JPH0626542Y2 - 高所作業車 - Google Patents
高所作業車Info
- Publication number
- JPH0626542Y2 JPH0626542Y2 JP1168588U JP1168588U JPH0626542Y2 JP H0626542 Y2 JPH0626542 Y2 JP H0626542Y2 JP 1168588 U JP1168588 U JP 1168588U JP 1168588 U JP1168588 U JP 1168588U JP H0626542 Y2 JPH0626542 Y2 JP H0626542Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workbench
- boom
- work vehicle
- aerial work
- horizontal axis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （１）産業上の利用分野 本考案は、ブームの先端部の側面に水平軸により作業台
を枢支し、垂直面内におけるブームの揺動に拘らず作業
台を平衡状態に保持するようにした高所作業車に関する
ものである。
を枢支し、垂直面内におけるブームの揺動に拘らず作業
台を平衡状態に保持するようにした高所作業車に関する
ものである。
（２）従来の技術 従来、ブームの先端部の側面に水平軸により作業台を枢
支した高所作業車においては、作業台の自己安定性を考
慮して、作業台をブームに枢支する水平軸への作業台の
取付け位置は作業台の前後方向の中心に位置していた。
支した高所作業車においては、作業台の自己安定性を考
慮して、作業台をブームに枢支する水平軸への作業台の
取付け位置は作業台の前後方向の中心に位置していた。
（３）考案が解決しようとする問題点 したがって、高所作業車の作業半径を増加させようとす
るとブームの長さが長くなるため、ブームあるいは作業
台の平衡保持装置等の重量が増加し、高所作業車の性能
が低下するという問題があった。
るとブームの長さが長くなるため、ブームあるいは作業
台の平衡保持装置等の重量が増加し、高所作業車の性能
が低下するという問題があった。
（４）問題点を解決するための手段 本考案は、上記の問題点を解決するために、ブームの先
端部の側面に水平軸により作業台を枢支し、前記水平軸
に作業台平衡保持装置のスプロケットを固着するととも
に、このスプロケットにチェーンを掛け渡し、垂直面内
におけるブームの揺動に拘らず作業台を平衡状態に保持
するようにした高所作業車において、作業台をブームに
枢支する前記水平軸への作業台の取付け位置を作業台の
前後方向の中心から偏倚させたものである。
端部の側面に水平軸により作業台を枢支し、前記水平軸
に作業台平衡保持装置のスプロケットを固着するととも
に、このスプロケットにチェーンを掛け渡し、垂直面内
におけるブームの揺動に拘らず作業台を平衡状態に保持
するようにした高所作業車において、作業台をブームに
枢支する前記水平軸への作業台の取付け位置を作業台の
前後方向の中心から偏倚させたものである。
（５）実施例 以下、図面により本考案の実施例について説明する。
第２図は屈伸型ブームを有する高所作業車を示し、４本
のアウトリガ（２）により支持された車体（１）上にタ
ーンテーブル（３）が旋回自在に載置され、ターンテー
ブル（３）にはロワブーム（４）の基端が枢支され、ロ
ワブーム（４）はターンテーブル（３）とロワブーム
（４）に両端を枢支した起伏シリンダ（５）の伸縮によ
り起伏し、ロワブーム（４）の先端にはアッパブーム
（６）の基端が枢支され、アッパブーム（６）はロワブ
ーム（４）とアッパブーム（６）に両端を枢支した屈伸
シリンダ（７）の伸縮により屈伸し、アッパブーム
（６）の先端部の側面には作業台（８）が枢支され、作
業台（８）はアッパブーム（６）内に収納された、従来
より知られた作業台平衡保持装置によりロワブーム
（４）の起伏作動及びアッパブーム（６）の屈伸作動に
拘らず常に平衡状態に保持される。
のアウトリガ（２）により支持された車体（１）上にタ
ーンテーブル（３）が旋回自在に載置され、ターンテー
ブル（３）にはロワブーム（４）の基端が枢支され、ロ
ワブーム（４）はターンテーブル（３）とロワブーム
（４）に両端を枢支した起伏シリンダ（５）の伸縮によ
り起伏し、ロワブーム（４）の先端にはアッパブーム
（６）の基端が枢支され、アッパブーム（６）はロワブ
ーム（４）とアッパブーム（６）に両端を枢支した屈伸
シリンダ（７）の伸縮により屈伸し、アッパブーム
（６）の先端部の側面には作業台（８）が枢支され、作
業台（８）はアッパブーム（６）内に収納された、従来
より知られた作業台平衡保持装置によりロワブーム
（４）の起伏作動及びアッパブーム（６）の屈伸作動に
拘らず常に平衡状態に保持される。
アッパブーム（６）の先端部側面への作業台（８）の枢
支は、第１図及び第３図に示すように、アッパブーム
（６）の軸心方向と直行する方向に水平軸（９）が回転
自在に取付けられ、水平軸（９）にはアッパブーム
（６）内に位置する作業台平衡保持装置のスプロケット
（１０）が固着され、スプロケット（１０）にはチェー
ン（１１）が掛け渡されており、水平軸（９）の端部に
固定された作業台（８）の固定位置は作業台（８）の前
後方向の中心ではなく、作業台（８）の前後方向の中心
位置から第１図における距離（）だけアッパブーム
（６）の基端側に偏倚している。
支は、第１図及び第３図に示すように、アッパブーム
（６）の軸心方向と直行する方向に水平軸（９）が回転
自在に取付けられ、水平軸（９）にはアッパブーム
（６）内に位置する作業台平衡保持装置のスプロケット
（１０）が固着され、スプロケット（１０）にはチェー
ン（１１）が掛け渡されており、水平軸（９）の端部に
固定された作業台（８）の固定位置は作業台（８）の前
後方向の中心ではなく、作業台（８）の前後方向の中心
位置から第１図における距離（）だけアッパブーム
（６）の基端側に偏倚している。
上記の構成により、起伏シリンダ（５）の伸縮によりロ
ワブーム（４）を起伏させ、あるいは屈伸シリンダ
（７）の伸縮によりアッパブーム（６）を屈伸させて
も、作業台は、水平軸への作業台の取付け位置を作業台
の前後方向の中心に位置させたものと同様に、作業台平
衡保持装置により常に平衡状態に保持され、作業台
（８）がアッパブーム（６）の先端側へ移動するので、
アッパブーム（６）の長さが同じ場合、従来よりも作業
範囲が広くなる。
ワブーム（４）を起伏させ、あるいは屈伸シリンダ
（７）の伸縮によりアッパブーム（６）を屈伸させて
も、作業台は、水平軸への作業台の取付け位置を作業台
の前後方向の中心に位置させたものと同様に、作業台平
衡保持装置により常に平衡状態に保持され、作業台
（８）がアッパブーム（６）の先端側へ移動するので、
アッパブーム（６）の長さが同じ場合、従来よりも作業
範囲が広くなる。
（６）考案の効果 以上の様に、本考案によれば、ブームの長さ及び作業台
平衡保持装置を変えずに高所作業車の作業範囲を広くす
ることができるので、高所作業車の性能を向上させるこ
とができ、また、作業台の外周におけるブームが位置す
る範囲の割合が小さくなるので、ブームが作業の邪魔に
ならず作業性が向上するとともに、作業台を枢支する水
平軸には作業台及び作業台に搭乗する作業者の重量によ
り常に第１図において右方向の回転力が作用するので、
作業台平衡保持装置のチェーン等が伸びてガタが生じて
も作業台がふらつくことがないという効果がもたらされ
る。
平衡保持装置を変えずに高所作業車の作業範囲を広くす
ることができるので、高所作業車の性能を向上させるこ
とができ、また、作業台の外周におけるブームが位置す
る範囲の割合が小さくなるので、ブームが作業の邪魔に
ならず作業性が向上するとともに、作業台を枢支する水
平軸には作業台及び作業台に搭乗する作業者の重量によ
り常に第１図において右方向の回転力が作用するので、
作業台平衡保持装置のチェーン等が伸びてガタが生じて
も作業台がふらつくことがないという効果がもたらされ
る。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は要部の詳細図、
第２図は屈伸型ブームを有する高所作業車の作業状態を
示す側面図、第３図は第１図の平面図である。 ４……ロワブーム、６……アッパブーム、８……作業
台、９……水平軸、１０……スプロケット、１１……チ
ェーン。
第２図は屈伸型ブームを有する高所作業車の作業状態を
示す側面図、第３図は第１図の平面図である。 ４……ロワブーム、６……アッパブーム、８……作業
台、９……水平軸、１０……スプロケット、１１……チ
ェーン。
Claims (1)
- 【請求項１】ブームの先端部の側面に水平軸により作業
台を枢支し、前記水平軸に作業台平衡保持装置のスプロ
ケットを固着するとともに、このスプロケットにチェー
ンを掛け渡し、垂直面内におけるブームの揺動に拘らず
作業台を平衡状態に保持するようにした高所作業車にお
いて、作業台をブームに枢支する前記水平軸への作業台
の取付け位置を作業台の前後方向の中心から偏倚させた
ことを特徴とする高所作業車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1168588U JPH0626542Y2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | 高所作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1168588U JPH0626542Y2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | 高所作業車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01118995U JPH01118995U (ja) | 1989-08-11 |
| JPH0626542Y2 true JPH0626542Y2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=31220457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1168588U Expired - Lifetime JPH0626542Y2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | 高所作業車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0626542Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6896118B2 (en) | 2002-01-10 | 2005-05-24 | Cummins-Allison Corp. | Coin redemption system |
-
1988
- 1988-01-30 JP JP1168588U patent/JPH0626542Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01118995U (ja) | 1989-08-11 |
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