝える(ステップ15)。
【0028】以上の処理を入力装置1から入力されたジ
ョブ情報がなくなるまで、繰り返す。
【0029】全てのジョブ情報がなくなったならば、実
際のスケジュール作業を行う(ステップ16)。実際の
ジョブのスケジュールが完了した後、スケジュール結果
を出力し(ステップ17)、処理を終了する。
【0030】従って、図5のような実行順序のジョブが
あった場合、ジョブの実行順序に関する登録ジョブと先
行ジョブとの関係の情報は図6示す通りである。図6に
よりジョブAから順に先行ジョブを先行ジョブを持たな
いジョブに辿りつくまで辿ってみる。
【0031】ジョブAは先行ジョブが無く、最初のジョ
ブであるからそのまま登録する。
【0032】ジョブBはジョブAとジョブEを先行ジョ
ブとして持つ。このうちジョブAは、先行ジョブがない
ため辿る必要がないので、ジョブEの先行ジョブを辿っ
てみる。
【0033】ジョブEの先行ジョブを辿ってみるとジョ
ブDが現れ、さらに、ジョブDの先行ジョブを辿るとジ
ョブBが現れ、ジョブBの先行ジョブは、ジョブB自身
となる矛盾が生じる。すなわち、ここでジョブBとジョ
ブDとジョブEは無限ループの状態にあり、スケジュー
ル不可能な状態であるため、この3つのジョブを出力し
利用者に伝える。
【0034】一方、ジョブCはジョブAを先行ジョブと
して持ち、ジョブAは先行ジョブが無く、最初のジョブ
であるからジョブCはスケジュール可能であるため登録
される。
【0035】以上、説明したように本実施例によれば、
各ジョブがお互いに依存し合う関係にあることでスケジ
ュール不可能な状態を作り出し、実際のジョブのスケジ
ュール作業の実行後にしかそのような関係を発見でき
ず、原因を突き止めるのに時間が非常にかかるという状
態を早期に解決することができる。この結果、効率良く
ジョブのスケジュール作業を行うことが可能となる。
【0036】また、これらのことをジョブ情報の入力時
に検出することが可能なため、余分な後戻りの作業が発
生せず、極めて作業効率が良くなる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、ジョブの実行順序の関
連を指定するジョブスケジュール装置において、各ジョ
ブがお互いに依存し合う関係にあることでスケジュール
不可能な状態を作り出し、ジョブの実際のスケジュール
作業の実行後にしかそのような関係を発見できず、原因
を突き止めるのに時間が非常にかかるという状態を早期
に解決し、矛盾のないスケジュール作業を効率良く行う
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるジョブスケジュール装置の一実施
例を示す構成図である。
【図2】ジョブの実行順序の一例を示す図である。
【図3】ジョブの実行順序に関する情報を示す図であ
る。
【図4】ジョブの依存関係を検査する処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図5】矛盾のあるジョブの実行順序の一例を示す図で
ある。
【図6】図5のジョブの実行順序に関する情報を示す図
である。
【符号の説明】
1…ジョブ情報入力装置、2…ジョブスケジュール装
置、3…ジョブ情報登録部、4…ジョブスケジュール
部、5…ジョブ情報記憶装置、6…出力装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジョブを実行する順序情報を含むジョブ
    情報を入力する入力手段と、この入力手段から入力され
    たジョブ情報を記憶する記憶手段を有するジョブスケジ
    ュール装置において、ジョブのスケジュール時に、前記
    記憶手段の記憶内容に基づいて、任意ジョブとそれに先
    行するジョブとに依存し合う関係があるかを検査する検
    査手段と、この検査手段による検査結果により先行ジョ
    ブと依存し合う任意ジョブは、スケジュール不可能ジョ
    ブとして利用者に通知し、依存し合わない時のみ、スケ
    ジュール可能ジョブとして記憶手段に登録する登録手段
    を設けたことを特徴とするジョブスケジュール装置。
JP5240093A 1993-03-12 1993-03-12 ジョブスケジュール装置 Pending JPH06266568A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5240093A JPH06266568A (ja) 1993-03-12 1993-03-12 ジョブスケジュール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5240093A JPH06266568A (ja) 1993-03-12 1993-03-12 ジョブスケジュール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06266568A true JPH06266568A (ja) 1994-09-22

Family

ID=12913759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5240093A Pending JPH06266568A (ja) 1993-03-12 1993-03-12 ジョブスケジュール装置

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JP (1) JPH06266568A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014035654A (ja) * 2012-08-09 2014-02-24 Hitachi Ltd ジョブ順序確認方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014035654A (ja) * 2012-08-09 2014-02-24 Hitachi Ltd ジョブ順序確認方法

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